JP2016225219A - ノイズシールドケーブル - Google Patents

ノイズシールドケーブル Download PDF

Info

Publication number
JP2016225219A
JP2016225219A JP2015112489A JP2015112489A JP2016225219A JP 2016225219 A JP2016225219 A JP 2016225219A JP 2015112489 A JP2015112489 A JP 2015112489A JP 2015112489 A JP2015112489 A JP 2015112489A JP 2016225219 A JP2016225219 A JP 2016225219A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
noise
layer
outer periphery
magnetic tape
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015112489A
Other languages
English (en)
Inventor
秋元 克弥
Katsuya Akimoto
克弥 秋元
陽介 角
Yosuke Sumi
陽介 角
克俊 中谷
Katsutoshi Nakatani
克俊 中谷
賢司 安嶋
Kenji Yasujima
賢司 安嶋
寛 沖川
Hiroshi Okikawa
寛 沖川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Metals Ltd filed Critical Hitachi Metals Ltd
Priority to JP2015112489A priority Critical patent/JP2016225219A/ja
Publication of JP2016225219A publication Critical patent/JP2016225219A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Insulated Conductors (AREA)
  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
  • Communication Cables (AREA)

Abstract

【課題】サージノイズを抑制することができ、屈曲性に優れ、端末処理が容易なノイズシールドケーブルを提供する。【解決手段】ノイズシールドケーブル1は、導体線2の外周を絶縁体3で被覆した絶縁電線4と、絶導体線4の外周に形成されたシールド層6と、シールド層6の外周に形成された絶縁テープ層5Bと、絶縁テープ層5Bの外周にケーブル長手方向に沿って配置された紐部材10と、絶縁テープ層5Bの外周に紐部材10を内側に含むようにケーブル長手方向に間隔Dを設けて形成され、端部同士が溶接によって接合された複数の磁性テープ層7とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、サージノイズの抑制に金属テープを用いたノイズシールドケーブルに関する。
従来、サージノイズを抑制し、軽量でフレキシビリティを有するノイズシールドケーブルが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
このノイズシールドケーブルは、4条の絶縁心線と、4条の絶縁心線からなる束を囲むシースと、絶縁心線とシートとの間に充填された介在物とを備え、絶縁心線は、導体線と、導体線を被覆する絶縁体と、絶縁体の外周に導体線の長手方向に沿って所定の間隔(例えば、3m以上)ごとに設けられた所定の長さ(例えば、3m以上)の金属体とを有する。
特開2002−25356号公報
しかし、従来のノイズシールドケーブルは、端部側の金属体は端末処理の際に外す必要があるが、金属体の厚さやケーブル長手方向の長さによっては外す作業が難しくなる。
そこで、本発明の目的は、サージノイズを抑制することができ、屈曲性に優れ、端末処理が容易なノイズシールドケーブルを提供することにある。
[1]導体線の外周を絶縁体で被覆した絶縁電線と、前記絶縁電線の外周に形成されたシールド層と、前記シールド層の外周に形成された絶縁体と、前記絶縁体の外周にケーブル長手方向に沿って配置された紐部材と、前記絶縁体の外周に前記紐部材を内側に含むようにケーブル長手方向に所定の間隔を設けて形成され、端部同士が溶接によって接合された複数の金属テープと、を備えたノイズシールドケーブル。
[2]前記金属テープは、軟磁性材料からなる磁性テープである、前記[1]に記載のノイズシールドケーブル。
本発明によれば、サージノイズを抑制することができ、屈曲性に優れ、端末処理が容易なノイズシールドケーブルを提供することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係るノイズシールドケーブルの概略の構成を示す正面図である。 図2は、図1に示すノイズシールドケーブルの横断面図である。 図3は、図1に示すノイズシールドケーブルの端末処理を説明するための図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、各図中、実質的に同一の機能を有する構成要素については、同一の符号を付してその重複した説明を省略する。
[実施の形態]
図1は、本発明の実施の形態に係るノイズシールドケーブルの概略の構成を示す正面図である。図2は、図1に示すノイズシールドケーブルの横断面図である。なお、図1では、介在物9の図示を省略している。
