JPH0150076B2 - - Google Patents

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JPH0150076B2
JPH0150076B2 JP60088344A JP8834485A JPH0150076B2 JP H0150076 B2 JPH0150076 B2 JP H0150076B2 JP 60088344 A JP60088344 A JP 60088344A JP 8834485 A JP8834485 A JP 8834485A JP H0150076 B2 JPH0150076 B2 JP H0150076B2
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cable
core
cable wiring
core wire
flat cable
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JP60088344A
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JPS61248380A (ja
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Keiji Soma
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Hirose Electric Co Ltd
Original Assignee
Hirose Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hirose Electric Co Ltd filed Critical Hirose Electric Co Ltd
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Priority to US06/775,238 priority patent/US4671596A/en
Publication of JPS61248380A publication Critical patent/JPS61248380A/ja
Publication of JPH0150076B2 publication Critical patent/JPH0150076B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R12/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
    • H01R12/50Fixed connections
    • H01R12/59Fixed connections for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures
    • H01R12/65Fixed connections for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures characterised by the terminal
    • H01R12/67Fixed connections for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures characterised by the terminal insulation penetrating terminals
    • H01R12/675Fixed connections for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures characterised by the terminal insulation penetrating terminals with contacts having at least a slotted plate for penetration of cable insulation, e.g. insulation displacement contacts for round conductor flat cables

Landscapes

  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)
  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、多心フラツトケーブルの圧接結線方
法及び多心フラツトケーブル用電気コネクタに関
し、特に、高密度多心ケーブルに適したその種の
