JPH02863Y2 - - Google Patents

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JPH02863Y2
JPH02863Y2 JP14718184U JP14718184U JPH02863Y2 JP H02863 Y2 JPH02863 Y2 JP H02863Y2 JP 14718184 U JP14718184 U JP 14718184U JP 14718184 U JP14718184 U JP 14718184U JP H02863 Y2 JPH02863 Y2 JP H02863Y2
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groove
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JP14718184U
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は電気コネクタとくに、通信回線の線路
の接続に適するものであり、雌雄コネクタが同形
のコネクタに関する。
〔従来の技術〕
通信回線は、一般に数10ペア(1ペアは2本の
電線)ないしは、多いものでは1000ペアを越える
線路(以下ケーブルという)からなつている。こ
れらのケーブルはかならずしも環境条件の良い所
に敷設されるとは限らず、その敷設、保守、点検
が容易であり、信頼性が高く、かつ廉価に実現で
きることが望まれる。
ケーブルの接続には、接続すべき一方の電線と
他方の電線をよじり合せるなど、直接に接続され
る場合が多かつたが、敷設の手間がかゝり、その
ためコスト高となり、保守点検は容易ではなく、
高信頼を得ることは困難であつた。
そこで、このような問題を解決すべく、接続す
べき一方の線群、たとえば10ペア分をそれぞれコ
ネクタに接なぎ込み、コネクタを嵌合接続せし
め、これを繰り返してたとえば1000ペア分の作業
を終えたときには、100ケのコネクタを接続した
ものが完成する。
しかしこの作業中に、前になしたコネクタの接
続がゆるんだり、あるいは、はずれてしまうこと
があり、または、作業完成後に何らかの外部から
の力によつてこの接続が不完全となるおそれが生
ずる場合がある。
これを防止するためには、一方の線群のコネク
タと他方の線群のコネクタとをビス・ナツトなど
で固定すればよいがこれは手間がかゝり、ビス・
ナツト部のしめる面積もしくは体積は多くのコネ
クタを使用する場合には問題となり、さらには、
ビス・ナツトの端部が線材に接触し、長年月の震
動など外力により線材の被覆部に擦過傷などを生
じ、信頼性を損うなどの問題があつた。
またこれらのコネクタには、そのコンタクトの
形状が雌雄全く別異のものを用いていた。したが
つてこのような雌雄コンタクトを用いて形成され
たコネクタも雌雄異形であつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は前記のごとき従来の作業性の悪るさや
信頼度における問題点を解決するものであり、さ
らに雌雄異形のコネクタに起因する製造コストの
上昇を避けて廉価に実現せんとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は多くの電線を接続するコネクタにおい
て雌雄コネクタを全く同形として、コンタクトや
その配列固定用絶縁体の部品点数を減らし、同じ
く、これらの部品を製造する金型を減らしたもの
であり、このコネクタの全周辺部にロツク挿入溝
を設け、バネ性のコの字状をした細い棒材でロツ
クすることができ、また、電線の接なぎ込み部分
はカバーで覆つたものである。
〔作用〕
本考案にかゝわるコネクタは製造においては、
金型などが少なく、部品管理も容易であり、その
機能面においては、雌雄同形のいわゆるセツクス
レスコネクタであるため、コネクタ相互の接続性
に優れ、電線の接なぎ込みも半田付などの作業を
必要とせずにスリツトに圧入するのみであり、こ
の電線の接なぎ込み部分も簡単に装着できるカバ
ーで覆い、他の電線を傷つけることがなく、コネ
クタの接続は、コの字状のロツクにより確実なも
のとし、廉価に高信頼性の小型コネクタを実現し
たものである。
〔実施例〕
本考案は本出願人によつて提案されたコネクタ
に関する考案を応用してなされたものである。以
下実施例によつて本考案を説明する。
第1図は本考案の一実施例である電気コネクタ
であり、10はコネクタの本体を形成する絶縁体
で、2個対向しており、嵌合接続されている。嵌
合した絶縁体10の周辺部にはロツク挿入溝11
があり、その溝の中間部分は溝がさらに深くなつ
