JP2991063B2 - ワイヤーハーネスの製造方法 - Google Patents
ワイヤーハーネスの製造方法Info
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- JP2991063B2 JP2991063B2 JP6309291A JP30929194A JP2991063B2 JP 2991063 B2 JP2991063 B2 JP 2991063B2 JP 6309291 A JP6309291 A JP 6309291A JP 30929194 A JP30929194 A JP 30929194A JP 2991063 B2 JP2991063 B2 JP 2991063B2
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- Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はワイヤーハーネスの製
造方法、特に、被覆電線の両端にコネクタを接続した第
1の被覆電線群と、被覆電線の一端にコネクタを接続す
ると共にその被覆電線の他端を皮剥ぎした第2の被覆電
線群とを束ねたワイヤーハーネスの製造方法に関する。
造方法、特に、被覆電線の両端にコネクタを接続した第
1の被覆電線群と、被覆電線の一端にコネクタを接続す
ると共にその被覆電線の他端を皮剥ぎした第2の被覆電
線群とを束ねたワイヤーハーネスの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の組付ラインで用いられるワイヤ
ーハーネスは、複数本の被覆電線を結線ルートに合わせ
て束ねた後、その両端末を皮剥ぎして端子を圧着し、こ
の端子をコネクタに装着したものが一般的であるが、ワ
イヤーハーネスが接続される相手側の機器等の都合によ
っては、部分的にコネクタを介さずに直接皮剥ぎされた
被覆電線の端末部を基板等に半田付けすることにより接
続する場合がある。
ーハーネスは、複数本の被覆電線を結線ルートに合わせ
て束ねた後、その両端末を皮剥ぎして端子を圧着し、こ
の端子をコネクタに装着したものが一般的であるが、ワ
イヤーハーネスが接続される相手側の機器等の都合によ
っては、部分的にコネクタを介さずに直接皮剥ぎされた
被覆電線の端末部を基板等に半田付けすることにより接
続する場合がある。
【0003】そのような場合には、被覆電線の一端側に
コネクタを接続すると共に被覆電線の他端側の一部にコ
ネクタを接続し、その被覆電線の他端側の残部を皮剥ぎ
した状態のままコネクタに接続せずに製品として出荷す
ることになる。
コネクタを接続すると共に被覆電線の他端側の一部にコ
ネクタを接続し、その被覆電線の他端側の残部を皮剥ぎ
した状態のままコネクタに接続せずに製品として出荷す
ることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ワイヤーハ
ーネスは製品として出荷する前に必ず導通検査を行うこ
とになっているが、上述したように一部にコネクタが接
続されていないワイヤーハーネスについて導通検査を行
う場合、両端にコネクタが接続されている部分について
は、特開昭61−176868号公報に開示されている
ような導通検査装置にコネクタを装着して同時に多数本
のワイヤーハーネスの導通検査を行うことができるが、
一端が単に皮剥ぎされただけの部分については、その皮
剥ぎされて露出した芯線を鰐口クリップ等で挟んで1本
1本導通検査を行う必要があり、このようなコネクタが
接続されていない被覆電線の本数が多くなると、導通検
査の作業性が著しく低下するといった欠点がある。
ーネスは製品として出荷する前に必ず導通検査を行うこ
とになっているが、上述したように一部にコネクタが接
続されていないワイヤーハーネスについて導通検査を行
う場合、両端にコネクタが接続されている部分について
は、特開昭61−176868号公報に開示されている
ような導通検査装置にコネクタを装着して同時に多数本
のワイヤーハーネスの導通検査を行うことができるが、
一端が単に皮剥ぎされただけの部分については、その皮
剥ぎされて露出した芯線を鰐口クリップ等で挟んで1本
1本導通検査を行う必要があり、このようなコネクタが
接続されていない被覆電線の本数が多くなると、導通検
査の作業性が著しく低下するといった欠点がある。
【0005】そこで、この発明の課題は、一部にコネク
タが接続されていないワイヤーハーネスについての導通
検査の作業性を向上させるべく、この種のワイヤーハー
ネスの製造方法を改良することにある。
