JPH03653Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH03653Y2
JPH03653Y2 JP1984126527U JP12652784U JPH03653Y2 JP H03653 Y2 JPH03653 Y2 JP H03653Y2 JP 1984126527 U JP1984126527 U JP 1984126527U JP 12652784 U JP12652784 U JP 12652784U JP H03653 Y2 JPH03653 Y2 JP H03653Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
cable
flat floor
grounding
pairs
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984126527U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6142014U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP12652784U priority Critical patent/JPS6142014U/ja
Publication of JPS6142014U publication Critical patent/JPS6142014U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH03653Y2 publication Critical patent/JPH03653Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Insulated Conductors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の背景と目的] 本考案はフラツトフロアケーブル、特に電話配
線用として最適なフラツトフロアケーブルの改良
に関するものである。
近年オフイス内の電力、電話をはじめデータ伝
送用のケーブルを、カーペツトの下に配線する配
線方法が注目されている。
このフラツトフロアケーブル配線方法は、床面
に敷き詰められたカーペツトの下に、フラツトケ
ーブルを配線して成る配線方法であり、従来の床
内に埋込まれたダクトあるいは配管による配線と
異なり、配線ルートの拡大、変更が自由に行える
ため、最近のOA化の拡大に伴なう配線ルートの
変更に簡単に対処でき、さらに床上露出配線がな
いため安全性あるいは美観に優れている。
また、床内にダクトあるいは配管を埋込まなく
ても良いため、ビル建築のトータルコストが低減
でき、さらにオフイスのカーペツト化は防音効果
が良く、優れた環境性が得られ、断熱性などにも
優れているものである。
第1図は従来のこの種フラツトフロアケーブル
の一例を示すもので、1は導体であり、その外周
には絶縁体2が押出被覆されている。
この絶縁導体は二本で一対となるもので、複数
本並列配置されてケーブル心を構成しており、そ
のケーブル心の上下面にはこれらケーブル心を保
護し、かつ静電遮蔽効果を持たせるため、アルミ
とポリエステルテープをラミネートした補強テー
プ3が貼り付けられて構成されている。
ところで、従来のこの種ケーブルに於ては、良
好なる静電遮蔽効果を得るためには、アルミテー
プを接地する必要があつたが、従来の構造では、
アルミテープの両面に、絶縁物であるポリエステ
ルテープが被覆されているため、ポリエステルテ
ープの除去に多くの困難を要し、また、その困難
さから、接地端子との接触面積が小さくなりがち
であり、さらに導体表面の酸化による接地性能の
低下などにより、長期信頼性に欠ける欠点があつ
た。
この欠点を解消するため、第2図に示す構造の
フラツトフロアケーブルも提案されている。
即ちアルミとポリエステルテープの間に、接地
線4を各対に平行して配列されたものである。
しかし、この構造においては、接地線4が対の
数だけ挿入されているため、ケーブルが大型化す
るうえ、接地線4と導体1とが上下に重ならない
ように製造しなければならず、その製造技術が難
しく、もし万一導体1と接地線4とが重なつた場
合には、上からの荷重に対し、ケーブルの耐圧縮
性能を著しく低下させる欠点があつた。
本考案の目的は、前記した従来技術の欠点を解
消し、簡単に接地作業を行うことのできるフラツ
トフロアケーブルを提供することにある。
[考案の概要] すなわち本考案の要旨とするところは、床面に
敷き詰められたカーペツトの下に配線されるフラ
ツトフロアケーブルであり、該ケーブルは2本の
絶縁導体からなる対線を複数組並列配置したケー
ブル心と、該ケーブル心の上下から上記対線の
各々を包むように貼り付けられた補強テープ層と
より成つており、上記補強テープは、金属テープ
の両面にプラスチツクテープが貼り付けられてい
ると共に、金属テープには接地用金属テープがケ
ーブル長さ方向に沿つて上記対線の各々の上部に
位置するようにして接触縦添えされていることを
特徴とするフラツトフロアケーブルにある。
[実施例] 第3図は本考案フラツトフロアケーブルの一実
施例を示すもので、1は導体であり、その外周に
は絶縁体2が押出被覆されている。
この絶縁導体2本でもつて対線が形成され、対
線を複数組並列配置することによりケーブル心が
構成されている。このケーブル心の上下からアル
ミとポリエステルテープをラミネートした補強テ
ープ3が設けられ、この補強テープ3は、上記対
線の各々を包むように貼り付けられている。
補強テープ3は、第4図に示すようにアルミテ
ープ6の両面にポリエステルテープ7が貼り付け
られていると共に、アルミテープ6には接地用軟
銅テープ5が接触縦添えされている。軟銅テープ
5は、ケーブル長さ方向に沿つて上記対線の各々
の上部に位置するように設けられ、アルミテープ
6と全長にわたり接触している。
この実施例によれば、軟銅テープ5はポリエス
テルテープ7とアルミテープ6によつて固定され
ているだけであり、したがつてポリエステルテー
プ7の一部を破るだけで容易に軟銅テープ5とア
ルミテープ6が剥離でき、金属面が露出できるも
ので、アース端子へのネジ止め、半田付け等の接
続を簡単に行うことができる。
また、薄い軟銅テープ5を用いることにより、
ケーブルは大型化することなく、その形状寸法は
従来のケーブルとほぼ同等とすることができ、ま
た、軟銅テープ5と絶縁体2の上部の接触面積も
従来のケーブルと同時であることから、ケーブル
の上下方向の耐圧縮性能を損なうこともない。
本実施においては、接地用テープとして軟銅テ
ープを用いたが、軟銅に限らず黄銅テープ、アル
ミテープ等の金属テープを用いてもよく、また接
地用テープはアルミテープの内面に接するものに
限らず外面に接するようにしても良いものであ
り、本考案が本実施例により限定的に解釈される
ものではない。
[考案の効果] 以上説明した通り、本考案によれば、接地テー
プの挿入により、遮蔽テープの金属面の露出作業
が容易となり、簡単に接地作業を施すことができ
る。
また、接地テープの挿入によつても、ケーブル
の形状は大型化することがなく、さらにケーブル
の耐圧縮性能を損なうおそれもなく、その実用的
価値は非常に大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来のフラツトフロアケー
ブルの例を示す横断面説明図、第3図は本考案フ
ラツトフロアケーブルの一実施例を示す横断面説
明図、第4図はその拡大説明図である。 1……導体、2……絶縁体、3……補強テー
プ、4……接地線、5……接地テープ、6……遮
蔽テープ、7……プラスチツクテープ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 床面に敷き詰められたカーペツトの下に配線さ
    れるフラツトフロアケーブルであり、該ケーブル
    は2本の絶縁導体からなる対線を複数組並列配置
    したケーブル心と、該ケーブル心の上下から上記
    対線の各々を包むように貼り付けられた補強テー
    プ層とより成つており、上記補強テープは、金属
    テープの両面にプラスチツクテープが貼り付けら
    れていると共に、金属テープには接地用金属テー
    プがケーブル長さ方向に沿つて上記対線の各々の
    上部に位置するようして接触縦添えされているこ
    とを特徴とするフラツトフロアケーブル。
JP12652784U 1984-08-21 1984-08-21 フラツトフロアケ−ブル Granted JPS6142014U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12652784U JPS6142014U (ja) 1984-08-21 1984-08-21 フラツトフロアケ−ブル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12652784U JPS6142014U (ja) 1984-08-21 1984-08-21 フラツトフロアケ−ブル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6142014U JPS6142014U (ja) 1986-03-18
JPH03653Y2 true JPH03653Y2 (ja) 1991-01-11

