JPS632268A - カーペット下敷きケーブル用分岐接続キット - Google Patents

カーペット下敷きケーブル用分岐接続キット

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JPS632268A
JPS632268A JP61145089A JP14508986A JPS632268A JP S632268 A JPS632268 A JP S632268A JP 61145089 A JP61145089 A JP 61145089A JP 14508986 A JP14508986 A JP 14508986A JP S632268 A JPS632268 A JP S632268A
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flat cable
plate
cable
branch
shaped
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増岡 信雄
俊一 榎並
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  • Multi-Conductor Connections (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明ば、床面上のカーペットの下に配設されるフラッ
ト形のケーブルのための分岐接続方法及びその方法に使
用されるキットに関する。
〔従来の技術とその問題点〕
近年のオフィスオートメ−シラン化による事務機器の普
及に伴って、電力供給のための配線方法が見直され、カ
ーペット下敷き配線システムが開発された。(特願昭5
5−69980号参照。)このシステムは、少なくとも
2本の活線導体と接地導体とを共通の絶縁被覆内に並列
配置し、共通の絶縁被覆の上を接地用の金属シートで覆
ったフラットケーブルが用いられ、金属ピン等の導電部
材が絶縁被覆を刺し貫いて活線導体に接触した場合には
かかる金属シート及びケーブル内の接地導体を介して漏
洩電流を逃がしてやることにより感電等の危険性に対処
している。
このようなフラットケーブルは、室内の至る所に設置さ
れる事務機器に配線するため、主たるフラットケーブル
に分岐のためのフラットケーブルを追加し、縦横に複雑
化される配線ルートに対応している。
この主たるフラットケーブルに分岐側のフラットケーブ
ルを接続する方法として、主たるフラットケーブルに分
岐側のフラットケーブルをクロスさせ、このクロス部分
で上下に対応する活線導体同志及び接地導体同志の各々
を専用コネクタにより圧着接続する方法(特願昭56−
22064号参照)や、あるいは主たるフラットケーブ
ル上のコンセント取り付け接続位置で分岐側のフラット
ケーブルを当該主たるフラ7)ケーブルに重ね継ぎする
方法(特願昭58−542号参照)が提案されている。
前者の方法は、接続部分の厚みが薄くできることから、
これをカーペット下に隠蔽してもカーペットが異様に浮
き上がったりすることがなく、分岐位置も主たるフラッ
トケーブルの任意の位置で行なえる利点を有するが、そ
のために主たるフラットケーブルと分岐側のフラットケ
ーブルとのクロス部分を整合して活線導体相互及び接地
導体相互の位置を保持する特別の治具と、多数の導体の
うち必要な導体同志を接続するために例えば接地導体と
活線導体や、活線導体とこれに接続してはいけない他の
活線導体とのクロス部分を接続の対象から除外する特製
の選択手段を必要とし、さらに専用コネクタを圧着接続
するために特殊な専用圧着工具を用いる必要がある等、
特別の作業工具と方法を採用するため、急なルート変更
や追加配線に伴う分岐接続には容易に対応しきれないこ
とがある。
一方後者の方法は、コンセント取り付け位置で、主たる
フラットケーブルとこの上に平行に重ねられる分岐側の
フラットケーブルとの間に、両面に突き刺し歯を有する
接続部材を介在し、分岐側のフラットケーブルの上に設
置したコンセントと、主たるフラットケーブルの下側に
据えた支持部材とをねじで締結することにより、当該接
