JPH11509555A - 抗真菌薬及び酢酸緩衝液を含有する組成物 - Google Patents

抗真菌薬及び酢酸緩衝液を含有する組成物

Info

Publication number
JPH11509555A
JPH11509555A JP9538156A JP53815697A JPH11509555A JP H11509555 A JPH11509555 A JP H11509555A JP 9538156 A JP9538156 A JP 9538156A JP 53815697 A JP53815697 A JP 53815697A JP H11509555 A JPH11509555 A JP H11509555A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
composition
patient
pharmaceutically acceptable
compound
treating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9538156A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3258672B2 (ja
Inventor
ネルールカー,マニーシユ・ジエイ
ハンク,ウイリアム・エイ
カウフマン,マイケル・ジエイ
Original Assignee
メルク エンド カンパニー インコーポレーテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=26309400&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH11509555(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Priority claimed from GBGB9611006.9A external-priority patent/GB9611006D0/en
Application filed by メルク エンド カンパニー インコーポレーテッド filed Critical メルク エンド カンパニー インコーポレーテッド
Publication of JPH11509555A publication Critical patent/JPH11509555A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3258672B2 publication Critical patent/JP3258672B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K38/00Medicinal preparations containing peptides
    • A61K38/04Peptides having up to 20 amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof
    • A61K38/12Cyclic peptides, e.g. bacitracins; Polymyxins; Gramicidins S, C; Tyrocidins A, B or C
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • A61P31/04Antibacterial agents
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • A61P31/10Antimycotics

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Communicable Diseases (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Oncology (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Gastroenterology & Hepatology (AREA)
  • Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、a)医薬有効量の式(I)

