JPH11502910A - 建物を保護するための装置 - Google Patents

建物を保護するための装置

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JPH11502910A
JPH11502910A JP8529137A JP52913796A JPH11502910A JP H11502910 A JPH11502910 A JP H11502910A JP 8529137 A JP8529137 A JP 8529137A JP 52913796 A JP52913796 A JP 52913796A JP H11502910 A JPH11502910 A JP H11502910A
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ヴァイア,ジョールジョウ
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Abstract

(57)【要約】 建物を保護するための装置。この装置は、建物(10)を支持する剛性の平坦なベース構造体(11)と、建物を収容するのに十分な大きさの地下格納庫(12)と、前記建物を地面上に、又は、格納庫の底面上に載置するためにベース構造体を昇降自在に支持するための油圧ジャッキ(30,33)と、建物がいろいろな高さ位置に載置されたとき、建物内の電源、電話、水道及び排水設備と建物外の電源、電話、本道及び排水設備との間を適正に接続するための接続手段と、建物が格納庫内に下降された後、格納庫を好ましくは水密状態に閉鎖するための閉鎖手段とから成る。

Description

【発明の詳細な説明】 建物を保護するための装置技術分野 本発明は、環境美観上の問題の又はその他の状況によって必要とされる場合、 必要に応じて家屋等の建物を移動させるための装置及び手段に関する。背景技術 地球が直面しなければならない、しかも、人類がそれに対してほとんど無力で ある最大の問題は、台風、洪水、火災、地震等の自然災害によって惹起される。 解決し難い他の問題は、犯罪者や暴力的破壊行為者によって惹起される問題で あり、そのような問題は、社会慣習の変化と、犯罪を犯す犯罪者が採る手口の巧 妙化によって着実に増えている。 更に、異常気温等の気象条件の悪化によっても、更なる問題が惹起されている 。自然災害によってもたらされる災禍についていえば、自然災害による破壊を修 復するコストは、今日では数兆億ドルにも高騰している。発明の概要 本発明の目的は、以下に説明するように、上述のような損害を防止するための 装置を提供することである。 より具体的にいえば、本発明の目的は、家屋等の建物を支持する剛性の平坦な ベース構造体と、建物を収容するのに十分な大きさの沈み格納庫(一段低いとこ ろにある格納庫又は基礎ピット、ここでは、便宜上、「地下格 納庫」と称する)と、建物を状況に応じて地面上に、又は、格納庫の底面上に載 置するために連続した(切れ目のない)ベース構造体を昇降自在に支持するため のモータ駆動による昇降機構を含む、建物を保護するための装置を提供すること である。建物が地面上、又は地面より上方のいろいろな高さ位置、又は前記格納 庫の底面上のどの位置に載置されたときでも、電源、電話、その他の通信手段、 水道及び排水のための建物内の設備と建物外のケーブル及び配管に接続するため の接続手段が設けられる。建物が前記格納庫内に下降された後、格納庫を閉鎖す るための閉鎖手段も設けられる。 前記昇降機構は、格納庫の底面に掘削された立坑内に設置され、前記ベース構 造体を支持する入れ子式油圧ジャッキとすることが好ましい。それらの油圧ジャ ッキは、制御パネルに接続される。 格納庫を閉鎖するための前記閉鎖手段は、水の侵入を防止するように水密にさ れており、鍵で安全にロックされる巻込みシャッターであることが好ましい。こ のシャッターは、2つのシャッターから成り、各シャッターは、その両端縁に付 設され、関節連結されたラックを有しており、モータ駆動される軸に固定され該 ラックに噛合した歯車を介して駆動されるように構成することが好ましい。 電源及び電話等のための建物外の本線に接続するための接続手段は、前記格納 庫内でU字形に湾曲された可撓 牲ケーブルとすることができ、可撓性ケーブルの一端は、建物内の電源及び電話 等の設備のためのシャントボックスに固定され、可撓性ケーブルの他端は、格納 庫の近傍で地面に設置された別のシャントボックスに固定される。 U字形湾曲可撓性ケーブルの適正な移動は、引張ばね、又は、プーリを回転自 在に支持するフォークに作用する釣合錘りによって保証される。 電源及び電話及びその他のサービスのための本線と建物内の設備との間の適正 な接続は、前記格納庫の一側壁に固定された垂直接触バーによって構成すること もできる。垂直接触バーは、前記建物の垂直移動の全範囲に亙って延長しており 、建物に固定された特別の支持体に取付けられた転動自在の接点が該垂直接触バ ーに摺動自在に接触するようになされている。 水道本管と建物内の配管との間を適正に接続するための前記接続手段は、格納 庫内でU字形に湾曲された可撓性パイプで構成することができる。この可撓性パ イプの一端は、外側に設置された建物内の接続器に接続され、可撓性パイプの他 端は、格納庫の近傍で地面に設置された水道本管の接続器に接続される。可撓性 ケーブルのU字形湾曲部の適正な移動は、該U字形湾曲部を下方へ引張るプーリ によって、又は、引張ばねによって、又は、プーリを回転自在に支持するフォー クに作用する釣合錘りによって設定される。 水道本管と建物内の配管との間を接続するための前記接続手段は、格納庫内に 敷設された剛性の関節連結されたパイプとすることができ、該関節連結されたパ イプの一端は、建物内の水道配管の外部接続器に固定され、該パイプの他端は、 格納庫の近傍で地面に設置された水道本管からの接続器に固定されている。 