JP2021061208A - 電線接続構造 - Google Patents

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高立 山本
Takatatsu Yamamoto
高立 山本
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Abstract

【課題】製造工程の短時間化、製造費用の低コスト化になる電線接続構造を提供する。【解決手段】電線接続構造1は、複数の素線4からなる導体3と導体3を被覆する絶縁被覆部5とを有する電線2と、絶縁被覆部5が除去されて外部に露出された導体3の外周を包み込んだ状態で加締め圧着する導体圧着部13を有する端子10とを備え、前記各素線4は、アルミニウム材又はアルミニウム合金から形成され、外部に露出された導体3は、各素線4がそれぞれ外周面に露出する状態で撚り合わされた複数の撚り線束6に分割され、分割された全ての撚り線束6が外周面に露出する状態で集束されている。【選択図】図1

Description

本発明は、電線を端子に接続する電線接続構造に関する。
従来例の電線接続構造は、電線と電線を接続する端子とを備えている。電線は、導体と導体を被覆する絶縁被覆部とを有する。導体は、複数の素線から形成されている。導体は、アルミニニウム材、又は、アルミニウム合金より形成されている。端子は、絶縁被覆部が除去されて外部に露出された導体を加締め圧着する導体圧着部を有する。
外部に露出された導体は、加締め圧着前に超音波接続を行ったものである。導体は、超音波接続によって各素線の表面に付着した酸化皮膜を除去されている。これにより、電線と端子の接続箇所における電気抵抗の上昇、温度上昇を防止している。
特開2009−231079号公報
しかしながら、前記従来例では、導体を超音波接続する必要があるため、製造工程の長時間化、製造費用の高コスト化になる。
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、製造工程の短時間化、製造費用の低コスト化になる電線接続構造を提供することにある。
本発明の態様に係る電線接続構造は、複数の素線からなる導体と前記導体を被覆する絶縁被覆部とを有する電線と、前記絶縁被覆部が除去されて外部に露出された前記導体の外周を包み込んだ状態で加締め圧着する導体圧着部を有する端子とを備えている。そして、前記各素線は、アルミニウム材又はアルミニウム合金から形成され、外部に露出された前記導体は、前記各素線がそれぞれ外周面に露出する状態で撚り合わされた複数の撚り線束に分割されている。この分割された全ての前記撚り線束が外周面に露出する状態で集束されている。
本発明によれば、製造工程の短時間化、製造費用の低コスト化になる電線接続構造を提供できる。
本実施形態の一例を示し、(a)は電線接続構造の側面図、(b)は(a)のIーI線断面図、(c)は(b)の加締め圧着前の断面図である。 本実施形態の一例を示し、(a)は電線の絶縁被覆部を剥ぎ取って外部に導体を露出した状態を示す斜視図、(b)は撚り線束の斜視図である。 本実施形態の一例を示し、分割された全ての撚り線束が外周面に露出するよう集束されている状態を示す導体の正面図である。
以下、図面を用いて本実施形態に係る電線接続構造を詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる場合がある。
本実施形態に係る電線接続構造1は、電線2と電線2を接続する端子10とを備えている。電線2は、複数の素線4からなる導体3と、導体3を被覆する絶縁被覆部5とを有する。素線4は、アルミニウム材若しくはアルミニウム合金である。つまり、電線2は、いわゆるアルミ電線である。
電線2の端末部は、図2(a)に示すように、絶縁被覆部5が剥ぎ取られて除去されている。これにより、電線2の端末部では、内部の導体3が外部に露出されている。外部に露出された導体3は、複数の撚り線束6に分割されている。各撚り線束6は、図2(b)に示すように、各素線4がそれぞれ外周面に露出する状態で撚り合わされている。分割された全ての撚り線束6は、図3に示すように、導体3の外周面に露出する状態で集束されている。