Description

【発明の詳細な説明】発明の名称 抗真菌薬及び酢酸緩衝液を含有する組成物発明の背景 本発明は、真菌感染の治療及び/または予防のための組成物に係わる。 Candida属、Aspergillus属、Cryptococcus属 及びPneumocystis cariniiなどの作用物質によって誘発さ れる日和見真菌感染に対して有効である新規な抗真菌薬の必要性は高まるばかり である。現行治療薬、即ちアムホテリシンB及びフルコナゾールは、その毒性及 び耐性選択に起因して不適当である。本発明の組成物は安全で、かつ殺真菌性で あると看做される。 本発明の組成物は、抗生物質として、特に抗真菌薬または抗原虫薬として有用 な化合物を含有する。この化合物は、抗真菌薬としては糸状菌と酵母との両方の 防除に有用である。この化合物は特に、哺乳動物における真菌感染、特にC. albicans、C. tropicalis、C. krusei、 C. glabrata及びC. pseudotropicalisなどのC andida属種並びにA. fumigatus、A. flavus及びA . nigerなどのAspergillus属種によって誘発される感染の治 療に用いるのに適当であり得る。本発明の組成物は特に、アムホテリシンB及び フルコナゾールに耐性であると推定されるCandida属分離株に対して有効 であることが判明した化合物を含有する。本発明の組成物は、AIDS患者など の免疫低下患者が特に罹患しやすいPneumocystis carinii 肺炎の治療及び/または予防にも有用である。 本発明の組成物は、再構成用の安全かつ安定な凍結乾燥投与形態を有し、この ような形態は抗真菌薬を必要とする患者に該薬物を送達するのに特に有用である 。発明の概要 本発明は、 a)医薬有効量の式 を有する化合物(本明細書中では「活性成分」とも呼称)とその医薬に許容可能 な塩、 b)医薬に許容可能な量の、pHを約4〜7とするのに有効な酢酸緩衝液、及び c)医薬に許容可能な量の、凍結乾燥ケークの形成に有効なスクロース/マンニ トール混合物などの賦形剤 を含有する医薬組成物に係わる。 本発明の一特定例では、42mg/mlの化合物Iと、30mg/mlのスク ロースと、20mg/mlのマンニトールと、1.5mg/ml(25mM)の 酢酸とを含有する溶液状の製 剤を調製し、そのpHを水酸化ナトリウムで約6に調節する。続いて、溶液を1 .25mlの量でバイアルに充填し、凍結乾燥する。このように製造した凍結乾 燥ケークはバイアル1個当たり52.5mgの化合物Iと、62.5mgの糖と 、31.25μmolの酢酸緩衝液とを含有する。凍結乾燥ケークは使用時、2 1mlの稀釈剤での稀釈により再構成する。20mlの稀釈液を取り出し、再構 成して200ml容の輸液用バッグに入れる。このようにして得られた、約0. 25mg/mlの化合物Iと、約0.03mmolまたは0.15mmolの酢 酸緩衝液と、約0.3mg/mlの増量剤とを含有する溶液を患者に注入する。 得られた組成物は約5〜7のpHを有する。発明の詳細な説明 本発明の上記製剤は医薬組成物の化学的安定性を高める。化学的安定性が高い ことの一利点は、医薬品の有効期限が延長されることである。酒石酸緩衝液を用 いる従来の製剤は、望ましくない分解生成物を医薬には過多なほど含有した。酢 酸緩衝製剤を用いることによって分解物(degradates)の生成は減少 し、製剤の安定性が向上する。医薬品の有効期限の延長は多大な経済的利点をも たらす。 式 の化合物とその医薬に許容可能な塩は、酢酸緩衝液の存在下に製剤化するとその 貯蔵時安定性が著しく向上することが判明した。 化合物Iは米国特許第5,378,804号において特許請求及び開示されて いる。化合物Iの製造方法は、前記特許及び1996年9月3日付米国特許第5 ,552,521号に開示されいてる。 化合物Iは単独ではきわめて不安定であり、加水分解、二量体化及び酸化を非 限定的に含めた様々な経路によって分解する。 この不安定性は以前に、酒石酸緩衝製剤中の化合物Iを凍結乾燥することによっ て克服された。しかし、前記製剤は、比較的安定である一方で分解物を比較的高 率で生成させた。 酢酸緩衝液への切り替えによって、凍結乾燥生成物はより安定となり、その含 有する望ましくない分解物は減少し、組成物の有効期限が延長される。その結果 、組成物は市販品として有望となる。 本発明は、Candida属、Aspergillus属及びPneumoc ystis cariniiによって誘発される真菌感染を治療する方法にも係 わり、この方法は前記のような治療を必要とする患者に式Iの化合物を含有する 本発明の組成物を真菌感染の治療に有効な量で投与することを含む。加えて本発 明は、子防量の式Iの化合物の投与を含む、患者のPneumocystis carinii感染を予防する方法にも係わる。 本発明の酢酸緩衝製剤は、医薬に許容可能なpHの実現、即ち例えば5〜8、 好ましくは約6〜約7のpH環境の実現に有効な量のアセテートを含有する。所 望pHの達成に有効な酢酸緩衝液を医薬に許容可能な量で用意するべく、適量の 酢酸ナト リウム及び酢酸、または適量の酢酸及び水酸化ナトリウムを用い得る。緩衝液は 、典型的には約12.5〜約200mM、好ましくは約25〜約50mMの量で 存在させる。 増量剤などの賦形剤即ち賦形糖は、適当な外観を有する凍結乾燥ケークの実現 、活性成分の固体稀釈、及び有効水分の収着のために用いる。本発明に有用な糖 に、スクロース、ラクトース、マンニトール、またはこれらの組み合わせが含ま れる。