JPH0512943Y2 - - Google Patents

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JPH0512943Y2
JPH0512943Y2 JP1986080766U JP8076686U JPH0512943Y2 JP H0512943 Y2 JPH0512943 Y2 JP H0512943Y2 JP 1986080766 U JP1986080766 U JP 1986080766U JP 8076686 U JP8076686 U JP 8076686U JP H0512943 Y2 JPH0512943 Y2 JP H0512943Y2
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  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はフラツトケーブルの配線、特に1対の
芯線およびこれらを覆うシールドによつて構成さ
れたフラツトケーブルを床面上に配線する場合に
使用されるフラツトケーブルの中継接続装置に関
する。
[従来の技術] 情報処理装置におけるケーブルの配線、すなわ
ち主情報処理機器と複数の情報処理端末機器とを
相互接続するケーブル配線には、シールドを施し
たフラツトケーブルが使用されている。フラツト
ケーブルは、平行に並べた1対の芯線(信号線)
の外周に、この芯線相互を一体的に結合する絶縁
被覆を施した平板状のケーブルで、この絶縁被覆
の内側にはシールド層が形成されている。このよ
うなフラツトケーブルは、例えば室内の床面カー
ペツトの下に平らに敷設配線される。
しかしこのケーブルはその幅の方向には剛直な
ので、平らな面を床面に密着させたままで、例え
ば直角の方向に曲げようとすると、幅方向の面が
立ち上がり、平坦に保つことが困難である。この
ためフラツトケーブルは、ほぼ直線的に敷設さ
れ、その結果、配線のなされる建物の形状あるい
は室内の家具配置によつて、ケーブルの敷設可能
な範囲が制限される場合がある。
[考案が解決しようとする問題点] したがつて本考案の目的は、カーペツト等を敷
いた床面の表面つまりそのカーペツトの下にフラ
ツトケーブルを敷設するような場合であつても、
そのカーペツトの下で上記フラツトケーブルを任
意の方向に曲げて敷設することを容易に可能とす
るフラツトケーブルの中継接続装置を提供するこ
とである。
[問題点を解決するための手段] すなわち本考案に係るフラツトケーブルの中継
接続装置は、絶縁性基体面にシールド板を形成す
ると共に、このシールド板面に接触して取付けら
れ、少なくとも3方向にケーブル固定部を形成し
た導電体からなる固定部材を設け、この固定部材
で少なくとも2本のフラツトケーブルのそれぞれ
の端部を上記基体のシールド板にシールド接続さ
れるように固定し、そしてこの2本のフラツトケ
ーブルのそれぞれの芯線を上記基板上で接続機構
によつて接続するように構成される。
[作用] 上記のように構成された中継接続装置におい
て、まず2本のフラツトケーブルの各々の端面の
シールドおよび信号線を露出し、その信号線を上
記接続機構で接続する。この場合、上記フラツト
ケーブルはそのシールド露出部で上記固定部材に
よつて例えば直角の方向で固定され、上記信号線
の接続部はシールド板等によつて確実にシールド
される。したがつて、この中継接続装置によつて
フラツトケーブルを直角の方向に導くことが容易
となると共に、その直角折曲部(接続部)は平面
状となるので、床面上に障害物となることなく、
フラツトケーブルを引き回すことができる。
[実施例] 以下図面を参照して本考案の一実施例に係る中
継接続装置を説明する。第1図はその構成を示す
もので、この中継接続装置は、例えば情報処理装
置の2つの情報処理端末機器を相互に結合するフ
ラツトケーブルの中継接続部として使用される。
すなわちこの図で1対のフラツトケーブル10,
20は、それぞれ別々の情報処理機器(図示せ
ず)に接続されるもので、このフラツトケーブル
10,20はこの接続装置部で中継接続される。
この中継接続装置は、合成樹脂等の絶縁性板か
らなる基体30を備えている。基体30は四辺形
の板状体で構成され、その三方の縁には、それぞ
れフラツトケーブル10,20の幅dよりもやや
大きい幅Dで切欠き31,32,33が設けられ
ている。またこの基体30上に直立する壁によつ
