JPS644224Y2 - - Google Patents

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JPS644224Y2
JPS644224Y2 JP1982119630U JP11963082U JPS644224Y2 JP S644224 Y2 JPS644224 Y2 JP S644224Y2 JP 1982119630 U JP1982119630 U JP 1982119630U JP 11963082 U JP11963082 U JP 11963082U JP S644224 Y2 JPS644224 Y2 JP S644224Y2
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JP
Japan
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shield layer
cable
conductor piece
shielded cable
outer skin
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JP1982119630U
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JPS5925166U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (1) 考案の技術分野 本考案は、電子機器と周辺装置とを接続する信
号ケーブル等のシールドケーブルの接地構造に関
し、特にケーブル強度及びケーブルの信頼度を落
すことなくシールド層を接地することができるシ
ールドケーブルの接地構造に関する。
(2) 従来技術と問題点 従来のシールドケーブルの接地は、第1図に示
すように、電子機器の筐体1にコネクタ受部2を
そのケース部が導通状態で取り付け、このコネク
タ受部2にシールドケーブル3のシールド層と導
通された金属製のコネクタカバーを有するコネク
タ4を結合することによつて、上記コネクタカバ
ー及びコネクタ受部2を介してシールドケーブル
3のシールド層を上記筐体1に接地していた。し
かしこの場合、一本一本のシールドケーブル3に
一個ずつのコネクタ4を必要とし、コネクタ4の
数が多くなると共にその実装スペースも大きくな
るものであつた。また、筐体1の外部ケーブルは
シールドケーブル3であり、筐体1の内部におい
てコネクタ受部2と電子機器5とを接続する内部
ケーブルは無シールドケーブル6であるというよ
うに、二種類のケーブルが必要であつた。このよ
うな欠点を除去するために、他の従来例として第
2図に示すように、シールドケーブル3の筐体1
の孔7への挿通箇所の外皮を剥ぎ取つて内部のシ
ールド層8を露出し、このシールド層8を上記孔
7のところに設けられたクランプ9で直接挾持し
て筐体1に接地することが行われていた。この場
合は、上記第一の従来例に比し、コネクタ4を不
要とすると共にケーブルの種類も一種類でよい
が、シールドケーブル3の外皮を剥ぎ取るため該
部分のケーブル強度が弱くなるものであつた。ま
た、クランプ9でシールド層8を直接挾持するた
め、該シールド層8の網線が断線したり、取付作
業が悪いときには芯線も断線することがあり、シ
ールドケーブル3の信頼度を低下させると共に電
子機器5の信頼度をも低下させるものであつた。
(3) 考案の目的 本考案は上記事情に対処してなされたもので、
ケーブル強度及びケーブルの信頼度を落すことな
くシールド層の接地することができるシールドケ
ーブルの接地構造を提供することを目的とする。
(4) 考案の構成 上記の目的は本考案によれば、電子機器と周辺
装置とを接続するシールドケーブルのシールド層
を上記電子機器の筐体に接地するシールドケーブ
ルの接地構造において、上記シールドケーブルの
外皮に切り込みを入れて外皮の一部を開いてシー
ルド層を露出し、このシールド層にシート状導体
片の一端部を接触させると共に上記外皮の切り込
み部を閉塞して該シート状導体片を固定し、他端
部は該シールドケーブルの外皮表面に露出し、該
シート状導体片の他端露出部を電子機器の筐体の
挿通孔部に設けられたクランプで挾持するように
したことを特徴とするシールドケーブルの接地構
造を提供することによつて達成される。
(5) 考案の実施例 以下、本考案の実施例を添付図面に基いて詳細
に説明する。
第3図は本考案によるシールドケーブルの接地
構造を示す断面図である。シールドケーブル11
は、筐体12の内部に設置された電子機器13と
その外部の各種の周辺装置(図示せず)との間を
接続して該両者間で信号を送受する信号ケーブル
等であり、中心部の芯線を内皮で覆い、この内皮
の外周面を網線状のシールド層で覆い、さらにこ
のシールド層のまわりは適宜の厚さの外皮で覆わ
れている。そして、このシールドケーブル11
は、上記筐体12の適宣の位置に、穿設された挿
通孔14に挿通されて上記電子機器13と周辺装
置とを接続すると共に、該挿通孔14のところに
設けられたクランプ15で挾持されている。
ここで、本考案に係るシールドケーブル11
は、次のようにして筐体12に接地される。ま
ず、上記挿通孔14に挿通されるシールドケーブ
ル11の該箇所付近の外皮16に、第4図に示す
ように、例えばH形の切り込み17を入れる。そ
して、この切り込み17の部位において第5図に
示すように、外皮16の一部を開いて内部のシー
ルド層18を露出する。次に、このシールド層1
8に第6図aに示す、たとえば、銅箔のようなシ
ート状をした導体片19aの一端部20aを嵌入
して接触させると共に、他端部21aはシールド
ケーブル11の外表面に露出して巻き付ける(第
7図参照)。なお、上記導体片は第6図aに示す
ものに限られず、同図bに示すように凸形でもよ
いし、或いは同図cに示すように短冊形でもよ
い。上記導体片19aの一端部20aを嵌入した
部分の外皮16は、第7図に示すように、該一端
部20aを上面から押さえるようにして閉塞さ
れ、この部分に第8図に示すように保護部材22
が巻かれて上記導体片19aを固定する。この保
護部材22としては、熱収縮チユーブ又は絶縁テ
ープ等が望ましい。また、上記導体片19aの他
端部21aの端縁にも上記保護部材22を巻き該
導体片19aの固定を強固にする。そして、上記
