JPS6194511A - ビル内配線装置 - Google Patents

ビル内配線装置

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JPS6194511A
JPS6194511A JP59213730A JP21373084A JPS6194511A JP S6194511 A JPS6194511 A JP S6194511A JP 59213730 A JP59213730 A JP 59213730A JP 21373084 A JP21373084 A JP 21373084A JP S6194511 A JPS6194511 A JP S6194511A
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JP
Japan
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trunk
cable
building
wiring
floor
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JP59213730A
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古木 高男
吉見 壽恭
松田 至大
渡邊 照政
増岡 信雄
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Hitachi Cable Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Kumagai Gumi Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Kumagai Gumi Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はビル内配線装置に係り、特に複数の配線領域に
わたって伸びる幹線ルートに収容された幹線ケーブルか
ら分岐され、所定の間隔で形成された枝幹線ルートに収
容された短尺の枝幹線ケーブルを介してアンダーカーペ
ット配線システムに接続することにより、床スラブの厚
さを増加しないで強度を保証すると共にビル建設工程の
短縮を図り、かつ、ビル内のレイアウトの変更あるいは
機器の数あるいは容量の増加に対しても簡単に対応でき
るようにしたビル内配線装置に関する。
〔従来の技術〕
従来のビル内配線装置として、例えば、第5図(イ)に
示すようなアンダーカーペット配線システムを利用した
ものがある。このビル内配線装置は配管配線工法を利用
したものであり、壁l内に配管2を配置し、その配管2
内にケーブルを配線する。配管2は壁lに埋め込まれて
いる接mM(トランジションボックス)4に接続され、
この接続−4を介してケーブルコア3が平形ケーブル5
と接続されている。平形ケーブル5は、第5図(ロ)に
示すように平形絶縁導体5aを有し、地絡保護用接地銅
テープ7、および保護用金属テープ8で覆われ、分岐部
9を介して分岐され、その終端にはタイルカーペット1
0の上に露出するコンセントボックス11が接続されて
いる。一方、平形ケーブル5のコンセントボックス11
が接続されない終端は、シールテープ12にてシールさ
れている。このように配線された平形ケーブル5は、1
ユニツトが約50c+++四方のタイルカーペット10
を継ぎ合わせて覆われている。尚、第5図(ロ)におい
て、13は保護用プラスチックテープあり、また、8a
は保護用金属テープ8を固定する粘着テープである。
このビル内配線装置によれば、コンセント11に電力用
負荷あるいは通信機器等の電源プラグを挿し込むことに
より、配管2に収容されたケーブルおよび平形ケーブル
5を介して電力用負荷、あるいは通信機器等に電力を供
給することができる。
また、ビル内のレイアウトが変更になったとしても、タ
イルカーペット10を剥がして平形ケーブル5の配線パ
ターンを変えれば、その変更に対応することができる。
また、他の従来のビル内配線装置として、例えば、第6
図(イ)(ロ)に示すものがある。このビル内配線装置
はフロアダクト工法を利用するものであり、フロアの天
井部分14に配設されている配線ケーブル15を、ビル
の柱16の中を通して床スラブ17に埋め込んであるメ
インフロアダクト18内の幹線ケーブル19に接続し、
メインフロアダクト18の幹線ケーブル19は、床スラ
ブ17内に設けられる所定本数のサブフロアダクト20
内の枝幹線ケーブルに°接続される。サブフロアダクト
20内の枝幹線ケーブルは、分岐電線23を介して、コ
ンセントボックス24に接続されている。
このビル内置線′装置によれば、前者の配線装置と同じ
ように、コンセント24に電力用負荷あるいは通信機器
等の電源プラグを挿し込むことにより、図示した配線ル
ートを介して電力用負荷、あるいは通信機器等に電力を
供給することができる。
また、ビル内のレイアウトが変更になったとしても、サ