建物内の排水設備と、建物外の排水本管との間を適正に接続するための前記接 続手段は、格納庫又は基礎ピット内又はその近傍に敷設された垂直パイプから成 り、該垂直パイプの下端は、排水本管に接続される。 それぞれ固定径の口を備えた、手動又は自動弁によって制御される水平管継手 が、ピットの底面近くの高さ位置と、該底面より上方のいろいろな高さ位置に設 置され、建物内の排水系統のための水平管継手の端部に、前記固定径の口に対応 する大きさの口が設けられる。該各固定径の口の位置は、必要に応じて建物が格 納庫内に下降されたときも、地面の高さ位置に載置されたときも、その他の位置 に載置されたときも建物内の前記口に対応するように定められており、それによ って、建物が所望の高さ位置に載置されたとき、手動又は自動手段により前記口 をそれに対向して位置づけされた前記固定径の口に嵌合させることができるよう になされている。 建物内の排水設備と、建物外の排水本管系統との間を適正に接続するための前 記接続手段は、一端を建物内の排水管の接続器に接続され、他端を外部排水本管 系統に 接続された垂直入れ子式パイプとすることができる。 好ましい実施形態においては、建物と平坦なベース構造体との間に地震の衝撃 を吸収し、緩和するための弾性材の層を介設する。別法として、この弾性材の層 を格納庫の底面に敷設してもよい。その場合、前記油圧ジャッキを作動させるこ とによって建物を該弾性材の層上に自由に載置させたままにすることができる。 前記建物の昇降、前記巻込みシャッターの開閉、前記いろいろな高さ位置での 建物内の排水管と外部の排水本管との間のモータ駆動による接続、及びすべての 必要な安全及び信号発信装置の作動のためのすべての制御器が、建物外に前記格 納庫に近接して設けられた制御ユニットに集中して接続される。それによって、 使用者が、状況及び必要に応じて建物をどの高さ位置に載置するのが最善である かを決定し、建物の内外どちらからでも建物を所望の高さ位置に載置することが できる。 本発明の利点は、以下の通りである。 家屋を地下格納庫内に保護することにより台風のみならず、火災、極低温及び その他の自然災害に対しても迅速に極めて安全な防護を提供する。 何らかの危険が生じたならば直ちに家屋を地下格納庫内へ下降し、危険が去っ た後家屋を持上げる操作は、簡単迅速に行うことができ、すべての操作を家屋内 の制御ユニットによって行うことができる。 本発明の装置は、窃盗や故意の破壊行為に対しても、 家屋を極めて有効に完全に防護する。この種の防護は、人目の少ないところにあ り、年間を通して空き家にしていることが多く、犯罪者の標的になり易い休暇用 セカンドハウスの場合、特に重要である。 又、休暇用セカンドハウスを何か月も地下に格納して外部から完全に見えなく しておけば、環境に与える衝撃(環境美観上の問題)を軽減することができる。 洪水等の周期的な自然災害を受け易い地域では、洪水のおそれがある場合は、 家屋を地面の高さより上に持上げることによって問題を軽減することができる。 それによってそのような地域でも居住区とすることができ、建物にその地域の眺 望や、管理及び防護のための特定の社会的要求を満たすに足る保護を与えること ができる。 地震の際には、本発明の格納庫によって与えられる防護は、特に、家屋の下に 地震の衝撃を吸収し、緩和するための弾性材の層を敷設した場合のことを考えれ れば、決め手となるほどのものである。 米国のフロリダ州、カリフォルニア周及びその他の周、日本、東南アジア、北 海沿岸の低地帯、及び世界中の多数の地域にみられるように自然災害の危険性の ある地域が多数存在することを考えれば、又、盗難防止、火災及びその他の災害 に対する保険等を含む莫大な社会的経済的コストが個人並びに国家に重くのしか かっていることを考慮すれば、本発明は、人々の安全と社会的コストの点で極め て有効な解決策を提供するののであることは 明らかである。 本発明の上記及びその他の目的並びに特徴、及びそれらを達成する態様は、以 下に添付図を参照して述べる本発明の実施形態の説明から一層明かになろう。図面の簡単な説明 図1は、地下格納庫の底部に設置された油圧ジャッキによって地面の高さに支 持された小さい陸屋根家屋の立面図であり、格納庫は、その上部開口を水平巻込 みシャッターによって閉鎖することができるようになされており、一部断面で示 されている。 図2は、図1と同様の図であるが、家屋が格納庫内に下降されたところを示す 。 図3は、図1と同様の図であるが、家屋が格納庫地面の高さより上方へ持上げ られたところを示す。 図4は、図1の家屋の透視図である。 図5は、図2の家屋の透視図である。 図6は、地下格納庫内に下降され、油圧ジャッキ上に支えられた二階建て多室 家屋の立面図であ。 図7は、格納庫の周りを閉鎖する巻込みシャッターの一部断面による詳細透視 図である。 図8、9及び10は、それぞれ図1の軸線X,Y,Zに沿ってみた、家屋の電 源、電話、水道水及び排水設備のための接続部の詳細図である。発明を実施するための最良の形態 本発明の上記及びその他の目的並びに特徴、及びそれらを達成する態様は、以 下に添付図を参照して述べる本発明の実施形態の説明から一層明かになろう。 図1を参照して説明すると、陸屋根を有する家屋10は、地下格納庫即ちピッ ト12の底面に掘削された所定形状の立坑13,14内に嵌入された4つの油圧 ジャッキ30,31,32,33によって支持された平坦な剛性金属のベース構 造体11を有する。 各ジャッキ30〜33は、入れ子式に伸縮自在であり、基本的に、下から順次 に径が小さくなっている4つのシリンタ35,36,37,38から成っている 。最上段のシリンダ38の上端に平坦板34が固定されている。最下段のシリン ダ35は、配管40と41により油圧駆動ユニット39に接続されている。油圧 駆動ユニット39は、油タンク42と、格納庫12の側方に配置されて電気配線 44(図1、図8参照)を介して接続された制御パネル60(図8)によって制 御される電気モータ43から成る。