JPS6386373A - 電気コネクタ及びその結線方法 - Google Patents

電気コネクタ及びその結線方法

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JPS6386373A
JPS6386373A JP61232837A JP23283786A JPS6386373A JP S6386373 A JPS6386373 A JP S6386373A JP 61232837 A JP61232837 A JP 61232837A JP 23283786 A JP23283786 A JP 23283786A JP S6386373 A JPS6386373 A JP S6386373A
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R12/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
    • H01R12/50Fixed connections
    • H01R12/59Fixed connections for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures
    • H01R12/65Fixed connections for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures characterised by the terminal
    • H01R12/67Fixed connections for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures characterised by the terminal insulation penetrating terminals
    • H01R12/675Fixed connections for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures characterised by the terminal insulation penetrating terminals with contacts having at least a slotted plate for penetration of cable insulation, e.g. insulation displacement contacts for round conductor flat cables

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  • Multi-Conductor Connections (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、多心電気コネクタに関するもので、特に、結
線部が複数段となっている高密度結線をなす電気コネク
タおよびその結線方法に関するものである。
従来の技術 従来、このような多心電気コネクタとしては、本出願人
になる特開昭60−167285号公報に開示されたよ
うなものがある。この電気コネクタでは、圧接部の高さ
の異なる少なくとも2種類の接触子を少なくとも2列に
絶縁ハウジングの端面より突出させ、更に、少なくとも
2つのケーブル配線部材を有し、その中の第1ケーブル
配線部材には、第1の多心フラットケーブルの端部を受
け入れて、接触子の突出した圧接部のうち低いレベルに
ある圧接部を受け入れて圧接結線し、第2ケーブル配線
部材には、第2の多心フラットケーブルの端部を受け入
れて接触子の突出した圧接部のうち高いレベルにある圧
接部を受け入れて圧接結線し、第1ケーブル配線部材の
端面上に重なるように結合されたものである。このよう
に構成されているため、従来最もよく使用されている多
心フラットケーブルを少なくとも2層に接続でき、接触
子実装密度を少なくとも2倍とすることができるという
効果を得ている。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、前述した従来の電気コネクタは、次のよ
うな問題点を有していた。
(1)複数のケーブル配線部材は、ケーブルを結線する
前段階では、別々に分離されたままであるから、各ケー
ブル配線部材にはそれに適用される多心フラットケーブ
ルを個別に配設すると共に、第1ケーブル配線部材より
順番に個別に圧接工具にて圧接結線しなければならず、
したがって、その圧接結線作業工程が多くなりそれだけ
結線コストがかかっていた。
(2)各々のケーブル配線部材にケーブルの端部を挿入
する場合にも、適合する圧接治具にそれら配線部材を挿
着しなければならず、その専用圧接治具を必要とするこ
とになり、大量生産する場合は、それだけ圧接治具を大
量に用意せねばならず、コスト高となっていた。
(3)  ケーブル配線部材は、多心フラットケーブル
用のみであり、バラ線とされた線条電線を配設すること
ができなかった。すなわち、丸ケーブルの如きバラバラ
とされたリード線を配線し圧接結線することが不可能で
あった。
本発明の目的は、このような従来技術の問題点を解消し
うる電気コネクタおよびその結線方法を提供することで
ある。
問題点を解決するための手段 本発明のある特徴によれば、多心フラットケーブル又は
複数本の線条電線を少なくとも2層に配設して圧接結線
する電気コネクタであって、圧接部側の高さが異なる少
なくとも2種類の接触子を種類別に少なくとも2列に且
つ各列毎に各層t)? Bを一方の端面から高さの異な
るレベルに突出させて配列した絶縁ハウジングを有する
コネクタ本体ブロックを備えた型の電気コネクタにおい
