JPS63979A - カーペット下敷きケーブル用変換接続キット - Google Patents

カーペット下敷きケーブル用変換接続キット

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JPS63979A
JPS63979A JP61143478A JP14347886A JPS63979A JP S63979 A JPS63979 A JP S63979A JP 61143478 A JP61143478 A JP 61143478A JP 14347886 A JP14347886 A JP 14347886A JP S63979 A JPS63979 A JP S63979A
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flat cable
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増岡 信雄
俊一 榎並
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Hitachi Cable Ltd
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  • Multi-Conductor Connections (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、カーペット下敷きケーブルにおいて該ケーブ
ルを電源側または負荷側のケーブルや機器に接続する、
変換接続方法及びそのために用いられる変換接続キット
の提供に関する。
〔従来の技術とその問題点〕
昨今のオフィスオートメーシュン化による事務機器等の
普及に伴って、当該機器に電力を供給するための配線方
法が見直され、カーペット下敷き配線システムが開発さ
れている.(特願昭55−69980号参照.) この配線システムは、少なくとも2本の活線導体と接地
導体とを共通の絶縁被覆内に並列に配置し、共通の絶縁
被覆の上側には接地用の例えば金属シートからなる導電
性シールドを設けて構成したフラ7}ケーブルが用いら
れ、これをカーペット下の床面上に当該導電性シールド
が上側にあるように配設する。
もし、事務用として頻繁に扱われる金属ピン等の導電性
品がカーペットを通し、ケーブルの絶縁被覆を刺し貫い
て活線導体に接触した場合には、刺し貫いた導電品が導
電性シールドに必ず導通するので、活線導体から漏洩す
る電流は当該導電性シールドを通して大地に逃がしてや
ることができる。
導電性シールドは、それのみで接地しても良いがこれを
ケーブルの接地導体と接続しあって該接地導体を介して
接地することができる. このようなフラットケーブルは、床内に埋設された1l
源側のケーブルや壁に据えたt′Bボックスに導いてフ
ィードインする一方、床上に設置される機器や配線に給
電(フィードアウト)するために、当該フラットケーブ
ルに変換接続のための部材を付帯させてここよりリード
ケーブルを引き出す必要がある。
従来そうした変換接続方法として、フラットケーブル上
で変喚接続部を構成するオンライン方式や、フラットケ
ーブル端末にコネクタを取り付けて変換接続する方式が
採用されている.前者のオンライン方式は、床面上にベ
ースプレートを掬えてこの上にフラットケーブルを載せ
、該フラットケーブルの上側にケーブル導体数に相応す
る端子を具備した直結端子台を載設し、該端子台をベー
スプレートに締結することにより、端子台の各端子をケ
ーブルの各導体に圧接接続し、そして、各端子にリード
ケーブルの端末を接続している。最後に直結端子台の上
から保護ボックスを取り付けている. この方式では、かかる直結端子台の端子に、ケーブルの
導体に対設する部分で多数の突き刺し歯を形成し、この
突き刺し歯をケーブルの絶縁被覆を刺し貫いて活線導体
に接触させたり、導電性シールドに刺し貫いて導通する
ものとしており、ためにフラットケーブルの各活線導体
上の導電性シールド部分を裁断して絶縁被覆を露出させ
る処理を必要とする。この導電性シールドのカッティン
グ処理は、カッティングガイドシ一トを用いて慎重に行
わなければならず、デリケートで厄介な作業である。
また、直結端子台はプラスチックモールド体を主体とし
ていて厚みの大きなものであるため、床面からの総体の
高さが大きくて、保護ボックスがカーペットの上表面か
ら大きく突出する。因に保護ボックスのカーペント上か
らの高さは30tmにも及ぶ。
このようにカーペットから大きな突起を形成することに
よって、歩行者を讃かせたり、フロアi器や机等を設置
する場合に障害となり、従って接続場所の制約を受ける
. 一方後者のケーブル端末変換接続方式においては、床面
上にコネクタ端子台を据える一方、フラットケーブルの
端末において、共通の絶縁被覆の各導体の並列部間に延
