JPS6161499B2 - - Google Patents
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- JPS6161499B2 JPS6161499B2 JP12653281A JP12653281A JPS6161499B2 JP S6161499 B2 JPS6161499 B2 JP S6161499B2 JP 12653281 A JP12653281 A JP 12653281A JP 12653281 A JP12653281 A JP 12653281A JP S6161499 B2 JPS6161499 B2 JP S6161499B2
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- Japan
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- layer
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- braided
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- 238000003672 processing method Methods 0.000 claims description 7
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 2
- 238000010030 laminating Methods 0.000 claims 1
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- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は電子装置のケーブル実装方法に係り特
に電波対策に適用する低コストシールド処理手法
に関する。
に電波対策に適用する低コストシールド処理手法
に関する。
ロツカ筐体に収容された電子計算機組織の本体
系装置などの電子装置は、電波障害、静電気障害
による誤動作を避けるために該装置と周辺装置通
信回線等とを継なぐ信号回路にシールドケーブル
を用い該ケーブルが前記筐体を貫通する部位で当
該ケーブルのシールド編組層を筐体に接地する方
法が採られている。ところで、静電気対策の場合
には前記接地は前記筐体と前記編組層とに単にデ
イスクリート線で接続するだけでよいが、電波障
害対策の場合には前記シールドケーブと筐体貫通
孔との隙間が問題となり該隙間を完全に無くする
ことが望ましい。そこで、該電波障害対策とし
て、第1図に示すように素線束1、押え巻きテー
プ2、内部シースa、シールド編組3、シース4
を被覆した特別仕様の2重シースシールドケーブ
ル20が筐体5を貫通する部分でシース4を所定
幅切除して編組層3を露出せしめ、該編組露出部
へ該露出部を図の如く抱着しかつ取付けフランジ
を有する導電性板金部材からなるケーブル接地金
具6を締め付け内部シースaの弾性によつて接地
金具6とシールド編組3とのコンタクトを保証
し、接地金具6のフランジを筐体5に止着しケー
ブルと筐体の隙間を充填する手法が従来採られて
いた。ところがこの方法の場合使用するケーブル
に通常規格の一重シースシールドケーブルを用い
ることが出来ず特別仕様の前記2重シースシール
ドケーブルが適用されるために配線コストが著し
く増大するという欠点があつた。
系装置などの電子装置は、電波障害、静電気障害
による誤動作を避けるために該装置と周辺装置通
信回線等とを継なぐ信号回路にシールドケーブル
を用い該ケーブルが前記筐体を貫通する部位で当
該ケーブルのシールド編組層を筐体に接地する方
法が採られている。ところで、静電気対策の場合
には前記接地は前記筐体と前記編組層とに単にデ
イスクリート線で接続するだけでよいが、電波障
害対策の場合には前記シールドケーブと筐体貫通
孔との隙間が問題となり該隙間を完全に無くする
ことが望ましい。そこで、該電波障害対策とし
て、第1図に示すように素線束1、押え巻きテー
プ2、内部シースa、シールド編組3、シース4
を被覆した特別仕様の2重シースシールドケーブ
ル20が筐体5を貫通する部分でシース4を所定
幅切除して編組層3を露出せしめ、該編組露出部
へ該露出部を図の如く抱着しかつ取付けフランジ
を有する導電性板金部材からなるケーブル接地金
具6を締め付け内部シースaの弾性によつて接地
金具6とシールド編組3とのコンタクトを保証
し、接地金具6のフランジを筐体5に止着しケー
ブルと筐体の隙間を充填する手法が従来採られて
いた。ところがこの方法の場合使用するケーブル
に通常規格の一重シースシールドケーブルを用い
ることが出来ず特別仕様の前記2重シースシール
ドケーブルが適用されるために配線コストが著し
く増大するという欠点があつた。
本発明は以上の問題点に鑑み低コストでかつ信
頼性の高い電波障害対策に係るシールド処理方法
の提供を目的としたものであつて、素線束に押え