て、圧接部がより高いレベルにある列の接触子に対して
前記多心フラットケーブル又は線条電線を圧接結線させ
るため前記コネクタ本体ブロックに対して結合されうる
第1の配線部材と、圧接部がより低いレベルにある列の
接触子に対して前記多心フラットケーブル又は線条電線
を圧接結線させるため前記コネクタ本体ブロックに対し
て結合されうる第2の配線部材とが備えられ、前記第2
の配線部材は、前記第1の配線部材に対して間に前記多
心フラットケーブル又は線条電線を介在させた状態にて
組み合わされるようにされ、前記コネクタ本体ブロック
および前記第1の配線部材には、前記第2の配線部材が
前記第1の配線部材に組み合わされ前記多心フラットケ
ーブル又は線条電線が各列の接触子の各圧接部に近接対
峙させられた状態にて前記コネクタ本体ブロックに対し
て前記第1および第2の配線部材を仮固定するための仮
固定手段と、前記仮固定の状態からさらに前記第1およ
び第2の配線部材を前記コネクタ本体ブロック内へ押し
込むことにより各層の多心フラットケーブル又は線条電
線が前記各列の接触子に対して圧接結線された状態にて
前記コネクタ本体ブロックに対する前記第1および第2
の配線部材の結合をロックするための結合ロック手段と
が設けられる。
また、本発明の別の特徴によれば、多心フラットケーブ
ルを少なくとも2履に配設して圧接結線する電気コネク
タであって、圧接部側の高さが異なる少なくとも2種類
の接触子を種類別に少なくとも2列に且つ各列毎に各圧
接部を一方の端面から高さの異なるレベルに突出させて
配列した絶縁ハウジングを有するコネクタ本体ブロック
を備えた型の電気コネクタに対して多心フラットケーブ
ルを結線する方法において、圧接部がより高いレベルに
ある列の接触子に対して前記多心フラットケーブルを圧
接結線させるため前記コネクタ本体ブロックに対して結
合されうる第1の配線部材を準備し、圧接部がより低い
レベルにある列の接触子に対して前記多心フラットケー
ブルを圧接結線させるため前記コネクタ本体ブロックに
対して結合されうる第2の配線部材を準備し、前記第2
の配線部材を、前記第1の配線部材に対して間に前記多
心フラットケーブルを介在させた状態にて組み合わせ、
前記第2の配線部材に別の多心フラットケーブルを配設
し、前記各多心フラットケーブルが各列の接触子の各圧
接部に近接対峙させられた状態にて前記コネクタ本体ブ
ロックに対して前記第1および第2の配線部材を仮固定
し、前記仮固定の状態からさらに前記第1および第2の
配線部材を前記コネクタ本体ブロック内へ押し込むこと
により各層の多心フラットケーブルを前記各列の接触子
に対して圧接結線させられる。
さらにまた、本発明の別の特徴によれば、複数本の線条
電線を少なくとも2層に配設して圧接結線する電気コネ
クタであって、圧接部側の高さが異なる少なくとも2種
類の接触子を種類別に少なくとも2列に且つ各列毎に各
圧接部を一方の端面から高さの異なるレベルに突出させ
て配列した絶縁ハウジングを有するコネクタ本体ブロッ
クを備えた型の電気コネクタに対して線条電線を結線す
る方法において、圧接部がより高いレベルにある列の接
触子に対して前記多心フラットケーブルを圧接結線させ
るため前記コネクタ本体ブロックに対して結合されうる
第1の配線部材を準備し、圧接部がより低いレベルにあ
る列の接触子に対して前記線条電線を圧接結線させるた
め前記コネクタ本体ブロックに対して結合されうる第2
の配線部材を準備し、前記第1および第2の配線部材に
所定のピッチ間隔をおいてそれぞれ第1および第2の組
の複数本の線条電線を配列保持させ、前記第2の配線部
材を、前記第1の配線部材に対して間に前記第1の組の
線条電線を介在させた状態にて組み合わせ、前記各線条
電線が各列の接触子の各圧接部に近接対峙させられた状
態にて前記コネクタ本体ブロックに対して前記第1およ
び第2の配線部材を仮固定し、前記仮固定の状態からさ
らに前記第1および第2の配線部材を前記コネクタ本体
ブロック内へ押し込むことにより各層の線条電線を前記
各列の接触子に対して圧接結線させる。
実施例 次に、添付図面に基づいて本発明の実施例について本発
明をより詳細に説明する。
第1A図は、本発明の一実施例としての多心フラットケ
ーブルを圧接結線するための電気コネクタを示す分解部
品配列斜視図である。この実施例の電気コネクタは、コ
ネクタ本体ブロック10と、第1の配線部材31と、第
2の配線部材41とを備えている。コネクタ本体ブロッ
ク10は、圧接部を高いレベルに有する接触子11Aお
よび圧接部を低いレベルに有する接触子11Bと、これ
ら接触子11A、IIBを配設する絶縁ハウジング20
とを備えている。第4図は、この電気コネクタに対して
第1の多心フラットケーブル70A1第2の多心フラッ
トケーブル70Bを圧接結線した状態の断面図である。
この第4図によく示されるように、接触子11Aは、圧
接部12Aと、接触部13Δと、折り曲げ部14Aとを
有し、圧接部12Aは、その先端が被覆電線を受け入れ
易くするために■字形とされ、その底部より被覆電線の
心線を圧接結線するめのスリット12A′が形成されて
いる(第1A図参照)。接触部13Aは、相手接触子(
図示せず)の接触部を受け入れて接触するための音叉形
接触部となっている。折り曲げ部14Aは、圧接部12
Aと接触B13Aとのほぼ中間に位置し、その形状は、
圧接部12Δに対する圧接方向と接触部13Aに対する
接触方向が互いに平行となり且つ圧接R12Aの延在方
向に対して接触部13Aの延在面がほぼ直角をなすよう
なものとされている。接触子11Bは、その中間部が接
触子11Aより短くされているのみで、その他の構成は
、接触子11Aとほぼ同一でよいので繰り返し詳述しな
い。
第1A図によく示されているように、絶縁ハウジング2