続部材の両面の突き刺し歯が、主たるフラットケーブル
、分岐側のフラットケーブルの各々の絶縁被覆を刺し貫
いて導体に圧接し、もって両ケーブルの接続が成就され
るため、ドライバー等の一般に手に入り易い工具で締め
付け接続でき、上記方法に比し作業が著しく容易となる
ものである。しがしこの方法は、コンセントが必要不可
欠であるため、分岐位置がコンセント取り付け位置に限
られ、任意の位置で分岐したい場合に対応しきれない場
合がある。分岐位置を任意に選びここにかかるコンセン
トを取り付けて所定の接続を行おうとすると、コンセン
トがカーペット上から突出するため、歩行者をmかせた
り、事務機器を所定の場所に設置できなくなる。従って
、コンセントの取り付け位置は制約があり、これに伴っ
て分岐位置にも制約をうける。
このように従来のこの種ケーブルの分岐接続方法には、
一長一短があり、さらに改善された分岐接続方法が望ま
れていた。
[問題点を解決するための手段〕 本発明は、上記した実情に鑑みて為されたものであり、
−般に手の入り難い特殊な工具を用いることなく節単に
接続することができ、而も接続部分全体の厚みがカーペ
ットの厚みの範囲に近似させることができ、そして分岐
の位置を任意に設定して接続することができるこの種フ
ラットケーブルの分岐接続方法を提供するものであり、
またその方法を実施し易くするために改善された分岐接
続キットを提供するものである。
即ち、本発明によるカーペット下敷きケーブルの分岐接
続方法は、床面とこの上に敷設されるカーペットとの間
に配設された主たるフラットケーブルの任意の位置で、
床面上に板状の支持部材を据えてこの上に当該上たるフ
ラットケーブルを載せ、この主たるフラットケーブルの
上に両面に突き刺し歯を有した板状の接続部材を載せ、
この上に分岐側のフラットケーブルを載せ、さらにこの
上に板状の押さえ付け部材を載せ、この板状の押さえ付
け部材と前記支持部材とを締結して前記接続部材の上下
に延びる突き刺し歯を主たるフラットケーブル及び分岐
側のフラットケーブル各々の絶縁被覆を刺し貫いてそれ
ら両ケーブルの導体相互を接続することを特徴とする。
またその方法において用いられる本発明の分岐接続キッ
トは、主たるフラットケーブルの下側に据えるための板
状の支持部材と、この支持部材上に主たるフラットケー
ブルを介して配置する、両面に突き刺し歯を有した板状
の接続部材と、この接続部材上に重ねる分岐側のフラッ
トケーブルを介して配置する板状の押さえ付け部材と、
これら押さえ付け部材と接続部材を貫通して支持部材に
ねじ込む締め付け部材と、さらに前記押さえ付け部材の
上側に設けられる保護カバーとを具備したことを特徴と
する。
主たるフラットケーブル及び分岐側のフラットケーブル
は、前述したように、゛共通の絶縁被覆内に複数の活線
導体と接地導体とを並列に配置したケーブル本体と、こ
のケーブル本体の共通の絶縁被覆の上を覆うような接地
用の金属シートとで構成される。
従って、分岐側のフラットケーブルに対してこれを重ね
る主たるフラットケーブルにおいては、接続部材の下側
に延びる突き刺し歯が金属シートに触ることなく活線導
体に接続させるために、当該金属シートの少なくとも活
線導体上を覆う部分を裁断してここより退け、活線導体
上の絶縁被覆部分を露出させておくような、事前の処理
を行うものである。
板状の支持部材及びこれに対向する板状の押さえ付け部
材は、剛性の大きい例えば鋼板等の金属板であることが
望ましく、ケーブル全体幅よりも長く且つ接続部材に比
し幅の大きい寸法に切断選定される。押さえ付け部材は
、その幅を支持部材の幅よりも大きくすることによって
、支持部材上で構成される接続部材による接触接続部分
及び載設されるケーブルへの外傷を防ぐことにも利用で
きる。
支持部材の主体が金属板で形成される場合には、上表面
の平坦な面の領域で設定する、主たるフラットケーブル
の載設部分に、絶縁物製シートを貼着し、もって当該金
属板とケーブルの活線導体との予期せぬ短絡を防ぐよう
に考慮されていることが望ましい。
板状の接続部材は、導電性の例えば銅等の板材を用いて
これの両面に多数の突き刺し歯を隆起形成して形成され
