JPH021810Y2 - - Google Patents

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JPH021810Y2
JPH021810Y2 JP4972384U JP4972384U JPH021810Y2 JP H021810 Y2 JPH021810 Y2 JP H021810Y2 JP 4972384 U JP4972384 U JP 4972384U JP 4972384 U JP4972384 U JP 4972384U JP H021810 Y2 JPH021810 Y2 JP H021810Y2
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connector
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insulator
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はコネクタ、より詳細にはコネクタに用
いられる絶縁体ハウジングに関する。
圧接型電気接続子に設けられたUスロツトに絶
縁電線を圧入して電気的接続を行う例えば第2A
図示の如き従来の圧接型のコネクタに於て、電線
203を圧接端子200のUスロツト201へ圧
入する場合、従来は、圧入治具による方法、圧入
された電線がコネクタから外れないように電線を
押えるため、第2A図示のストレインリリーフ2
02を圧入治具としても利用する方法があつた。
前者の場合はコネクタの極数やUスロツトの形状
に応じて圧入治具の刃型を種々作成しなければな
らず、後者の場合はストレインリリーフ202が
別体の成形品として作られることが多いため、製
造の工程管理や部品の在庫管理が複雑であつた。
絶縁ハウジングに蝶番で1体的にモールドされた
ストレインリリーフを有するコネクタも知られて
おり上述の問題は解決されるけれども、蝶番式の
ストレインリリーフはUスロツトに対して垂直に
圧入力が加えられないため、Uスロツト端子を押
し倒す方向の力が加わり、端子の破損とか、電線
の被覆が充分に剪断されず、不良品を生ずる欠点
があつた。また蝶番式のストレインリリーフは、
圧接組立ての前は、ハウジング本体に対してばた
ついて、不安定な状態なので、自動機械によるコ
ネクタの組み立てには不向きである。
また、電子機器に多用される最近の小型平型コ
ネクタは一般に2ミリ・ピツチとか2.5ミリ・ピ
ツチのリセプタクルが多く採用されている。従
来、ピツチ寸法が同じであつても、圧着コネクタ
と圧接コネクタはハーネスへの組み込みの作業が
全く異なるため、全く異種類のコネクタと考えら
れていたため、絶縁ハウジングは全然別個に設計
され製造されていた。然し乍ら、圧接コネクタの
ハウジングが圧着コネクタのハウジングにも使え
るとすれば、モールデイングの金型が兼用しうる
といつた経済的な利点に止まらず、技術的にも大
きな利点がある。例えば、9極の圧接型コネクタ
の従来の自動組立ての場合を例に取ると、9個の
圧接端子が1個のハウジングに予め組み立てられ
ている9極のコネクタに9本の電線を一括して自
動的に圧入する方法が採られている。然し乍ら、
ハーネスの配線上の理由のため、9極の圧接型コ
ネクタに於て、8本の電線は一括して圧入し、残
りの1極は電線が圧着された圧着端子を後で手操
作で挿入して9極のコネクタとして、ワイヤハー
ネスを完成することが極めて有利な場合がある。
例えば、9極のコネクタのうち8極は信号伝送用
の8導体のフラツトケーブルを圧接し、他の1極
は全く別方向から来る電線と接続させたい場合、
8極は圧接型のハウジングとして用いることが出
来、1極は圧着型端子のハウジングとして用いる
ことが出来ればハーネス製造上大いに利点があ
る。
従つて、本考案の目的は前述の技術課題を解決
する新規なコネクタ用の絶縁体ブロツクを提供す
るにあり、圧接コネクタを組立てる際に電線をU
スロツトに圧入し且つ接続子を固定するため圧入
される絶縁体のブロツクを、破断し易い連結部を
介して、コネクタの絶縁ハウジングと1体的にモ
ールドしたことに特徴がある。
以下、図面を参照しながら本考案の実施例につ
いて説明する。
第1A図は本考案を4極の圧接型コネクタに適
用した絶縁体ブロツクの実施例を示し、第2B図
の如き従来の圧接型の端子を組み込むためのコネ
クタの絶縁ハウジングとして以下に説明する。第
1B図は第1A図に示した絶縁体ブロツクをA−
A線に沿つて矢印の方向に切断した断面図であ
り、第1C図は第1A図の絶縁体ブロツクに第2
B図の圧接型端子を挿入した状態を示す図であ
る。第2B図は従来の圧接型端子21を示し、電
線と圧接接続される2個のUスロツトを含む圧接
部22と、胴部24と、接触部25から成つてい
る。26は電線固定部であり、圧接されるべき電
線を参照数字35で示す。
第1A及びB図示の絶縁体ブロツク1は圧接端
子21を挿入し整置するための空洞、即ち接続子
収容室2を有している。接続子収容室の底面には
接続子のランス23(第3A図)を案内するため
の溝5があり、第1B図示の如く、溝5の前方に
はランンスと係合するための隆起部39が設けら
れる。接続子収容室の奥に設けられた隔壁10は
