JP6519293B2 - ノイズ抑制ケーブルの製造方法 - Google Patents

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本発明は、ノイズ抑制ケーブルの製造方法に関する。
ケーブルからのノイズを抑制するために、ケーブルに複数の短冊形の金属磁性体テープ又は軟磁性合金粉末を配合した樹脂テープを所定間隔で巻き付けることにより、発生する磁束を集め、ノイズが外側に漏れないようにしている(特許文献1参照)。
また、ケーブルに複数の短冊形の金属体を所定間隔で巻き付けることで、サージノイズを抑制して、放射ノイズの発生を抑制するケーブルが知られている(特許文献2参照)。
特開2002−25356号公報 特開2013−93229号公報
しかし、特許文献1等の従来のケーブルにおいては、短冊形に切り取った各金属磁性体テープ等のノイズ抑制テープを1つ1つ所定の間隔でケーブル長手方向に配置し、巻き付けていたため、製造時間が長くなってしまうという問題があった。
そこで、本発明の目的は、ノイズ抑制テープが複数、巻き付けられたノイズ抑制ケーブルの製造時間を短縮できるノイズ抑制ケーブルの製造方法を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するために、下記のノイズ抑制ケーブルの製造方法を提供する。
[1]直線状の切り込み線を複数、略平行に設けたノイズ抑制テープを、前記切り込み線がケーブル長手方向と略直交するようにケーブルに縦添えしてその外周に巻きつけた後、前記ノイズ抑制テープの不要領域を前記切り込み線に沿って取り除く工程を有するノイズ抑制ケーブルの製造方法。
[2]前記ノイズ抑制テープは、金属体からなる前記[1]に記載のノイズ抑制ケーブルの製造方法。
[3]前記金属体は、金属磁性体である前記[2]に記載のノイズ抑制ケーブルの製造方法。
[4]前記ノイズ抑制テープは、磁性粉が配合された樹脂テープである前記[1]に記載のノイズ抑制ケーブルの製造方法。
[5]前記ノイズ抑制テープは、前記切り込み線で挟まれた複数の領域において、取り除かずに残す領域と前記不要領域とを交互に有する前記[1]〜[4]のいずれか1つに記載のノイズ抑制ケーブルの製造方法。
本発明によれば、ノイズ抑制テープが複数、巻き付けられたノイズ抑制ケーブルの製造時間を短縮できるノイズ抑制ケーブルの製造方法を提供することができる。
(a)〜(d)は、本発明の実施の形態に係るノイズ抑制ケーブルの製造工程を説明するための概略図である。
本発明の実施の形態に係るノイズ抑制ケーブルの製造方法は、直線状の切り込み線を複数、略平行に設けたノイズ抑制テープを、前記切り込み線がケーブル長手方向と略直交するようにケーブルに縦添えしてその外周に巻きつけた後、前記ノイズ抑制テープの不要領域を前記切り込み線に沿って取り除く工程を有する。ここで、略平行及び略直交とは、それぞれ平行又は直交に対し10°以下の角度を有する場合を含む。好ましくは、平行又は直交に対し5°以下の角度を有する場合であり、最も好ましくは平行及び直交の場合である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1(a)〜(d)は、本発明の実施の形態に係るノイズ抑制ケーブルの製造工程を説明するための概略図である。
本実施の形態に係るノイズ抑制ケーブル10の製造方法においては、まず、図1(a)に示すように、直線状の切り込み線6aを複数、平行に設けたノイズ抑制テープ(図1では金属磁性体6)を、切り込み線6aがケーブル長手方向と直交するようにケーブルに縦添えした上で、図1(b)に示すように、その外周に巻きつける。その後、図1(c)に示すように、ノイズ抑制テープ(金属磁性体6)の不要領域を切り込み線6aに沿って取り除く。不要領域を取り除いた後、取り除かずに残す領域を固定するために、図1(d)に示すように、ノイズ抑制テープ固定用テープ(金属磁性体固定用テープ7)をノイズ抑制テープ(金属磁性体6)の外周に巻き付ける。さらに、図示されていないシースを最外層に設ける。
ノイズ抑制ケーブル10は、種々の構成を採り得る。図1に示す実施形態においては、導体1とその周囲を被覆する絶縁体2とからなる絶縁電線を3本撚り合せた撚り線の外周に、撚り線固定用の押え巻きテープ3、外部導体としての銅編組4、及び絶縁用テープ5が順次設けられたものの外周に、ノイズ抑制テープ(金属磁性体6)を巻き付けているが、当該構成に限定されない。例えば、絶縁電線は単芯であってもよく、3本以外の複数本の撚り線であってもよい。
ノイズ抑制テープとしては、金属体からなるもの、及び磁性粉が配合された樹脂テープを好適に使用できる。特に、金属体が金属磁性体であるものを好適に使用できる。
金属磁性体以外の金属体としては、アルミニウム、銅等の導電性の高い金属からなるものが好ましい。金属磁性体としては、コバルト基アモルファス薄帯やコバルト基アモルファス薄帯にアルミ箔をラミネートしたテープ等が挙げられる。
樹脂テープに配合される磁性粉の材料としては、軟磁性材料からなるものが好ましい。軟磁性材料として、例えば、Mn−Zn系フェライト粉、Ni−Zn系フェライト粉、Ni−Zn−Cu系フェライト粉等のフェライト粉や、Fe−Ni系合金(パーマロイ)、Fe−Si−Al系合金(センダスト)、Fe−Si系合金(珪素鋼)等の軟磁性金属粉等を用いることができる。磁性粉の形状は、粒状(球状)のほか、扁平形状、楕円形状、棒形状、繊維状等、特に限定されるものではないが、扁平形状が好ましい。ベースの樹脂としては、例えば、オレフィン系樹脂、塩化ビニル樹脂、エチレン−酢酸ビニル重合体、フッ素系樹脂、シリコーン系樹脂等を用いることができる。
ノイズ抑制テープ(金属磁性体6)の厚みは、特に限定されるものではないが、10〜1000μmであることが好ましく、10〜100μmであることがより好ましい。また、ノイズ抑制テープ(金属磁性体6)の巻き付け方向(ケーブル周方向)の長さは、巻き付け対象であるケーブルの外周長の1〜100倍の長さであることが好ましく、1〜10倍の長さであることがより好ましい。
切り込み線6aは、ノイズ抑制テープ(金属磁性体6)をケーブルに巻き付けた後に、不要領域を切り込み線6aに沿って取り除くことができるように設けてあればよく、その実施形態は特に限定されない。例えば、切れ込みを点線状、破線状、一点鎖線状にノイズ抑制テープ(金属磁性体6)の一端から他端まで一直線状に設けることにより形成できる。このような切り込み線6aを平行に複数本、設ける。
切り込み線6aの間隔は、適宜、自由に設定できるが、一定間隔で設けられていることが好ましい。例えば5〜15mm間隔で設ける。
ノイズ抑制テープ(金属磁性体6)は、隣り合う切り込み線6aで挟まれた複数の領域において、取り除かずに残す領域と取り除く不要領域とを交互に有することが好ましい。
ノイズ抑制テープの不要領域は、切り込み線6aに沿って切り取られることにより取り除かれる。不要領域を1本ずつ取り除いても良いし、複数本、まとめて取り除けるような装置を用いてもよい。
本発明の実施の形態に係るノイズ抑制ケーブルの製造方法は、LANケーブル、通信用ケーブル、同軸ケーブル、電力ケーブル、制御・計装ケーブル等に適用できる。
〔本実施の形態の効果〕
本実施の形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)切り込み線を設けたノイズ抑制テープを一括で巻き付けた後、不要領域を取り除くことにより、ノイズ抑制テープが複数、巻き付けられたノイズ抑制ケーブルの製造時間を短縮できるノイズ抑制ケーブルの製造方法を提供できる。すなわち、生産性を向上することができる。
(2)短冊形のノイズ抑制テープを1本ずつ巻き付けていた従来の方法に比べて、製造に係る労力を軽減できる。
(3)短冊形のノイズ抑制テープを1本ずつ巻き付けていた従来の方法に比べて、製造工程の機械化が容易となる。
なお、本発明の実施の形態は、上記実施の形態に限定されず、種々な実施の形態が可能である。また、本発明の要旨を変更しない範囲内で、上記実施の形態の構成要素の一部を省くことや追加・変更することが可能である。
1:導体、2:絶縁体、3:押え巻きテープ、4:銅編組
5:絶縁用テープ、6:金属磁性体、6a:切り込み線
7:金属磁性体固定用テープ、10:ノイズ抑制ケーブル