圧接結線方法及び電気コネクタに関するものであ
る。
従来の技術 最近の電子機器においては、軽薄短小化が進め
られており、そのためには、高密度実装が必要と
されてきている。従つて、それら電子機器に使用
する電気コネクタもできるだけ高密度に接触子を
配列した小型のものが要求されてきており、使用
するケーブルも高密度に多数の心線を配列した多
心フラツトケーブル等が要求されてきている。従
来このような要求に答えるべく、通常1.27mmピツ
チにて心線を配列した多心フラツトケーブルより
も高魅度に心線を配列した高密度多心フラツトケ
ーブルが開発されている。その一例としては、
0.635mmピツチにて心線を配例した多心フラツト
ケーブルがある。そして、このような超小型
0.635mmピツチ多心フラツトケーブルを結線する
ためにコネクタとして、例えば、特公昭57−
53629号公報に開示されたような圧接結線型の多
心フラツトケーブル用電気コネクタが開発されて
いる。この圧接結線型多心フラツトケーブル用電
気コネクタは、絶縁ハウジングに2列に千鳥足状
に複数の圧接結線型接触子を配列し、その2列の
接触子の全体の配列ピツチを、結線すべき多心フ
ラツトケーブルの心線配列ピツチと同じとしてお
き、これら接触子の圧接結線部に対して多心フラ
ツトケーブルの端部の各心線をそのまゝの状態で
圧接結線するものである。
発明が解決しようとする問題点 前述したような従来の圧接結線型多心フラツト
ケーブル用電気コネクタでは、絶縁ハウジングに
配列される各列の接触子の配列ピツチは、結線す
べき多心フラツトケーブルの心線の配列ピツチ
が、例えば、0.635mmであつても、その倍の1.27
mmでよいので、各接触子の圧接結線部の大きさを
比較的大きくとれる点では有効である。しかしな
がら、このような従来の電気コネクタの構造で
は、接線すべき多心フラツトケーブルの心線の配
列ピツチそのものは自由に変えることができず、
例えば、通常配列ピツチ1.27mmのものでは、同じ
1.27mmピツチに配列された各心線に対して圧接結
線を行なわれなければならず、通常配列ピツチ
0.635mmのものでは、同じ0.635mmピツチに配列さ
れた各心線に対して圧接結線を行なわなければな
らない。従つて、心線配列ピツチの小さい高密度
多心フラツトケーブルに対する程、接触子そのも
のの加工精度、接触子の配列ピツチの精度並びに
フラツトケーブルの心線配列ピツチの精度等を高
くしないと、誤接続等の問題を起し易い。また、
これらの精度を上げるには機械的に限界があり、
より高密度な多心フラツトケーブルを結線するも
のでは、接触子間ピツチ及びケーブルの心線間ピ
ツチが非常に狭く、心線も細くされているので、
圧接結線のわずかなピツチの相違により結線不良
が発生したり接続不安定なものが生じて量産性や
信頼性のないものとなるのを避けることができな
かつた。
本発明の目的は、前述したような従来技術の問
題点を解決しうるような多心フラツトケーブルの
圧接結線方法及び多心フラツトケーブル用電気コ
ネクタを提供することである。
問題点を解決するための手段 本発明によれば、多心フラツトケーブルの心線
を電気コネクタの圧接結線型接触子に圧接結線す
る方法において、結線すべき多心フラツトケーブ
ルの中間部を所定長さに亘つて心線を互いに分離
させ、前記電気コネクタに配列された圧接結線型
接触子の配列ピツチに対応する間隔を置いて前記
電気コネクタのケーブル配線用部材のまわりに巻
き込むようにし、前記ケーブル配線用部材の一面
に巻き付けられた各心線の部分に対して各圧接結
線型接触子を圧接結線させることを特徴とする。
また、本発明による多心フラツトケーブル用電
気コネクタは、複数の圧接結線型接触子を所定ピ
ツチにてその圧接結線部を突出させるようにして
配設した接触子配列面を有した絶縁ハウジング
と、該絶縁ハウジングの前記接触子配列面に対し
て組み合わせられるケーブル配線用部材とを備え
ており、前記ケーブル配線用部材には、前記所定
ピツチに対応する間隔を置いて周囲に沿つて形成
された複数の心線配設溝と、該各心線配設溝を横
切るようにして形成され前記各接触子の前記圧接
結線部を受け入れる複数の圧接結線部受入れ溝と
が設けられており、前記各心線配設溝は、多心フ
ラツトケーブルの中間部にて分離された心線の対
応する1つを、そのケーブル配線用部材を巻き込
むようにして受け入れることを特徴とする。
更にまた、本発明の別の特徴による多心フラツ
トケーブル用電気コネクタは、複数の圧接結線型
接触子を所定ピツチにてその圧接結線部を突出さ
せるようにして少なくとも2列に配設した接触子
配列面を有した絶縁ハウジングと、該絶縁ハウジ
ングの前記接触子配列面に対して且つ前記各列に