0は、プラスチック材料等の絶縁材料で一体成形されて
おり、一方の端面21は、レベルの高い高端面21Aと
、レベルの低い低端面21Bとで構成されており、高端
面21Δからは、高レベルの接触子11Aの圧接部12
Aが千鳥状に2列に突出されており、低端面21Bから
は低レベルの接触子11Bの圧接112Bが同様に2列
に突出されている。第4図によく示されるように、これ
らの接触子11A111Bは、一方の端面21より他方
の端面22へと貫通した2列の接触子配列穴23内に配
設されている。参照番号24は、シールド接続するため
の金属ケースである。端面21の両側には、後述する第
1の配線部材31に設けられた係止突部35を受け入れ
てコネクタ本体ブロック10と配線部材31.41とを
一体的に係止するための係止部25が端面21より突出
して設けられている。この係止部25には、係止突部3
5を受け入れるための開口26が設けられ、且つ開口2
6の上部のほぼ中央には、係止突部35のうちの第1係
止突部36を受け入れて係止するための係止溝27が設
けられている。
さらに、係止溝27の両側でそれより低い位置に、第2
係止突部37を係止する係止面26′が設けられている
。係止部25の上部には、係止突部36の挿入を容易に
するためのテーパ一部28が形成されている。この係止
部25は、後述する線条電線用の配線部材51.61を
も係止できるようになっている。
多心フラットケーブル70A、70Bの端部を受け入れ
るための配線部材ブロック30は、第1の配線部材31
と、第2の配線部材41とで構成され、これら各配線部
材は、プラスチック等の絶縁材料にて一体形成されてい
る。第1の配線部材31には、接触子11Aの圧接部1
2Aを貫通させる圧接細穴32が形成されており、これ
ら圧接細穴32の下面には、穿1の多心フラットケーブ
ル?OAの端部を受け入れるケーブル受入溝33が設け
られている。第1の配線部材310両側面には、側壁面
34が設けられ、これら側壁面34の外側面の上方には
、斜面36′を有する第1係止突部36と、第1係止突
部36より下方に斜面37′ を有する第2係止突部3
7が2個並列に形成されており、これら第1係止突部3
6と第2係止突部37とで係止突部35が構成されてい
る。
側壁面34の内側面には、後述する第2の配線部材41
に形成されたガイド突部45を挿入しガイドするための
ガイド溝38が設けられている。このガイド溝38の幅
は、第2の配線部材41が逆向きに挿入されないように
するために左右において異なるようにしておくとよい。
第2の配線部材41は、第1の配線部材31と同様に、
接触子11Bの圧接部12Bを受け入れる圧接部穴42
を有し、さらに、この第2の配線部材41の下面には、
圧接部穴42の位置に対応して結線すべき第2の多心フ
ラットケーブル70Bの端部を受け入れるケーブル受入
溝43が形成されている。さらにまた、第2の配線部材
41の両側面44の外側には、第1の配線部材31に設
けられたガイド溝38に対応する位置にガイド突部45
が設けられている。
このように構成されたコネクタ本体ブロック10に対し
て配線部材ブロック30を用いて第1および第2の多心
フラットケーブル70Aおよび70Bを結線する手順に
ついて以下説明する。
(1)先ず、第1の配線部材31の頂面を下向きにして
ケーブル受入溝33を上向きにして第1の多心フラット
ケーブル70Aの端部をそのケーブル受入溝33内に設
置する。
(2)次に、第2の配線部材41を、同様に頂面を下向
きにしケーブル受大溝43を上向きにして、第1の配線
部材310両側壁34の内側に設けられたガイド溝38
内にガイド突部45を挿入するようにして、第1の配線
部材31に組み合わせる。そして、ケーブル受入溝43
内に第2の多心フラットケーブル70Bの端部を設置す
る。ただし、この場合、第1の配線部材31と第2の配
線部材41とに別々に多心フラットケーブル70Δ、7
0Bを設置してから、第1の配線部材31と第2の配線
部材41とを組み合わせるようにしてもよい。このよう
にすることにより、流れ作業が可能となり、より大量生
産が可能となる。
(3)  次に、前述したようにして互いに組合せられ
た第1および第2の配線部材31および41からなる配
線部材ブロック30を、コネクタ本体ブロック10に手
作業にて仮組み立てする。すなわち、第2図(A)  
の部分斜視図および第2図(A)のA−A線断面図を示
す第2図(B)によく示されるように、配線部材ブロッ
ク30を手作業にてコネクタ本体ブロック10の上部へ
挿入する。すると、コネクタ本体ブロック10の係止部
25の上部のテーパ一部28に第1の配線部材31の第
2係止突部37の斜面37′が当接する。これをさらに
挿入方向に挿すと、係止部25の上方部は、外方に拡げ
られて、第2係止突部37は、テーパ一部28を通過し
係止部25の上部を乗り越えて開口26まで達する。す
ると、第2図(B)  に最もよく示されているように
、係止部25は、弾性によりもとに戻され、第2係止突
部37の上部は、係止面26′ と当接し、第1の多心
フラットケーブル?OAは、上部を第1の配線部材31
のケーブル受入溝33内に密着させ、且つ下部を接触子
11Aの圧接部12Aに近接対峙させた状態において、
仮固定される。同様に、第2の多心フラットケーブル7
0Bも、その上部を第2の配線部材41のケーブル受入
溝43内に密着させ、且つ下部を接触子11Bの圧接部
12Bに近接対峙させた状態にて仮固定される。このよ
うに、各ケーブルの端部を配設した配線部材ブロック3
0は、コネクタ本体ブロック10に完全に圧接結線され
る前の段階において、仮固定された状態となる。このよ
うな状態であると、各ケーブルは、配線部材ブロック3
0より外れることはないので、その状態で移動させるこ
