JPH0367313B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、絶縁された平形多心ケーブルに分岐
又は直線接続する方法及びこれに使用されるアダ
プタに関する。

発明の背景 カーペツトタイルの下に布設される平形心線ケ
ーブル（FCC）は、例えば商業ビルの作業処理
用照明及び電気器具負荷等の種々の使用点への電
力供給用として現在使用されている。通常形式の
平形心線ケーブルは、複数本の平形心線、即ち絶
縁性のプラスチツク被覆に包囲された活線、中性
線及び接地線を含み、その上面には金属シールド
が設けられている。又ケーブルの底部には耐摩耗
シールドとして通常強靭な絶縁材で出来た層が設
けられている。金属シールドを接地して、物体が
偶発的にシールド及び活線を刺通するといつた危
険に対処している。即ちシールドが接地されてい
るため、物体に触れても危険性がない。この種の
心線ケーブルを用いる利点は、カーペツト及びカ
ーペツトタイルの下に容易に布設できると同時
に、当該目的のために設置された選択箇所、コン
セント、ソケツトに容易に送電できる点にある。

コンセント等を含む種々の特殊装置は、所定点
で平形心線ケーブルから受電すると共に、分岐線
を主母線に接続することが知られている。このた
め、所望点でコンセント等を接続するには、絶縁
体刺通部材又は接触子を備える端子板を平形心線
ケーブルの上方に固定することで接触子を平形心
線ケーブルに刺通して夫々のケーブル心線と接続
させることができる。次にコンセントを端子板の
上方に設置し、円形の線コネクタで端子とコンセ
ント内の接触点とを適切に接続する。この様に設
置すると、ケーブル線を受電点で終端させること
も、線のさらに下手で追刊のコンセントを接続で
きる様に端子板に通すこともできる。さらに、受
電を行うには絶縁体を刺通する接触子を内蔵し、
心線ケーブルの頂上に置かれる場合はこれらの接
触子をケーブル心線と接続係合させるコンセント
を用いることが知られている。

平形心線ケーブル布線システムに関し、又主母
線を分岐して分岐線を形成するか、又は線を接続
する方法及び装置は知られているが、平形心線ケ
ーブルコンセントが置かれている例えばコンセン
ト直下等の同一点で、分岐又は直線接続できる方
法又は簡単な装置は提供されていない。

本願発明の概要 本発明は、布線システムのペデスタルで分岐又
は直線接続する方法及び装置の改良に関する。

本発明の目的は、平形心線ケーブルにケーブル
分岐又は布線直線を形成でき、特にケーブルに直
に取付けられるコンセント又はソケツト等を用い
るのに好適な方法及び装置を提供することにあ
る。

本発明によるアダプタ装置は、絶縁材製の、か
なり細長い薄型ホルダから成つており、平形多心
ケーブルの活線、中性線及び接地線接触手段に相
当する位置に配設された絶縁体刺通型接触子を備
えている。ホルダ内の夫々の接触子の絶縁体刺通
歯は、ホルダの上下側に設けられており、又接触
子全体の高さは、ホルダの厚さより高くなつてい
る。又ホルダは、装置を意図する要領で適切に設
置及び配向するべく、支持部材及び上方にあるコ
ンセント等の上の相手素子と適切に整合させる必
要がある切欠部及び識別手段等の特徴的部材を備
えている。

