JPS61218316A - 床ボツクス用コネクタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概　要〕 床ボックス用コネクタであって、アンダーカーペット配
線に適するフラットケーブルと、床下の配管内通線に適
した丸形ケーブルとを床ボックス内で接続し、床の上の
配線をフラットケーブルによυ容易に行うことを可能と
するものである。

〔産業上の利用分野〕

本発明は床ボックス用コネクタ、さらに詳しく云えば床
ボックス内で丸形ケーブルとフラットケーブルを接続す
る場合に用いる床ボックス用コネクタに関するものであ
る。

〔従来の技術〕

近年、事業所、ピルにおいては通信線にフラットケーブ
ルを用いたアンダーカーペット配線方法等が出現してい
るが、フラットケーブルは、床下の配管内通線に適した
構造となっていないことから、従来の技術に従えば、ビ
ル等内の配管設備が利用できず、合理的な配線が困難で
あった。

一方、フラットケーブルを接続するコネクタは、一般的
に電子機器内部等で使用されることが多く、接続箇所等
の用途に応じて外形形状や、接続方式が決定されている
。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記のようにフラットケーブルは床下の配管内通線に適
した構造ではないので ■フラットケーブルを用いた配線が困難なケースが生じ
ている。

■経済的な配線ができない 等の問題があシ、床ボックス内で、配管内の通線に適し
た丸形ケーブルと、フラットケーブルを接続するコネク
タが必要となっていた。

従来のフラットケーブルを接続するコネクタは、■床ボ
ックスへの収納が困難な形状となっている。

■防水性を有していない。

等の欠点があった。

〔発明が解決しようとする問題点〕

本発明は上記の、特にフラットケーブルのコネクタに対
する問題点を解決し、床ボックス内で丸形ケーブルとフ
ラットケーブルとを接続可能とし、防水混和物を充填す
ることによシ防水性を得、事業所、ビル内において能率
のよい合理的な配線を可能にしようとするものである。

〔問題点を解決するだめの手段〕

本発明によれば、上記の問題点は、ケーブルの心線を両
端部に接続するに適する複数の接続端子る箱形の内カバ
ーと、該内カバーを収納可能で、一端面にフラットケー
ブルが取出し可能なコ字形の切欠き部と丸形ケーブルが
通過可能な円錐状のブッシングを有する箱形の外カバー
とから構成される床ボックス用コネクタによって解決さ
れる。

〔実施例〕

以下本発明の実施例を図面について説明する。

第１図は本発明の一実施例の斜視図、第２図は第１図に
示す実施例の分解斜視図である。第１図および第２図に
示すように、本発明による床ボックス用コネクタ１５は
、内カバー１と、内カバー１に収納される端子板２（第
１図には表われていない。）と、内カバー１を収納する
外カバー３とから構成されている。

端子板２には、第２図に示すように接続端子４が複数個
千鳥に配設されている。内カバー１は、全体としてフラ
ットケーブルαの引出し方向に長い箱形を有しておシ、
その一面には端子板２の収納可能な開口部５と、開口部
５０反対側の稜線に沿ってわずかに凹んだ保合受溝６が
２列設けられている。

端子板２は、複数の泉炒状の心線ガイド１４を有する直
方体形をしておシ、また、心線ガイド１４と隣接して複
数個の接続端子４が千鳥に配列されている。

端子板２に配設されている接続端子４は、第４図の拡大
斜視図に示されているように、その長手方向の両先端は
、Ｕ字溝７となっていて、ケーブルの心線を接続するに
適する構造となっている。

外カバー３は、全体としてフラットケーブルαの引出し
方向に長い箱形となっておシ、その一面には、内カバー
１の収納可能な開口部８と、フラットケーブルαの引出
し部面には、コ字形の切欠き９と、開口部８の内側端部
に係合突起１０を有している。

また、外カバー３の開口部８と反対面には、丸　　　゛
形ケーブルｂが通過可能な円錐状のブッシング１１が取
付けられている。

ブッシング１１の材質としては、 ■丸形ケーブルｂの外径の径別に左右されず、気密性が
保てること ■床ボックスへの収納が容易となること等を考慮する七
、可とり性を有するゴムが望ましい。

