JPH07142142A - ワイヤーハーネスを構成する電線相互の接続方法 - Google Patents

ワイヤーハーネスを構成する電線相互の接続方法

Info

Publication number
JPH07142142A
JPH07142142A JP28796793A JP28796793A JPH07142142A JP H07142142 A JPH07142142 A JP H07142142A JP 28796793 A JP28796793 A JP 28796793A JP 28796793 A JP28796793 A JP 28796793A JP H07142142 A JPH07142142 A JP H07142142A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
branch
electric wires
wire
electric wire
trunk
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28796793A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Uesono
浩一 上園
Sanae Kato
早苗 加藤
Keiichi Ozaki
圭一 尾崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP28796793A priority Critical patent/JPH07142142A/ja
Publication of JPH07142142A publication Critical patent/JPH07142142A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、車両等の電気配線に使用されるワ
イヤーハーネスを構成する複数の電線を互いに接続する
方法に関し、生産性の極めて高い電線相互の接続方法を
提供することを目的とする。 【構成】 ワイヤーハーネスを構成する基幹電線1上
に、末端部2aを揃えて所定の長さに一括して切断した
複数の分岐電線2を載置して接続を行う。基幹電線1を
配置したシート3には接続孔5が設けてあり、接続孔5
に対応する位置の絶縁被覆を除去した分岐電線2の導体
と、基幹電線1とを接続孔5において溶接するようにし
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両等の電気配線に使
用されるワイヤーハーネスを構成する複数の電線を互い
に接続する電線相互の接続方法に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、既に特願平5−13565
8号により出願した電気接続箱の発明において、ワイヤ
ーハーネスを構成する複数の電線相互の接続に関する提
案を行っている。すなわち、図9に示すように、電気接
続箱Jにおいては、そのケースa内に基幹電線bを折り
畳んで収容するようにしており、基幹電線bに対し、サ
ブワイヤーハーネスを構成する分岐回路としてコネクタ
接続単位毎に集約された分岐電線c、c′、c″(以下
代表して示す場合は単にcで表す)が所定の間隔をおい
て接続されている。
【0003】基幹電線bと分岐電線cとの接続部には、
集約された分岐電線c、c′、c″に対応して絶縁用の
シートd、d′、d″(以下代表して示す場合は単にd
で表す)を介在させ、分岐電線cはそれぞれシートdを
貫通して基幹電線bと接続するようにしている。
【0004】基幹電線bと分岐電線cとの接続は、圧接
端子や圧着金具等eを用いて両者を接続したり、超音波
溶着等により互いに接続する方法が採られているが、接
続を行うに際して、接続位置に応じて分岐電線cの所要
長さを個別に測定して電線を切断し、長さの異なる分岐
電線cを準備する必要がある。そのため、分岐電線cの
配置に極めて長時間を要し、工程の生産性を低下させる
要因となる問題点を有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点に着目してなされたもので、ワイヤーハーネスを構成
する複数の電線に対し分岐回路を構成する複数の電線を
接続するに際して、接続工程の生産性が極めて高い電線
相互の接続方法を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の課題を達成するた
め、本発明は、ワイヤーハーネスを構成する複数の基幹
電線に対し、分岐回路を構成する複数の分岐電線を接続
するに際し、所定長さに一括して切断した分岐電線を、
それぞれ所望の接続部の絶縁被覆を除去して基幹電線上
に載置し、該接続部において基幹電線と分岐電線の導体
とを互いに溶接または熱圧着して接続することを特徴と
する。
【0007】また、請求項2に記載したように、ワイヤ
ーハーネスを構成する複数の基幹電線に対し、分岐回路
を構成する複数の分岐電線を接続するに際し、所定長さ
に一括して切断した分岐電線を、それぞれ所望の接続部
の絶縁被覆を除去して基幹電線上に載置し、該接続部に
おいて基幹電線と分岐電線の導体とを互いに溶接または
熱圧着して接続した後、複数の基幹電線に対して接続し
た分岐電線の中間部を切断除去して該分岐電線の回路を
分離することを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明によれば、分岐回路毎に所定長さに一括
して切断した分岐電線を基幹電線に対して接続するよう
にしているため、同一分岐回路内の各接続部に対し個別
に電線の長さを設定する必要がなく、電線を接続部に合
わせて個別に測長して切断する工程が省略されるので、
生産性が著しく向上する。また、複数の基幹電線に対し
て接続した分岐電線の中間部を切断することにより、該
分岐電線の回路を分離することができるので、複数の回
路の形成が容易となる。
【0009】
【実施例】図1は、本発明の実施例を示す説明図で、ワ
イヤーハーネスを構成する複数の基幹電線1に複数の分
岐回路を構成する分岐電線2、2′、2″を接続した状
態を示している。基幹電線1は、電気接続箱(図示せ
ず)等に収容される基幹ワイヤーハーネスを構成する電
線群であり、絶縁シート3に並行して配置されている。
分岐電線2、2′、2″は、基幹電線1から分岐して種
々な電装品を接続するための分岐回路を構成する電線群
である。4は、電装品等を接続するコネクタである。
【0010】以下、基幹電線1に分岐電線2(2′、
