JPH1150017A - 異方性導電材の貼着装置および貼着方法 - Google Patents

異方性導電材の貼着装置および貼着方法

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JPH1150017A
JPH1150017A JP21152097A JP21152097A JPH1150017A JP H1150017 A JPH1150017 A JP H1150017A JP 21152097 A JP21152097 A JP 21152097A JP 21152097 A JP21152097 A JP 21152097A JP H1150017 A JPH1150017 A JP H1150017A
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    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/32Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
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  • Adhesive Tape Dispensing Devices (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多品種の電子部品を基板に実装する場合に
も、少ない種類の異方性導電材(ACF)テープで対応
できるACFテープの貼着装置および貼着方法を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 供給リールに卷回されたACFテープ7
を基板に圧着ツール16により押しつけて基板上にAC
F7aの貼着部を形成する貼着装置において、圧着ツー
ル16をACFテープ7に対して移動させる移動手段を
設ける。基板4上に電子部品に応じて所望の大きさのA
CF7aの貼着部を形成するに際し、狭い幅B1のAC
Fテープ7を複数回転写して複数のACFの貼着部を並
べ合せ、また広い幅B2のACFテープ7’のACF7
aを部分的に転写し、さらに貼着部を重ね合せ、または
相隣る貼着部の間に隙間を設けることにより、多品種の
電子部品に少ない種類のACFテープ7や圧着ツール1
6で対応できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品を基板に
実装するために用いられる異方性導電材の貼着装置およ
び貼着方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子部品を実装する方法として、異方性
導電材を基板の電極上に貼着し、その上から電子部品を
圧着する方法が知られている。異方性導電材(以下、
「ACF」という)は粘着性を有し取扱いにくいため、
ベーステープに積層して異方性導電テープ(以下、「A
CFテープ」という)とすることが行われる。ACFテ
ープは供給リールに巻回して取扱われ、ACFを基板へ
貼着する際には、供給リールから必要長さのACFテー
プを引き出して圧着ツールで基板に押しつけることによ
り、ACFテープのACFのみが基板に転写されて貼着
される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このとき、使用される
ACFテープの幅は、実装される電子部品のサイズに応
じたものとする必要がある。このため電子部品の種類が
多い場合には、多種類のACFテープを準備し、電子部
品の品種が切り換えられる場合には、その都度ACFテ
ープの供給リールを人手により交換するか、またはAC
Fの貼着装置に供給リールの自動交換機構を設け、多種
類のACFテープの供給リールを貼着装置にセットして
おく必要があった。
【0004】しかしながら、従来のACFの貼着方法で
は、以下に述べるような問題点があった。まず、電子部
品の種類に対応して多数のACFテープを準備しなけれ
ばならないため、ACFテープの在庫管理がきわめて煩
雑であり、このために多大な労力を要していた。また人
手によりACFテープの供給リールを交換する方法で
