JP2017050139A - ノイズシールドケーブルの設計方法及びノイズシールドケーブル - Google Patents

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克俊 中谷
陽介 角
Yosuke Sumi
陽介 角
賢司 安嶋
Kenji Yasujima
賢司 安嶋
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Katsuya Akimoto
克弥 秋元
寛 沖川
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寛 沖川
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Abstract

【課題】屈曲性に優れ、顧客要求に応じたノイズシールド性能を有するノイズシールドケーブルの設計方法及びノイズシールドケーブルを提供する。【解決手段】ノイズシールドケーブルの設計方法は、磁性体層を設ける前のシールド層を備えたノイズシールドケーブルを選択するステップと、選択されたノイズシールドケーブルに基づいて、ノイズ電流の低減率に応じた磁性テープ層の被覆率を算出するステップと、を含む。【選択図】図3

Description

本発明は、伝導ノイズの抑制に金属体を用いたノイズシールドケーブルの設計方法及びノイズシールドケーブルに関する。
従来、ケーブルの周囲にフェライトコアを装着せずに、電線に磁性体テープを巻き付けたノイズシールドケーブルが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
このノイズシールドケーブルは、導体を絶縁体で被覆した絶縁電線の外周に所定の幅の磁性体金属テープ(磁性テープともいう。)をケーブル長手方向に所定の間隔を設けて巻き付けたものである。この構成によれば、テープ長、テープ幅によりノイズ抑制効果が制御される。また、磁性テープを巻き付けて形成された磁性テープ層を適当な間隔を設けて配置することにより、ケーブルの可撓性が向上する。
特開2002−25356号公報
しかし、従来のノイズシールドケーブルにおいて、必要以上の数の磁性テープ層を設けると、巻き付け作業が負担となり、コスト高を招く。
そこで、本発明の目的は、屈曲性に優れ、顧客要求に応じたノイズシールド性能を有するノイズシールドケーブルの設計方法及びノイズシールドケーブルを提供することにある。
[1]磁性体層を設ける前のシールド部材を備えたノイズシールドケーブルを選択するステップと、選択された前記ノイズシールドケーブルに基づいて、ノイズ電流の低減率に応じた前記磁性体層の被覆率を算出するステップと、を含むノイズシールドケーブルの設計方法。
[2]前記磁性体層の被覆率を算出するステップは、前記シールド部材を流れるノイズ電流の最大値よりも前記磁性体層が磁気飽和する電流が大きくなるように前記磁性体層の材質又は内径を定めるステップと、前記シールド部材を流れるノイズ電流を所定の値に低減するために前記磁性体層を設けた後のシールド部のインピーダンスZmを算出するステップと、前記インピーダンスZmを満たすように前記磁性体層の被覆率を算出するステップと、を含む前記[1]に記載のノイズシールドケーブルの設計方法。
[3]前記磁性体層の被覆率を算出するステップは、前記磁性体層のケーブル長手方向の長さを所定の値とするとき、前記磁性体層のケーブル長手方向の間隔を算出する、2前記[1]に記載のノイズシールドケーブルの設計方法。
[4]前記磁性体層は、磁性テープを巻き付けることにより形成され、
前記磁性体層の被覆率を算出するステップは、前記磁性テープの巻数を算出するステップを含む、前記[1]又は[2]に記載のノイズシールドケーブルの設計方法。
[5]シールド部材及び複数の磁性体層を備えたノイズシールドケーブルであって、
前記磁性体層のケーブル長手方向の間隔をD、前記磁性体層のケーブル長手方向の幅をWとするとき、D/W≧4/3の範囲を満たす、
ノイズシールドケーブル。