とができあるいは長期間保管することもできるので、便
利である。
(4)最後に、圧接治具(図示していない)に、前述し
たようにして仮固定された電気コネクタを上向き又は下
向きにセットし、配線部材ブロック30とコネクタ本体
ブロック10とを互いに対してプレスする。すると、第
3図(A)  の部分斜視図および第3図のB−B線断
面図である第3図(B)  並びに第4図の横断面図に
よく示されるように、各多心フラットケーブルの心線は
、各接触子の圧接部に圧接結線されると共に、第1の配
線部材31の第1係止突部36は、第2係止突部37と
同様に、係止部25の上部を乗り越えて係止溝27内に
挿入されて、配線部材ブロック30とコネクタ本体ブロ
ック10とがしっかりと一体的に固着されて多心フラッ
トケーブルの電気コネクタへの圧接結線が完了する。
以上のように、構成された電気コネクタにおいて、前記
(3)項にて説明したように、コネクタ本体ブロック1
0に仮固定したケーブル付き配線部材ブロック30を、
後から簡単に手または簡易工具により取り外すことが可
能となっているため、組み込み相違が判明した場合ある
いはケーブルを変更したい場合等において、それらケー
ブルを簡単に取り外して他のものを代わりに組み込むこ
とができるので、便利なものである。
また、更に、前述の説明では、第1の配線部材31の側
壁面34に係止突部35を設け、第2の配線部材41を
その側壁面の内側に挿入するようになっているが、本発
明はこれに限定されることなく、第2の配線部材に側壁
面を設けてそこに係止突部を設け、この第2の配線部材
に対して第1の配線部材を組付けるようにしてもよい。
なお更に、前述の実施例では、コネクタ本体ブロック側
に開口を有する係止部を設け、配線部材ブロック側に係
止突部を設けているが、本発明はこれに限らず、逆の構
成としてもよい。
第1B図は、本発明の別の実施例の電気コネクタの配線
部材ブロックを示す分解部品配列斜視図である。この実
施例の電気コネクタは、線条電線を圧接結線するための
ものであり、コネクタ本体ブロックは、第1A図に関し
て説明した電気コネクタのコネクタ本体ブロック10と
同様であるのでその点については繰り返し説明しない。
この線条電線を圧接結線するための電気コネクタにおい
ては、第1の群の線条電線の端部および第2の群の線条
電線の端部を受け入れるための配線部材ブロック50は
、第1の配線部材51と、第2の配線部材61とで構成
され、これら各配線部材は、プラスチック等の絶縁材料
にて一体形成されている。前述の実施例の多心フラット
ケーブル用の電気コネクタにおける第1の配線部材31
と同様に、第1の配線部材51には、接触子11Aの圧
接部12Aを貫通させる圧接部穴52が形成されている
。これら圧接部穴52の下面には、第1の群の線条電線
80Aの各端部を一本一本受け入れて所定のピッチ間隔
にて配列保持する線条電線保持溝53が設けられている
。これら線条電線保持溝53の各々の人口には、線条電
線を案内するガイドテーパ部53Δが形成されている。
前述の第1の配線部材31と同様に、第1の配線部材5
1の両側面には、側壁面54が設けられ、これら側壁面
54の外側面の上方には、斜面56゛を有する第1係止
突部56と、第1係止突部56より下方に斜面57′ 
を有する第2係止突部57が2個並列に形成されており
、これら第1係止突部56と第2係止突B57とで係止
突部55が構成されている。側壁面54の内側面には、
後述する第2の配線部材61に形成されたガイド突部6
5を挿入しガイドするためのガイド158が設けられて
いる。このガイド溝58の幅は、第2の配線部材61が
逆向きに挿入されないようにするために左右において異
なるようにしておくとよい。
第2の配線部材61は、第1の配線部材51と同様に、
接触子11Bの圧接部12Bを受け入れる圧接部穴62
を有し、さらに、この第2の配線部材61の下面には、
圧接部穴62の位置に対応して結線すべき第2の群の線
条電線80Bの各端部を受け入れる線条電線保持溝63
が形成されている。これら線条電線保持溝63の各々の
入口には線条電線を案内するガイドテーパ部63Aが形
成されている。さらにまた、第2の配線部材51の両側
面64の外側には、第1の配線部材51に設けられたガ
イド溝58に対応する位置にガイド突部65が設けられ
ている。
このように構成された配線部材ブロック50を用いてコ
ネクタ本体ブロック10(第1A図参照)に対して第1
および第2の群の線条電線80Aおよび80Bを結線す
る手順について以下説明する。
(1)  先ず、第1の配線部材51の頂面を下向きに
して線条電線保持溝53を上向きにして第1の群の線条
電線80Aの一本一本をそれら対応する線条電線保持溝
53内に配設保持させる。
(2)次に、第2の配線部材61を、同様に頂面を下向
きにし線条電線保持溝63を上向きにして、第1の配線
部材51の両側壁54の内側に設けられたガイド溝58
内にガイド突部65を挿入するようにして、第1の配線
部材51に組み合わせる。そして、線条電線保持溝63
内に第2の群の線条電線8(IBの一本一本の各端部を
配設保持させる。ただし、この場合、第1の配線部材5
1と第2の配線部材61とに別々に線条電線80A、8
0Bを設置してから、第1の配線部材51と第2の配線
部材61とを組み合わせるようにしてもよい。このよう
にすることにより、流れ作業が可能となり、より大量生
産が可能となる。
(3)次に、前述したようにして互いに組合せられた第
1および第2の配線部材51および61からなる配線部
材ブロック50を、コネクタ本体ブロック10に手作業
にて仮組み立てする。すなわち、配線部材ブロック50
を手作業にてコネクタ本体ブロック10の上部へ挿入す
ると、コネクタ本体ブロック10の係止部25の上部の