実施例の説明 本発明の上記及びその他の特徴及び目的は、添
付図面を参照した以下の詳細な説明から明らかと
なろう。

第１図に示す様に、平形心線ケーブル布線回路
内の所定地に平形心線ケーブルコンセント（又は
ソケツト）１０を設置する部品はコンセント１０
の他に、絶縁被覆１４が好適に付着されている支
持部材１２、平形心線ケーブル（主線）１６、端
部留めねじ１８と２０、及び接地線留めねじ２２
で構成されている。絶縁被覆１４を備える支持部
材１２の各端部は、固定ねじ２６（このうち１個
のみ図示する）で床面２４に固定されている。平
形心線ケーブル１６は例えば米国特許第4219928
号に記載されている様な周知型であつて、離間ミ
シン目２７及び２９を有し且つ金属保護シールド
３４で覆われた絶縁被覆で包囲されて横方向に離
間された活線２８、接地線３０及び中性線３２を
含んでいる。好ましくは、ケーブル１６の底面を
耐摩耗材層（図示せず）で覆う様にする。コンセ
ント１０には、ケーブル上の同様形式の印３８と
協働してコンセントを適切に配向することによつ
て正しい極性で確実に接続させる印３６が付され
ている。この点に関し、又コンセントを正しい向
きでケーブル上に設置するため、コンセントは絶
縁被覆１４及び支持部材１２に穿設された同様の
識別開口部４２と協働し、コンセントが正しく設
置されている場合にこの旨を示してねじ１８を貫
通させることによりコンセントを支持部材に固定
できる様にする識別手段の役目をする留めねじ通
路４０を有している。ケーブル上でコンセントを
不適切に配向する可能性を排除することを目的と
する付加的特徴として、コンセントの側壁４３及
び４４（第２図参照）の下縁部に、両端間の中間
距離に亘つて符号４６で示す様に上向きの切欠き
を入れることによつて、切欠部の終端でケーブル
の両側縁部と密接嵌合してケーブルの側端を限定
する様にしてある。

切欠部の一方の終端は、他方の終端に比し、ソ
ケツトの端部に対しより近接している。従つて、
正しい向きと適切な極性を持たせてケーブルにコ
ンセントを設置すると、通路４０は開口部４２と
整合する。一方相対する向きでコンセントを設置
すると、切欠部４６はケーブルにぴつたり嵌まる
が、留めねじ２０と関連する通路４８が開口部４
２と整合しなくなるため、ねじ１８を完全に構成
体に挿入できなくなる。又切欠部４６は平形ケー
ブルの厚さを収容して、絶縁体刺通接触部段の第
１接触部（後述）を収容するスペースを設けるこ
とができる。コンセントを正しい向きで設置でき
る様にする別の対処は、コンセントの下側にある
タブ５０及び５２で行われるが、これらは好まし
くは接地線３０と活線、中性線との間のミシン目
２７及び２９を貫通し、絶縁被覆１４及び支持部
材１２の開口部５４及び５６に嵌入することによ
つて、コンセントを適切に着座させる。コンセン
トを相反する方向に向けようとすると、タブは開
口部と整列せず、従つて開口部を貫通しないた
め、適切に設置できなくなる。コンセントの上側
には、ほぼ中央に位置して接地線留めねじ２２を
嵌受する通路６０、送電器具のプラズ先尖部を嵌
受する開口部６２と６４、及びプラグの接地先尖
部と関連する開口部６５が備えられている。

第１図に示す様に、コンセントをケーブル１６
に接続する下準備として、ケーブルの上面にある
金属保護シールド又は接地線シールド３４の活線
２８及び中性線３２上の領域を、符号５８で示す
様な矩形状に除去又は裁断して折り返し、活線及
び中性線を包囲している絶縁被覆を露出させる
が、この場合はシールドを裁断し、裁断部を右側
に折り非裁断部上に重ねることによつて折り返す
ことが好ましい。何故なら、コンセントを外す際
にシールドを容易に元の状態に戻せるからであ
る。次に第２図乃至第４図を参照してコンセント
１０の詳細を説明する。

コンセント１０は、好ましくは概して剛性の耐
久性のある成形体として形成される絶縁材製の細
長い本体である。成形体の下側には、平形ケーブ
ルの活線と関連する接触手段６６及び中性線と関
連する接触手段６８を嵌受する適切な相似形状の
溝が形成されている。第２図に示す様に、ケーブ
ルの接地線と関連する接触手段７０は、支持ブロ
ツク７２上に支持されている。接触手段６６と６
８とは同一形状の部材である。各接触手段は、例
えば米国特許第3549786号に記載されている要領
で板材から打出された絶縁体刺通歯７６を備える
幅広薄板状の第１接触部７４を有している。第１
接触部は、接触手段がコンセント本体内に保持さ
れると、コンセントの下側に来て、一方の接触手
段の第１接触部が本体の一端に隣接し、他方の接
触手段の第１接触部が他端に隣接した状態でコン
セントが設置された平形ケーブルに対向する様に
なる。又各接触手段は、コンセント内でその上側
に向つて立設し、本体開口部６２，６４と連絡す
る第２接触部を有している。第２接触部は、母線
８２で接合された２本の同一形状の分板７８及び
８０であることが望ましい。活線及び中性線接触
手段の２本の分板は、協働して２対の先尖部嵌受
接触子を形成し、２個の器具に送電する。第６図
はコンセント本体内における分板７８及び８０の
配置状況及びプラグの２本の受電尖部８４及び８
６とこれらの分板との係合状況を示している。