[6]前記磁性体層は、磁性テープを巻き付けることにより形成され、前記磁性体層の被覆率は、3〜75%であり、前記磁性テープの巻数は、1回以上である、前記[5]に記載のノイズシールドケーブル。
本発明によれば、屈曲性に優れ、顧客要求に応じたノイズ抑制性能を有する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るノイズシールドケーブルの概略の構成を示す正面図である。 図2は、図1に示すノイズシールドケーブルの横断面図である。 図3は、第1の実施の形態に係るノイズシールドケーブルの設計方法を示すフローチャートである。 図4(a)は、ケーブル1m、図4(b)は、ケーブル3mにおける、磁性テープ層の巻数、磁性テープ被覆率及びノイズ低減効果の関係の一例を示すグラフである。 図5は、本発明の第2の実施の形態に係るノイズシールドケーブルの横断面図である。 図6は、本発明の第3の実施の形態に係るノイズシールドケーブルの概略の構成を示す斜視図である。 図7は、図6に示すノイズシールドケーブルの横断面図である。 図8は、本発明の第4の実施の形態に係るノイズシールドケーブルの横断面図である。 図9は、本発明の第5の実施の形態に係るノイズシールドケーブルの横断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、各図中、実質的に同一の機能を有する構成要素については、同一の符号を付してその重複した説明を省略する。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るノイズシールドケーブルの概略の構成を示す正面図、図2は、図1に示すノイズシールドケーブルの横断面図である。なお、図1では、介在物9の図示を省略する。
このノイズシールドケーブル1は、導体2の外周を絶縁体3で被覆した複数(本実施の形態では3本)の絶縁電線4と、これら複数の絶縁電線4の周囲に介在物9を介在させて樹脂テープが巻き付けられて形成された樹脂テープ層5Aと、樹脂テープ層5Aの外周に設けられたシールド層6と、シールド層6の外周に設けられた樹脂テープ層5Bと、樹脂テープ層5Bの外周にケーブル長手方向に複数形成された所定の幅Wの磁性テープ層7と、これら複数の磁性テープ層7及び樹脂テープ層5Bの外周に設けられた樹脂テープ層5Cと、樹脂テープ層5Cの外周に設けられた樹脂等からなる絶縁保護層としてのシース8とを備える。以下、本実施の形態では、絶縁電線4及び介在物9の周囲に樹脂テープ層5A、シールド層6及び樹脂テープ層5Bを設けたものを「ケーブルコア」という。また、シールド層6、又はシールド層6及び複数の磁性テープ層7を「シールド部」という。シールド層6は、シールド部材の一例である。磁性テープ層7は、磁性体層の一例である。
絶縁電線4は、例えば、周波数DC〜1MHzの電力又は信号を伝送する。なお、絶縁電線4は、本実施の形態では、3本(例えば3相交流電圧用)としたが、2本(例えば2相交流電圧用)でもよい。また、絶縁電線4は、差動信号を伝送するツイストペア線でもよい。
樹脂テープ層5Aは、樹脂テープを複数の絶縁電線4の周囲に介在物9を介在させてそれらの外周にケーブル長手方向に渡って螺旋状に巻き付けることにより形成される。樹脂テープ層5Bは、樹脂テープをシールド層6の外周にケーブル長手方向に渡って螺旋状に巻き付けることにより形成される。樹脂テープ層5Cは、樹脂テープを樹脂テープ層5B及び磁性テープ層7の外周にケーブル長手方向に渡って螺旋状に巻き付けることにより形成される。樹脂テープ層5A〜5Cの樹脂テープは、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリプロピレン系樹脂等の樹脂からなるテープを用いることができる。
シールド層6は、例えば、導線を編組して形成され、グランドに接続される。なお、シールド層6は、導体付きテープを巻き付けたものでもよい。
(磁性テープ層7の構成)