びる部分を切り分けて、各導体毎に絶縁被覆した絶縁導
体部を形成し、この絶縁導体部各々に鰐口状の圧着コネ
クタを絶縁被覆を貫いて圧着接続し、成端する.これら
各成端部を前記コネクタ端子台上の区画された面に各別
に載置し、!!置された圧着コネクタの上側にリードケ
ーブル端末に取り付けた端子を載せ、そして締め付けね
じをリードケーブルの端子、圧着コネクタ付の絶縁導体
部を貫通してコネクタ端子台にねじ込むことによって、
リードケーブルとフラソトケーブルの各導体間の接続を
行っている。
その場合、導電性シールドは、活線導体上に延びる端末
部分を裁断して後退させることにより圧着コネクタと離
間させるとともに、接地導体上に延びる端末部分のみを
延長させて接地導体とともに圧着コネクタにより一括短
絡接続し、もってリードケーブルの接地用線心に導通し
ている.最後に保護カバーを被せる。
この方式においても、コネクタ端子台がプラスチックモ
ールドの厚みの大きなものとなるために、前記したオン
ライン方弐と同様に保護カバーがカーペットの上表面か
ら大きく突出する問題を存すし、而も導電性シールドへ
の厄介な裁断処理が必要である. また、絶縁被覆の切り分け、圧着コネクタ取り付け等の
特別な成端処理が必要である。
これらの方式はフラットケーブルに多くの特殊加工を加
えなければならず、該処理のために一般に手に入り難い
特殊な工具を必要とする.従って急な配線換えや増線を
行いたい場合に用には対応しきれないことがあった. また、そのような要請により、一旦取り付けた変換接続
キットを撤去したり、移設したい場合があるが、これに
も対応し難い。そして撤去または移設に伴い、一旦加工
したフラットケーブルを元の非加工状態に復元しなけれ
ばならないが、前記したように多くの加工が加えられた
ものにおいてこれを復元する作業は大変厄介である. なお、そのような変換接続部を床面上に構成しない方法
として、壁または床面上に自立するように取り付けられ
た変換ボックスに立ち上げて引き込み接続する方式があ
る. この方式によれば、床面上に障害となる突起物を形成せ
ずに済むが、そのためにボックス側で特殊な接続台を組
み込む必要があり、ボックスを必要以上に大型にする等
の経済的損失を伴う。
またフラットケーブル端末に前記したような特別の成端
処理が必要となる。
なおまた、この方式は、パーティションにフラットケー
ブルを立ち上げてパーティション内の配線に継ぎ込む場
合にも応用されているが、当該パーティシッンは、室内
レイアウトに依存して設置されるものであるため、フラ
ットケーブルの配線方向と直角に交叉したり斜めに交叉
したりする.斜めに交叉した場合には、方向性を有しエ
フヂワイズな曲げに応じ難いフラットケーブルをパーテ
ィシッン内に立ち上げることが困難となる.そのために
フラットケーブルを折り曲げて方向変換させ、そうして
パーティションの面と直角に交叉させる追加作業が必要
となる。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、上記した従来技術の問題点に鑑みて為された
ものであり、カーペット下に配設されるフラットケーブ
ルに変換接続部を構成する場合に当該フラットケーブル
への加工及びそのための特殊な工具を殆ど必要とせずに
極めて節単に接続処理でき、而もカーペット上表面から
大きく突出させることなくフラットケーブルの任意の位
置で接続でき、そして相手側の配線、機器への変換接続
を掻めて容易に実施でき、また、撤去、移設においても
極めて容易に対応でき、その場合のフラットケーブルの
再現性を良好にする、この種変換接続方法及びそのため
に用いられるキットを提供するものである. これらの目的を達成する本発明のカーペット下敷きケー
ブルの変換接続方法は、フラットケーブルと床面との間
に、表面に多数の突き刺し歯を形成した端子を具備する
接続架台を掬える一方、前記フラットケーブルの上側に
押さえ付け部材を設け、この押さえ付け部材と前記接続
架台とでフラットケーブルを挟んで締め付けることによ
って前記突き刺し歯をフラットケーブルの下側からケー
ブルの絶縁体を刺し貫いてケーブルの導体に圧接接続し
、最後に前記締め付けプレートの上側から保護カバーを
屓設することを特徴とするものである。
また、その方法を実施し易くするために用いられる変換
接続キットは、フラットケーブルと床面との間に設けら
れる接続架台と、フラットケーブルの上側に設けられる
押さえ付け部材と、この押さえ付け部材と前記接続架台
との間に連関される締め付け部材と、前記押さえ付け部
材の上側にさらに設けられる保護カバーとを備え、前記
接続架台は、下側に凹部を形成してなるベースプレート
と、このベースプレートの上面に絶縁支持された多数の
突き刺し歯を有する端子と、この端子に一端を接続して
前記ベースプレートの下側凹部に通されたリードケーブ
