JPH0119332Y2 - - Google Patents

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JPH0119332Y2
JPH0119332Y2 JP14942784U JP14942784U JPH0119332Y2 JP H0119332 Y2 JPH0119332 Y2 JP H0119332Y2 JP 14942784 U JP14942784 U JP 14942784U JP 14942784 U JP14942784 U JP 14942784U JP H0119332 Y2 JPH0119332 Y2 JP H0119332Y2
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JP
Japan
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diameter
cylindrical portion
diameter cylindrical
electric wire
wire
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JP14942784U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は例えば積算電力計の使用を一時的に休
廃止した場合に、通常はそのまま、或いはまとめ
て放置される負荷側の電線の先端に嵌挿させ、こ
れを積算電力計の端子接続函に恰かも通電状態の
如く接続しておくことにより盗電防止に役立たせ
たり、或いは、家屋の建替え工事に際して一時的
に放置される引込電線の端末に嵌挿させて取付け
ておくことにより、絶縁保護と盗電防止とを行な
わせるためのものである。
[従来の技術] 従来から例えば、一時的に休廃止した積算電力
計から外された電線の端末からの盗電を防止する
キヤツプとして実公昭42−15219号公報に見られ
るものがあるが、この公報記載のものは電線の被
覆部を嵌挿させる大径筒部の内面が同一径に形成
されているために、嵌挿させ得る電線径が一定の
ものに限られるものであつた。
[考案が解決しようとする問題点] 一般に、使用される電線径は需要電力量によつ
て異なるものであるから、前記公報記載のもので
は電線径に合致する内径のものを数多く用意しな
ければならない問題がある。
また、使用を一時的に休止した引込電線の端末
処理は単に絶縁テープを巻付けて始末しているた
めに、この絶縁テープを剥がせば簡単に盗電がで
きるものである。
[問題点を解決するための手段] 電線の被覆部を嵌挿する大径筒部の先端に小径
棒部を一体に延設し、前記大径筒部の内面には軸
方向に複数の段部を周設して小径棒部に向けて順
次小径をなすように形成すると共に、該内面の軸
方向に複数の凸条を隔設し、さらに大径筒部の他
端にひれ状片を周回状に突設して構成する。
[作用] 使用に際し、負荷側の電線の先端を大径筒部に
嵌挿させるが、この際に、電線の被覆部の外径が
大きければ電線は大径筒部の内径大なる入口寄り
に留まり、電線の被覆部の小径が小さければその
外径に応じて大径筒部の先端方向へ進入させるこ
とができ、汎用性のある使い方ができる。さら
に、電線の被覆部に沿つているひれ状片の表面に
絶縁テープを巻回することにより、絶縁キヤツプ
を電線端末に確実に取着させると共に、電線に対
して絶縁キヤツプが一体的に設けられた如き形状
を呈せしめる。
[実施例] 図において、1は絶縁物質により電線の被覆部
aを嵌挿させる大径筒部2の先端に小径棒部3を
一体に延設して形成した絶縁キヤツプであり、大
径筒部2の内面に段部4を周設して太径部5と細
径部6とを形成し、細径部6の先端には段部7を
介して小径孔8を形成している。さらに大径筒部
2の内面軸方向に複数の凸条9を隔設している。
10は大径筒部2の他端に周回状に突設したひれ
状片であり、11は大径筒部2の端縁に周設した
鍔部である。
次に、本考案の絶縁キヤツプ1の使用を説明す
る。第3図は被覆部aの径が大径筒部2の太径部
5に合致する電線1の使用例であり、裸部bが細
径部6に臨んで各凸条9に挟持される。そして、
ひれ状片10の外周に絶縁テープ12を巻回させ
て、絶縁キヤツプ1と電線を固定させている。
また、第4図は被覆部aの径が大径筒部2の細
径部6に合致する電線1の使用例であり、先端の
裸部bが小径孔8に突入するまで電線を突込んで
やり、ひれ状片10の外周に絶縁テープ12を巻
回して絶縁キヤツプ1と電線を固定させている。
以上は説明の理解を容易にするために大径筒部
2の内径は段部4によつて太径部5と細径部6の
二段階に変化させて示したが、段部4を軸方向に
複数設けることにより大径筒部2の内径を多段階
に異ならせて、多種類の径の電線を嵌挿させるこ
とができる。
第5図は電線の先端に嵌挿させた絶縁キヤツプ
1を積算電力計Aの端子接続函Bへ装着した状態
を示したものであり、図中13はビス、14は導
電板、15はカバーである。絶縁カバー1は小径
棒部3をビス13により締付けて導電板14間に
挟圧させることにより、引き抜かれることなく、
恰かも通電状態の如くに接続しておくことができ
る。
また、図示は省略したが、例えば家屋の建替え
工事に際して、家屋の取壊しと共に切離された引
込電線の端末に絶縁キヤツプ1を前述した第3図
及び第4図に示したのと全く同じ要領で嵌挿さ
せ、さらに、ひれ状片10の外周に絶縁テープ1
2を巻回して絶縁キヤツプ1と電線とを一体状に
固定させることにより、円滑な形状にてしかも確
実に取着することができる。
[考案の効果] 以上に述べたように本考案の引込電線用端末処
理キヤツプは、電線の被覆部を嵌挿させる大径筒
部の内径を軸方向で先端に向つて順次細径になる
ように形成して、電線径の異なるものに使用でき
るようにしたから汎用性のある使い方ができる。
さらに、一端に突設したひれ状片を周回するよう
にテーピングすることにより電線端末へ確実に取
着して、絶縁保護と盗電防止に効果を発揮させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例に係わるもので、第1図は
斜視図、第2図は断面図、第3図及び第4図は電
線の端末へ嵌挿して取着した状態を示す断面図、
第5図は積算電力計の端末接続函へ装着した状態
を示す断面図である。 1…絶縁キヤツプ、2…大径筒部、3…小径棒
部、4…段部、5…太径部、6…細径部、9…凸
条、10…ひれ状片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電線の被覆部を嵌挿する大径筒部の先端に小径
    棒部を一体に延設し、前記大径筒部の内面には軸
    方向に複数の段部を周設して小径棒部に向けて順
    次小径をなすように形成すると共に、該内面の軸
    方向に複数の凸条を隔設し、さらに大径筒部の他
    端にひれ状片を周回状に突設したことを特徴とす
    る絶縁物質より成る引込電線用端末処理キヤツ
    プ。
JP14942784U 1984-10-02 1984-10-02 Expired JPH0119332Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14942784U JPH0119332Y2 (ja) 1984-10-02 1984-10-02

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14942784U JPH0119332Y2 (ja) 1984-10-02 1984-10-02

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Publication Number Publication Date
JPS6165671U JPS6165671U (ja) 1986-05-06
JPH0119332Y2 true JPH0119332Y2 (ja) 1989-06-05

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JP5294665B2 (ja) * 2008-03-18 2013-09-18 中国電力株式会社 電線端末キャップ
JP5610527B2 (ja) * 2010-10-19 2014-10-22 古河電工パワーシステムズ株式会社 低圧ケーブルの端末処理構造
JP6059101B2 (ja) * 2013-07-09 2017-01-11 彰聲 桑原 絶縁キャップ

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JPS6165671U (ja) 1986-05-06

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