Claims (5)

  1. ノイズ抑制テープが複数、巻き付けられたノイズ抑制ケーブルの製造方法であって、
    直線状の切り込み線を複数、略平行に設けた前記ノイズ抑制テープを、前記切り込み線がケーブル長手方向と略直交するようにケーブルに縦添えしてその外周に巻きつけた後、前記ノイズ抑制テープの不要領域を前記切り込み線に沿って取り除き、ノイズ抑制テープ固定用テープを前記ノイズ抑制テープの外周に巻き付けることにより、前記ノイズ抑制テープ固定用テープは、複数の、前記ノイズ抑制テープを取り除かずに残す領域を一括して覆う工程を有するノイズ抑制ケーブルの製造方法。
  2. 前記ノイズ抑制テープは、金属体からなる請求項1に記載のノイズ抑制ケーブルの製造方法。
  3. 前記金属体は、金属磁性体である請求項2に記載のノイズ抑制ケーブルの製造方法。
  4. 前記ノイズ抑制テープは、磁性粉が配合された樹脂テープである請求項1に記載のノイズ抑制ケーブルの製造方法。
  5. 前記ノイズ抑制テープは、前記切り込み線で挟まれた複数の領域において、取り除かずに残す領域と前記不要領域とを交互に有する請求項1〜4のいずれか1項に記載のノイズ抑制ケーブルの製造方法。


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