ルとを有することを特徴とする. 接続架台は、剛性の大きい例えば鋼板等の金属板を主体
として、これの一側で対向する両側縁部分を一方向に折
り曲げて脚状部を形成した、略台形状にしたものが良い
. かかる脚状部を床面へ立脚させることにより、その間に
所定の下側凹部を与えることができる.本発明はこの下
側凹部をリードケーブルの引き込み通路に利用する. また左右の脚状部の間の上表面を平坦として、これをフ
ラットケーブルの接続領域としている.その平坦な金属
面の上には絶縁板を載設し、この上にケーブルの導体数
に相応する数だけの、表面に多数の突き刺し歯を形成し
た端子を所定の間隔で並列に配置する. 各端子はリードケーブルに接続するため、細長い足を延
長形成し、この足を金属板を貫通して該金属板下の下側
凹部においてリードケーブルと接続する方法が実施し易
い.このため、かかる金属板の平坦な部分で端子の足を
通す穴を穿設する.金属板と端子の足とは接触してはい
けないため、当該穴を十分に大きくして、金属板と足と
の間を離間する.その離間状態を維持するため足の周囲
の穴内部に絶縁物を介在させても良い。
押さえ付け部材は、剛性の高い例えば鋼板等の金属板を
用いると良く、剛性をさらに高めるためにケーブルを通
す方向に交叉させる両側縁を折り曲げても良い. 締め付け部材は、一般に手に入り易い工具例えばスクリ
ュードライバーで操作できる螺子であることが望ましく
、そしてかかる押さえ付け部材の上側から該部材を貫通
して接続架台にねじ込むようにすることによって、接続
架台、押さえ付け部材を連関し、締結することができる
. 保護カバーは、その上に機器が載せられたり、歩行者が
踏みつけても変形しない程度に堅牢な例えば鋼板等の金
属板やアクリル#A脂の如きプラスチック板を用いると
良く、そして接続架台、押さえ付け部材に対して幅、長
さを十分に大きくし、それは変換接続を行うために形成
されるカーペットの切り取り幅よりも大きくして、周縁
がカーペット上に乗るようにし、そうして変喚接続部分
及びフラ−/ }ケーブルを完全に隠蔽し、もって異物
の混入等により生ずるかも知れない漏電や短絡の危険性
を排除することが望ましい。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を添付図面を参照して詳細に説明
する。
第1図乃至第4図に、本発明による好ましい変換接続例
の要部を示す。
図に示したように、コンクリート床面1には71層程度
の厚みからなり、適当な幅に選定されたスクエア状のカ
ーペット2の多数枚が敷き詰められており、このカーペ
ットの下側でコンクリート床面上において、フラットケ
ーブル3が配設されている. この実施例におけるフラットケーブル3は、銅帯等のフ
ラットな3本の導体4,5.6を所定の間隔で並列し、
それらの上下からプラスチックシ一ト状の絶縁体を貼り
合わせて共通の絶縁被覆7が施されている. 共通の絶縁被覆7の上表面には、その被覆の幅の全部を
覆うような幅の銅帯等の導電性シールド8が設けられて
いる。
かかる3本の導体のうち、中央の1本の導体5を接地導
体に選定しており、残りの左右の導体4.6を活線導体
としている. 導電性シールド8は、接地保護層として用いられるもの
であって、かかるケーブルの接地導体5と絶縁被覆7を
介して導電接続し、接地導体5を介して接地される。
なお特に図示はしなかったが、共通の絶縁被覆7の下側
には、プラスチック製の絶縁シートを設け、コンクリー
ト床面に突出する微小突起等により絶縁被覆7が損傷し
ないような配慮がされていると良い. かかるフラットケーブル3は、せいぜい0.5n程度の
厚みからなる. このようなフラットケーブル3に対して、接続架台9、
板状の押さえ付け部材10、保護カバー11及び締め付
け部材12の部品で構成される変換接続キソト13が用
いられる. 接続架台9は、厚みが2fi程度の鋼板を適当な幅及び
ケーブル3の絶縁被覆7の幅よりも大きな長さに切断選
定した金属板14を主体として、その長手に延びる両側
縁を一側に折り曲げて脚状部15.15を形成し、それ
ら脚状部15.15間に所定の下側凹部16を有した、
略台形状の架台形状を構成している. 脚状部15の長さは、せいぜい4fiとし、従って下側
凹部の高さはその長さと同じであり、脚状部15の先端
から該脚状部15の間の上表面までの総体厚みは、6f
iである. 金属板l4の長手の両端における平坦な部分には据え付
け部材を通す穴17と、これとは別個に螺子穴l8とを
穿設し、該穴は中間にも形成されている. 脚状部15.15の間の上表面は平坦としてフラットケ
ーブルの接続領域を設定しており、この領域の面に例え
ば圧締により容易に変形しないエボキシ含浸ガラス繊維
等の板材からなる絶縁板19を貼り付けている.絶縁板
19の厚みは、1fl程度とする. かかる絶縁板l9の上表面において、ケーブル3の導体
4.5.6と対応するように、3個の端子20,21.
