JPH0614764B2 - 床配線収納装置 - Google Patents

床配線収納装置

Info

Publication number
JPH0614764B2
JPH0614764B2 JP60137493A JP13749385A JPH0614764B2 JP H0614764 B2 JPH0614764 B2 JP H0614764B2 JP 60137493 A JP60137493 A JP 60137493A JP 13749385 A JP13749385 A JP 13749385A JP H0614764 B2 JPH0614764 B2 JP H0614764B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
line
outlet
power supply
lid
duct body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60137493A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61295815A (ja
Inventor
廣司 沖田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON PITT KK
Original Assignee
NIPPON PITT KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON PITT KK filed Critical NIPPON PITT KK
Priority to JP60137493A priority Critical patent/JPH0614764B2/ja
Publication of JPS61295815A publication Critical patent/JPS61295815A/ja
Publication of JPH0614764B2 publication Critical patent/JPH0614764B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 A.発明の目的 (1) 産業上の利用分野 本発明は、上面を開放したチャンネル状に形成されて床
に埋設される配線ダクト本体内に、そのダクト本体の長
手方向にそれぞれ延びる信号線通線路及び電源線通線路
を画成し、前記ダクト本体の上面開口部を開閉可能な蓋
により覆うようにした床配線収納装置に関する。
(2) 従来の技術 従来の上記床配線収納装置においては、例えば特開昭5
9−132710号公報に開示される如く扁平チャンネ
ル状のダクト本体内に電源線通線路や信号線通線路が単
に画成されていたに過ぎないものであり、即ち、このよ
うなダクト本体内の電源線通線路を更に、電源線の収納
専用の主線路と、電源線の接続専用の補助線路とに特別
に区画しようとする考え方は従来全く無かった。
(3) 発明が解決しようとする課題 近年のOA機器等の増加に伴い、床面の各部において電
源線の取出しや接続、コンセントの増設、移動等を容易
に行い得ることが要求されるに至り、電源線通線路内で
電源線を相互に接続したり、電源線通線路内にコンセン
トを配設したりする機会が多くなってきた。
ところで上記従来装置において、電源線相互の接続を、
電源線が収納される同じ電源線通線路内で行なうと、そ
の接続部が通線路内の他の電源線と接触し易くなってそ
れだけショート等の問題が起こる可能性が大きくなり、
またコンセントを、電源線が収納される同じ電源線通線
路に配備しようとすると、何本もの電源線をで電源線通
線路内に施設する際にコンセントが作業の邪魔になるば
かりか、該コンセントの突起部やエッジ部と電源線との
接触により線の被覆が破損してこれまたショート等の問
題が起こる虞れがある。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたもので、上記問
題を解決しながら電源線の接続や施設を的確に行なうこ
とができ、しかもダクト本体の長さ方向に沿う任意の適
所で電源線相互の接続やコンセントの設置を容易的確に
行い得るようにして将来的な電源線接続位置の変更や、
コンセントの増設、移動等に難なく対応できるようにし
た床配線収納装置を提供することを目的とする。
B.発明の構成 (1) 課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明は、上面を開放したチ
