JPS645308Y2 - - Google Patents

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JPS645308Y2
JPS645308Y2 JP13628182U JP13628182U JPS645308Y2 JP S645308 Y2 JPS645308 Y2 JP S645308Y2 JP 13628182 U JP13628182 U JP 13628182U JP 13628182 U JP13628182 U JP 13628182U JP S645308 Y2 JPS645308 Y2 JP S645308Y2
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JP
Japan
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diameter
protrusions
wire
cover
cover body
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JP13628182U
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JPS5939822U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電柱間に架設された絶縁被覆電線を
配電線工事に際しアースさせるためアースフツク
を取付けるべく、絶縁被覆を剥離した個所を工事
終了後に極く簡単に修復するのに使用される電線
被覆補修カバーに関するものである。
従来、例えば電柱に変圧器や腕木等を取換えた
り、或いはこれらを保守点検するに際して、危険
防止のために絶縁被覆電線の絶縁被覆を電線皮む
き器等で所定幅剥ぎ取つて芯線を露出し、ここに
アースフツクを取付けてアースさせ、さらに防護
具を完全に取付けてから作業し、作業終了後に防
護具並びにアースフツクを取外し、前記のように
露出させた芯線の周面に絶縁テープを巻回してい
るが、この絶縁テープのテーピングは手数が掛か
つて作業性が悪く、かつテーピングしたものが経
時変化により接着力が低下して剥がれ、ここから
雨水等が浸入して芯線を腐蝕損傷させ、遂には断
線を惹起する欠点を有するものであつた。
そこで本考案は、絶縁テープのテーピングが不
要でワンタツチ操作により極く簡単に装着できて
しかも水密性をもつて前記絶縁被覆の剥離個所を
覆い、さらには装着した状態が位置ずれすること
なく確実に保持される補修カバーを提供せんとす
るものである。
以下に本考案の一実施例を図面と共に説明す
る。図において1は内径dが絶縁被覆電線Aの外
径Dに略合致した、所要の長さを持つ円筒状をし
た合成樹脂製のカバー本体であり、該カバー本体
1の長手方向に直線状に一本の切込み2を設けて
拡開自在に分割すると共に該切込みの外側端縁に
沿つて鉤の手状に屈曲させた係合突縁3a,3b
を対設し、さらに該係合突縁3a,3bの先端部
分に互いに係合する段部4a,4bを形成してあ
る。
該カバー本体1の内側面には長手方向の中央部
に、絶縁被覆電線Aの絶縁被覆Bの厚みtと略等
しい高さでかつ所要長さを持つた突条5,5を対
向位置に二条突出させ、さらにこれらの突条5,
5の長手方向外側から夫々先端に至る部分に絶縁
被覆電線Aの外径Dよりも小径の部分d1、大径の
部分d2、小径の部分d3を夫々所要幅ずつ連続的に
設けてある。
なお、係合突縁3aの外側面に滑り止めのため
の突条6,6を設け、さらに係合突縁3a,3b
の先端に夫々突条7,7を設けてこの両者間に凹
溝8を形成して、係合突縁3a,3bの嵌合を解
除させる際に嵌合を外し易くできるようにしてあ
る。
次にこのように形成された本考案の電線被覆補
修カバーの使用について説明する。第4図に示す
ように絶縁被覆電線Aは所要幅絶縁被覆Bを剥ぎ
取つて芯線Cを露出させてあり、この露出した芯
線Cの外周に突条5,5が接するように位置させ
たカバー本体1は係合突縁3a,3bを互いに外
方へ開かせて切込み2を開口させ該開口を絶縁被
覆電線Aに被せるようにして装着し、係合突縁3
a,3bを互いに内側に押付けてやればカバー本
体1の長手方向中央部は第5図に示すように突条
5,5が芯線Cを挾みつけて固定させると共に内
径dが絶縁被覆電線Aの外径Dと略合致するよう
にしてあることでこの中央部では係合突縁3a,
3bは余裕をもつてしつかりと嵌合し、さらに大
径の部分のd2を嵌合させることで小径の部分d1
びにd3も追随して夫々かつちりと嵌合し、特にカ
バー本体1の両端の小径の部分d3,d3と絶縁被覆
Bとは水密を保つて装着することができる。そし
て、カバー本体1の内径に大径の部分と小径の部
分とが連続的に設けてあることで全体の内径が同
じものより強い係合力が発揮される。また、突条
5,5が絶縁被覆Bを剥離した凹所で芯線Cに接
し、しかも該突条5,5が所要の長さを持つてい
るために補修カバーの装着位置が固定されるため
に、補修カバーに対し外部から衝撃や荷重が加わ
つても位置ずれを起こすことなくさらに仮にカバ
ー本体1が移動しても突条5,5の先端が絶縁被
覆Bの端面に衝止してそれ以上移動することがな
く確実に芯線Cを被覆することができる。
以上に述べたように本考案の電線被覆補修カバ
ーはワンタツチ操作で装着できて作業性がよく、
しかも絶縁テープによるテーピングが不要である
から高所における作業の危険を減じて安全作業に
も寄与することができる。そして、補修カバーの
両端と電線とが水密を保つようになつているため
浸水を無くすことができて、芯線を腐蝕損傷する
こともない。さらに、絶縁被覆を剥離した凹所に
カバー本体内側に設けた突条が在つてストツパー
的な役割りをするためカバー本体の位置ずれを防
止して、確実に芯線を被覆し続けさせることがで
きるものである。さらにこの補修カバーは何かの
原因で電線に傷が発生した場合の補修用にも使用
することができるものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例に係わるもので第1図は
斜視図、第2図は正面図、第3図は拡大縦断側面
図、第4図は使用状態を示す縦断側面図、第5図
は同上縦断正面図である。 1……カバー本体、2……切込み、3a,3b
……係合突縁、4a,4b……段部、5,5……
突条、A……絶縁被覆電線、B……絶縁被覆、D
……絶縁被覆電線の外径、d,d1,d2,d3……カ
バー本体の内径、t……絶縁被覆の厚み。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円筒状をなしその内径が絶縁被覆電線の外径に
    略合致した合成樹脂より成るカバー本体の長手方
    向に切込みを設けて拡開自在に分割すると共に該
    切込みの外側端に鉤の手状に屈曲した係合突縁を
    対設し、さらに該係合突縁の先端部に互いに係合
    する段部を形成し、該カバー本体の内側面には長
    手方向中央部に絶縁被覆電線の絶縁被覆厚に略等
    高でかつ所要長さの突条を対向するように設ける
    と共に該突条の長手方向外側から夫々先端に至る
    部分に絶縁被覆電線の外径より小径の部分、大径
    の部分、小径の部分を夫々所要幅ずつ連続的に設
    けて形成される電線被覆補修カバー。
JP13628182U 1982-09-08 1982-09-08 電線被覆補修カバ− Granted JPS5939822U (ja)

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JP13628182U JPS5939822U (ja) 1982-09-08 1982-09-08 電線被覆補修カバ−

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JP13628182U JPS5939822U (ja) 1982-09-08 1982-09-08 電線被覆補修カバ−

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Publication Number Publication Date
JPS5939822U JPS5939822U (ja) 1984-03-14
JPS645308Y2 true JPS645308Y2 (ja) 1989-02-09

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ID=30306472

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JP13628182U Granted JPS5939822U (ja) 1982-09-08 1982-09-08 電線被覆補修カバ−

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5965423U (ja) * 1982-10-25 1984-05-01 名伸電機株式会社 電線絶縁被覆補修カバ−

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Publication number Publication date
JPS5939822U (ja) 1984-03-14

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