JPS603629Y2 - ケ−ブル接続部 - Google Patents
ケ−ブル接続部Info
- Publication number
- JPS603629Y2 JPS603629Y2 JP4168081U JP4168081U JPS603629Y2 JP S603629 Y2 JPS603629 Y2 JP S603629Y2 JP 4168081 U JP4168081 U JP 4168081U JP 4168081 U JP4168081 U JP 4168081U JP S603629 Y2 JPS603629 Y2 JP S603629Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- dielectric constant
- high dielectric
- conductor
- cable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Cable Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、高誘電率層材のケーブル接続部に関するもの
である。
である。
一般に、接続されるケーブル端部の段剥ぎ作用は、すべ
てが熟練工によるナイフ、ガラス鋸等の工具を用いた手
作業によって行われている。
てが熟練工によるナイフ、ガラス鋸等の工具を用いた手
作業によって行われている。
また、導体接続部の外周には半導電性テープを巻回形威
し、段剥ぎされたケーブル長さ部分の外周に絶縁補強を
して接続部を形成している。
し、段剥ぎされたケーブル長さ部分の外周に絶縁補強を
して接続部を形成している。
接続部を電気的に見ると、最も電界の強いのはケーブル
外部半導電層端部と導体接続部の遮蔽層部であり、前者
は段剥ぎ作業時にナイフ傷を絶縁体に形成したり、また
、後者は遮蔽層形成に凹凸かができると、何れも絶縁性
能を著しく低下させる。
外部半導電層端部と導体接続部の遮蔽層部であり、前者
は段剥ぎ作業時にナイフ傷を絶縁体に形成したり、また
、後者は遮蔽層形成に凹凸かができると、何れも絶縁性
能を著しく低下させる。
このようなは、すべてのケーブル接続作業に共通し、従
って、高度な技術を有する熟練作業者が必要とされる理
由となっている。
って、高度な技術を有する熟練作業者が必要とされる理
由となっている。
しかし、最近、熟練作業者の不足から、未熟練作業者で
も、性能低下を生じることなく短時間に施工ができるケ
ーブル接続部の提案が望まれていた。
も、性能低下を生じることなく短時間に施工ができるケ
ーブル接続部の提案が望まれていた。
本考案は上記の状況に鑑みなされたものであり、高度な
作業技術が必要とすることなく品質が安定し良好なシー
ルド効果が得られるケーブル接続部を提供することを目
的としたものである。
作業技術が必要とすることなく品質が安定し良好なシー
ルド効果が得られるケーブル接続部を提供することを目
的としたものである。
本考案のケーブル接続部は、導体の外周に絶縁層、高誘
電率体、外部半導電層、遮蔽層及びシースが順次設けら
れたケーブルの接続部に形成され上記シース、遮蔽層お
よび外部半導電層が高誘電率層を残して段剥ぎされ導体
端部が高誘電率層端部より短かく露出され導体接続管を
介し接続され接続導体接続管上の両側の高誘電率層端部
が重なり合わされた外周に絶縁補強層が形成されてなる
ものである。
電率体、外部半導電層、遮蔽層及びシースが順次設けら
れたケーブルの接続部に形成され上記シース、遮蔽層お
よび外部半導電層が高誘電率層を残して段剥ぎされ導体
端部が高誘電率層端部より短かく露出され導体接続管を
介し接続され接続導体接続管上の両側の高誘電率層端部
が重なり合わされた外周に絶縁補強層が形成されてなる
ものである。
以下本考案のケーブル接続部の一実施例を第１図、第２
図により説明する。
図により説明する。
第１図は接続作業中の説明図であり、第２図は接続完了
後の断面図である。
後の断面図である。
第１図、第２図において、１．ＩＡは導体、２，２Ａは
絶縁体、３，３Ａは高誘電率層、４．４Ａは外部半導電
層、５，５Ａは遮蔽層、６．６Ａはシースである。
絶縁体、３，３Ａは高誘電率層、４．４Ａは外部半導電
層、５，５Ａは遮蔽層、６．６Ａはシースである。
ケーブル接続部の作業に当っては、第１図に示すように
高誘電率層付ケーブルの端末を、シース６、遮蔽層５お
よび外部半導電層４を必要な長さにわたり段剥ぎし高誘
電率層３を露出する。
高誘電率層付ケーブルの端末を、シース６、遮蔽層５お
よび外部半導電層４を必要な長さにわたり段剥ぎし高誘
電率層３を露出する。
また、絶縁体２を剥離し導体１の露出に際しては、導体
１端部が高誘電率層３端部より短かくなるように切断部
８を除去して露出する。
１端部が高誘電率層３端部より短かくなるように切断部
８を除去して露出する。
高誘電率層３，３Ａは絶縁体２，２Ａに対し剥離容易構
造として相互のケーブルの高誘電率層３，３Ａを１８０
°位置をずらせた二つ割りに分割すると作業が簡単にな
る。
造として相互のケーブルの高誘電率層３，３Ａを１８０
°位置をずらせた二つ割りに分割すると作業が簡単にな
る。
高誘電率層３を第１図のように先端の剥離部７を点線位
置から実線位置に折り曲げた後、両方の端子１．ＩＡの