タが接続されていないワイヤーハーネスについての導通
検査の作業性を向上させるべく、この種のワイヤーハー
ネスの製造方法を改良することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明は、被覆電線の両端にコネクタが接続され
た第1の被覆電線群と、被覆電線の一端にコネクタが接
続されると共にその被覆電線の他端が皮剥ぎされたまま
の第2の被覆電線群とが束ねられたワイヤーハーネスの
製造方法であって、前記第2の被覆電線群を構成する被
覆電線の2倍の長さを有する被覆電線の両端にそれぞれ
前記第2の被覆電線群を構成するコネクタを接続して前
記第2の被覆電線群と同数の被覆電線を有する第3の被
覆電線群を形成し、2組の前記第1の被覆電線群を、前
記第3の被覆電線群の長さ方向の中央部を境にしてそれ
ぞれ両側で前記第3の被覆電線群と束ね、前記第1の被
覆電線群と第3の被覆電線群とをそれぞれ導通検査し、
前記導通検査において、導通不良がない場合に前記第3
の被覆電線群をその長さ方向の中央部で切断し、その切
断部を皮剥ぎして2組のワイヤーハーネスを製造するよ
うにしたワイヤーハーネスの製造方法を提供するもので
ある。
め、この発明は、被覆電線の両端にコネクタが接続され
た第1の被覆電線群と、被覆電線の一端にコネクタが接
続されると共にその被覆電線の他端が皮剥ぎされたまま
の第2の被覆電線群とが束ねられたワイヤーハーネスの
製造方法であって、前記第2の被覆電線群を構成する被
覆電線の2倍の長さを有する被覆電線の両端にそれぞれ
前記第2の被覆電線群を構成するコネクタを接続して前
記第2の被覆電線群と同数の被覆電線を有する第3の被
覆電線群を形成し、2組の前記第1の被覆電線群を、前
記第3の被覆電線群の長さ方向の中央部を境にしてそれ
ぞれ両側で前記第3の被覆電線群と束ね、前記第1の被
覆電線群と第3の被覆電線群とをそれぞれ導通検査し、
前記導通検査において、導通不良がない場合に前記第3
の被覆電線群をその長さ方向の中央部で切断し、その切
断部を皮剥ぎして2組のワイヤーハーネスを製造するよ
うにしたワイヤーハーネスの製造方法を提供するもので
ある。
【0007】また、前記第2の被覆電線群を構成する被
覆電線の2倍の長さを有する被覆電線の両端にそれぞれ
前記第2の被覆電線群を構成するコネクタを接続して前
記第2の被覆電線群と同数の被覆電線を有する第3の被
覆電線群を形成し、2組の前記第1の被覆電線群と第3
の被覆電線群をそれぞれ導通検査し、前記導通検査にお
いて、導通不良がない場合に前記第3の被覆電線群をそ
の長さ方向の中央部で切断し、その切断部を皮剥ぎする
ことによって前記第3の被覆電線群を前記第2の被覆電
線群と同一の2組の被覆電線群に分割し、この分割され
た2組の被覆電線群と前記2組の第1の被覆電線群とを
束ねることによって2組のワイヤーハーネスを製造する
こともできる。
覆電線の2倍の長さを有する被覆電線の両端にそれぞれ
前記第2の被覆電線群を構成するコネクタを接続して前
記第2の被覆電線群と同数の被覆電線を有する第3の被
覆電線群を形成し、2組の前記第1の被覆電線群と第3
の被覆電線群をそれぞれ導通検査し、前記導通検査にお
いて、導通不良がない場合に前記第3の被覆電線群をそ
の長さ方向の中央部で切断し、その切断部を皮剥ぎする
ことによって前記第3の被覆電線群を前記第2の被覆電
線群と同一の2組の被覆電線群に分割し、この分割され
た2組の被覆電線群と前記2組の第1の被覆電線群とを
束ねることによって2組のワイヤーハーネスを製造する
こともできる。
【0008】
【作用】以上のように構成されたワイヤーハーネスの製
造方法では、導通検査をする際にワイヤーハーネスを構
成する全ての被覆電線の両端にコネクタが接続されてい
るので、導通検査器によって同時に複数本の被覆電線を
導通検査することができ、1本1本鰐口クリップ等で挟
んで導通検査する必要がない。
造方法では、導通検査をする際にワイヤーハーネスを構
成する全ての被覆電線の両端にコネクタが接続されてい
るので、導通検査器によって同時に複数本の被覆電線を
導通検査することができ、1本1本鰐口クリップ等で挟
んで導通検査する必要がない。
【0009】
【実施例】以下、実施例について図面を参照して説明す
る。以下に示すワイヤーハーネスの製造方法は、図8に
示すように、No.15ないしNo.20の6本の被覆
電線11の両端にそれぞれコネクタ12、13が接続さ
れた被覆電線群10と、No.1ないしNo.14の1
4本の被覆電線21の一端側にコネクタ22が接続され
ると共にその被覆電線21の他端側が皮剥ぎされたまま