2″も同様であるので代表して示す場合は単に2で表
す)を接続する工程について説明する。先ず、分岐電線
2は、分岐回路の所要の長さを有し、一端にコネクタ4
が接続され、他端はその各々が全ての基幹電線1上に載
置できる長さに末端部2aを揃えて一括して切断され
る。
【0011】そして、基幹電線1のシート3に設けられ
た接続孔5の位置に応じて設定した接続部2bに対し、
図2および図3に示すように、超音波加熱機6により加
熱処理を行い、その絶縁被覆7を溶融除去して導体8を
露出させる。接続部2bの設定は、コンピュータを用い
て予めシート3の接続孔5の位置を記憶させておき、分
岐電線2の末端部2aからの寸法を測長して各分岐電線
2に対し位置決めをするようにしてもよい。
【0012】各分岐電線2の接続部2bの絶縁被覆を除
去した後、図4および図5に示すように、基幹電線1上
に載置し、導体8が露出した接続部2bを抵抗溶接機
9、9′間に位置させて、基幹電線1と分岐電線2の導
体8とを溶接して接続する。この接続は、溶接によらず
熱圧着で行ってもよい。分岐電線2は、接続部2bの位
置に合わせてそれぞれ末端部2aを切断して準備する必
要がなく、末端部2aを揃えて一括して切断するだけで
済むので、接続工程における分岐電線2の個別の切断工
程が不要となる。
【0013】図6は、請求項2記載の発明の実施例に係
わる説明図であり、複数の基幹電線10を並列に配置し
たシート11を介して複数の分岐電線12を接続する状
態を示している。シート11には、所定の位置に前記実
施例と同様な接続孔15が設けられ、接続孔15におい
て基幹電線10が露出している。
【0014】分岐電線12は、数本毎の回路に区分けさ
れ、その両端部にそれぞれコネクタ13、14が接続さ
れている。各分岐電線12は、図7に示すように、シー
ト11の接続孔15に対応する位置を接続部12a、1
2a′として、この接続部12a、12a′に対し、予
め、前記実施例と同様に、図2および図3に示した超音
波加熱処理によってその絶縁被覆を除去した後、図8に
示すように、シート11上に載置する。接続部12a、
12a′の設定は、コンピュータを用いてシート11の
接続孔15の位置の情報に基づいて自動的に制御するこ
とが好ましい。
【0015】次いで、前記実施例の図4に示す抵抗溶接
機9、9′間に、シート11の接続孔15を位置させ
て、分岐電線12の露出した導体16と基幹電線10と
を溶接して接続する。接続を行った後、必要に応じて、
分岐電線12の接続部12aと12a′との中間部12
bを切断することにより、コネクタ13とコネクタ14
との回路を分離する。
【0016】一方、コネクタ13とコネクタ14とをス
ルーする回路を形成する場合は、図7に示す分岐電線1
2′のように、基幹電線10に対し一か所の接続を行う
のみで、二つの回路が形成されるので、個別に接続を行
う必要がなくなり、接続点を節減することができる。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、分岐回路毎に所定長さ
に一括して切断した分岐電線を基幹電線に対して接続す
るようにしているため、電線を接続部に合わせて所定の
長さに切断する工程が省略されるので、生産性が著しく
向上すると共に、自動化も可能となる。また、複数の基
幹電線に対して接続した分岐電線の中間部を切断するこ
とにより、該分岐電線の回路を分離することができるの
で、複数の回路の形成が容易となるなどの利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係わる基幹電線と分岐電線の
接続状態を示す斜視図である。
【図2】図1の分岐電線の絶縁被覆を除去する工程の説
明図である。
【図3】図2の工程において分岐電線の絶縁被覆を除去
して導体を露出させた状態を示す斜視図である。
【図4】図3の分岐電線と基幹電線とを接続する工程の
説明図である。
【図5】図4の工程における接続部を示す斜視図であ
る。
【図6】請求項2記載の発明の実施例を示す説明図であ
る。
【図7】図6の分岐電線の側面図である。
【図8】図6の基幹電線と分岐電線との接続部を示す平
面図である。
【図9】従来のワイヤーハーネスを構成する電線相互の
接続方法を示す説明図である。
【符号の説明】
1 基幹電線 2 分岐電線 2b 接続部 7 絶縁被覆 8 導体 10 基幹電線 12 分岐電線 12a、12a′ 接続部 12b 中間部 16 導体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤーハーネスを構成する複数の基幹
    電線に対し、分岐回路を構成する複数の分岐電線を接続
    するに際し、所定長さに一括して切断した分岐電線を、
    それぞれ所望の接続部の絶縁被覆を除去して基幹電線上
    に載置し、該接続部において基幹電線と分岐電線の導体
    とを互いに溶接または熱圧着して接続することを特徴と
    するワイヤーハーネスを構成する電線相互の接続方法。
  2. 【請求項2】 ワイヤーハーネスを構成する複数の基幹
    電線に対し、分岐回路を構成する複数の分岐電線を接続
    するに際し、所定長さに一括して切断した分岐電線を、
    それぞれ所望の接続部の絶縁被覆を除去して基幹電線上
    に載置し、該接続部において基幹電線と分岐電線の導体
    とを互いに溶接または熱圧着して接続した後、複数の基
    幹電線に対して接続した分岐電線の中間部を切断除去し
    て該分岐電線の回路を分離することを特徴とするワイヤ
    ーハーネスを構成する電線相互の接続方法。
JP28796793A 1993-11-17 1993-11-17 ワイヤーハーネスを構成する電線相互の接続方法 Pending JPH07142142A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28796793A JPH07142142A (ja) 1993-11-17 1993-11-17 ワイヤーハーネスを構成する電線相互の接続方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28796793A JPH07142142A (ja) 1993-11-17 1993-11-17 ワイヤーハーネスを構成する電線相互の接続方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07142142A true JPH07142142A (ja) 1995-06-02