てロツク深溝12を形成している。13はロツク
取りはずし溝で、30はロツクであり、コの字状
をしたバネアクシヨンの強い細い金属棒であり、
その両先端部はV字状に曲げられたV字状部31
を有する。
2個のロツク30を矢印32の方向に両側から
ロツク挿入溝11に沿つて挿入すると、ロツク3
0のV字状部31がロツク深溝12にバネアクシ
ヨンにより落ち、コネクタの嵌合は完全なものと
なり、このまゝの状態では嵌合接続ははずれるこ
とはない。この嵌合接続をはずすためには、ロツ
ク取りはずし溝13に細い棒を突つ込むことによ
りロツク30を矢印32とは反対の方向に押しや
ればロツクの解除は容易になされる。このような
コネクタの装置についてはすでに本出願人によつ
て出願されている(実願昭59−105359)。
25は電線35がコネクタに接続されている部
分を覆うためのカバーで電線35のガイドをなす
部分であるカバー電線ガイド26を有する。第1
図の場合は、電線35が片側8本両側で16本接続
できる電気コネクタを示す。このカバー25を含
むカバー手段の構造は第2図および第3図に示す
ようになつている。40はコンタクトをなす接合
ピンの基板であり、20はカバー25を受けるた
めのカバー受け部であり、絶縁体10と一体構造
をなしておりカバー25およびカバー受け部20
にはそれぞれカバーロツク27およびカバー受け
ロツク21があつて、相互に噛み合いはずれない
ようになつているばかりでなく、さらに、電線3
5をカバー25に設けられたカバー電線ガイド2
6とカバー受け部20に設けられたカバー受け電
線ガイド22で狭圧保持するようになつている。
カバー25は矢印29の方向に押圧するのみで簡
単にロツクできる。
第4図は2個の絶縁体10などの詳細を示すも
のであり、14は各基板を絶縁するための絶縁隔
壁、16は差し込み部、17は被差し込み角枠部
であつていずれも絶縁体10と一体構造をなして
おり、差し込み部16は被差し込み角枠部17に
差し込まれる。これによつて2つの絶縁体の差し
込み位置がずれたり、裏返しとなつて誤接続され
ることを防止している。基板40は絶縁隔壁14
の間に4個と被差し込み角枠部17の中に4個が
図示されており、2つの絶縁体10には計16個の
基板40が埋込まれている場合が例示されてい
る。このような絶縁隔壁や差し込み部および被差
し込み角枠部を有する電気コネクタはすでに本出
願人によつて出願されている(実願昭59−
104512)。
コンタクトをなす基板40はすべて同一形状の
ものであり、雌雄の差異がなく、いわゆるセツク
スレスになつている。このような基板については
電気コネクタのコンタクトの名称ですでに本出願
人によつて出願されている(実願昭59−104508〜
実願昭59−104511)。これらについては第5図〜
第6図により説明する。
第5図aに示す基板40は、コンタクトをなす
平板状の接片部51と、その接片部51と直角方
向をなすように連接され、かつ接片部51の接触
面と同一方向の電線35の心線36を圧入し接続
するためのスリツト53を有する平板状の端子部
52とよりなり、その接片部51は中央部に設け
られた台状接触部43を有する第1接触子42
と、その左右にこれと平行に連設されかつ台状接
触部43と逆方向の突出接触部46および49を
有する第2および第3接触子45および48とか
らなる。この接片部51の嵌合の様子は第5図b
に示されている。
第5図cに示す基板40は、接片部51と端子
部52との関係が第5図aに示したものと異るの
みでその接片部51の嵌合の様子は第5図bに同
じである。
第6図aには第5図aの場合と接片部51の形
状の異るものが示されており、第6図cには第5
図cの場合と接片部51の形状の異なるものが示
されており、その嵌合の様子は第6図bに示され
ている。
以上の説明において、各図面に付した同一の符
号は同一の機能を有するものである。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば、ロツクがコネクタの外部に突出したり、突起
部分を有することがないため電線の被覆を傷つけ
ることがなく、また電線の接なぎ込み部分もカバ
ーによつて覆うと同時に電線を狭圧保持するため
極めて信頼度の高い構造となつており、雌雄の区
別がないために取り扱い易く、また操作性が極め
て良いから、足場の悪るい環境における作業にも
適し、かつ、その構成要素である絶縁体や基板は
金型の減少、部品管理の簡素化などが可能で、し
たがつて低価格で製造可能であり、その効果は極
めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の構成を示す図、第2図〜第4