スクロース及びマンニトールはより安定な製剤をもたらし、かつ本発明の 組成物のために医薬として高品質のケークの形成を実現することが判明した。賦 形剤は通常約10〜200mg/ml、好ましくは約40〜60mg/mlの量 で存在させる。 本発明の組成物は活性成分、酢酸緩衝液及び増量剤に限定されず、医薬に許容 可能な他の稀釈剤、賦形剤またはキャリヤも含有し得る。本発明の製剤は、製薬 工業で通常用いられるガラス製容器内での長期貯蔵、例えば標準的なUSP T ypeIホウケイ酸ガラス製容器内での濃縮形態での長期貯蔵に適する。 本発明の組成物は通常次のように調製する。 1)増量剤、または複数種の増量剤の組み合わせを水に溶解 させる。 2)酢酸を添加して、必要であれば、pHを約3.7に調節する。 3)化合物Iを添加して溶解させ、その後塩基でpHを約5〜約6に調節する 。 4)溶液を濾過し、凍結乾燥バイアルに充填し、−50℃で凍結させる。 5)凍結した製剤を−20℃で凍結乾燥し、15℃で二次乾燥する(サイクル 完了に2日以上掛かる)。 6)凍結乾燥済みのバイアルに栓をし、これを約5℃で貯蔵する。 本発明の組成物の凍結乾燥製剤形態は、投与時に適当な稀釈剤で稀釈してその 濃度を、望ましい活性成分を必要とする患者に使用させるべく輸液用バッグに移 すのに適した完成品濃度、例えば約5.0mg/mlとすることができる。 「医薬に許容可能な塩」という語は活性成分の、モノ、ジ及びトリ酸形態を含 めた無毒塩を意味し、この塩は通常遊離塩基を適当な有機または無機酸と反応さ せることにより製造する。酸付加塩として、及び第四級塩のアニオンを提供する 塩として 適当である医薬に許容可能な塩は、塩酸、臭化水素酸、リン酸、硫酸、マレイン 酸、クエン酸、酢酸、酒石酸、琥珀酸、蓚酸、リンゴ酸、グルタミン酸、パモ酸 等の酸から得られる塩であり、Journal of Pharmaceuti cal Science 66, p.2, 1977に列挙された医薬に許容 可能な塩に関連する他の酸から得られる塩も包含する。 「医薬有効量」という語は活性成分の、研究者または臨床家が求めている組織 、系または動物の生物学的または医学的応答を惹起する量を意味する。 本発明の組成物は、真菌感染の治療及び/または予防が望まれる患者に投与し 得る。この組成物はC. albicans、C. tropicalis、C . krusei、C. glabrata及びC. pseudotropi calisなどのCandida属種並びにA. fumigatus、A. flavus及びA. nigerなどのAspergillus属種の処置に 有用である。本発明の組成物はまた、AIDS患者などの免疫低下患者が特に罹 患しやすいPneumocystis carinii肺炎の治療及び/または 予防にも有用である。 本発明の組成物を用いる投与の方式は、患者の体型、種、年齢、体重、性別及 び容体; 治療するべき状態の重篤度; 投与経路; 患者の腎及び肝機能; 並びに用いる特定の活性成分またはその塩を含めた様々な要因に従って選択する 。通常の技量を有する医師であれば、状態を予防し、状態に対処し、または状態 の進行を阻止するのに必要な薬物の有効量は容易に決定及び処方し得る。 静脈内投与の場合、最も好ましい活性成分用量は、注入速度約200ml/時 において約1.67〜約33μg/kg/分である。この量の活性成分の投与の ために本発明の組成物が含有するべき活性成分の量は、患者の体重が50kgで あれば0.025〜0.50mg/mlとなる。 活性成分の化合物Iは通常次のように製造する。 式 の出発化合物IIを還元して式 の化合物IIIを得、続いて化合物IIIを式 の化合物IVに変換し、これをフェニルチオ基の置換によって立体選択的に化合物 Iに変換する。 一代替方法では、化合物IIをチオフェノールと反応させて式 の化合物IV−aを得る。その後、化合物IV−aを還元して式 の化合物IVを得、これをフェニルチオ基の置換によって立体選択的に化合物Iに 変換する。 化合物Iの製造 a)化合物IIIの合成及び分離 化合物II(15.9g; 純度89面積%; 含水量3.4重量%; 0.0 128mol)を乾燥THF(0.64L)に添加し、得られた懸濁液を、3Å モレキュラーシーブ層を通過しての還流により含水量10モル%未満に脱水した 。追加の乾燥THFを添加して混合物を元の体積に戻し、懸濁液を氷/水/メタ ノール浴で4℃より低温に冷却した。 BH3・SMe2(10.91g; 0.144mol)をそのままで10分掛 けて添加し、反応混合物を0〜4℃に維持した。反応の進行を、出発物質対生成 物の比が反応時間の終了を示す1:1となるまで(3.5時間)HPLCで監視 した。4時間経過時点で混合物を−12℃に冷却し、2N HCl(0.036 L)でゆっくり反応停止させた。この溶液を水で1.14Lに稀釈した。化合物 IIIのアッセイ収量は6.60g(47%)であった。 反応停止させた溶液を4Lに稀釈し、これをLiChroprep RP−C 18吸着剤(158g)の中圧カラムに導入した。導入後、カラムを1.2Lの 水で洗浄し、1.9Lの1:4 v/v アセトニトリル/水、次いで0.38 Lの1:3 v/v アセトニトリル/水でアミンを溶離した。 リッチカット(>80面積%)を一つに合わせ、かつ水で稀釈して1:7.3 v/v アセトニトリル/水溶液(総量1.70L)を得た。この混合物を上 記と同じカラムに導入し、カラムを0.57Lの水で洗浄した。所望化合物を0 .57Lのメタノールで溶離した。リッチカット画分(>85面積%)を一つに 合わせ、回転蒸発及び静的高真空により濃縮して、単離収率43%において化合 物III(R1がジメチルトリデシル)の塩酸塩5.92gを含有する6.81gの 濃縮物(純度87重量%; 含水量6.8重量%)を得た。 