磁性テープ層7は、例えば、樹脂テープ層5Bの外周に幅Wの磁性テープ70を1回以上巻き付けて端部同士を重ね、その重なり部分を抵抗溶接で接合して形成される。磁性テープ70の幅Wは、例えば5〜50mmが好ましい。磁性テープ層7の間隔Dは、磁性テープ層7を必要以上に設けないために磁性テープ層7の幅Wの10倍以上が好ましく、5倍以上がより好ましい。具体的には、磁性テープ層7の間隔Dは、例えば、後述する設計方法によって定められる。
磁性テープ70を構成する磁性体は、電磁波ノイズを抑制するため、保磁力が小さく透磁率が大きい軟磁性材料からなるものが好ましい。軟磁性材料として、例えば、Co基アモルファス合金、Fe基アモルファス合金等のアモルファス合金、Mn−Zn系フェライト、Ni−Zn系フェライト、Ni−Zn−Cu系フェライト等のフェライト、Fe−Ni系合金(パーマロイ)、Fe−Si−Al系合金(センダスト)、Fe−Si系合金(珪素鋼)等の軟磁性金属等を用いることができる。
(ノイズシールドケーブルの設計方法)
このノイズシールドケーブルの設計方法は、磁性テープ層7を設ける前のシールド層6を備えたノイズシールドケーブルを選択するステップと、選択されたノイズシールドケーブルに基づいて、ノイズ電流の低減率に応じた磁性テープ層の被覆率を算出するステップとを含む。ここで、「被覆率」とは、ケーブルコア又は後述するドレイン線に対する磁性テープ層の被覆率をいう。
磁性テープ層の被覆率を算出するステップは、シールド層6を流れるノイズ電流の最大値よりも磁性テープ層7が磁気飽和する電流が大きくなるように磁性テープ層7の材質又は内径を定めるステップと、シールド層6を流れるノイズ電流を所定の値に低減するために磁性テープ層7を設けた後のシールド部のインピーダンスZmを算出するステップと、インピーダンスZmを満たすように磁性テープ層7の被覆率を算出するステップとを含むものでもよい。
インピーダンスZmを満たすように磁性テープ層7の被覆率を算出するステップは、例えば、磁性テープ層7のケーブル長手方向の長さ、すなわち幅Wを所定の値とするとき、磁性テープ層7のケーブル長手方向の間隔Dを算出してもよく、後述するように、ケーブルコアに形成する磁性テープ層7の単位長さ当たりの数を算出してもよい。また、算出された被覆率をAとするとき、実際のケーブルの磁性テープ層7の被覆率は、A以上A×2以下としてもよい。
図3は、ノイズシールドケーブルの設計方法の具体的な一例を示すフローチャートである。
まず、顧客要求を受け付ける(S1)。例えば、以下の内容を顧客から要求されたものとする。
(a)購入ケーブル:ケーブル長100m、38SQ×3心のノイズシールドケーブルとする。
(b)ノイズ電流(現状):シールド部に流れるノイズ電流は最大1A(周波数範囲1kHz〜1MHzのうち10kHzのとき)である。
(c)ノイズ電流(要求):シールド部に流れるノイズ電流を20dB小さくしたい。
次に、ノイズシールドケーブルのケーブルコアに巻き付ける磁性テープ70が磁気飽和する電流値Isを計算する(S2)。38SQ×3心のノイズシールドケーブルのシールド層6の外径30.9mmに厚さ0.1mmの樹脂テープをその幅の1/2がラップするように螺旋状に巻いたとき、磁性テープ層7の内径は直径31.1mm、磁性テープ層7の最短磁路長lminは、
lmin=31.1[mm]×π=97.7[mm]となる。
磁性テープ70の飽和磁束密度をBs、磁性テープ70の比透磁率をμs、真空の透磁率をμo(4π×10−7H/m)とすると、磁性テープ70が磁気飽和する電流値Isは、次式(1)で表せる。
Is=(Bs・lmin)/(μs・μo) ・・・(1)
ここで、μs及Bsの値は、予め測定した磁性テープ70の比透磁率−周波数の関係情報から取得する。例えば、μs=10000(10kHz)、Bs=0.6[T]を取得したとすると、磁性テープ70が磁気飽和する電流値Isは、式(1)から次のように求まる。
Is=(0.6×97.7×10−3)/(4π×10−7×10000)
=4.66[A]