テーパ一部28に第1の配線部材51の第2係止突部5
7の斜面57′ が当接する。これをさらに挿入方向に
挿すと、係止部25の上方部は、外方に拡げられて、第
2係止突部57は、テーパ一部28を通過し係止部25
の上部を乗り越えて開口26まで達する。すると、係止
部25は、弾性によりもとに戻され、第2係止突部57
の上部は、係止面56′ と当接し、第1の群の線条電
線80Aの各々は、下部を接触子11Aの圧接部12Δ
に近接対峙させた状態において、仮固定される。同様に
、第2の群の線条電線80Bの各々は、下部を接触子1
1Bの圧接部12Bに近接対峙させた状態にて仮固定さ
れる。このように、各線条電線の端部を配設した配線部
材ブロック50は、コネクタ本体ブロック10に完全に
圧接結線される前の段階において、仮固定された状態と
なる。このような状態であると、各線条電線は、配線部
材ブロック50より外れることはないので、その状態で
移動させることができあるいは長期間保管することもで
きるので、便利である。
(4)最後に、圧接治具(図示していない)に、前述し
たようにして仮固定された電気コネクタを上向き又は下
向きにセットし、配線部材ブロック50とコネクタ本体
ブロック10とを互いに対してプレスする。すると、第
5図の横断面図によく示されるように、各群の線条電線
の心線は、各接触子の圧接部に圧接結線されると共に、
第1の配線部材51の第1係止突部56は、第2係止突
部57と同様に、係止部25の上部を乗り越えて係止溝
27内に挿入されて、配線部材ブロック50とコネクタ
本体ブロック10とがしっかりと一体的に固着されて線
条電線の電気コネクタへの圧接結線が完了する。
第6図は、本発明のさらに別の実施例としての電気コネ
クタの配線部材ブロックのみを示す分解部品配列斜視図
である。この配線部材ブロックは、第1A図の実施例の
コネクタ本体ブロック10と同じコネクタ本体ブロック
へ組み合わされるもので、大部分の構成は、第1A図に
関して説明した配線部材ブロック30と同じであるので
、対応する構成部分は、第1A図において使用した参照
番号に100を加算してなる参照番号を付して示すだけ
でその詳細説明は省略する。この実施例の配線部材ブロ
ック130は、多心フラットケーブル?OAおよび70
Bを、その配線部材ブロック130のみで固着保持でき
るようにしたものであり、コネクタ本体ブロック10に
仮固定しないでその配線部材ブロック130のみで多心
フラットケーブルを保持した状態で移動、保管を可能に
したものである。このために、第2の配線部材141は
、そのケーブル受入溝143の両側に多心フラットケー
ブル70Bをそこに保持するための保持溝143Aを有
している。一方、第1の配線部材131の側壁面134
の内側のガイド溝138内には、第2の配線部材141
の両側面144に設けられたガイド突部145と係合し
て、第1の配線部材131に対する第2の配線部材14
1の組み合わせを保持させるための係合突部139が設
けられている。この係合突部139には、ガイド突部1
45の傾斜面145′ と協働して、第1の配線部材1
31への第2の配線部材141の組込みを容易にするた
めの傾斜面139′が設けられている。このような構成
の配線部材ブロック130は、コネクタ本体ブロック1
0へ仮固定しない状態でも、第1の多心フラットケーブ
ル?OA及び第2の多心フラットケーブル70Bを独自
で保持することができるので、それ単独で移動したり保
管しておくことができさらに便利である。このような状
態の配線部材ブロック130をコネクタ本体ブロック1
0へ結合して圧接結線を完了させる手順は、前述した実
施例の場合と同様でよいので繰り返し詳述しない。
第7図は、本発明のさらに別の実施例としての電気コネ
クタの配線部材ブロックのみを示す分解部品配列斜視図
である。この配線部材ブロックは、第1A図の実施例の
コネクタ本体ブロック10と同じコネクタ本体ブロック
へ組み合わされるもので、大部分の構成は、第1B図に
関して説明した配線部材ブロック50と同じであるので
、対応する構成部分は、第1B図において使用した参照
番号に100を加算してなる参照番号を付して示すだけ
でその詳細説明は省略する。この実施例の配線部材ブロ
ック150は、2つの群の線条電線80Aおよび80B
を、その配線部材ブロック150のみで固着保持できる
ようにしたものであり、コネクタ本体ブロック10に仮
固定しないでその配線部材ブロック150のみで線条電
線を保持した状態で移動、保管を可能にしたものである
こうするために、第1の配線部材151の側壁面154
の内側のガイド溝158内には、第2の配線部材161
0両側面164に設けられたガイド突部165と係合し
て、第1の配線部材151に対する第2の配線部材16
1の組み合わせを保持させるための係合突部159が設
けられている。
この係合突部159には、ガイド突部165の傾斜面1
65′と協働して、第1の配線部材1.51への第2の
配線部材161の組込みを容易にするための傾斜面15
9′が設けられている。このような構成の配線部材ブロ
ック150は、コネクタ本体ブロック10へ仮固定しな
い状態でも、第1の群の線条電線80A及び第2の群の
線条電線80Bを独自で保持することができるので、そ
れ単独で移動したり保管しておくことができさらに便利
である。このような状態の配線部材ブロック150をコ
ネクタ本体ブロック10へ結合して圧接結線を完了させ
る手順は、前述した実施例の場合と同様でよいので繰り
返し詳述しない。
第8A図は、本発明のさらに別の実施例の電気コネクタ
を示す分解部品配列斜視図である。この実施例の電気コ
ネクタは、低いレベルに圧接部を位置させた接触子の列
を、高いレベルに圧接部を位置させた接触子列を挟んで
2列設けてなるもので、第1の多心フラットケーブル?