このノイズシールドケーブル1は、導体線2の外周を絶縁体3で被覆した複数(本実施の形態では3本)の絶縁電線4と、これら複数の絶縁電線4の周囲に介在物9を介在させて設けられた樹脂テープ層5Aと、樹脂テープ層5Aの外周に設けられたシールド層6と、シールド層6の外周に設けられた樹脂テープ層5Bと、樹脂テープ層5Bの外周にケーブル長手方向に沿って配置された紐部材10と、樹脂テープ層5Bの外周に紐部材10を内側に含むようにケーブル長手方向に所定の間隔を設けて形成された所定の幅Wの複数の磁性テープ層7と、樹脂テープ層5B、紐部材10、及び複数の磁性テープ層7の外周に設けられた樹脂テープ層5Cと、樹脂等からなる絶縁保護層としてのシース8とを備える。
絶縁電線4は、例えば、周波数1kHz〜1MHzの電圧又は信号を伝送する。3の絶縁電線4は、例えば、3相交流電圧をインバータからモータに伝送する。なお、絶縁電線4は、本実施の形態では、3本としたが、2本(例えば2相交流電圧用)でもよい。また、絶縁電線4は、差動信号を伝送するツイストペア線でもよい。
樹脂テープ層5Aは、樹脂テープを複数の絶縁電線4の周囲に介在物9を介在させてそれらの外周にケーブル長手方向に渡って巻き付けることにより形成される。樹脂テープ層5Bは、樹脂テープをシールド層6の外周にケーブル長手方向に渡って巻き付けることにより形成される。樹脂テープ層5Cは、樹脂テープを樹脂テープ層5B、紐部材10及び磁性テープ層7の外周にケーブル長手方向に渡って巻き付けることにより形成される。樹脂テープ層5A〜5Cの樹脂テープは、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリプロピレン系樹脂等の樹脂からなるテープを用いることができる。
シールド層6は、例えば、導線を編組して形成され、グランドに接続される。なお、シールド層6は、導体付きテープを巻き付けたものでもよい。
(磁性テープ層の構成)
磁性テープ層7は、例えば、樹脂テープ層5Bの外周に幅Wの磁性テープ70を巻き付けて端部同士を重ね、その重なり部分を複数の溶接接合部71で抵抗溶接により接合して形成される。複数の溶接接合部71は、ケーブル長手方向に沿って形成されている。磁性テープ70の幅Wは、例えば5〜50mmが好ましい。また、磁性テープ70の厚さは、10〜100μmが好ましい。ここで、磁性テープ70は、金属テープの一例である。
磁性テープ70を構成する磁性体は、電磁波ノイズを抑制するため、保磁力が小さく透磁率が大きい軟磁性材料からなるものが好ましい。軟磁性材料として、例えば、Co基アモルファス合金、Fe基アモルファス合金等のアモルファス合金、Mn−Zn系フェライト、Ni−Zn系フェライト、Ni−Zn−Cu系フェライト等のフェライト、Fe−Ni系合金(パーマロイ)、Fe−Si−Al系合金(センダスト)、Fe−Si系合金(珪素鋼)等の軟磁性金属等を用いることができる。
(紐部材の構成)
紐部材10は、ノイズシールドケーブル1の端末処理の際に、紐部材10を樹脂テープ層5Bから離れる方向に引っ張って磁性テープ70の溶接接合部を破壊できる引張り強度があればよく、例えば、凧糸のように太い木綿糸や、ピアノ線等の金属ワイヤーでもよい。紐部材10は、ドレイン線でもよい。紐部材10は、本実施の形態では磁性テープ70の溶接接合部に対して90°の向きに配置したが、磁性テープ70の溶接接合部と反対側の位置が磁性テープ70の溶接接合部を破壊する上で好ましい。なお、紐部材10の位置はこれらの位置に限られない。
(ノイズシールドケーブルの端末処理)
図3は、図1に示すノイズシールドケーブル1の端末処理を説明するための図である。ノイズシールドケーブル1の端末処理では、シース8及び樹脂テープ層5Cを剥がして磁性テープ層7及び紐部材10を露出させる。次に、紐部材10を樹脂テープ5Bから離れる方向に引っ張って磁性テープ70の溶接接合部71を破壊し、端部側の磁性テープ層7をノイズシールドケーブル1から外す。ノイズシールドケーブル1から外す磁性テープ層7の数は、端末処理に必要な数でよい。次に、樹脂テープ層5B等を剥がして絶縁電線4の導体線2を露出する。
(実施の形態の作用、効果)
本実施の形態によれば、以下の作用、効果を奏する。
(1)シールド層6の外側に樹脂テープ層5Bを介して必要な磁性体の量になるように複数の磁性テープ層7をケーブル長手方向に形成しているため、シールド層6を流れるサージノイズを磁性テープ層7により抑制することができる。
(2)紐部材10を樹脂テープ5Bから離れる方向に引っ張ることにより磁性テープ70の溶接接合部71を簡単に破壊できるので、ケーブルの端末処理が容易になる。
(3)本ノイズシールドケーブル1は、複数の磁性テープ層7を所定の間隔を設けて形成しているため、軽量化が図れ、屈曲性に優れたものになる。
なお、本発明の実施の形態は、上記実施の形態に限定されず、種々な実施の形態が可能である。例えば、上記実施の形態では、複数の溶接接合部71をケーブル長手方向に沿って設けたが、ケーブルの周方向に設けてもよい。
また、上記実施の形態では、磁性テープ70を樹脂テープ層5Bに1回巻き付けて磁性テープ層7を形成したが、磁性テープ70を樹脂テープ層5Bに1回以上あるいは2回以上巻き付けてもよい。
また、本発明の要旨を変更しない範囲内で、上記実施の形態の構成要素の一部を省くことや変更することが可能である。例えば、複数の絶縁電線4の周囲に樹脂テープを巻き付ける上で支障がなければ、介在物9を省いてもよい。また、磁性テープ層7の外側に形成した樹脂テープ層5Cを省いてもよい。
1…ノイズシールドケーブル、2…導体線、3…絶縁体、4…絶縁電線、
5A-5C…樹脂テープ層、6…シールド層、7…磁性テープ層、8…シース、
9…介在物、10…紐部材、70…磁性テープ、71…溶接接合部、
D…間隔、W…幅

