JPH022031Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH022031Y2 JPH022031Y2 JP13175082U JP13175082U JPH022031Y2 JP H022031 Y2 JPH022031 Y2 JP H022031Y2 JP 13175082 U JP13175082 U JP 13175082U JP 13175082 U JP13175082 U JP 13175082U JP H022031 Y2 JPH022031 Y2 JP H022031Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal box
- cable
- floor
- floor cable
- guide groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims description 6
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 2
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 2
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Cable Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、電話配線の中継・分岐等に使用する
端子ボツクス内に、フロアケーブルを引き込むた
めに使用する端子盤に関するものである。
端子ボツクス内に、フロアケーブルを引き込むた
めに使用する端子盤に関するものである。
従来、室内の床に電話配線等を行なうのに適し
たケーブルとして、例えば第1図に示すようなフ
ロアケーブル1がある。このフロアケーブル1
は、多数本の心線1aを互いに間隔をおいて横一
列に並べ、その上に絶縁被覆1bを施して全体を
帯状に形成したものである。このようなフロアケ
ーブルは厚さが薄いため、じゆうたん等の下に敷
いて床面から突出させずに配線することができ、
しかも漏話特性が良好であるために、電話配線に
好適とされている。また、電話配線を中継・分岐
する治具として、例えば第2図に示す端子ボツク
ス2が使用されている。この端子ボツクス2は、
複数の電話器Tと接続された丸形ケーブルCを内
部に引き込んで端子板と接続するようになつてい
る。このような端子ボツクス2は、第3図に示す
ようにその一側面に開口部2aが形成され、この
開口部2a付近にケーブル引き込み台3と、この
ケーブル引き込み台3の溝3aに丸形ケーブルを
押圧する押え具4,4とを設けた構造とされ、ね
じ等を用いて丸形ケーブルを固定するものであ
る。
たケーブルとして、例えば第1図に示すようなフ
ロアケーブル1がある。このフロアケーブル1
は、多数本の心線1aを互いに間隔をおいて横一
列に並べ、その上に絶縁被覆1bを施して全体を
帯状に形成したものである。このようなフロアケ
ーブルは厚さが薄いため、じゆうたん等の下に敷
いて床面から突出させずに配線することができ、
しかも漏話特性が良好であるために、電話配線に
好適とされている。また、電話配線を中継・分岐
する治具として、例えば第2図に示す端子ボツク
ス2が使用されている。この端子ボツクス2は、
複数の電話器Tと接続された丸形ケーブルCを内
部に引き込んで端子板と接続するようになつてい
る。このような端子ボツクス2は、第3図に示す
ようにその一側面に開口部2aが形成され、この
開口部2a付近にケーブル引き込み台3と、この
ケーブル引き込み台3の溝3aに丸形ケーブルを
押圧する押え具4,4とを設けた構造とされ、ね
じ等を用いて丸形ケーブルを固定するものであ
る。
ところで、フロアケーブルおよび端子ボツクス
は、それぞれ優れた長所を有するものであるが、
これらを組み合わせて使用することは困難であ
る。なぜなら、フロアケーブルは帯状に形成され
ており、横幅が広いために端子ボツクスの開口部
2aの横幅寸法より大きくなることが多い。ま
た、フロアケーブルを丸めて使用することも考え
られるが、丸めることにより丸めた部分から順序
よく各心線を端子ボツクスの端子板に接続するこ
とが困難となる。また、フロアケーブルを丸める
ことにより、その反力が働いて心線に張力等の影
響を与え易く、フロアケーブルの本来の長所を生
かすことができない。
は、それぞれ優れた長所を有するものであるが、
これらを組み合わせて使用することは困難であ
る。なぜなら、フロアケーブルは帯状に形成され
ており、横幅が広いために端子ボツクスの開口部
2aの横幅寸法より大きくなることが多い。ま
た、フロアケーブルを丸めて使用することも考え
られるが、丸めることにより丸めた部分から順序
よく各心線を端子ボツクスの端子板に接続するこ
とが困難となる。また、フロアケーブルを丸める
ことにより、その反力が働いて心線に張力等の影
響を与え易く、フロアケーブルの本来の長所を生
かすことができない。
本考案は前述の事情を背景に提案されたもの
で、端子ボツクスのケーブル引き込み台に取り付
けてフロアケーブルの引き込み口を形成できるフ
ロアケーブル用端子盤の提供を目的とするもので
あり、このフロアケーブル用端子盤を使用するこ
とによつて、フロアケーブルと端子ボツクスとを
接続し、フロアケーブルの長所と端子ボツクスの