制御パネル60は、後述するように、シャン トボックス65,70によって家屋10内の同様な制御パネル61に接続されて いる。 従って、家屋10は、その内外の制御パネル60,61のどちらかを操作する ことによって、格納庫12内の位置10’(図2)へ下降させたり、格納庫12 から持上げられた位置10”(図2)へ上昇させたりすることができる。 格納庫12の両側面に沿って巻込みシャッター51,51’のための1対の金 属レール50(図7)が設置されている。各シャッター51,51’は、一連の 関節連結された小割り板52と、小割り板の端縁に付設され、関節連結されたラ ック53から成る。ラック53は、電気モータ56によって駆動される軸55に 固定されたクラウン歯車54に噛合する。シャッター51,51’は、使用しな いときは、格納庫12の側壁キャビティ17,17内に巻込まれて収納されてい る。電気モータ56は、電気配線45(図1、図8参照)を介して制御ユニット 60,61に接続されている。従って、家屋10が格納庫12内に下降されたと きは、家屋の内外どちらからでも制御ユニット60,61を操作してシャッター 51,51’をそれらが格納庫12の上部開口の中間点で合致するまで繰出すこ とによって格納庫12の上部開口を閉鎖することができる。 電気及び電話配線は、図8に示されるように、制御パネル60の近くに配置さ れた接続箱63に集められ、格納庫内の垂直チャンネル18内に敷設された多重 ケーブルバンド70を介して家屋内の装置65のための駆動ユニット61に接続 されている。多重ケーブルバンド70はU字状に曲げられている。このU字状曲 げバンド70の湾曲部にプーリ71が懸架されている。プーリ71は、格納庫1 2の底壁に連結された引張ばね73によって下方へ引張られているフォーク(U 字リンク)72によ って支持されている。ばね73は、多重ケーブルバンド70を上下に移動するの を許すが、適当な伸長状態に保持する。この機構により、家屋10が設定される どの高さ位置においても、電気及び電話配線が常時適正な接続状態に維持される 。 水道水の供給は、格納庫12の側壁の近くに敷設されている水道本管に接続さ れた外部接続器20(図9)によって確保される。外部接続器20は、格納庫内 の垂直チャンネル19内に敷設された可撓性のU字曲げチューブ80を介して家 屋内の内部接続器21に接続されている。U字曲げチューブ80は、家屋の昇降 に容易に追従することができる。 内部接続器21は、浴室の口22を始め家屋内の他のすべての水取出口に接続 されている。外部の排水系統90には、ピット12の底部と、地面15の高さと 、地面より上方の位置にそれぞれ設置された少くとも3つの外部接続器92,9 3,94を有する垂直パイプ91に接続されている。接続器92,93,94は 、それぞれ、固定径の孔又は口95,96,97を有している。浴室23(10 )には、水平分岐パイプ24が敷設されており、その口98は、接続器92〜9 4の固定径の口95〜97に嵌合するサイズであることが示されている。分岐パ イプ24は、入れ子式接続器25を有しており、家屋が格納庫12内に下降され たとき(図2、10)接続器25を介して分岐パイプ24の口98を手動又は自 動操作器26によって接続器92の口95に嵌合することができる。 家屋が地面15の高さ(図1)にまで、あるいは、地面より高い位置(図3) にまで持上げられると、分岐パイプ24の口98は、外部接続器93又は94の 口96又は97に嵌合する。 以上の説明から明らかなように、電源、電話、水道及び排水設備のための接続 は、家屋がどの高さ位置に設定されたときでも確保され、その接続は、家屋の内 外に設置された自動集中制御器によって行われる。 図6は、本発明の装置を、建築設計の如何を問わず、数部屋を有する二階建て 家屋100に適用した場合を示す。この家屋100も、適切な平坦ベース構造体 101と、格納庫110の底部に掘削された立坑104内に設置された油圧ジャ ッキ102,103のような適当なパワーの油圧ジャッキを備えていれば、いろ いろな高さ位置に昇降させることができる。格納庫110を囲うシャッター10 5,106は、水密構造とするとができる。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1997年3月6日 【補正内容】 明細書 建物を保護するための装置技術分野 本発明は、環境美観上の問題又はその他の状況によって必要とされる場合、必 要に応じて家屋等の建物を移動させるための装置及び手段に関する。背景技術 地球が直面しなければならない、しかも、人類がそれに対してほとんど無力で ある最大の問題は、ハリケーン(台風)、洪水、火災、地震等の自然災害によっ て惹起される。 解決し難い他の問題は、犯罪者や暴力的破壊行為者によって惹起される問題で あり、そのような問題は、社会慣習の変化と、犯罪を犯す犯罪者が採る手口の巧 妙化によって着実に増えている。 更に、異常気温等の気象条件の悪化によっても、更なる問題が惹起されている 。自然災害によってもたらされる災禍についていえば、自然災害による破壊を修 復するコストは、今日では数兆億ドルにも高騰している。 米国特許第2,653,468号は、特に爆撃に対する防護を与えるように設 計された建物の構造を開示している。この防護は、地中に作られた頂部が開放し た箱形構造体によって得られる。この箱形構造体は、その箱の底部に設置された 中央油圧ジャッキによって支持される連続した(切れ目のない)平坦な剛性構造 体の上に建設 された建物を収容することができる。剛性構造体の上に載せられた建物は、油圧 ジャッキによって選択的に地面の高さ位置に載置するか、箱形構造体内に収納す ることができる。 電源、電話、水道及び排水のための箱形構造体内の設備(配線・配管系統)と 外部の分岐線・分岐管との間の接続は、ほとんどすべてが建物のしもに敷設され たエルボ継手によって連結された剛性パイプから成る。 