端子21の胴部24と当接して端子の挿入を制限
するストツパの役目を果たす。第1A図を参照す
ると、接続子収容室の1対の側壁6,6′の上方
には、後に詳述する絶縁体のブロツク、即ち接続
子保持ブロツク3があり、それは絶縁体ブロツク
1と連結部4で1体的に連続し、両者は1体的に
モールドされていることが理解される。接続子保
持ブロツク3が接続子収容室2の天囲を構成して
いるブロツク3の底面の形状は接続子の形状に応
じて設計しうるけれども、図示の如く弧状が好ま
しいが、平面であつてもよい。参照数字7で示さ
れる開孔及び8で示されるくぼみは後に説明す
る。連結部4は、接続子保持ブロツク3を下方へ
押し下げると容易に破断して、ブロツク3が接続
子収容室2の1対の側壁6,6′に沿つて降下し
うるよう肉厚が薄く作られる。くぼみ8の底部を
形成している連結部の薄膜11は接続子保持ブロ
ツク3が押し下げられた時、絶縁体ブロツク1か
ら切り離され、ブロツク3側に残るよう連結部の
肉厚を設計することが望ましい。その理由は後述
する。
接続子収容室の幅、即ち1対の側壁6、及び
6′の間隔と、接続子保持ブロツクの対応する幅
はほぼ等しく作られるが、接続子収容室の1対の
側壁6及び6′は上方に向つて次第に幅が狭くな
るような僅かなテーパを付し、且つ一方、接続子
保持ブロツクは頂面から底面に向つて次第に幅が
広くなるような僅かなテーパを付して作るのが好
ましい。このような構造は保持ブロツク3が収容
室2に押し込まれた後、保持ブロツクを収容室内
に確実に固定することが出来る。
絶縁体ブロツク1の接続子収容室に第2B図示
の端子21を挿入し且つ電線35を挿入した状態
の斜傾図が第1C図に示されているが、この状態
を参照しながら、圧接型コネクタを組立てる方法
を第3A,B及びC図を引用して説明する。第3
A図を参照すると絶縁体ブロツク1の接続子収容
室2の中に圧接端子21が挿入された状態が示さ
れている。この図からランス23が段部39と係
合し、そして接続子収容室2の奥に設けられた隔
壁10に端子21の胴部24が当接して接続子保
持ブロツク3のほぼ真下に端子の圧接部22が配
置されていることが理解される。端子は夫々収容
室に挿入されることは言うまでもなく、明らかで
あろう、次に、第3B図示の如く、各接続子収容
室内に電線35を挿入し、端子の圧接部上に整置
する。次に、接続子保持ブロツク3をプレス機に
よつて、下方に押し下げると、連結部4は容易に
破断し、保持ブロツクは収容室の1対の側壁に沿
つて降下し、ブロツク3の底面が電線35を押し
下げるので、圧接部の鋭い刃が電線の被覆を破
り、そして、その芯線をUスロツトの中に押し込
んで電気的接続を達成すると共に、接続子保持ブ
ロツクが第3C図示の如く端子を保持し、固定す
ると共に、電線が絶縁体ブロツク1、即ちコネク
タのハウジングから外れないよう保持する。
第1B図及び第3A図に示された開孔7は電線
35が壁10付近まで正しく挿入されたか否かを
目視で確認するための電線挿入確認窓であり、接
続子保持ブロツクの両側面に設けられたくぼみ8
は第3A図でも点線で示されており、第3C図に
示された圧接加工終了後、電線が正確に圧接接続
されたか否かを確認するための検査に利用され
る。くぼみ8の底部は開孔としてもよいが、既に
言及したように底部11(第1A図)を設けるの
が好ましい。接続子保持ブロツク3を押し下げた
時、連結部の薄膜の1部がくぼみ8の底部11と
して残つているので、圧接が完了すると、圧接端
子のUスロツトを構成する鋭い突起28(第2B
図参照)がこの底部11を突き破るので、圧接加
工が完全であつたか否かを目視で確認出来る。自
動圧接機の場合は、目視に代えて、開孔7及びく
ぼみ8に適宜のセンサーを挿入することによりチ
エツクの自動化を計ることが出来る。
第6図は本考案に従つた絶縁体ブロツクの他の
実施例を示す図で、1は絶縁体ブロツク、2は接
続子収容室、63は接続子保持ブロツクであり、
絶縁体ブロツク1が接続子保持ブロツク63と連
結部64により連結され、1体的にモールデイン
グされて作られていることを示す。この実施例の
絶縁体ブロツクでは、接続子保持ブロツク63が
上面で連結し1体に作られていることが第1図の
ものとの主たる相異で例えば、案内溝61及び案
内壁62などのそれに付随した構造の差異がある
けれども、機能的にはほぼ同じである。従つて、
説明の冗長を避けるため、第1図の部分に対応す
る第6図の部分は同じ参照数字を用いてあり、且
つ第6図の絶縁体ブロツクと第2B図の端子とで
コネクタを組立てる方法は第1図の場合と同様な
ので詳細な説明はせず、以下に簡単に説明する。
プレス機などの適当な手段で、接続子保持ブロツ
ク63を押し下げると、連結部64が破断して、
保持ブロツク63の突起部63′の底面で電線
(図示せず)を圧接する。接続子固定ブロツクは、
接続子収容室2の側壁及び突起部63′の側壁と
の摩擦力に加えて、案内溝61及び案内壁62と
の摩擦力で収容室2に固定される。ここで、第1
図のものは電線との圧接加工を順次に行うこと
も、一斉に行うことも選択可能であるけれども、
第6図示のものは必要なすべての電線を挿入配置
した後、一括して圧接加工をしなければならない
ことは注意を要する。