22が所定の間隔で載設される。
各端子20,21.22は、厚さ1鶴程度の銅板を用い
て、これを略し字状に折り曲げ、折り曲げ部から一方に
延びる片23の上表面に多数の突き刺し歯24を突出形
成したものである。その一方に延びた片23をかかる絶
縁板19の上に載設することにより、当該多数の突き刺
し歯24を上表面に露出せしめている. 絶縁板19の各端子20,21.22の載設位置及びこ
の下側の金属板14の部分に端子の厚み、幅に比し幅の
大きい切り欠き穴25が形成されており、そしてその穴
25に当該端子の他方に延びた片26が離間しつつ通さ
れている.該他方の片26は穴25を通ってさらに脚状
部15.15の間に形成されている下側凹部16へ突出
させている。
突き刺し歯24の突出長さはケーブルの絶縁被覆7の厚
みより僅かに大きくすると良い。
絶縁板19は、金属板14の両端の螺子穴18.18の
形成部分まで延び、その部分の上と中間に絶縁スペーサ
27を載置している。この絶縁スペーサ27は、ケーブ
ル3の総体厚みと略等しい厚さを持ち、後述するように
突き刺し歯24の過度の突き刺さりを防ぐのに役立てら
れ、かかる螺子穴18に対応して貫通穴が形成される。
金属仮14の下側における下側凹部16には、共通のシ
ース28内に3本の絶縁線心29.30.31を有する
リードケーブル32が引き込まれており、各絶縁線心2
9,30.31の導体が各端子20,21.22にそれ
ぞれ半田付接続されている. このようなリードケーブルの各線心と各端子との接続部
分は、かかる下側凹部16内に充填された絶縁コンバウ
ンド33によって覆われ、導電部分の金属板14等への
短絡を防いでいる.またかかる絶縁コンバウンド33は
、金属板14の端子を通す各穴25内にも充填され、端
子20.21.22を穴25内に隔離して絶縁支持し且
つ固定している。
なお、そのようにリードケーブルを引き込み直接接続す
る変わりに、下側凹部16の絶縁コンパウンド25内に
端子に接続したコネクタを埋設配置し、このコネクタに
対し、リードケーブルの端末に差し込み端子を設け、そ
うしてリードケーブルを接続架台に対し、着脱できるよ
うにしても良い。
このように構成されている接続架台に対し、対応させら
れる押さえ付け部材10は、厚さ1.51程度の鋼板等
を用いて、これを接続架台9と銅態度の長さ、幅に切断
選定した金属板からなり、長手に延びる両側縁を一方に
折り曲げて曲げ剛性を高めており、また長手の両端及び
中間に貫通穴34を形成するとともに、その外側に螺子
穴35を形成している。貫通穴34は、接続架台側の金
属板l4における螺子穴18に対応する.保護カバー1
1は、厚さ0.5m程度の薄鋼板若しくはアクリル樹脂
板等を用いて、これを押さえ付け部材よりも十分に大き
く、後述するようにカーベントの予定切り取り幅よりも
大きい幅、長さに切断選定した板材からなり、周縁を下
側に傾斜加工を施して薄形の台形状に成形しており、長
手の両端には、貫通穴36を形成している.この貫通穴
36は、押さえ付け部材10の螺子穴35と対応する. なお、薄鋼板等の金属板を用いる場合には、表面に絶縁
性の樹脂をコーティングしたり、絶縁シートを貼り付け
ることが望ましい.これは、後述するようにフラットケ
ーブル3の導電性シールド上に接触して重ねられる押さ
え付け部材10に接触することによって、短絡時に導電
性シールドに流れる電流を漏洩することがないようにす
るためである. 接続架台9に対して押さえ付け部材10を連関させるた
めの締め付け部材12は、頭部表面が平坦なさら型螺子
を用いており、これは上表面突起を形成させずに平坦に
仕上げる上で最適なものである。このさら型螺子の頭部
の直下で形成される頚部にはテーパが形成されており、
従ってこれを嵌合する押さえ付け部材10の貫通穴部分
には鉢状のテーバが施されている. さらに保護カバー11を押さえ付け部材10に連関固定
するための螺子37も、締め付け部材と同様なさら型螺
子が適している。従って保護カバー11の貫通穴36の
部分にも螺子のテーパ状頚部に対応する播鉢状のテーパ
が施されている。
さて、このように各部品が構成されている変換接続キッ
ト13は、予め大量に製作してストックしておくことが
でき、必要に応じて施工現場に搬入すると良いものであ
る. 搬入された変換接続キソト13を組み付ける前の準備工