上記箱形構造体は、建物が箱形構造体内に下降されたとき、建物を爆撃から防 護することができる非常に分厚いカバースラブによって閉鎖することができる。 しかしながら、この箱形構造体は、主として、中央油圧ジャッキが大型である という点、及び、箱形構造体、特にそのカバースラブが非常に重いという点で大 きな欠点を有している。大型の中央油圧ジャッキと、非常に重いカバースラブを 含む箱形構造体は、建設コストに跳ね返り、更に、建物やカバースラブを移動す るための機構及びその操作が複雑になる。 更に、電源、電話、水道及び排水のためのエルボ継手を有する配線・配管によ る接続は、極めて複雑であり、メンテナンスの問題を提起する。流体のためのエ ルボ継手には、異物が堆積することは避けられない。電源及び電話のためのすべ ての接続部が、破損を起し易い弱点を有しており、このことは、それらの接続部 に設けられているエルボ継手においても同様である。それらの問題は 、1つの接続部あたり約10個の関節連結継手が必要とされるので著しく増大さ れる。それらの関節連結は、運動部品を連結するどの部位においても弱点を構成 することは周知である。発明の概要 本発明は、以下に説明するように、少くとも比較的小さい建物に対する上述の ような損害を防上するための装置を提供することを企図する。 本発明の目的は、建物を平和時において自然災害、盗難、破壊的暴力行為等か ら保護すること、及び、建物の増加が環境問題を起こす場合、環境に対する衝撃 を軽減することである。 本発明によれば、このような保護は、以下に説明するように、過度のメンテナ ンスを必要とすることなく長い有孔寿命を享受することができる簡単な手段を用 いて、構造的にも、電源、電話、水道及び排水のための接続の点でも与えれる。 より具体的にいえば、本発明の目的は、家屋等の建物を支持する剛性の平坦な ベース構造体と、建物を収容するのに十分な大きさの沈み格納庫(一段低いとこ ろにある格納庫又は基礎ビット、ここでは、便宜上、「地下格納庫」と称する) と、建物を状況に応じて地面上に、又は、格納庫の底面上に載置するためにベー ス構造体を昇降自在に支持するためのモータ駆動による昇降機構を含む、建物を 保護するための装置を提供することである。 建物が地面上、又は地面より上方のいろいろな高さ位置、又は前記格納庫の底面 上のとの位置に載置されたときでも、電源、電話、その他の通信手段、水道及び 排水のための建物内の設備と建物外のケーブル及び配管に接続するための接続手 段が設けられる。 建物が前記格納庫内に下降された後、格納庫を閉鎖するための閉鎖手段も設け られる。 前記昇降機構は、格納庫の底面に掘削された立坑内に設置され、前記ベース構 造体を支持する入れ子式油圧ジャッキとすることが好ましい。それらの油圧ジャ ッキは、制御パネルに接続される。 格納庫を閉鎖するための前記閉鎖手段は、水の侵入を防止するように水密にさ れており、鍵で安全にロックされる巻込みシャッターであることが好ましい。こ のシャッターは、2つのシャッターから成り、各シャッターは、その両端縁に付 設され、関節連結されたラックを有しており、モータ駆動される軸に固定され該 ラックに噛合した歯車を介して駆動されるように構成することが好ましい。 電源及び電話等のための建物外の本線に接続するための接続手段は、前記格納 庫内でU字形に湾曲された可撓性ケーブルとすることができ、可撓性ケーブルの 一端は、建物内の電源及び電話等の設備のためのシャントボックスに固定され、 可撓性ケーブルの他端は、格納庫の近傍で地面に設置された別のシャントボック スに固定され る。 U字形湾曲可撓性ケーブルの適正な移動は、引張ばね、又は、プーリを回転自 在に支持するフォークに作用する釣合錘りによって保証される。 電源及び電話及びその他のサービスのための本線と建物内の設備との間の適正 な接続は、前記格納庫の一側壁に固定された垂直接触バーによって構成すること もできる。垂直接触バーは、前記建物の垂直移動の全範囲に亙って延長しており 、建物に固定された特別の支持体に取付けられた転動自在の接点が該垂直接触バ ーに摺動自在に接触するようになされている。 水道本管と建物内の配管との間を適正に接続するための前記接続手段は、格納 庫内でU字形に湾曲された可撓性パイプで構成することができる。この可撓性パ イプの一端は、外側に設置された建物内の接続器に接続され、可撓性パイプの他 端は、格納庫の近傍で地面に設置された水道本管の接続罰に接続される。可撓性 ケーブルのU字形湾曲部の適正な移動は、該U字形湾曲部を下方へ引張るプーリ によって、又は、引張ばねによって、又は、プーリを回転自在に支持するフォー クに作用する釣合錘りによって決定される。 水道本管と建物内の配管との間を接続するための前記接続手段は、格納庫内に 敷設された剛性の関節連結されたパイプとすることができ、該関節連結されたパ イプの一端は、建物内の水道配管の外部接続器に固定され、該 パイプの他端は、格納庫の近傍で地面に設置された水道本管からの接続器に固定 されている。 建物内の排水設備と、建物外の排水本管との間を適正に接続するための前記接 続手段は、格納庫又は基礎ピット内又はその近傍に敷設された垂直パイプから成 り、該垂直パイプの下端は、排水本管に接続される。 それぞれ固定径の口を備えた、手動又は自動弁によって制御される水平管継手 が、ピットの底面近くの高さ位置と、該底面より上方のいろいろな高さ位置に設 置され、建物内の排水系統のための水平管継手の端部に、前記固定径の口に対応 する大きさの口が設けられる。該各固定径の口の位置は、必要に応じて建物が格 納庫内に下降されたときも、地面の高さ位置に載置されたときも、その他の位置 に載置されたときも建物内の前記口に対応するように定められており、それによ って、建物が所望の高さ位置に載置されたとき、手動又は自動手段により前記口 をそれに対向して位置づけされた前記固定径の口に嵌合させることができるよう になされている。 