JPH0339860Y2 - - Google Patents

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JPH0339860Y2
JPH0339860Y2 JP1984184384U JP18438484U JPH0339860Y2 JP H0339860 Y2 JPH0339860 Y2 JP H0339860Y2 JP 1984184384 U JP1984184384 U JP 1984184384U JP 18438484 U JP18438484 U JP 18438484U JP H0339860 Y2 JPH0339860 Y2 JP H0339860Y2
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JP
Japan
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tape
shielding
shielding tape
ground wire
metal tape
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JP1984184384U
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JPS6199909U (ja
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  • Non-Insulated Conductors (AREA)
  • Insulated Conductors (AREA)
  • Communication Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、電気ケーブル、特に、遮蔽用テープ
を施した静電遮蔽を有する通信ケーブル等の電気
ケーブルに関するものである。
[従来の技術] 第4図は、遮蔽用テープをケーブル絶縁体の周
囲に施した静電遮蔽を有する従来の電気ケーブル
例えば通信ケーブルを示すもので、そこに用いら
れている遮蔽用テープ11は、金属テープ2の一
方の面に絶縁層3を設けてなるもので、通信ケー
ブル12の中心導体13を覆う絶縁体7の周囲
に、金属テープ2を内側にして縦添えに巻き付け
られるとともに、巻き付け端部が外側に折り返さ
れて、この折り返し部分の金属テープ2に接して
アース線6が縦添えにされ、さらに鎖線の如くシ
ース8で被覆された構成となつている。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、前記遮蔽用テープ11は、前述
の如く巻き付け縁部を折り返してアース線6との
導通を得ているため、折り返し部分は外面が金属
テープ2となつて、その外周に施されるシース8
との接着がなされないことから、全体としてシー
ス8と遮蔽用テープ1との接着が弱くなり、また
折り返す分だけ通信ケーブル12の外径が増大
し、かつ、通信ケーブル12の製造工程が煩雑化
する難点がある。
そこでこの折り返し部分を省くための手段とし
て、例えば金属テープ2を外側にして遮蔽用テー
プ11を巻き付けること、あるいはアース線6を
遮蔽用テープ11の内側に縦添えすること等が考
えられるが、前者の場合にはシース8と遮蔽用テ
ープ11との接着性が低下するという問題が生
じ、また後者の場合には、アース線6を口出しし
て接地する際に遮蔽用テープ11を取り除かなけ
ればならないという問題が生じる。
[課題を解決するための手段] 本考案は前記問題点を解決するために、ケーブ
ル絶縁体の周囲に施される金属テープとその一方
の面に設けられた絶縁層とからなる遮蔽用テープ
として、絶縁層に多数の貫通孔を設けるととも
に、金属テープに各貫通孔から突出する凸部を設
けたものを用い、アース線をその遮蔽用テープの
金属テープに接してすなわち絶縁層とは反対側の
金属テープ面または絶縁層の側のその貫通孔から
突出した凸部に接して縦添えに設けたものであ
る。
[作用] 本考案の電気ケーブルでは、そのケーブル絶縁
体の周囲の遮蔽層として、前記の遮蔽用テープを
用いているので、アース線を遮蔽用テープの巻き
付けの内側に設ければ、その金属テープに全長に
亙つてアース線は接触し、また遮蔽層の外側に設
ければ、絶縁層の貫通孔から突出した金属テープ
の凸部にアース線は接触して、金属テープとの導
通が得られる。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を第1図ないし第3図
を参照して説明すると、本考案の第1図に示され
る電気ケーブル、例えば通信ケーブル9のケーブ
ル絶縁体7の外周に縦添えに巻き付けられた遮蔽
用テープ1は、金属テープ2の一方の面に貼着さ
れた絶縁層3に、それを貫通する多数の貫通孔4
が設けられ、かつ、金属テープ2に前記各貫通孔
4から絶縁層3の外方へ突出する凸部5が設けら
れた構成としている。
前記凸部5は第3図に示すように、例えば、絶
縁層3の各貫通孔4に対応する金属テープ2の部