次に、算出した磁性テープ70が磁気飽和する電流値Isがノイズ電流の最大値よりも大きいか否かを判断する(S3)。今回算出した電流値Is(4.66A)がノイズ電流の最大値(1A)よりも大きいため(S3:Yes)、次の磁性テープ70巻き付け前のシールド部(シールド層6)のインピーダンスの計算(S5)に進む。今回のようにノイズ電流の最大値(1A)よりも磁性テープ70が磁気飽和する電流値(4.66A)が大きい場合には、38SQ×3心のノイズシールドケーブルのシールド部に巻き付ける磁性テープ70は、顧客のノイズ電流の最大値では磁気飽和せず、ノイズ電流を抑制する効果が見込める。
なお、算出した電流値Isがノイズ電流の最大値よりも大きくない場合には(S3:No)、磁性テープ層7を変更する(S4)。具体的には、磁性テープ層7の内径を大きくするか、比透磁率の小さい材料を選択する。例えば、磁性テープ層7の内径を大きくする場合は、磁性テープ70を巻く箇所に樹脂テープを巻き、その上から磁性テープ70を巻き付けたとして、同様にステップS2、S3の処理を行う。
算出した電流値Isがノイズ電流の最大値よりも大きいことが確認できると(S3:Yes)、磁性テープ70を巻き付ける前のシールド部(シールド層6)のインピーダンスを計算する(S5)。38SQ×3心のノイズシールドケーブルのシールド層6のインピーダンスをZo、インダクタンスをLo、抵抗をRoとすると、インピーダンスZoは、次の式(2)で表せる。
Figure 2017050139
ただし、ωは角速度 ω=2πf
ここで、余裕を考えると、インピーダンスZoの最小値が分かればよいので、抵抗成分を直流成分で考えるのみとし、式(2)の代わりに式(3)を用いる。
Zo=√Ro =Ro ・・・(3)
シールド層6を構成する材料の銅の抵抗率をρ、シールド層6の断面積をs、シールド層6の長さをlとすると、シールド層6の抵抗Roは、
Ro=ρ(l/s) ・・・(4)
と表せる。
また、シールド層6の内径30.7mm、シールド層6の外径30.9mm、ケーブル長100m、銅の抵抗率ρ1.68×10−8Ω・mなので、式(4)より、
Ro=ρ(l/s)=1.68×10−8/{π(30.9/2×10−3−π(30.7/2×10−3
=0.00174[Ω・m]
よって、Zo=0.174[Ω]
ここで、ノイズ電流の最大値Ioは、1Aであり、シールド層6の両端部に印加される電圧Vは、
V=Zo×Io=0.174×1=0.174[v]
となる。
次に、顧客要求を満たす磁性テープ70巻き付け後のシールド部のインピーダンスを算出する(S6)。まず、顧客要求のノイズ電流の最大値を求める。顧客要求のノイズ電流1Aを20dB減衰したときのノイズ電流Imは、
20dB=20×log(1A/Im)より、Im=0.1[A]となる。
このとき、シールド層6の両端部には、先に求めた印加電圧0.174[V]が加わる。このことから、顧客要求を満たす磁性テープ70巻き付け後のシールド部のインピーダンスZmは、
Zm=V/Im=0.174/0.1=1.74[Ω]
となる。
次に、ノイズシールドケーブルのコアケーブルに巻き付ける磁性テープ層7の個数を算出する(S7)。上記ステップS6で求めた顧客要求を満たすノイズシールドケーブル1のシールド層6のインピーダンス以上となる磁性テープ層7の個数Nを求める。
磁性テープ層7の個数をNとすると、磁性テープを巻き付けたノイズシールドケーブルのシールド部のインピーダンスZmは、磁性テープが巻かれていない部分のインダクタンスをL(導)、磁性テープ70が巻かれている部分のインダクタンスをL(磁)、抵抗をRmとすると、
Figure 2017050139
と表せる。
(抵抗Rmの算出)
高周波領域において、銅の表皮深さδがシールド厚さより小さくなり、Rmを直流抵抗と等価にならない領域が存在し、磁気テープ70によりシールド層6の導体と交差する磁束が変化することで交流抵抗が変化するが、今回求める領域では、Rm<<ωLとなり、シールド部のインピーダンスは、インダクタンスに大きく依存するため、今回は、抵抗成分を直流成分で考える。シールド層6の内径は30.7mm、シールド層6の外径は30.9mm、ケーブル長は100m、銅の抵抗率ρ1.68×10−8Ω・mなので、上記式(4)と同様に、Rm=0.174[Ω]となる。
(インダクタンスL(導)の算出)