建物内の排水設備と、建物外の排水本管系統との間を適正に接続するための前 記接続手段は、一端を建物内の排水管の接続器に接続され、他端を外部排水本管 系統に接続された垂直入れ子式パイプとすることができる。 好ましい実施形態においては、建物と平坦なベース構造体との間に地震の衝撃 を吸収し、緩和するための弾性材の層を介設する。別法として、この弾性材の層 を格納 庫の底面に敷設してもよい。その場合、前記油圧ジャッキを作動させることによ って建物を該弾性材の層上に自由に載置させたままにすることができる。 前記建物の昇降、前記巻込みシャッターの開閉、前記いろいろな高さ位置での 建物内の排水管と外部の排水本管との間のモータ駆動による接続、及びすべての 必要な安全及び信号発信装置の作動のためのすべての制御器が、建物外に前記格 納庫に近接して設けられた制御ユニットに集中して接続される。それによって、 使用者が、状況及び必要に応じて建物をどの高さ位置に載置するのが最善である かを決定し、建物の内外どちらからても建物を所望の高さ位置に載置することが できる。 本発明の利点は、以下の通りである。 家屋を地下格納庫内に保護することにより台風のみならず、火災、極低温及び その他の自然災害に対しても迅速に極めて安全な防護を提供する。 何らかの危険が生じたならば直ちに家屋を地下格納庫内へ下降し、危険が去っ た後家屋を持上げる操作は、簡単迅速に行うことができ、すべての操作を家屋内 の制御ユニットによって行うことができる。 本発明の装置は、窃盗や故意の破壊行為に対しても、家屋を極めて有効に完全 に防護する。この種の防護は、人目の少ないところにあり、年間を通して空き家 にしていることが多く、犯罪者の標的になり易い休暇用セカンドハウスの場合、 特に重要である。 又、休暇用セカンドハウスを何か月も地下に格納して外部から完全に見えなく しておけば、環境美観上の問題を軽減することができる。 洪水等の周期的な自然災害を受け易い地域では。供水のおそれがある場合は、 家屋を地面の高さより上に持上げることによって問題を軽減することができる。 それによってそのような地域でも居住区とすることができ、建物にその地域の眺 望や、管理及び防護のための特定の社会的要求を満たすに足る保護を与えること ができる。 地震の際には、本発明の格納庫によって与えられる防護は、特に、家屋の下に 地震の衝撃を吸収し、緩和するための弾性材の層を敷設した場合のことを考えれ れば、決め手となるほどのものである。 米国のフロリダ州、カリフォルニア周及びその他の周、日本、東南アジア、北 海沿岸の低地帯、及び世界中の多数の地域にみられるように自然災害の危険性の ある地域が多数存在することを考えれば、又、盗難防止、火災及びその他の災害 に対する保険等を含む莫大な社会的経済的コストが個人並びに国家に重くのしか かっていることを考慮すれば、本発明は、人々の安全と社会的コストの点で極め て有効な解決策を提供するののであることは明らかである。 本発明の上記及びその他の目的並びに特徴、及びそれらを達成する態様は、以 下に添付図を参照して述べる本発明の実施形態の説明から一層明かになろう。図面の簡単な説明 図1は、地下格納庫の底部に設置された油圧ジャッキによって地面の高さに支 持された小さい陸屋根家屋の立面図であり、格納庫は、その上部開口を水平巻込 みシャッターによって閉鎮することができるようになされており、一部断面で示 されている。 図2は、図1と同様の図であるが、家屋が格納庫内に下降されたところを示す 。 図3は、図1と同様の図であるが、家屋が格納庫地面の高さより上方へ持上げ られたところを示す。 図4は、図1の家屋の透視図である。 図5は、図2の家屋の透視図である。 図6は、地下格納庫内に下降され、油圧ジャッキ上に支えられた二階建て多室 家屋の立面図であ。 図7は、格納庫の周りを閉鎖する巻込みシャッターの一部断面による詳細透視 図である。 図8、9及び10は、それぞれ図1の軸線X,Y,Zに沿ってみた、家屋の電 源、電話、水道水及び排水設備のための接続部の詳細図である。発明を実施するための最良の形態 本発明の上記及びその他の目的並びに特徴、及びそれらを達成する態様は、以 下に添付図を参照して述べる本発明の実施形態の説明から一層明かになろう。 図1を参照して説明すると、陸屋根を有する家屋10 は、地下格納庫即ちピット12の底面に掘削された所定形状の立坑13,14内 に嵌入された4つの油圧ジャッキ30,31,32,33によって支持された平 坦な剛性金属のベース構造体11を有する。 各ジャッキ30〜33は、入れ子式に伸縮自在であり、基本的に、下から順次 に径が小さくなっている4つのシリンダ35,36,37,38から成っている 。最上段のシリンダ38の上端に平坦板34が固定されている。最下段のシリン ダ35は、配管40と41により油圧駆動ユニット39に接続されている。油圧 駆動ユニット39は、油タンク42と、格納庫12の側方に配置されて電気配線 44(図1、図8参照)を介して接続された制御パネル60(図8)によって制 御される電気モータ43から成る。制御パネル60は、後述するように、シャン トボックス65,70によって家屋10内の同様な制御パネル61に接続されて いる。 従って、家屋10は、その内外の制御パネル60,61のどちらかを操作する ことによって、格納庫12内の位置10’(図2)へ下降させたり、格納庫12 から持上げられた位置10”(図2)へ上昇させたりすることができる。 格納庫12の両側面に沿って巻込みシャッター51,51’のための1対の金 属レール50(図7)が設置されている。各シャッター51,51’は、一連の 関節連結された小割り板52と、小割り板の端縁に付設され、 関節連結されたラック53から成る。ラック53は、電気モータ56によって駆 動される軸55に固定されたクラウン歯車54に噛合する。