OAと、一対の第2の多心フラットケーブル70Bとを
圧接結線できるようにしたものである。この実施例の電
気コネクタのコネクタ本体ブロック110は、実質的に
は、第1A図に示した電気コネクタのコネクタ本体ブロ
ック10と同様であるので、対応する構成部分は、第1
A図において使用した参照番号に100を加算してなる
参照番号を付して示すだけでその詳細説明は省略する。
この実施例の電気コネクタのコネクタ本体ブロック11
0では、絶縁ハウジング120の高端面121Aの前後
に低端面121Bが設けられており、各低端面121B
には、接触子11Bがそれぞれ千鳥配列されている。ま
た、この実施例の電気コネクタの配線部材ブロック23
0は、実質的には、第1A図に示した電気コネクタの配
線部材ブロック30と同様であるので、対応する構成部
分は、第1A図において使用した参照番号に200を加
算してなる参照番号を付して示すだけでその詳細説明は
省略する。この配線部材ブロック230は、第1の配線
部材231と、この第1の配線部材231の前後両側に
組合わせられる一対の第2の配線部材241とを備えて
なっている。各軍2の配線部材241は、コネクタ本体
ブロック110の高端面121Aの前後の各低端面12
1Bに対して結合されるもので、その構成は、第1A図
の第2の配線部材41と同様でよい。この実施例の電気
コネクタへの3つの多心フラットケーブル70A170
B、70Bの圧接結線の手順は、第1A図の電気コネク
タに関して説明した手順に準じて行えばよいので、繰り
返し説明しない。この電気コネクタへ多心フラットケー
ブルを圧接結線した状態を、第9図に横断面図にて示し
ている。
第8B図は、本発明のさらに別の実施例の電気コネクタ
の配線部材ブロックを示す分解部品配列斜視図である。
この実施例の配線部材ブロック250は、第1の群の線
条電線80Aと、一対の第2の群の線条電線80Bとを
圧接結線するため第8AEDの電気コネクタのコネクタ
本体ブロック110と組み合わせて使用されるものであ
る。そして、この実施例の電気コネクタのコネクタ本体
ブロック250は、実質的には、第1B図に示した電気
コネクタの配線部材ブロック5oと同様であるので、対
応する構成部分は、第1B図において使用した参照番号
に200を加算してなる参照番号を付して示すだけでそ
の詳細説明は省略する。
この配線部材ブロック250は、第1の配線部材251
と、この第1の配線部材251の前後両側に組合わせら
れる一対の第2の配線部材261とを備えてなっている
。各軍2の配線部材261は、コネクタ本体ブロック1
10の高端面121Aの前後の各低端面121Bに対し
て結合されるもので、その構成は、第1B図の第2の配
線部材61と同様でよい。第1の配線部材251の線条
電線保持溝2530両側には、低端面121Bにて圧接
結線された各群の線条電線80B、80Bを上方へ導き
その状態に保持するための保持溝259が設けられてお
り、各保持溝259の入口には、ガイドテーバ部259
Aが設けられている。この実施例の電気コネクタへの3
つの群の線条電線80A、80B、80Bの圧接結線の
手順は、第1B図の電気コネクタに関して説明した手順
に準じて行えばよいので、繰り返し説明しない。この電
気コネクタへ線条電線を圧接結線した状態を、第10図
に横断面図にて示している。
発明の効果 以上のように構成され結線される本発明の電気コネクタ
およびその結線方法によれば、次のような効果が得られ
る。
(1)腹数層なる多心フラットケーブル又は線条電線は
、配線部材ブロックに設置してブロック化した後−括し
てコネクタ本体ブロックに圧接結線することができるの
で、結線作業の短縮が図れコストを安くすることができ
る。
(2〕  多心フラットケーブル又は線条電線は、圧接
治具にセットしないで配線部材に設置することができ、
且つ配線部材ブロックは、コネクタ本体ブロックに仮固
定又は配線部材ブロック単独にて多心フラットケーブル
又は線条電線付きにて移動および保管することができる
ので、流れ作業が可能となり、結線の自動化がなされ、
大量生産ができ結線作業のコストダウンを図ることがで
きる。また、さらには、このように圧接結線する前に多
心フラットケーブル又は線条電線付きでブロック化する
ことができるので、多心フラットケーブルや線条電線の
多様化が図れ、ユーザの多様な要求に即対応ができ、且
つ納期の短縮が図れる。
(3)圧接治具は、専用とすることなく、一般に使用さ
れる治具でよく、且つ結線作業の最終段階にのみその治
具を使用するのみであるので、大量生産する際にも圧接
治具を大量に用意する必要がないので、設備にそれ程投
資する必要がない。
(4)  コネクタ本体ブロックを一種類用意するのみ
で、多心フラットケーブルとバラバラの線条電線とのど
ちらでも圧接結線することができるので、適用範囲を広
くすることができ非常に便利なものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1Δ図は、本発明の一実施例としての多心フラットケ
ーブルを圧接結線するための電気コネクタを示す分解部
品配列斜視図、第1B図は、本発明の別の実施例の電気
コネクタの配線部材ブロックを示す分解部品配列斜視図
、第2図(A)  は、第IAEDの電気コネクタの仮
