JPH0130738Y2 - - Google Patents

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JPH0130738Y2
JPH0130738Y2 JP1983143890U JP14389083U JPH0130738Y2 JP H0130738 Y2 JPH0130738 Y2 JP H0130738Y2 JP 1983143890 U JP1983143890 U JP 1983143890U JP 14389083 U JP14389083 U JP 14389083U JP H0130738 Y2 JPH0130738 Y2 JP H0130738Y2
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JP
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tape
flat cable
strip
cable
cable body
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JP1983143890U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の背景と目的〕 本考案は、カーペツトの下に敷設する平型ケー
ブルの改良に関する。
近年、カーペツトの下に敷設するのに適した所
謂アンダーカーペツトケーブルと称する平型ケー
ブルが提案されており、基本的には帯状絶縁体の
中に多数本の帯状導体を並列に配置して構成され
た平型ケーブル本体と、その平型ケーブル本体の
上を覆うようにした導電性のシールドテープとを
具備したものである。かかる、導電性のシールド
テープは、カーペツトを突き刺して侵入する鋭利
な金属製品が平型ケーブル本体の帯状導体に達す
る前に必ず貫通接触させるものとして用いられ、
ブレーカを介して接地することにより、侵入した
金属製品が万が一ケーブル導体の帯状導体に接触
して帯電しても、これを速やかに接地電位に保つ
ことで、電気的に安全性を持たせていた。
また、シールドテープは、平型ケーブル本体上
に縦添状態でケーブル長さ方向に連続させるが、
ケーブルの方向変換時や導体接続部では、当該シ
ールドテープが分断される場合があることから、
平型ケーブル本体の多数の帯状導体のうち一つの
帯状導体を接地母線に選び、この接地母線として
の帯状導体とかかるシールドテープとを、ケーブ
ル長さ方向の所々で電気的に接続することが行わ
れ、分断されたシールドテープは、接地母線とし
ての帯状導体を介して電気的に導通させる工夫が
なされていた。(例えば特開昭56−22077号公報を
参照されたい。) かかる平型ケーブルによれば、電気的接続部に
よつて平型ケーブル本体とその上のシールドテー
プが一体化されるため、敷設現地において平型ケ
ーブル本体の上にシールドテープを縦添載設する
従来のものと比して、施工性に優れたものとなる
が、その一方で平型ケーブル本体とシールドテー
プとが予め一体化されることで新たな問題が生じ
ていた。
即ち、かかるシールドテープとして、実際に用
いられていたのは銅テープやステンレス鋼製のテ
ープであり、そのような金属製のテープを平型ケ
ーブル本体の平型面に縦添して長さ方向所々でケ
ーブルの接地母線としての帯状導体にスポツト溶
接等の溶着の手段によつて電気的に接続して一体
化が図られていることから、完成した平型ケーブ
ルをドラム巻きした場合に、ケーブル本体と金属
製のシールドテープとが曲率半径が異なつて、該
シールドテープに皺が発生しており、この皺が敷
設現場においてケーブルをドラムから繰り出して
床面に延長敷設しても完全には消失せず、皺の残
存によつてケーブル本体とシールドテープとの密
着性が損なわれるばかりかそれらの電気的接続部
分に応力を付加して信頼性を低下させ、シールド
テープによる電気的安全性に確固たるものが得ら
れない恐れがあつた。
本考案は、以上の従来技術の問題点に鑑みてな
されたものであり、シールドテープに皺が発生す
ることなく該シールドテープとケーブル本体との
密着性を堅持でき而もそれらテープとケーブル本
体との電気的接続をも安定なものにできるアンダ
ーカーペツト用平型ケーブルを提供することに目
的がある。
〔考案の概要〕
本考案にかかるアンダーカーペツト用平型ケー
ブルは、帯状絶縁体内に多数本の帯状導体を並列
に配置して構成された平型ケーブル本体の、接地
母線として選ばれた帯状導体を被覆する絶縁体部
分に窓を開けて当該接地母線となる帯状導体を露
出し、平型ケーブル本体の上を覆うシールドテー
プとして、半導電性合成樹脂テープを用いて、こ
れを当該窓を通して露出された接地母線としての
帯状導体に接着一体化して電気的に接触させてい
ることを特徴とする。
〔実施例〕
第1図は、本考案にかかる平型ケーブルの横断
面構造例を示すもので、銅帯等よりなる3本の帯
状導体1,2,3を並列に配置し、これらをポリ
エステル等の合成樹脂よりなる帯状絶縁体5の中
に一括して内蔵させた構造の平型ケーブル本体の
上に、シールドテープとして機能するだけの半導
電性合成樹脂テープ4を敷設し且つ接着剤等で接
着一体化させて構成されたものである。
第2図は、かかる横断面構造のケーブルを、シ
ールドテープを剥がした状態で示したもので、ケ
ーブル本体の3本の導体のうち接地母線として選
択された中央の帯状導体2にかかる絶縁体部分を
ケーブル長さ方向の所々で除去して多数の窓6を
開け、該窓6を通じてかかる帯状導体2が露出さ
せるものとし、そうした窓開きのケーブル絶縁体
5上にシールドテープとしての半導電性合成樹脂
テープ4を載置して接着一体化してなり、もつ