シャッター51,5 1’は、使用しないときは、格納庫12の側壁キャビティ17,17内に巻込ま れて収納されている。電気モータ56は、電気配線45(図1、図8参照)を介 して制御ユニット60,61に接続されている。従って、家屋10が格納庫12 内に下降されたときは、家屋の内外どちらからでも制御ユニット60,61を操 作してシャッター51,51’をそれらが格納庫12の上部開口の中間点で合致 するまで繰出すことによって格納庫12の上部開口を閉鎖することができる。 電気及び電話配線は、図8に示されるように、制御パネル60の近くに配置さ れた接続箱63に集められ、格納庫内の垂直チャンネル18内に敷設された多重 ケーブルバンド70を介して家屋内の装置65のための駆動ユニット61に接続 されている。多重ケーブルバンド70はU字状に曲げられている。このU字状曲 げバンド70の湾曲部にプーリ71が懸架されている。プーリ71は、格納庫1 2の底壁に連結された引張ばね73によって下方へ引張られているフォーク(U 字リンク)72によって支持されている。ばね73は、多重ケーブルバンド70 を上下に移動するのを許すが、適当な伸長状態に保持する。この機構により、家 屋10が設定されるどの高さ位置においても、電気及び電話配線が常時適正な接 続 状態に維持される。 水道水の供給は、格納庫12の側壁の近くに敷設されている水道本管に接続さ れた外部接続器20(図9)によって確保される。外部接続器20は、格納庫内 の垂直チャンネル19内に敷設された可撓性のU字曲げチューブ80を介して家 屋内の内部接続器21に接続されている。U字曲げチューブ80は、家屋の昇降 に容易に迫従することができる。 内部接続器21は、浴室の蛇口22を始め家屋内の他のすべての水取出口に接 続されている。外部の排水系統90には、ビット12の底部と、地面15の高さ と、地面より上方の位置にそれぞれ設置された少くとも3つの外部接続器92, 93,94を有する垂直パイプ91に接続されている。接続器92,93,94 は、それぞれ、固定径の孔又は口95,96,97を有している。浴室23(1 0)には、水平分岐パイプ24が敷設されており、その口98は、接続器92〜 94の固定径の口95〜97に嵌合するサイズであることが示されている。分岐 パイプ24は、入れ子式接続器25を有しており、家屋が格納庫12内に下降さ れたとき(図2、10)接続器25を介して分岐パイプ24の口98を手動又は 自動操作器26によって接続器92の口95に嵌合することができる。 家屋が地面15の高さ(図1)にまで、あるいは、地面より高い位置(図3) にまで持上げられると、分岐パ イプ24の口98は、外部接続器93又は94の口96又は97に嵌合する。 以上の説明から明らかなように、電源、電話、水道及び排水設備のための接続 は、家屋がどの高さ位置に設定されたときでも確保され、その接続は、家屋の内 外に設置された自動集中制御器によって行われる。 図6は、本発明の装置を、建築設計の如何を問わず、数部屋を有する二階建て 家屋100に適用した場合を示す。この家屋100も、適切な平坦ベース構造体 101と、格納庫110の底部に掘削された立坑104内に設置された油圧ジャ ッキ102,103のような適当なパワーの油圧ジャッキを備えていれば、いろ いろな高さ位置に昇降させることができる。格納庫110を囲うシャッター10 5,106は、水密構造とすることができる。 請求の範囲 1.建物(10;100)を自然、盗難、破壊的暴力行為等から保護し、か つ、建物の環境に対する衝撃を最少限にするための装置であって、 前記建物(10;100)のベースを構成する連続した剛性の平坦なベース構 造体(11;101)と、該建物全体を収容するのに十分な大きさの地下格納庫 (12;110)と、前記格納庫の底面に設置されて駆動ユニット(39)に連 結されており、前記建物を地面の高さ位置へ、又は、前記格納庫内へ昇降するた めに前記ベース構造体を昇降自在に支持するための垂直入れ子式油圧ジャッキ( 30〜33;102,103)と、電源、電話、その他の通信手段、水道及び排 水のための建物内の設備の各内部接続部(64,21,24)と、電源、電話、 その他の通信手段、水道及び排水のための建物外のケーブル及びバイプの各外部 接続部(63,20,91)との間を接続するための接続手段と、前記建物が前 記格納庫内に下降された後、該格納庫を上から閉鎖するための閉鎖手段(51, 51’;105,106)とから成り、 電源、電話、その他の通信手段、水道及び排水のための建物内の設備の各内部 接続部(64,21,24)と、電源、電話、その他の通信手段、水道及び排水 のための建物外のケーブル及びパイプの各外部接続部(63,20,91)との 間を適正に接続するための接続手段は 、前記格納庫(12;110)内でU字形に湾曲された可撓性ケーブル(70) から成り、該可撓性ケーブル(70)の一端は、外部に連絡した、前記建物(1 0;100)内の設備の分岐線(64)に固定され、該可撓性ケーブルの他端は 、格納庫(12;110)の近傍で地面(15)に敷設された分岐線(63)に 固定されており、該U字形に湾曲された可撓性ケーブルのU字形湾曲部の適正な 移動は、該U字形湾曲部を下方へ引張るプーリ(71)及び引張ばね(73)に よって、又は、該プーリを回転自在に支持するフォーク(72)に作用する釣合 錘りによって設定されることを特徴とする。 2.前記格納庫(12;110)を閉鎖するための前記閉鎮手段は、安全ロ ックと、水密にするための手段を有するシャッター手段(51,51’;105 ,106)であり、該シャッター手段は、2つの巻込みシャッターから成り、該 各シャッターは、その端縁に付設され、関節連結されたラック(53)を有して おり、モータ駆動される軸(55)に固定され該ラックに噛合した歯車(54) を介して駆動されることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の装置。 