Claims (2)

  1. 導体線の外周を絶縁体で被覆した絶縁電線と、
    前記絶縁電線の外周に形成されたシールド層と、
    前記シールド層の外周に形成された絶縁体と、
    前記絶縁体の外周にケーブル長手方向に沿って配置された紐部材と、
    前記絶縁体の外周に前記紐部材を内側に含むようにケーブル長手方向に所定の間隔を設けて形成され、端部同士が溶接によって接合された複数の金属テープと、
    を備えたノイズシールドケーブル。
  2. 前記金属テープは、軟磁性材料からなる磁性テープである、
    請求項1に記載のノイズシールドケーブル。
JP2015112489A 2015-06-02 2015-06-02 ノイズシールドケーブル Pending JP2016225219A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015112489A JP2016225219A (ja) 2015-06-02 2015-06-02 ノイズシールドケーブル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015112489A JP2016225219A (ja) 2015-06-02 2015-06-02 ノイズシールドケーブル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016225219A true JP2016225219A (ja) 2016-12-28

Family

ID=57745837

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015112489A Pending JP2016225219A (ja) 2015-06-02 2015-06-02 ノイズシールドケーブル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016225219A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9659687B2 (en) Noise reduction cable
US9484128B2 (en) Noise suppression cable
US20150228377A1 (en) Shielded Cable
JP6245043B2 (ja) ノイズ抑制ケーブル
KR20140060941A (ko) 차폐 케이블
US9734939B2 (en) Noise suppression cable
JP2006173044A (ja) 金属遮蔽電線
JP6439594B2 (ja) ノイズ抑制ケーブル
JP2017004745A (ja) ノイズシールドケーブル
JP6065856B2 (ja) ノイズ抑制ケーブル
JP2016225219A (ja) ノイズシールドケーブル
JP2016225218A (ja) ノイズシールドケーブル
JP2016225217A (ja) ノイズシールドケーブル
JP2017050139A (ja) ノイズシールドケーブルの設計方法及びノイズシールドケーブル
JP2016226219A (ja) ノイズ抑制機能付き電線管
JP2016225155A (ja) ケーブル製造装置
JP6759693B2 (ja) ノイズ抑制ケーブル
JP2021140943A (ja) ノイズ抑制ケーブル
JP6519293B2 (ja) ノイズ抑制ケーブルの製造方法
JP2017139130A (ja) ノイズ抑制ケーブル

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20180327