は、品種切り換え時の作業に時間を要し、生産性の低下
要因となっていた。そして、ACFの貼着装置に供給リ
ールの自動交換機構を設けると、設備の大型化や設備費
の増大を招き、コスト上昇の要因となっていた。
【0005】そこで本発明は、多品種の電子部品を基板
に実装する場合にも、少ない種類のACFテープで対応
できるACFの貼着装置および貼着方法を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の異方性導
電材の貼着装置は、異方性導電材をベーステープに積層
してなる異方性導電テープを供給する供給部と、供給さ
れた異方性導電テープを送るテープ送り手段と、前記異
方性導電テープの幅よりも幅狭の圧着面を備え、異方性
導電テープを基板に押しつけて異方性導電材を基板に貼
着する圧着ツールと、圧着ツールを異方性導電テープに
対して幅方向に相対的に移動させる移動手段と、基板を
異方性導電テープに対して相対的に位置決めする基板の
位置決め部とを備えた。
【0007】請求項2記載の異方性導電材の貼着方法
は、異方性導電材をベーステープに積層してなる異方性
導電テープを圧着ツールにより基板に押しつけて、基板
に異方性導電材の貼着部を形成する異方性導電材の貼着
方法であって、異方性導電テープよりも幅広な大きさの
貼着部を形成するに際し、異方性導電テープと同じ幅の
複数の貼着部を異方性導電テープの幅方向に並べ合わせ
るようにした。
【0008】請求項3記載の異方性導電材の貼着方法
は、請求項2記載の異方性導電テープの貼着方法であっ
て、前記貼着部を重ね合せるようにした。
【0009】請求項4記載の異方性導電材の貼着方法
は、請求項2記載の異方性導電テープの貼着方法であっ
て、相隣る前記貼着部の間に隙間を形成するようにし
た。
【0010】請求項5記載の異方性導電材の貼着方法
は、異方性導電材をベーステープに積層してなる異方性
導電テープを圧着ツールにより基板に押しつけて、基板
に異方性導電材の貼着部を形成する異方性導電材の貼着
方法であって、所望の大きさの貼着部を形成するに際
し、前記貼着部の幅よりも幅広の異方性導電テープの異
方性導電材を所望の大きさの圧着面を備えた圧着ツール
で部分的に転写するようにした。
【0011】請求項6記載の異方性導電材の貼着方法
は、請求項5記載の異方性導電テープの貼着方法であっ
て、前記圧着ツールを所望の大きさの貼着部に応じて交
換するようにした。
【0012】
【発明の実施の形態】各請求項記載の本発明によれば、
基板上に電子部品に応じて所望の大きさのACFの貼着
部を形成するに際し、複数の貼着部を並べ合せ、また幅
広のACFテープのACFを部分的に転写することによ
り、更には貼着部を重ね合せ、または相隣る貼着部の間
に隙間を設けることにより、多品種の電子部品に対して
少ない品種のACFテープで対応することができる。
【0013】次に、本発明の実施の形態を図面を参照し
て説明する。図1は本発明の一実施の形態のACFテー
プの貼着装置の斜視図、図2は同ACFテープの貼着装
置の側面図、図3(a),(b)は同ACFテープの貼
着装置の部分斜視図、図4(a),(b),(c),
(d)は同ACFテープの貼着装置の圧着ツール交換の
動作説明図、図5(a),(b)は同基板の部分斜視図
である。
【0014】まず図1を参照してACFテープの貼着装
置の全体構造を説明する。図1において、1は可動テー
ブルであり、Xテーブル2、Yテーブル3より成る。可
動テーブル1上には、基板4が載置されている。可動テ
ーブル1を駆動することにより、基板4は水平方向に移
動し、位置決めされる。すなわち可動テーブル1は基板
4の位置決め部となっている。
【0015】可動テーブル1の上方には、フレーム5が
立設されている。フレーム5の側面に設けられた供給リ
ール6には、ACFテープ7が巻回されている。ACF
テープ7は供給リール6から引き出されて下流側(矢印
a)に送られる。すなわち供給リール6はACFテープ
7の供給部になっている。ACFテープ7は、ACF7
aをベーステープ7bに積層して成り、異る幅寸法の多
種類のものがそれぞれ供給リール6に卷回された状態で
準備され、必要に応じて供給リール6ごと変換して用い
られる。
【0016】供給リール6より矢印a方向に引き出され
