JP2002017016A - 両端コネクタ付きケーブル - Google Patents

両端コネクタ付きケーブル

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Kazuharu Sasaki
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 LANの配線のように多数の両端コネクタ付
きケーブルが配線されている中で、特定のケーブルの両
端のコネクタの対応関係を正確に確認できる両端コネク
タ付きケーブルを提供する。 【解決手段】 シース22内に信号伝送用の心線14を収納
したケーブル10と、このケーブルの両端に取り付けられ
たコネクタ12A、12Bとを備えた両端コネクタ付きケー
ブルにおいて、前記ケーブル10はシース22内に前記心線
14のほかに接地線16及び導通確認用の絶縁線18を含むも
のとし、この接地線16及び絶縁線18の両端をケーブル10
の両端でコネクタ12A、12Bの外に引き出し、ケーブル
外周面上に設けられた二つの電極34A1、34A2、34B1、34
B2に接続する。一端側の電極34B1、34B2間を短絡し、他
端側の電極34A1、34A2間で導通を確認すれば、両端のコ
ネクタの対応関係を確認できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LAN(ローカル
エリアネットワーク)等の配線に使用される両端コネク
タ付きケーブルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばオフィス内のLANには、ハブ(H
UB) と端末(パソコン等)間、ハブとルーター間、ハブ
とハブ間に大量のLANケーブルが配線されている。L
ANに使用されるケーブルは一般に両端にコネクタを取
り付けた両端コネクタ付きケーブルの形態になってお
り、両端のコネクタを、ハブや端末などに取り付けられ
ている相手方コネクタに差し込むだけで簡単に配線作業
を行えるようになっている。
【0003】LANでは端末などの移設、交換、増設な
どが頻繁に発生するため、その都度配線を切り換える作
業が行われる。配線を切り換える際には、ケーブルの一
端側のコネクタを特定した後、当該ケーブルの他端側の
コネクタがどこに接続されているか、すなわちケーブル
の両端のコネクタの対応関係を確認してから切り換え作
業に入る必要がある。従来は、ケーブルに施された色や
マーク、あるいはケーブルに取り付けられたタグや識別
票などを頼りに両端のコネクタの対応関係を確認してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしLANなどの配
線は、ケーブルの本数が非常に多く、しかもケーブルが
輻輳しているため、ケーブルの色やマークあるいはタグ
や識別票を目視で確認するだけでは、特定のケーブルの
両端のコネクタの対応関係を正確に確認することは困難
である。その結果、誤って関係のないコネクタを引き抜
いてしまい、システムダウンが発生する等の問題が生じ
ている。
【0005】本発明の目的は、以上のような問題点に鑑
み、多数の両端コネクタ付きケーブルが配線されている
中で、特定のケーブルの両端のコネクタの対応関係を正
確に確認できる両端コネクタ付きケーブルを提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は、シース内に信号伝送用又は電力伝送用の心線
を収納したケーブルと、このケーブルの両端に取り付け
られたコネクタとを備えた両端コネクタ付きケーブルに
おいて、前記ケーブルはシース内に前記心線のほかに接
地線及び導通確認用の絶縁線を含むものからなり、この
接地線及び絶縁線の両端が前記ケーブルの両端でコネク
タの外に引き出されていることを特徴とするものである
(請求項1)。
【0007】このような構成にすると、多数の両端コネ
クタ付きケーブルが配線されている状態で、特定のケー
ブルの両端のコネクタの対応関係を確認しようとすると
きは、そのケーブルの一端側で接地線と絶縁線を短絡
し、当該ケーブルの他端と目される側の接地線と絶縁線
間にテスター等を接続して導通を確認すれば、両端のコ
ネクタが対応するものであるか否かを明確に確認でき
る。したがって配線切り換えなどの際に誤って他のケー
ブルのコネクタを引き抜いてしまうといったミスをなく
すことができる。