b)フェニルスルフィド(化合物IV)の製造 化合物III[5.80g(アッセイ量); 0.00533mol]を0.2 3Lの乾燥アセトニトリルに添加して−5℃に冷却し、この時点でチオフェノー ル(3.10g; 0.028mol)を添加した。TFA(36g; 24. 5ml; 0.318mol)を20分掛けて添加し、それによって反応混合物の温度を0 ℃より低く維持した。反応混合物を、出発物質が3面積%未満となったことがH PLC分析により判明するまで(3.75時間)−10〜0℃の温度で熟成させ た。出発物質が3面積%未満となった時点で冷水(0.56L)をゆっくり添加 し(1時間)、その際反応混合物を冷却して温度を5℃より低く維持した。トリ フルオロ酢酸塩としてのα−及びβ−フェニルスルフィド付加物のアッセイ収量 は4.82g(71%)であった。 上記のようにして得た溶液をステップa)に述べたのと同じカラムに導入し、 カラムを水(0.57L)で洗浄し、その後吸着した有機化合物をメタノール( 0.50L)で溶離した。リッチカットを回転蒸発及び静的高真空によって濃縮 した。その結果、7.20gの粗なフェニルスルフィドトリフルオロ酢酸塩(純 度57重量%; 含水量5.1重量%)が非晶質の泡状固体として得られた。フ ェニルスルフィドに関して修正した単離ステップ収量は、α−アミナールジアス テレオマーとβ−アミナールジアステレオマーとの93:7混合物として4.1 0g(61%)であった。 c)化合物IVの化合物I−1への変換 粗なフェニルスルフィドトリフルオロメタンスルホン酸塩(粗物質として8. 4g; 純度57重量%; 0.00377mol)をエチレンジアミン(24 ml)に、周囲温度で攪拌下に添加した。得られた溶液を1.5時間撹拌して置 換を完了させ、その後氷浴冷却で温度を25℃より低く維持しながらメタノール (40ml)、次いで酢酸(45ml)を添加した。粘稠なスラリーが得られた 。水(160ml)を添加してスラリーを溶解させ、水性層をヘキサン(75m l)と共に穏やかに振盪することによって抽出した。ヘキサン層を水(40ml )で逆抽出し、一つに合わせた水性層を中多孔度の漏斗状ガラス濾過器で濾過し てから、溶離剤として22%のアセトニトリル/78%の酢酸0.15%水溶液 を用い、かつ50mm径C18カラムを用いる分取HPLCによって精製した。 リッチカットを凍結乾燥し、単離ステップ収率78%において4.2gの化合物 I−1(純度85重量%)を二酢酸塩として得た。 d)化合物I−1の結晶化 固体(2.3g)をエタノール(25ml)に溶解させ、その後水(2.7m l)を添加した。溶液を漏斗状ガラス濾過器 に通して異物を除去した。濾液に酢酸(0.14ml)を添加し、その後酢酸エ チル(14ml)を(1.75時間掛けて)ゆっくり添加した。溶液に種晶を添 加し、種晶層を1時間熟成させた。残りの酢酸エチル(32ml)を5時間掛け て添加し、更に1時間熟成させた。結晶質の固体を漏斗状ガラス濾過器上に回収 し、エタノール/酢酸エチル/水(それぞれ6ml/9ml/0.5ml)から 成る溶液で洗浄した。湿ったケークを窒素流で乾燥して、化合物I−1の二酢酸 塩1.91g[1.75g(アッセイ量); 回収率88%]を得た。実施例1 製剤1の調製 充填体積: 0.875〜1.8ml 典型的操作として、25ml容のメスフラスコに0.75gのスクロース及び 0.5gのマンニトール、約17.5mlの水、0.5mlの酢酸溶液(75m g/ml)、並びに42mg/ml相当量の化合物Iを入れた。得られた溶液を 混合し、1M NaOHを用いてpHを6に調節した。水で体積を調節し、pH を確認した。溶液をMillex−GVシリンジフィルターで濾過し、複数の1 0ml容管形ガラス製バイアルに1.75mlずつ充填した。バイアルに凍結乾 燥用栓を部分的に施し、これを凍結乾燥して、バイアル底部に固体の凍結乾燥ケ ークを得た。 得られた凍結乾燥製剤を10.5mlの稀釈剤で稀釈し、10mlの稀釈物を 取り出し、体積200mlに稀釈し、それによって患者への投与前に0.25m g/mlの完成品濃度を実現した。 次の成分を含有する製剤も、上述のようにして調製した(いずれの製剤も活性 成分の溶液中濃度を40〜42mg/mlとして調製した)。 凍結乾燥状態の製剤を5℃で貯蔵し、約4週間の間隔で安定性について試験し た。安定性及び分解物生成を、当業者に知られた標準的な方法を用いる勾配HP LCで測定した。 驚くべきことに、製剤1、5、7及び8は他の製剤に比べてはるかに安定であ り、望ましくない分解物の生成も著しく少ないことが判明した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AU,AZ ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CN,CU, CZ,EE,GE,HU,IL,IS,JP,KG,K R,KZ,LC,LK,LR,LT,LV,MD,MG ,MK,MN,MX,NO,NZ,PL,RO,RU, SG,SI,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,U S,UZ,VN,YU (72)発明者 ハンク,ウイリアム・エイ アメリカ合衆国、ニユー・ジヤージー・ 07065、ローウエイ、イースト・リンカー ン・アベニユー・126 (72)発明者 カウフマン,マイケル・ジエイ アメリカ合衆国、ニユー・ジヤージー・ 07065、ローウエイ、イースト・リンカー ン・アベニユー・126