程として、布線されたフラットケーブル3の、変換接続
を行いたい位置で、カーペット2をキット13が入り込
めるような幅に切取り、この切り取り部分の領域で当該
フラットケーブルを露出させる. かくして準備が済んだならば、キフト13を込み付ける
作業に移る。
先ず、締め付け部材l1及び螺子37を外して自由にさ
れている接続架台9を、露出されたフラットケーブル3
のしたかに潜り込ませ、そうした状態でコンクリート床
面に据え、両端の貫通穴17を通して据え付け部材をコ
ンクリート床面に打設することにより、位置決め固定す
る。
フラットケーブル3は、両端の絶縁スペーサ27,27
の間に通し、中央の接地導体5が中央の端子21の上を
通過し、また両側の活線導体4,6が左右の端子20.
22の上を通過するように位1を整合させる。
次に、当該フラットケーブル3の上側に押さえ付け部材
10をクロスし且つ接続架台9と対向するように配置す
る。
この後、締め付け部材12を、押さえ付け部材10の貫
通穴34を通して接続架台9側の螺子穴18にねじ込む
ことにより、各端子20.21.22の突き刺し歯24
がフラットケーブル3の下側から共通の絶縁被覆7を刺
し貫かれる。そうして中央の端子21が接地導体5に圧
接するとともに、左右の端子20.22が活線導体4.
6に各々圧接し、もってフラットケーブル3の接続架台
への接続が成就される。
このように接続が行われた後、最後に保護カバー11を
押さえ付け部材10の上に載せ、且つ周縁の傾斜加工部
分をカーペット2の上表面に乗るようにセントし、そし
て螺子37を保護カバー11の貫通穴36を通して押さ
え付け部材10の螺子穴35にねじ込むことによって、
当該保護カバー11を固定し、接続部分及び露出された
ケーブルを隠蔽する。
以上のようにして、変換接続キット13を組み付けた結
果、各部材9,10.11及びフラントケーブル3を積
み重ねた総体のコンクリート床面1からの高さは、大体
10.5mmであり、カーペット2の厚み7fiに近似
する. その場合、保護カバー11が、カーペット2の上表面か
ら僅かに膨出するが、その膨出形状はカーペット2から
薄型の台形状となっており、歩行者をmかせたりする心
配は全くない。またそのように僅かで略平坦な膨出形状
であれば、機器等の接地をも可能にする. このようにカーペットの厚みに近似させて変換接続部を
構成することにより、ケーブルの任意の位置で変換接続
でき、位置の制約がなくなる.さて、以上のようにして
構成された変換接続部は、電源用にも給電用にも利用で
きる.電源用に利用する場合について述べると、大別し
て、床内に通された電源ケーブルに接続する場合と、床
上の変換ボックスに引き込む方法とがある.前者の場合
には、コンクリート床内に埋設されたフロアダクトやセ
ルラーダクト上に構成されるアウトレソト部分に近い所
でかかる変換接続部を構成し、変換接続部の接続架台か
ら導出されるリードケーブル32をアウトレソト部のジ
ョイントボックス内に引き込み、そしてダクト内に引き
通されている電源ケーブルに接続することができる. 後者の床上立ち上げ接続方式の場合には、壁に取り付け
られるか、あるいは自立形の変換ボックスに近い位置で
当該変換接続部を構成し、接続架台におけるリードケー
ブルをカーペットを通して立ち上げ、ボックス内に引き
込み接続するだけで良い. これらの方法は、従来一部において実施されていたフラ
ットケーブルの端末を立ち上げていた方法と比して著し
く簡易な作業となり、また変換ボックスの簡易化にもつ
ながり経済的に有利である。
また壁等に埋め込み接地されているコンセントを電源と
する場合、リードケーブルの延長端にプラグを接続する
ことで、容易に対応し得る。
一方、給電に利用する場合について述べると、フロア上
の機器に直結したり、適宜設置される丸導体コンセント
に継ぎ込む場合には、電源変換接続方法と同様にリード
ケーブルを機器内に引き込んだり、立ち上げられたリー
ドケーブルの端末に取り付けたプラグを差し込むだけで
良い.リードケーブルの立ち上げ部分が露出している場
合には、モール等で覆うと良い. また内部配線を有するパーティションへの変換接続にも
利用できる。この場合、変換接続部におけるリードケー
ブルをカーペット上に立ち上げ、これをパーティション
内に引き込み、内部配線に接続するだけで良く、従って