第4図は本考案に従つた絶縁体ブロツクの他の
実施例を示す図であり、第1図示のものと共通す
る部分が多いので共通部分は同一の参照番号を用
い且つ説明も省略する。第4図示の絶縁体ブロツ
ク1は両側面に1対の係合脚41と1対の係合爪
受け部42が設けられている。係合脚41の先端
は断面が台形状の係合爪43が設けられている。
係合爪受け部42は1対の係合脚の挿入を案内す
るための溝部を含み、且つ係合爪と係合するに適
した隆起部44で構成されている。係合脚41の
長さ及び係合爪受け部42の位置を整合させるこ
とにより、組立ての完了したコネクタを積み重ね
て複合型のコネクタ集合体を得ることが出来る。
第5図は接続子を省略した複合型のコネクタハウ
ジングを示す。
以上、本考案に従つた絶縁体ブロツクを圧接型
コネクタに適用した実施例について説明して来た
が、本考案の絶縁体ブロツクを圧着型コネクタに
転用した場合を第7図を参照して説明する。第7
図から明らかなように、圧着型コネクタとして転
用する場合は、絶縁体ブロツク71に接続子保持
ブロツク73を押し込んで、圧着型端子74を受
け入れるための接続子収容室72を形成した後、
接続子の他の主要部、即ち接触部、胴部等が圧接
型端子と同じ寸法で作られた圧着型端子70を収
容室に挿入し、ランス75で固定して、圧着型の
コネクタとすることが出来る。先に説明したよう
に、1部を圧接型接続子の収容室とし、1部を圧
着型接続子の収容室とすることも可能である。
以上の説明から、本考案の絶縁体ブロツクは構
造が簡単で、製造が容易で、且つ圧接型、圧着型
のコネクタに兼用しうる絶縁体ハウジングが得ら
れることが理解される。また、圧接型コネクタを
積み重ねた複合型のコネクタが容易に得られる。
更に、従来の圧接型のコネクタ用の圧入治具の必
要がなく、1個の金型で製造しうるので工程管
理、在庫管理が容易になる利点に止まらず、コネ
クタの組立ての自動化にも秀れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1A図は本考案の絶縁体ブロツクの実施例を
示す斜視図、第1B図は第1A図示の絶縁体ブロ
ツクをA−A線で切断した断面図、第1C図は第
1A図の絶縁体ブロツクに圧接型端子を挿入した
状態を説明する図、第2A図は従来の圧接型コネ
クタの1例を示す図、第2B図は従来の圧接接続
子の1例を示す斜視図、第3A,B,C図は本考
案の絶縁体ブロツクを用いて圧接型コネクタの組
立てを説明する図、第4図は本考案の他の実施例
を示す図、第5図は第4図の絶縁体ブロツクの集
合体を示す斜視図、第6図は本考案の絶縁体ブロ
ツクの他の実施例を示す図、第7図は本考案の絶
縁体ブロツクの圧着型コネクタへの適用を説明す
る図である。 1……絶縁体ブロツク、2……接続子収容室、
3,63……接続子保持ブロツク、4,64……
連結部、6,6′……側壁、21,200……圧
接型端子、22……圧接部、35,203……電
線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電気接続子を受け入れるための接続子収容室が
    複数個設けられた絶縁体ブロツクと、上記収容室
    の1対の側壁に沿つて押し下げられる接続子保持
    ブロツクとが容易に破断しうる連結部により1体
    的にモールドされているコネクタの絶縁体。
JP4972384U 1984-04-06 1984-04-06 コネクタの絶縁体 Granted JPS60162371U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4972384U JPS60162371U (ja) 1984-04-06 1984-04-06 コネクタの絶縁体

Applications Claiming Priority (1)

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JP4972384U JPS60162371U (ja) 1984-04-06 1984-04-06 コネクタの絶縁体

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JPS60162371U JPS60162371U (ja) 1985-10-28
JPH021810Y2 true JPH021810Y2 (ja) 1990-01-17

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ID=30567182

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JP4972384U Granted JPS60162371U (ja) 1984-04-06 1984-04-06 コネクタの絶縁体

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JP6074684B2 (ja) * 2012-06-22 2017-02-08 本多通信工業株式会社 圧接電気コネクタ

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