て区画するようにして接続機構領域34が形成さ
れ、この接続機構領域34を除く基体30の表面
には、シールド板40が形成されている。
上記接続機構領域34には、接続端子部51,
52が嵌め込み設置される。この接続端子部5
1,52は、それぞれ第2図に取出して示すよう
な圧接端子53を備える。この圧接端子53は、
例えば金属板を1対の脚片54,55が形成され
るように断面をU字形に折曲して構成され、この
1対の脚片54,55には、それぞれ1対の切り
込み溝56a,57aおよび56b,57bが形
成されている。この場合、溝56aと56b、お
よび57aと57bは、同軸線上に並ぶように形
成する。このような圧接端子53は所定の圧接端
子受け部材(図示せず)に設定されており、その
上からは絶縁物製の嵌め込みカバー58が嵌めら
れる。この嵌め込みカバー58には、上記切込み
溝56a,56bおよび57a,57bとそれぞ
れ同軸上に溝91,92が形成されている。
フラツトケーブル10,20は、まず第1図の
ようにそれぞれ絶縁被覆11,21を剥ぎ取る。
そして、信号線13,14および23,24にそ
れぞれ巻き付けられていたシールド12,22を
解いて、これらの信号線13,14,24を露出
する(この実施例の場合、前記の解いたシールド
12,22は、絶縁被覆11,21の端部に重ね
て巻き付けてある)。そして露出させた信号線1
3および14(あるいは信号線23および24)
を、溝56aと56b、および溝57aと57b
にそれぞれ共通に嵌め込み、嵌め込みカバー58
を被せて2本の信号線を同時にそれぞれの溝に押
し込む。溝に押し込まれた信号線は、第3図のよ
うに圧接端子53の圧接結線用溝56a,56
b,57a,57bの側壁で絶縁被覆が破られ、
これら信号線の芯線は溝部で圧接端子53に接続
される。こうして信号線13と23、あるいは信
号線14と24は、電気的に接続される。なお接
続端子部51,52は、圧接端子53を予め基体
30の接続機構領域34に取付け設定して、各信
号線をその圧接端子の結線用溝に載置した後、嵌
め込みカバー58を嵌めるような構成にしてもよ
い。
この中継接続装置で接続されるフラツトケーブ
ル10,20は、基体30の上に固定部材60に
よつて取付けられる。この固定部材60は、基体
30の切欠き31,32,33にそれぞれ対応し
て3つの片61,62,63が形成されるように
構成したコの字形の金属板である。そして上記切
欠き31,32,33それぞれに対応する部分は
それぞれ突出するように折曲されケーブル固定部
64,65,66が形成されている。この固定部
64,65,66の形状および大きさは、フラツ
トケーブル10,20のシールド12,22部分
をシールド板40に押圧することができるように
選択する。固定部材60の両側の脚となる片61
と63のそれぞれ先端には、爪61a,63aを
突設し、また片62には1対の孔62a,62b
を設ける。そしてこの爪61a,63aにそれぞ
れ対応して、シールド板40に係止孔41,42
を形成する。
こうして構成される固定部材60は、爪61
a,63aを係止孔41,42に引掛け、孔62
a,62b、およびシールド板40を貫通して基
体30に形成したねじ孔93,94に、ビス(図
示せず)をねじ込むことによつて固定される。こ
の場合フラツトケーブル10,20のシールド1
2,22は、シールド板40と固定部材60との
間に保持されシールド板40に電気接触する状態
で固定される。
このようにして、1対のフラツトケーブル10
および20のシールド12および22は、シール
ド板40に共通に接触し、またケーブル10およ
び20それぞれの信号線13,14および23,
24は、それぞれ接続端子部51および52で接
続される。
上記基体30の上には、さらに絶縁性のカバー
70が被せられる。カバー70の底面71の内面
には、第4図のようにシールドケース80が取付
けられている。このシールドケース80は信号線
13,14,23,24および接続端子部51,
52を覆い、側面81はその一部分がシールド板
40の立ち上がり部分43の外表面と重なつて接
触する。したがつて第1図に示したようにケーブ
ル10,20のシールド12,22をシールド板
40と固定部材60との間に保持されるように設
置し、シールドケース80を取付けた場合、この
中継接続装置全体はシールド板40およびシール
ドケース80によつてシールドされる。
なおカバー70の基体30への取付けは、カバ