3.水道本管と前記建物内の設備との間を適正に接続するための前記接続手 段は、前記格納庫(12;110)内でU字形に湾曲された可撓性パイプ(80 )であり、該可撓性パイプの一端は、外部に連絡した、建物(10;100)内 の配線・配管系統の一部を構成する分 岐パイプ(21)に固定され、該可撓性パイプの他端は、前記格納庫(12;1 10)の近傍で地面(15)に敷設された水道本菅の分岐管(20)に固定され ていることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の装置。 4.水道本管と前記建物内の設備との間を適正に接続するための前記接続手 段は、前記格納庫(12;110)内に敷設された剛性の関節連結されたパイプ から成り、該関節連結されたパイプの一端は、前記建物内の配線・配管の外部分 岐管に固定され、該パイプの他端は、格納庫(12;110)の近傍で地面(1 5)に敷設された水道本管からの分岐管に固定されていることを特徴とする請求 の範囲第1項に記載の装置。 5.前記建物(10;100)内の設備からの分岐パイプと、建物外の排水 本管との間を適正に接続するための前記接続手段は、前記格納庫(12;110 )内又はその近傍に敷設された垂直パイプ(91)から成り、該垂直パイプの下 端は、排水本管(90)に接続されており、それぞれ固定径の口(95〜97) を備えた、手動又は自動弁によって制御される水平管継手(92〜94)が、該 格納庫の底面近くの高さ位置と、該底面より上方のいろいろな高さ位置に設置さ れており、前記建物内の排水系統の一部を構成する入れ子式接続器(25)を含 む1つの分岐管(24)の端部に、前記固定径の口(95〜97)に対応する大 きさの口(98)が設けられており、該各固定径の口(95〜97)の位置は、 必 要に応じて該建物が前記格納庫内に下降されたときも、地面(15)の高さ位置 に載置されたときも、他の所定位置に載置されたときも、少くとも該建物内の前 記口(98)に対応するように定められており、それによって、該建物が所望の 高さ位置に載置されたとき、手動又は自動手段(26)により前記口(98)を それに対向して位置づけされた前記固定径の口(95〜97)に嵌合させること ができるようになされていることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の装置。 6.前記建物(10;100)内の設備と、建物外の排水管(90)との間 を適正に接続するための前記接続手段は、一端を該建物(10;100)内の設 備からの分岐管に接続され、他端を下方の排水管網に接続された垂直入れ子式パ イプから成ることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の装置。 7.前記建物(10;100)は、前記平坦なベース構造体(11;101 )上に建設されており、該建物と平坦なベース構造体との間に地震の衝撃を吸収 し、緩和するための弾性材の層が介設されていることを特徴とする請求の範囲第 1項に記載の装置。 8.前記格納庫(12;110)の底面に地震の衝撃を吸収し、緩和するた めの弾性材の層が敷設されており、前記油圧ジャッキ(30〜33;102,1 03)を作動させることによって前記建物を該弾性材の層上に自由に載置させる ことができることを特徴とする請求の 範囲第1項に記載の装置。 9.前記建物(10;100)の昇降、前記巻込みシャッター(51,51 ’;105,106)の開閉、前記いろいろな高さ位置での建物内の排水管と外 部の排水本管網との間のモータ駆動による接続、及びすべての必要な安全及び表 示装置の作動のためのすべての制御器が、該建物内の駆動及び制御ユニット(6 1)と、建物外に前記格納庫(12;110)に近接して設けられた同様な駆動 及び制御ユニット(60)に接続されており、それによって、使用者が、状況及 び必要に応じて建物(10;100)をどの高さ位置に載置するのが最善である かを決定し、建物の内外どちらからでも該建物を所望の高さ位置に載置すること ができることを特徴とする請求の範囲第8項に記載の装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.建物(10;100)を保護するための装置であって、 前記建物(10;100)を支持する剛性の平坦なベース構造体(11;10 1)と、該建物を収容するのに十分な大きさの地下格納庫(12;110)と、 前記建物を状況に応じて地面(15)上に、又は、前記格納庫の底面上に載置す るために前記ベース構造体を昇降自在に支持するためのモータ駆動による昇降機 構と、前記建物が地面(15)上、又は地面より上方のいろいろな高さ位置、又 は前記格納庫の底面上のどの位置に載置されたときでも、電源、電話、水道及び 排水設備のための建物内の各接続部(64,21,24)と電源、電話、水道及 び排水のための建物外のケーブル及びパイプ等の各接続部(63,20,91) との間を適正に接続するための接続手段と、前記建物が前記格納庫内に下降され た後、該格納庫を閉鎖するための閉鎖手段(51,51’;105,106)と から成る装置。 2.前記昇降機構は、前記格納庫(12;110)の底面に掘削された立坑 (13,14;104)内に設置され、前記ベース構造体(11;101)を支 持する入れ子式油圧ジャッキ(30〜33;102,103)であり、該油圧ジ ャッキは駆動ユニット(39)に接続されていることを特徴とする請求の範囲第 1項に記載の装置。 3.格納庫(12;110)を閉鎖するための前記閉鎖手段は、水の侵入を 防止するように水密にされており、鍵で安全にロックされる巻込みシャッター( 51,51’;105,106)であることを特徴とする請求の範囲第1項に記 載の装置。 4.