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. a)医薬有効量の式 を有する化合物とその医薬に許容可能な塩、 b)医薬に許容可能な量の、凍結乾燥ケークの形成に有効な増量剤などの賦形剤 、及び c)医薬に許容可能な量の、pHを医薬に許容可能な値とするのに有効な酢酸緩 衝液 を含有する、患者に静脈内投与される医薬組成物。 2. a)医薬有効量の化合物I、 b)約10〜200mg/mlの、凍結乾燥ケークの形成に有効な増量剤または 複数種の増量剤の組み合わせなどの賦形剤、及び c)医薬に許容可能な量の、pHを約4〜7とするのに有効な酢酸緩衝液 を含有することを特徴とする請求項1に記載の組成物。 3. 約5〜200mg/mlの化合物Iまたはその医薬に許容可能な塩と、約 12.5〜約200mMの酢酸緩衝液と、約10〜200mg/mlの増量剤と 、水とを含有することを特徴とする請求項2に記載の組成物。 4. 約30〜50mg/mlの化合物Iまたはその医薬に許容可能な塩と、約 20〜60mMの酢酸緩衝液と、約30〜70mg/mlの、凍結乾燥ケークの 形成に有効な増量糖または複数種の増量糖の組み合わせと、水とを含有すること を特徴とする請求項3に記載の組成物。 5. 42mg/mlの化合物Iまたはその医薬に許容可能な塩と、25mMの 酢酸緩衝液と、30mg/mlのスクロースと、20mg/mlのマンニトール と、水とを含有することを特徴とする請求項4に記載の組成物。 6. 42mg/mlの化合物Iまたはその医薬に許容可能な塩と、50mMの 酢酸緩衝液と、30mg/mlのスクロースと、20mg/mlのマンニトール と、水とを含有することを特徴とする請求項4に記載の組成物。 7. 哺乳動物の真菌感染を治療及び/または予防する方法であって、哺乳動物 を医薬有効量の請求項1に記載の組成物で静脈内治療することを含む方法。 8. 哺乳動物がヒトであることを特徴とする請求項7に記載の方法。 9. 患者においてCandida sp.によって誘発される感染を治療する 方法であって、患者に有効量の請求項1に記載の組成物を投与することを含む方 法。 10. 患者においてCandida sp.によって誘発される感染を治療す る方法であって、患者に有効量の請求項5に記載の組成物を投与することを含む 方法。 11. 患者においてCandida sp.によって誘発される感染を治療す る方法であって、患者に有効量の請求項6に記載の組成物を投与することを含む 方法。 12. 患者においてAspergillus sp.によっ て誘発される感染を治療する方法であって、患者に有効量の請求項1に記載の組 成物を投与することを含む方法。 13. 患者においてAspergillus sp.によって誘発される感染 を治療する方法であって、患者に有効量の請求項5に記載の組成物を投与するこ とを含む方法。 14. 患者においてAspergillus sp.によって誘発される感染 を治療する方法であって、患者に有効量の請求項6に記載の組成物を投与するこ とを含む方法。 15. Pneumocystis cariniiによって誘発される感染も しくは状態の治療または予防を必要とする患者においてそのような治療または予 防を行なう方法であって、前記患者に予防または治療量の請求項1に記載の組成 物を投与することを含む方法。 16. Pneumocystis cariniiによって誘発される感染も しくは状態の治療または予防を必要とする患者においてそのような治療または予 防を行なう方法であって、前記患者に予防または治療量の請求項5に記載の組成 物を投与することを含む方法。 17. Pneumocystis cariniiによって 誘発される感染もしくは状態の治療または予防を必要とする患者においてそのよ うな治療または予防を行なう方法であって、前記患者に予防または治療量の請求 項6に記載の組成物を投与することを含む方法。 18. 式 を有する化合物とその医薬に許容可能な塩を含有する医薬組成物を調製する方法 であって、 a)増量剤、または複数種の増量剤の組み合わせを水に溶解させ、 b)酢酸を添加してpHを約3.7に調節し、 c)化合物Iを添加し、塩基でpHを約4〜約7に調節し、 d)このように製造した溶液を濾過し、 e)前記溶液を凍結させ、 f)凍結した溶液を凍結乾燥する ステップを含む方法。 19. 請求項18に記載の方法で調製した組成物。
JP53815697A 1996-04-19 1997-04-15 抗真菌薬及び酢酸緩衝液を含有する組成物 Expired - Lifetime JP3258672B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US1563896P 1996-04-19 1996-04-19
GB60/015,638 1996-05-24
GB9611006.9 1996-05-24
GBGB9611006.9A GB9611006D0 (en) 1996-05-24 1996-05-24 Antifungal compositions
PCT/US1997/006284 WO1997039763A1 (en) 1996-04-19 1997-04-15 Compositions comprising antifungal agent and acetate buffer