磁性テープ70の幅をW[mm]、磁性テープ層7の個数をNとすると、磁性テープ70が巻き付けられていない部分の長さl[m]は、
l=100−(W×10−3)N
となる。
また、今回は磁性テープ層7の個数Nを求めるため、磁性テープ70の幅20mmとする。以上より、磁性テープ70が巻き付けられていない部分のインダクタンスL(導)は、
Figure 2017050139
となる。
(インダクタンスL(磁)の算出)
磁性テープ70が巻かれている部分のインダクタンスL(磁)は、磁性テープ70の高い比透磁率により、磁束がすべて磁性テープ70に集められていると考える。よって、磁性テープ層7の内径をc、磁性テープ層7の外径をdとすると、インダクタンスL(磁)は、
Figure 2017050139
と表せる。
今回、1箇所に巻き付ける際の磁性テープ70は、磁性テープ70の厚さt=18[μm]、磁性テープ層7の長さL=250mmとした。このため、1箇所当りの磁性テープ70の巻数は、約2.6と計算により求まるが、小数点以下は切り捨て、磁性テープ70の巻数を2とした。よって、磁性テープ層7の内径を30.9mm、外径を30.972mmとする。
以上より、磁性テープ70が巻かれている部分のインダクタンスL(磁)は、
Figure 2017050139
となる。
上記より、10kHzにおける磁性テープを巻き付けたノイズシールドケーブルのシールド部のインピーダンスZmは、
Figure 2017050139
となり、Zm>0.27Ωとなる。また、磁性テープ層7の個数Nは、N>0.38となる。ただし、熱減磁(100℃、3000hで磁性テープの比透磁率が約60%になる)の影響や安全率(=2)を考慮し、単位長さ当りの38SQ×3心シールドケーブルに巻付ける磁性テープ層7の個数は、(0.38/0.6)×2=1.2[個/m]となる。ここで、巻付け個数は、整数なのでN=2[個/m]とする。この場合は、被覆率4%となる。
今回の顧客要求に対するケーブルの構造は、磁性テープ層7の幅20mmを単位長さ当たり2箇所(被覆率4%)に巻き付けた38SQ×3心シールドケーブルであれば、シールド部に流れるノイズ電流(最大1A)を20dB減衰できる。
図4は、10kHzにおける、磁性テープ70の巻数と磁性テープ層7の被覆率との関係を示し、(a)は、ケーブル1mの場合、(b)は、ケーブル3mの場合を示すグラフである。
例えば、ケーブル長さ1m、磁性テープ70の巻数が5回で、ノイズ抑制効果20dB以上のノイズ抑制効果を得たい場合、図4(a)より、巻数5回のとき、磁性テープ層7の被覆率は約60%となっている。つまり、ケーブル長さ1mにおいて、磁性テープ70の巻数5で、ノイズ抑制効果20dB以上のノイズ抑制効果を得たい場合は、ノイズ抑制ケーブルの設計時には、磁性テープ層7の被覆率を60%〜75%とすればよい。磁性テープ層7の被覆率の上限を75%としたのは、ケーブル可撓性を担保するためである。
また、ケーブル長さ3m、磁性テープ70の巻数が5回で、ノイズ抑制効果10dB以上のノイズ抑制効果を得たい場合、図4(b)より、巻数5回のとき、磁性テープ層7の被覆率約10%となっている。つまり、ケーブル長さ3mにおいて、磁性テープ70の巻数5で、ノイズ抑制効果10dB以上のノイズ抑制効果を得たい場合は、ノイズ抑制ケーブルの設計時には、磁性テープ層7の被覆率を10%〜75%とすればよい。また、ノイズ抑制効果を3dB以上のノイズ抑制効果を得たい場合は、ノイズ抑制ケーブルの設計時には、磁性テープ層7の被覆率を3%〜75%とすればよい。さらに、図4(a)、(b)から明らかなように、磁性テープ70の巻数は1回でもノイズ抑制効果があるが、2回以上とすることによりノイズ抑制効果がより大きくなる。
(第1の実施の形態の作用、効果)
本実施の形態によれば、以下の作用、効果を奏する。
(1)顧客要求のノイズシールド性能に応じて磁性テープ層7の数を定めているので、必要以上に磁性テープ層7を設けることが避けられることから、巻き付け作業の負担を軽減でき、コスト高を抑制することができる。