たACFテープ7は、2つのガイドローラ8a,8bを
経て、テープ送り手段であるテープ送りローラ9と押え
ローラ10の間に挟まれて所要長さだけ送られる。ガイ
ドローラ8a、8b間で圧着ツール13により基板4に
押しつけられてACF7aのみが貼着された後、ベース
テープ7bのみとなったACFテープ7は、回収リール
11に巻き取られて回収される。
【0017】フレーム5の側面には、スライドテーブル
12が水平姿勢で配設されており、スライドテーブル1
2にはシリンダ13が下向きに装着されている。シリン
ダ13のロッド14にはホルダ15が結合されている。
ホルダ15には圧着ツール16が着脱自在に装着され、
シリンダ13のロッド14が突没することにより、圧着
ツール16は上下動する。圧着ツールの下面は圧着面と
なっており、圧着ツール16が下降することにより、ガ
イドローラ8a,8b間に展張されたACFテープ7を
基板4上に押しつけ、ACFテープ7のうち、ベーステ
ープ7bに積層されたACF7aを基板4の表面に貼着
する。
【0018】また、スライドテーブル12を駆動するこ
とにより、シリンダ13はY方向に水平移動し、圧着ツ
ール16も同様にY方向に水平移動する。したがって、
スライドテーブル12は、圧着ツール16をACFテー
プ7に対して幅方向へ相対的に移動する移動手段となっ
ている。
【0019】次に、図2を参照してACFテープの貼着
装置のツール交換について説明する。図2において、可
動テーブル1の後方にはツール交換部17が配設されて
いる。ツール交換部17は、スライドテーブル18とツ
ールプレート19より成る。ツールプレート19には、
圧着面のサイズが異なる3種類の圧着ツール16a,1
6b,16cが着脱自在に装着されている。スライドテ
ーブル18を駆動することにより、ツールプレート19
は前後動し(矢印b参照)、圧着ツール16a,16
b,16cのいずれかをホルダ15の下方に位置させ
て、ホルダ15に圧着ツール16a,16b,16cの
いずれかを受渡すことにより、圧着ツール16の交換を
行う。
【0020】このACFテープの貼着装置は上記のよう
な構成より成り、次に各図を参照して動作を説明する。
まず、図1において、所定の幅寸法のACFテープ7の
供給リール6が装着され、ACFテープ7の先端部を引
き出してガイドローラ8a,8b、送りローラ9を経由
して回収リール11に巻き取る。次にスライドテーブル
12を駆動して、圧着ツール16を移動させてACFテ
ープ7の位置に合せる。
【0021】ここで、基板4上に形成するACFの貼着
部の所望大きさ、使用されるACFテープ7の幅寸法に
より、貼着方法が異る。以下、図3(a),(b)を参
照して説明する。図3(a)は、小さい幅寸法B1のA
CFテープ7を用いて幅寸法B1よりも幅広な所望大き
さのACF7aの貼着部を形成する例を示している。ま
ずスライドテーブル12を駆動して圧着ツール(この場
合には、ACFテープ7に応じて、圧着面の幅寸法B
1、長さ寸法L1の圧着ツール16a)の位置をACF
テープ7に合せる。次に可動テーブル1を駆動して基板
4を移動させ、圧着ツール16aに対して位置決めす
る。
【0022】次いで圧着ツール16aを下降させてAC
Fテープ7を基板4に押しつける。これにより、基板4
の表面には幅寸法B1、長さ寸法L1のACF7aが貼
着される。この後、圧着ツール16aを上昇させ、テー
プ剥がし手段(図示せず)により貼着されたACF7a
からベーステープ7bを剥がす。次にACFテープ7を
長さL1だけ送ることにより、ACFテープ7のベース
テープ7bのみが残った部分が下流側へ送られ(矢印c
参照)、圧着ツール16aの下面には上流側から新たな
ACFテープ7が送られる。
【0023】上記動作と並行して可動テーブル1を駆動
して基板4を幅寸法B1に対応した距離だけACFテー
プの幅方向へピッチ送りし(矢印d参照)、再び圧着ツ
ール16aを下降させる。これにより基板4上には新た
に貼着されたACF7aと既に貼着されたACF7aが
ACFテープ7の幅方向に並べ合わされる。この貼着動
作を所望回数繰返すことにより、小さい幅寸法B1のA
CFテープ7を用いて幅寸法B1よりも幅広な所望の大
きさのACF7aの貼着部を形成することができる。