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11509555A true JPH11509555A (ja) 1999-08-24
JP3258672B2 JP3258672B2 (ja) 2002-02-18

Family

ID=26309400

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP53815697A Expired - Lifetime JP3258672B2 (ja) 1996-04-19 1997-04-15 抗真菌薬及び酢酸緩衝液を含有する組成物

Country Status (36)

Country Link
EP (1) EP0904098B1 (ja)
JP (1) JP3258672B2 (ja)
CN (1) CN1132624C (ja)
AR (1) AR006598A1 (ja)
AT (1) ATE241999T1 (ja)
AU (1) AU706250B2 (ja)
BG (1) BG64272B1 (ja)
BR (2) BRPI9708706C8 (ja)
CA (1) CA2251928C (ja)
CO (1) CO4940486A1 (ja)
CY (1) CY2374B1 (ja)
CZ (1) CZ289361B6 (ja)
DE (1) DE69722615T2 (ja)
DK (1) DK0904098T3 (ja)
DZ (1) DZ2205A1 (ja)
EA (1) EA001386B1 (ja)
EE (1) EE04265B1 (ja)
ES (1) ES2198569T3 (ja)
HK (1) HK1020873A1 (ja)
HR (1) HRP970201B1 (ja)
HU (1) HU228296B1 (ja)
ID (1) ID16643A (ja)
IL (1) IL126479A (ja)
IS (1) IS2159B (ja)
MY (1) MY126305A (ja)
NO (1) NO321954B1 (ja)
NZ (1) NZ332156A (ja)
PE (1) PE63998A1 (ja)
PL (1) PL187294B1 (ja)
PT (1) PT904098E (ja)
RS (1) RS49566B (ja)
SA (1) SA97180104B1 (ja)
SK (1) SK281969B6 (ja)
TR (1) TR199802102T2 (ja)
UA (1) UA55409C2 (ja)
WO (1) WO1997039763A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009544662A (ja) * 2006-07-26 2009-12-17 サンド・アクチエンゲゼルシヤフト カスポファンギン製剤
JP2010531355A (ja) * 2007-06-26 2010-09-24 メルク・シャープ・エンド・ドーム・コーポレイション 凍結乾燥抗真菌組成物

