JPH0459753B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はカーペツト下ケーブル用コネクタア
センブリに関する。

床面に取付けられるとともに電気ソケツト受口
（複数）を、床面に沿つて延在する平形可撓性の
カーペツト下ケーブルの対応する導体と接続する
ためのコネクタアセンブリは、絶縁性端子ブロツ
ク内のケーブル接続端子（複数）と、ケーブル接
続端子をソケツト受口の導電部と接続する導体
と、家庭電器や事務機械の電気コードに設けられ
る型の電気プラグを受入れうるようにソケツト受
口を配置される複合ハウジングを構成するベース
およびカバーとを包含する。このコネクタアセン
ブリに要求されることは、カーペツト下ケーブル
との組立てが容易な設計の、最小限数の部品を用
いることである。

端子ブロツクは導体を切離したりケーブル絶縁
層を剥離したりすることを必要とせずにケーブル
に組付け可能なことが望ましい。また、そのコネ
クタアセンブリは床上の人の往来や家具による衝
突に耐える堅牢な構造とすることを要求される。
衝突の可能性を減じるにはコンパクトな構成のコ
ネクタアセンブリが望ましい。また、ソケツト受
口には保護カバーが欲しい。

米国特許第4240688号には平形可撓性のカーペ
ツト下ケーブルに用いるコネクタアセンブリが開
示されているが、そのソケツト受口はケーブルに
組付けられる端子ブロツクから離れた絶縁性の受
口本体に組込まれていてこれらのソケツト受口と
離れた端子ブロツクとの間を橋絡する電線が必要
である。電線の一端は端子ブロツクの電気端子に
締付けられる固締ねじの軸に巻付けられ、他端は
受口本体に担持され各受口の導電部に締付けられ
る固締ねじの軸に巻付けられる。これらの電線は
受口本体がハウジングの一部に当接する所要位置
に移されて別の固締ねじにより固定されるときに
新しい位置に移し変えられる。固締ねじの欠点
は、入手による時間の掛る締付けを必要とし、特
に電線が位置を移し変えられるときにその張力を
受けて弛みやすいことである。端子ブロツクと離
れた受口本体とは電線と組合せてコンパクトにま
とめ上げることが難かしい。

本願発明のコネクタアセンブリは、床面に取付
けられる略平板状のベース部材と、ベース部材上
の平形電力ケーブルを挾持するよう配置され、上
面から底面に延びる少なくとも１個の端子収容キ
ヤビテイを有する端子ブロツクと、端子収容キヤ
ビテイ内に挿入保持される電気端子とを備えてお
り、電気端子が、端子ブロツクの上面に延びる弾
性接触部、及び端子ブロツクの底面から突出し、
端子ブロツクをベース部材に固定するとき平形電
力ケーブルの導体へ貫通して電気的接続を行うケ
ーブル侵入ランスが形成された導体接続部を有す
ることを特徴とする。

本発明の利点は、ハウジングのベース部分とケ
ーブルと、端子ブロツクとが最小限の手間でコン
パクトに積重ねられ、ベース部分と端子ブロツク
とにより加えられる圧締力で両者のケーブルへの
組付け並びに電気ソケツト受口の対応するケーブ
ル導体との良好な電気接続が行われることであ
る。また、受口はカバーの組付け時に移し変えを
必要とせず、従つて電気接続が乱されることはな
い。

本発明ではその一特性として、ベース部分に隆
起したランドが形成され、ケーブルが端子ブロツ
クと対応するランドの間に圧締され、端子ブロツ
クに担持される導電性固締具が対応する導体を貫
通して対応するランドに止着され、カバーに担持
される固締具が対応するランドに止着される。

本発明の他の特性としてその隆起ランドがその
上面から挿込まれランド厚をよぎつてランド下面
に突き出される固締具の先端に逃げのスペースを
供する。隆起ランドはケーブルが侵入電気端子に
圧締される際のケーブルの把持に有利である。

