JP2532266Y2 - 電力ケーブルプレハブ接続部 - Google Patents
電力ケーブルプレハブ接続部Info
- Publication number
- JP2532266Y2 JP2532266Y2 JP593991U JP593991U JP2532266Y2 JP 2532266 Y2 JP2532266 Y2 JP 2532266Y2 JP 593991 U JP593991 U JP 593991U JP 593991 U JP593991 U JP 593991U JP 2532266 Y2 JP2532266 Y2 JP 2532266Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- prefabricated
- conductor
- power cable
- conductive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
- Cable Accessories (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、圧縮スリーブによる導
体接続部を中心としその両側のケーブル絶縁層に跨りプ
レハブ絶縁筒が嵌合されている電力ケーブルプレハブ接
続部に関するものである。
体接続部を中心としその両側のケーブル絶縁層に跨りプ
レハブ絶縁筒が嵌合されている電力ケーブルプレハブ接
続部に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の電力ケーブルプレハブ接
続部は、図3に示すように、相互の電力ケーブル1がそ
の接続すべき端部で段剥ぎされてケーブル導体2,ケー
ブル絶縁層3,ケーブル遮蔽層(図示せず)等が露出さ
れ、相互のケーブル導体2が圧縮スリーブ4で圧縮接続
され、該圧縮スリーブ4による導体接続部5の外周及び
その両側のケーブル導体2の外周には導電性スリーブカ
バー6が被せられ、該導電性スリーブカバー6の外径と
略同じ外径のスペーサ7が各ケーブル絶縁層3の外周に
嵌合され、該導体接続部5を包囲する導電性スリーブカ
バー6を中心としてその両側のスペーサ7の外周にプレ
ハブ絶縁筒8が嵌合され、該プレハブ絶縁筒8の内面に
は内部導電層9が設けられて導電性スリーブカバー6に
接触され、該プレハブ絶縁筒8の外周には保護層10が
設けられた構造であった。なお、11はケーブル遮蔽層
に接続されている接地線である。
続部は、図3に示すように、相互の電力ケーブル1がそ
の接続すべき端部で段剥ぎされてケーブル導体2,ケー
ブル絶縁層3,ケーブル遮蔽層(図示せず)等が露出さ
れ、相互のケーブル導体2が圧縮スリーブ4で圧縮接続
され、該圧縮スリーブ4による導体接続部5の外周及び
その両側のケーブル導体2の外周には導電性スリーブカ
バー6が被せられ、該導電性スリーブカバー6の外径と
略同じ外径のスペーサ7が各ケーブル絶縁層3の外周に
嵌合され、該導体接続部5を包囲する導電性スリーブカ
バー6を中心としてその両側のスペーサ7の外周にプレ
ハブ絶縁筒8が嵌合され、該プレハブ絶縁筒8の内面に
は内部導電層9が設けられて導電性スリーブカバー6に
接触され、該プレハブ絶縁筒8の外周には保護層10が
設けられた構造であった。なお、11はケーブル遮蔽層
に接続されている接地線である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな電力ケーブルプレハブ接続部では、導電性スリーブ
カバー6やスペーサ7を必要とし、部品点数が多くな
り、組立てに手数が掛かり、コスト高になる問題点があ
った。
うな電力ケーブルプレハブ接続部では、導電性スリーブ
カバー6やスペーサ7を必要とし、部品点数が多くな
り、組立てに手数が掛かり、コスト高になる問題点があ
った。
【0004】本考案の目的は、部品点数を少なくして組
立てを行うことができる電力ケーブルプレハブ接続部を
提供することにある。
立てを行うことができる電力ケーブルプレハブ接続部を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
考案の構成を説明すると、本考案は相互の電力ケーブル
がその接続すべき端部で段剥ぎされてケーブル導体,ケ
ーブル絶縁層が露出され、相互の前記ケーブル導体が圧
縮スリーブで圧縮接続され、前記圧縮スリーブによる導
体接続部を中心としその両側の前記ケーブル絶縁層に跨