端面を接合させ導体接続管１０により接続し、導体接続
管１０の外周に高誘電率層３，３Ａの剥離部７，７Ａを
重なり合せに形成する。
置から実線位置に折り曲げた後、両方の端子１．ＩＡの
端面を接合させ導体接続管１０により接続し、導体接続
管１０の外周に高誘電率層３，３Ａの剥離部７，７Ａを
重なり合せに形成する。
導体１．ＩＡは切断部８が除去されであるので高誘電率
層３，３Ａの端部は充分に重なり量が得られ完全にシー
ルドすることができる。
層３，３Ａの端部は充分に重なり量が得られ完全にシー
ルドすることができる。
そして、高誘電率層３，３Ａ外周に絶縁補強層１１を形
成する。
成する。
絶縁補強層１１は、テープ巻層、加熱収縮体、混合物（
図示せず）等により形成する。
図示せず）等により形成する。
このように本実施例のケーブル接続部は構成されている
ので、導体接続管上のシールドは作業現地でない工場で
製造された高品質の高誘電率層を用いるため、現地にお
けるテープ巻作業が省略でき、作業者のテープ巻技術が
高レベルでなくても安定した特性を備えたシールド層が
得られる。
ので、導体接続管上のシールドは作業現地でない工場で
製造された高品質の高誘電率層を用いるため、現地にお
けるテープ巻作業が省略でき、作業者のテープ巻技術が
高レベルでなくても安定した特性を備えたシールド層が
得られる。
電気的性能は高誘電率層の電界緩和作用により何ら問題
はない。
はない。
そして、ケーブル絶縁体上に高誘電率層があるため、絶
縁体が直接外傷を受けることがなく、ケーブル外部半導
電層端の段取作業が容易になる。
縁体が直接外傷を受けることがなく、ケーブル外部半導
電層端の段取作業が容易になる。
以上記述した如く本考案のケーブル接続部は、高度な作
業技術を必要とすることなく、作業が容易で品質が安定
し良好なシールド効果で得られる効果を有するものであ
る。
業技術を必要とすることなく、作業が容易で品質が安定
し良好なシールド効果で得られる効果を有するものであ
る。
第１図は本考案のケーブル接続部の実施例の接続作業段
取状態の断面図、第２図は第１図の状態から作業完了し
た状態の断面図である。 １、ＩＡ・・・・・・導体、２，２Ａ・・・・・・絶縁
体、３゜３Ａ・・・・・・高誘電率層、４，４Ａ・・・
・・・外部半導電層、５，５Ａ・・・・・・遮蔽層、６
，６Ａ・・・・・・シース、１０・・・・・・身体接続
管、１１・・・・・・絶縁補強層。
取状態の断面図、第２図は第１図の状態から作業完了し
た状態の断面図である。 １、ＩＡ・・・・・・導体、２，２Ａ・・・・・・絶縁
体、３゜３Ａ・・・・・・高誘電率層、４，４Ａ・・・
・・・外部半導電層、５，５Ａ・・・・・・遮蔽層、６
，６Ａ・・・・・・シース、１０・・・・・・身体接続
管、１１・・・・・・絶縁補強層。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 １ 導体の外周に絶縁体、高誘電率層、外部半導電層、
遮蔽層及びシースが順次形成されたケーブルの接続部に
おいて、上記シース、遮蔽層及び外部半導電層が高誘電
率層を残して段剥ぎされ導体端部が高誘電率層より短か
く露出され導体接続管を介し接続され、該導体接続管上
の両側の高誘電率端部が重なり合わされた外周に絶縁補
強層が形成されてなることを特徴とするケーブル接続部
。 ２ 上記高誘電率層がそれぞれ導体接続管外周部分を軸
方向に二つ割りに分割されている実用新案登録請求の範
囲第１項記載のケーブル接続部。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4168081U JPS603629Y2 (ja) | 1981-03-25 | 1981-03-25 | ケ−ブル接続部 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4168081U JPS603629Y2 (ja) | 1981-03-25 | 1981-03-25 | ケ−ブル接続部 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57155925U JPS57155925U (ja) | 1982-09-30 |
| JPS603629Y2 true JPS603629Y2 (ja) | 1985-02-01 |
Family
ID=29838729
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4168081U Expired JPS603629Y2 (ja) | 1981-03-25 | 1981-03-25 | ケ−ブル接続部 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS603629Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-03-25 JP JP4168081U patent/JPS603629Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57155925U (ja) | 1982-09-30 |
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