巻きテープ、シールド編組、シースを順次積層被
覆してなる一重シースシールドケーブルによる、
電子装置筐体とのシールド処理方法であつて、該
ケーブルのシースを切除してシールド編組層を所
定長露出せしめ、該露出編組の上へ露出長の2倍
の長さを有するシールド編組筒を該筒の一端と前
記露出編組の一端とを一致せしめて覆せることに
よつて2重シールド編組層を形成し、該2重シー
ルド編組層に弾性絶縁層からなるシースを覆せた
のち、該シース層上へ前記編組筒の自由端に折り
返えし、さらに最上編組層と従来のシース層の継
ぎ目を絶縁収縮チユーブで固定した多重シールド
編組層を形成し、該編組層部へ導体製フランジ付
きケーブル接地金具を締め付け、該フランジを筐
体面に取り付けるようにしたことを特徴とするも
のである。以下本発明の好ましい実施例について
図面を参照して詳細に説明する。
頼性の高い電波障害対策に係るシールド処理方法
の提供を目的としたものであつて、素線束に押え
巻きテープ、シールド編組、シースを順次積層被
覆してなる一重シースシールドケーブルによる、
電子装置筐体とのシールド処理方法であつて、該
ケーブルのシースを切除してシールド編組層を所
定長露出せしめ、該露出編組の上へ露出長の2倍
の長さを有するシールド編組筒を該筒の一端と前
記露出編組の一端とを一致せしめて覆せることに
よつて2重シールド編組層を形成し、該2重シー
ルド編組層に弾性絶縁層からなるシースを覆せた
のち、該シース層上へ前記編組筒の自由端に折り
返えし、さらに最上編組層と従来のシース層の継
ぎ目を絶縁収縮チユーブで固定した多重シールド
編組層を形成し、該編組層部へ導体製フランジ付
きケーブル接地金具を締め付け、該フランジを筐
体面に取り付けるようにしたことを特徴とするも
のである。以下本発明の好ましい実施例について
図面を参照して詳細に説明する。
第2図は本発明によるシールドケーブルの端末
処理手順を(イ)から(ニ)迄で示した工程図、第3図は
端末処理がなされたシールドケーブルと筐体との
コンタクトを示す模式図であつて、1は素線束、
2は押え巻きテープ、3はシールド編組、4はシ
ース、5は筐体、6は接地金具、7はシールド編
組筒、8は割りシース筒、9は絶縁収縮チユーブ
10は前処理済一重シースシールドケーブルを示
したのである。
処理手順を(イ)から(ニ)迄で示した工程図、第3図は
端末処理がなされたシールドケーブルと筐体との
コンタクトを示す模式図であつて、1は素線束、
2は押え巻きテープ、3はシールド編組、4はシ
ース、5は筐体、6は接地金具、7はシールド編
組筒、8は割りシース筒、9は絶縁収縮チユーブ
10は前処理済一重シースシールドケーブルを示
したのである。
本発明によるシールド処理方法の場合は第2図
(イ)のような素線束1に押え巻きテープ2を巻き、
シールド編組3を被せた上をシース4で被覆した
通常の一重シースシールドケーブルが用いられ
る。そして先づ該ケーブルが筐体6を貫通する部
位に第2図(イ)から(ニ)の順序の前処理を施す。即
ち、 (イ) シールドケーブルのシースを所定長切除しシ
ールド編組3′を露出させる。
(イ)のような素線束1に押え巻きテープ2を巻き、
シールド編組3を被せた上をシース4で被覆した
通常の一重シースシールドケーブルが用いられ
る。そして先づ該ケーブルが筐体6を貫通する部
位に第2図(イ)から(ニ)の順序の前処理を施す。即
ち、 (イ) シールドケーブルのシースを所定長切除しシ
ールド編組3′を露出させる。
(ロ) 前記切除長のほぼ2倍に等しい長さのシール
ド編組筒7を準備し、該編組筒をシールドケー
ブルの編組露出部分3′に端をそろえて被せ
る。
ド編組筒7を準備し、該編組筒をシールドケー
ブルの編組露出部分3′に端をそろえて被せ
る。
(ハ) 重つた編組の上へ弾性割シース筒8を覆せ
る。(該シース筒は切除したシースを利用して
も良い)しかるのちシールド編組筒の自由端を
割シース筒の上に折り返えす。
る。(該シース筒は切除したシースを利用して
も良い)しかるのちシールド編組筒の自由端を
割シース筒の上に折り返えす。
(ニ) 従来のシース4と折り返えした編組筒7′の
継ぎ目を絶縁収縮チユーブ9で被覆し前処理完
了一重シースシールドケーブル10を形成す
る。そして該ケーブルのシールド編組露出部は
押え巻きした素線束に2重の編組層、ダンパー
材、露出編組層を順次重ねたことになる。
継ぎ目を絶縁収縮チユーブ9で被覆し前処理完
了一重シースシールドケーブル10を形成す
る。そして該ケーブルのシールド編組露出部は
押え巻きした素線束に2重の編組層、ダンパー
材、露出編組層を順次重ねたことになる。
かかる前処理を施したシールドケーブルは第3
図のように前記第1図と同じように接地金具6を
露出編組層7′に締め付けたのち筐体5へ止着せ
られるわけである。
図のように前記第1図と同じように接地金具6を
露出編組層7′に締め付けたのち筐体5へ止着せ
られるわけである。
以上説明した本発明によるシールド処理方法に
よれば一重シースシールドケーブルの採用で線材
費のコストダウンがなし得ると共に、接地金具で
