JPS633607A - 床配線収納装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ａ０発明の目的 （１）産業上の利用分野 本発明は、床に配設される配線ダクト内に、電源線を収
納するための電源線通線路と、信号線を収納するための
信号ｖＡ通線路とが隔設されて成る床配線収納装置に関
する。

（２）従来の技術 従来、かかる装置において、電源線や信号線の接続は電
源線通線路や信号線通線路内でそれぞれ変換箱等により
行なうことが考えられる。

（３）発明が解決しようとする問題点 ところが、電源線を電源線１１１１線路内で接続するよ
うにすると、電１１１Ｘ　′ａ相互のショートなどの問
題が生じるだけでなく、コンセントなどの突起物により
電源線の被覆が破損したりする。

また、電源線および信号線の施設時には電源線通線路お
よび信号線通線路内に電源線および信号線をそれぞれ挿
通するのが一般的であるが、それらの通線路内に変換箱
やコンセントなどが存在すると挿通作業が面倒となり、
作業能率も劣ったものとなる。

本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、上
記問題を解決して電ａ線および信号線をそれぞれ接続し
得るようにした床配線収納装置を提供することを目的と
する。

Ｂ０発明の構成 （１）問題点を解決するための手段 本発明によれば、電源線通線路に隔壁を介して隣接する
電源線用接続線路と、信号線通線路に隔壁を介して隣接
する信号線用接続線路とが、電源線通線路および信号線
通線路との間での電源線および信号線の授受を可能にし
て配線ダクトに設けられる。

（２）作用 電ａ線および信号線は適宜位置で電−ａ線１ｆｆｌ線路
および信号線通線路から対応する接続線路に引き出され
、各接続線路で電源線あるいは信号線の接続が行なわれ
る。

（３）実施例 以下、図面により本発明の実施例について説明すると、
先ず本発明の一実施例を示す第１図において、床配線装
置は、−直線状に延びて相互に接続可能な複数の配線ダ
クト１と、それらの配線ダクト１を略Ｔ字状、略十字状
、あるいは略し字状に接続する交差装置２とを組み合わ
せて、配線ルートに沿って敷設される。

第２図において、配線ダクト１は、上部が開放した略Ｕ
字状のダクト本体３と、そのダクト本体３の上部を開閉
自在に覆うＭ４とから成る。

ダクト本体３は、相互に対向して延びる一対の受枠５．
５の下部間を底板６で連結して形成される。

各受枠５は、鉛直な外板部７と、該外板部７の内方で鉛
直な内板部８と、外板部７および内板部８の下部を相互
に連結する連結板部９と、内板部８の上端および外板部
７の中間部内側面間にわたって水平に設けられる支持板
部１０とを備える。

また、外板部７の外側面には、Ｍ４と面一にして床上に
敷設されるフロアパネル（図示せず）を受けるための支
持突部１１が突設される。

支持板部１０は、ゴム製麦は部材１２を介してＭ４を受
けるものであるが、この支持板部１０の上面には、あり
溝１３が全長にわたって穿設される。−方、受は部材１
２はあり溝１３に勘合し得る形状に形成されており、こ
れにより、受は部材１２が支持板部１０上に固定される
。さらに支持板部１０の先端寄り上面には、溝１４が全
長にわたって設けられる。

配線ダクト１は、その長手方向に沿う途中で支持束１５
により、高さを調節可能にして床面上に支持される。

支持束１５は、床面に固定される末座１６と、鉛直軸線
まわりに回転自在にして下端が末座１６に支承される調
整ボルト１７と、ダクト本体３を受けるべく調整ボルト
１７に進退自在に螺合されるナツト１８とを備える。す
なわち、末座１６は上下−対の板材を相互に固着して構
成され、調整ボルト１７の下端に設けた係止部１９が鉛
直軸線まわりに回転自在にして前記両板材間に係合、保
持される。

１周整ポル）１７の上端には、該ポルト１７を回転操作
するためにたとえばドライバ（図示せず）を係合して操
作すべく、保合／ｌＩ２０が設けられる。

このような支持束１５は、ダクト本体３の両側下面を支
承すべく、ダクト本体３の長手方向に沿って相互に対応
する位置で床面上に固定される。

しかもダクト本体３の両側部において、各受枠５の連結
板部９および底板６には、調整ボルト１７を挿通ずるた
めの挿通孔２１．２２が設けられる。

また、各支持束１５に対応する位置で、底板６の下面に
は、前記各挿通孔２１．２２に連なる挿通孔２３を有し
た支持基板２４が固着されており、調整ボルト１７は、
挿通孔２１．２２．２３に挿通されてダクト本体３内に
突入し、ナンド１８で支持基板２４を受けることにより
、ダクト本体３が支持束１５で支承される。