ャンネル状に形成されて床に埋設される配線ダクト本体
内に、そのダクト本体の長手方向にそれぞれ延びる信号
線通線路及び電源線通線路を画成し、前記ダクト本体の
上面開口部を開閉可能な蓋により覆うようにした床配線
収納装置おいて、前記電源線通線路は、前記ダクト本体
の底壁に立設されて該ダクト本体の長手方向に延びる隔
壁により、電源線の収納に利用される主線路と、この主
線路に隣接して前記電源線の接続に利用される補助線路
とに区画され、前記隔壁の上部には、前記蓋の開閉に関
係なく前記補助線路の上面を閉塞するカバー部が一体に
連設され、そのカバー部には、前記電源線に接続すべき
コンセントをそれぞれ取付け可能な複数の開口部がダク
ト本体の長さ方向に間隔をおいて穿設され、前記隔壁に
は、前記主線路内の電源線を前記補助線路内に引き込む
ための複数の挿通孔が、前記複数の開口部に対応して穿
設され、前記蓋には、前記コンセントの蓋上面からの突
出を許容する取出口が設けられたことを特徴としてい
る。
(2) 作 用 上記構成によれば、電源線通線路内に於いてその主線路
とは別の補助線路内で専ら電源線相互の接続を行なうこ
とができるため、その接続部が他の電源線と接触するこ
とが回避される。また電源線に接続すべきコンセントも
この補助線路に配備して主線路より独立させることがで
きるため、主線路内に電源線が多数施設されていても、
それらの被覆がコンセントのエッジ部等との接触により
破損することも回避され、その上、主線路内への電源線
の施設作業をコンセントに邪魔されずに行なうことがで
きる。
またダクト本体の長手方向の所望の位置に於いて、その
近くの挿通孔や開口部を通して電源線の相互の接続やコ
ンセントへの接続を容易に行なうことができると共に、
そのコンセントを開口部へ支障なく取付けることができ
る。
更に隔壁上部と一体の上記カバー部は、蓋の開放状態で
も補助線路内の大部分を外部より遮蔽することができる
から、その補助線路内への塵埃等の侵入防止に有効であ
るばかりか、補助線路内の電源線接続部やコンセント接
続部に対する他物の衝接防止にも有効であり、更にそれ
ら接続部に対する第三者の悪戯防止にも有効である。し
かも上記カバー部を隔壁に一体化したことで、それらを
全体として堅固に構成することが可能となる。
更にまたコンセントの蓋上面からの突出を許容する取出
口を蓋に設けたことで、上記カバー部にコンセントを固
着したような場合でも、該コンセントに邪魔されずに蓋
の開閉を支障なく行なうことができる。
(3) 実施例 以下、図面により本発明の一実施例について説明する
と、先ず第1図において、建物の床の基盤1はスラブコ
ンクリートによって形成されており、この基盤1上に
は、予め設定してある配線ルートに沿って配線ダクト2
が敷設される。この配線ダクト2内には電源線と、1以
上たとえばこの実施例のように2種類の信号線すなわち
電話線及び単なる信号線とが収納される。また基盤1上
には、配線ダクト2相互間を埋めるようにしてシンダー
3が充填され、これにより配線ダクト2はコンクリート
床に埋設される。このコンクリート床及び配線ダクト2
上には、配線ダクト2に対応する部分が着脱可能である
カーペット4が敷かれる。
第2図及び第3図において、配線ダクト2は、上部が開
放した略U字状のダクト本体5と、そのダクト本体5の
上部を開閉自在に覆う蓋6とから成る。
ダクト本体5は、相互に対向して平行に延びる一対の受
枠7,7の下部間を底板9で連結して形成されており、
複数の支持束10で基盤1上に支持される。各受枠7の
外側面には、その全長にわたって取付溝11がそれぞれ
設けられており、この取付溝11に取付金具12がそれ
ぞれ嵌合される。各取付金具12には外側方に向けて突
出した支持部13が一体に設けられており、この支持部
13と該支持部13の下面に当接する支持金具14と
に、支持束10のボルト15が螺合される。
支持束10は基盤1上にアンカー16で固定される支持
盤17に、上下に延びる前記ボルト15が回転自在に支
承されて成る。しかもボルト15の上端にはドライバ
(図示せず)を係合可能であり、そのドライバによりボ
ルト15を回転操作することができる。
支持金具14は底板9の下面に当接し両受枠7,7間に
わたって設けられるものであり、ボルト15の回転操作
により、取付金具12及び支持金具14、すなわちダク
ト本体5は上,下に変位する。その上下位置を保つため
に、ボルト15の支持部13より上方に突出した部分に
はナット18が螺合される。
各受枠7の上部内側面には、相互に近接する方向に突出
した鍔部19がそれぞれ一体的に突設されており、これ
