JPS6196682A

JPS6196682A - 電気コネクタのシ−ルド構造

Info

Publication number: JPS6196682A
Application number: JP59216850A
Authority: JP
Inventors: 菊田　繁
Original assignee: Hirose Electric Co Ltd
Current assignee: Hirose Electric Co Ltd
Priority date: 1984-10-16
Filing date: 1984-10-16
Publication date: 1986-05-15
Also published as: US4639067A; JPH0223984B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、電磁波障害に対する防御を有する電気コネク
タに関するものである。

従来の技術最近、コンピューター等の電子機器は、電磁波障害に対
する防御が要求され、それら電子機器に使用される電気
コネク′りも、電磁波障害の防御として種々の電気コネ
クタが公開されている。

その−例として特開昭ｊｔ　？　−！；！；７９号公報
および特開昭！　９−　／２！；ｔ、３　　号公報が開
示されている。

これらの電気コネクタは、コネクタハウジングに、弾性
を有するクリップ部材又はアース板を取り付けて、相手
コネクタとシールド接続を確実に有するようにしている
。

発明が解決しようとする問題点。　　　　しかしながら、このような従来の電気コネク
タは、次のような問題点を有している。

（１）　　クリップ部材又はアース板は、コンタクトに
近ずくように構成されているため、耐電圧や絶縁抵抗が
不利となる。又、コンタクトに接近するため、高周波電
流を流す場合は漏洩も発生する。

（２）　　クリップ部材又はアース板をシェルに取付け
るために特別な加工を施こすことになり、該シェルの構
造が複雑となシ組立てもそれなりに複雑化となる。その
ため高価格となる。

（３）　　実開昭！９−　／２！；ｇ３　号公籟に開示
されているコネクタは、アース板がインシュレータハウ
ジングの一部のみに取付けであるだけなので電磁波障害
を完全に防御することは不可能である。

（４）実開昭３９−　！；！７９号公報に開゛示されて
いるコネクタは、クリップ部材のばね板アームが細いの
で、機械的強度が弱い、にもかかわらず、挿抜によるア
ーム面の接触面積が多いためコネクタの挿抜のくり返し
によりヘタリが生じたり破損するという不具合が生じ易
い。

本発明の目的は、前述したような従来のコネクタの欠点
を解梢し、構造がｒｍ単で、安価で接触信頼性が高い電
気コネクタのシールド構造を提供することである。

問題点を解決するための手段及び作用本発明による電気コネクタのシールド構造によれば、コ
ンタクトを配設した絶縁ハウジングと該絶縁ハウ？ンｒ
を取シ巻く導電性シールドケースとを備えた互いに嵌合
するｌ対の電気コネクタにおいて、前記／対の電気コネ
クタのうちの一方の電気コネクタの絶縁ハウジングの少
なくト４一方の側壁釦配設され一部をその導電性シール
ドケースとその絶縁ハウジングとの間に挾持されるよう
にしてその導電性シールドケースに接触し他の一部をそ
の絶縁ハウジングのその側壁上にあってその導電性シー
ルドケース外に露出させた了−ス板を設け、前記一方の
電気コネクタと他方の電気コネクタとを嵌合させるとき
、前記他方の電気コネクタの導電性シールドケースが前
記アー、ス板の前記他の一部に接触することにより両導
電性シールドケースが前記アース板を介してアース接続
される。

実施例次に、−添付図面に基づいて本発明の実施例について本
発明をよシ詳細に説明する。

第１図は、本発明のシールド構造を適用したプラグコネ
クタ及びレセプタクルコネクタの嵌合前の状態を示す一
部破断斜視図である。この実施例においては、プラグコ
ネクタ１００は、主として、雄コンタクトを配設した雄
絶縁ハウジング１）０と、この雄絶縁ハウジング１）０
を取シ巻く導電性シールドケースな構成する／対のプラ
グケース１２０とを備えている。プラグケース１２０は
、雄絶縁ハウジング１）０の両側から挾み込むようにし
て互いに組み合わせ、ねじ１２）を用いて締め付は固定
することにょシ、雄絶縁ハウジング１）０のまわりに取
シ付けられる。

一方、レセプタクルコネクタ２００は、主として、雌コ
ンタクトを配設した雄絶縁ハウジング２）０と、この雄
絶縁ハウジング２）０を取りｓく導電性シールドケース
な構成するレセプタクルケース２２０とを備えている。