調整ボルト１７の回転操作により、ナツト１８すなわち
ダクト本体３の高さを調整可能であるが、調整ボルト１
７を回転操作するために、受枠５における支持板部１０
には、挿通孔２１の上方で、あり溝１３に対応する部分
に調整孔２５が穿設される。また、あり溝１３に嵌合し
た受は部材１２にも前記調整孔２５に連なる調整孔２６
が設けられる。

蓋４は長方形状に形成されており、両受枠５の支持板部
１０上における受は部材１２上に載せてダクト本体３の
上端開口部に嵌合される。しかもＭ４は、支持板部ｌＯ
の溝１４にねじ込まれる複数のねじ部材２７によってダ
クト本体３に着脱自在に固定され、その固定状態で蓋４
の上面は両受枠５の上面と面一になる。

底板６には、その幅方向に間隔をあけた位置に上方に突
出した４つの隔壁２９，３０，３１．３２が全長にわた
って固設される。これらの隔壁２９〜３２によってダク
ト本体３内には、その幅方向−方から他方に向けて順に
電源線用接続線路３３、電源線を収納するための電源線
通線路３４、信号線たとえば電話線を収納するための第
１信号線通線路３５、信号線用接続線路３６および他の
信号線を収納するための第２信号ｖＡｉｉＦｌ線路３７
が相互に隣接して画成される。しかも各隔壁２９〜３２
の上端には、蓋４の下面に当接し得る複数の弾性消音材
３８が長手方向に間隔をあけて取り付けられる。これら
の消音材３８により、蓋４上を歩行する際に蓋４が撓ん
で各隔壁２９〜３２の上端に直接光たることが避けられ
、Ｍ４の撓み防止および衝突音の低減が図られる。

電源線用接続線路３３は、電源線の接続を行なうための
ものであり、隔壁２９には、電源線用接続線路３３およ
び電源線通線路３４間の電源線の授受を行なうべく、長
手方向に間隔をあけた複数位置に孔３９が穿設される。

これらの孔３９には、盲状の保護ゴム４０が嵌合されて
おり、保護ゴム４０を切欠いて電源線を挿通したときに
、保護ゴム４０は電源線に密接する。

電源線用接続線路３３には、たとえば可動コンセント（
図示せず）などが配設されており、電源線用接続線路３
３に対応した位置で蓋４には、前記可動コンセントを取
り出すためなどの開口部４１が適宜設けられる。尚、電
源線を配線ダクト１から直接外方に引き出すときには、
電源線用接続線路３３および電源線通線路３４のいずれ
か一方に対応する部分でＭ４から電Ｂ線を引き出すこと
が可能である。

信号線用接続線路３６は、信号線の接続を行なうための
ものであり、この信号線用接続線路３６に隣接する両信
号線通線路３５．３７との間の信号線の授受を行なうべ
く、隔壁３１．３２には長手方向に間隔をあけた複数位
置に孔３９がそれぞれ穿設され、各孔３９には切欠いて
信号線を押通したときに信号線に密接する保護ゴム４０
が嵌合される。

信号線周接Ｖｔ線路３６には、たとえば丸型ケーブルか
ら平型ケーブルに変換するための変換箱（図示せず）等
が配設され、信号線用接続線路３６に対応する位置で蓋
４には、たとえば平型ケーブルを取り出すための開口部
４２が穿設される。

尚、信号線を配線ダクト１の外方に直接引き出すときに
は信号線用接続線路３６および信号線通線路３５．３７
のいずれかに対応する位置でＭ４から信号線を引き出す
ことが可能である。

第３図において、交差装置２の枠体５１は、正方形の各
頂点位置に配置された４つの略し字状受枠５２．５２，
５２．５２を基本的に正方形の底板５３で連結して構成
される。しかも底板５３の周縁下面には、外方に張り出
す基板５４が固着される。

各受枠５２は、左右対称な一対の受枠部材５５゜５５を
連結して略り字状に形成されるものであり、その縦断面
形状は配線ダクト１における受枠５の縦断面形状と基本
的に同一に形成される。各受枠５２間には蓋５６が嵌合
され、蓋５６はねじ部材５７により着脱可能にして枠体
５１に取り付けられる。

各受枠５２の屈曲部に対応する部分で、基板５４は支持
束１５によって支持されており、受枠５２の受は部材５
８に設けられた調整孔５９からドライバなどにより支持
束１５の調整作業を行なうことができる。