た端子と、この端子を担持する絶縁板とで構成されると
よく、これはかかる端子の周りにプラスチック材をモー
ルドして絶縁板を形成することにより得ることができる
かかる端子は、主たるフラットケーブル、分岐側のフラ
ットケーブルの活線導体、接地導体に対応する個数分だ
け設けられ、各々の端子は所定の間隔で独立して絶縁板
に担持させるものである。
それら支持部材、押さえ付け部材及び接続部材は、押さ
え付け部材の上から該部材を貫通して接続部材を貫通し
、そして支持部材にねじ込む締め付け部材により組み立
てられ、また締め付け部材が支持部材上で接続部材及び
押さえ付け部材に係゛合することにより、それら諸部材
の位置決めにも役立っている。
接続部材の上下両面には、端子の突き刺し歯がケーブル
の導体に深く食い込み過ぎないように所定高さのスペー
サが設けられていると良い。
保護カバーは、その上に載置され得る機器の重みや歩行
者の踏みつけに対しても変形しない程度に機械的に堅牢
な例えば鋼板等の金属板やアクリル樹脂の如きプラスチ
ック板を用いると良く、そして支持部材の長さ、幅より
も十分太き(し、さらにかかる接続を行うために切り取
られたカーベフトの切除幅よりも大きくして、側縁がカ
ーペット上に乗るようにし、そうして分岐接続部分及び
ケーブルを完全に@蔽し、もって異物混入等により生ず
るかも知れない漏電や短絡を防止させ得るものが望まし
い。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を添付図面を参照して詳細に説明す
る。
第1図及び第3図に、本発明による好ましい分岐接続例
を示す。
図に示すように、コンクリート床面1には、7fi程度
の厚みを持ち、適当な幅に選定されたスクエア状のカー
ペット2の多数枚が敷き詰められてあり、このカーペッ
ト2とコンクリート床面lとの間に、主たるフラットケ
ーブル3と、分岐側のフラットケーブル4とが配設され
ている。
それらフラットケーブル3,4は、カーペット2が敷設
される前に布線される。
この実施例におけるフラットケーブル3,4は、銅帯等
のフラットな3本の4体5.6.7を所定の間隔で並列
し、それらの上下からプラスチック製シート状の絶縁体
を貼り合わせて共通の絶縁被覆8が施されている。
共通の絶縁被覆8の上表面には、その被覆幅いっばいを
覆うような幅の銅板等の金属シート9が設けられている
かかる3本の導体のうち、中央の導体6が接地導体に選
定してあり、左右の2本の導体5,7が活線導体として
いる。
金属シート9は、接地保護層として用いられるもので、
独自に接地されていてもよいが、かかるケーブルの接地
用導体6と絶縁被覆8を介して接続して、該接地用導体
6を介して接地しても良い。
なお特に図示はしないが、共通の絶縁被覆の下表面には
、プラスチック製の絶縁シートを設け、コンクリ−゛ト
床面に突出する微小突起等により共通の絶縁被覆8が損
傷しないような配慮がされていると良い。
かかるフラットケーブル3.4はせいぜい0.5鰭の総
体厚みからなるものである。
かかるフラットケーブル3,4に対して、板状の支持部
材10、板状の接続部材11、板状の押さえ付け部材1
2、保護カバー13及び締め付け部材14からなる分岐
接続キット15が用いられている。
板状の支持部材10は、厚みが2籠程度の鋼板等を適当
な幅及びケーブルの絶縁被覆幅よりも大きな長さに切断
選定した金属板16を主体とし、その長手に延びる両側
縁を一例に折り曲げて脚状部を形成し、これら脚状部間
の外側の上表面をフラットケーブルの載置面に設定し、
核部には厚みが1■l程度で長さがケーブルの絶縁被覆
8の幅に近似させたプラスチックシート17が貼り付け
られている。
これら金属板16、プラスチックシート17を含めた総
体の高さは、41程度にしである。
金属板16の両端には、据え付け部材を挿通するための
穴18と、これとは別個に両端及び中間にねじ穴19と
を穿設している。
板状の接続部材11は、フラットケーブル3゜4の3本
の導体5.6.7に対応するように、厚さが1.5fl
程度の銅板等の導電機を用いてこれの両面に多数の突き
刺し歯20を突出形成した3個の端子21,22.23