の端末23を有する第2の被覆電線群20とが束ねられ
たワイヤーハーネスを製造するための方法である。
る。以下に示すワイヤーハーネスの製造方法は、図8に
示すように、No.15ないしNo.20の6本の被覆
電線11の両端にそれぞれコネクタ12、13が接続さ
れた被覆電線群10と、No.1ないしNo.14の1
4本の被覆電線21の一端側にコネクタ22が接続され
ると共にその被覆電線21の他端側が皮剥ぎされたまま
の端末23を有する第2の被覆電線群20とが束ねられ
たワイヤーハーネスを製造するための方法である。
【0010】まず、図1に示すように、前記第2の被覆
電線群20を構成する被覆電線21の2倍の長さを有す
る被覆電線31の両端を皮剥ぎして芯線部を露出させた
後、その露出部に端子を圧着し、この端子を前記第2の
被覆電線群20を構成するコネクタ22に装着すること
によって前記第2の被覆電線群20と同数の14本の被
覆電線31を有する第3の被覆電線群30を形成すると
共に、この第3の被覆電線群30と同様にして前記被覆
電線11の両端にコネクタ12、13を接続した2組の
第1の被覆電線群10を準備する。
電線群20を構成する被覆電線21の2倍の長さを有す
る被覆電線31の両端を皮剥ぎして芯線部を露出させた
後、その露出部に端子を圧着し、この端子を前記第2の
被覆電線群20を構成するコネクタ22に装着すること
によって前記第2の被覆電線群20と同数の14本の被
覆電線31を有する第3の被覆電線群30を形成すると
共に、この第3の被覆電線群30と同様にして前記被覆
電線11の両端にコネクタ12、13を接続した2組の
第1の被覆電線群10を準備する。
【0011】次に、図2に示すように、2組の前記第1
の被覆電線群10を、前記第3の被覆電線群30の長さ
方向の中央部を境にしてそれぞれ両側で前記第3の被覆
電線群30と束ねる。そして、この状態で前記第3の被
覆電線群30及び2組の前記第1の被覆電線群10をそ
れぞれ導通検査する。この時、各被覆電線群30、10
のそれぞれはその両端にコネクタ22、12、13が接
続されているため、従来から使用されている導通検査装
置にコネクタ22、22又は12、13を装着すること
により各被覆電線群30、10毎に同時に複数本の被覆
電線31、11の導通検査を行うことができる。
の被覆電線群10を、前記第3の被覆電線群30の長さ
方向の中央部を境にしてそれぞれ両側で前記第3の被覆
電線群30と束ねる。そして、この状態で前記第3の被
覆電線群30及び2組の前記第1の被覆電線群10をそ
れぞれ導通検査する。この時、各被覆電線群30、10
のそれぞれはその両端にコネクタ22、12、13が接
続されているため、従来から使用されている導通検査装
置にコネクタ22、22又は12、13を装着すること
により各被覆電線群30、10毎に同時に複数本の被覆
電線31、11の導通検査を行うことができる。
【0012】この導通検査によって全く導通不良が認め
られない場合には、図3に示すように、前記第3の被覆
電線群30をその長さ方向の中央部で切断して2組のワ
イヤーハーネスに分割する。
られない場合には、図3に示すように、前記第3の被覆
電線群30をその長さ方向の中央部で切断して2組のワ
イヤーハーネスに分割する。
【0013】最後に、図4に示すように、前記第3の被
覆電線群30の切断部端末をそれぞれ皮剥ぎして芯線部
分を露出させ、この露出した芯線部のばらけ防止のため
に芯線部に半田処理を施して端末32を形成すると、被
覆電線11の両端にそれぞれコネクタ12、13が接続
された被覆電線群10と、被覆電線21の一端側にコネ
クタ22が接続されると共にその被覆電線21の他端側
が皮剥ぎされたままの端末23を有する第2の被覆電線
群20とが束ねられた図8に示すワイヤーハーネスと同
一の2組のワイヤーハーネスが製造される。
覆電線群30の切断部端末をそれぞれ皮剥ぎして芯線部
分を露出させ、この露出した芯線部のばらけ防止のため
に芯線部に半田処理を施して端末32を形成すると、被
覆電線11の両端にそれぞれコネクタ12、13が接続
された被覆電線群10と、被覆電線21の一端側にコネ
クタ22が接続されると共にその被覆電線21の他端側
が皮剥ぎされたままの端末23を有する第2の被覆電線
群20とが束ねられた図8に示すワイヤーハーネスと同
一の2組のワイヤーハーネスが製造される。
【0014】なお、この実施例においては、最初の段階
で、端部にコネクタ22、12、13がそれぞれ接続さ
れた第3及び第1の被覆電線群30、10を形成してい
るが、まず、各被覆電線31、11を束ねた後に各被覆
電線31、11の端部にコネクタ22、12、13を接