固定状態を示す部分斜視図、第2図(B)は、第2図(
A)の八−Δ線断面図、第3図(A)  は、第1A図
の電気コネクタの圧接結線完了状態を示す部分斜視図、
第3図(B)  は、第3図のB−B線断面図、第4図
は、第1A図の電気コネクタに対して第1の多心フラッ
トケーブル、第2の多心フラットケーブルを圧接結線し
た状態の横断面図、第5図は、第1B図の電気コネクタ
に対して線条電線を圧接結線した状態の横断面図、第6
図は、本発明のさらに別の実施例としての電気コネクタ
の配線部材ブロックのみを示す分解部品配列斜視図、第
7図は、本発明のさらに別の実施例としての電気コネク
タの配線部材ブロックのみを示す分解部品配列斜視図、
第8A図は、本発明のさらに別の実施例の電気コネクタ
を示す分解部品配列斜視図、第8B図は、本発明のさら
に別の実施例の電気コネクタの配線部材ブロックを示す
分解部品配列斜視図、第9図は、第8A図の電気コネク
タへ多心フラットケーブルを圧接結線した状態を示す横
断面図、第10図は、第8B図の電気コネクタへ線条電
線を圧接結線した状態を示す横断面図である。 10・・・・・・コネクタ本体ブロック、11Δ、II
B・・・・・・接触子、 12A、12B・・・・・・圧接部、 20・・・・・・絶縁ハウジング、21A・・・・・・
高端面、21B・・・・・・低端面、23・・・・・・
接触子配列穴、25・・・・・・係止部、 26・・・
・・・開口、26′・・・・・・係止面、27・・・・
・・係止溝、30・・・・・・配線部材ブロック、 31・・・・・・第1の配線部材、32・・・・・・圧
接部穴、33・・・・・・ケーブル受入溝、34・・・
・・・側壁面、35・・・・・・係止部、36・・・・
・・第1係止突部、37・・・・・・第2係止突部、 
 38・・・・・・ガイド溝、41・・・・・・第2の
配線部材、42・・・・・・圧接部穴、43・・・・・
・ケーブル受入溝、44・・・・・・側面、45・・・
・・・ガイド突部、50・・・・・・配線部材ブロック
、51・・・・・・第1の配線部材、52・・・・・・
圧接部穴、53・・・・・・線条電線保持溝、 53A・・・・・・ガイドテーパ部、54・・・・・・
側壁面、55・・・・・・係止部、56・・・・・・第
1係止突部、57・・・・・・第2係止突部、 58・
・・・・・ガイド溝、61・・・・・・第2の配線部材
、62・・・・・・圧接部穴、63・・・・・・線条電
線保持溝、 63A・・・・・・ガイドテーバ部、64・・・・・・
側面、65・・・・・・ガイド突部、 70A・・・・・・第1の多心フラットケーブル、70
B・・・・・・第2の多心フラットケーブル、80A・
・・・・・第1の群の線条電線、80B・・・・・第2
の群の線条電線。 第1A図 第1B図 ql 第2図 (日) 第3図 (A) (B) 708    70A 第6図 第7図 第8A図 第8B図 第9図

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)多心フラットケーブル又は複数本の線条電線を少
    なくとも2層に配設して圧接結線する電気コネクタであ
    って、圧接部側の高さが異なる少なくとも2種類の接触
    子を種類別に少なくとも2列に且つ各列毎に各圧接部を
    一方の端面から高さの異なるレベルに突出させて配列し
    た絶縁ハウジングを有するコネクタ本体ブロックを備え
    た型の電気コネクタにおいて、圧接部がより高いレベル
    にある列の接触子に対して前記多心フラットケーブル又
    は線条電線を圧接結線させるため前記コネクタ本体ブロ
    ックに対して結合されうる第1の配線部材と、圧接部が
    より低いレベルにある列の接触子に対して前記多心フラ
    ットケーブル又は線条電線を圧接結線させるため前記コ
    ネクタ本体ブロックに対して結合されうる第2の配線部
    材とを備えており、前記第2の配線部材は、前記第1の
    配線部材に対して間に前記多心フラットケーブル又は線
    条電線を介在させた状態にて組み合わされるようになっ
    ており、前記コネクタ本体ブロックおよび前記第1の配
    線部材には、前記第2の配線部材が前記第1の配線部材
    に組み合わせられ前記多心フラットケーブル又は線条電
    線が各列の接触子の各圧接部に近接対峙させられた状態
    にて前記コネクタ本体ブロックに対して前記第1および
    第2の配線部材を仮固定するための仮固定手段と、前記
    仮固定の状態からさらに前記第1および第2の配線部材
    を前記コネクタ本体ブロック内へ押し込むことにより各
    層の多心フラットケーブル又は線条電線が前記各列の接
    触子に対して圧接結線された状態にて前記コネクタ本体
    ブロックに対する前記第1および第2の配線部材の結合
    をロックするための結合ロック手段とが設けられている
    ことを特徴とする電気コネクタ。
  2. (2)前記結合ロック手段は、前記第1の配線部材の両
    側のより高い位置に設けられた第1の係止突部と、前記
    コネクタ本体ブロックの両側のより高い位置に設けられ
    前記第1の係止突部を係止する係止溝とを備えており、
    前記仮固定手段は、前記第1の配線部材の両側のより低
