JPS601496Y2 - 多相同軸ケ−ブル用分岐コネクタ - Google Patents

多相同軸ケ−ブル用分岐コネクタ

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Publication number
JPS601496Y2
JPS601496Y2 JP10396880U JP10396880U JPS601496Y2 JP S601496 Y2 JPS601496 Y2 JP S601496Y2 JP 10396880 U JP10396880 U JP 10396880U JP 10396880 U JP10396880 U JP 10396880U JP S601496 Y2 JPS601496 Y2 JP S601496Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductor
connector
conductors
cylindrical
branch
Prior art date
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Expired
Application number
JP10396880U
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English (en)
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JPS5727675U (ja
Inventor
英 久保田
哲 杉崎
Original Assignee
古河電気工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 古河電気工業株式会社 filed Critical 古河電気工業株式会社
Priority to JP10396880U priority Critical patent/JPS601496Y2/ja
Publication of JPS5727675U publication Critical patent/JPS5727675U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、多相同軸ケーブル用分岐コネクタに関するも
のである。
多相同軸ケーブルは、軸線上を延びる中心導体とその外
側で同軸的に配置された複数の円筒導体とから戒ってい
る。
この多相同軸ケーブルの接続部から分岐線を引出す場合
、従来技術では接続すべき2つの同軸ケーブルの各相導
体の素線を集合して束ね、これらの同軸ケーブルの相応
する相導体の束を分岐縁付の導体スリーブで圧縮接続し
ていた。
しかし、同軸ケーブルの各相導体を束ねて整直するのに
手間がかかり、また接続された相応する相導体の束を相
互に絶縁処理するため接続部全体にスリーブを被ぶせた
後このスリーブ内に絶縁コンパウンドを充填する必要が
あるので絶縁処理に手間どり、従って現場での作業に相
当の時間を必要とし、更に絶縁処理に必要なスリーブに
よって接続部が全体的に大きくなる欠点があった。
本考案の目的は、現場での作業を軽減することができ、
且つ大型化することなく分岐線を引出すことができる多
相同軸ケーブル用分岐コネクタを提供することにある。
本考案の実施例を図面を参照して詳細にのべると、第1
図及び第2図は本考案に係る三相同軸ケーブル用分岐コ
ネクタ10が示してあり、この分岐コネクタ10はコネ
クタ中心導体12とこのコネクタ中心導体の外側に同軸
状に配置された2つのコネクタ円筒導体14.16とか
ら戒っている。
これらの導体12,14.16は三相の各相を受は持っ
ている。
これらの導体12,14.16は、第2図に示すように
、軸線方向に間隔をあけて各導体にそれぞれ溶接等によ
り接続され径方向に延びる分岐導体12a、14a、1
6aを有′する。
第2図に示すように、分岐導体12aは円筒導体14.
16を貫通部また分岐導体14aは円筒導体16を貫通
して3つの分岐導体12a、14a、16aは共に外部
に突出している。
分岐コネクタ10は、更に、中心導体12と円筒導体1
4との間、円筒導体14と16の間及び円筒導体16の
外面並びに分岐導体12a、14a、16aの口元とそ
の貫通部に導体相互を絶縁する絶縁体1B、20.22
を有する。
これらの絶縁体18.20.22は導体12. 14.
16上に絶縁テープを巻付けるか絶縁物をモールドし
て形威される。
分岐コネクタ10は、後にのべるように、接続すべき2
つの三相同軸ケーブルに接続し易いようにするため、そ
の両端でコネクタ中心導体12、その上の絶縁体18、
更にその上のコネクタ円筒導体14・・・・・・の如く
順次段階的に露出している。
第3図は本考案の分岐コネクタ10の好ましい製造例を
示し、順次長さが小さくなる導体12゜14.16に分
岐導体12 a、 14 a、 16 aを溶接し
た後者導体の両端を残して絶縁体18,20.22を施
す。
尚符号18a* 20ay 22aは分岐導体に施
された絶縁体部分を示す。
次いで導体14と絶縁体20との組合せ体に一端から分
岐導体14a近くまで延びる切溝24を形威し、また同
様に導体16と絶縁体22との組合せ体に切溝26を形
成する。
その後導体14と絶縁体20との組合せ体を中心導体1
2と絶縁体18との組合せ体に嵌合するが、この場合切
溝24は分岐導体12aに合せて分岐導体12aが相対
的に切溝24内に入るようにする。
切溝24には絶縁物をつめ込んでこれらの2つの組合せ
体を固定する。