分がその一方の面側に隆起するように変形させら
て形成されたものである。
このように構成された遮蔽用テープ1は、第1
図に示すように、アース線6が縦添えされたケー
ブル絶縁体7の外周にこれらを覆うように、金属
テープ2を内側にした状態で縦添えに巻き付けて
施され、その外側に鎖線で示すようにシース8を
被覆することにより、静電遮蔽が施された本考案
の通信ケーブル9が構成される。
こうして構成された電気ケーブルは、第1図に
示されるようなアース線6が遮蔽用テープ1が巻
き付けられた内側に配置された場合であつても、
遮蔽用テープ1が巻き付けられた外側に接地用の
導電体を取り付ければ、金属テープ2の凸部5に
導電体が接触し、アース線6との導通が得られ
て、ケーブル全長に亙つて良好な接地が得られ
る。
なお、前記通信ケーブル9において、アース線
6は遮蔽用テープ1の巻き付けの外側に配置し
て、絶縁層3の各貫通孔4から突出された金属テ
ープ2の凸部5に接触させるようにしてもよい。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案の電気ケーブルに
よれば、つぎのような優れた効果を得ることがで
きる。
a 遮蔽層とする遮蔽用テープとして、金属テー
プに絶縁層の貫通孔から突出する凸部を設けた
ものを用いたので、アース線を遮蔽用テープを
巻き付けた内側に配置しても、または外側に配
置しても、アース線は遮蔽用テープの金属テー
プに直接またはその凸部に接触して、ケーブル
の全長に亙つてアース線との導通が得られる。
b アース線を遮蔽用テープの巻き付けの外側に
配置した場合であつても、縦添えした遮蔽用テ
ープの縁部を従来のように折り返して金属テー
プの側を外面に出すということをせずに、アー
ス線と金属テープとの導通が得られる。したが
つて折り返し部分がないことにより、折り返し
部分の存在により遮蔽用テープとシースとの接
着が弱くなること、折り返しによるケーブル外
径の増大の問題、および折り返し工程の付加に
よる製造工程の煩雑化を解消することができ
る。
c アース線を遮蔽用テープの巻き付けの内側に
配置した場合であつても、アース線を接地する
のに、その部分のシースを剥ぎ取つて遮蔽用テ
ープを露出させれば、その金属テープの凸部が
絶縁層の貫通孔から外側に露出されているの
で、遮蔽用テープを取り除いてアース線を口出
しするということをしなくても、接地すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の電気ケーブルの構造の一実施
例を示す斜視図、第2図は第1図に示された電気
ケーブルに用いられた遮蔽用テープの斜視図、第
3図は第2図の−線における矢印方向に見た
遮蔽用テープの断面図および第4図は従来の通信
ケーブルの一構造を示す斜視図である。 1;遮蔽用テープ、2;金属テープ、3;絶縁
層、4;貫通孔、5;凸部、6;アース線、7;
ケーブル絶縁体、8;シース、9;本考案の通信
ケーブル、11;従来の遮蔽用テープ、12;従
来の通信ケーブル、13;中心導体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属テープ2の一方の面に、多数の貫通孔4を
    有する絶縁層3が設けられるとともに前記貫通孔
    4から突出する凸部5が設けられてなる遮蔽用テ
    ープ1を、前記金属テープ2の面を内側にしてケ
    ーブル絶縁体7の周囲に施し、前記遮蔽用テープ
    1に接してアース線6を縦添えに設けたことを特
    徴とする電気ケーブル。
JP1984184384U 1984-12-05 1984-12-05 Expired JPH0339860Y2 (ja)

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JP1984184384U JPH0339860Y2 (ja) 1984-12-05 1984-12-05

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984184384U JPH0339860Y2 (ja) 1984-12-05 1984-12-05

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JPS6199909U JPS6199909U (ja) 1986-06-26
JPH0339860Y2 true JPH0339860Y2 (ja) 1991-08-22

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58128509U (ja) * 1982-02-24 1983-08-31 日東電工株式会社 導電性接着テ−プ又はシ−ト

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JPS6199909U (ja) 1986-06-26

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