従来フラットケーブルのパーティションへの立ち上げ接
続方式にみられるような、パーティションへの特別の加
工や特製の端子台を組み込む必要がなくなる。
さらに木方式は、パーティションがフラットケーブルに
直角に延びる場合は勿論斜めに交叉する場合にも、単に
リードケーブルを立ち上げるだけで対応でき、フラット
ケーブル立ち上げ方式において必要であったフラットケ
ーブルへの折り曲げによる方向変換作業が不要となる. 〔発明の効果〕 以上説明してきたように、カーペット下敷きケーブルに
対する本発明の変換接続方法及びキ7}によれば、特別
に製作された特殊な治工具を必要とせずに一般に手に入
り易い工具で簡単に締め付け接続でき、而もフラットケ
ーブルには上側の導電性シールドをカッティングする等
の加工を殆ど加えることなく実施でき、加えて変換接続
部の厚みをカーペットの厚みに近似させることができ、
従って、フラットケーブルの任意の位置で構成すること
ができ、相手配線、機器の配設状態にフレキシビリティ
に対応することができ、なおまた締め付け部材の操作に
より撤去、移設にも容易に対応することができ、その場
合のフラットケーブルには下側の絶縁被覆部分における
突き刺し歯による穿孔部分に絶縁シートをあてがう等の
極めて簡単な処置により再現できる等の効果を有し、こ
の種変換接続の実施容易性に大きく貢献するものである
【図面の簡単な説明】
添付図面は、本発明のカーペット下敷きケーブルにおけ
る変換接続例を示し、第1図は、変換接続キットとこれ
により接続されるフラットケーブルとの対応状況を示す
分解斜視図、第2図はキットの接続架台とフラットケー
ブルとの関係を該ケーブル上に載設する部品を取外した
状態で示す平面図、第3図はケーブルの横断面側より接
続状況を示す正面断面図、第4図はケーブルの側面方向
から接続状況を示す側面断面図である.一符号の説明一

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)床面とこの上に敷設されるカーペットとの間に配
    設され、上側が導電性シールドで覆われたフラットケー
    ブルのための変換接続方法であって、フラットケーブル
    と床面との間に、表面に多数の突き刺し歯を形成した端
    子を具備する接続架台を据える一方、前記フラットケー
    ブルの上側に押さえ付け部材を設け、この押さえ付け部
    材と前記接続架台とでフラットケーブルを挟んで締め付
    けることによって前記突き刺し歯をフラットケーブルの
    下側からケーブルの絶縁体を刺し貫いてケーブルの導体
    に圧接接続し、最後に前記締め付けプレートの上側から
    保護カバーを覆設することを特徴とするカーペット下敷
    きケーブルの変換接続方法。
  2. (2)床面とこの上に敷設されるカーペットとの間に配
    設され、上側が導電性シールドで覆われたフラットケー
    ブルのための変換接続部を構成する際に用いられるキッ
    トであって、フラットケーブルと床面との間に設けられ
    る接続架台と、フラットケーブルの上側に設けられる押
    さえ付け部材と、この押さえ付け部材と前記接続架台と
    の間に連関される締め付け部材と、前記押さえ付け部材
    の上側にさらに設けられる保護カバーとを備え、前記接
    続架台は、下側に凹部を形成してなるベースプレートと
    、このベースプレートの上面に絶縁支持された多数の突
    き刺し歯を有する端子と、この端子に一端を接続して前
    記ベースプレートの下側凹部に通されたリードケーブル
    とを有することを特徴とするカーペット下敷きケーブル
    用変換接続キット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01258383A (ja) * 1988-04-06 1989-10-16 Hitachi Cable Ltd フロアケーブル接続コンセント装置
US5146481A (en) * 1991-06-25 1992-09-08 Diwakar Garg Diamond membranes for X-ray lithography

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