対応して組み合わせられる少なくとも2つのケー
ブル配線用部材とを備えており、前記各ケーブル
配線用部材には、各対応する列の接触子配列ピツ
チに対応する間隔を置いて周囲に沿つて形成され
た複数の心線配設溝と、該各心線配設溝を横切る
ようにして形成され前記各接触子の前記圧接結線
部を受け入れる複数の圧接結線部受入れ溝とが設
けられており、前記各心線配設溝は、多心フラツ
トケーブルの中間部にて分離された心線のうちの
対応する群の各心線をそのケーブル配線用部材の
まわりに巻き込むようにして受け入れ、前記各ケ
ーブル配線用部材は、各心線を各心線配設溝に巻
き込み配設した状態で互いに対して結合される。
実施例 次に、添付図面に基づいて本発明の実施例につ
いて本発明をより詳細に説明する。
第1図は、本発明の一実施例としての多心フラ
ツトケーブル用電気コネクタの結線組立て状態を
斜視図にて示している。この多心フラツトケーブ
ル用電気コネクタは、圧接結線型接触子を配設し
た絶縁ハウジング20と、2つのケーブル配線用
部材30及び40と、ケーブル固定部材60とを
主として備えている。
第2図及び第3図は、第1図の電気コネクタに
対して多心フラツトケーブル80を結線する方法
を説明するための図であり、第2図は、後述する
ような処理を施した多心フラツトケーブル80の
2つの心線ルーブ群80A及び80Bのそれぞれ
へ各ケーブル配線部材30及び40を挿入する寸
前の状態を部分的に斜視図にて示しており、第3
図は心線ループ群80A及び80Bに対してそれ
ぞれ装着され且つ互いに組み合わせられたケーブ
ル配線部材30及び40を、絶縁ハウジング20
に対して組み合わせる前の状態を部分的に斜視図
にて示している。第4図は、ケーブル固定部材6
0の詳細を示している。
これら第2図から第4図を特に参照して第1図
の実施例の電気コネクタの構造の詳細及びそれに
対する多心フラツトケーブルの結線方法について
以下説明する。
先ず、第3図に部分的に示されるように、絶縁
ハウジング20は、プラスチツク材料等の絶縁材
料で一体成形されており、ほヾ平坦な接触子配列
面21を有している。この絶縁ハウジング20に
は、接触子配列面21からその反対側の端面22
へと貫通した複数の接触子配列穴(図示せず)が
千鳥足状に2列配設されている。更に、絶縁ハウ
ジング20の両側面には、後述するケーブル配線
部材固定金具50と、ケーブル固定部材60の係
止脚部63A及び63Bを受け入れるための案内
溝23が形成され、この案内溝23の底壁のほヾ
中間にはケーブル配線部材固定金具50の係止脚
52の係止穴53と係合して絶縁ハウジング20
とケーブル配線部材30及び40とを係止固定す
るための掛け突部24が形成され、更にまた、こ
の案内溝23の両側壁の下部には、ケーブル固定
部材60の係止脚部63A,63Bに設けられた
係止肩部64A,64Bと係合して絶縁ハウジン
グ20とケーブル固定部材60とを係止固定する
ための掛け段部25が設けられている。
圧接結線型接触子10は、圧接結線部11と、
相手側接触子との接触部(図示せず)とを有して
おり、圧接結線部11には、結線すべき多心フラ
ツトケーブルの心線を圧接結線するためのスリツ
ト12が形成されている。
各接触子10は、第3図によく示されるよう
に、絶縁ハウジング20の各対応する接触子配列
穴にその接触部を挿入し且つその圧接結線部11
を接触子配列面21から突出させた状態にて、絶
縁ハウジング20に配設される。この実施例で
は、参照符号Aで示すライン及び参照付号Cで示
すラインに沿つて配設された接触子は、互いに整
列していて、且つ、結線すべき多心フラツトケー
ブル80の心線81の配列ピツチP(第2図参照)
の4倍の配列ピツチ、すなわち配列ピツチ4Pに
配列されている。一方、参照符号B及びDで示す
ラインに沿つて配設された接触子10は、互いに
整列しているが、ラインA及びCの接触子に対し
てはそれらの配列ピツチ4Pの2分の1のピツチ、
すなわち、ピツチ2Pだけずらして、且つ配列ピ
ツチ4Pにて配列されている。Aラインの接触子
とBラインの接触子とで1つの接触子列ABを構
成し、Cラインの接触子とDラインの接触子とで
もう1つ別の接触子列CDを構成している。従つ
て、接触子列ABの接触子は、千鳥足状の配列で
あるが配列ピツチ2Pにて配列されており、接触
子列CDの接触子も、千鳥足状の配列であるが配
列ピツチ2Pにて配列されていることになる。
ケーブル配線部材30は、第3図に部分的によ
く示されているように、プラスチツク等の絶縁材
料にほヾ矩形状に形成されており、このケーブル
配線部材30には、間隔を置いて周囲に沿つて複
数の心線配設溝31が形成されている。この実施
例では、心線配設溝31の配列ピツチは、結線す