らの鍔部19の上面には、溝20が全長にわたって穿設
される。また鍔部19の上面には溝20と平行にゴム製
受け部材21が嵌着される。この受け部材21は鍔部1
9の上面よりも上方に突出しており、蓋6は該受け部材
21上に載置され、溝20にねじ込まれる複数のねじ部
材22によって受枠7,7に結合される。
また、各蓋6相互間で、両受枠7間にわたる幅決め板2
3(第1図参照)が鍔部19上に載置される。この幅決
め板23は、基盤1上に支持束10を介して支承したダ
クト本体5の周囲にシンダー3を充填施工する際に、両
受枠7がシンダー3によって内方側に倒れることを防止
するとともに、蓋6をダクト本体5に取付けたときに、
蓋6相互間の電気的接続及び蓋6相互間からダクト本体
5内への塵埃の侵入防止を図る機能を有する。
底板9には、その幅方向に互いに間隔をあけた位置で上
方に突出してダクト本体5の長手方向に直線状に延びる
2つのセパレータ24,25が、該ダクト本体5の全長
に亘って一体的に立設される。一方のセパレータ24と
一方の受枠7との間には、たとえば電話線を収納するた
めの第1信号線通線路26が、両セパレータ24,25
間には他の信号線を収納するための第2信号線通線路2
7が、他方のセパレータ25と他方の受枠7との間には
電源線を収納するための電源線通線路33がそれぞれ画
成される。しかも両セパレータ24,25の上端には上
方に開いた収納溝28,29が設けられており、各収納
溝28,29にはシールド材30がそれぞれ収納され
る。蓋6を両受枠7に結合したときに、各シールド材3
0は蓋6の下面に当接し、これにより第1及び第2信号
線通線路26,27間がシールドされるとともに、第2
信号線通線路27及び電源線通線路33間がシールドさ
れる。
電源線通線路33に対応した位置において底板9には、
ダクト本体5の長手方向に直線状に延びる隔壁32が該
ダクト本体5の全長に亘り一体的に立設されており、こ
の隔壁32によって電源線通線路33内がセパレータ2
5側の主線路33mと、前記他方の受枠7側の補助線路
33sとに区画される。主線路33mは電源線の収納に
利用されるもので、補助線路33sは後述するように電
源線の接続に利用されるものである。隔壁32の上端か
らは前記他方の受枠7に向ってカバー部32aが延設さ
れ、さらにこのカバー部32aの受枠7側端縁からは、
底板9に固着される支持部32bが下方に向って延設さ
れる。而してカバー部32aは補助通路33sの上面を
閉塞し、その両側端をそれぞれ隔壁32及び支持側32
bにより支持される。
カバー部32aには、その長さ方向に間隔をおいて、防
水型固定コンセント35や防水型アップコンセント36
(第1図参照)を取付け得る複数の開口部37が穿設さ
れる。また隔壁32には、電源線を挿通し得る挿通孔3
4が前記複数の開口部37に対応し各一対ずつ穿設され
る。さらにその開口部37に対応する適宜位置には、丸
型ケーブルから平型ケーブルに変換するための変換ボッ
クス38が補助線路33s内に固定配置される。
一方、蓋6には前記開口部37に対応する取出口39が
設けられており、この取出口39はたとえば蓋6の上面
と面一にして該蓋6の下面に着脱自在に取付けられる盲
蓋40により開閉自在である。しかも、該取出口39
は、前記固定コンセント35やアップコンセント36を
突出可能な大きさのもの、あるいは丸型ケーブルを取出
すための通線孔部材55(第1図参照)、平型ケーブル
を取出すための通線孔部材56を取付け可能なもの等、
その大きさを変化させて設けられるものであり、用途に
応じた取出口39を有する蓋6が複数種類準備される。
また第1及び第2信号線通線路26,27に対応する部
分にも、開閉自在の取出口41,42が設けられてお
り、これらの取出口41,42も用途に応じてその大き
さを変化させて設けられる。
第1及び第2信号線通線路26,27内の適宜位置には
丸型ケーブルから平型ケーブルに変換するための変換ボ
ックス43,44がそれぞれ固定される。
以上の配線ダクト2は、一直線状のものであるが、この
ような配線ダクト2を相互に結合するためのT字状配線
ダクト45や十字状配線ダクト46も必要であり、これ
らの配線ダクト45,46では電源線通線路33、第1
及び第2信号線通線路26,27を階層的に重ねて交差
させる交差部47,48が設けられるが、これらの交差
部47,48は配線ダクト45,46の厚みを増大する
ことのないように形成される。
T字状配線ダクト45の側壁あるいは直線状配線ダクト
2の端壁には、電線管接続ボックス49を着脱自在に取