シールド編組をダンパーに強く抱き込みかつ貫通
孔との隙間を塞ぐことが出来るので極めて信頼性
が高い電波対策をなし得る効果がある。
よれば一重シースシールドケーブルの採用で線材
費のコストダウンがなし得ると共に、接地金具で
シールド編組をダンパーに強く抱き込みかつ貫通
孔との隙間を塞ぐことが出来るので極めて信頼性
が高い電波対策をなし得る効果がある。
第1図は従来のシールド処理方法の模式図、第
2図は本発明によるシールドケーブルの端末処理
手順の工程図、第3図は同じくシールド処理方法
の模式説明図を示す。 図において、1は素線束、2は押え巻きテー
プ、3はシールド編組、4はシース、5は筐体、
6は接地金具、7はシールド編組筒、8は割シー
ス筒、9は絶縁収縮チユーブ、10は前処理済一
重シースシールドケーブルを示したものである。
2図は本発明によるシールドケーブルの端末処理
手順の工程図、第3図は同じくシールド処理方法
の模式説明図を示す。 図において、1は素線束、2は押え巻きテー
プ、3はシールド編組、4はシース、5は筐体、
6は接地金具、7はシールド編組筒、8は割シー
ス筒、9は絶縁収縮チユーブ、10は前処理済一
重シースシールドケーブルを示したものである。
Claims (1)
- 1 素線束に押え巻きテープ、シールド編組、シ
ースを順次積層被覆してなる一重シースシールド
ケーブルによる、電子装置筐体とのシールド処理
方法であつて、該ケーブルのシースを切除してシ
ールド編組層を所定長露出せしめ、該露出編組の
上へ露出長の2倍の長さを有するシールド編組筒
を該筒の一端と前記露出編組の一端とを一致せし
めて覆せることによつて2重シールド編組層を形
成し、該2重シールド編組層に弾性絶縁層からな
るシースを覆せたのち、該シース層上へ前記編組
筒の自由端を折り返えし、さらに最上編組層と従
来のシース層の継ぎ目を絶縁収縮チユーブで固定
した多重シールド編組層を形成し、該編組層部へ
導体製フランジ付きケーブル接地金具を締め付
け、該フランジを筐体面に取り付けるようにした
ことを特徴とする電子装置のシールド処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12653281A JPS5832378A (ja) | 1981-08-11 | 1981-08-11 | 電子装置のシ−ルド処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12653281A JPS5832378A (ja) | 1981-08-11 | 1981-08-11 | 電子装置のシ−ルド処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5832378A JPS5832378A (ja) | 1983-02-25 |
JPS6161499B2 true JPS6161499B2 (ja) | 1986-12-25 |
Family
ID=14937528
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12653281A Granted JPS5832378A (ja) | 1981-08-11 | 1981-08-11 | 電子装置のシ−ルド処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5832378A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61126499A (ja) * | 1984-11-26 | 1986-06-13 | 財団法人 電力中央研究所 | キヤスク貯蔵庫 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6071074U (ja) * | 1983-10-20 | 1985-05-20 | 富士通株式会社 | シ−ルドケ−ブルの構造 |
CN102570067A (zh) * | 2010-12-20 | 2012-07-11 | 西安开容电子技术有限责任公司 | 一种适用于非转接屏蔽电缆的屏蔽装置及其设计方法 |
CN102723651B (zh) * | 2012-06-14 | 2014-07-30 | 江苏通鼎光电股份有限公司 | 同轴电缆内导体铜管的联接方法 |
-
1981
- 1981-08-11 JP JP12653281A patent/JPS5832378A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61126499A (ja) * | 1984-11-26 | 1986-06-13 | 財団法人 電力中央研究所 | キヤスク貯蔵庫 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5832378A (ja) | 1983-02-25 |
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