JPH01124909A - 給電線の接続方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野］ 本発明は、電子装置などに使用される給電線の接続方法
に係り、と（に低価格で安定した性能を保持するのに好
適な給電線の接続方法に関する。

〔従来の技術〕

従来の電子装置においては、複数の電子装置ユニット間
を電源および信号を授受するために電気的に接続する場
合、たとえば特公昭５２−３７６１号公報に記載されて
いるように、複数の絶縁電線を線引きし結束して束線状
に形成したのち、先端にコネクタを接続する方法が提案
されている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来技術においては、東線を製作する場合、絶縁電
線を１本１本必要な本数の回数だけ線引きして必要な本
数を集合させたのち、糸またはバンドなどで集合させた
絶縁電線を結束して束線状に形成し、端末の線剥ぎ作業
も線引きした本数分だけ行なう必要があった。

そのため、線引作業や端末の線剥ぎ作業に多くの労力を
要していた。

これに加えて、線引作業のさい、本数の過不足が発生し
ないように細心のチエツクを要していた。

本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解決し、低価
格で安定した性能を保持可能とする給電線の接続方法を
提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記の目的は、あらかじめ複数本の裸電線をチューブ内
に収容して一体化したチューブ収容裸電線を少くとも有
するチューブ収容ケーブルを用い、このチューブ収容ケ
ーブルを線引きして給電線を形成し、この給電線のチュ
ーブの端末を剥いで部材に接続することによって達成さ
れる。

〔作　用〕

本発明は、あらかじめ、複数本の裸電線を線より桟で集
合させたのち、チューブで被覆するので、本数ミスのな
い安定したチューブ収容ケーブルを供給することができ
る。

また、東線を製作する場合には、チューブ収容ケーブル
を必要な本数線引きすればよいので、線引回数を大幅に
減少することができ、これによって線引作業における労
力の低減と、線引したのちの本数チエツクの労力の低減
をはかることができ　。

る。

さらに、チューブ収容裸電線は、その端末の線剥ぎのさ
い、チューブを一個所剥げば複数の裸電線が同時に露出
するので、線剥ぎ作業の労力を節減することができる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を示す第１図乃至第３図につい
て説明する。

第１図は３本のチューブ収容裸電線１と、１本のチュー
ブ収容絶縁電線２とを集め、バンド３で結束したチュー
ブ収容ケーブル４を製作し、このチューブ収容ケーブル
４を線引きして給電東線を製作したのち、コネクタピン
６にラフピング接続してコネクタを組立てる状態を示す
。

上記チューブ収容ケーブル４は、あらかじめ複数の裸電
線９および絶縁電線１０をそれぞれチューブ８内に収容
したものを用意しておき、使用時にチューブ収容ケーブ
ル４を線引きしたのち、チューブ８の端末を剥いで裸電
線９および絶縁電線１０を露出させる。しかるのち、裸
電線９は、各コネクタピン６にラッピングにて接続し、
絶縁電線１０はさらに先端部の絶縁被覆を剥いで各コネ
クタピンにラッピング接続する。この場合、同一チュー
ブ８内に収容されている裸電線９相互は、電気的に導通
状態であるが、異なるチューブ８内に収容されている裸
電線９相互は電気的に絶縁されている。そのため、ラッ
ピング時に裸電線９の布線余長部で相異するチューブ８
内に収容されている裸電線９間または裸電線９とコネク
タピン６とが接触しないようにする必要がある。

そこで本発明においては、第２図に破線にて示すように
、ラッピング接続作業を行なう前にあらかじめ透明ビニ
ールチューブ１１をチューブ収容ケーブル４に挿入して
おき、ラフピング接続作業が終了したのち、透明ビニー
ルチューブ１１をコネクタピン６の方向に移動して該コ
ネクタピン６を被覆する。この透明ビニールチューブ１
１およびコネクタピン６はそれぞれ弾性力を有するので
、透明ビニールチューブ１１がコネクタピン６から抜は
出すことなく固定される。　　。

このようにしてチューブ収容ケーブル４を各コネクタピ
ン６にラフピング接続し、コネクタピン６を透明ビニー
ルチューブで被覆したのち、カバー７にてコネクタピン
６を包囲してコネクタ付ケーブルを完成させ、電子装置
１２に取付は泪キ第３図に示す状態になる。

したがって、本発明によれば、相異するチューブ８内に
収容されている裸電線９間または、裸電線９とコネクタ
ピン６とが接触するのを防止することができる。

また、一般に電子装置においては、各コネクタ本体５に
固定されているコネクタピン６の数が８本ずつが多く使
用されている。そのため、チューブ収容ケーブル４老製
作する場合、あらかじめ８本の裸電線９および絶縁電線
ｌＯを収容するように単一化することができ、これによ
って４本のチューブ収容ケーブル４を線引することによ
り合計３２本のコネクタピン６に電気的接続を行なえる
ので、線引作業および端末のチエツクを容易に行なうこ
とができるとともに労力を低減することができる。

さらに、チューブ収容絶電線１の場合、３本のチューブ
８を剥ぐのみで裸電線９が露出してラッピング可能な状
態になるので、従来のように個別の絶縁電線を用いて２
４本の絶縁電線の各端末の剥ぐ作業を行なう場合に比較
して大幅に労力を低減することができる。

なお、上記の実施例においては、ラッピングにてチュー
ブ収容ケーブル４とコネクタピン６とを接続する場合に
ついて述べたが、これに限定されるものでなく、たとえ
ば半田付けなどによって行なうことも可能である。

また、上記チューブ収容ケーブル４の線引きは各チュー
ブ収容裸電線１とチューブ収容絶縁電線２とを個別に行
なうが、あるいは全体を同時に行なうことが可能である
。

〔発明の効果〕

本発明によれば、あらかじめ、複数本の裸電線をチュー
ブ内に収容して一体化したチューブ収容裸電線を少くと
もをするチューブ収容ケーブルを用いているので、線引
作業および端末のチエツク作業ならびに端末の線側作業
の工数低減をはかることができる。

なお、本発明を実施するに当って裸電線とコネクタピン
とのラッピング接゛続部に透明ビニールチューブを被覆
することにより、相異するチューブ収容裸電線間または
裸電線とコネクタピンとが接触するのを防止することが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すチューブ収容ケーブル
とコネクタピンとの接続方法説明図、第２図はコネクタ
ピンと裸電線とに透明ビニールチューブを被覆した状態
を示す斜視図、第３図は、コネクタ付チューブ収容ケー
ブルを電子装置に取付けた状態を示す斜視図である。 １・・・チューブ収容裸電線、２・・・チューブ収容絶
縁電線、４・・・チューブ収容ケーブル、６・・・コネ
クタピン、８・・・チューブ、９・・・裸電線、１０・
・・絶縁電線、１１・・・透明ビニールチューブ、１２
・・・電子装置。 代理人　弁理士　　秋　本　　正　実 第　Ｉ　聞 第　２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １．あらかじめ複数本の裸電線をチューブ内に収容して
   一体化したチューブ収容裸電線を少くとも有するチュー
   ブ収容ケーブルを用い、このチューブ収容ケーブルを線
   引きして給電線を形成し、この給電線のチューブの端末
   を剥いで部材に接続することを特徴とする給電線の接続
   方法。