    い位置に設けられた第2の係止突部と、前記コネクタ本
    体ブロックの両側のより低い位置に設けられ前記第2の
    係止突部を係止する係止面とを備える特許請求の範囲第
    (1)項記載の電気コネクタ。
  3. (3)前記第2の配線部材の両側には、ガイド突部が設
    けられ、前記第1の配線部材の両内側には、前記ガイド
    突部を受け入れて前記第1の配線部材に対して前記第2
    の配線部材を組み合わせるガイド溝が設けられている特
    許請求の範囲第(1)項又は第(2)項記載の電気コネ
    クタ。
  4. (4)前記ガイド溝内には、前記ガイド突部と係合して
    前記第2の配線部材を前記第1の配線部材に対して組合
    せ保持させる係合突部が設けられている特許請求の範囲
    第(3)項記載の電気コネクタ。
  5. (5)前記第1および第2の配線部材の下面には、前記
    各層の多心フラットケーブルを配設するためのケーブル
    受入溝が設けられている特許請求の範囲第(1)項から
    第(4)項のうちのいずれかに記載の電気コネクタ。
  6. (6)前記第2の配線部材の前記ケーブル受入溝の両側
    には、前記第2の配線部材に対してその多心フラットケ
    ーブルを保持させる保持溝が設けられている特許請求の
    範囲第(5)項記載の電気コネクタ。
  7. (7)前記第1および第2の配線部材の下面には、前記
    各層の各線条電線を受け入れて保持するための線条電線
    保持溝が設けられている特許請求の範囲第(1)項から
    第(4)項のうちのいずれかに記載の電気コネクタ。
  8. (8)前記低いレベルに圧接部を位置させた接触子の列
    は、前記高いレベルに圧接部を位置させた接触子列を挟
    んで2列設けられている特許請求の範囲第(1)項から
    第(7)項のうちのいずれかに記載の電気コネクタ。
  9. (9)多心フラットケーブルを少なくとも2層に配設し
    て圧接結線する電気コネクタであって、圧接部側の高さ
    が異なる少なくとも2種類の接触子を種類別に少なくと
    も2列に且つ各列毎に各圧接部を一方の端面から高さの
    異なるレベルに突出させて配列した絶縁ハウジングを有
    するコネクタ本体ブロックを備えた型の電気コネクタに
    対して多心フラットケーブルを結線する方法において、
    圧接部がより高いレベルにある列の接触子に対して前記
    多心フラットケーブルを圧接結線させるため前記コネク
    タ本体ブロックに対して結合されうる第1の配線部材を
    準備し、圧接部がより低いレベルにある列の接触子に対
    して前記多心フラットケーブルを圧接結線させるため前
    記コネクタ本体ブロックに対して結合されうる第2の配
    線部材を準備し、前記第2の配線部材を、前記第1の配
    線部材に対して間に前記多心フラットケーブルを介在さ
    せた状態にて組み合わせ、前記第2の配線部材に別の多
    心フラットケーブルを配設し、前記各多心フラットケー
    ブルが各列の接触子の各圧接部に近接対峙させられた状
    態にて前記コネクタ本体ブロックに対して前記第1およ
    び第2の配線部材を仮固定し、前記仮固定の状態からさ
    らに前記第1および第2の配線部材を前記コネクタ本体
    ブロック内へ押し込むことにより各層の多心フラットケ
    ーブルを前記各列の接触子に対して圧接結線させること
    を特徴とする電気コネクタの結線方法。
  10. (10)複数本の線条電線を少なくとも2層に配設して
    圧接結線する電気コネクタであって、圧接部側の高さが
    異なる少なくとも2種類の接触子を種類別に少なくとも
    2列に且つ各列毎に各圧接部を一方の端面から高さの異
    なるレベルに突出させて配列した絶縁ハウジングを有す
    るコネクタ本体ブロックを備えた型の電気コネクタに対
    して線条電線を結線する方法において、圧接部がより高
    いレベルにある列の接触子に対して前記多心フラットケ
    ーブルを圧接結線させるため前記コネクタ本体ブロック
    に対して結合されうる第1の配線部材を準備し、圧接部
    がより低いレベルにある列の接触子に対して前記線条電
    線を圧接結線させるため前記コネクタ本体ブロックに対
    して結合されうる第2の配線部材を準備し、前記第1お
    よび第2の配線部材に所定のピッチ間隔をおいてそれぞ
    れ第1および第2の組の複数本の線条電線を配列保持さ
    せ、前記第2の配線部材を、前記第1の配線部材に対し
    て間に前記第1の組の線条電線を介在させた状態にて組
    み合わせ、前記各線条電線が各列の接触子の各圧接部に
    近接対峙させられた状態にて前記コネクタ本体ブロック
    に対して前記第1および第2の配線部材を仮固定し、前
    記仮固定の状態からさらに前記第1および第2の配線部
    材を前記コネクタ本体ブロック内へ押し込むことにより
    各層の線条電線を前記各列の接触子に対して圧接結線さ
    せることを特徴とする電気コネクタの結線方法。
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