JPH0810968B2 - ビル内配線装置 - Google Patents
ビル内配線装置Info
- Publication number
- JPH0810968B2 JPH0810968B2 JP59213730A JP21373084A JPH0810968B2 JP H0810968 B2 JPH0810968 B2 JP H0810968B2 JP 59213730 A JP59213730 A JP 59213730A JP 21373084 A JP21373084 A JP 21373084A JP H0810968 B2 JPH0810968 B2 JP H0810968B2
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- JP
- Japan
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- cable
- trunk
- building
- route
- wiring
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はビル内配線装置に係り、特に複数の配線領域
にわたって伸びる幹線ルートに収容された幹線ケーブル
から分岐され、所定の間隔で形成された枝幹線ルートに
収容された短尺の枝幹線ケーブルを介してアンダーカー
ペット配線システムに接続することにより、床スラブの
厚さを増加しないで強度を保証すると共にビル建設工程
の短縮を図り、かつ、ビル内のレイアウトの変更あるい
は機器の数あるいは容量の増加に対しても簡単に対応で
きるようにしたビル内配線装置に関する。
にわたって伸びる幹線ルートに収容された幹線ケーブル
から分岐され、所定の間隔で形成された枝幹線ルートに
収容された短尺の枝幹線ケーブルを介してアンダーカー
ペット配線システムに接続することにより、床スラブの
厚さを増加しないで強度を保証すると共にビル建設工程
の短縮を図り、かつ、ビル内のレイアウトの変更あるい
は機器の数あるいは容量の増加に対しても簡単に対応で
きるようにしたビル内配線装置に関する。
従来のビル内配線装置として、例えば、第5図(イ)
に示すようなアンダーカーペット配線システムを利用し
たものがある。このビル内配線装置は配管配線工法を利
用したものであり、壁1内に配管2を配置し、その配管
2内にケーブルを配線する。配管2は壁1に埋め込まれ
ている接続凾(トランジションボックス)4に接続さ
れ、この接続凾4を介してケーブルコア3が平形ケーブ
ル5と接続されている。平形ケーブル5は、第5図
(ロ)に示すように平形絶縁導体5aを有し、地絡保護用
接地銅テープ7、および保護用金属テープ8で覆われ、
分岐部9を介して分岐され、その終端にはタイルカーペ
ット10の上に露出するコンセントボックス11が接続され
ている。一方、平形ケーブル5のコンセントボックス11
が接続されない終端は、シールテープ12にてシールされ
ている。このように配線された平形ケーブル5は、1ユ
ニットが約50cm四方のタイルカーペット10を継ぎ合わせ
て覆われている。尚、第5図(ロ)において、13は保護
用プラスチックテープあり、また、8aは保護用金属テー
プ8を固定する粘着テープである。
に示すようなアンダーカーペット配線システムを利用し
たものがある。このビル内配線装置は配管配線工法を利
用したものであり、壁1内に配管2を配置し、その配管
2内にケーブルを配線する。配管2は壁1に埋め込まれ
ている接続凾(トランジションボックス)4に接続さ
れ、この接続凾4を介してケーブルコア3が平形ケーブ
ル5と接続されている。平形ケーブル5は、第5図
(ロ)に示すように平形絶縁導体5aを有し、地絡保護用
接地銅テープ7、および保護用金属テープ8で覆われ、
分岐部9を介して分岐され、その終端にはタイルカーペ
ット10の上に露出するコンセントボックス11が接続され
ている。一方、平形ケーブル5のコンセントボックス11
が接続されない終端は、シールテープ12にてシールされ
ている。このように配線された平形ケーブル5は、1ユ
ニットが約50cm四方のタイルカーペット10を継ぎ合わせ
て覆われている。尚、第5図(ロ)において、13は保護
用プラスチックテープあり、また、8aは保護用金属テー
プ8を固定する粘着テープである。
このビル内配線装置によれば、コンセント11に電力用
負荷あるいは通信機器等の電源プラグを挿し込むことに
より、配線2に収容されたケーブルおよび平形ケーブル