りプレハブ絶縁筒が嵌合され、前記プレハブ絶縁筒の内
面には内部導電層が設けられている電力ケーブルプレハ
ブ接続部において、 (1)前記プレハブ絶縁筒は前記圧縮スリーブと前記ケ
ーブル絶縁層との外周に直接嵌合され、 (2)前記圧縮スリーブと前記ケーブル絶縁層との間の
前記ケーブル導体の外周には該ケーブル導体と前記プレ
ハブ絶縁筒の内面の前記内部導電層とを電気的に接続す
る導電性接続リングが配置されていることを特徴とす
る。
考案の構成を説明すると、本考案は相互の電力ケーブル
がその接続すべき端部で段剥ぎされてケーブル導体,ケ
ーブル絶縁層が露出され、相互の前記ケーブル導体が圧
縮スリーブで圧縮接続され、前記圧縮スリーブによる導
体接続部を中心としその両側の前記ケーブル絶縁層に跨
りプレハブ絶縁筒が嵌合され、前記プレハブ絶縁筒の内
面には内部導電層が設けられている電力ケーブルプレハ
ブ接続部において、 (1)前記プレハブ絶縁筒は前記圧縮スリーブと前記ケ
ーブル絶縁層との外周に直接嵌合され、 (2)前記圧縮スリーブと前記ケーブル絶縁層との間の
前記ケーブル導体の外周には該ケーブル導体と前記プレ
ハブ絶縁筒の内面の前記内部導電層とを電気的に接続す
る導電性接続リングが配置されていることを特徴とす
る。
【0006】
【作用】このような構造にすると、導電性スリーブカバ
ーやスペーサが不要になる。従って、部品点数が少なく
なり、組立てに手数が掛からなくなり、コストを低減で
きる。
ーやスペーサが不要になる。従って、部品点数が少なく
なり、組立てに手数が掛からなくなり、コストを低減で
きる。
【0007】
【実施例】図1は、本考案に係る電力ケーブルプレハブ
接続部の一実施例を示したものである。なお、前述した
図3と対応する部分には、同一符号を付けて示してい
る。本実施例の電力ケーブルプレハブ接続部では、プレ
ハブ絶縁筒8は圧縮スリーブ4とケーブル絶縁層3との
外周に直接嵌合されている。これに伴い、圧縮スリーブ
4とその両側のケーブル絶縁層3との間の各ケーブル導
体2の外周には、該ケーブル導体2とプレハブ絶縁筒8
の内面の内部導電層9とを電気的に接続する導電性接続
リング12がそれぞれ配置されている。該導電性接続リ
ング12は、半導電性又は導電性部材によって図2に示
すようにリング状に形成され、その外周には周方向に凸
状部12aが突設された構造になっている。このような
導電性接続リング12は、例えば弾力性を有するカーボ
ン入りエチレンプロピレンラバーの成形体により形成す
る。なお、13は接地端子である。
接続部の一実施例を示したものである。なお、前述した
図3と対応する部分には、同一符号を付けて示してい
る。本実施例の電力ケーブルプレハブ接続部では、プレ
ハブ絶縁筒8は圧縮スリーブ4とケーブル絶縁層3との
外周に直接嵌合されている。これに伴い、圧縮スリーブ
4とその両側のケーブル絶縁層3との間の各ケーブル導
体2の外周には、該ケーブル導体2とプレハブ絶縁筒8
の内面の内部導電層9とを電気的に接続する導電性接続
リング12がそれぞれ配置されている。該導電性接続リ
ング12は、半導電性又は導電性部材によって図2に示
すようにリング状に形成され、その外周には周方向に凸
状部12aが突設された構造になっている。このような
導電性接続リング12は、例えば弾力性を有するカーボ
ン入りエチレンプロピレンラバーの成形体により形成す
る。なお、13は接地端子である。
【0008】このような構造にしても、プレハブ絶縁筒
8の内面の内部導電層9は、導電性接続リング12を介
してケーブル導体2に接続されているので、導体接続部
5の電気的遮蔽を支障なく行うことができる。
8の内面の内部導電層9は、導電性接続リング12を介
してケーブル導体2に接続されているので、導体接続部
5の電気的遮蔽を支障なく行うことができる。
【0009】また、このような構造にすると、導電性ス
リーブカバーやスペーサが不要になる。従って、部品点
数が少なくなり、組立てに手数が掛からなくなり、コス
トを低減できる。
リーブカバーやスペーサが不要になる。従って、部品点
数が少なくなり、組立てに手数が掛からなくなり、コス
トを低減できる。
【0010】
【考案の効果】以上説明したように、本考案に係る電力
ケーブルプレハブ接続部では、プレハブ絶縁筒を圧縮ス
リーブとケーブル絶縁層との外周に直接嵌合しているの
で、導電性スリーブカバーやスペーサが不要になる。こ
のため、部品点数が少なくなり、組立てに手数が掛から