べき多心フラツトケーブル80の心線の配列ピツ
チPの2倍、すなわち2Pとされている。また、
ケーブル配線部材30の下面には、絶縁ハウジン
グ20に配設された接触子列ABの接触子10の
圧接結線部11を受け入れる位置にて各心線配設
溝31を横切るようにして複数の圧接結線受入れ
溝31A(第5図参照)が形成されている。更に、
ケーブル配線部材30の両側面には、後述するケ
ーブル配線部材40の両側面に設けられた鍵状溝
42の開口と対応するような位置で開口を有する
鍵状溝32が形成され、さらに、この鍵状溝32
の底壁33には、下方部に係止凹部35を有する
固定突部34が設けられている。
もう一方のケーブル配線部材40は、前述した
ケーブル配線部材30とほヾ同一形状であるので
詳細には説明しない。ただし、第3図によく示さ
れるように、ケーブル配線部材30とケーブル配
線部材40とをそれらの側面同志を合わせた場
合、それらの両側面の鍵状溝32及び42は、ケ
ーブル配線部材固定金具50を上部より挿入可能
とする溝を形成するように互いに向かい合つたも
のとされている。参照番号41は、心線配設溝3
1と同様の心線配設溝を示し、参照番号43は、
底壁33と同様の底壁を示し、参照番号44は、
固定突部34と同様の固定突部を示し、参照番号
45は、係止凹部35と同様の係止凹部を示して
いる。
ケーブル配線部材30及び40を合体して固定
するためのケーブル配線部材固定金具50は、第
3図に良く示されているように、平板の金属材料
等から打ち抜きプレス加工にて形成され、その上
方部には、横断面がほヾチヤンネル形状となつた
突部受入部51が形成されており、その下方部に
は係止穴53を有する係止脚52が形成されてい
る。また、この固定金具50の中間部には、ケー
ブル配線部材30及び40の両側に設けられてい
る固定突部34,44の係止凹部35,45にバ
ネ弾性にてパチン止めするための係止舌片54が
形成されている。
第4図は、ケーブル配線部材60の部品を分解
した状態を部分的に示し、且つ主部品を組み合わ
せた状態を斜視図にて示している。第4図に示さ
れるように、ケーブル固定部材60は、第1ケー
ブル固定部材60Aと、第2ケーブル固定部材6
0Bと、1対の固定金具70とからなつている。
第1ケーブル固定部材60Aと第2ケーブル固定
部材60Bとは互いに組み合うように面対称的に
同一形状のものとされているので、第1ケーブル
固定部材60Aの一部分及び第2ケーブル固定部
材60Bの一部分のみの構造を説明することによ
つて、各部材60A及び60Bの構造の説明とし
たい。第1ケーブル固定部材60Aの一方の側面
には、多心フラツトケーブル80を折り重ねた部
分を通すための開口61を形成するための凹部6
1Aが形成され、反対の側面の両端近くには、固
定金具70の脚部71を受け入れる溝62Aが形
成され、その溝62Aの底壁には、固定金具70
の脚部71に形成された係止舌片72を係合させ
る係止凹部65Aが設けられている。更に、その
両端面にも、固定金具70のヨーク部73を受け
入れる溝66Aが形成され、その溝66A内には
固定金具70の係合開口74にはまり込む係合凸
部67Aが設けられている。また、第1ケーブル
固定部材60Aの一方の側面の両端には、第2ケ
ーブル固定部材60Bと組み合うための組合い形
状部68A及び69Aが形成されており、第1ケ
ーブル固定部材60Aの、第4図において右端に
は、下方に延長する係止脚部63Aが設けられ、
この係止脚部63Aの下端両側には係止肩部64
Aが設けられている。
同様に、第2ケーブル固定部材60Bの一方の
側面には、開口61を形成するための凹部61B
が形成され、反対の側面の両端近くには、第1ケ
ーブル固定部材60Aにおける溝62A及び係止
凹部65Aと同様の溝及び係止凹部(図に表われ
ていない)が設けられている。更に、その両端面
にも、固定金具70のヨーク部73を受け入れる
溝66Bが形成され、その溝66B内には、固定
金具70の係合開口74にはまり込む係合凸部6
7Bが設けられている。また、第2ケーブル固定
部材60Bの一方の側面の両端には、第1ケーブ
ル固定部材60Aの組合い形状部68A及び69
Aと組み合う相補的形状の組合い形状部68B及
び69Bが形成されており、第2ケーブル固定部
材60Bの、第4図において左端には、下方に延
長する係止脚部63Bが設けられ、この係止脚部
63Bの下端両側には係止肩部64Bが設けられ
ている。
このような構成の電気コネクタに対して多心フ
ラツトケーブル80を結線する手順の一例につい
て以下に説明する。
(1) 先ず、第2図に示すように、多心フラツトケ
ーブル80の中間部の心線81を所定長さに亘
つて1本1本分離する。この場合、初めからす