5を介して電力用負荷、あるいは通信機器等に電力を供
給することができる。また、ビル内のレイアウトが変更
になったとしても、タイルカーペット10を剥がして平形
ケーブル5の配線パターンを変えれば、その変更に対応
することができる。
負荷あるいは通信機器等の電源プラグを挿し込むことに
より、配線2に収容されたケーブルおよび平形ケーブル
5を介して電力用負荷、あるいは通信機器等に電力を供
給することができる。また、ビル内のレイアウトが変更
になったとしても、タイルカーペット10を剥がして平形
ケーブル5の配線パターンを変えれば、その変更に対応
することができる。
また、他の従来のビル内配線装置として、例えば、第
6図(イ)(ロ)に示すものがある。このビル内配線装
置はフロアダクト工法を利用するものであり、フロアの
天井部分14に配設されている配線ケーブル15を、ビルの
柱16の中を通して床スラブ17に埋め込んであるメインフ
ロアダクト18内の幹線ケーブル19に接続し、メインフロ
アダクト18の幹線ケーブル19は、床スラブ17内に設けら
れる所定本数のサブフロアダクト20内の枝幹線ケーブル
に接続される。サブフロアダクト20内の枝幹線ケーブル
は、分岐電線23を介して、コンセントボックス24に接続
されている。
6図(イ)(ロ)に示すものがある。このビル内配線装
置はフロアダクト工法を利用するものであり、フロアの
天井部分14に配設されている配線ケーブル15を、ビルの
柱16の中を通して床スラブ17に埋め込んであるメインフ
ロアダクト18内の幹線ケーブル19に接続し、メインフロ
アダクト18の幹線ケーブル19は、床スラブ17内に設けら
れる所定本数のサブフロアダクト20内の枝幹線ケーブル
に接続される。サブフロアダクト20内の枝幹線ケーブル
は、分岐電線23を介して、コンセントボックス24に接続
されている。
このビル内配線装置によれば、前者の配線装置と同じ
ように、コンセント24に電力用負荷あるいは通信機器等
の電源プラグを挿し込むことにより、図示した配線ルー
トを介して電力用負荷、あるいは通信機器等に電力を供
給することができる。また、ビル内のレイアウトが変更
になったとしても、サブフロアダクト20が所定の間隔で
複数本設けられているため、分岐電線23を適当な位置か
ら取り出すことによって、比較的簡単にその変更に対応
することができる。
ように、コンセント24に電力用負荷あるいは通信機器等
の電源プラグを挿し込むことにより、図示した配線ルー
トを介して電力用負荷、あるいは通信機器等に電力を供
給することができる。また、ビル内のレイアウトが変更
になったとしても、サブフロアダクト20が所定の間隔で
複数本設けられているため、分岐電線23を適当な位置か
ら取り出すことによって、比較的簡単にその変更に対応
することができる。
しかし、前者のビル内配線装置によれば、配管2の中
に収容されるケーブルの容量増加に限界があるため、電
力用負荷あるいは通信機器等の数あるいは容量の増加に
十分に対応することができない場合が生じる恐れがあ
り、また、それに対応できるようにするために配管数を
大にすると、ビルの建設工法がやっかいになると共に、
コストアップの要因になる。
に収容されるケーブルの容量増加に限界があるため、電
力用負荷あるいは通信機器等の数あるいは容量の増加に
十分に対応することができない場合が生じる恐れがあ
り、また、それに対応できるようにするために配管数を
大にすると、ビルの建設工法がやっかいになると共に、
コストアップの要因になる。
また、後者のビル内配線装置によれば、メインフロア
ダクトに所定の間隔をもって接続される複数のサブフロ
アダクトを床スラブに埋め込むようにしているため、第
6図(ハ)に示すように、床スラブ17の強度を所定のレ
ベルに維持するためには、サブフロアダクト20の高さX
だけ床スラブ17の厚みを増加しなければならなくなる。
それによって建設コストが大になるばかりでなく、天井
の高さが低くなるという不都合が生じる。また、多数の
サブフロアダクトを使用することによる建設コストの増
加に加えて、ビル内のレイアウトによっては使用されな
いサブフロアダクトが生じるため、フロアダクトの使用
率が低下するという不都合も生じる。
ダクトに所定の間隔をもって接続される複数のサブフロ
アダクトを床スラブに埋め込むようにしているため、第
6図(ハ)に示すように、床スラブ17の強度を所定のレ
ベルに維持するためには、サブフロアダクト20の高さX
だけ床スラブ17の厚みを増加しなければならなくなる。