(2)所定の幅の磁性テープ層7を所定の間隔を有してケーブル長手方向に設けているので、ケーブル長手方向に全体に渡って磁性テープ層を設けた場合と比較して、優れた屈曲性が得られる。
[第2の実施の形態]
図5は、本発明の第2の実施の形態に係るノイズシールドケーブルの横断面図である。第1の実施の形態では、シールド層6及び磁性テープ層7を断面円形としたが、本実施の形態は多角形としたものである。他は第1の実施の形態と同様に構成されている。以下、第1の実施の形態と異なる点を中心に説明する。
本実施の形態のノイズシールドケーブル1は、複数(本実施の形態では3本)の絶縁電線4と、これら複数の絶縁電線4の周囲に介在物9A〜9Cを介在させて樹脂テープが巻き付けられて形成された樹脂テープ層5Aと、樹脂テープ層5Aの外周に設けられたシールド層6と、シールド層6の外周に設けられた樹脂テープ層5Bと、樹脂テープ層5Bの外周に所定の間隔Dを有してケーブル長手方向に複数形成された所定の幅Wの磁性テープ層7と、これら複数の磁性テープ層7及び樹脂テープ層5Bの外周に設けられた樹脂テープ層5Cと、シース8とを備える。
樹脂テープ層5A、シールド層6、樹脂テープ層5B、磁性テープ層7及び樹脂テープ層5Cは、断面六角形となるように、複数の絶縁電線4の周囲に直径が異なる介在物9A〜9Cが介在されている。これにより、ケーブル外径が同じという条件で、磁性テープ層が断面円管状に形成されている場合と比べて、磁性テープ層7の最短磁路長(磁性テープ層7の内側の面における磁路長)を長くすることができる。ここで、断面六角形の磁性テープ層7は、断面多角形の磁性体層の一例である。
(第2の実施の形態の作用、効果)
本実施の形態によれば、以下の作用、効果を奏する。
(1)第1の実施の形態と同様に、顧客要求のノイズシールド性能に応じて磁性テープ層7の数を定めているので、必要以上に磁性テープ層7を設けることが避けられることから、巻き付け作業の負担を軽減でき、コスト高を抑制することができる。
(2)磁性テープ層7は、断面六角形に形成されているので、ケーブル外径の増加を抑制しつつ磁性テープ層7の最短磁路長を長くすることができる。
(3)所定の幅の磁性テープ層7を所定の間隔を有してケーブル長手方向に設けているので、ケーブル長手方向に全体に渡って磁性テープ層を設けた場合と比較して、優れた屈曲性が得られる。
なお、上記第2の実施の形態では、磁性テープ層7を断面六角形に形成したが、5角形以上、24角形以下に形成してもよい。また、磁性体層は、断面多角形を有する磁性体からなるものでもよく、磁性粉が含有された断面多角形を有する樹脂からなるものでもよい。
[第3の実施の形態]
図6は、本発明の第3の実施の形態に係るノイズシールドケーブルの概略の構成を示す斜視図である。図7は、図6に示すノイズシールドケーブルの横断面図である。なお、図6では、絶縁電線4及びドレイン線15は撚り合わせた状態の図示を省略している。また、図6では、介在物9の図示を省略している。
このノイズシールドケーブル1は、導体2の外周を絶縁体3で被覆した3心の絶縁電線4と、絶縁電線4間に配置された複数(本実施の形態では3本)のドレイン線15と、絶縁電線4、ドレイン線15及び介在物9を撚り合わせた状態でそれらの外周に樹脂テープが巻き付けられて形成された樹脂テープ層17と、樹脂テープ層17の外周に設けられた樹脂等からなる絶縁保護層としてのシース8とを備える。なお、ドレイン線15の数は3本に限られず、1本、2本又は4本以上でもよい。
導体2は、複数本(本実施の形態では7本)の金属細線2aを撚り合わせて構成されている。3本の絶縁電線4は、例えば3相交流電圧をインバータからモータに伝送する。なお、導体2は、単線でもよい。また、絶縁電線4は、本実施の形態では3心としたが、4心でもよい。
3心の絶縁電線4、3本のドレイン線15及び6本の介在物9は、ケーブル横断面において中心Oを通る線Lに対して線対称の位置に配置され、一括して撚り合されている。絶縁電線4、ドレイン線15及び介在物9を対称に配置することにより、撚り合わせが容易になる。
