JP3009685B2 - ケーブル及びコネクタ付きケーブルの製造方法 - Google Patents

ケーブル及びコネクタ付きケーブルの製造方法

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JP3009685B2
JP3009685B2 JP1284006A JP28400689A JP3009685B2 JP 3009685 B2 JP3009685 B2 JP 3009685B2 JP 1284006 A JP1284006 A JP 1284006A JP 28400689 A JP28400689 A JP 28400689A JP 3009685 B2 JP3009685 B2 JP 3009685B2
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cable
connector
manufacturing
flat cable
deformed
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有文 冨川
正雄 佐々木
正 山口
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Oki Electric Cable Co Ltd
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Oki Electric Cable Co Ltd
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  • Insulated Conductors (AREA)
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の対象) 本発明は、圧接コネクタ方式によるコネクタ付きケー
ブルを加工する際に、線材を所定の配列に並べる工数を
削減する為に従来の発想を転換して、線材の所定の配列
及び熱融着を線材製造の時点で行うことにより大幅な原
価低減を可能にするケーブル及びコネクタ付きケーブル
の製造方法に関する。
(従来技術とその問題点) 従来から、配線がきちんと整列化(ランダムではな
い)された線材を結線する場合、シース付きフラットケ
ーブルを熱融着部でカットして両端にコネクタを結線し
てコネクタ付きケーブル13′を製造する方法(第2図参
照)はあったが、第4図に示すようにランダムに配列さ
れた第3図のコネクタ付きケーブル14′を製造する場
合、長尺の線材を所定の製品長にカットして両端のシー
スむきを行う(第5図参照)。
次に、線材の両端を所定のランダム配列(第4図参
照)に手作業で並べてから熱融着で固定する(第6図参
照)。
最後に、その線材にコネクタを圧接する。
以上のような製造工程でコネクタ付きケーブルを製造
しているが、このうち線材の両端を所定の配列に並べて
熱融着するという作業工程は工数が非常に大きく、原価
低減のネックになっていた。
(発明の目的) 本発明は、上記欠点を解決する為、大幅な原価低減を
可能にするケーブル及びコネクタ付きケーブルの製造方
法の提供を目的としてなされたもので、その要旨とする
ところは、両端の配列及び熱融着を線材製造の時点で始
めから行ってしまう方法で、隣接する絶縁心線が一体化
されている融着部と隣接する絶縁心線が分離されている
非融着部の繰り返えしからなるフラットケーブルの長さ
方向に所望とする製品長ピッチとほぼ同一の製品長ピッ
チを形成し、且つ奇数ピッチと偶数ピッチが対称(裏返
せば同一配列)となるように所定のランダム配列からな
る変形スダレ形フラットケーブルを形成する第1工程
と、前記変形スダレ形フラットケーブルの外側にシース
を施す第2工程と、融着部で所定の製品長ピッチにカッ
トする第3工程と、外側のシースむきを施して両端の融
着部を露出させる第4工程からなることを特徴とするケ
ーブル及びコネクタ付きケーブルの製造方法である。
(実施例の構成) 以下、本発明のケーブル及びコネクタ付きケーブルの
製造方法の実施例について添付図面を参照して詳細に説
明する。
第1図(イ)、(ロ)、(ハ)、(ニ)は、本発明の
実施例で、各製造工程の段階的説明図を示している。す
なわち、両端の配列及び熱融着を線材製造の時点で初め
から行ってしまう方法である。
図1(イ)において、隣接する絶縁心線が一体化されて
いる熱融着部と隣接する絶縁心線が分離されている非熱
融着部の繰り返えしからなるフラットケーブルの長さ方
向に所望とする製品長ピッチとほぼ同一の製品長ピッチ
を形成し、且つ奇数ピッチと偶数ピッチが対称(裏返せ
ば同一配列)となるように所定のランダム配列からなる
変形スダレ形フラットケーブルを形成する第1工程であ
る。ここで、絶縁心線4は、中心に配置した導体2の周
りに絶縁体(被覆)3を施したものである。
この場合、熱融着の中央でカットするので両端に熱融着
部を露出させる。ここで実際にコネクタを結線する場合
に、A,Bで表示して明らかなように奇数ピッチのものは