付可能であり、この接続ボックス49に取付けられる3
本の電線管50,51,52を介して分電盤53から電
源線、電話線、信号線が各通線路33,26,27に引
き込まれる。また、接続ボックス49を省略し、各電線
管50,51,52を前記側壁あるいは端壁に直接取付
けることも可能である。
各配線ダクト2,45,46は電気的接続状態で相互に
結合されるものであり、結合状態にある各配線ダクト
2,45,46の1つがアース線54を介してアースさ
れる。これにより各配線ダクト2,45,46における
静電気の滞留が防止される。
次にこの実施例の作用について説明すると、各配線ダク
ト2,45,46のダクト本体5は基盤1上に、支持束
10によって高さを調整しながら配線ルートに沿って敷
設される。このように基盤1上に配線ダクト2,45,
46を敷設することにより、自由な配線レイアウトが可
能になるとともに、コンクリート床上に電気機器を設置
することができ、地震等に対して電気機器を安定化させ
ることができる。
基盤1上へのダクト本体5の敷設後、幅決め板23を両
受枠7間に架設した状態でシンダー3の打増しが行われ
る。
このシンダー3の打増後、電源線通線路33の主線路3
3m内に電源線が、第1,第2信号線通線路26,27
内に電話線、信号線がそれぞれ収納される。電源線相互
を接続する場合には、電源線相互の接続が必要とされる
位置で、主線路33m内の電源線を挿通孔34を介して
補助線路33s内に引き込み、一旦電源線を開口部37
から引き出すようにして電源線同志は接続され、その接
続部は補助線路33s内に収納される。而して電源線相
互の接続部は隔壁32により主線路33m内の電源線か
ら遮蔽されるので電源線相互間のショートは防止され、
またカバー部32aにより外部からも遮蔽されるので、
他物との衝接による接続部の破断も防止される。固定コ
ンセント35及びアップコンセント36を設置する場合
には、コンセントが必要とされる位置において,開口部
37を挟むように配置される一対の挿通孔34からそれ
ぞれ電源線を補助線路33s内に引き込み、さらにこれ
ら電源線を開口部37から引き出すようにしてコンセン
トに接続する。接続後、コンセントは該接続部を開口部
37から補助線路33s内に臨ませるようにしてカバー
部32a上に固着あるいは揺動自在に支持される。而し
てコンセントは主線路33m内の電源線より隔離される
ので、コンセントのエッジ部が主線路33m内の電源線
の被覆絶縁部を擦って損傷する虞れはない。しかもコン
セント専用の支持部材を必要としないので、構造が簡素
化される。
次いで、各ダクト本体5に蓋6を取付けて配線ダクト
2,45,46が形成され、さらにその上にカーペット
4が敷かれる。この際、変換ボックス38,43,44
で平型ケーブルに変換された電源線、電話線、信号線は
蓋6から引き出して、カーペット4の下に敷き込まれ、
接続すべき機器の位置まで延設される。また固定コンセ
ント35に対応する部分でカーペット4にはその固定コ
ンセント35を突出させるための開口部が設けられ、さ
らにアップコンセント36に対応する部分でもそのアッ
プコンセント36を突出可能とするための開口部が設け
られ、丸型ケーブルを取出すための通線孔部材55に対
応する部分にも開口部が設けられる。
C.発明の効果 以上のように本発明によれば、上面開口部を蓋により開
閉可能としたチャンネル状ダクト本体に画成される電源
線通線路を、そのダクト本体の長手方向に延びる隔壁に
よって、電源線の収納に利用される主線路と、電源線の
接続に利用される補助線路とに区画したので、電源線通
線路内に於いてその主線路とは別の補助線路内で専ら電
源線相互の接続を行なうことができて、その接続部が他
の電源線と接触してショート等の問題が起こるのを回避
することができ、また電源線に接続すべきコンセントも
この補助線路に配備して主線路により独立させることが
できるため、主線路内に電源線が多数施設されていて
も、それらの被覆がコンセントのエッジ部等との接触に
より破損してショートすることを回避できる上、主線路
内への電源線の施設作業をコンセントに何等邪魔されず
に簡単に行なうことができる。
また上記隔壁の上部には、補助線路の開放上面を閉塞す
るカバー部が一体に連設され、そのカバー部に、コンセ
ントをそれぞれ取付け可能な複数の開口部がダクト本体
の長さ方向に間隔をおいて穿設され、更に隔壁には、主
線路内の電源線を補助線路内に引き込むための複数の挿
通孔が、前記複数の開口部に対応して穿設され、蓋に
は、コンセントの蓋上面からの突出を許容する取出口が