Family

ID=17724076

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28796793A Pending JPH07142142A (ja) 1993-11-17 1993-11-17 ワイヤーハーネスを構成する電線相互の接続方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07142142A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002320314A (ja) * 2001-04-20 2002-10-31 Sumitomo Wiring Syst Ltd 自動車用ジャンクションボックス
JP2002320315A (ja) * 2001-04-20 2002-10-31 Sumitomo Wiring Syst Ltd ジャンクションボックスとワイヤハーネスの接続構造
JP2009266806A (ja) * 2008-03-31 2009-11-12 Furukawa Electric Co Ltd:The フラットケーブルと端子との溶接方法
CN114556703A (zh) * 2019-10-18 2022-05-27 株式会社自动网络技术研究所 配线部件

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002320314A (ja) * 2001-04-20 2002-10-31 Sumitomo Wiring Syst Ltd 自動車用ジャンクションボックス
JP2002320315A (ja) * 2001-04-20 2002-10-31 Sumitomo Wiring Syst Ltd ジャンクションボックスとワイヤハーネスの接続構造
JP2009266806A (ja) * 2008-03-31 2009-11-12 Furukawa Electric Co Ltd:The フラットケーブルと端子との溶接方法
CN114556703A (zh) * 2019-10-18 2022-05-27 株式会社自动网络技术研究所 配线部件

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5829129A (en) Wiring harness and method of producing the same
JPH07142142A (ja) ワイヤーハーネスを構成する電線相互の接続方法
JP2002315154A (ja) ジャンクションボックスとワイヤハーネスの接続方法
JP3541540B2 (ja) 圧接ジョイントコネクタを用いたワイヤハーネス
JPS63198275A (ja) 端子化電線および端子化電線の製造法
JP2004511889A (ja) 少なくとも1個の平形導体によって形成されたケーブルハーネスとこの平形導体に接続された電気的/電子的な機器を物体に装着する方法
JPH0620538A (ja) ワイヤーハーネスの共用化生産方法
JP2752013B2 (ja) ブスバーによる回路形成方法
JPH0254603B2 (ja)
JPH067446B2 (ja) 回路導体
JP2000152465A (ja) 電線の接続構造
JPH08273718A (ja) 自動車のワイヤーハーネス装置
JP3501078B2 (ja) ジャンクションボックスとワイヤハーネスの接続構造
JP4070114B2 (ja) フラットケーブルの接続構造
JP3733780B2 (ja) ワイヤハーネスの電線接続構造
JPH031462A (ja) 電線の分岐接続方法
JP2991063B2 (ja) ワイヤーハーネスの製造方法
JPH10248133A (ja) 自動車の電線ジョイント処理方法
JP2001035278A (ja) ワイヤハーネスの形成方法、該方法で形成されたワイヤハーネスおよびジョイントコネクタ
JPH0487110A (ja) フラットワイヤハーネス
JP2006004640A (ja) ワイヤハーネスの配線構造及び配線方法
JPS64884B2 (ja)
JPH073762B2 (ja) ワイヤーハーネスの製造方法
JP3697947B2 (ja) ワイヤハーネスへの電気部品固定方法
JPH07249436A (ja) 圧接ジョイントコネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19991130