ブフロアダクト20が所定の間隔で複数本設けられてい
るため、分岐電線23を適当な位置から取り出すことに
よって、比較的簡単にその変更に対応することができる
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、前者のビル内配線装置によれば、配管2の中に
収容されるケーブルの容量増加に限界があるため、電力
用負荷あるいは通信機器等の数あるいは容量の増加に十
分に対応することができない場合が生じる恐れがあり、
また、それに対応できるようにするために配管数を大に
すると、ビルの建設工法がやっかいになると共に、コス
トアップの要因になる。
また、後者のビル内配線装置によれば、メインフロアダ
クトに所定の間隔をもって接続される複数のサブフロア
ダクトを床スラブに埋め込むようにしているため、第6
図(ハ)に示すように、床スラブ17の強度を所定のレ
ベルに維持するためには、サブフロアダクト20の高さ
Xだけ床スラブ17の厚みを増加しなければならなくな
る。それによって建設コストが大になるばかりでな(、
天井の高さが低くなるという不都合が生じる。また、多
数のサブフロアダクトを使用することによる建設コスト
の増加に加えて、ビル内のレイアウトによっては使用さ
れないサブフロアダクトが生じるため、フロアダクトの
使用率が低下するという不都合も生じる。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕本発明は、上
記に鑑みてなされたものであり、電力用負荷あるいは通
信機器等の数、あるいは容量の増加あるいはレイアウト
の変更に容易に対応でき、ビル建設工法の簡素化を図る
と共に、ビル建設コストの増加を緩和するため、複数の
配線領域をカバーする幹線ルートに幹線ケーブルを配線
し、この幹線ケーブルに近接し、かつ、その長さ方向に
沿って所定の間隔をもって複数の接続−を配置して幹線
ケーブルと接続−を枝幹線ルートに収容された短尺の枝
幹線ケーブルで接続し、この接続−から平形ケーブルを
引き出すようにしたビル内配線装置を提供するものであ
る。
本発明のビル内配線装置によれば、幹線ケーブルは床ス
ラブに埋め込まれた幹線ルート用フロアダクト内に配線
されることが好ましいが、フロアダクトを省略して床ス
ラブに形成したピット(例えば、50〜100+nの深
さとケーブル配線数に応じた所定の幅を有する)内に配
線するようにしても良い。また、必要に応じて天井の配
線スペースに配設されるケーブルを幹線ケーブルとして
利用しても良い。これらの幹線ケーブルはビル受電設備
あるいはビル受信設備に接続されるが、場合によっては
、フロアダクト内の幹線ケーブルを天井スペースのケー
ブルを介して電源あるいは信号源に接続しても良い。尚
、本発明の説明において使用される「ケーブル」の用語
は「電線」と読み替えることも可能であることを理解さ
れたい。
〔実施例〕
第1図(イ)、(ロ)及び第2図は本発明によるビル内
配線装置の一実施例を示す。
フロアの天井部25に配設されている配線ケーブル26
をビル内に設置されている柱27の中を通して、床スラ
ブ28に埋め込まれて幹線ルートを形成するフロアダク
ト29内の幹線ケーブル30に接続する(前述したよう
に、配線ケーブル26および幹線ケーブル30をそれぞ
れ並列関係で電源および信号源に接続しても良い)。フ
ロアダクト29からは所定の間隔で、比較的短尺(幹線
ルートを形成するフロアダクト29が配線領域に隣接し
て設けられるときは数メートル程度の長さで良いが、両
者の間に廊下環があるときはその分だけ長くなって十数
メートルになることがある)の枝幹線ケーブル31 (
例えば、電線管等を床スラブ内に埋設して形成した枝幹
線ルートに収容される)が複数本排出され、第3図(イ
)、(ロ)に示すように接続−32に接続されている枝
幹線ケーブル31は、接続−32を介して平形ケーブル
33と接続され、床スラブ28に露出している。
平形ケーブル33は、後述するように、平形導体33a
を有し、地絡保護用接地銅テープ34に覆われ、更に保
護用スチールテープ35で覆われている。平形ケーブル
33の分岐は分岐部36を介して行われ、その終端には
カーペット37に露出するコンセントボックス38が設
けられている。
一方、コンセント38が設けられない終端は、シールテ
ープ39にてシールされている。平形ケーブル33は、
約50cm四方のタイルカーペット37が継ぎ合わせて
覆われている。第1図(ロ)は配置された平形ケーブル
33の断面図であり、最下層には保護用プラスチックテ
ープ4o、その上に絶縁体41に覆われた平形導体33
aが設けられ、その上を地絡保護用接地銅テープ34及
び粘着テープ42で固定される保護用スチールテープ3
5で覆われている。
接続涌32の構造は第3図(イ)、(ロ)に示す。ボッ
クス43とそれを覆う蓋44とにより構成され、床スラ
ブ28に埋め込まれる。第3図(ロ)に示すように、枝
幹線ケーブル31をボンクスコネクタ45を介して平形
ケーブル33に接続し、突出部47が構成されている蓋