なくなり、コストを低減することができる。
ケーブルプレハブ接続部では、プレハブ絶縁筒を圧縮ス
リーブとケーブル絶縁層との外周に直接嵌合しているの
で、導電性スリーブカバーやスペーサが不要になる。こ
のため、部品点数が少なくなり、組立てに手数が掛から
なくなり、コストを低減することができる。
【0011】また、本考案では、圧縮スリーブとその両
側のケーブル絶縁層との間のケーブル導体の外周に、該
ケーブル導体とプレハブ絶縁筒の内面の内部導電層とを
電気的に接続する導電性接続リングを配置しているの
で、導体接続部の電気的遮蔽を支障なく行うことができ
る。該導電性接続リングは、従来の導電性スリーブカバ
ーやスペーサに比べて非常に小さい部品であり、コスト
の上昇を可及的に回避することができる。
側のケーブル絶縁層との間のケーブル導体の外周に、該
ケーブル導体とプレハブ絶縁筒の内面の内部導電層とを
電気的に接続する導電性接続リングを配置しているの
で、導体接続部の電気的遮蔽を支障なく行うことができ
る。該導電性接続リングは、従来の導電性スリーブカバ
ーやスペーサに比べて非常に小さい部品であり、コスト
の上昇を可及的に回避することができる。
【図1】本考案に係る電力ケーブルプレハブ接続部の要
部縦断側面図である。
部縦断側面図である。
【図2】本実施例で用いている導電性接続リングの一部
縦断側面図である。
縦断側面図である。
【図3】従来の電力ケーブルプレハブ接続部の要部縦断
側面図である。
側面図である。
1 電力ケーブル 2 ケーブル導体 3 ケーブル絶縁層 4 圧縮スリーブ 5 導体接続部 6 導電性スリーブカバー 7 スペーサ 8 プレハブ絶縁筒 9 内部導電層 10 保護層 12 導電性接続リング 12a 凸状部
Claims (1)
- 【請求項1】 相互の電力ケーブルがその接続すべき端
部で段剥ぎされてケーブル導体,ケーブル絶縁層が露出
され、相互の前記ケーブル導体が圧縮スリーブで圧縮接
続され、前記圧縮スリーブによる導体接続部を中心とし
その両側の前記ケーブル絶縁層に跨りプレハブ絶縁筒が
嵌合され、前記プレハブ絶縁筒の内面には内部導電層が
設けられている電力ケーブルプレハブ接続部において、
(1)前記プレハブ絶縁筒は前記圧縮スリーブと前記ケ
ーブル絶縁層との外周に直接嵌合され、(2)前記圧縮
スリーブと前記ケーブル絶縁層との間の前記ケーブル導
体の外周には該ケーブル導体と前記プレハブ絶縁筒の内
面の前記内部導電層とを電気的に接続する導電性接続リ
ングが配置されていることを特徴とする電力ケーブルプ
レハブ接続部。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP593991U JP2532266Y2 (ja) | 1991-02-14 | 1991-02-14 | 電力ケーブルプレハブ接続部 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP593991U JP2532266Y2 (ja) | 1991-02-14 | 1991-02-14 | 電力ケーブルプレハブ接続部 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04101231U JPH04101231U (ja) | 1992-09-01 |
JP2532266Y2 true JP2532266Y2 (ja) | 1997-04-09 |
Family
ID=31736870
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP593991U Expired - Lifetime JP2532266Y2 (ja) | 1991-02-14 | 1991-02-14 | 電力ケーブルプレハブ接続部 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2532266Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-02-14 JP JP593991U patent/JP2532266Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04101231U (ja) | 1992-09-01 |
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