Family

ID=30685201

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12652784U Granted JPS6142014U (ja) 1984-08-21 1984-08-21 フラツトフロアケ−ブル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6142014U (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50121988U (ja) * 1974-03-22 1975-10-04
JPS58109108U (ja) * 1982-01-20 1983-07-25 住友電気工業株式会社 フラツトケ−ブル

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6142014U (ja) 1986-03-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7164084B2 (en) Three-conductor cable
JPH03653Y2 (ja)
JPS6220100Y2 (ja)
CN2665878Y (zh) 一种改良的预制分支电缆
JPH0247538Y2 (ja)
JPH0617041U (ja) フラット電線のシールド装置
JPH0735226Y2 (ja) フラットケーブル
JPH0624093Y2 (ja) シールド電線
JPS608339Y2 (ja) 多心テ−プ電線
JPS621697Y2 (ja)
CA1277731C (en) Primary transmission line cable
US4769515A (en) Primary transmission line cable
JPS6142251Y2 (ja)
JP3157125B2 (ja) 低圧電線用分岐カバーおよび分岐接続部
JPH0438426Y2 (ja)
RU45554U1 (ru) Кабель управления (варианты)
JPH01267908A (ja) データ伝送用アンダーカーペットケーブル
JPS5973808A (ja) アンダ−カ−ペツト用多対フラツトケ−ブル
JPH0112340Y2 (ja)
JPH0562917U (ja) 扇形導体3芯電力ケーブルの遮水構造
JPH0119768Y2 (ja)
JPH0614325Y2 (ja) 被覆電線
JPH06243730A (ja) シールド付フラットケーブル
JPH0531781Y2 (ja)
JPS6039945Y2 (ja) シ−ルド電線