最後に導体16と絶縁体22との組合せ体を前の2つの
組合せ体に嵌合し、この時切溝26内に分岐導体12a
、14aが入るようにしこの切溝26に絶縁物をつめ込
んで3つの組合せ体を相互に固定する。
第4図及び第5図は本考案の分岐コネクタ10を用いて
三相同軸ケーブル30を分岐接続する方法を示す。
三相同軸ケーブル30の端末は段剥ぎして中心導体32
、絶縁体38、円筒導体34、絶縁体40、円筒導体3
6の順に露出するが、円筒導体34.36は短かく切る
ことなくその素線を図示のようにほどいて広げておく。
次いで同軸ケーブル30の中心導体32と分岐コネクタ
10の中心導体12とを導体スリーブ41で圧縮接続し
てその上に絶縁テープ42を巻付け、その後同軸ケーブ
ル30の円筒導体34の素線を絶縁テープ42の上から
分岐コネクタ10の円筒導体14まで延ばして半田付け
し、その上に絶縁テープ44を巻付け、最後に同軸ケー
ブル30の円筒導体36の素線を同様にして分岐コネク
タ10の円筒導体16に半田付けしその上に絶縁テープ
46を巻付ける。
尚、同軸ケーブル30の円筒導体34.36を分岐コネ
クタ10の円筒導体14,16に半田付けした後円筒導
体34.36を整直しその上に銅テープを抑え巻きして
もよい。
本考案によれば、上記のように、現場では同軸ケーブル
の各相の導体を別々に集合して束ねたり、導体の接続後
面倒なコンパウンドの充填による絶縁処理を必要とする
ことがないから現場での作業が容易であり、また分岐部
は予め工場で小型に製作できるので寸法が大型化するこ
とがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る分岐コネクタの斜視図、第2図は
第1図の分岐コネクタの要部の拡大垂直断面図、第3図
A乃至Cは分岐コネクタの各相導体とその上の絶縁体と
の組合せ体の斜視図、第4図は本考案の分岐コネクタに
三相同軸ケーブルを接続する方法を示す斜視図、第5図
は第4図の方法によって三相同軸ケーブルに本考案の分
岐コネクタが接続された状態の拡大断面図である。 10・・・・・・分岐コネクタ、12・・・・・・コネ
クタ中心導体、14,16・・・・・・コネクタ円筒導
体、18゜20.22・・・・・・絶縁体、12a、1
4a、16a・・・・・・分岐導体、18a、20a、
22a・・・・・・絶縁体部分、30・・・・・・三相
同軸ケーブル、32,34.36・・・・・・同軸ケー
ブルの各相導体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 多相同軸ケーブルの中心導体に接続されるべきコネクタ
    中心導体と前記コネクタ中心導体の外側に同軸状に配置
    され多相同軸ケーブルの複数の円筒導体に接続されるべ
    き複数のコネクタ円筒導体とから戒り、前記コネクタ中
    心導体及びコネクタ円筒導体はこれらの導体に軸線方向
    に間隔をあけてそれぞれ接続され外側の導体を貫通して
    突出し中心導体用及び円筒導体用のそれぞれの分岐導体
    を有し、前記コネクタ中心導体とその外側のコネクタ円
    筒導体、隣合うコネクタ円筒導体間及び前記分岐導体の
    貫通部に導体相互を絶縁する絶縁体が設けられ、且つ両
    端で前記コネクタ中心導体、その外側の絶縁体、更にそ
    の外側のコネクタ円筒導体及びその外側の絶縁体の順に
    段階的に露出されていることを特徴とする多相同軸ケー
    ブル用分岐コネクタ。
JP10396880U 1980-07-24 1980-07-24 多相同軸ケ−ブル用分岐コネクタ Expired JPS601496Y2 (ja)

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JP10396880U JPS601496Y2 (ja) 1980-07-24 1980-07-24 多相同軸ケ−ブル用分岐コネクタ

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JP10396880U JPS601496Y2 (ja) 1980-07-24 1980-07-24 多相同軸ケ−ブル用分岐コネクタ

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Publication Number Publication Date
JPS5727675U JPS5727675U (ja) 1982-02-13
JPS601496Y2 true JPS601496Y2 (ja) 1985-01-16

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ID=29465353

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JP10396880U Expired JPS601496Y2 (ja) 1980-07-24 1980-07-24 多相同軸ケ−ブル用分岐コネクタ

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JP2021106210A (ja) * 2019-12-26 2021-07-26 株式会社オートネットワーク技術研究所 ワイヤハーネス

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JPS5727675U (ja) 1982-02-13

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