第２図に示す様に、接地線接触手段７０は、絶
縁本体刺通歯９０を備えた板状の第１接触部８
８、支柱９４によつて接触部８８に接合され支持
ブロツク７２のスロツト９５に嵌入する接触部８
８と共に支持ブロツク７２を包囲するスカート部
を形成する離間された板状延長部９２、コンセン
トに挿入される器具プラグの接地先尖部を嵌受し
て開口部６５と連絡する同様の分岐接触片１１２
と１１４、及び支持ブロツクの開口部１００と整
合する。接地線留めねじ２２の主軸部を通す開口
部９６と９８を有する単体の成形部材である。支
持ブロツク７２を収容するため、コンセント本体
はほぼ中央に位置して上向きに開口すする大型く
ぼみ１０２を有している。支持ブロツクはくぼみ
に密接嵌入するが、くぼみ内で上下に移動するこ
とができる。支持ブロツクをコンセント本体内に
保持するため、接地線接触手段は、本体内で立設
し、本体の戻り止め肩部１０６（第５図参照）と
係合して、支持ブロツクを本体内に可動的に捕獲
保持するたわみ指部１０４を備えている。又支持
ブロツク７２は、その一端にコンセント本体の溝
１１０に嵌入し、支持体と本体とを組合わせる際
に支持体を適切に配向する舌状延長部１０８を備
え、さらにコンセントを適切な方向に向けてケー
ブルと整合させる整合タブ５０と５２を担持して
いる。

コンセントを設置し、支持部材と絶縁被覆との
設置及びシールドの折り返しを含む下準備を全て
完了してから、適切に配向されたコンセントをケ
ーブルの上部に置き、押下げてタブ５０及び５２
を平形心線ケーブルのミシン目２７及び２９に通
し、絶縁被覆の開口部５４及び５６に嵌入させ
る。留めねじ１８及び２０を支持部材のねじ付開
口部４２を介して挿入し、接地線留めねじ２２を
本体通路６０に嵌入する。ねじ２２の先端は、保
護シールド３４、ケーブルの絶縁被覆及び接地線
３０への通りを容易にする円錐形状になつてい
る。ねじ２２は第３図及び第４図に示す様にコン
セントを貫通し、その幅広ヘツド部１２０が、支
持ブロツク７２、接触線接触手段の延長部９２、
及びねじの狭軸部を収容するのに充分程度の寸法
の開口部９６，９８，１００と係止嵌合する。全
てのねじ１８，２２及び２０は締付けられると、
コンセントをケーブルに向つて押下げる。第３図
に示す様に、充分な下向圧力を加えると、接触手
段の第１接触部７４上の歯７６はケーブルの被覆
を刺通して、ケーブルの活線２８及び中性線３２
と導電接触する。支持部材７２はコンセント本体
とは別に自由に移動するため、ねじ２５を締付け
ると、接地線接触歯９０を、ねじ１８と２０とを
締付けることによつて生じるコンセントに加わる
押下力に左右されずに保護シールド３４及びケー
ブル接地線３０と最適に導電接触させることがで
きる。接地線ねじ２２をこの様に締付けると支持
ブロツク７２の上面とコンセント１０のくぼみ１
０２の底面との間に、構成体内の部品の独立性を
示すあき１０３が出来る。接地線ねじが接触手段
と導電接触しているため、接地回路が確実に接続
される。ねじ２２の幅広ヘツド部１２０をタツプ
立てしてカバー１２６をコンセントの上方に定着
固定するねじ１２４を嵌入させることができる。