【0008】上記の両端コネクタ付きケーブルは、両端
のコネクタ付近のケーブルの外周面上にはそれぞれ二つ
の電極が設けられており、コネクタの外に引き出された
接地線及び絶縁線の端部はそれぞれ前記二つの電極に個
別に接続されている構成とすることが好ましい(請求項
2)。上記のような構成にすれば、接地線や絶縁線の端
部がふらついて邪魔になることがなく、また短絡や導通
確認の作業も容易になる。
【0009】また本発明は、シース内に信号伝送用又は
電力伝送用の心線を収納したケーブルと、このケーブル
の両端に取り付けられたコネクタとを備えた両端コネク
タ付きケーブルにおいて、前記ケーブルはシース内に前
記心線のほかに導通確認用の2本の絶縁線を含むものか
らなり、この2本の絶縁線の両端が前記ケーブルの両端
でコネクタの外に引き出されている構成とすることもで
きる(請求項3)。このような構成でも、上記と同様な
効果が得られる。
【0010】またこの場合も、両端のコネクタ付近のケ
ーブルの外周面上にはそれぞれ二つの電極が設けられて
おり、コネクタの外に引き出された2本の絶縁線の端部
はそれぞれ前記二つの電極に個別に接続されている構成
とすることが好ましい(請求項4)。
【0011】また本発明は、シース内に信号伝送用又は
電力伝送用の心線を収納したケーブルと、このケーブル
の両端に取り付けられたコネクタとを備えた両端コネク
タ付きケーブルにおいて、前記ケーブルはシース内に前
記心線のほかに接地線及び導通確認用の絶縁線を含むも
のからなり、前記コネクタはシールド付きコネクタから
なり、前記接地線の両端は前記コネクタのシールド層に
接続され、絶縁線の両端は前記ケーブルの両端でコネク
タの外に引き出されている構成とすることもできる(請
求項5)。この場合は、ケーブルの一端側で絶縁線の端
部とコネクタのシールド層間を短絡し、他端側で、絶縁
線の端部とコネクタのシールド層間にテスター等を接続
して導通を確認すればよい。
【0012】またこの場合も、両端のコネクタ付近のケ
ーブルの外周面にはそれぞれ一つの電極が設けられてお
り、コネクタの外に引き出された絶縁線の端部は前記電
極に接続されている構成とすることが好ましい(請求項
6)。
【0013】また本発明の両端コネクタ付きケーブル
は、コネクタからその付近のケーブルにかけての外周
に、電極に相当する部分に孔を有するブーツが被せられ
ている構成とすることが好ましい(請求項7)。ブーツ
を被せることによりケーブル端部及び電極の保護を図る
ことができると共に、ブーツに孔を設けておくことによ
り、短絡や導通確認作業を支障なく行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して詳細に説明する。 〔実施形態1〕図1(A)は本発明に係る両端コネクタ
付きケーブルの一実施形態を示す。図において、10はケ
ーブル、12A、12Bはケーブル10の両端に取り付けられ
たコネクタである。コネクタ12A、12Bは同じ構造であ
るので、一端側のコネクタ12Aは内部構造を、他端側の
コネクタ12Bは外観を示している。
【0015】ケーブル10は例えば同図(B)に示すよう
に、4対の信号伝送用の心線14を撚り合わせたものに接
地線16と導通確認用の絶縁線18を縦添え又はらせん巻き
し、その外周にシールド層20とシース22を順次設けたも
のである。接地線16は裸の導体でシールド層20と接触し
ている。絶縁線18は導体に絶縁被覆を施したものであ
る。したがって接地線16と絶縁線18の導体とは絶縁され
た状態にある。このケーブル10が従来のケーブルと異な
る点は導通確認用の絶縁線18が収納されていることであ
る。
【0016】コネクタ12A、12Bはモジュラープラグの
形態であり(これ以外の形態であってもよい)、ケーブ
ル10の端部に次のように取り付けられている。すなわ
ち、ケーブル10の両端のシース22及びシールド層20を所
要長剥いで、心線14、接地線16及び絶縁線18を露出さ
せ、シース22の端縁で絶縁線18を折り返す。また心線14
をばらして平らに並べ、シース22の端縁付近に接地線16
を含めて銅テープ24を巻き付け(銅テープ24はコネクタ
12A、12Bのシールド層(図示せず)と接触させるため
のもの)、銅テープ24の端縁で接地線16を折り返す。さ
らに心線14を整列ブロック26に挿入して、先端を切り揃
えた後、ハウジング28に挿入する。整列ブロック26がハ
ウジング28内の所定の位置に納まると、整列ブロック26