同一のものが出来る。
一方、図1(ロ)から明らかなように、第2ピッチ(偶
数ピッチ)を裏返せば、第1ピッチ(奇数ピッチ)、第
3ピッチ(奇数ピッチ)と同一配列のものが出来る。
図1(ロ)は、図1(イ)の変形スダレ形フラットケー
ブルの外側にシースを施す第2工程である。
図1(ハ)は、図1(ロ)のシース付き変形スダレ形フ
ラットケーブルを融着部において所定の製品長ピッチに
カットする第3工程と外側のシースむきを施して両端の
融着部を露出させる第4工程からなるケーブルの製造方
法である。
尚、1本だけ素線にマークをしておけば奇数ピッチと偶
数ピッチの識別は可能となる。
最後に、図1(ハ)のケーブルのコネクタを圧接すれば
図1(ニ)のコネクタ付きケーブルが完成する。
(その他の変形例) 今迄、圧接コネクタを例にとり説明してきたが、これ
に限るものではなく、例えば熱融着の近辺で圧着端子付
け又は半田付けに適した形にカットした方法に使用して
も一向に構わず本発明の範囲内で各種の変形を含むもの
であることはいうまでもない。
又、融着方法も熱に限らず接着による方法でも一向に
構わない。
(発明の効果) 以上説明のように、本発明のケーブル及びコネクタ付
きケーブルによれば、ドットマークの線番を見なくても
済む為、端末処理作業の工数を削減することが出来、大
幅な原価低減をはかれるという優れた効果があるので、
その工業的価値は大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図(イ)、(ロ)、(ハ)、(ニ)は、本発明の実
施例で、夫々各製造工程の段階的説明図を示し、(イ)
は、変形スダレ形フラットケーブル、(ロ)は、その外
側にシースを施した変形スダレ形フラットケーブル、
(ハ)は、シースむきを施した変形スダレ形フラットケ
ーブル、(ニ)はコネクタで圧接したコネクタ付きケー
ブル、第2図は、従来の整列されたコネクタ付きケーブ
ルの斜視図、第3図(イ)は、従来の方法で作られたコ
ネクタ付きケーブルの斜視図、第3図(ロ)は、その側
面図、第4図は、ランダムに配列された線材の説明図、
第5図は、従来の長尺線材をシースむきした状態図、第
6図は、従来の方法で作られたシース付きフラットケー
ブルを示す。 ……変形スダレ形フラットケーブル 2……導体 3……絶縁体(被覆) 4……絶縁心線 5……熱融着部 6……非熱融着部 ……コネクタ付きケーブル10 ……変形スダレ形フラットケーブル11 ……シース付き変形スダレ形フラットケーブル12 ……シースむきを施した変形スダレ形フラットケーブ
13 ′……従来の整列されたコネクタ付きケーブル14 ′……従来の方法で作られたコネクタ付きケーブル15 ′……従来の長尺線材をシースむきしたケーブル16 ′……従来のシース付きフラットケーブル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−92705(JP,A) 特開 昭60−119011(JP,A) 実開 昭53−52373(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01B 7/00 306 H01B 7/08 H01B 13/00 525

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】隣接する絶縁心線が一体化されている融着
    部と隣接する絶縁心線が分離されている非融着部の繰り
    返えしからなるフラットケーブルの長さ方向に所望とす
    る製品長ピッチとほぼ同一の製品長ピッチを形成し、且
    つ奇数ピッチと偶数ピッチが対称(裏返せば同一配列)
    となるように所定のランダム配列からなる変形スダレ形
    フラットケーブルを形成する第1工程と、前記変形スダ
    レ形フラットケーブルの外側にシースを施す第2工程
    と、融着部で所定の製品長ピッチにカットする第3工程
    と、外側のシースむきを施して両端の融着部を露出させ
    る第4工程からなることを特徴とするケーブルの製造方
    法。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項に記載のケーブルに
    コネクタを付けたコネクタ付きケーブルの製造方法。
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JPH06251638A (ja) * 1993-02-24 1994-09-09 Oonanba Kako Kk フラットケーブルおよびその製造方法
US5481069A (en) * 1994-01-03 1996-01-02 International Business Machines Corporation Ribbon cable with terminal edge reinforcement

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