この交差装置２は、配線ダクト１と連結されるものであ
り、交差装置２内も配線ダクト１内に対応して区画され
る。

すなわち、交差装置２のＭ５６および底板５３間には、
前記電源線通線路３４に連なる第１方向電２Ｉ！ＸｖＡ
通線路６０と、第１信号線通線路３５に連なる第１方向
信号線１ｆｆ１．ｖｉ路６１と、第２信号線通線路３７
に連なる第１方向信号線通線路６２とが一方向に延びて
相互に平行に画成されるとともに、前記−方向と直交す
る方向に沿って、電源線通線路３４に連なる第２方向電
源線通線路６３と、第１信号線通線路３５に連なる第２
方向信号線通線路６４と、第２信号線通線路３７に連な
る第２方向信号線ｉｉ！ｌ＆１路６５とが相互に平行に
画成され、各第１方向通線路６０，６１．６２と各第２
方向通線路６３，６４．６５とは相互に直角な方向に延
びる。

各第１方向通線路６０〜６２を画成するために、第１〜
第６セバレータ６６〜７１が底板５３に固着される。ま
た各第２方向通線路６３〜６５を画成するために第１〜
第９交差セパレータ７２〜８０が底板５３に固着される
。第１セパレータ６６および第２交差セパレータ７３、
第２セパレータ６７および第１交差セパレータ７２、第
６セパレータ７１および第９交差セパレータ８０はそれ
ぞれ彎曲部分を介して一体に形成される。また、第３〜
第５交差セパレータ７４〜７６は第１セパレータ６６の
中間部に直角に連結され、第６〜第８交差セパレータ７
７〜７９は第６セパレータ７１の中間部に直角に連結さ
れる。

受枠５２、第１セパレータ６６および第５交差セパレー
タ７６間と、相互に一体の第２セパレータ６７、第１交
差セパレータ７２および受枠５２間と、第６セパレータ
７１、第６交差セパレータ７７および受枠５２間とには
、配線ダクト１における電源線用接続線路３３に対応し
たスペースが生じるが、交差装置２では接続線路は不要
であるのでそれらのスペースを密閉すべく、第１セパレ
ータ６６、第２セパレータ６７、第１交差セパレータ７
２および第６交差セパレータ７７には閉塞部８１，８２
，８３．８４がそれぞれ一体に設けられる。

第４および第５セパレータ６９．１０間と、第１セパレ
ータ６６、ならびに第３および第４交差セパレータ７４
．７５間と、第６セパレータ７１ならびに第８および第
９交差セパレータ７９．８０間とには、信号線用接続線
路３６に対応したスペースが生じるが、交差装置２には
接続線路は不要であるので、第４および第５セパレータ
６９゜７０の両端間、第３および第４交差セパレータ７
４．７５の外端間、ならびに第８おび第９交差セパレー
タ７９．８０の外端間は、閉塞板８５，８６．８７．８
８でそれぞれ閉塞される。

かかる構造において、第１および第２交差セパレータ７
２．７３間の第２方向電源線通線路６３は、第１、第２
および第３セパレータ６６．６７゜６８間の第１方向電
源ｖＡ通線路６０と略Ｔ字状に直交して連通ずる。また
、第５および第６セパレータ７０．７１間の第１方向信
号ｖＡｉｉ！１線路６２は第９交差セパレータ８０およ
び受枠５２間の第２方向信号線通線路６５と直交して連
通ずる。さらに、第１方向信号ｖＡ通線路６１、第４お
よび第５セパレータ６９．７０間の密閉スペースならび
に第１方向信号ｖＡ通線路６２を間に介在して、前記第
１および第２交差セパレータ７２．７３間の第２方向電
源線通線路６３の延長上で第６および第７交差セパレー
タ７７．７８間にも第２方向電源線通線路６３が画成さ
れる。それと同様にして、第２および第３交差セパレー
タ７３．７４間と第７および第８交差セパレータ７８．
７９間、ならびに第４および第５交差セパレータ７５．
７６間と第９交差セパレータ８０および受枠５２間には
相互の延長上に第２方向信号線通線路６４．６５が画成
される。

第１方向電源線通線路６０および第２方向電源線通線路
６３の交差部、第１方向信号線通線路６１の第２方向信
号線通線路６４に対応する部分、ならびに第１方向信号
線通線路６２および第２方向信号線通線路６５の交差部
で底板５３には正方形状の交差開口部８９．９０．９１
が設けられる。

