JP2981908B2 - ワイヤハーネスの組立て成形方法とワイヤハーネス用コネクタ - Google Patents

ワイヤハーネスの組立て成形方法とワイヤハーネス用コネクタ

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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、電線群を布線結束してワイヤハーネスを組
立て成形する方法と、ワイヤハーネスに用いるコネクタ
に関するものである。
「従来の技術」 自動車用ワイヤハーネスは、電装品の増加に伴って回
路数が増加し、数百回路に及ぶものがある。従って、こ
の膨大な回路を満たす電線群を所要の形態に布線して組
立て成形するワイヤハーネスの組立て成形作業は、品質
と作業能率の点から困難性が高いため、単一のワイヤハ
ーネスを数個にグループ分けした分割ワイヤハーネス
(以下、単に分割ハーネスという)を形成し、その分割
ハーネス群から引き出したグループ間接続電線を、対と
なる相手側の分割ハーネスのコネクタに集結して相互連
結し、しかるのち、その分割ハーネス群を集成本結束し
て、所要回路数を満す単一のワイヤハーネスを成形する
方法が採られている。
そして、この分割ワイヤハーネスとそれを集成したワ
イヤハーネスは、組立て成形時や使用時に電線に強い引
き外力が加わるので、構造的に引き外力に強い圧着端子
が主として使用されたり、圧接・圧着端子の混成構造が
採られている。
「発明が解決しようとする課題」 一般的に、電線群に端子を接続する場合、圧接端子は
電線被覆を剥がす必要がなく、その上、機械的一括圧接
が容易なのに対し、圧着端子は電線被覆の剥離が必要な
上、機械的一括圧着が困難であり、電線への接続性にお
いて圧接端子は格段の優位性がある。
しかし、前記の従来技術の分割ハーネスは、主として
圧着端子が用いられたり圧接・圧着端子の混成構造のた
め、布線と端子接続の自動化に限度があり、その分割ハ
ーネス群の組立て成形性が良好とは言い難く、量産高生
産性が要求される自動車専用ワイヤハーネスの成形性上
の難点がある。
さらに、前記の従来手段によると、グループ間接続電
線の端子を、グループ間の集成結束のときに、相手側コ
ネクタへ後入れ挿着するので、その後入れ端子の接続作
業に手数がかかると共に、その後入れ端子は分割ハーネ
スのグループ間結合まで電線に垂れ下がった状態となる
ので、電線の引き外力に対する強度が劣る圧接端子は損
傷危険が高くて使用困難であり、その上、圧着端子の場
合も分割ハーネスの相互連結まで、取扱いに注意を要し
て煩わしく、思わずその変形・損傷を生ずることがあ
る。
一方、前記の分割ハーネスに一部使用される圧接コネ
クタは、相手側コネクタとのロック用アームが、電線圧
接の機械化の障害となるので付け難く、コネクタ相互の
係止力に難点がある。
本発明は、以上の従来手段の難点を解消するワイヤハ
ーネスの組立て成形方法と、ワイヤハーネス用コネクタ
を提供するものである。
「課題を解決するための手段」 以上の技術課題を解決する本発明は、 「所要形態に布線してコネクタを配設し、所要回路を
形成した分割ワイヤハーネス群を形成し、該分割ワイヤ
ハーネス群から引き出したグループ間接続電線の端子
を、相手側の分割ワイヤハーネスのコネクタに集結して
グループ間連結し、分割ワイヤハーネス相互を合体集成
して所要回路の単一のワイヤハーネスを組立て成形する
において、 一方の分割ワイヤハーネスのグループ間接続電線に合
体用圧接コネクタを取付けると共に、他方の分割ワイヤ
ハーネスのグループ間接続電線に合体用圧着コネクタを
取付け、該合体用圧接コネクタと合体用圧着コネクタを
結合合体して単一コネクタになし、前記分割ワイヤハー
ネス間のグループ間連結をなして、ワイヤハーネスを組
立て成形する方法」と 「電線を接続した圧接端子を収容する合体用圧接コネ
クタと電線を接続した圧着端子を収容した合体用圧着コ
ネクタの結合合体によって単一コネクタを形成する構造
のワイヤハーネス用コネクタ」 によって構成されている。
そして、その合体用圧着コネクタに、相手側コネクタ
とのロック用アームを設けることがある。
「作用」 以上の構成の本発明の組立て成形方法は、グループ間
連結する分割ワイヤハーネスの接続電線の端子が、分割
ワイヤハーネス毎に圧接コネクタまたは圧着コネクタの
いずれかに収められているので、その圧接コネクタ側の
分割ワイヤハーネスの端子を圧接端子に統一して圧接コ
ネクタ専用構成になすことができるので、機械化による
電線群の一括接続が可能になる。
そして、前記の合体コネクタによると、分割ワイヤハ
ーネスの接続電線の端子を、分割ワイヤハーネスの成形
時にコネクタ収納できるので、端子露出に基づくトラブ
ルが解消されると共に、ロック用アームを設けた合体コ
ネクタによると、相手側コネクタハウジングとの結合係
止力が向上する。
「実施例」 以下、実施例に基づいて詳しく説明する。まず、本発
明の組立て成形方法の一実施例を示す第1図を参照し
て、所要の回路を有して対となる分割ハーネスのグルー
プ間接続電線の端子を、相手側の分割ハーネスのコネク
タに集結して相互連結し、しかるのち、連結した分割ハ
ーネスを集成本結束して単一のワイヤハーネスを形成す
るにおいて、 一方の分割ハーネス1Aは、圧接コネクタ2を配設し
て、収容した圧接端子12に布線電線群4を圧接接続した
圧接端子専用に構成されると共に、引き出されたグルー
プ間接続電線5には圧接端子を収容した合体用圧接コネ
クタ6が取付けられている。
そして、この分割ハーネス1Aと対となる分割ハーネス
1Bは、圧着コネクタ3を配設して収容した圧着端子13に
布線電線群4を圧着接続して構成されると共に、引き出
されたグループ間接続電線5には圧着端子13を収容した
合体用圧着コネクタ7が取付けられている。
即ち、合体用圧接コネクタ6と合体用圧着コネクタ7
は、第1図(C)参照、相互の接合部分に係止溝8と、
係止溝8に嵌着する係止突条9からなる結合手段を有
し、第1図(B)のように並列結合して合体し、単一の
合体コネクタ10となる構造になっている。
そして、以上の分割ハーネス1A1Bは、合体用圧接コネ
クタ6と合体用圧着コネクタ7の合体によって、分割ハ
ーネス1A1B間のグループ間の相互連結がなされると共
に、分割ハーネス1A1Bが集成されて本結束され単一のワ
イヤハーネスが組立て成形される。
なお、圧接端子専用構成の分割ハーネス1Aは、圧接端
子間に接続する圧線電線群を等長になす条件(圧接端子
は電線の引き外力の抗力に劣るので、不等長電線の存在
が有害になる)を満す布線条件の回路を選択してグルー
プ化されており、圧着端子を用いる分割ハーネス1Bは、
前記の電線等長条件が困難なUターン回路(閉回路)分
岐ジヨイント回路等の特定回路を集約してグループ化さ
れている。
つぎに、第2図を参照して本発明の合体コネクタ10の
他の実施例を説明する。即ち、この第2図示のものは合
体用圧着コネクタ7が上段、合体用圧接コネクタ6が下
段になって、上下に結合合体する形状を有し、合体用圧
着コネクタ7の下側には結合用係止突条9、合体用圧接
コネクタ6の上側には結合用係止溝8が形成されてい
る。そして、上段の圧着コネクタ7の上部には、相手側
コネクタとの結合姿勢をロックする片持梁状弾性片のロ
ック用アーム11が形成されている。
以上の第1・2図実施例の成形方法とコネクタは前記
の作用がある。
「発明の効果」 以上の説明のとおり、本発明のワイヤハーネスの組立
て成形方法は、分割ワイヤハーネスを相互接続して合体
集成してワイヤハーネスを組立て成形するにおいて、そ
の分割ワイヤハーネスに、電線群との一括接続性に優れ
る圧接端子に統一した分割ワイヤハーネスを用いること
ができるので、電線群と端子の接続性が向上してワイヤ
ハーネスの組立て成形性が向上する。
そして、本発明の合体コネクタによると、2個のコネ
クタの合体によって分割ワイヤハーネス間の相互連結が
ワンタッチ的になるので、従来の端子後入れの必要がな
く、その連結作業性が向上する。さらに、分割ワイヤハ
ーネスのグループ間接続電線の端子を合体用コネクタに
予め収納することができるので、垂れ下げ端子の不存在
による分割ワイヤハーネスの取扱い性が向上すると共
に、端子の変形・損傷を防止してワイヤハーネスの品質
向上を促進する効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図:本発明のワイヤハーネスの組立て成形方法の一
実施例を示し、(A)はその分割ワイヤハーネスの斜視
図、(B)はその分割ワイヤハーネスの合体集成状態を
示す斜視図、(C)はその合体コネクタの斜視図、第2
図:本発明のワイヤハーネス用合体用コネクタの他の実
施例の斜視図 主な符号、1A1B:分割ワイヤハーネス、2:圧接コネク
タ、3:圧着コネクタ、4:布線電線、5:グループ間接続電
線、6:合体用圧接コネクタ、7:合体用圧着コネクタ、1
0:合体コネクタ、12:圧接端子、13:圧着端子