【0024】次に、ACFテープ7と同じ幅の複数のA
CF7aの貼着部を組合せて、1つのACF7aの貼着
部を形成する際に行われる重ね合せおよび隙間形成につ
いて図5(a),(b)を参照して説明する。基板4上
に形成されるACF7aの貼着部は、実装される電子部
品の種類により様々な大きさのものが必要とされる。こ
れらの種類すべてに対応したACFテープ7や圧着ツー
ル16を準備し、その都度交換する煩を避けるため、以
下に示すような貼着部の重ね合せや隙間形成が行われ
る。
【0025】図5(a)は、幅Bの貼着部を形成するに
際し、2つのACF7aの貼着部を重ね代Dだけ重ね合
せた例を示している。このような重ね合せを行うことに
より、同一のACFテープ7を用いて任意の幅BのAC
F7aの貼着部を形成することができる。また図5
(b)は、幅BのACF7aの貼着部を形成するに際
し、相隣るACF7aの貼着部の間に隙間Sを設ける例
を示している。このように隙間Sを設けることにより、
同一のACFテープ7を用いて、任意の幅BのACF7
aの貼着部を形成することができる。
【0026】ところで電子部品によっては、バンプの配
置などの条件により、同一貼着部の中でACF7aの厚
みが部分的に異なっている方が望ましい場合がある。こ
のような場合には、上記の重ね合せ、または隙間形成に
より、部分的にACF7aの厚みが異るACF7aの貼
着部を形成することができる。すなわち、図5(a)の
重ね合せによれば、幅B方向について中央部の厚みを大
きくした貼着部を、また図5(b)の隙間形成によれ
ば、幅B方向について中央部を薄くした貼着部を形成す
ることができる。ACF7aを用いて電子部品を実装す
る場合には、電子部品をACF7a上に圧着するととも
に加熱する熱圧着方式が用いられており、熱圧着の際に
ACF7aは加熱されて流動化する。したがって、AC
F7aが部分的に重ね合されていたり、また隙間が設け
られていることによる厚みの不連続はACF7aの流動
により緩和されるため、正常な圧着が重ね合わせや隙間
形成により妨げられることはない。
【0027】このように、ACFテープ7と同じ幅の複
数のACF7aを組合せて貼着部を形成するに際し、A
CF7aを部分的に重ね合せることにより、また相隣る
ACF7aの間に隙間を設けることにより、限定された
種類のACFテープ7、圧着ツール16を用いて任意の
幅の、また部分的に異る厚みを有するACF7aの貼着
部を形成することができる。
【0028】次に図3(b)を参照して、圧着ツール1
6の圧着面の幅よりも幅広の幅寸法B2のACFテープ
7’を用いて所望の大きさのACF7aの貼着部を形成
する方法について説明する。まずスライドテーブル12
を駆動して圧着ツール(この場合は所望の貼着部7’a
の大きさに応じて圧着面の幅寸法B3、長さ寸法L2の
圧着ツール16c)の位置をACFテープ7’の縁部に
沿わせて合わせる。次に可動テーブル1を駆動して基板
4を圧着ツール16cに対して位置決めし、圧着ツール
16cを下降させてACFテープ7’を基板4に押しつ
ける。これにより基板4の表面には、幅寸法B3、長さ
寸法L2のACF7’aが、幅広のACFテープ7’よ
り所望の大きさの圧着面を備えた圧着ツール16cで部
分的に転写されて貼着される。
【0029】この後、圧着ツール16cを上昇させ、テ
ープ剥ぎ取り手段(図示せず)により貼着されたACF
7’aからベーステープ7bをはぎ取る。次いでACF
テープ7’を長さL2だけ送ることにより、ACFテー
プ7’のベーステープ7’bのみが残った部分が下流側
へ送られ(矢印e参照)、圧着ツール16cの下面には
上流側から新たなACFテープ7’が送られる。なお、
幅広のACFテープ7’を用いる場合では、ACFテー
プ7’の幅B2は所望の大きさB3より充分大きいの
で、幅方向についても圧着ツール16cをACFテープ
7に対して移動させることにより、ACFテープ7’を
下流側に送ることなく複数回のACF7’aの転写が可
能である。このため、スライドテーブル12を駆動して
圧着ツール16cをACFテープ7’の幅方向に移動さ
せ(矢印f参照)、ACFテープ7’の未転写部分に位
置合わせする。
【0030】この後、再び可動テーブル1を駆動して基
板4を圧着ツール16cに対して位置決めする。その後