44の下方の出口48より平形ケーブル33が引き出さ
れて、床スラブ28とカーペット37の間に配設される
尚、46はレベル調整機構である。
以上述べた本発明のビル内配線装置によれば、例えば、
第2図に示すように、ビル内の複数の配線領域をカバー
するように、フロアダクト29によって幹線ルートを構
成して、この幹線ルートに幹線ケーブル30を配線し、
この幹線ルートに沿って所定の間隔を設けて複数の接続
画32を配置し、幹線ケーブル30と接続画32を電線
管等によって構成される枝幹線ルートに収容される短尺
の枝幹線ケーブル31で接続するだけで構成することが
できる。従って、ビル建設時は幹線ルートと、枝幹線ル
ートと、接続画の埋め込みの工事を行えば良く、後はレ
イアウトに応じて接続凶32に平形ケーブル33等を所
定のパターンで接続すれば、希望する配線システムを得
ることができる。
言うまでもなく、この配線装置は電力の供給だけでなく
、通信機器等の信号伝送にも利用することができる。
実際の使用実況例を第4図を用いて説明する。
床スラブ28内にあるフロアダクト29から導き出され
た枝幹線ケーブル31は接続函32で平形ケーブル33
に接続され、アンダーカーペット配線システムに接続さ
れる。この配線装置にあっては、電力供給の他コンピュ
ータ等のOA機器に対するデータ伝送、電話用の音声信
号の伝送に利用される。図中、49はマイクロコンピュ
ータであり、50は電話機セントである。また55はタ
ーミナルボックス、56はマイコン用同軸ケーブル、5
7は接続コネクタ、58は固定用テープである。
〔発明の効果〕
以上説明した通り、本発明によるビル内配線装置によれ
ば、複数の配線領域をカバーする幹線ルートに幹線ケー
ブルを配線し、この幹線ケーブルに近接し、かつその長
さ方向に沿って複数の接続画を配置して、幹線ケーブル
と接続函を枝幹線ルートに収容された短尺の枝幹線ケー
ブルで接続し、この接続画から平形ケーブルを引き出し
たため、電力用負荷あるいは通信機器等の数、あるいは
容量の増加あるいはレイアウトの変更に容易に対応でき
、ビル建設工法の簡素化を図ると共に、ビル建設コスト
の増加を緩和することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(イ)は本発明によるビル内配線装置の全体を示
す説明図、第1図(ロ)はアンダーカーペットシステム
の配線構造を示す説明図、第2図は本発明によるビル内
配線装置を平面から見た説明図、第3図(イ)はジャン
クションボックスの構造説明図、第3図(ロ)はジャン
クションボックスの設置説明図、第4図は本発明による
ビル内配線装置の具体的活用説明図、第5図(イ)(ロ
)は従来のアンダーカーペット配線システムを利用した
配管配線工法の説明図、第6図(イ)は、従来のフロア
ダクト工法の説明図、第6図(ロ)はフロアダクト工法
を平面から見た説明図、第6図(ハ)はフロアダクト工
法の不都合を示す説明図である。 符号の説明 26・・・配線ケーブル 27・・・柱28・・・床ス
ラブ   29・・・フロアダクト30・・・幹線ルー
トケーブル 31・・・枝幹線ルートケーブル 32・・・ジャンクションボックス 33・・・平形導体   37・・・カーペット49・
・・マイクロコンピュータ 50・・・電話機

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)床上のカーペット下に配線してビル内の電力用負
    荷、あるいは通信機器等に電力供給あるいは信号伝送を
    行うビル内配線装置において、 複数の配線領域にわたって伸びる幹線ルートと、前記配
    線領域の床スラブに所定の間隔で形成されて一端が前記
    幹線ルートに通じ、他端が床スラブに埋め込まれた接続
    函に通じる比較的長さの小なる複数の枝幹線ルートとを
    備え、 電源あるいは信号源に接続された幹線ケーブルを前記幹
    線ルートに収容し、前記幹線ケーブルから所定の間隔で
    分岐された枝幹線ケーブルを前記枝幹線ルートに収容し
    、前記平形ケーブルを前記接続函を介して前記枝幹線ケ
    ーブルに接続したことを特徴とするビル内配線装置。
  2. (2)前記幹線ルートが床スラブに埋め込まれたフロア
    ダクトによって構成された特許請求の範囲第1項記載の
    ビル内配線装置。
  3. (3)前記幹線ルートが床スラブに埋め込まれたフロア
    ダクトに加えて天井の配線スペースによって構成され、
    前記フロアダクトおよび前記配線スペースの幹線ケーブ
    ルがそれぞれ電源および信号源に接続される構成の特許
    請求の範囲第1項記載のビル内配線装置。
  4. (4)前記フロアダクトの幹線ケーブルが同一あるいは
    異った天井の配線スペースに配置されたケーブルを介し
    て電源あるいは信号源に接続される構成の特許請求の範
    囲第2項記載のビル内配線装置。
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