と、これら端子21゜22.23をケーブル導体5,6
.7の間隔に対応して所定の間隔をもって並列させて担
持する絶縁板24とで構成されている。絶縁板24は、
かかる端子21.22.23の周囲をプラスチックモー
ルドすることにより形成することができ、かかる端子の
厚み1.5龍と同程度の厚みとすると良い。こうするこ
とで絶縁板24の両表面から各端子21,22.23の
多数の突き刺し歯20を隆起させることができる。
突き刺し歯20の突出幅は、ケーブルの絶縁被覆8より
も若干大きく選定してお(と良い。
絶縁板24は、支持部材10のプラスチックシート17
と同程度の幅とし、長さをケーブルの絶縁被覆8の幅よ
りも大きめにし、両端の両表面にフラットケーブル3,
4の厚みに対応するような高さのスペーサ25を形成し
ている。このスペーサ25を形成する位置と中間で貫通
穴26が形成されており、これは支持部材10の金属板
の両端に穿設されたねじ穴19と対応する。
板状の押さえ付け部材12は、厚さ1.5鶴程度の鋼板
等を用いてこれを支持部材10と同程度の長さで且つ該
支持部材IOよりも十分に大きな幅に切断選定した金属
板からなり、長手の両端及び中央には2つの貫通穴27
とねじ穴28が形成されている。内側の貫通穴27は、
接続部材11の貫通穴26、支持部材lOのねし穴19
と対応する。
保護カバー13は、厚さ0.5鶴程度の薄鋼板若しくは
アクリル樹脂板等を用いて、これを押さえ付け部材より
も十分に大きく、後述するようにカーペットの予定切り
取り幅よりも大きい幅、長さに切断選定した板材からな
り、周縁を下側に傾斜加工を施して薄形の台形状に成形
しており、長手の両端には、貫通穴29を穿設している
。これは押さえ付け部材12のねじ穴28と対応させて
いる。
なお、薄鋼板等の金属板を用いる場合には、表面に絶縁
性の樹脂をコーティングしたり、絶縁シートを貼り付け
ることが望ましい、これは、後述するようにフラッケー
ブル3の導電性シールド上に接触載置される金属製の押
さえ付け部材に接触固定されることによって、短絡時に
導電性シールドに流れる電流が漏洩して感電することが
ないようにするためである。
押さえ付け部材12、接続部材11、支持部材10に連
関させる締め付け部材14は、頭部表面が平坦なさら型
ねじを用いており、これは上表面に突起を形成しないで
平坦に仕上げる上で最適なものである。
このさら型ねじ頭部の頚部にはテーパが形成しであるた
め、これを嵌合する押さえ付け部材の貫通穴27にも°
所定の襠鉢状のテーパが施しである。
さらに保護カバー13を固定するために4備された締め
付け部材30も、同様にさら型ねじが適している。従っ
て保護カバー13の貫通穴29にもねじ頚部のテーパに
対応する播鉢状のテーパが施されている。
さて、このように各部品が構成されている分岐接続キッ
ト15は、予め大量に製作してストックしておくことが
でき、必要に応じて施工現場に搬入するとよいものであ
る。
搬入されたキット15を組み付ける前に、次の準備工程
が為される。
先ず主たるフラットケーブル3の、分岐したい位置の上
側を覆うカーペット2にキット15 (但し保護カバー
13を除()が入り込めるような幅に切り取り、この切
り取り部分の領域内に主たるフラットケーブル3が露出
させる。露出した主たるフラットケーブル3の部分で、
金属シート9の活線導体5.7に対向する領域部分を裁
断してケーブル長手方向に折り返すことにより、活線導
体5.7上の絶縁被覆部分を露出させる。
かくして準備作業が済んだ後、キット15を組み付ける
作業に移る。
先ず締め付け部材14及び30を外して自由にされた支
持部材10を、主たるフラットケーブル3の下側に潜り
込ませ、そうしてコンクリート床面1に掘える0両端の
貫通穴18を通して据え付け部材(図示せず)をコンク
リート床に打設することにより、位置決め固定する。
このようにして掘えた支持部材10上のプラスチックシ
ート17に載せた主たるフラットケーブル3の上に、接
続部材11をクロス配置させ、さらにこの上側に主たる
フラットケーブル3上に平行に重ねられた分岐側のフラ
ットケーブル4の端部を重ねる。なお、ケーブルの端末
はプラスチックシート31を覆設し、導体の端面が露出