樹脂テープ層17は、絶縁電線4、ドレイン線15及び介在物9を撚り合わせた状態でそれらの外周に樹脂テープをケーブル長手方向に渡って螺旋状に巻き付けることにより形成される。樹脂テープ層17の樹脂テープは、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリプロピレン系樹脂等の樹脂からなるテープを用いることができる。
(ドレイン線15の構成)
ドレイン線15は、導体150と、導体150の外周に形成された絶縁体151と、絶縁体151の外周に所定の間隔Dを有してケーブル長手方向に複数形成された所定の幅Wの磁性テープ層152とを備える。ドレイン線15は、インバータあるいはモータのグランド端子に接続される。ここで、導体150は、シールド部材の一例である。磁性テープ層152は、磁性体層の一例である。
磁性テープ層152は、例えば、絶縁体151の外周に幅Wの磁性テープを1回以上巻き付けて端部同士を重ね、その重なり部分を抵抗溶接で接合して形成される。磁性テープの幅Wは、例えば5〜50mmが好ましい。磁性テープ層152間の間隔Dは、例えば、上述した設計方法によって定められる。
(第3の実施の形態の作用、効果)
本実施の形態によれば、以下の作用、効果を奏する。
(1)第1の実施の形態と同様に、顧客要求のノイズシールド性能に応じて磁性テープ層7の数を定めているので、必要以上に磁性テープ層7を設けることが避けられることから、巻き付け作業の負担を軽減でき、コスト高を抑制することができる。
(2)磁性テープ層を個々のドレイン線に設けたので、ケーブル外周部にシールド層及び磁性体層を設けた場合と比較して屈曲性(可撓性)が良好になる。さらに、所定の幅の磁性テープ層152を所定の間隔を有してドレイン線のケーブル長手方向に設けたので、ケーブル長手方向全体に渡って磁性テープ層を設けた場合と比較して屈曲性が良好になる。
[第4の実施の形態]
図8は、本発明の第4の実施の形態に係るノイズシールドケーブルの横断面図である。第3の実施の形態では、ドレイン線15を3本用いたが、本実施の形態は、ドレイン線15を1本にしたものであり、他は第1の実施の形態と同様に構成されている。以下、第3の実施の形態と異なる点を中心に説明する。
すなわち、本実施の形態のノイズシールドケーブル1は、中心に配置された1本のドレイン線15と、ドレイン線15の外周に配置された3心の絶縁電線4と、絶縁電線4、ドレイン線15及び介在物9を撚り合わせた状態でそれらの外周に設けられた樹脂テープ層17と、樹脂テープ層17の外周に設けられたシース8とを備える。
3本の絶縁電線4、1本のドレイン線15及び3本の介在物9は、ケーブル横断面において中心Oを通る線Lに対して線対称の位置に配置され、一括して撚り合されている。
絶縁電線4、ドレイン線15及び介在物9は、対称に配置されているので、撚り合わせが容易になる。また、第3の実施の形態よりも総使用本数が少ないため、本実施の形態においても、必要以上に磁性テープ層17を設けることが避けられることから、巻き付け作業の負担を軽減でき、コスト高を抑制することができ、優れた屈曲性を有する。
[第5の実施の形態]
図9は、本発明の第5の実施の形態に係るノイズシールドケーブルの横断面図である。第1の実施の形態では、磁性テープ層7をシールド層6の外側に配置したが、本実施の形態は、第1の実施の形態において、磁性テープ層7とシールド層6の位置を入れ替えて、磁性テープ層7をシールド層6の内側に配置したものである。本実施の形態の他の構成は、第1の実施の形態と同様に構成されている。本実施の形態においても第1の実施の形態と同様の効果の作用、効果を奏する。
(変形例1)
なお、第3の実施の形態では、ドレイン線15を3本、絶縁電線4を3本用いたが、ドレイン線15を1本にして中心に配置し、絶縁電線4を4本にし、4本の絶縁電線4をドレイン線15の周囲に配置してもよい。この構成によれば、絶縁電線4、ドレイン線15及び介在物9は、対称に配置されているので、撚り合わせが容易になる。また、第3の実施の形態よりも総使用本数が少ないため、本変形例1においても、巻き付け作業の負担を軽減でき、コスト高を抑制することができ、優れた屈曲性を有する。本変形例1のケーブルは、4心ケーブルであるので、3相交流電圧をインバータからモータに伝送するとともに、制御信号も伝送することができる。