ー70の中央の窪みに形成した孔71を用いてビ
ス(図示せず)によつて基体30に固定されるよ
うにすればよい。またカバー70の側面は、第1
の側面72および第2の側面73を有する二重構
造である。第2の側面73は基体30の外縁に沿
つて位置し、基体の切欠き31,32,33に対
面する箇所は肉薄にされている。この肉薄部分7
4を第5図および第6図のように適宜折り取るこ
とにより、ケーブルの導入孔を形成することがで
きる。またカバー70の外側の第1の側面72
は、第2の側面73よりも短く設定し、カーペツ
ト95の縁を押える部材とする。
上記の実施例では、フラツトケーブル10およ
び20は、それぞれ基体30の対向する切欠き3
1および33から導入させたので、これらのケー
ブルは直線的に延びるが、例えばケーブル10を
切欠き32から導入させれば、簡単にフラツトケ
ーブルを直角に敷設することができる。どちらの
場合でもフラツトケーブルは、切欠き31,32
又は33から平らな状態で導入することができ、
フラツトケーブルを床面に障害物となることな
く、自由に敷設することができる。
[効果] 以上のように本考案に係る中継接続装置によれ
ば、1対のフラツトケーブルは平面状にした状態
で、このケーブルのシールド機構までも接続した
状態で結合され、また、この結合部でケーブルの
延長方向を折曲させることができる。この場合、
充分に平面状態が保たれるので、情報処理装置の
信号ケーブルの床面上における敷設に効果的に使
用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るフラツトケー
ブルの中継接続装置を示す分解斜視図、第2図お
よび第3図は上記第1図の中継接続装置に使用さ
れる接続端子の斜視図、第4図は第1図に示した
中継接続装置を組立てた状態を示す断面図、第5
図は第4図の装置のカバーの部分拡大図、第6図
は第4図に示した装置の一使用例における部分拡
大図である。 10……フラツトケーブル、11……絶縁被
覆、12……シールド、13,14……信号線、
20……フラツトケーブル、21……絶縁被覆、
22……シールド、23,24……信号線、30
……基体、31,32,33……切欠き、40…
…シールド板、41,42……係止孔、51,5
2……接続端子部、58……嵌め込みカバー、5
3……圧接端子、60……固定部材、64,6
5,66……固定部、61a,63a……爪、7
0……カバー、80……シールドケース。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 表面にシールドを施した板状の基体と、 この基体上に前記シールドに接続するように
    選択的に固定され、該基体の少なくとも2方向
    から挿入されるフラツトケーブルのシールド部
    を上記基体のシールド上に平面的に配設固定
    し、該ケーブルの形状に対応した形状の固定部
    材と、 この固定部材で固定された前記2方向から挿
    入されたケーブルの信号線相互を接続するため
    に前記フラツトケーブルから露出された信号線
    が嵌まり込まれる溝を備えた脚片を有し断面が
    U字形状に折曲された導体から成る圧接端子
    と、 この圧接端子をその内部に包み込むように嵌
    め込まれ前記信号線を溝に押し込む嵌め込みカ
    バーと、 少なくとも上記圧接端子および信号線部分を
    前記基板上のシールド部との間に挟むように前
    記嵌め込みカバーを覆うように設けたシールド
    ケースと を具備することを特徴とするフラツトケーブル
    の中継接続装置。 (2) 上記固定部材は、突出するように折曲形成し
    たケーブル固定部を有する実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の中継接続装置。 (3) 上記固定部材は1対の爪を有し、上記基体の
    シールドはこの爪を受ける1対の係止孔を有す
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載の中継接
    続装置。
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JPS5252238Y2 (ja) * 1973-03-16 1977-11-28

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