Families Citing this family (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2362481C (en) * 1999-03-03 2008-11-04 Eli Lilly And Company Echinocandin pharmaceutical formulations containing micelle-forming surfactants
TWI233805B (en) * 1999-07-01 2005-06-11 Fujisawa Pharmaceutical Co Stabilized pharmaceutical composition in lyophilized form as antifungal agent
CN101516387B (zh) * 2006-07-26 2014-06-04 桑多斯股份公司 卡泊芬净制剂
US8048853B2 (en) 2008-06-13 2011-11-01 Xellia Pharmaceuticals Aps Process for preparing pharmaceutical compound and intermediates thereof
EP2240507A2 (en) * 2008-06-25 2010-10-20 TEVA Gyógyszergyár Zártkörüen Müködö Részvénytársaság Processes for preparing high purity aza cyclohexapeptides
WO2010108637A1 (en) * 2009-03-27 2010-09-30 Axellia Pharmaceuticals Aps Crystalline compound
CN102219832B (zh) * 2010-04-15 2013-08-21 上海天伟生物制药有限公司 一种氮杂环六肽或其盐的纯化方法
CN102367268B (zh) * 2010-11-10 2013-11-06 上海天伟生物制药有限公司 一种卡泊芬净类似物及其用途
CN102367267B (zh) * 2010-11-10 2013-09-04 上海天伟生物制药有限公司 一种卡泊芬净的制备方法
CN102367269B (zh) * 2010-11-10 2013-11-06 上海天伟生物制药有限公司 一种卡泊芬净类似物及其制备方法和用途
CN102614493B (zh) * 2011-01-31 2013-12-11 上海天伟生物制药有限公司 一种含有棘白菌素类抗真菌剂卡泊芬净的液体药用组合物
CN102488887B (zh) * 2011-01-31 2014-06-18 上海天伟生物制药有限公司 一种含有棘白菌素类抗真菌剂卡泊芬净的药用组合物及其制备方法和用途
CN102488888B (zh) * 2011-01-31 2014-07-30 上海天伟生物制药有限公司 一种含有棘白菌素类抗真菌剂的药用组合物及其制备方法和用途
CN102166186A (zh) * 2011-04-18 2011-08-31 深圳市健元医药科技有限公司 一种更加稳定的氮杂环己肽类制剂
CN102488886B (zh) * 2011-09-26 2014-03-26 上海天伟生物制药有限公司 一种低杂质含量的卡泊芬净制剂及其制备方法和用途
CN103386117B (zh) * 2011-09-26 2015-09-30 上海天伟生物制药有限公司 一种低杂质含量的卡泊芬净制剂及其制备方法和用途
CN103212059A (zh) * 2012-01-18 2013-07-24 江苏恒瑞医药股份有限公司 含有抗真菌药物和乳酸盐缓冲液的组合物
KR102236462B1 (ko) * 2012-03-19 2021-04-08 시다라 세라퓨틱스, 인코포레이티드 에키노칸딘 계열의 화합물에 대한 투여 용법
EP2992003B1 (en) 2013-05-02 2017-01-25 DSM Sinochem Pharmaceuticals Netherlands B.V. Method for isolating caspofungin
PL3058958T3 (pl) 2015-02-23 2019-02-28 Selectchemie Ag Kompozycja anidulafunginy
MA43825A (fr) 2016-03-16 2021-04-07 Cidara Therapeutics Inc Schémas posologiques pour le traitement d'infections fongiques
JP2020529973A (ja) 2017-07-12 2020-10-15 シダラ セラピューティクス インコーポレーテッド 真菌感染症の処置のための組成物及び方法
CN109721641B (zh) * 2017-10-31 2021-08-03 鲁南制药集团股份有限公司 一种卡泊芬净的合成方法
CN113801202A (zh) * 2020-06-15 2021-12-17 杭州中美华东制药有限公司 一种醋酸卡泊芬净杂质g的制备方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03504605A (ja) * 1988-05-27 1991-10-09 セントカー・インコーポレーテツド 抗体産生物の凍結乾燥した配合物
JPH06234795A (ja) * 1991-10-01 1994-08-23 Merck & Co Inc シクロヘキサペプチジルプロパノールアミン化合物
JPH06271476A (ja) * 1993-02-19 1994-09-27 Asta Medica Ag ペプチド凍結乾燥物及び該乾燥物を含有する不妊症治療及び性腺保護用薬剤
JPH06321986A (ja) * 1993-03-16 1994-11-22 Merck & Co Inc アザシクロヘキサペプチド化合物

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU1234383A (en) * 1982-03-17 1983-09-22 Inter-Yeda Ltd. Interferon stabilised with polyvinyl-pyrrolidone
IL109350A (en) * 1993-05-12 2001-01-28 Genentech Inc Stable liquid preparations of gamma interferon

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03504605A (ja) * 1988-05-27 1991-10-09 セントカー・インコーポレーテツド 抗体産生物の凍結乾燥した配合物
JPH06234795A (ja) * 1991-10-01 1994-08-23 Merck & Co Inc シクロヘキサペプチジルプロパノールアミン化合物
JPH06271476A (ja) * 1993-02-19 1994-09-27 Asta Medica Ag ペプチド凍結乾燥物及び該乾燥物を含有する不妊症治療及び性腺保護用薬剤
JPH06321986A (ja) * 1993-03-16 1994-11-22 Merck & Co Inc アザシクロヘキサペプチド化合物