このレセプタクルコネクタ２００のレセプタクルケース
２２０は、取付はパネル３００に締付けねじ３０１を用
いて取シ付は固定され、アース接続されるようになって
いる。

プラグコネクター００には、更に、雄絶縁ハウジング１
）０の両側壁にアース板１３０が配役されておシ、この
アース板１３０の一部は、プラグケース１２０と雄絶縁
ハウジング１）０との間く挾持されるようにしてそのプ
ラグケース１２０に接触し、このアース板１３０の他の
一部は、雄絶縁ハウジング１）０のその側壁上にあって
プラグケース１２０の外に７１）．出させられている。

このアース板１３０は、第３図（Ａ）　、　（Ｂ）及び
（Ｃ）のそれぞれ平面図、正面図及び側面図に詳細に示
されるようＫ、バネ性の金属板で一体形成され念もので
ある。アース板１３０の横断面は、はソＬ字形状とされ
、平面部１３１には、複数個のスリツ抄ト１３２が設けられ、平面部１３１の上ｓＶｃは、プラ
グケース１２０及びレセプタクルケース２２０の内側面
に接触してアース接続するための接触部１３３が設けら
れている。更に、平面部１３１の下部には、コ字状の係
止部１３４が両側に設けられている。

このアース板１３０を雄絶縁ハウジング１）０の側壁に
取υ付は固定する方法について、第９図を特に参照して
説明する。第７図は、アース板１３０を雄絶縁ハクラン
プ１）０に組み込んだ状態を示す半断面側面図である。

第４図によく示されるように、雄絶縁ハウジング１）０
は、雄コンタクト１４０を配設する絶縁ハウジング本体
１）１と、絶縁弁えハウジング１）２と、ケーブル抑え
板１）３とからなっている。絶縁ハウジング本体１）１
の側壁には、アース板１３０の平面部１３１を収容する
浅い溝１）１Ａが形成されている。第４図に示されるよ
うに、アース板１３０は、その平面部１３１を絶縁ハウ
ジング本体１）１の溝１）１Ａ内に配設するようにして
且つ係止部１３４を絶縁ハウジング本体１）１の下端部
に係合するようＫした状態で、この絶縁ハウジング本体
１）０の下端に対して絶縁弁えハウジング１）２を組み
付けることによって、絶縁ハウジング本体１）１の側壁
部に組み付は固定される。

この時、アース板１３０の接触部１３３は、絶縁ハウジ
ング本体１）１の外側壁面より外方に突出するようにな
っている。

第１図によく示されるように、このようなプラグコネク
タ１００には、ケーブル４００が結線される。このケー
ブル４００の結線方法について簡単に説明しておくと、
先ず、結線すべきケーブル４００の端末部を剥離処理し
て、ケーブル心線４０１をパラし、ケーブルシールド４
０２をケーブル４００の外被上へ折り返し処理する。第
４図によく示されるように、ケーブル心線４０１の端部
４０１Ａを、絶縁ハウジング本体１）１に配置され絶縁
弁えハウジング１）２の下端面から突出した雄コンタク
ト１４０の結線部１４１に対してケーブル抑え板１）３
を用いて接続する。次に、第７図によく示されるように
、雄絶縁ハウジング１）０の両側から／対のプラグケー
ス１２０を組み付け、締付けねじ１２）を用いて締め付
は固定すればよい。この時、プラグケース１２０の後端
内側に設けられたケーブルクランプ部１２２がケーブル
４００の外被上へ折り返し処理したケーブルシールド４
０２に食°い込むようにして接触し、プラグケース１２
０の前端内側がアース板１３０の接触部１３３に対して
圧接接触する。

一方、し・セプタクルコネクタ２００の雄絶縁ノーウジ
ング２）０は、第Ｓ図の半断面側面図によく示されるよ
うに、雌コンタクト２４０を配設する絶縁ハウジング本
体２）１と、絶縁弁えノ・クランプ２）２と、ケーブル
抑え板２）３とからなっている。結線すべきケーブル心
線５０１の端部５０１Ａは、絶縁ハウジング本体２）１
に配置され絶縁弁えハウジング２）２の下端面から突出
した雌フンタクト２４０の結線部２４１に対してケーブ
ル抑え板２）３を用いて接続されている。