それによって建設コストが大になるばかりでなく、天井
の高さが低くなるという不都合が生じる。また、多数の
サブフロアダクトを使用することによる建設コストの増
加に加えて、ビル内のレイアウトによっては使用されな
いサブフロアダクトが生じるため、フロアダクトの使用
率が低下するという不都合も生じる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、電力用
負荷あるいは通信機器等の数、あるいは容量の増加ある
いはレイアウトの変更に容易に対応でき、ビル建設工法
の簡素化を図ると共に、ビル建設コストの増加を緩和す
るため、複数の配線領域をカバーする幹線ルートに幹線
ケーブルを配線し、この幹線ケーブルに近接し、かつ、
その長さ方向に沿って所定の間隔をもって複数の接続凾
を配置して幹線ケーブルと接続凾を枝幹線ルートに収容
された短尺の枝幹線ケーブルで接続し、この接続凾から
平形ケーブルを引き出すようにしたビル内配線装置を提
供するものである。
負荷あるいは通信機器等の数、あるいは容量の増加ある
いはレイアウトの変更に容易に対応でき、ビル建設工法
の簡素化を図ると共に、ビル建設コストの増加を緩和す
るため、複数の配線領域をカバーする幹線ルートに幹線
ケーブルを配線し、この幹線ケーブルに近接し、かつ、
その長さ方向に沿って所定の間隔をもって複数の接続凾
を配置して幹線ケーブルと接続凾を枝幹線ルートに収容
された短尺の枝幹線ケーブルで接続し、この接続凾から
平形ケーブルを引き出すようにしたビル内配線装置を提
供するものである。
本発明のビル内配線装置によれば、幹線ケーブルは床
スラブに埋め込まれた幹線ルート用フロアダクト内に配
線されることが好ましいが、フロアダクトを省略して床
スラブに形成したピット(例えば、50〜100mmの深さと
ケーブル配線数に応じた所定の幅を有する)内に配線す
るようにしても良い。また、必要に応じて天井の配線ス
ペースに配設されるケーブルを幹線ケーブルとして利用
しても良い。これらの幹線ケーブルはビル受電設備ある
いはビル受信設備に接続されるが、場合によっては、フ
ロアダクト内の幹線ケーブルを天井スペースのケーブル
を介して電源あるいは信号源に接続しても良い。尚、本
発明の説明において使用される「ケーブル」の用語は
「電線」と読み替えることも可能であることを理解され
たい。
スラブに埋め込まれた幹線ルート用フロアダクト内に配
線されることが好ましいが、フロアダクトを省略して床
スラブに形成したピット(例えば、50〜100mmの深さと
ケーブル配線数に応じた所定の幅を有する)内に配線す
るようにしても良い。また、必要に応じて天井の配線ス
ペースに配設されるケーブルを幹線ケーブルとして利用
しても良い。これらの幹線ケーブルはビル受電設備ある
いはビル受信設備に接続されるが、場合によっては、フ
ロアダクト内の幹線ケーブルを天井スペースのケーブル
を介して電源あるいは信号源に接続しても良い。尚、本
発明の説明において使用される「ケーブル」の用語は
「電線」と読み替えることも可能であることを理解され
たい。
第1図(イ),(ロ)及び第2図は本発明によるビル
内配線装置の一実施例を示す。
内配線装置の一実施例を示す。
フロアの天井部25に配設されている配線ケーブル26を
ビル内に配置されている柱27の中を通して、床スラブ28
に埋め込まれて幹線ルートを形成するフロアダクト29内
の幹線ケーブル30に接続する(前述したように、配線ケ
ーブル26および幹線ケーブル30をそれぞれ並列関係で電
源および信号源に接続しても良い)。フロアダクト29か
らは所定の間隔で、比較的短尺(幹線ルートを形成する
フロアダクト29が配線領域に隣接して設けられるときは
数メートル程度の長さで良いが、両者の間に廊下等があ
るときはその分だけ長くなって十数メートルになること
がある)の枝幹線ケーブル31(例えば、電線管等を床ス
ラブに埋設して形成した枝幹線ルートに収容される)が
複数本排出され、床スラブ28に埋め込まれている。第3
図(イ),(ロ)に示すように接続凾32に接続されてい
る枝幹線ケーブル31は、接続凾32を介して平形ケーブル
33と接続され、床スラブ28に露出している。平形ケーブ
ル33は、後述するように、平形導体33aを有し、地絡保
護用接地銅テープ34に覆われ、更に保護用スチールテー
プ35で覆われている。平形ケーブル33の分岐は分岐部36
を介して行われ、その終端にはカーペット37に露出する
コンセントボックス38が設けられている。一方、コンセ