詳細には、各撚り線束6は、集束された導体3の各円周範囲S1〜S5の領域でそれぞれ外周面に露出している。これにより、導体3は、下記する導体圧着部13の範囲内で、全ての素線4が導体3の外周面に一部露出している。本実施形態では、6本の撚り線束6であり、各撚り線束6は、5本の素線4を撚って形成されている。
絶縁被覆部5は、電気絶縁材より形成されている。
端子10は、導電性金属材の母材をプレス加工で所定形状に打ち抜き、この所定形状の導電性金属材を折り曲げ加工することによって形成されている。端子10は、相手端子接続部(図示せず)と、相手端子接続部(図示せず)に一体に設けられた電線接続部11とを有する。相手端子接続部(図示せず)は、相手端子(図示せず)に接続される。
電線接続部11は、絶縁被覆圧着部12と導体圧着部13とを有する。絶縁被覆圧着部12と導体圧着部13は、円弧状の底面壁14と、底面壁14の両側端より延設された一対の加締め片12a,13aとを有する。絶縁被覆圧着部12は、電線2の絶縁被覆部5の箇所を加締め圧着している。導体圧着部13は、絶縁被覆部5から外部に露出した導体3の外周を包み込んだ状態で加締め圧着している。導体圧着部13の内周面には、凹状のセレーション(図示せず)が設けられている。導体3の外周面に位置する素線4は、加締め圧着時の圧縮力、セレーション(図示せず)に入り込むことによる伸び等によって酸化皮膜が破壊されて新生面が露出された状態で圧着されている。
次に、本実施形態に係る電線接続構造1の製造方法を説明する。電線2の端部の絶縁被覆部5を皮むきし、図2(a)に示すように、導体3を外部に露出される。
次に、端子10の絶縁被覆圧着部12の底面壁14上に電線2の絶縁被覆部5の箇所を、図1(c)に示すように、導体圧着部13の底面壁14上に導体3の箇所をそれぞれ配置する電線配置工程を行う。次に、電線2の絶縁被覆部5を絶縁被覆圧着部12で、導体3を導体圧着部13でそれぞれ加締め圧着する加締め工程を行う。これで完了する。
以上説明したように、本実施形態に係る電線接続構造1は、電線2と電線2を接続する端子10とを備えている。そして、電線2は、複数の素線4からなる導体3と導体3を被覆する絶縁被覆部5とを有する。端子10は、絶縁被覆部5が除去されて外部に露出された導体3の外周を包み込んだ状態で加締め圧着する導体圧着部13を有する。各素線4は、アルミニウム材又はアルミニウム合金から形成されている。外部に露出された導体3は、各素線4がそれぞれ外周面に露出する状態で撚り合わされた複数の撚り線束6に分割されている。この分割された全ての撚り線束6が導体3の外周面に露出する状態で集束されている。
従って、電線2の外部に露出された導体3では、全ての素線4が導体3の外周面に一部露出し、全ての素線4が導体圧着部13に直接に接触する。そのため、全ての素線4の一部露出した部位が加締め圧着時の圧縮力、セレーション等によって酸化皮膜が除去され、全ての素線4が酸化被覆を介在することなく導体圧着部13に接触する。以上より、本実施形態では、従来例のように超音波加工を行う場合と比べて製造工程を短時間化できる。又、従来例のような高価な超音波加工機が必要ないため、製造費用を低コスト化できる。更に、導体3に超音波加工に起因するバラツキが発生しないため、安定した接続抵抗値を維持できる。
本実施形態はこれらに限定されるものではなく、本実施形態の要旨の範囲内で種々の変更が可能である。
1 電線接続構造
2 電線
3 導体
4 素線
5 絶縁被覆部
6 撚り線束
10 端子
13 導体圧着部

Claims (1)

  1. 複数の素線からなる導体と前記導体を被覆する絶縁被覆部とを有する電線と、
    前記絶縁被覆部が除去されて外部に露出された前記導体の外周を包み込んだ状態で加締め圧着する導体圧着部を有する端子とを備え、
    前記各素線は、アルミニウム材又はアルミニウム合金から形成され、
    外部に露出された前記導体は、前記各素線がそれぞれ外周面に露出する状態で撚り合わされた複数の撚り線束に分割され、分割された全ての前記撚り線束が外周面に露出する状態で集束されている電線接続構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022210935A1 (ja) 2021-03-31 2022-10-06 住友電気工業株式会社 単結晶ダイヤモンド及びその製造方法

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