前述したように結線され取υ付け・母ネル３００に取り
付は固定されたレセプタクルコネクタ２００に対して、
前述したように結線されたプラグコネクタ１００を嵌合
させた状態を、第２図の一部破断斜視図に示している。

第２図に示されるように、この状態では、ケーブル４０
０のケーブルシールド４０２−ケーブルクラン７’部１
２２−プラグケース１２０−アース板１３０の接触部１
３３−レセプタクルケース２２０−取付はパネル３００
の経路のアース接続が確実になされる。

尚、前述した実施例では、プラグコネクタ側にアース板
を設けるようにしたのであるが、レセプタクルコネクタ
側にアース板を設けるようにしてもよい。

発明の詳細な説明したことから明らかなように、本発明による電気
コネクタのシールド構造によれは、次のような効果を得
ることができる。

ｆｌｌ　　アース板は、コンタクトと遠く離れているの
で、耐電圧や絶縁抵抗が不利になることがなく、Ｉ　　
　　高周波′電流を流しても漏洩することがない。

（２）　　アース板を取付けるためのコネクタユニット
の側面の構造は、特別な加工の必要がなく単純であり、
アース板そのものの構造も単純であるので組立ても容易
で低コストで可能である。

（３１プラグケースとレセプタクルケースは、嵌合した
状態に於いては完全に接触する構造となっているので電
波障害を完全に防御することができる。

（４）アース板は、プラグケースとレセプタケースの接
触する接触部は、機械的強度が強くすることが可能とな
っているのでコネクタのくシ返し挿抜によって該アース
板かヘタったり、破損するという不具合の発生は生じな
い。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のシールド構造を適用したプラグコネク
タ及びレセプタクルコネクタの嵌合前の状態を示す一部
破断斜視図、第２図は第１図のコネクタの嵌合後の状態
を示す一部破断斜視図、第３図は第１図のコネクタに使
用するアース板の拡大図、ｗ、１７図はアース板を雄絶
縁ハウジングに組み込んだ状態を示す半断面側面図、第
Ｓ図はレセプタクルコネクタの結線状態を示すための半
断面、側面図である。１００・・・・・・・・・　プラグコネクタ、　　１）
０・・・・・・・・・雄絶縁ハウジング、　　１２０・
・・・・・・・・プラグケース、　　１３０・・・・・
・・・・アース板、　１３３・・・・・・・・・接触部
、　　１４０・・・・・・・・・雄コンタクト、２００
・・・・・・・・・　レセプタクルコネクタ、　　２）
０・・・・・・・・・雄絶縁ハウジング、　　２２ｏ・
・・・・・・・・　レセプタクルケース、　　２４０・
・・・・・・・・雌コンタクト、３００・・・・・・・
・・取付はパネル、　４００・・・・・・・・・　ケー
ブル、　４０２・・・・・・・・・　ケーブルシールド
、４０１．５０１・・・・・パ・・・　ケーブル心線第
２図第３図第４図第５図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）コンタクトを配設した絶縁ハウジングと該絶縁ハ
ウジングを取り巻く導電性シールドケースとを備えた互
いに嵌合する１対の電気コネクタにおいて、前記１対の
電気コネクタのうちの一方の電気コネクタの絶縁ハウジ
ングの少なくとも一方の側壁に配設され一部をその導電
性シールドケースとその絶縁ハウジングとの間に挾持さ
れるようにしてその導電性シールドケースに接触し他の
一部をその絶縁ハウジングのその側壁上にあつてその導
電性シールドケース外に露出させたアース板を設け、前
記一方の電気コネクタと他方の電気コネクタとを嵌合さ
せるとき、前記他方の電気コネクタの導電性シールドケ
ースが前記アース板の前記他の一部に接触することによ
り両導電性シールドケースが前記アース板を介してアー
ス接続されることを特徴とする電気コネクタのシールド
構造。
（２）前記一方の電気コネクタの絶縁ハウジングは、少
なくとも２つのユニットに分割されており、前記アース
板は、前記ユニットを組み合わせるときにその一端をユ
ニット間に挾持させることによりその絶縁ハウジングの
側壁に固定される特許請求の範囲第（１）項記載の電気
コネクタのシールド構造。