設けられるので、ダクト本体の長手方向の所望の位置に
於いて、その近くの挿通孔や開口部を通して電源線の相
互の接続やコンセントへの接続を容易に行なうことがで
きると共に、そのコンセントを開口部へ支障なく取付け
ることができ、従って将来的なコンセントの増設や移
動、電源線接続位置の変更等に難なく対応することがで
き、その際に電源線を長く迂回させたりする必要もな
い。
更に隔壁上部と一体の上部カバー部は、蓋の開放状態で
も補助線路内の大部分を外部より遮蔽することができる
から、その補助線路内への塵埃等の侵入防止に有効であ
るばかりか、補助線路内の電源線接続部やコンセント接
続部に対する他物の衝接防止にも有効であり、更にそれ
ら接続部に対する第三者の悪戯防止にも有効である。し
かも上記カバー部を隔壁に一体化したことで、それらを
全体として堅固に構成することができるから、該カバー
部に取付けられるコンセントに対する支持剛性を高める
ことができ、また該カバー部付きの隔壁がコンセントに
対する支持部材に兼用されるため、それだけコンセント
支持構造が簡素化され、コストダウンに寄与し得ると共
に部品点数を少なくすることができる。
更にまたコンセントの蓋上面からの突出を許容する取出
口を蓋に設けたことで、上記カバー部にコンセントを固
着したような場合でも、該コンセントに邪魔されずに蓋
の開閉を支障なく行なうことができて便利である。
【図面の簡単な説明】 図面は本発明の一実施例を示すものであり、第1図は部
分的に切欠いて示す全体斜視図、第2図は配線ダクトの
縦断面図、第3図は配線ダクトの分解斜視図である。 2……配線ダクト、6……蓋、26,27……第1,第
2信号線通線路、32……隔壁、32a……カバー部、
33……電源線通線路、33m……主線路、33s……
補助線路、34……挿通孔、35……固定コンセント、
36……アップコンセント、37……開口部、39……
取出口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面を開放したチャンネル状に形成されて
    床に埋設される配線ダクト本体(5)内に、そのダクト
    本体(5)の長手方向にそれぞれ延びる信号線通線路
    (26,27)及び電源線通線路(33)を画成し、前
    記ダクト本体(5)の上面開口部を開閉可能な蓋(6)
    により覆うようにした床配線収納装置において、前記電
    源線通線路(33)は、前記ダクト本体(5)の底壁に
    立設されて該ダクト本体(5)の長手方向に延びる隔壁
    (32)により、電源線の収納に利用される主線路(3
    3m)と、この主線路(33m)に隣接して前記電源線
    の接続に利用される補助線路(33s)とに区画され、
    前記隔壁(32)の上部には、前記蓋(6)の開閉に関
    係なく前記補助線路(33s)の上面を閉塞するカバー
    部(32a)が一体に連設され、そのカバー部(32
    a)には、前記電源線に接続すべきコンセント(35,
    36)をそれぞれ取付け可能な複数の開口部(37…)
    がダクト本体(5)の長さ方向に間隔をおいて穿設さ
    れ、前記隔壁(32)には、前記主線路(33m)内の
    電源線を前記補助線路(33s)内に引き込むための複
    数の挿通孔(34…)が、前記複数の開口部(37…)
    に対応して穿設され、前記蓋(6)には、前記コンセン
    ト(35,36)の蓋(6)上面からの突出を許容する
    取出口(39)が設けられたことを特徴とする、床配線
    収納装置。
JP60137493A 1985-06-24 1985-06-24 床配線収納装置 Expired - Lifetime JPH0614764B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60137493A JPH0614764B2 (ja) 1985-06-24 1985-06-24 床配線収納装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60137493A JPH0614764B2 (ja) 1985-06-24 1985-06-24 床配線収納装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61295815A JPS61295815A (ja) 1986-12-26
JPH0614764B2 true JPH0614764B2 (ja) 1994-02-23

Family