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所要形態に布線してコネクタを配設し、所
    要回路を形成した分割ワイヤハーネス群を形成し、該分
    割ワイヤハーネス群から引き出したグループ間接続電線
    の端子を、相手側の分割ワイヤハーネスのコネクタに集
    結してグループ間連結し、分割ワイヤハーネス相互を合
    体集成して所要回路の単一のワイヤハーネスを組立て成
    形するにおいて、 一方の分割ワイヤハーネスのグループ間接続電線に合体
    用圧接コネクタを取付けると共に、他方の分割ワイヤハ
    ーネスのグループ間接続電線に合体用圧着コネクタを取
    付け、該合体用圧接コネクタと合体用圧着コネクタを結
    合合体して単一コネクタになし、前記分割ワイヤハーネ
    ス間のグループ間連結をなして、ワイヤハーネスを組立
    て成形することを特徴とするワイヤハーネスの組立て成
    形方法。
  2. 【請求項2】電線を接続した圧接端子を収容する合体用
    圧接コネクタと電線を接続した圧着端子を収容した合体
    用圧着コネクタの結合合体によって単一コネクタを形成
    する構造を特徴とするワイヤハーネス用コネクタ。
  3. 【請求項3】合体用圧着コネクタに、相手側コネクタと
    のロック用アームを設けた特許請求の範囲第(2)項記
    載のワイヤハーネス用コネクタ。
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