しないようにしておくとよい。
接続部材11は、上下両面において、両端のスペーサ2
5の間に各ケーブル3.4を通過させ、中央の端子22
がケーブル3.4の接地導体6に対、向し、左右の端子
21.23がケーブル3,4の活線導体5,7に対向す
るように整合する。
次に分岐側のフラットケーブル4の上側に押さえ付け部
材12をクロス配置させる。この後、締め付け部材14
を、押さえ付け部材12の貫通穴27、接続部材11の
貫通穴28を通して支持部材10のねじ穴にねじ込み、
これによって各部材10.11.12を連関させた状態
とする。そして締め付け部材14をねじ込むことにより
、接続部材11の左右の端子21.23では、上側の突
き刺し歯20が分岐側のフラットケーブル4の下側から
絶縁被覆8を刺し貫いて活線導体5.7に圧接する一方
、下側の突き刺し歯20が主たるフラットケーブル3の
上側から金属シート9の折り返し後退により露出される
絶縁被覆8を刺し貫いて活線導体5.7に圧接し、これ
とともに中央の端子22では、上側の突き刺し歯20が
分岐側のフラットケーブル4の下側から絶縁被覆8を刺
し貫いて接地導体6に圧接する一方、下側の突き刺し歯
20が主たるフラットケーブル3の金属シート9を刺し
貫き、もって両ケーブル3.4の各導体間の導電接続が
成就される。
このような接続を達成させた後、最後に保護カバー13
を押さえ付け部材12上に載せ且つ周縁の傾斜加工部分
がカーペット2の上表面に乗るようにセントし、締め付
け部材30を保護カバー13の貫通穴29を通して押さ
え付け部材13のねじ穴28にねじ込むことによって、
当該保護カバー13を固定する。
以上のようにしてキット15の組み付けた結果各部材1
0,11,12.13及び両ケーブル3.4を積み重ね
た総体のコンクリート床面1からの高さは、大体101
箇であった。この高さは、カーペット2の厚み7菖謹に
近似している。
保護カバー13がカーペット2から僅かな高さで露出し
ているが、カーペット2から薄型の台形状に膨出するた
め、歩行者をmかせたりする心配はなく、またそのよう
に僅かな膨出であれば、機器の設置をも可能にする。
なお、分岐側のフラットケーブル4は、特に図示はしな
かったが、分岐接続位置から後退した主たるフラットケ
ーブル3上に支持された部分から折り曲げることによっ
て方向転換し、もって主たるフラットケーブルから枝状
に布線させる。
以上の実施例において、分岐側のフラットケーブル4は
、唯一1本の重ね継ぎの場合を示しているが、当該分岐
側のケーブル4の延線方向とは反対側からもう1本の分
岐のためのフラットケーブルを重ね継ぎすることも可能
であり、これはかかる実施例のようにT型に分岐するも
のに対し、主たるフラットケーブル3の左右から枝状に
分岐する十型の分岐を構成する。この方法は、接続部材
追加するだけで可能となる。
なおまた、フラットケーブル3,4が3心の導体の場合
について説明してきたが、これ以外に例えば5心の如き
多心のフラットケーブルについても適用できる。その場
合、接続部材は端子の数を導体数に相応する多数個とし
たものを用いることで対応することができる。
さらに、主たるフラットケーブル3と、分岐側のフラッ
トケーブル4の導体数が異なる場合、例えば、5心のフ
ラットケーブルを主たるフラットケーブル3に採用し、
3心のフラットケーブルを分岐側のフラットケーブル4
に採用して、分岐側フラットケーブル4を主たるフラッ
トケーブル3に選択的に接続するときにも、応用可能で
ある。
この場合、接続部材工1は、実施例に示したように3個
の端子を有するものとし、主たるフラットケーブル3の
接続に供しない2心の導体の上では支持部材10と押さ
え付け部材12との間に接続部材11の絶縁板の端子を
有しない延長部分を介在させるか、別個の当該絶縁板と
同様な板厚の絶縁プレートを介在することによって、当
該3個の端子による各導体への選択的な接続を行わせる
ことができる。
〔発明の効果〕
以上説明してきたように、カーペット下敷きケーブルに
対する本発明の分岐接続方法及びキットによれば、特別
に製作された特殊な治工具を必要とせずに一般に手に入