長所とを有機的に組み合わせることを可能にした
ことを特徴とするものである。
で、端子ボツクスのケーブル引き込み台に取り付
けてフロアケーブルの引き込み口を形成できるフ
ロアケーブル用端子盤の提供を目的とするもので
あり、このフロアケーブル用端子盤を使用するこ
とによつて、フロアケーブルと端子ボツクスとを
接続し、フロアケーブルの長所と端子ボツクスの
長所とを有機的に組み合わせることを可能にした
ことを特徴とするものである。
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて説
明する。
明する。
第4図〜第6図は、本考案に係る一実施例を示
すもので、端子ボツクス2のケーブル引き込み台
3に取り付ける板状のアダプタ本体5と、このア
ダプタ本体5との間で端子ボツクス2に引き込む
フロアケーブル1を押圧固定する板状のアダプタ
蓋6とから構成される。また前記アダプタ本体5
には、その上面に前記フロアケーブル1が挿入さ
れかつ端子ボツクス2の開口部2aに向け先端が
狭まるように形成されて、前記端子ボツクス2に
対してフロアケーブルを案内するガイド溝5aが
形成されている。更に、このガイド溝5aの底部
中央でありかつ前記端子ボツクス2の開口部2a
近傍には、フロアケーブル1を複数に分離する分
離片5bが形成されている。このようなフロアケ
ーブル用端子盤は、例えば金属板やプラスチツク
板等により形成され、端子ボツクス2への取り付
けおよびアダプタ本体5とアダプタ蓋6との結合
は、例えばアダプタ本体5とアダプタ蓋6とにね
じ孔を設けてねじ等によりなされるものである。
すもので、端子ボツクス2のケーブル引き込み台
3に取り付ける板状のアダプタ本体5と、このア
ダプタ本体5との間で端子ボツクス2に引き込む
フロアケーブル1を押圧固定する板状のアダプタ
蓋6とから構成される。また前記アダプタ本体5
には、その上面に前記フロアケーブル1が挿入さ
れかつ端子ボツクス2の開口部2aに向け先端が
狭まるように形成されて、前記端子ボツクス2に
対してフロアケーブルを案内するガイド溝5aが
形成されている。更に、このガイド溝5aの底部
中央でありかつ前記端子ボツクス2の開口部2a
近傍には、フロアケーブル1を複数に分離する分
離片5bが形成されている。このようなフロアケ
ーブル用端子盤は、例えば金属板やプラスチツク
板等により形成され、端子ボツクス2への取り付
けおよびアダプタ本体5とアダプタ蓋6との結合
は、例えばアダプタ本体5とアダプタ蓋6とにね
じ孔を設けてねじ等によりなされるものである。
次にこのように構成されたフロアケーブル用端
子盤の使用方法について説明する。
子盤の使用方法について説明する。
まずアダプタ本体5を端子ボツクス2のケーブ
ル引き込み台3に、ねじ等を用いて固定する。そ
して引き込むべきフロアケーブル1の端部を例え
ば第5図に示すように分離片5bに沿わせて二股
に分岐し、分岐したそれぞれのフロアケーブル1
をさらに複数に分割(第5図の例では二分割)し
て上下に重ね合わせ、溝幅の狭められたガイド溝
5aの先端に沿わせて端子ボツクス2内に引き込
む。この際にガイド溝5aの両内側部5a′,5
a′および分離片5bの両側部5b′,5b′によつて
フロアケーブル1の幅方向の位置決めがなされる
ものである。従つて、フロアケーブル1は分割さ
れることによつて複数のボツクスに分けられる
が、一つのボツクス内での配列順序は変えられる
ことなく、端子ボツクス2内で端子板との接続を
容易に行なうことができる。次いでアダプタ蓋6
を被せて、アダプタ本体5との間でフロアケーブ
ル1を挟み、ねじ等を用いてケーブル引き込み台
3に一体に固定する。この際、重ね合わせたフロ
アケーブル1の厚さに従つて、アダプタ本体5と
アダプタ蓋6との締め付け度合をねじで適宜に調
節するか、あらかじめ重ね合わせる厚さがわかつ
ている場合は、ガイド溝5aの厚さを選択する。
このようにして第6図に示すように、フロアケー
ブル1と端子ボツクス2とを組み合わせた電話配
線が可能となるものである。
ル引き込み台3に、ねじ等を用いて固定する。そ
して引き込むべきフロアケーブル1の端部を例え
ば第5図に示すように分離片5bに沿わせて二股
に分岐し、分岐したそれぞれのフロアケーブル1
をさらに複数に分割(第5図の例では二分割)し
て上下に重ね合わせ、溝幅の狭められたガイド溝
5aの先端に沿わせて端子ボツクス2内に引き込
む。この際にガイド溝5aの両内側部5a′,5
a′および分離片5bの両側部5b′,5b′によつて
フロアケーブル1の幅方向の位置決めがなされる
ものである。従つて、フロアケーブル1は分割さ
れることによつて複数のボツクスに分けられる
が、一つのボツクス内での配列順序は変えられる
ことなく、端子ボツクス2内で端子板との接続を
容易に行なうことができる。次いでアダプタ蓋6
を被せて、アダプタ本体5との間でフロアケーブ
ル1を挟み、ねじ等を用いてケーブル引き込み台
3に一体に固定する。この際、重ね合わせたフロ
アケーブル1の厚さに従つて、アダプタ本体5と
アダプタ蓋6との締め付け度合をねじで適宜に調
節するか、あらかじめ重ね合わせる厚さがわかつ
ている場合は、ガイド溝5aの厚さを選択する。
このようにして第6図に示すように、フロアケー
ブル1と端子ボツクス2とを組み合わせた電話配
線が可能となるものである。
なおフロアケーブル1をアダプタ本体5のガイ