だれ多心フラツトケーブルとして所定の中間部
を分離されたケーブルを用いてもよい。分離し
た心線を180゜転回させてそして隣接する心線ル
ープを左右に振り分けて2つの心線ループ群8
0A及び80Bとする。
(2) 次に、左右に振り分けた心線ループ群80A
及び80Bのループ中へケーブル配線部材30
及び40をそれぞれ挿入し、ケーブル配線部材
30及び40の各心線配設溝31及び41内に
各心線81を巻き込むようにして配置する(第
3図参照)。
(3) そして次に、ケーブル配線部材30及び40
を組み合わせて鍵状溝32及び42の上部より
ケーブル配線部材固定金具50を挿入し、ケー
ブル配線部材30及び40を合体固定する。
(4) 次に、合体固定されたケーブル配線部材30
及び40の下に、第3図に示すように、接触子
10を配設した絶縁ハウジング20を設置し、
適当な圧接治具(図示せず)にて、ケーブル配
線部材30及び40を降下させて、心線81を
接触子10の圧接結線部11に圧接接続する。
この時、各接触子10の圧接結線部11は、ケ
ーブル配線部材30及び40の下面に形成され
た各反応する圧接結線部受入れ溝31A及び4
1Aに入り込む(第5図参照)。この場合、固
定金具50の係止穴53は、絶縁ハウジング2
0の掛け突部24に係止されて、ケーブル配線
部材30及び40と絶縁ハウジングとは固定さ
れる。
(5) 次に、第4図に示すケーブル固定部材60A
と第2ケーブル固定部材60Bとを合体してケ
ーブル80の重なり部分を挟み込み、そしてケ
ーブル配線部材30及び40の上方より下方に
降下させて、ケーブル配線部材60A及び60
Bの係止脚部63A及び63Bを絶縁ハウジン
グ20の案内溝23に挿入すると共に係止脚部
63A及び63Bの係止肩部64A及び64B
を案内溝23の掛け段部25に掛け止めする。
(6) 最後に、合体されたケーブル固定部材60
A、60Bに固定金具70を挿入してケーブル
80をケーブル固定部材60によつて確実に保
持させるようにする。この状態を第1図に示し
ている。
第6図は、本発明の別の実施例としての電気コ
ネクタの結線状態を示す第5図と同様の図であ
る。この実施例の電気コネクタでは、絶縁ハウジ
ング200には、千鳥足状に3列に接触子10が
配設されており、この絶縁ハウジング200の上
部には、3つのケーブル固定部材300A,30
0B及び300Cが結合されるようになつてい
る。絶縁ハウジング200及びケーブル固定部材
300A,300B及び300Cとケーブル80
とは、ケーブル固定部材600によつて一体的に
保持される。これら絶縁ハウジング200、ケー
ブル配線部材300A,300B及び300C及
びケーブル固定部材600の詳細構造は、前述し
た実施例の電気コネクタの絶縁ハウジング20、
ケーブル配線部材30及び40及びケーブル配線
部材60とほとんど同様でよいので繰り返し説明
しない。ただし、この第6図の実施例の電気コネ
クタにケーブル80を結線する場合には、多心フ
ラツトケーブル80の中間部の心線81を所定長
さに亘つて1本1本分離し、分離した心線を180゜
転回させてそして隣接する心線ループを左、中
央、右に次々に振り分けて3つの心線ループ群8
0A,80B及び80Cとする。従つて、各群の
心線配列ピツチは、ケーブル80の通常の配列ピ
ツチをPとすると3Pとなる。このため、各ケー
ブル配線部材300A,300B及び300Cに
形成する心線配設溝の配列ピツチもそれに応じて
3Pとし、また、絶縁ハウジング200に配列す
る各列の接触子の配列ピツチも3Pとしておく必
要がある。
また、前述の2つの実施例では、ケーブル配線
部材を2個又は3個としたのであるが、本発明は
これらに限らず、ケーブル配線部材を4個以上と
することもできるし、ケーブル配線部材を1個の
みとすることもできる。更にまた、前述した実施
例では、ケーブル配線部材に形成する線心配設溝
の配列ピツチ及び絶縁ハウジングに配列する接触
子の配列ピツチを、結線すべき多心ケーブルの通
常の心線配列ピツチPに合わせて2P、3Pとした
のであるが、本発明は、これに限らず、結線すべ
き多心ケーブルの通常の心線配列ピツチとは無関
係に、心線配設溝の配列ピツチ及び接触子の配列
ピツチを任意に設定してもよい。
発明の効果 前述したことから明らかなように、本発明によ
れば次のような効果が得られる。
(1) 多心フラツトケーブルの心線を1本1本分離
してケーブル配線部材の心線配設溝に配設して
から圧接結線するため接触子間ピツチの精度を
高める必要もなく、また、多心ケーブルの心線
間のピツチの精度を高める必要もないので、安
価な電気コネクタ、安価な多心ケーブルを提供
することができる。
(2) 多心フラツトケーブルの通常の心線間ピツチ