の長穴30の位置とハウジング28の圧接端子32の位置が一
致するので、この状態で圧接端子32を押し込むと、圧接
端子32が長穴30を貫通して絶縁線18に突き刺さり、絶縁
線18の導体と導通する。この状態で圧接端子32はその背
面が相手方コネクタ端子との接触部となる。
【0017】上記のようにしてケーブル10の両端にコネ
クタ12A、12Bを取り付けると、接地線16及び絶縁線18
の先端がコネクタ12A、12Bの外に引き出された状態と
なる。両端のコネクタ12A、12B付近のケーブル10の外
周面にはそれぞれ二つの電極34A1、34A2及び34B1、34B2
が設けられる。コネクタ12A、12Bの外に引き出された
接地線16及び絶縁線18の端部は、一端側で二つの電極34
A1、34A2に個別に接続され、他端側で二つの電極34B1、
34B2に個別に接続される。電極34A1、34A2及び34B1、34
B2は、内面に導電性粘着剤のついたアルミテープ又は銅
テープを巻き付けることにより形成するとよい。なお絶
縁線18の端部を電極34A2、34B2に接続するためには、端
部の絶縁被覆を剥いで導体を露出させることは当然であ
る。
【0018】以上のように構成された両端コネクタ付き
ケーブルは、一端側のコネクタ12Aを例えばハブ36のコ
ネクタ38に差し込み接続し、他端側のコネクタ12Bを例
えば端末40(パソコン等)のコネクタ42に差し込み接続
することにより配線される。LANでは、このような両
端コネクタ付きケーブルが多数配線されるわけである
が、いま、例えば端末40の移設等のために、コネクタ12
Aをハブ36の別のコネクタにつなぎ換える必要が生じた
とすると、コネクタ12Aを引き抜く前にコネクタ12Aが
コネクタ12Bと対応するものであることを確認する必要
がある。この確認を行う場合には、端末40側で二つの電
極34B1、34B2を適当な短絡具44(例えばクリップ等)で
短絡した後、ハブ36側でテスター46の接触針48を二つの
電極34A1、34A2に接触させる。これで導通があれば、コ
ネクタ12Aはコネクタ12Bと対応するので、コネクタ38
から引き抜いてもよいが、導通がない場合は引き抜いて
はならないと判断できる。したがって誤って関係のない
コネクタを引き抜いてしまうというミスを防止できる。
【0019】〔実施形態2〕図2は本発明の他の実施形
態を示す。この両端コネクタ付きケーブルは、コネクタ
12A、12Bからその付近のケーブル10にかけての外周に
(電極34A1、34A2及び34B1、34B2を含めて)、ゴム製の
ブーツ50を被せたものである。ブーツ50には、電極34A
1、34A2及び34B1、34B2に相当する部分に孔52が形成さ
れている。図示の例では孔52は細長い形としたが孔の形
は限定されない。それ以外の構成は実施形態1と同じで
あるので、図1と同じ部分には同じ符号を付して説明を
省略する。
【0020】このようなブーツ50を被せると、コネクタ
12A、12B付近のケーブル10及び電極34A1、34A2、34B
1、34B2を保護することができる。またブーツ50には孔5
2が形成されているため、両端のコネクタ12A、12Bの
対応を確認する際に、例えば一端側の電極34B1と34B2を
短絡したり、他端側の電極34A1、34A2にテスターを接続
したりする作業は支障なく行うことができる。なお以下
の実施形態でも、特に説明はしないが、このようなブー
ツを被せることが好ましい。
【0021】〔実施形態3〕図3は本発明のさらに他の
実施形態を示す。この実施形態は、コネクタ12A、12B
としてノンシールド型のコネクタを使用した場合であ
る。実施形態1ではコネクタ12A、12Bとしてシールド
層付きコネクタを使用したため、シース22の端縁付近に
銅テープ24を巻いて、この銅テープ24をコネクタ12A、
12Bのシールド層と接触させるようにしているが、ノン
シールド型コネクタの場合は銅テープを巻く必要がない
ので、接地線16は絶縁線18と同様にシース22の縁で折り
返し、シース22の先に出ている心線14には補強のため絶
縁テープ54を巻き付けたものである。それ以外の構成は
実施形態1と同じであるので、図1と同じ部分には同じ
符号を付して説明を省略する。
【0022】〔実施形態4〕図4は本発明のさらに他の
実施形態を示す。この実施形態はコネクタ12A、12Bと
してシールド層付きコネクタを用いた場合である。シー
ルド層付きコネクタの場合は、シールド層56の一部がハ