て、シールドテープ4とケーブル本体との一体化
とともにそれらの間の所定の電気的接続を当該窓
6を介して成就させたものである。
なお、接地母線として選ばれた中央の帯状導体
2の両側における帯状導体1,3が活線導体とし
て供与されるものである。
上述のようにして構成された平型ケーブルによ
れば、シールドテープと平型ケーブル本体とが予
め一体化されるから、それらを別々にして施工す
る旧来の方式に比して、一本のケーブルを扱うの
と同じ要領で施工できるので、施工性に優れたも
のとなる上に、そのような一体化がされた状態で
製造され且つドラムに巻かれた場合でも、シール
ドテープとしての半導電性合成樹脂テープ4が比
較的柔軟性の高いものであるために、ケーブルの
帯状絶縁体5の曲げに併せて伸縮でき、これがた
めに敷設現場でドラムより繰り出して延線しても
当該テープ4の皺が発生することがなくなり、該
シールドテープ4のケーブル本体への密着性を堅
持でき、また、シールドテープ4とケーブル本体
の接地母線に選ばれた帯状導体2との電気的接続
ががかかる接着一体化が維持された状態下で帯状
絶縁体5の窓を通して確実に行うことができるも
のである。
第3図は、半導電性合成樹脂シートに対して、
金属線としての銅撚線7を一体化させたもので、
これによりシールドテープ自身の接地抵抗を低減
させたものである。
なお、以上の実施例において、ケーブルの帯状
絶縁体に設けられる窓6は、スリツト状にケーブ
ル長さ方向に連続していても良い。
〔考案の効果〕
以上、説明してきて明らかな通り、本考案のア
ンダーカーペツト用平型ケーブルによれば、シー
ルドテープに皺が発生することなく該シールドテ
ープとケーブル本体との密着性を堅持でき而もそ
れらテープとケーブル本体との電気的接続をも安
定なものにできるアンダーカーペツト用平型ケー
ブルを提供するという所期の目的は達成され、実
用的価値の大きいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案にかかるアンダーカーペツト
用平型ケーブルの横断面構造例を示す説明図、第
2図は同ケーブルの分解して示す斜視説明図、第
3図は、本考案にかかるアンダーカーペツト用平
型ケーブルの変形例を示す斜視説明図である。 図中、1,2,3は帯状導体、4はシールドテ
ープとしての半導電性合成樹脂テープ、5は帯状
絶縁体、6は窓、7は金属線としての銅撚線であ
る。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 帯状絶縁体内に多数本の帯状導体を並列に配
    置して構成された平型ケーブル本体の、接地母
    線として選ばれた帯状導体を被覆する絶縁体部
    分に窓を開けて当該接地母線となる帯状導体を
    露出し、平型ケーブル本体の上を覆うシールド
    テープとして、半導電性合成樹脂テープを用い
    て、これを当該窓を通して露出された接地母線
    としての帯状導体に接着一体化して電気的に接
    触させていることを特徴とするアンダーカーペ
    ツト用平型ケーブル。 (2) 前記半導電性合成樹脂テープの内部または表
    面に可撓性を有する導電性金属線を蛇行させつ
    つ縦添一体化している実用新案登録請求の範囲
    第1項記載のアンダーカーペツト用平型ケーブ
    ル。
JP14389083U 1983-09-16 1983-09-16 アンダ−カ−ペツト用平型ケ−ブル Granted JPS6051822U (ja)

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JP14389083U JPS6051822U (ja) 1983-09-16 1983-09-16 アンダ−カ−ペツト用平型ケ−ブル

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JPS6051822U JPS6051822U (ja) 1985-04-11
JPH0130738Y2 true JPH0130738Y2 (ja) 1989-09-20

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JP14389083U Granted JPS6051822U (ja) 1983-09-16 1983-09-16 アンダ−カ−ペツト用平型ケ−ブル

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56132703A (en) * 1980-02-21 1981-10-17 Thomas & Betts Corp Flat conductor electric cable assembly

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59138118U (ja) * 1983-03-04 1984-09-14 関東電気工事株式会社 導電性樹脂を保護シ−ルドに用いたfccシステム

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56132703A (en) * 1980-02-21 1981-10-17 Thomas & Betts Corp Flat conductor electric cable assembly

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JPS6051822U (ja) 1985-04-11

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