ント38が設けられない終端は、シールテープ39にてシー
ルされている。平形ケーブル33は、約50cm四方のタイル
カーペット37が継ぎ合わせて覆われている。第1図
(ロ)は配置された平形ケーブル33の断面図であり、最
下層には保護用プラスチックテープ40、その上に絶縁体
41に覆われた平形導体33aが設けられ、その上を地絡保
護用接地銅テープ34及び粘着テープ42で固定される保護
用スチールテープ35で覆われている。
ビル内に配置されている柱27の中を通して、床スラブ28
に埋め込まれて幹線ルートを形成するフロアダクト29内
の幹線ケーブル30に接続する(前述したように、配線ケ
ーブル26および幹線ケーブル30をそれぞれ並列関係で電
源および信号源に接続しても良い)。フロアダクト29か
らは所定の間隔で、比較的短尺(幹線ルートを形成する
フロアダクト29が配線領域に隣接して設けられるときは
数メートル程度の長さで良いが、両者の間に廊下等があ
るときはその分だけ長くなって十数メートルになること
がある)の枝幹線ケーブル31(例えば、電線管等を床ス
ラブに埋設して形成した枝幹線ルートに収容される)が
複数本排出され、床スラブ28に埋め込まれている。第3
図(イ),(ロ)に示すように接続凾32に接続されてい
る枝幹線ケーブル31は、接続凾32を介して平形ケーブル
33と接続され、床スラブ28に露出している。平形ケーブ
ル33は、後述するように、平形導体33aを有し、地絡保
護用接地銅テープ34に覆われ、更に保護用スチールテー
プ35で覆われている。平形ケーブル33の分岐は分岐部36
を介して行われ、その終端にはカーペット37に露出する
コンセントボックス38が設けられている。一方、コンセ
ント38が設けられない終端は、シールテープ39にてシー
ルされている。平形ケーブル33は、約50cm四方のタイル
カーペット37が継ぎ合わせて覆われている。第1図
(ロ)は配置された平形ケーブル33の断面図であり、最
下層には保護用プラスチックテープ40、その上に絶縁体
41に覆われた平形導体33aが設けられ、その上を地絡保
護用接地銅テープ34及び粘着テープ42で固定される保護
用スチールテープ35で覆われている。
接続凾32の構造は第3図(イ),(ロ)に示す。ボッ
クス43とそれを覆う蓋44とにより構成され、床スラブ28
に埋め込まれる。第3図(ロ)に示すように、枝幹線ケ
ーブル31をボックスコネクタ45を介して平形ケーブル33
に接続し、突出部47が構成されている蓋44の下方の出口
48より平形ケーブル33が引き出されて、床スラブ28とカ
ーペット37の間に配設される。尚、46はレベル調整機構
である。
クス43とそれを覆う蓋44とにより構成され、床スラブ28
に埋め込まれる。第3図(ロ)に示すように、枝幹線ケ
ーブル31をボックスコネクタ45を介して平形ケーブル33
に接続し、突出部47が構成されている蓋44の下方の出口
48より平形ケーブル33が引き出されて、床スラブ28とカ
ーペット37の間に配設される。尚、46はレベル調整機構
である。
以上述べた本発明のビル内配線装置によれば、例え
ば、第2図に示すように、ビル内の複数の配線領域をカ
バーするように、フロアダクト29によって幹線ルートを
構成して、この幹線ルートに幹線ケーブル30を配線し、
この幹線ルートに沿って所定の間隔を設けて複数の接続
凾32を配置し、幹線ケーブル30と接続凾32を電線管等に
よって構成される枝幹線ルートに収容される短尺の枝幹
線ケーブル31で接続するだけで構成することができる。
従って、ビル建設時は幹線ルートと、枝幹線ルートと、
接続凾の埋め込みの工事を行えば良く、後はレイアウト
に応じて接続凾32に平形ケーブル33等を所定のパターン
で接続すれば、希望する配線システムを得ることができ
る。言うまでもなく、この配線装置は電力の供給だけで
なく、通信機器等の信号伝送にも利用することができ
る。
ば、第2図に示すように、ビル内の複数の配線領域をカ
バーするように、フロアダクト29によって幹線ルートを
構成して、この幹線ルートに幹線ケーブル30を配線し、
この幹線ルートに沿って所定の間隔を設けて複数の接続
凾32を配置し、幹線ケーブル30と接続凾32を電線管等に
よって構成される枝幹線ルートに収容される短尺の枝幹
線ケーブル31で接続するだけで構成することができる。
従って、ビル建設時は幹線ルートと、枝幹線ルートと、
接続凾の埋め込みの工事を行えば良く、後はレイアウト
に応じて接続凾32に平形ケーブル33等を所定のパターン