ド溝5aに沿わせる方法としては、各心線1aの
側部相互間の絶縁被覆1bを取り除いて全体の幅
を狭めるようにしてもよい。
ド溝5aに沿わせる方法としては、各心線1aの
側部相互間の絶縁被覆1bを取り除いて全体の幅
を狭めるようにしてもよい。
以上説明したように、本考案によれば次のよう
な効果が得られるものである。
な効果が得られるものである。
端子ボツクスの開口部に向け先端が狭まるよ
うに形成されたガイド溝と、このガイド溝の底
部中央であり、かつ端子ボツクスの開口部近傍
に設けられた分離片との間に、複数に分割され
た帯状のフロアケーブルを一括状態で案内する
ことができる、たまり、分割したフロアケーブ
ルを、各心線の配列を乱すことなく一まとめに
して、端子ボツクス内に引き込むことができる
効果が得られる。
うに形成されたガイド溝と、このガイド溝の底
部中央であり、かつ端子ボツクスの開口部近傍
に設けられた分離片との間に、複数に分割され
た帯状のフロアケーブルを一括状態で案内する
ことができる、たまり、分割したフロアケーブ
ルを、各心線の配列を乱すことなく一まとめに
して、端子ボツクス内に引き込むことができる
効果が得られる。
端子ボツクスに引き込まれるフロアケーブル
の端部の分岐個所をアダプタ本体とアダプタ蓋
とで挟みつけて固定するので、端子ボツクス内
の端子板と各心線との接続固定端を振動等の衝
撃から保護することができる。
の端部の分岐個所をアダプタ本体とアダプタ蓋
とで挟みつけて固定するので、端子ボツクス内
の端子板と各心線との接続固定端を振動等の衝
撃から保護することができる。
第1図はフロアケーブルを示す斜視図、第2図
は丸形ケーブルと端子ボツクスとを接続した従来
の電話配線の一例を示す説明図、第3図は端子ボ
ツクスの開口部付近の斜視図、第4図〜第6図は
本考案の一実施例を示すもので、第4図は斜視
図、第5図は使用方法を説明する平面図、第6図
は使用状態を示す斜視図である。 1……フロアケーブル、2……端子ボツクス、
2a……開口部、3……ケーブル引き込み台、5
……アダプタ本体、5a……ガイド溝、5b……
分離片、6……アダプタ蓋。
は丸形ケーブルと端子ボツクスとを接続した従来
の電話配線の一例を示す説明図、第3図は端子ボ
ツクスの開口部付近の斜視図、第4図〜第6図は
本考案の一実施例を示すもので、第4図は斜視
図、第5図は使用方法を説明する平面図、第6図
は使用状態を示す斜視図である。 1……フロアケーブル、2……端子ボツクス、
2a……開口部、3……ケーブル引き込み台、5
……アダプタ本体、5a……ガイド溝、5b……
分離片、6……アダプタ蓋。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 複数の端子板を内部に備えた端子ボツクス2の
開口部2aに固定されるアダプタ本体5と、 このアダプタ本体との間で、端子ボツクスに引
き込まれるフロアケーブル1を押圧固定するアダ
プタ蓋6とからなり、 前記アダプタ本体には、前記端子ボツクスの開
口部に向け先端が狭まるように形成されて、前記
端子ボツクスに対してフロアケーブルを案内する
ガイド溝5aが設けられ、 このガイド溝の底部中央でありかつ前記端子ボ
ツクスの開口部近傍には、前記ガイド溝により案
内されたフロアケーブルを複数に分離する分離片
5bが突出形成されていることを特徴とするフロ
アケーブル用端子盤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13175082U JPS5936179U (ja) | 1982-08-31 | 1982-08-31 | フロアケ−ブル用端子盤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13175082U JPS5936179U (ja) | 1982-08-31 | 1982-08-31 | フロアケ−ブル用端子盤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5936179U JPS5936179U (ja) | 1984-03-07 |
JPH022031Y2 true JPH022031Y2 (ja) | 1990-01-18 |
Family
ID=30297754
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13175082U Granted JPS5936179U (ja) | 1982-08-31 | 1982-08-31 | フロアケ−ブル用端子盤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5936179U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0810968B2 (ja) * | 1984-10-12 | 1996-01-31 | 日本電信電話株式会社 | ビル内配線装置 |
-
1982
- 1982-08-31 JP JP13175082U patent/JPS5936179U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5936179U (ja) | 1984-03-07 |
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