以下、本発明を一実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。

第１図は、第２図に示す平形可撓性のカーペツ
ト下ケーブル２に装着される。電気コネクタアセ
ンブリ１を示す。ケーブル２はプラスチツク材の
絶縁シース６に囲まれた３本の互に平行に相隔た
る縦長可撓導体３，４，５を含む。商業オフイス
にはその床面に這わされるケーブル２の回路網に
よつて電気配線を施される。そのケーブルはオフ
イス床面に載せたプラスチツクの可撓リボン状の
シールド層７に重ねられて床面の凹凸による損傷
から保護される。またケーブル２はリボン状の金
属シールド層８に覆われて人の往来や家具から保
護される。カーペツトはオフイス床面を覆つて敷
きつめられる。ケーブル２の回路網はシールド層
７，８によつて保護されカーペツトの下に隠れ
る。

第３図はコネクタアセンブリ１の構成部品の詳
細を示す。複合ハウジングのベース部分を成す平
らな金属プレート１０は型打成形されたもので、
長形の隆起ランド１１，１２，１３を有する。プ
レート１０の一側縁からは一対の相隔たるタブ１
４，１４が突出しプレート１０の平面から折曲げ
られている。同様の一対のタブ１５，１５がプレ
ート１０の対向側縁にも設けられている。プレー
ト１０の両端縁部には打抜き長穴１６，１６が設
けられ、これにはプレート１０を床面に固定する
機械ねじの形の固締具１７，１７が挿込まれる。
絶縁材の緩衝パツド１８は例えばランド１１，１
２，１３を覆う構成である。

第３図及び第５図はランド１１，１２，１３を
覆う構成の端子ブロツク１９を示す。端子ブロツ
ク１９は絶縁性プラスチツクから成型され、隆起
ランド１１，１３の穴２０Ｂ，２１Ｂにそれぞれ
嵌まる突起足２０Ａ，２１Ａの形のロツク手段を
有する。足２０Ａ，２１Ａは端子ブロツクをロツ
クしてランド１１，１３に対する該ブロツクの相
対移動を阻止する。このブロツクの貫通穴２２，
２３は隆起ランド１２の穴２２Ｂ，２３Ｂに止着
される機械ねじの形の固締具２２Ａ，２２Ａを担
持する。ブロツク１９にはその第一面２７から突
起足２０Ａ，２１Ａを有する第二面２８に通じる
三つの端子収容キヤビテイ２４，２５，２６が設
けられる。

第４図は個々の金属ストリツプ片から型打成形
された電気端子２４Ａ，２５Ａ，２６Ａを示す。
これらの端子はそれぞれキヤビテイ２４，２５，
２６に組込まれるように構成される。端子２４
Ａ，２６Ａは、各一対の対向するばね指片２４
Ｃ，２４Ｃ，２４Ｃ，２４Ｃ，２６Ｃ，２６Ｃ，
２６Ｃ，２６Ｃでその間にばね性の電気受口部２
４Ｂ，２４Ｂ，２６Ｂ，２６Ｂを画成していると
ころまでは同一である。補助指片２４Ｄ，２４
Ｄ，２６Ｄ，２６Ｄは受口２４Ｂ，２４Ｂ，２６
Ｂ，２６Ｂの側面を構成する。端子２４Ａ，２６
Ａはまた、平板状の導体終端接続部２４Ｅ，２６
Ｅを有しこれに隆起したナイフエツジ付きランス
２４Ｆ，２４Ｆ，２６Ｆ，２６Ｆが設けられる。