ウジング28の外面に出ているので、このシールド層56を
導通確認の際の一方の電極として用いようとするもので
ある。すなわち、ケーブル10の両端で、シース22及びシ
ールド層を剥ぎ取り、シース22の縁で絶縁線18を折り返
し、シース22の端部付近に接地線16を含めて銅テープ24
を巻き付け、銅テープ24の縁で接地線16を折り返すこと
は実施形態1と同じであるが、実施形態1と異なる点
は、接地線16を銅テープ24上で切断してコネクタ12A、
12Bの外に引き出さないことと、コネクタ12A、12B付
近のケーブル10の外周面上に一つずつ電極34A、34Bを
設けたことである。絶縁線18の端部はコネクタ12A、12
Bの外に引き出され、電極34A、34Bに接続されてい
る。それ以外の構成は実施形態1と同じであるので、図
1と同じ部分には同じ符号が付してある。
【0023】この実施形態では、接地線16の端部がコネ
クタ12A、12Bの外に引き出されていないが、接地線16
の端部はコネクタ12A、12B内で、シールド層56のハウ
ジング28の内面に位置する部分と直接又は銅テープ24を
介して電気的に接続されている。したがって両端のコネ
クタ12A、12Bの対応関係を確認するときは、例えば一
端側でコネクタ12Bのシールド層56と電極34B間を短絡
し、他端側でコネクタ12Bのシールド層(図示せず)と
電極34A間にテスターを接続して導通を確認すればよ
い。
【0024】〔実施形態5〕図5(A)は本発明のさら
に他の実施形態を示す。この実施形態は、ケーブル10と
して接地線が収納されていない(したがってシールド層
もない)場合である。この場合は同図(B)又は(C)
のようなケーブルを用いる。(B)のケーブル10は、シ
ース22内に4対の信号伝送用の心線14のほかに、2本の
絶縁線181 、182 を対撚りの状態で収納したものであ
り、(C)のケーブル10は、シース22内に4対の信号伝
送用の心線14のほかに、2本の絶縁線181 、182 を対撚
り心線14の間の谷部に落とし込む形で収納したものであ
る。
【0025】接地線のないケーブルの場合は上記のよう
にシース22内に心線14以外に2本の絶縁線181 、182
収納したケーブルを用いればよい。図5(A)の両端コ
ネクタ付きケーブルは、上記のようなケーブル10の両端
のシース22を剥ぎ取り、シース22の縁で2本の絶縁線18
1 、182 を折り返し、コネクタ12A、12Bの外に引き出
された絶縁線181 、182 の端部を、一端側で電極34A1、
34A2に、他端側で電極34B1、34B2に接続したものであ
る。シース22の先に出ている心線14には補強のために絶
縁テープ54を巻き付けてある。上記以外の構成は実施形
態1と同じであるので、図1と同じ部分には同じ符号を
付して説明を省略する。このような構成でも実施形態1
の両端コネクタ付きケーブルと同じ効果を得ることがで
きる。
【0026】〔実施形態6〕図6は本発明のさらに他の
実施形態を示す。この実施形態が実施形態5と異なる点
は、両端側の二つの電極34A1と34A2、34B1と34B2を、そ
れぞれ周方向に離して設けたことである。それ以外の構
成は実施形態5と同じであるので、図5と同じ部分には
同じ符号を付して説明を省略する。電極34A1、34A2、34
B1、34B2の設け方はこのような形であってもよい。
【0027】〔その他の実施形態〕以上の実施形態では
LANケーブルを想定して心線が信号伝送用の対撚線で
ある場合を説明したが、心線は光ファイバ心線あるいは
電力伝送線等であってもよい。本発明の両端コネクタ付
きケーブルは、LANケーブル以外でも、多数本の両端
コネクタ付きケーブルが輻輳して配線される分野で使用
可能である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、両
端コネクタ付きケーブルが多数配線されている状態で、
特定のケーブルの両端のコネクタの対応関係を正確に確
認することができる。したがって配線切り換えなどの際
に関係のないコネクタを誤って引き抜いてしまうといっ
た事故を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (A)は本発明に係る両端コネクタ付きケー
ブルの一実施形態を示す説明図、(B)は(A)の両端
コネクタ付きケーブルに使用するケーブルの断面図。
【図2】 本発明に係る両端コネクタ付きケーブルの他
