JP2907218B2 - シールドケーブル - Google Patents

シールドケーブル

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JP2907218B2
JP2907218B2 JP4269289A JP4269289A JP2907218B2 JP 2907218 B2 JP2907218 B2 JP 2907218B2 JP 4269289 A JP4269289 A JP 4269289A JP 4269289 A JP4269289 A JP 4269289A JP 2907218 B2 JP2907218 B2 JP 2907218B2
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高 加茂野
茂 五十畑
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NIPPON EE EMU PII KK
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明、電線の周囲がシールド用導電体で覆われてい
るシールドケーブルに関するものである。
(従来の技術) 従来より信号伝送用電線とコネクタとを接続する手段
として接続の簡便さ等の要請から、コネクタに圧接端子
を設け、電線を該圧接端子の開口に圧入して、電線とコ
ネクタとを電気的に接続するとともに、該圧接端子によ
り該電線を保持する手段が用いられている。また従来よ
り、信号伝送中にノイズが混入するのを防止するため、
信号伝送用電線をシールドしたシールドケーブルが用い
られている。ここで、シールドケーブルの内部の電線を
コネクタの圧接端子に圧入する場合、電線の周囲のシー
ルドを取り除いた後電線を圧入するため、シールドケー
ブル内の電線の一本をその周囲のシールドと電気的に接
続しておき、その電線を圧接端子に圧入することにより
ケーブルのシールドとコネクタのシールドとを電気的に
一体化してノイズの混入の防止が図られている。
また、このシールドケーブルはその端部がコネクタと
接続されるだけでなく、シールドケーブルの途中でコネ
クタと圧接される場合もある。
第3A図,第3B図は、このような目的に用いる従来のシ
ールドケーブルの一例の、それぞれ断面図および斜視図
である(実開昭50−98264)。また、第4図はこのケー
ブルの芯線が圧接される、コネクタの圧接端子の一例を
示す斜視図である。
第3A図,第3B図において、ケーブルの5本の芯線2の
うちの一端の芯線2′を除く4本の芯線は絶縁内被3に
覆われている。一方、該一端の芯線2′は導電性内被4
で覆われている。これら5本の芯線はそれらの内被3,4
の上からシールド用導電箔5によって覆われ、さらにそ
の外側が絶縁外被6によって覆われている。このケーブ
ル1の各芯線2,2′をコネクタに圧接するには、ケーブ
ル1の圧接する部分(端部とは限らない)の絶縁外被6
とシールド用導電箔5を剥いて内被3,4と芯線2,2′のみ
とし、この状態でコネクタの圧接端子7の開口7a(第4
図)に圧入することにより、内被3,4が裂け、芯線2,2′
が該圧接端子7と電気的に接続される。また、ケーブル
のシールド(シールド用導電箔5)は、導電性内被4、
芯線2′を経由してコネクタと接続される。
(発明が解決しようとする課題) 通常、コネクタの圧接端子7は、芯線2,2′のピッチ
と同一のピッチを有するように配列されている。一方、
前述したように、芯線2,2′をコネクタの圧接端子7に
圧接するには、絶縁外被6とシールド用導電箔5を剥く
必要がある。ケーブル1は取り扱いの利便等のため通常
可撓性を備えているため、内被3,4を剥き出しにする
と、内被3,4および芯線2,2′のみではさらに可撓性を有
し、互いの芯線2,2′の間の間隔を一定に保ちにくく、
したがって圧接端子7を芯線2,2′の間隔に適合するよ
うに配列しておいても圧接しにくいという問題点があっ
た。
本発明は、この問題点に鑑み、外被およびシールド用
導電体を任意の位置で剥いても多数の芯線の一本がシー
ルド用導電体と電気的に接続されるとともに、芯線を一
定間隔に保つことのできるシールドケーブルを提供する
ことを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明のシールドケーブルは、導電体芯線と、この導
電体芯線の周囲を覆う絶縁内被と、導電体芯線および絶
縁内被の周囲を覆うシールド用導電体と、シールド用導
電体の周囲を覆う絶縁外被とを含むシールドケーブルに
おいて、シールド用導電体は、絶縁内被の周囲を二重に
覆う2枚の重ねられた導電性フイルムからなり、この導
電性フイルムは、その長さ方向に所定間隔だけ離間した
ミシン目が形成されており、これら2枚の導電性フイル
ムのミシン目は、互いに重ならないようにずれて配置さ
れていることを特徴とするものである。
(作用) 本発明のシールドケーブルは、そのシールド用導電体
が、絶縁内被の周囲を二重に覆う2枚の重ねられた導電
性フイルムからなり、この導電性フイルムは、その長さ
方向に所定間隔だけ離間したミシン目が形成されてお
り、これら2枚の導電性フイルムのミシン目は、互いに
重ならないようにずれて配置されているので、シールド
用導電体の一部を任意の位置で除去可能であり、その位
置で導電体芯線を外部の端子に対して電気的接続できる
と共に、ミシン目が重なっていないことにより導電体芯
線にノイズが混入するのを確実に防止する。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の実施例について説明す
る。
