JPH0445395Y2 - - Google Patents

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JPH0445395Y2
JPH0445395Y2 JP1986177942U JP17794286U JPH0445395Y2 JP H0445395 Y2 JPH0445395 Y2 JP H0445395Y2 JP 1986177942 U JP1986177942 U JP 1986177942U JP 17794286 U JP17794286 U JP 17794286U JP H0445395 Y2 JPH0445395 Y2 JP H0445395Y2
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grounding
cable
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strip
connection body
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はモールド型のケーブル接続部に関す
る。
[従来の技術] 従来のモールド型の電力ケーブルの端末やその
他の接続部においてはケーブルの遮蔽層にアース
線を接続して引用しているが、このようなアース
線の接続引出し部は第4図示のように、芯線導体
a、絶縁被覆層b、外部導電層c、遮蔽層d、外
部保護層eよりなるケーブルの端末部の芯線導体
aを接続部の絶縁層f内の芯線導体接続スリーブ
gに接続した接続部において、遮蔽層dに接地用
の引出線hをハンダ付けしてその外周にテープj
を巻き引出線をh′のように引出していた。
また、特公昭55−26660号公報の高圧ケーブル
遮蔽テープ接地装置のように、ケーブル遮蔽テー
プの外周面を間隙をあけて囲むゴムスリーブを設
け、銅板を波形に反復折り返して屈曲させたたわ
み部材をケーブル遮蔽テープの外周面とゴムスリ
ーブとの間の間隙に設置し、接地導体を前記波形
のたわみ部材に半田付けし、前記ゴムスリーブの
外周面の円形帯のストラツプをねじ、ナツトで締
付けて固定し、全体を導電ゴム製の水蜜ハウジン
グで囲み、このハウジングに設けたカラーを通し
て前記設地導体を外部に引出すようにした装置が
知られている。
[考案が解決しようとする問題点] 前記とように外周にテープjを巻いて引出線h
を引出すとこのテープjと外部保護層eの間に微
小な間隙が形成されるのでこの間隙から接続部内
に水が浸入して絶縁破壊を起すばかりでなく、接
続作業に手数を要するという問題点がある。
また、前記公報に開示された高圧ケーブル遮蔽
テープ設地装置は、波形の屈曲たわみ部材を用い
て接地導体を半田付けしなければならず、またモ
ールド型のケーブル接続部を相互に嵌合して接続
するものではないので、接続部を構成するのが容
易でないという問題点がある。
本考案は水が浸入せず、容易に接続作業をする
ことができるモールド型で水密のケーブル接続部
を提供することを目的とするものである。
[問題点を解決するための手段] 前記の問題点を解決するために本考案は、ケー
ブル接続端末部1における遮蔽層5の端縁部に、
軸方向に延びる接地用細帯状導電片7の取付基部
を接続固定して該接地用細帯状導電片7をケーブ
ル外部保護層6上に沿わせて設け、モールド接続
体10の外部導電層部14に軸方向に延びる接地
用細帯状導電片17の取付基部を接続固定して該
接地用細帯状導電片17の先端をモールド接続体
10の先端から軸方向に突出させて設け、前記モ
ールド接続体10をケーブル接続端末部1に嵌合
してケーブル接続端末部1の芯線導体2とモール
ド接続体10内の接続子導体11を接続し、モー
ルド接続体10の接地用細帯状導電片17の先端
部をケーブル接続端末部1に設けた接地用細帯状
導電片7に接触させ、モールド接続体10の接地
用細帯状導電片17に設けた接地端子金具18に
外部接地線Aを接続し、ケーブル接続端末部1と
モールド接続体10にわたり水蜜保護チューブ2
0を嵌着してモールド型水密ケーブル接続部を構
成したものである。
[作用] ケーブル接続端末部1の接地用細帯状導電片7
とモールド接続体10の接地用細帯状導電片17
を軸方向に延びる構造としたことにより、ケーブ
ル接続端末部1とモールド接続体10を相互に嵌
合するだけで、ケーブル接続端末部1の芯線導体
2とモールド接続体10内の接続子導体11が接
続されるとともにケーブル接続端末部1の遮蔽層
5が接地端子金具18に接続される。
前記のケーブル接続端末部1の接地用細帯状導
電片7とモールド接続体10の接地用細帯状導電
片7とモールド接続体10の接地用細帯状導電片
17を接触させることによりケーブル接続端末部
1の遮蔽層5が接地端子金具18に接続され、ま
たケーブル接続端末部1とモールド接続体10に
わたつて外周に嵌着した水密保護チューブ20に
より接地用細帯状導電片の周囲が水密に保護され
るので接続部内への水の浸入が阻止される。
[実施例] 以下本考案の実施例を図面により説明する。第
1図は本考案の1実施例の接続部の断面を示し、
第2図はケーブル端末部とモールド接続体を嵌合
し接続する状態を示し、また第3図はその接続部
を備えたコネクタの実施例を示したものである。
第1図、第2図において、1はケーブルの接続
端末部であり、2はその芯線導体、3は絶縁被覆
層、4は外部導電層、5は遮蔽層、6は外部保護
層である。
7は軸方向に延びる接地用細帯状導電片であ
り、その取付け基部を遮蔽層5上に電気的に接触
させて固定し軸方向に延びる先端が外部保護層6
の剥離端部上にはるように設置する。8はこの外
部導電層4と遮蔽層5の端縁部から接地用細帯状
導電片7の取付け基端部にかけて巻いたACPテ
ープであり、9は外部保護層6上に設けたストツ
パーである。
10はケーブル端末部に結合される接続部の絶
縁スリーブ部分や外部導電層スリーブ部分、外部
保護スリーブ部分などをモールド形成したモール
ド接続体であり、11はこのモールド接続体10
内の接続子導体、12は内部導電層、13は絶縁
層、14は外部導電層、15は外部保護層であ
る。
また16は軸方向に延びる接地用細帯状導電片
17の取付け基部となる湾曲導電板であり、この