の実施形態を示す説明図。
【図3】 同じくさらに他の実施形態を示す説明図。
【図4】 同じくさらに他の実施形態を示す説明図。
【図5】 (A)は本発明に係る両端コネクタ付きケー
ブルのさらに他の実施形態を示す説明図、(B)は
(A)の両端コネクタ付きケーブルに使用するケーブル
の一例を示す断面図、(C)は同じく他の例を示す断面
図。
【図6】 本発明に係る両端コネクタ付きケーブルのさ
らに他の実施形態を示す説明図。
【符号の説明】
10:ケーブル 12A、12B:コネクタ 14:心線 16:接地線 18:絶縁線 20:シールド層 22:シース 24:銅テープ 26:整列ブロック 28:ハウジング 30:長穴 32:圧接端子 34A1 34A2 34B1 34B2 34A、34B:電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01R 13/648 H02G 1/00 C H02G 1/00 H01R 13/64 A (72)発明者 岩壁 悦郎 神奈川県大和市深見西1丁目5番28号 岡 野電線株式会社内 (72)発明者 佐々木 一春 埼玉県大宮市蓮沼1240−4−16−503 Fターム(参考) 5E021 FA05 FB10 FB15 FC02 FC38 GB20 JA02 KA08 LA08 5G309 FA05 KA01 LA25

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シース内に信号伝送用又は電力伝送用の心
    線を収納したケーブルと、このケーブルの両端に取り付
    けられたコネクタとを備えた両端コネクタ付きケーブル
    において、前記ケーブルはシース内に前記心線のほかに
    接地線及び導通確認用の絶縁線を含むものからなり、こ
    の接地線及び絶縁線の両端が前記ケーブルの両端でコネ
    クタの外に引き出されていることを特徴とする両端コネ
    クタ付きケーブル。
  2. 【請求項2】両端のコネクタ付近のケーブルの外周面上
    にはそれぞれ二つの電極が設けられており、コネクタの
    外に引き出された接地線及び絶縁線の端部はそれぞれ前
    記二つの電極に個別に接続されていることを特徴とする
    請求項1に記載の両端コネクタ付きケーブル。
  3. 【請求項3】シース内に信号伝送用又は電力伝送用の心
    線を収納したケーブルと、このケーブルの両端に取り付
    けられたコネクタとを備えた両端コネクタ付きケーブル
    において、前記ケーブルはシース内に前記心線のほかに
    導通確認用の2本の絶縁線を含むものからなり、この2
    本の絶縁線の両端が前記ケーブルの両端でコネクタの外
    に引き出されていることを特徴とする両端コネクタ付き
    ケーブル。
  4. 【請求項4】両端のコネクタ付近のケーブルの外周面上
    にはそれぞれ二つの電極が設けられており、コネクタの
    外に引き出された2本の絶縁線の端部はそれぞれ前記二
    つの電極に個別に接続されていることを特徴とする請求
    項3に記載の両端コネクタ付きケーブル。
  5. 【請求項5】シース内に信号伝送用又は電力伝送用の心
    線を収納したケーブルと、このケーブルの両端に取り付
    けられたコネクタとを備えた両端コネクタ付きケーブル
    において、前記ケーブルはシース内に前記心線のほかに
    接地線及び導通確認用の絶縁線を含むものからなり、前
    記コネクタはシールド付きコネクタからなり、前記接地
    線の両端は前記コネクタのシールド層に接続され、絶縁
    線の両端は前記ケーブルの両端でコネクタの外に引き出
    されていることを特徴とする両端コネクタ付きケーブ
    ル。
  6. 【請求項6】両端のコネクタ付近のケーブルの外周面に
    はそれぞれ一つの電極が設けられており、コネクタの外
    に引き出された絶縁線の端部は前記電極に接続されてい
    ることを特徴とする請求項5に記載の両端コネクタ付き
    ケーブル。
  7. 【請求項7】コネクタからその付近のケーブルにかけて
    の外周には、電極に相当する部分に孔を有するブーツが
    被せられていることを特徴とする請求項2、4又は6に
    記載の両端コネクタ付きケーブル。
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