ID=15199941

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60137493A Expired - Lifetime JPH0614764B2 (ja) 1985-06-24 1985-06-24 床配線収納装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0614764B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS645320A (en) * 1987-06-24 1989-01-10 Hitachi Cable Method and structure for wiring on floor of wiring duct having open upper side
JPH0356010A (ja) * 1989-07-21 1991-03-11 Fujikura Ltd 二重床内配線構造
JPH0393416A (ja) * 1989-09-06 1991-04-18 Terada Denki Seisakusho:Kk フロア配線構造

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5858885B2 (ja) * 1981-11-13 1983-12-27 エツチ エツチ ロバ−トソン コムパニ− 電線配線床構造
JPS59132710A (ja) * 1983-01-20 1984-07-30 株式会社 日本ピツト 配線装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61295815A (ja) 1986-12-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7544900B2 (en) Modular raceway with base and integral divider
US5285009A (en) Electrical floor box
US6127627A (en) Optimized wiring housing
US5299947A (en) Utility raceway
US3691288A (en) Electrical power outlet for trailer camp sites and the like
US6207895B1 (en) Device box for wall mounted communications apparatus
US5195288A (en) Floor fitting
US5870276A (en) Electrical power distribution device with elevated removable load center
US3573344A (en) Telescopically adjustable junction box
RU99101107A (ru) Устройство выхода кабельного канала
US5901512A (en) Hardwiring race for office partitions
US5418683A (en) Temporary power center for construction site
US6211460B1 (en) Multi-device yoke for a surface raceway system
JPH0614764B2 (ja) 床配線収納装置
KR890005365B1 (ko) 플로어 배선방법 및 구조
US4323949A (en) Service cable distribution system
EP0852839B1 (en) Plastic junction box with receptacle boxes
KR920000966B1 (ko) 장척 버스 닥트
JPS633607A (ja) 床配線収納装置
KR900001107B1 (ko) 플로어 배선구조
US6250489B1 (en) Sectional junction box
US5202537A (en) Underfloor cable distribution system with increased trench capacity
JP3290121B2 (ja) 床下先行配線装置
CN217010138U (zh) 一种电缆敷设分线装置
JP3447222B2 (ja) 配線保護カバー