で接続すれば、希望する配線システムを得ることができ
る。言うまでもなく、この配線装置は電力の供給だけで
なく、通信機器等の信号伝送にも利用することができ
る。
実際の使用実況例を第4図を用いて説明する。床スラ
ブ28内にあるフロアダクト29から導き出された枝幹線ケ
ーブル31は接続凾32で平形ケーブル33に接続され、アン
ダーカーペット配線システムに接続される。この配線装
置にあっては、電力供給の他コンピュータ等のOA機器に
対するデータ伝送、電話用の音声信号の伝送に利用され
る。図中、49はマイクロコンピュータであり、50は電話
機セットである。また55はターミナルボックス、56はマ
イコン用同軸ケーブル、57は接続コネクタ、58は固定用
テープである。
ブ28内にあるフロアダクト29から導き出された枝幹線ケ
ーブル31は接続凾32で平形ケーブル33に接続され、アン
ダーカーペット配線システムに接続される。この配線装
置にあっては、電力供給の他コンピュータ等のOA機器に
対するデータ伝送、電話用の音声信号の伝送に利用され
る。図中、49はマイクロコンピュータであり、50は電話
機セットである。また55はターミナルボックス、56はマ
イコン用同軸ケーブル、57は接続コネクタ、58は固定用
テープである。
以上説明した通り、本発明によるビル内配線装置によ
れば、複数の配線領域をカバーする幹線ルートに幹線ケ
ーブルを配線し、この幹線ケーブルに近接し、かつその
長さ方向に沿って複数の接続凾を配置して、幹線ケーブ
ルと接続凾を枝幹線ルートに収容された短尺の枝幹線ケ
ーブルで接続し、この接続凾から平形ケーブルを引き出
したため、電力用負荷あるいは通信機器等の数、あるい
は容量の増加あるいはレイアウトの変更に容易に対応で
き、ビル建設工法の簡素化を図ると共に、ビル建設コス
トの増加を緩和することができる。
れば、複数の配線領域をカバーする幹線ルートに幹線ケ
ーブルを配線し、この幹線ケーブルに近接し、かつその
長さ方向に沿って複数の接続凾を配置して、幹線ケーブ
ルと接続凾を枝幹線ルートに収容された短尺の枝幹線ケ
ーブルで接続し、この接続凾から平形ケーブルを引き出
したため、電力用負荷あるいは通信機器等の数、あるい
は容量の増加あるいはレイアウトの変更に容易に対応で
き、ビル建設工法の簡素化を図ると共に、ビル建設コス
トの増加を緩和することができる。
第1図(イ)は本発明によるビル内配線装置の全体を示
す説明図、第1図(ロ)はアンダーカーペットシステム
の配線構造を示す説明図、第2図は本発明によるビル内
配線装置を平面から見た説明図、第3図(イ)はジャン
クションボックスの構造説明図、第3図(ロ)はジャン
クションボックスの設置説明図、第4図は本発明による
ビル内配線装置の具体的活用説明図、第5図(イ)
(ロ)は従来のアンダーカーペット配線システムを利用
した配管配線工法の説明図、第6図(イ)は、従来のフ
ロアダクト工法の説明図、第6図(ロ)はフロアダクト
工法を平面から見た説明図、第6図(ハ)はフロアダク
ト工法の不都合を示す説明図である。 符号の説明 26……配線ケーブル、27……柱 28……床スラブ、29……フロアダクト 30……幹線ルートケーブル 31……枝幹線ルートケーブル 32……ジャンクションボックス 33……平形導体、37……カーペット 49……マイクロコンピュータ 50……電話機
す説明図、第1図(ロ)はアンダーカーペットシステム
の配線構造を示す説明図、第2図は本発明によるビル内
配線装置を平面から見た説明図、第3図(イ)はジャン
クションボックスの構造説明図、第3図(ロ)はジャン
クションボックスの設置説明図、第4図は本発明による
ビル内配線装置の具体的活用説明図、第5図(イ)
(ロ)は従来のアンダーカーペット配線システムを利用
した配管配線工法の説明図、第6図(イ)は、従来のフ
ロアダクト工法の説明図、第6図(ロ)はフロアダクト
工法を平面から見た説明図、第6図(ハ)はフロアダク
ト工法の不都合を示す説明図である。 符号の説明 26……配線ケーブル、27……柱 28……床スラブ、29……フロアダクト 30……幹線ルートケーブル 31……枝幹線ルートケーブル 32……ジャンクションボックス 33……平形導体、37……カーペット 49……マイクロコンピュータ 50……電話機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉見 壽恭 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話公社内 (72)発明者 松田 至大 神奈川県川崎市多摩区長沢1−1―1― 404 (72)発明者 渡邊 照政 東京都日野市程久保650―73―608 (72)発明者 増岡 信雄 東京都千代田区丸の内2丁目1番2号 日 立電線株式会社内 (56)参考文献 特開 昭54−113894(JP,A) 実開 昭59−36179(JP,U) 実開 昭59−183124(JP,U)
