JP3071208B2 - 両端コネクタハーネス - Google Patents

両端コネクタハーネス

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JP3071208B2 JP2145853A JP14585390A JP3071208B2 JP 3071208 B2 JP3071208 B2 JP 3071208B2 JP 2145853 A JP2145853 A JP 2145853A JP 14585390 A JP14585390 A JP 14585390A JP 3071208 B2 JP3071208 B2 JP 3071208B2
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、自動車用ワイヤハーネス等に使用する電線
にして、両端に端子を有する電線群を対向一対のコネク
タに挿着する両端コネクタハーネスに関するものであ
る。
「従来の技術」 自動車用ワイヤハーネスは、電装品の増加に伴って回
路数が増加し、数百回路に及ぶものがあり、膨大な電線
群とコネクタが使用されて単一のワイヤハーネスが構成
されている。
しかし、自動車用ワイヤハーネスは、ワイヤハーネス
の組立て成形時と実車への取付け時、、および、使用中
の車体振動によってコネクタに接続した電線群に強い引
き外力が生じるので、コネクタに挿着する電線群の端子
は、電線の引き外力に対する強度が弱い圧接端子は使用
し難く、その強度が優れる圧接端子が多く使用されてい
る。
一方、圧接端子の前記の欠点を補う意図から電線の引
き外力を担持させる電線のストレインリリーフを設けて
補強した圧着端子が提案され、ワイヤハーネスの従たる
コネクタとして使用されている。
即ち、このストレインリリーフを有する圧接端子5
は、第3図のように別体の押え部材15によって圧接刃17
後方の圧接電線18を押え込み、こぶ状の曲げ配線部16を
形成して電線の引き外力を担持させる構造になってい
る。
「発明が解決しようとする課題」 一般に、電線群に端子を接続する場合、圧接端子は電
線被覆を剥がす必要がなく、その上、機械的な一括圧接
手段が容易なのに対し、圧着端子は電線被覆の剥離が必
要な上、機械的な一括圧着が困難であり、電線群への接
続性の点において圧接端子は格段の優位性がある。
しかし、従来手段の自動車用ワイヤハーネスは、端子
の電線引き抗力の配慮から、圧着端子が主流をなしてい
るのでコネクタつき電線群の成形生産性が悪く、量産高
生産性が要求される自動車用ワイヤハーネスの成形性を
低下させる主要因の一つとなっている。
また、前記のストレインリリーフを有する圧接端子
は、押え部材による曲げ配線部をつくるので、コネクタ
が大形化しコスト高となる不具合点がある。
本発明は、以上の従来手段の難点を解決する両端コネ
クタハーネスを提供するものである。
「課題を解決するための手段」 以上の技術課題を解決する本発明は、「複数の端子収
容室を有する対向一対のコネクタに、両端に同一形態の
端子を有する電線群を挿着する両端コネクタハーネスに
おいて、前記コネクタは、両端の圧接端子を挿着する圧
接端子収容室のみからなるハーフコネクタと、両端の圧
着端子を挿着する圧着端子収容室のみからなるハーフコ
ネクタの合体にして、圧接端子を両端に有する電線のコ
ネクタ間電線長を圧着端子を両端に有する電線のコネク
タ間電線長より大に設定し、さらに、前記圧接端子収容
室のハーフコネクタの前半を前記圧着端子収容室のハー
フコネクタの前方に出してから引き戻しセットして組合
せる構造からなることを特徴とする両端コネクタハーネ
ス」が特徴である。
「作用」 以上の構成の本発明の両端コネクタハーネスは、コネ
クタが圧接端子収容室のハーフコネクタと圧着端子収容
室のハーフコネクタとの組合せからなり、それ等に挿着
された端子つき電線群が前記の電線長差構造を有するの
で、それ等電線群に生ずる引き外力は、コネクタ間電線
長が短い圧着端子電線が緊締してその外力を担持するの
で、コネクタ間電線長が長い圧接端子電線は、引き外力
による張力の発生がなく、引き外力による張力負担を回
避することができる。そして、その引き外力張力負担回
避作用を享受する圧接端子は、従来構造のストレインリ
リーフが無用になる。さらに、コネクタを前記一対のハ
ーフコネクタにして前記の結合手段の構成を有するの
で、圧着端子電線挿着のハーフコネクタを電線緊締状態
に保持して、圧接端子電線挿着のハーフコネクタを前記
結合手段によって結合合体すると、前記の電線長差が不
存在の場合は、その結合合体が不能になり、圧接端子電
線を保護するための前記電線長差構成の存在が的確に確
認できるフールプルーフとして機能する。
「実施例」 以下、実施例に基づいて詳しく説明する。まず、本発
明の基本形態を第1図を参照して説明する。即ち、図は
自動車用ワイヤハーネスを構成する両端コネクタハーネ
スが示してあり、多数の端子収容室2を有する対向一対
のコネクタ1A1Bに、端部の端子を挿着した両端コネクタ