(配列ピツチ)が狭くしかも心線の導体径が細
くても、電気コネクタの接触子配列ピツチは自
由に選択できるので、従来可能であつた精度程
度の圧接結線部を有する接触子及び絶縁ハウジ
ングを使用でき、量産性よく高信頼性のある電
気コネクタを提供することができる。
(3) ケーブル配線部材を複数個設ける場合には、
ケーブルの心線を分離して複数のケーブル配線
部材の心線配設溝に心線を分散して配設するこ
とにより、コネクタの長手方向の長さを最短に
することが可能となり、コネクタの巾方向の小
型化が図れる。あるいは、さらに接触子配列ピ
ツチを大きくすることが可能となるので、より
安価で高性能の電気コネクタとすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例として多心フラツト
ケーブル用電気コネクタの結線組立て状態を示す
斜視図、第2図及び第3図は第1図の電気コネク
タに対して多心フラツトケーブルを結線する方法
を説明するための図、第4図は第1図の電気コネ
クタのケーブル固定部材の詳細を示す図、第5図
は第1図の電気コネクタの結線状態を示す断面
図、第6図は本発明の別の実施例を示す第5図と
同様な断面図である。 10……圧接結線型接触子、11……圧接結線
部、20……絶縁ハウジング、21……接触子配
列面、30,40……ケーブル配線部材、31,
41……心線配設溝、31A,41A……圧接結
線部受入れ溝、50……ケーブル配線部材固定金
具、60……ケーブル固定部材、70……固定金
具、80……多心フラツトケーブル、81……心
線、80A,80B……心線ループ群。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 多心フラツトケーブルの心線を電気コネクタ
    の圧接結線型接触子に圧接結線する方法におい
    て、結線すべき多心フラツトケーブルの中間部を
    所定長さに亘つて心線を互いに分離させ、前記電
    気コネクタに配設された圧接結線型接触子の配列
    ピツチに対応する間隔を置いて前記電気コネクタ
    のケーブル配線用部材のまわりに巻き込むように
    し、前記ケーブル配線用部材の一面に巻き付けら
    れた各心線の部分に対して各圧接結線型接触子を
    圧接結線させることを特徴とする多心フラツトケ
    ーブルの圧接結線方法。 2 複数の圧接結線型接触子を所定ピツチにてそ
    の圧接結線部を突出させるようにして配設した接
    触子配列面を有した絶縁ハウジングと、該絶縁ハ
    ウジングの前記接触子配列面に対して組み合わせ
    られるケーブル配線用部材とを備えており、前記
    ケーブル配線用部材には、前記所定ピツチに対応
    する間隔を置いて周囲に沿つて形成された複数の
    心線配設溝と、該各心線配設溝を横切るようにし
    て形成され前記各接触子の前記圧接結線部を受け
    入れる複数の圧接結線部受入れ溝とが設けられて
    おり、前記各心線配設溝は、多心フラツトケーブ
    ルの中間部にて分離された心線の対応する1つ
    を、そのケーブル配線用部材を巻き込むようにし
    て受け入れることを特徴とする多心フラツトケー
    ブル用電気コネクタ。 3 複数の圧接結線型接触子を所定ピツチにてそ
    の圧接結線部を突出させるようにして少なくとも
    2列に配設した接触子配列面を有した絶縁ハウジ
    ングと、該絶縁ハウジングの前記接触子配列面に
    対して且つ前記各列に対応して組み合わせられる
    少なくとも2つのケーブル配線用部材とを備えて
    おり、前記各ケーブル配線用部材には、各対応す
    る列の接触子配列ピツチに対応する間隔を置いて
    周囲に沿つて形成された複数の心線配設溝と、該
    各心線配設溝を横切るようにして形成され前記各
    接触子の前記圧接結線部を受け入れる複数の圧接
    結線部受入れ溝とが設けられており、前記各心線
    配設溝は、多心フラツトケーブルの中間部にて分
    離された心線のうちの対応する群の各心線をその
    ケーブル配線用部材のまわりに巻き込むようにし
    て受け入れ、前記各ケーブル配線用部材は、各心
    線を各心線配設溝に巻き込み配線した状態で互い
    に対して結合されることを特徴とする多心フラツ
    トケーブル用電気コネクタ。
JP60088344A 1985-04-24 1985-04-24 多心フラツトケ−ブルの圧接結線方法及び多心フラツトケ−ブル用電気コネクタ Granted JPS61248380A (ja)

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