湾曲導電板16をモールド接続体10のたとえば
外部導電層14にモールドしもしくは接着等によ
り固定し、軸方向に延びる接地用細帯状導電片1
7の先端を外部保護層15の端部15′を越えて
設置する。18はこの接地用細帯状導電片17の
取付け基部に突設した接地端子金具である。
なおこのモールド接続体10の右半部は図示を
省略してあるがケーブル端末部におけるコネクタ
やその他の適宜の接続部を構成するものである。
前記のモールド接続体10とケーブルの接続端
末部1は嵌合することにより接続するが、まずケ
ーブルの接続端末部1の芯線導体2とモールド接
続体10側の接続子導体11を接続してこのケー
ブル接続端末部1にモールド接続体10を嵌挿す
ると、モールド接続体10の外部保護層15の端
部15′がケーブル接続端末部1の外部保護層6
の上に嵌合してストツパー9に突き当り、モール
ド接続体10の外部導電層14がケーブル接続端
末部1の外部導電層4の端縁と遮蔽層5の端縁の
上に嵌合するとともにモールド接続体10の絶縁
層13がケーブル接続端末部1の絶縁被覆層3上
に嵌合する。
このときモールド接続体10の接地用細帯状導
電片17の先端がケーブル接続端末部1の接地用
細帯状導電片7上に重なつて接触し、これにより
ケーブル接続端末部1の遮蔽層5とモールド接続
体10の接地用細帯状導電片17の基部から突出
する接地端子金具18とが接続されることにな
る。なおこの両接地用接触導電片17,7の重な
り部分をハンダ付けしてもよい。
このように嵌合したケーブル接続端末部1の外
部保護層6とモールド接続体10の外部保護層1
5の先端部にわたつて保護用プラスチツクチユー
ブ等の水密保護チユーブ20を嵌着してケーブル
接続部を構成するとともに、接地端子金具18に
鎖線図示のように接地線Aを接続するのであり、
遮蔽層5に接地端子金具18を接続する接地用細
帯状導電片が引出される部分には隙間が形成され
ずこのため接続部内に水が浸入するようなことが
ない。
第3図示の実施例は、配電ケーブル線路の開閉
器とトランス間を接続するケーブル30の1端に
トランス側のコネクタ40を接続し他端に開閉器
側のコネクタ50接続し、このケーブル30の端
末部とトランス側コネクタ40との接続部を第1
図、第2図示のように構成したもので、第1図、
第2図と同一符号は同一部分を示している。
この第3図示のトランス側コネクタ40は第1
図、第2図示のモールド接続体10をL形に折曲
してその折曲部先端を開口させてモールド接続体
41を形成し、この開口内に設けた接触子ピン4
2をトランス側の接触子に接続するようにしたも
のであり、接地端子金具18に接地線Aを接続す
ることによりケーブル30の遮蔽層5が接地用細
帯状導電片を介して接地され、水密保護チユーブ
20により接続部内への水の浸入が完全に阻止さ
れるのである。
[考案の効果] 前述のように本考案は、ケーブル接続端末部と
モールド接続体の各接地用細帯状導電片を軸方向
に延びる構造としたので、ケーブル接続端末部と
モールド接続体を相互に嵌合するだけで、ケーブ
ル接続端末部の芯線導体とモールド接続体内の接
続子導体を接続すると同時にケーブル接続端末部
の遮蔽層を接地端子金具に接続することができる
から接続作業が容易となり、また接地用細帯状導
電片を接続したケーブル接続端末部とモールド接
続体にわたつて外周に水密保護チユーブを嵌着し
たので接地用細帯状導電片の周囲が水密に保護さ
れ接続部内への水の浸入を阻止することができる
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例の断面図、第2図は
その分解図、第3図は他の実施例の断面図、第4
図は従来例の図面である。 1……ケーブル接続端末部、2……芯線導体、
5……遮蔽層、7,17……接地用細帯状導電
片、10……モールド接続体、18……接地端子
金具、20……水密保護チユーブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケーブル接続端末部1の遮蔽層5の端縁部に、
    軸方向に延びる接地用細帯状導電片7の取付基部
    を接続固定して該導電片7をケーブル外部保護層
    6上に沿わせて設け、モールド接続体10の外部
    導電層部14に軸方向に延びる接地用細帯状導電
    片17の取付基部を接続固定して該導電片17の
    先端をモールド接続体10の先端から軸方向に突
    出させて設け、前記モールド接続体をケーブル接
    続端末部に嵌合してケーブル接続端末部の芯線導
    体2とモールド接続体内の接続子導体11を接続
    し、前記モールド接続体10の接地用細帯状導電
    片17の先端部をケーブル接続端末部1に設けた
    接地用細帯状導電片7に接触させ、前記モールド
    接続体10の接地用細帯状導電片17に設けた接
    地端子金具18に外部接地線Aを接続し、ケーブ
    ル接続端末部1とモールド接続体10にわたり水
    蜜保護チユーブ20を嵌挿したモールド型水密ケ
    ーブル接続部。
JP1986177942U 1986-11-19 1986-11-19 Expired JPH0445395Y2 (ja)

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JPS6383936U JPS6383936U (ja) 1988-06-01
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JP5203112B2 (ja) * 2007-09-21 2013-06-05 株式会社ビスキャス 電力ケーブルからの接地線引出部及びこの接地線引出部を備えた電力ケーブル接続部

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5526660A (en) * 1978-08-16 1980-02-26 Toshiba Corp Semiconductor device and method of manufacturing of the same

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