続するようにしてもよい。
で、端部にコネクタ22、12、13がそれぞれ接続さ
れた第3及び第1の被覆電線群30、10を形成してい
るが、まず、各被覆電線31、11を束ねた後に各被覆
電線31、11の端部にコネクタ22、12、13を接
続するようにしてもよい。
【0015】図5ないし図7は他の実施例を示してい
る。このワイヤーハーネスの製造方法においては、前記
実施例と同様図5に示すように、前記第2の被覆電線群
20を構成する被覆電線21の2倍の長さを有する被覆
電線31の両端を皮剥ぎして芯線部を露出させた後、そ
の露出部に端子を圧着し、この端子を前記第2の被覆電
線群20を構成するコネクタ22に装着することによっ
て前記第2の被覆電線群20と同数の14本の被覆電線
31を有する第3の被覆電線群30を形成すると共に、
この第3の被覆電線群30と同様にして前記被覆電線1
1の両端にコネクタ12、13を接続した2組の第1の
被覆電線群10を準備する。
る。このワイヤーハーネスの製造方法においては、前記
実施例と同様図5に示すように、前記第2の被覆電線群
20を構成する被覆電線21の2倍の長さを有する被覆
電線31の両端を皮剥ぎして芯線部を露出させた後、そ
の露出部に端子を圧着し、この端子を前記第2の被覆電
線群20を構成するコネクタ22に装着することによっ
て前記第2の被覆電線群20と同数の14本の被覆電線
31を有する第3の被覆電線群30を形成すると共に、
この第3の被覆電線群30と同様にして前記被覆電線1
1の両端にコネクタ12、13を接続した2組の第1の
被覆電線群10を準備する。
【0016】次に、前記第3の被覆電線群30及び2組
の前記第1の被覆電線群10をそれぞれ導通検査する。
この時、各被覆電線群30、10のそれぞれはその両端
にコネクタ22、12、13が接続されているため、従
来から使用されている導通検査装置にコネクタ22、2
2又は12、13を装着することにより各被覆電線群3
0、10毎に同時に複数本の被覆電線31、11の導通
検査を行うことができる。
の前記第1の被覆電線群10をそれぞれ導通検査する。
この時、各被覆電線群30、10のそれぞれはその両端
にコネクタ22、12、13が接続されているため、従
来から使用されている導通検査装置にコネクタ22、2
2又は12、13を装着することにより各被覆電線群3
0、10毎に同時に複数本の被覆電線31、11の導通
検査を行うことができる。
【0017】そして、この導通検査によって全く導通不
良が認められない場合には、図6に示すように、前記第
3の被覆電線群30をその長さ方向の中央部で切断し、
その切断部端末をそれぞれ皮剥ぎして芯線部分を露出さ
せ、この露出した芯線部のばらけ防止のために芯線部に
半田処理を施して端末32を形成すると、前記第3の被
覆電線群30が前記第2の被覆電線群20と同一の2組
の被覆電線群に分割される。
良が認められない場合には、図6に示すように、前記第
3の被覆電線群30をその長さ方向の中央部で切断し、
その切断部端末をそれぞれ皮剥ぎして芯線部分を露出さ
せ、この露出した芯線部のばらけ防止のために芯線部に
半田処理を施して端末32を形成すると、前記第3の被
覆電線群30が前記第2の被覆電線群20と同一の2組
の被覆電線群に分割される。
【0018】最後に、分割された2組の被覆電線群と2
組の前記第1の被覆電線群10とを束ねると、図7に示
すように、被覆電線11の両端にそれぞれコネクタ1
2、13が接続された被覆電線群10と、被覆電線21
の一端側にコネクタ22が接続されると共にその被覆電
線21の他端側が皮剥ぎされたままの端末23を有する
第2の被覆電線群20とが束ねられた図8に示すワイヤ
ーハーネスと同一の2組のワイヤーハーネスが製造され
る。
組の前記第1の被覆電線群10とを束ねると、図7に示
すように、被覆電線11の両端にそれぞれコネクタ1
2、13が接続された被覆電線群10と、被覆電線21
の一端側にコネクタ22が接続されると共にその被覆電
線21の他端側が皮剥ぎされたままの端末23を有する
第2の被覆電線群20とが束ねられた図8に示すワイヤ
ーハーネスと同一の2組のワイヤーハーネスが製造され
る。
【0019】
【発明の効果】以上のように、この発明のワイヤーハー
ネスの製造方法では、導通検査をする際にワイヤーハー
ネスを構成する全ての被覆電線の両端にコネクタが接続
されているため、導通検査器によって同時に複数本の被
覆電線を導通検査することができ、1本1本鰐口クリッ
プ等で挟んで導通検査する必要がないので、導通検査の
作業性が著しく向上する。
ネスの製造方法では、導通検査をする際にワイヤーハー