図は第1図に示したコネクタの構造を説明するた
めの図、第5図〜第6図はコンタクトを説明する
ための図である。 10……絶縁体、11……ロツク挿入溝、12
……ロツク深溝、13……ロツク取りはずし溝、
14……絶縁隔壁、16……差し込み部、17…
…被差し込み角枠部、20……カバー受け部、2
1……カバー受けロツク、22……カバー受け電
線ガイド、25……カバー、26……カバー電線
ガイド、27……カバーロツク、30……ロツ
ク、35……電線、40……基板、42……第1
接触子、43……台状接触部、45……第2接触
子、46,49……突出接触部、47……接触
部、48……第3接触子、51……接片部、52
……端子部、53……スリツト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 中央部に設けられた第一接触部とその左右に
    これと平行となるように連設された第2、第3
    接触子とを有する接片部とこれに連設された電
    線を接なぎ込むための端子部とを有する基板か
    らなるコンタクトと、前記コンタクトを複数個
    長手方向に一列に並べて絶縁し配設するための
    絶縁体とからなる複数の電線を接続するための
    同一形状をした2個1組の互いに嵌合するコネ
    クタにおいて、一列に並べられた複数の前記コ
    ンタクトのうち一列の前半のコンタクトの前記
    接片部を含む差し込み部と、他方のコネクタの
    差し込み部が差し込まれる被差し込み角枠部
    と、前記端子部を覆うカバー手段と、嵌合した
    場合における前記絶縁体の前記長手方向の両端
    部にはロツク取りはずし溝が設けてあり、嵌合
    した場合における前記絶縁体の全周辺部にロツ
    ク挿入溝があり、各絶縁体の前記ロツク挿入溝
    の中間部に一段と深いロツク深溝を設け、バネ
    性のコの字状をした細い棒材であつて、その先
    端部が前記ロツク深溝に落ち込むようにしたV
    字状部を有する2個1組のロツクを前記ロツク
    挿入溝に挿入することによつてロツクすること
    を特徴とする電気コネクタ。 (2) 前記カバー手段が、一列に並んだ前記端子部
    を囲むようになされ、前記端子部に接続される
    電線をガイドするためのカバー受け電線ガイド
    とカバーをロツクするためのカバー受けロツク
    を有する前記絶縁体と一体構造をなすカバー受
    け部と、前記カバー受け電線ガイドおよびカバ
    ー受けロツクに対応するカバー電線ガイドおよ
    びカバーロツクを有するカバーとからなる実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の電気コネク
    タ。
JP14718184U 1984-09-28 1984-09-28 Expired JPH02863Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14718184U JPH02863Y2 (ja) 1984-09-28 1984-09-28

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14718184U JPH02863Y2 (ja) 1984-09-28 1984-09-28

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JPS6162383U JPS6162383U (ja) 1986-04-26
JPH02863Y2 true JPH02863Y2 (ja) 1990-01-10

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ID=30705418

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JP14718184U Expired JPH02863Y2 (ja) 1984-09-28 1984-09-28

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10335001A (ja) * 1997-06-03 1998-12-18 Nec Corp シールド付き同型コネクタ

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JPS6162383U (ja) 1986-04-26

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