端子２５Ａは各一対の対向するばね指片２５
Ｃ，２５Ｃ，２５Ｃ，２５Ｃによつてその間に画
成された電気受口部２５Ｂ，２５Ｂを有する。ま
た、この端子２５Ａは平板状の導体終端接続部２
５Ｅを含みこれに隆起したナイフエツジ付きラン
ス２５Ｆ，２５Ｆを有する。これらの端子２４
Ａ，２５Ａ，２６Ａは端子ブロツク１９のそれぞ
れのキヤビテイ２４，２５，２６に組込まれる。
受口部２４Ｂ，２４Ｂ，２５Ｂ，２５Ｂ，２６
Ｂ，２６Ｂはキヤビテイ２４，２５，２６内に保
持され端子ブロツク１９の第一一面２７側に開口
する。これらの受口部の作用は米国特許第
3860739号の記載から周知である。導体終端接続
部２４Ｅ，２５Ｅ，２６Ｅは、第５図に示すよう
に、キヤビテイ２４，２５，２６から出て端子ブ
ロツク１９の第二面２８上に折曲げられ、ランス
２４Ｆ，２４Ｆ，２５Ｆ，２５Ｆ，２６Ｆ，２６
Ｆが端子ブロツク１９の第二面２８から外向きに
なる。第３図及び第７図はブロツク１９の第一面
２７から第二面２８に通じる穴２９に担持される
導電性機械ねじの形の導電性固締具２９Ａを示
す。導電性固締具２９Ａはランド１２の穴２９Ｂ
に止着されるように構成される。導電プレート２
９Ｃは突出するナイフエツジ付きランス２９Ｄ，
２９Ｄを有しランド１２の凹み２９Ｅに取付けら
れる。ランス２９Ｄ，２９Ｄはパツド１８の開口
２９Ｆから突出する。

第３図及び第７図は成型プラスチツクの面板３
０を示す。面板３０はフランジ３１を有し、これ
に成型された突起足３２が端子ブロツク１９の面
２７の穴３２Ａに組込まれる。フランジ３１と一
体に成型された隆起軌道３３には、家庭電器や事
務機械の電気コードの設けられる型の電気プラグ
を挿込めるように電気受口部２４Ｂ，２４Ｂ，２
５Ｂ，２５Ｂ，２６Ｂ，２６Ｂと整合する２組の
プロフアイル穴２４Ｇ，２４Ｇ，２５Ｇ，２５
Ｇ，２６Ｇ，２６Ｇが設けられる。カバープレー
トは軌道３３に摺動可能に塔載される構成の二つ
のカバー部材３４Ａ，３４Ｂに分割されている。
線ばね３５（一つのみを示す）は端子ブロツク１
９の第一面２７の凹み３６，３６，３６，３６に
それぞれ取付けられ面板３０の穴３６Ａ，３６
Ａ，３６Ａ，３６Ａを貫通してカバー部材３４
Ａ，３４Ｂに係合し両部材を互に当接する方向に
偏倚する。各カバー部材３４Ａ，３４Ｂに設けら
れたプロフアイル穴２４Ｈ，２５Ｈ，２６Ｈは、
該カバー部材が線ばね３５に抗して軌道３３沿い
に面板３０に対し摺動位置出しされるときに、面
板３０のプロフアイル穴２４Ｇ，２５Ｇ，２６Ｇ
と整合する。端子ブロツク１９には端子２４Ａ，
２５Ａ，２６Ａ、面板３０およびカバー部材３４
Ａ，３４Ｂが組付けられる。

第３図及び第８図はプレート１０を覆う構成の
カバー３７を示す。機械ねじの形の固締具３８Ａ
はカバー３７の穴３８に挿込まれ、プレート１０
の隆起した穴付きランド３８Ｂに固着される構成
である。カバー３７には端子ブロツク１９を受入
れる空腔３９が構成されている。空腔３９を取囲
む頂壁４０は端子ブロツク１９の第一面２７に当
てて面板３０のフランジ３１と同高に取付けられ
るように構成されている。

本アセンブリの他の細部構成を第６図に示す。
ケーブル２とシールド７，８は床面に敷設され
る。シールド８はその長さ方向に直角に切断され
てケーブル２を露出させる。プレート１０はケー
ブル２とシールド７の間に組込まれ固締具１７に
よつて床に固定される。長形のランド１１，１
２，１３は導体３，４，５の下になるが、これら
の導体は絶縁性のパツド１８によつてランド１
１，１２，１３から隔てられ緩衝される。