Claims (2)
- 【請求項1】床上のカーペット下に配線してビル内の電
力用負荷、あるいは通信機器等に電力供給あるいは信号
伝送を行うビル内配線装置において、 複数の配線領域における前記カーペット下の床スラブに
埋め込まれて配線される幹線ルートと、 前記幹線ルートに収容され、電源あるいは信号源に接続
される幹線ケーブルと、 前記床スラブ中に所定の間隔で形成されて一端が前記床
スラブ中で前記幹線ルートに通じるとともに、他端が床
スラブに埋め込まれた接続函に通じる比較的長さの小な
る複数の枝幹線ルートと、 前記枝幹線ルートに収容され、一端が前記幹線ケーブル
と接続され、他端が前記接続函内で平型ケーブルと接続
される枝幹線ケーブルとを有し、 前記接続函より取り出された前記平型ケーブルが前記床
スラブ上に誘導される構造を有することを特徴とするビ
ル内配線装置。 - 【請求項2】前記幹線ルートが床スラブに埋め込まれた
フロアダクトによって構成された特許請求の範囲第1項
記載のビル内配線装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59213730A JPH0810968B2 (ja) | 1984-10-12 | 1984-10-12 | ビル内配線装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59213730A JPH0810968B2 (ja) | 1984-10-12 | 1984-10-12 | ビル内配線装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6194511A JPS6194511A (ja) | 1986-05-13 |
JPH0810968B2 true JPH0810968B2 (ja) | 1996-01-31 |
Family
ID=16644047
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59213730A Expired - Fee Related JPH0810968B2 (ja) | 1984-10-12 | 1984-10-12 | ビル内配線装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0810968B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2609218B1 (fr) * | 1986-12-30 | 1989-11-24 | Lepaillier Patrick | Dispositif de cablage du reseau tres basse tension telephonique et/ou informatique d'un batiment |
JPS6425803A (en) * | 1987-04-20 | 1989-01-27 | Toshie Hamakura | Desk and wring system between desks |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4194332A (en) * | 1978-02-02 | 1980-03-25 | H. H. Robertson Company | Electrical wiring distribution system |
JPS5936179U (ja) * | 1982-08-31 | 1984-03-07 | 株式会社フジクラ | フロアケ−ブル用端子盤 |
-
1984
- 1984-10-12 JP JP59213730A patent/JPH0810968B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6194511A (ja) | 1986-05-13 |
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