保護部材22,22の間で外部に露出した導体片
19aの他端部21aは、第9図に示すように、
筐体12の挿通孔14のところに設けられた導電
材料製のクランプ15で挾持される。なお、第9
図において符号23は上記クランプ15の取付部
材であり、この取付部材23も導電材料でできて
いる。したがつて、シールドケーブル11のシー
ルド層18は、上記導体片19a、クランプ15
及び取付部材23を介して筐体12に導通接地さ
れる。
なお、第4図においては外皮16の切り込み1
7をH形のものとして示したが、本考案はこれに
限られず、内部のシールド層18を露出し且つ導
体片19aの一端部20aを嵌入接触できるもの
であればどのような形状であつてもよい。また、
第8図においては、導体片19aの他端部21a
の端縁にも保護部材22が巻いたものとして示し
たが、この部分には保護部材22を巻かずにクラ
ンプ15で挾持して固定すると共に接地してもよ
い。
なお、第10図ないし第12図は第6図cの導
体片19cをシールドケーブル11に固定する状
態を説明する図面である。この場合も、上記と同
様にして筐体12にクランプ15で接地すること
ができる。
(6) 考案の効果 本考案は以上説明したように、クランプ15で
挾持する部分のシールドケーブル11の外皮16
はそのまま残つているので、ケーブル強度を弱め
ることなくシールド層18を接地することができ
る。また、上記外皮16が残つていることと該外
皮16の外周面には導体片19aが介在している
ことから、クランプ15で強く挾持してもシール
ド層18及び芯線を損傷したり断線することがな
く、シールドケーブル11の信頼度を向上するこ
とができる。これらのことから、電子機器13の
信頼度をも向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来のシールドケーブルの
接地構造を示す断面図、第3図は本考案によるシ
ールドケーブルの接地構造を示す断面図、第4図
はシールドケーブルの外皮に切り込みを入れた状
態を示す説明図、第5図は上記切り込みを開いて
導体片を嵌入する状態を示す説明図、第6図a〜
cは導体片の形状を示す平面図、第7図はシール
ドケーブルのシールド層に導体片を嵌入接触させ
た状態を示す説明図、第8図は導体片を保護部材
で固定した状態を示す説明図、第9図はクランプ
で筐体に接地した状態を示す説明図、第10図な
いし第12図は第6図cの導体片をシールドケー
ブルに固定した状態を示す説明図である。 11……シールドケーブル、12……筐体、1
3……電子機器、14……挿通孔、15……クラ
ンプ、16……外皮、17……切り込み、18…
…シールド層、19a,19b,19c……導体
片、20a,20b,20c……一端部、21
a,21b,21c……他端部、22……保護部
材、23……取付部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電子機器と周辺装置とを接続するシールドケー
    ブルのシールド層を上記電子機器の筐体に接地す
    るシールドケーブルの接地構造において、上記シ
    ールドケーブルの外皮に切り込みを入れて外皮の
    一部を開いてシールド層を露出し、このシールド
    層にシート状導体片の一端部を接触させると共に
    上記外皮の切り込み部を閉塞して該シート状導体
    片を固定し、他端部は該シールドケーブルの外皮
    表面に露出し、該シート状導体片の他端露出部を
    電子機器の筐体の挿通孔部に設けられたクランプ
    で挾持するようにしたことを特徴とするシールド
    ケーブルの接地構造。
JP11963082U 1982-08-06 1982-08-06 シ−ルドケ−ブルの接地構造 Granted JPS5925166U (ja)

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JP11963082U JPS5925166U (ja) 1982-08-06 1982-08-06 シ−ルドケ−ブルの接地構造

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JP11963082U JPS5925166U (ja) 1982-08-06 1982-08-06 シ−ルドケ−ブルの接地構造

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JPS5925166U JPS5925166U (ja) 1984-02-16
JPS644224Y2 true JPS644224Y2 (ja) 1989-02-03

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ID=30274474

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JP11963082U Granted JPS5925166U (ja) 1982-08-06 1982-08-06 シ−ルドケ−ブルの接地構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015072876A (ja) * 2013-10-04 2015-04-16 株式会社リコー 接地部品、電線の接地構造、電子機器

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54110454A (en) * 1978-01-23 1979-08-29 Illinois Tool Works Grounding system for cable

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JPS54110454A (en) * 1978-01-23 1979-08-29 Illinois Tool Works Grounding system for cable

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JPS5925166U (ja) 1984-02-16

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