り易い工具で単に締め付ける操作により所定の接続が成
就され、而も接続部分全体の厚みがカーペットの厚みに
近似させることができ、このことによって分岐接続位r
が主たるフラットケーブル上で任意に設定することがで
き、複雑な配線にも容易に対応することができる等々、
この種分岐接続を筒便化させる上での効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
添付図面は、本発明のカーペット下敷きケーブルにおけ
る分岐接続例を示し、第1図は、分岐接続キットとこれ
により接続するフラットケーブルとの対応状況を示す分
解斜視図、第2図は、分岐接続キットを組み付けて所定
の接続を成就させた状況をケーブルの横断面側から示す
正面断面図、第3図は、銅接続状況をケーブルの側面側
から示す側面断面図である。 1;コンクリート床面、2:カーペット、3:主たるフ
ラットケーブル、4:分岐側のフラットケーブル、5.
7:活線導体、6:接地導体、8:絶縁被覆、9:金属
シート、10:板状の支持部材、11:板状の接続部材
、12:板状の押さえ付け部材、13:保護カバー、1
4 : $1め付け部材、15:分岐接続キット、20
:突き刺し歯、21.22,23:端子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)床面とこの上に敷設されるカーペットとの間に配
    設された主たるフラットケーブルの任意の位置で、床面
    上に板状の支持部材を据えてこの上に当該主たるフラッ
    トケーブルを載せ、この主たるフラットケーブルの上に
    両面に突き刺し歯を有した板状の接続部材を載せ、この
    上に分岐側のフラットケーブルを載せ、さらにこの上に
    板状の押さえ付け部材を載せ、この板状の押さえ付け部
    材と前記支持部材とを締結して前記接続部材の上下に延
    びる突き刺し歯を主たるフラットケーブル及び分岐側の
    フラットケーブル各々の絶縁被覆を刺し貫いてそれら両
    ケーブルの導体相互を接続することを特徴とするカーペ
    ット下敷きケーブルの分岐接続方法。
  2. (2)床面とこの上に敷設されるカーペットとの間に配
    設された主たるフラットケーブルの任意の位置で、分岐
    側のフラットケーブルを重ね継ぎするために用いられる
    キットであって、主たるフラットケーブルの下側に据え
    るための板状の支持部材と、この支持部材上に主たるフ
    ラットケーブルを介して配置する、両面に突き刺し歯を
    有した板状の接続部材と、この接続部材上に重ねる分岐
    側のフラットケーブルを介して配置する板状の押さえ付
    け部材と、これら押さえ付け部材と接続部材を貫通して
    支持部材にねじ込む締め付け部材と、さらに前記押さえ
    付け部材の上側に設けられる保護カバーとを具備したこ
    とを特徴とするカーペット下敷きケーブル用分岐接続キ
    ット。
JP61145089A 1986-06-20 1986-06-20 カーペット下敷きケーブル用分岐接続キット Granted JPS632268A (ja)

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JPS632268A true JPS632268A (ja) 1988-01-07
JPH0528477B2 JPH0528477B2 (ja) 1993-04-26

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58135585A (ja) * 1982-01-07 1983-08-12 ト−マス・アンド・ベツツ・コ−ポレ−シヨン 分岐又は直線接続用装置
JPS61153276U (ja) * 1985-03-14 1986-09-22

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JPH0528477B2 (ja) 1993-04-26

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