ネスを構成する全ての被覆電線の両端にコネクタが接続
されているため、導通検査器によって同時に複数本の被
覆電線を導通検査することができ、1本1本鰐口クリッ
プ等で挟んで導通検査する必要がないので、導通検査の
作業性が著しく向上する。
【図1】この発明にかかる一実施例を示す製造工程図で
ある。
ある。
【図2】同上の製造工程図である。
【図3】同上の製造工程図である。
【図4】同上の製造工程図である。
【図5】他の実施例を示す製造工程図である。
【図6】同上の製造工程図である。
【図7】同上の製造工程図である。
【図8】ワイヤーハーネスの完成状態を示す概略図であ
る。
る。
10 第1の被覆電線群 11 被覆電線 12、13 コネクタ 20 第2の被覆電線群 21 被覆電線 22 コネクタ 23 端末 30 第3の被覆電線群 31 被覆電線 32 端末
Claims (2)
- 【請求項1】 被覆電線の両端にコネクタが接続された
第1の被覆電線群と、被覆電線の一端にコネクタが接続
されると共にその被覆電線の他端が皮剥ぎされたままの
第2の被覆電線群とが束ねられたワイヤーハーネスの製
造方法であって、 前記第2の被覆電線群を構成する被覆電線の2倍の長さ
を有する被覆電線の両端にそれぞれ前記第2の被覆電線
群を構成するコネクタを接続して前記第2の被覆電線群
と同数の被覆電線を有する第3の被覆電線群を形成し、 2組の前記第1の被覆電線群を、前記第3の被覆電線群
の長さ方向の中央部を境にしてそれぞれ両側で前記第3
の被覆電線群と束ね、 前記第1の被覆電線群と第3の被覆電線群とをそれぞれ
導通検査し、 前記導通検査において、導通不良がない場合に前記第3
の被覆電線群をその長さ方向の中央部で切断し、その切
断部を皮剥ぎして2組のワイヤーハーネスを製造するよ
うにしたワイヤーハーネスの製造方法。 - 【請求項2】 被覆電線の両端にコネクタが接続された
第1の被覆電線群と、被覆電線の一端にコネクタが接続
されると共にその被覆電線の他端が皮剥ぎされたままの
第2の被覆電線群とが束ねられたワイヤーハーネスの製
造方法であって、 前記第2の被覆電線群を構成する被覆電線の2倍の長さ
を有する被覆電線の両端にそれぞれ前記第2の被覆電線
群を構成するコネクタを接続して前記第2の被覆電線群
と同数の被覆電線を有する第3の被覆電線群を形成し、 2組の前記第1の被覆電線群と第3の被覆電線群をそれ
ぞれ導通検査し、 前記導通検査において、導通不良がない場合に前記第3
の被覆電線群をその長さ方向の中央部で切断し、その切
断部を皮剥ぎすることによって前記第3の被覆電線群を
前記第2の被覆電線群と同一の2組の被覆電線群に分割
し、 この分割された2組の被覆電線群と前記2組の第1の被
覆電線群とを束ねることによって2組のワイヤーハーネ
スを製造するようにしたワイヤーハーネスの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6309291A JP2991063B2 (ja) | 1994-12-13 | 1994-12-13 | ワイヤーハーネスの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6309291A JP2991063B2 (ja) | 1994-12-13 | 1994-12-13 | ワイヤーハーネスの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08167335A JPH08167335A (ja) | 1996-06-25 |
JP2991063B2 true JP2991063B2 (ja) | 1999-12-20 |
Family
ID=17991236
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6309291A Expired - Fee Related JP2991063B2 (ja) | 1994-12-13 | 1994-12-13 | ワイヤーハーネスの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2991063B2 (ja) |
-
1994
- 1994-12-13 JP JP6309291A patent/JP2991063B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08167335A (ja) | 1996-06-25 |
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