(変形例2)
また、第3の実施の形態では、ドレイン線15を3本、絶縁電線4を3本用いたが、本変形例2は、絶縁電線4を4本にし、ドレイン線15を4本にしたものであり、他は第1の実施の形態と同様に構成されている。
すなわち、本変形例2のノイズシールドケーブル1は、4心の絶縁電線4と、絶縁電線4間に配置された4本のドレイン線15と、絶縁電線4、ドレイン線15及び介在物9を撚り合わせた状態でそれらの外周に設けられた樹脂テープ層17と、樹脂テープ層17の外周に設けられたシース8とを備える。
4本の絶縁電線4、4本のドレイン線15及び8本の介在物9は、ケーブル横断面において中心Oを通る線Lに対して線対称の位置に配置され、一括して撚り合されている。
絶縁電線4、ドレイン線15及び介在物9は、対称に配置されているので、撚り合わせが容易になる。また、第3の実施の形態よりも総本数が増えているが、本変形例2においても、優巻き付け作業の負担を軽減でき、コスト高を抑制することができ、優れた屈曲性を有する。本変形例2のケーブルは、4心ケーブルであるので、3相交流電圧をインバータからモータに伝送するとともに、制御信号も伝送することができる。
なお、本発明の実施の形態は、上記実施の形態に限定されず、種々な実施の形態が可能
である。例えば、第1の実施の形態では、磁性テープ層の幅を定め、その幅を有する磁性テープ層の数を求めたが、ノイズ低減率をパラメータとして被覆率と磁性テープ層の数との関係を示すグラフからコアケーブルに対する磁性テープ層の被覆率を求めてもよい。
1…ノイズシールドケーブル、2…導体、2a…金属細線、3…絶縁体、4…絶縁電線、
5A〜5C…樹脂テープ層、6…シールド層、7…磁性テープ層、8…シース、
9、9A〜9C…介在物、15…ドレイン線、17…樹脂テープ層、
70…磁性テープ、150…導体、151…絶縁体、152…磁性テープ層、
D…間隔、W…幅

Claims (6)

  1. 磁性体層を設ける前のシールド部材を備えたノイズシールドケーブルを選択するステップと、
    選択された前記ノイズシールドケーブルに基づいて、ノイズ電流の低減率に応じた前記磁性体層の被覆率を算出するステップと、
    を含むノイズシールドケーブルの設計方法。
  2. 前記磁性体層の被覆率を算出するステップは、
    前記シールド部材を流れるノイズ電流の最大値よりも前記磁性体層が磁気飽和する電流が大きくなるように前記磁性体層の材質又は内径を定めるステップと、
    前記シールド部材を流れるノイズ電流を所定の値に低減するために前記磁性体層を設けた後のシールド部のインピーダンスZmを算出するステップと、
    前記インピーダンスZmを満たすように前記磁性体層の被覆率を算出するステップと、
    を含む請求項1に記載のノイズシールドケーブルの設計方法。
  3. 前記磁性体層の被覆率を算出するステップは、
    前記磁性体層のケーブル長手方向の長さを所定の値とするとき、前記磁性体層のケーブル長手方向の間隔を算出する、
    請求項2に記載のノイズシールドケーブルの設計方法。
  4. 前記磁性体層は、磁性テープを巻き付けることにより形成され、
    前記磁性体層の被覆率を算出するステップは、前記磁性テープの巻数を算出するステップを含む、
    請求項1又は2に記載のノイズシールドケーブルの設計方法。
  5. シールド部材及び複数の磁性体層を備えたノイズシールドケーブルであって、
    前記磁性体層のケーブル長手方向の間隔をD、前記磁性体層のケーブル長手方向の幅をWとするとき、D/W≧4/3の範囲を満たす、
    ノイズシールドケーブル。
  6. 前記磁性体層は、磁性テープを巻き付けることにより形成され、
    前記磁性体層の被覆率は、3〜75%であり、
    前記磁性テープの巻数は、1回以上である、
    請求項5に記載のノイズシールドケーブル。
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