前記シャッターは、2つのシャッター(51,51’;105,106 )から成り、該各シャッターは、その端縁に付設され、関節連結されたラック( 53)を有しており、モータ駆動される軸(55)に固定され該ラックに噛合し た歯車(54)を介して駆動されることを特徴とする請求の範囲第3項に記載の 装置。 5.電源及び電話のための建物外の分岐線(63)及びその他の設備のため の建物外の接続部と電源、電話、水道及び排水のための建物内の設備の各接続部 との間を適正に接続するための前記接続手段は、前記格納庫(12;110)内 でU字形に湾曲された可撓性ケーブル(70)であり、該可撓性ケーブル(70 )の一端は、外側に設置された建物(10;100)内の設備の分岐線(64) に固定され、該可撓性ケーブルの他端は、格納庫(12;110)の近傍で地面 (15)に設置された分岐線(63)に固定されており、該U字形に湾曲された 可撓性ケーブルのU字形湾曲部の適正な移動は、該U字形湾曲部を下方へ引張る プーリ(71)及び引張ばね(73)によって、又は、該プーリを回転自在に支 持するフォーク(72)に作用する釣合錘りによって設定 されることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の装置。 6.電源及び電話のための建物外の分岐線(63)及びその他の設備のため の建物外の接続部と電源、電話、水道及び排水のための建物内の設備の各接続部 との間を適正に接続するための前記接続手段は、前記格納庫(12;110)の 一側壁に固定された垂直接触バーであり、該垂直接触バーは、前記建物の垂直移 動の全範囲に亙って延長しており、該建物に固定された特別の支持体に取付けら れた転動自在の接点が該垂直接触バーに摺動自在に接触するようになされている ことを特徴とする請求の範囲第1項に記載の装置。 7.水道本管と前記建物内の設備との間を適正に接続するための前記接続手 段は、前記格納庫(12;110)内でU字形に湾曲された可撓性パイプ(80 )であり、該可撓性パイプの一端は、外側に設置された建物(10;100)内 の設備の一部を構成する分岐パイプ(21)に固定され、該可撓性パイプの他端 は、格納庫(12;110)の近傍で地面(15)に設置された水道本管の分岐 管(20)に固定されていることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の装置。 8.水道本管と前記建物内の設備との間を適正に接続するための前記接続手 段は、前記格納庫(12;110)内に敷設された剛性の関節連結されたパイプ から成り、該関節連結されたパイプの一端は、前記建物内の水 道配管の外部分岐管に固定され、該パイプの他端は、格納庫(12;110)の 近傍で地面(15)に設置された水道本管からの分岐管に固定されていることを 特徴とする請求の範囲第1項に記載の装置。 9.前記建物(10;100)内の排水設備からの分岐パイプと、建物外の 排水本管との間を適正に接続するための前記接続手段は、前記格納庫(12;1 10)内又はその近傍に敷設された垂直パイプ(91)から成り、該垂直パイプ の下端は、排水本管(90)に接続されており、それぞれ固定径の口(95〜9 7)を備えた、手動又は自動弁によって制御される水平管継手(92〜94)が 、該格納庫の底面近くの高さ位置と、該底面より上方のいろいろな高さ位置に設 置されており、前記建物内の排水系統の一部を構成する入れ子式接続器(25) を含む1つの分岐管(24)に前記固定径の口(95〜97)に対応する大きさ の口(98)が設けられており、該各固定径の口(95〜97)の位置は、必要 に応じて該建物が前記格納庫内に下降されたときも、地面(15)の高さ位置に 載置されたときも、その他の位置に載置されたときも該建物内の前記口(98) に対応するように定められており、それによって、該建物が所望の高さ位置に載 置されたとき、手動又は自動手段(26)により前記口(98)をそれに対向し て位置づけされた前記固定径の口(95〜97)に嵌合させることができるよう になされていることを特徴とする請求の範囲第 1項に記載の装置。 10.前記建物(10;100)内の排水設備と、建物外の排水管(90)と の間を適正に接続するための前記接続手段は、一端を該建物(10;100)内 の排水設備からの分岐管に接続され、他端を外部排水管網に接続された垂直入れ 子式パイプから成ることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の装置。 11.前記建物(10;100)は、前記平坦なベース構造体(11;101 )上に建立されており、該建物と平坦なベース構造体との間に地震の衝撃を吸収 し、緩和するための弾性材の層が介設されていることを特徴とする請求の範囲第 1項に記載の装置。 12.前記格納庫(12;110)の底面に地震の衝撃を吸収し、緩和するた めの弾性材の層が敷設されており、前記油圧ジャッキ(30〜33;102,1 03)を作動させることによって前記建物を該弾性材の層上に自由に載置させる ことができることを特徴とする請求の範囲第1又は2項に記載の装置。 13.前記建物(10;100)の昇降、前記巻込みシャッター(51,51 ’;105,106)の開閉、前記いろいろな高さ位置での建物内の排水管と外 部の排水本管網との間のモータ駆動による接続、及びすべての必要な安全及び表 示装置の作動のためのすべての制御器が、該建物内の駆動及び制御ユニット(6 1)と、建物外に前記格納庫(12;110)に近接して設けられた 同様な駆動及び制御ユニット(60)に接続されており、それによって、使用者 が、状況及び必要に応じて建物(10;100)をどの高さ位置に載置するのが 最善であるかを決定し、建物の内外どちらからでも該建物を所望の高さ位置に載 置することができることを特徴とする請求の範囲第1、2、3、4又は9項に記 載の装置。
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