また、第６および第７交差セパレータ７７．７８間の底
板５３には矩形状分岐開口部９２が設けられ、第２およ
び第３交差セパレータ７３．７４間と第７および第８交
差セパレータ７８．７９間との底板５３には矩形状分岐
開口部９３．９４がそれぞれ設けられ、第４および第５
交差セパレータ７５．７６間の底Ｆｉ５３には矩形状分
岐開口部９５が設けられる。

第４図において、底板５３の下部には第２方向信号線通
線路６４に対応する交差開口部９０および分岐開口部９
３．９４を相互に連通ずる補助線路９６を、底板５３と
の間に画成する分岐箱９７が固着される。また第２方向
電源線通線路６３に対応する交差開口部８９および分岐
開口部９２、ならびに第２方向信号線通線路６５に対応
する交差開口部９１および分岐開口部９５をそれぞれ相
互に連通ずる図示しない補助線路が前記補助線路９６と
は隔絶して分岐箱９７と底板５３との間に画成される。

補助線路９６において、分岐箱９７の底部には分岐開口
部９３．９４間にわたる彎曲案内板９８が固着され、他
の補助線路にも同様にして彎曲案内板が配設される。

相互に隣接する受枠５２．５２には、閉塞部材９９が選
択的に固着される。この閉塞部材９９の取り付は位置を
選択することにより、交差装置２は図示のようにＴ字型
、あるいはＬ字型として用いられ、また閉塞部材９９を
取り外したときには十字型として用いることができる。

次にこの実施例の作用について説明すると、配線ダクト
１において、電源ｖＡ通線路３４に隣接して電源線用接
続線路３３が相互間の電ａ線の授受を可能にして設けら
れ、信号線通線路３５．３７に隣接して信号線用接続線
路３６が相互間の信号線の授受を可能にして設けられる
ので、電源線および信号線接続のためのコンセントや変
換器等を接続線路３３．３６にそれぞれ配設しておいて
、電源線通線路３４への電源線の挿通および信号線通線
路３５．３７への信号線の挿通作業を行なうことができ
る。このため、コンセントや変換器等が前記挿通作業に
支障を来すことがなく、挿通作業が容易となる。しかも
電Ｂｒ３がコンセント等に接触して損傷することも防止
され、ショートなどが生じるのを防止することができる
。さらに、各接続線路３３．３６は配線ダクト１を交差
装置１に連結した状態で密閉状態となる。

第５図は本発明の他の実施例を示すものであり、前述の
実施例に対応する部分ついては同一の参照符号を付す。

両受枠５，５間で底板６には幅方向−方から他方側に向
けて順に隔壁１０１，１０２．１０３が固着されており
、これにより、配線ダクト１′内には、電源線用接続線
路１０４、電源線通線路１０５、信号線通線路１０６お
よび信号線周接Ｖｔ線路１０７が相互に隣接して設けら
れる。また隔壁１０１には、電源線用接続線路１０４お
よび電源線ｉ！ＩｖＡ路１０５間での電源線の授受を行
なうべく、保護ゴム４０で閉塞された孔３９が設けられ
、隔壁１０３には信号線通線路１０６および信号線用接
続線路１０７間での信号線の授受を行なうべく保護ゴム
４０で閉塞された孔３９が設けられる。

この実施例によっても前述の実施例と同様の効果を奏す
ることができる。

Ｃ０発明の効果 以上のように本発明によれば、電源線通線路に隔壁を介
して隣接する電源線用接続線路と、信号線通線路に隔壁
を介して隣接する信号線用接続線路とが、電源線通線路
および信号線通線路との間での電源線および信号線の授
受を可能にして配線ダクトに設けられるので、電源線の
損傷が発生するのを防止するとともに、電源線および信
号線の挿通作業を容易とすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第４図は本発明の一実施例を示すもので、第１
図は全体斜視図、第２図は第１図のｎ−■線断面図、第
３図は交差装置の分解斜視図、第４図は第３図のＩＶ−
ＩＶ線断面図、第５図は本発明の他の実施例の第２図に
対応した断面図である。 １．１′・・・配線ダクト、３３，１０４・・・電源線
用接続線路、３４．１０５・・・電源線通線路、３５゜
３７．１０６・・・信号線通線路、３６，１０７・・・
信号線用接続線路

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 床に配設される配線ダクト内に、電源線を収納するため
   の電源線通線路と、信号線を収納するための信号線通線
   路とが隔設されて成る床配線収納装置において、前記電
   源線通線路に隔壁を介して隣接する電源線用接続線路と
   、前記信号線通線路に隔壁を介して隣接する信号線用接
   続線路とが、電源線通線路および信号線通線路との間で
   の電源線および信号線の授受を可能にして配線ダクトに
   設けられることを特徴とする床配線収納装置。