第７図は金属シートすなわちシールド８の端縁
部をシールド８の残余部分の平面から折曲げてタ
ブ１４，１５に突き当てた状態を示す。シールド
８の端縁部はタブ１４，１５の高さに切揃えられ
る。シールド８（の端縁部）とタブ１４，１５は
Ｕ形導電性のばねクリツプ１４Ａ，１５Ａによつ
て挾持されて互に電気的に接続する。端子ブロツ
ク１９はケーブル導体３，４，５を挾んでランド
１１，１２，１３に重なる。固締具２３Ａ，２９
Ａ，２２Ａはランド１１，１２，１３に止着され
ブロツク１９をプレート１０に取付ける。導電固
締具２９Ａは同時に導体４とプレート２９Ｃにも
挿着されてプレート１０、２９Ｃ、導体４および
固締具２９Ａのアース電位接続を成立させる。導
体３，４，５はブロツク１９とランド１１，１
２，１３の間に圧締される。これらの導体はラン
ドの隆起縁に整合し隆起ランドに把持されて移動
を阻止される。緩衝パツド１８はランドの隆起縁
がケーブル絶縁層６に侵入することを防止する。
ブロツク１９はナイフエツジ付きランス２４Ｆ，
２４Ｆ，２５Ｆ，２５Ｆ，２６Ｆ，２６Ｆをケー
ブル絶縁層６に貫通させそれぞれの導体３，４，
５に侵入させてこれらの導体と電気的に接続させ
る。次いで第８図に示すカバー３７が端子ブロツ
ク１９、面板３０およびカバー部材３４Ａ，３４
Ｂ上に組付けられ、カバー３７の頂壁４０が面板
３０のフランジ３１，３１と同平行になる。カバ
ー部材３４Ａ，３４Ｂはフランジ３１，３１およ
び頂壁４０よりも高い隆起軌道３３に摺動可能に
支持される。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるカーペツト下ケーブル用
電気コネクタアセンブリの斜視図、第２図はカー
ペツト下ケーブルの横断面図、第３図は第１図の
電気コネクタアセンブリの構成部品を示す分解斜
視図、第４図は第１図のコネクタアセンブリの三
つの電気端子の斜視図、第５図は第４図の端子を
組込んだ端子ブロツクの斜視図、第６図はコネク
タアセンブリのプレート並びにコネクタアセンブ
リとの接続に備えた平形可撓性ケーブルの部分斜
視図、第７図および第８図は構成部品が組立てら
れて第１図のコネクタアセンブリを構成する過程
を示す部分斜視図である。 ２…平形電力ケーブル、３，４，５…導体、１
０…ベース部材、２４，２５，２６…端子収容キ
ヤビテイ、１９…端子ブロツク、２４Ａ，２５
Ａ，２６Ａ…電気端子、２４Ｂ，２４Ｃ，２５
Ｂ，２５Ｃ，２６Ｂ，２６Ｃ…弾性接触部、２４
Ｅ，２５Ｅ，２６Ｅ…導体接触部、２４Ｆ，２５
Ｆ，２６Ｆ…ケーブル侵入ランス。

【特許請求の範囲】

１ 曲がり点火プラグケーブル端子用の曲がりブ
ーツであつて、 弾性材料で製作され、第１の端部を持つ第１の
部分および第２の端部を持つ第２の部分を備え、
前記第１および第２の部分は相互に90度より大き
く180度より小さい角度をなすとともに、前記曲
がり点火プラグケーブル端子を通す中心穴を有
し、前記第１の端部は点火プラグを受けるため前
記中心穴に連続した第１の穴を有するとともに、
前記２の端部は点火プラグケーブル端子に機械的
かつ電気的に接続した点火プラグケーブルを受け
る前記中心穴に連続した第２の穴を有しており； 曲がりブーツの前記第２の部分の一側の所定の
位置に配置された第１の外部突起にして、前記点
火プラグケーブル端子を点火プラグへと押すた
め、曲がりブーツの前記第１の部分の前記中心穴
の軸線に対してほぼ垂直な押さえ表面を持つ第１
の外部突起を備え： 曲がりブーツの前記第２の部分の、前記第１の
外部突起から見て、ほぼ反応側に配置された第２

Claims (1)

1. して電気的接続を行うケーブル侵入ランスが形成
   された導体接続部を有することを特徴とするカー
   ペツト下ケーブル用コネクタアセンブリ。