第７図及び第８図は、受電コンセントを設置す
べき地点で追加の平形心線ケーブル線を主ケーブ
ル線に分岐又は直線接続する本発明による方法及
びアダプタ装置２００を示している。第７図に示
す分解図では第１図との同一部品には同一符号を
付してある。追加ケーブル線２０２を主ケーブル
線１６に分岐又は直線接続したい場合は、第１図
に示す要領で主線を支持部材１２の上方に置き、
ケーブル２０２を覆つている保護シールドの活線
及び中性線上の領域５８′を裁断して折り返し、
又活線、接地線及び中性線の絶縁体を刺通する接
触手段２０４乃至２０８を備えるアダプタ装置２
００をケーブル１６上に載せて、接触手段２０４
と２０８が裁断又は折り返し領域と整合し、又接
触手段２０６がケーブルの接地線３０と整合する
様にする。接触手段は、第８図に最も良く示す様
に、上下に突出する刺通歯２１０を有している。
又アダプタ装置２００は、コンセント１０の切欠
部４６（第１図参照）と同一目的のために同一要
領で形成された切込み２１２を有している。少く
とも分岐又は直線接続される領域又は地点に位置
する長さ部分を主線の長手方向に延ばすことによ
つて、２本のケーブル線の心線を重積整合又は配
列し、適当な回路極性を形成する様にする。追加
ケーブル線２０２を覆う接地線保護シールドは活
線及び中性線の上方領域で符号５８で示す様に折
り返され又下側の接触手段２０４及び２０８と整
合しているが、この場合底部の耐摩耗シールド
（図示せず）の一部も同様に折り返し、上方の露
出領域５８の反対側で折返し幅だけケーブルを露
出させることが好ましい。次に前記と同一要領で
構成されたコンセント１０をケーブル線２０２上
に設置し、留めねじ１８，２０及び２２で支持部
材１２に結合する。この様に結合すると、ケーブ
ル線１６と２０２とが締結されるため、接触手段
２０４乃至２０８は主ケーブル線１６を覆う絶縁
体を刺通（接触手段２０６は同様に接地線保護シ
ールドを刺通する）し、さらに追加ケーブル線２
０２の底部にある絶縁被覆を刺通することによつ
て、主ケーブルの心線を追加ケーブルに導電接続
する。コンセント１０の下側にある絶縁体刺通接
触手段も同様にケーブル線２０２の上側の被覆を
刺通するため、コンセントに送電する電気回路が
接続される。ねじ１８及び２０がコンセント本体
に加える押下力に左右されることなく、接地線接
触手段をケーブル線２０２の保護シールド及び接
地線と確実に導電接触させ得る上記と同様の特徴
をコンセント１０が有していることは勿論であ
る。ケーブル線２０２を分岐又は直線の隣接部で
切断し、切断端を端キヤツプテープ２１４で保護
することができる。線の終端コースについては、
米国特許第421992号に記載されている要領で先ず
主線と交差する一方向に折り返し、次に反対方向
に折り返して分岐又は直線線２０２とすることに
よつて、ケーブル線を覆う保護シールドをケーブ
ル線の上面に維持しておくことができる。

アダプタ装置２００の輪郭はコンセント１０と
ほぼ同一であり、使用時はコンセントの下側でこ
れと整合する点に留意されたい。アダプタ装置を
正しい方向に向けて確実に設置するため、該装置
はコンセントの底部に支持されているタブ５０及
び５２を嵌受する切欠部２２２等の識別手段を備
えている。