第1図は、本発明の一参考例のケーブルの断面図を示
す断面図である。
ケーブル10には6本の導電体芯線11〜16が互いに平行
かつ平面状に等間隔に並んでいる。これらの芯線11〜16
のうち一方の端の芯線11を除く他の芯線12〜16は絶縁内
被17で被覆されている。またこの内被17はこれらの芯線
が互いに等間隔に保たれるように各芯線11〜16の間に延
びている。尚、この内被17は芯線11の位置まで延びてお
り、該芯線11も等間隔に並ぶように工夫されている。こ
れらの芯線11〜16および内被17はシールド用のアルミニ
ウムコーティングフイルム18に覆われている。芯線11は
その延びる方向に沿ってこのフイルム18に接しており、
この芯線11もフイルム18も同電位に保たれている。フイ
ルム18の周囲は絶縁外被19で覆われている。
このケーブル10をその任意の位置で絶縁外被19とフイ
ルム18を剥くことにより絶縁内被17と芯線11が剥き出し
にされても多数の芯線11〜16の間の間隔は保持され、し
たがって圧接端子7の開口7a(第4図参照)に容易に圧
入することができる。
また、このケーブル10のフイルム18に、その長さ方向
と直角方向に所定間隔でミシン目を入れておくと、絶縁
外被19を剥いた後、フイルム18をそのミシン目に沿って
破くことができ便利である。
第2A図,第2B図は、ケーブルの実施例のそれぞれ側方
断面図、内部を示した斜視図である。
このケーブル20は芯線21と内被22と、2枚のアルミニ
ウムコーティングフイルム23,24と、外被25とから構成
されている。またこの2枚のフイルム23,24にはケーブ
ル20の長さ方向に所定の間隔でミシン目23a,24aが設け
られており、また2枚のフイルム23,24のミシン目は互
いに重ならないように少しずれている。
第1図に示した参考例においてフイルム18にミシン目
を設けると、強ノイズの存在する環境においてはそのミ
シン目からノイズが混入するおそれがあるが、第2A図,
第2B図に示す実施例では、フイルムを2枚重ね、ミシン
目の位置を互いにずらすことによりノイズの混入が防止
されるとともに、外被25の一部を剥いたあと、第2B図に
示すようにこのミシン目に沿って外被25を剥いた部分の
フイルム23,34を剥くことにより、このケーブル20の任
意の一部分の電線(芯線と内被)を容易に露出させるこ
とができる。
尚、上記各実施例においてはシールド用導電体として
アルミニウムコーティングフイルムを用いているが、本
発明のシールド用導電体はこれに限られるものでないこ
とはもちろんである。
また、第1図の参考例において説明した、シールド用
導電体にミシン目を入れること、または第2A図,第2B図
の実施例において説明した、2枚のシールド用導電体を
重ね、互いに少しずれた位置にミシン目を設けること
は、内被により芯線の間隔が固定されているケーブルの
みではなく、芯線とその芯線の周囲を覆う内被とからな
る一本または互いに独立した複数本の電線を取り巻くよ
うにシールドしたシールドケーブルにも適用できるもの
である。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明のシールドケーブ
ルは、導電体芯線と、導電体芯線の周囲を覆う絶縁内被
と、導電体芯線および絶縁内被の周囲を覆うシールド用
導電体と、シールド用導電体の周囲を覆う絶縁外被とを
含むシールドケーブルにおいて、シールド用導電体は、
絶縁内被の周囲を二重に覆う2枚の重ねられた導電性フ
イルムからなり、この導電性フイルムは、その長さ方向
に所定間隔だけ離間したミシン目が形成されており、こ
れら2枚の導電性フイルムのミシン目は、互いに重なら
ないようにずれて配置されていることを特徴とするの
で、シールド用導電体の部分的除去が容易であり、任意
の位置で導電体芯線を外部の端子に対して電気的に接続
できると共に、強ノイズが存在する環境であってもミシ
ン目が位置ずれしている為、ノイズが直接、導電体芯線
に混入することが確実に防止できるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のケーブルの一参考例を示す断面図、 第2A図,第2B図は、本発明のケーブルの実施例の、それ
ぞれ側方断面図、内部を示した斜視図、 第3A図,第3B図は、従来のシールドケーブルの一例の、
それぞれ断面図および斜視図、 第4図は、シールドケーブルの芯線が圧接されるコネク
タの圧接端子の一例を示す斜視図である。 20…シールドケーブル 21…導電体芯線 22…絶縁内被 23、24…シールド用導電体(シールド用フイルム) 23a、24a…ミシン目 25…絶縁外被

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】導電体芯線と、該導電体芯線の周囲を覆う
    絶縁内被と、前記導電体芯線および前記絶縁内被の周囲
    を覆うシールド用導電体と、該シールド用導電体の周囲
    を覆う絶縁外被とを含むシールドケーブルにおいて、 前記シールド用導電体は、前記絶縁内被の周囲を二重に
    覆う2枚の重ねられた導電性フイルムからなり、 該導電性フイルムは、その長さ方向に所定間隔だけ離間
    したミシン目が形成されており、 前記2枚の導電性フイルムの前記ミシン目は、互いに重
    ならないようにずれて配置されていることを特徴とする
    シールドケーブル。
JP4269289A 1989-02-22 1989-02-22 シールドケーブル Expired - Lifetime JP2907218B2 (ja)

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