第３図は第１図、第２図に示した本発明の実施例を構成
する各部の詳細図であって、第６図においてＡ、Ｂはそ
れぞれ内カバー１の側面図および平面図（上面を示す。

）、Ｃ２Ｄはそれぞれ端子板２の側面図および平面図（
上面を示す。）　Ｅ、Ｆはそれぞれ外カバー３の側面図
および平面図（上面を示す。）である。第６図における
数字は、第１図および第２図と同一のものを示す。第３
図に示す各部の形状構造は前記第１図および第２図に対
する説明によシ十分理解し得るので、詳細な説明は省略
する。

本発明による床ボックス用コネクタは以上のように構成
されているが、その使用及び作用について説明すると、
例えば、２０心の丸形ケーブルｂは、ブッシング１１　
を通過し、端子板２のｖ起伏の心線ガイド１４に２心ず
つ導かれる。その後、丸形ケーブルの心線部１２を接続
工具を用いて、接続端子４のＵ字溝７へ圧入することに
よシ、接続端子４と、丸形ケーブルｂの心線が接続され
る。

次に、接続端子４の、丸形ケーブルｂが接続されたＵ字
溝７と反対側のＵ字溝７に７ラツトケーブルαが同様に
接続され、外カバー３のコ字形の切欠部９からフラット
ケーブルαが引出される。

つまりフラットケーブルαは２つのカバーの隙間から引
出される。

端子板２は、接続端子４を千鳥に配列することによシ、
接続端子４の高密度化が可能となるため、コネクタ全体
の小形化が達成できる。

接続端子４に各種ケーブルα、ｂを接続後、内カバー１
に端子板２を収納する。

次に外カバー３に内カバー１を収納し、内カバー１の係
合溝乙に外カバー６の保合突起１０が係合されるに至る
。このようにして、第１図に示すように組立てられる。

床ボックスは、清掃水、配管の結露現象等による浸水の
恐れがあることから、各カバー１，３に防水混和物を充
填することにより、端子板２の浸水等による絶縁劣化が
防止でき、防水性を確保することができる。

第５図は本発明による床ボックス用コネクタを床面下に
設けた床ボックスＣに収容された状態を示す斜視図であ
る。

配管ｄ内を通線された丸形ケーブルｂと床面ｅ上に配線
されるフラットケーブルαは床ボックスＣ内で本発明に
よるコネクタ１６を介して接続される。床ボックスＣか
ら引出されたフラットケーブルαは床ボックス開口部ｆ
のエツジ部ｇで折り曲げ、且つ張力による損傷を防止す
るため、開口部ば二 ｆよシや；凄太き目のカバー五によシ被う。この際床ボ
ックスとしては実願昭５９−１５４９８１号に示された
ようなものを使用できる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明による床ボックス用コネク
タは、コネクタを小形化することによシ、床ボックスへ
の収納が可能となシ、防水混和物を充填することによシ
、防水性が確保できる。等の効果があシ、ひいては、事
業所、ビル等において床下配線は床下配線管に丸形ケー
ブルを通線して行ない、床上はフラットケーブルによる
アンダーカーペット配線を行なう合理的かつ能率的配線
を容易に行なうことを可能とする効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例の斜視図、゛第２図は本発
明の一実施例の分解斜視図、第６図は本発明の実施例の
構成部分の詳細図、第４図は本発明の実施例に使用する
接続端子の拡大斜視図、 第５図は本発明による床ボックス用コネクタを床ボック
スに収容した状態を示す斜視図である。 １・・・内カバー ２・・・端子板 ３・・・外カバー ４・・・接続端子 ５・・・内カバー１の開口部 ６・・・保合受溝 ７・・・Ｕ字溝 ８・・・外カバー３の開口部 ９・・・切欠き １０・・・保合突起 １１・・・ブッシング １２・・・丸形ケーブルの心線部 １３・・・床ボックス用コネクタ １４・・・心線ガイド α・・・フラットケーブル ｂ・・・丸形ケーブル 本づｒ明の一実力穎１列のオ斗ネ見図 第１図 本発明の−￥旅イ列の分解斜視図 本発明の実施イ列の構成仲介の詳細図 第　３　図 接続端子の担大斜視図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ケーブルの心線を両端部に接続するに適する複数の接続
   端子を千鳥に配設し、さらに突起状の心線ガイドを有す
   る端子板と、該端子板を収納可能な、一面に開口部を有
   する箱形の内カバーと、該内カバーを収納可能で、一端
   面にフラットケーブルが取出し可能なコ字形の切欠き部
   と丸形ケーブルが通過可能な円錐状のブッシングを有す
   る箱形の外カバーとから構成されることを特徴とする床
   ボックス用コネクタ。