上記の様に本発明方法及び装置を説明したが、
本発明を逸脱することなく種々の修正を加え得る
ことは明白である。例えば、分岐又は直線が形成
される場所で使用するコンセントの形式について
は、各心線の絶縁体を効果的に刺通する接触子を
保証する要領で分岐又は直線接続ケーブル線に渡
して固定できるものであればコンセント１０以外
の構成にすることができる。この様に上記の好適
実施例は例証的なものにすぎず、限定的なもので
はない。本発明の真意及び適用範囲は添付の特許
請求の範囲に記載されている通りである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、平形心線ケーブルの所望点にペデス
タル部を設置するために用いる、本発明による改
良型コンセントを含む部品の相対的位置関係を示
す分解斜視図である。第２図は、接地線接触子支
持ブロツク、ケーブルの活線、中性線、及び接地
線と関連する接触子、並びにこれらの接触子をコ
ンセント本体内に設置する要領を説明する。第１
図に示すコンセントの底面分解斜視図である。第
３図は、コンセントを支持部材に結合する要領、
接地線ねじを用いて接地線接触手段を接地線と導
電接触させる要領、及び接地線ねじに嵌入する留
めねじで固定されたカバーを備えたコンセントの
中央部を示す縦断立面図である。第４図は、第３
図の−線に沿つたコンセントの横断立面図で
ある。第５図は、カバー、留めねじ及び支持部材
を取外して第４図の反対側から見たコンセントの
拡大図である。第６図は、第３図の−に沿つ
たコンセントの横断面図である。第７図は、平形
心線ケーブルコンセントが設置された主線からの
分岐ケーブルの心線を分岐又は直線接続する、本
発明による部品及び組立方法を示す分解斜視図で
ある。及び第８図は、第７図の−線に沿
つた断面図である。 〔主要部分の符号の説明〕、１０……コンセン
ト、１２……支持部材、１４……絶縁被覆、１６
……平形心線ケーブル（主ケーブル線）、５８′…
…露出領域、２００……アダプタ装置、２０２…
…追加ケーブル、２０２，２０６，２０８……接
触手段、２１０……刺通歯、２１２……切込部、
２１４……キヤツプテープ、２２２……切欠部。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 夫々横方向に離間されて長手方向に延びる、
   活線２８、接地線３０及び中性線３２を有する型
   の平形心線ケーブルの追加の線２０２を、そのよ
   うなケーブルの主線１６に分岐又は直線接続する
   際に用いられる装置であつて、 該装置は、 主線１６の下に配置されるべく設けた金属性の
   支持部材１２と、 活線接触手段２００、接地線接触手段２０６及
   び中性線接触手段２０８を担持し、これら接触手
   段を主線の対応する心線と整合するように主線の
   頂部に配置されるべく設けたアダプタ装置２００
   とからなり、 該接触手段は、アダプタ装置の頂部側及び底部
   側の両方から外方に突出する絶縁材刺通部材２１
   ０を有し、 アダプタ装置の底部側から突出する絶縁材刺通
   部材は、絶縁材を刺通して主線の夫々の心線と接
   触し、又アダプタ装置の頂部側から突出する絶縁
   材刺通部材は、絶縁材を刺通して該アダプタ装置
   の上方に配置された追加の線の夫々の心線と接続
   し、その結果、追加の線及び主線の夫々の活線、
   接地線及び中性線が長手方向の整合がとれるよう
   に設けられ、 前記装置は、更に、十分な力を印加して、前記
   アダプタ装置の絶縁材刺通部材２１０によつて絶
   縁材を刺通せしめ追加の線及び主線の夫々の心線
   を接続する締結手段１０，１８，２０，２２を有
   し、 該締結手段は、追加の線及び主線の両方の接地
   線を貫通し前記金属性の支持部材に電気的及び機
   械的に接続するための長さを有する導電性の接地
   部材２２を有し、 かくして支持部材１２は電気的に接地電位とな
   るように設けた、分岐又は直線接地用装置。 ２ 特許請求の範囲第１項に記載の装置におい
   て、前記締結手段１０，１８，２０，２２は、平
   形ケーブルの追加の線２０２上の、前記アダプタ
   装置２００と整合した位置に配置され、平形ケー
   ブルの追加の線の夫々の心線に個別に電気的な接
   続をする接触手段を有する電気コンセント１０を
   含むことを特徴とする装置。 ３ 特許請求の範囲第１項又は第２項に記載の装
   置において、前記接地部材２２はネジ山を刻んだ
   部分を有し、前記アダプタはこのネジ山を刻んだ
   部分を挿通するための孔部を有することを特徴と
   する装置。 ４ 特許請求の範囲第２項又は第３項に記載の装
   置において、前記主線１６及び追加の線２０２の
   広い一側に上向きの接地線保護金属シールド３４
   を設け、又アダプタ装置２００，２０４，２０
   ６，２０８とコンセントとを前記シールド上に設
   置する前に、アダプタ装置とコンセント１０の活
   線及び中性線と関連する接触手段と整合する前記
   シールドの領域を裁断して、隣接するシールド領
   域上に折り返す（５８，５８′参照）ことを特徴
   とする装置。