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009544662A (ja) * 2006-07-26 2009-12-17 サンド・アクチエンゲゼルシヤフト カスポファンギン製剤
JP2010531355A (ja) * 2007-06-26 2010-09-24 メルク・シャープ・エンド・ドーム・コーポレイション 凍結乾燥抗真菌組成物

Also Published As

Publication number Publication date
IS4858A (is) 1998-10-02
ID16643A (id) 1997-10-23
PL187294B1 (pl) 2004-06-30
DK0904098T3 (da) 2003-09-15
BR9708706B8 (pt) 2019-03-06
EA001386B1 (ru) 2001-02-26
CZ334798A3 (cs) 1999-06-16
CO4940486A1 (es) 2000-07-24
NZ332156A (en) 2000-04-28
MY126305A (en) 2006-09-29
NO984860D0 (no) 1998-10-16
HUP9901586A3 (en) 2002-05-28
BG64272B1 (bg) 2004-08-31
IL126479A0 (en) 1999-08-17
SK281969B6 (sk) 2001-09-11
HUP9901586A2 (hu) 1999-08-30
EE9800345A (et) 1999-04-15
CN1132624C (zh) 2003-12-31
CY2374B1 (en) 2004-06-04
DE69722615D1 (de) 2003-07-10
TR199802102T2 (xx) 1999-01-18
SA97180104B1 (ar) 2006-02-08
IL126479A (en) 2006-08-01
BG102857A (en) 1999-09-30
RS49566B (sr) 2007-04-10
HRP970201A2 (en) 1998-08-31
CA2251928A1 (en) 1997-10-30
PL329442A1 (en) 1999-03-29
ES2198569T3 (es) 2004-02-01
UA55409C2 (uk) 2003-04-15
AU706250B2 (en) 1999-06-10
CZ289361B6 (cs) 2002-01-16
NO984860L (no) 1998-12-18
PE63998A1 (es) 1998-10-30
IS2159B (is) 2006-11-15
EP0904098B1 (en) 2003-06-04
BR9708706B1 (pt) 2013-08-06
BRPI9708706C8 (pt) 2021-01-05
EE04265B1 (et) 2004-04-15
NO321954B1 (no) 2006-07-31
CN1222082A (zh) 1999-07-07
SK144898A3 (en) 1999-05-07
PT904098E (pt) 2003-09-30
JP3258672B2 (ja) 2002-02-18
HK1020873A1 (en) 2000-05-26
BR9708706A (pt) 1999-08-03
HRP970201B1 (en) 2002-06-30
EA199800938A1 (ru) 1999-04-29
DE69722615T2 (de) 2004-04-29
CA2251928C (en) 2003-06-17
YU45098A (sh) 1999-07-28
WO1997039763A1 (en) 1997-10-30
HU228296B1 (en) 2013-03-28
AR006598A1 (es) 1999-09-08
DZ2205A1 (fr) 2002-12-03
ATE241999T1 (de) 2003-06-15
AU2731197A (en) 1997-11-12
EP0904098A1 (en) 1999-03-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3258672B2 (ja) 抗真菌薬及び酢酸緩衝液を含有する組成物
KR100330444B1 (ko) 항진균제와아세테이트완충액을포함하는조성물
EP1582204B1 (en) Echinocandin pharmaceutical formulations containing micelle-forming surfactants
EP2049142B2 (en) Caspofungin formulations
EP1157030B1 (en) Echinocandin/carbohydrate complexes
JP2002538097A (ja) 薬学的経口ecb処方物および組成物の作製方法
CN103330933A (zh) 含有米卡芬净或其盐的药物组合物
US6784315B2 (en) Stilbene derivative crystal and method for producing the same
EP2968595A2 (en) Voriconazole formulations

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3258672

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071207

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081207

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091207

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101207

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101207

Year of fee payment: 9

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101207

Year of fee payment: 9

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101207

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111207

Year of fee payment: 10

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121207

Year of fee payment: 11

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121207

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121207

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131207

Year of fee payment: 12

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131207

Year of fee payment: 12

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R157 Certificate of patent or utility model (correction)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R157

R153 Grant of patent term extension

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R153

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R153 Grant of patent term extension

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R153

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term