ハーネス4において、コネクタ1A1Bは、第1図(B)参
照、横一列配列した圧接端子収容室2Aと、それ等の両端
に一体形成した圧着端子収容室2Bとの混設になってお
り、圧接端子収容室2Aには電線3Aの端部に圧接接続した
圧接端子5が挿着係止され(圧接端子5は電線3A群を一
括圧接するので、端子単体で圧接端子収容室2Aに挿着係
止され、その挿着姿勢の上から電線3A群が一括圧接され
る接続手順となる)、圧着端子収容室2Bには電線3Bの端
部に圧着した圧着端子6が挿着係止され、その圧接端子
電線3Aと圧着端子電線3Bは両端とも同一形態の圧接端子
5または圧着端子6に統一されている。
そして、「圧接端子電線3Aのコネクタ1A1B間の電線長
L1>圧着端子電線3Bのコネクタ1A1B間の電線長L2」の電
線長条件を満している。なお、2本の圧着端子電線3Bは
同一の電線長L2を有し、多数の圧接端子電線3Aは同一の
電線長L1を有している。なお、図中の7は圧接端子収容
室2A群の開口部を閉鎖してコネクタ1A1Bに係止するカバ
ー体、図中の8はコネクタ1A1B間の電線群を束ねた電線
結束部である。
以上の基本形態の両端コネクタハーネス4は、電線に
引き外力が加わると、電線長の短い圧着端子電線3Bが、
第1図(A)のように、外力の負荷点とコネクタ間、ま
たはコネクタ1A1B間で緊締してその外力を担持する。
続いて、前記基本形態からなる本発明一実施例の両端
コネクタハーネスを第2図に基づいて説明する。即ち、
この実施例とコネクタは、圧接端子収容室2Aのみを有す
る圧接端子用ハーフコネクタ11と、圧着端子収容室2Bの
みを有する圧着端子用ハーフコネクタ12からなり、この
ハーフコネクタ11と12を両者の接合面に設けた係止溝13
と係止条14によって結合して合体係止し、単一のコネク
タ1Cとなる形状を有している。そして、その合体は第2
図(B)のように、圧接端子用ハーフコネクタ11の前半
を圧着端子用ハーフコネクタ12の前へ突き出してから引
き戻して結合する構造になっている。
以上の実施例の両端コネクタハーネス4は、コネクタ
11・12と電線結束部8との間に電線たるみ部10が生ずる
ので、圧接端子電線3Aが電線引き外力に対して有効に保
護される。そして、ハーフコネクタ11・12の前記結合手
段を有するので、圧接端子電線3Aを保護するための前記
電線長差構成の存在・不存在が完全検知可能となり、従
来の難点が完全解消されると共に両端コネクタハーネス
の品質が特段に向上する。
「発明の効果」 以上の説明のとおり、本発明の両端コネクタハーネス
は、圧接端子に加わる有害な引き外力を防止し、圧接端
子の強度弱点を補うので、自動車用ワイヤハーネスの構
成ハーネスとして有効に使用し得る性能を有し、このハ
ーネスの使用によって端子と電線群の接続作業性が格段
に向上し、ワイヤハーネスの組立て成形性を向上するこ
とができる。
そして、従来の圧接端子のストレインリーフを無用に
することから、コネクタの大形化・複雑化を防止すると
共に、前記の特有のコネクタ結合手段を有して、圧接端
子保護のための前記電線長差構成の存在確認のフールプ
ルーフとして機能するので、両端コネクタハーネスの一
段の品質安定を促進する。以上の諸効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図:本発明の両端コネクタハーネスの基本形態を示
し、(A)はその斜視図、(B)はそのコネクタの斜視
図、第2図:本発明の両端コネクタハーネスの一実施例
を示し、(A)(B)はその正面図、(C)はその斜視
図、第3図:従来構造の圧接端子の正面図 主な符号、1A:1B:1C:コネクタ、2A:圧接端子収容室、2
B:圧着端子収容室、3A:圧接端子電線、3B:圧着端子電
線、4:両端コネクタハーネス、5:圧接端子、6:圧着端
子、8:電線結束部、10:電線たるみ部、11,12:ハーフコ
ネクタ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01B 7/00 301 H01B 7/00 306

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の端子収容室を有する対向一対のコネ
    クタに、両端に同一状態の端子を有する電線群を挿着す
    る両端コネクタハーネスにおいて、前記コネクタは、両
    端の圧着端子を挿着する圧接端子収容室のみからなるハ
    ーフコネクタと、両端の圧着端子を挿着する圧接端子収
    容室のみからなるハーフコネクタの合体にして、圧接端
    子を両端に有する電線のコネクタ間電線長を圧着端子を
    両端に有する電線のコネクタ間電線長より大に設定し、
    さらに、前記圧接端子収容室のハーフコネクタの前半を
    前記圧着端子収容室のハーフコネクタの前方に出してか
    ら引き戻しセットして組合せる構造からなることを特徴
    とする両端コネクタハーネス。
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