圧着ツール16cを下降させてACFテープ7’を基板
4に押しつけ、ACF7’aを基板4表面に転写して貼
着する。図3(b)の例では、同一の圧着ツール16c
を連続して用いているが、貼着部の所望の大きさが異な
る場合には、圧着ツール16を貼着部の大きさに応じた
ものと交換することにより、同一のACFテープ7’を
用いて異る大きさの貼着部を形成することができる。
【0031】以上説明したように、小さい幅のACFテ
ープ7から転写された複数の貼着部を並べ合わせること
により、また、幅広のACFテープ7’よりACF7’
aを所望の大きさの圧着面を備えた圧着ツールで部分的
に転写することにより、所望の大きさのACF7aの貼
着部を形成するに際しその都度ACFテープ7を交換す
ることなく、ACF7aの貼着部を形成することができ
る。
【0032】次に図4を参照して、圧着ツール16の交
換動作について説明する。この交換動作は、ACFテー
プ7や所望の貼着部の大きさに応じて圧着ツール16を
自動的に交換するものである。図4(a)は、圧着ツー
ル16aを使用した貼着動作を終了し、圧着ツール16
aが他の圧着ツール(この場合は16b)と交換される
前の状態を示している。このとき、圧着ツール16aを
装着したホルダ15は上昇位置にあり、この状態で他の
圧着ツール16b,16cが装着されたツールプレート
19が矢印g方向へ移動する。次いで図4(b)に示す
ように、圧着ツール16aの収納位置がホルダ15の直
下に位置するようツールプレート19が位置決めされた
ならば、シリンダ13のロッド14が突出し、ホルダ1
5に装着された圧着ツール16aをツールプレート19
の所定の収納位置に収納する。
【0033】次に、ホルダ15を上昇させたならば、図
4(c)に示すように交換される圧着ツール16bの収
納位置をホルダ15の直下に位置決めし、再びホルダ1
5を下降させて圧着ツール16bを装着する。次いで新
たに使用される圧着ツール16bを装着したホルダ15
が上昇する(矢印i参照)とともに、前回使用された圧
着ツール16aを収納したツールプレート19が待機位
置に復帰し(矢印j参照)、圧着ツール16の交換が完
了する。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、基板上に電子部品に応
じて所望の大きさのACFの貼着部を形成するに際し、
複数のACFの貼着部を並べ合せ、また幅広のACFテ
ープを部分的に転写するようにしているので、多品種の
電子部品に少ない種類のACFテープや圧着ツールで対
応できる。また、複数の貼着部を組合せて1つの貼着部
を形成するに際し、ACFを重ね合せ、または相隣るA
CFの間に隙間を設けることにより、任意の幅の、また
部分的に異る厚みを有するACFの貼着部を形成するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のACFテープの貼着装
置の斜視図
【図2】本発明の一実施の形態のACFテープの貼着装
置の側面図
【図3】(a)本発明の一実施の形態のACFテープの
貼着装置の部分斜視図 (b)本発明の一実施の形態のACFテープの貼着装置
の部分斜視図
【図4】(a)本発明の一実施の形態のACFテープの
貼着装置の圧着ツール交換の動作説明図 (b)本発明の一実施の形態のACFテープの貼着装置
の圧着ツール交換の動作説明図 (c)本発明の一実施の形態のACFテープの貼着装置
の圧着ツール交換の動作説明図 (d)本発明の一実施の形態のACFテープの貼着装置
の圧着ツール交換の動作説明図
【図5】(a)本発明の一実施の形態の基板の部分斜視
図 (b)本発明の一実施の形態の基板の部分斜視図
【符号の説明】
1 可動テーブル 4 基板 6 供給リール 7 ACFテープ 7a ACF 9 送りローラ 11 回収リール 12 スライドテーブル 13 シリンダ 15 ホルダ 16、16a、16b、16c 圧着ツール 17 ツール交換部 18 スライドテーブル 19 ツールプレート

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】異方性導電材をベーステープに積層してな
    る異方性導電テープを供給する供給部と、供給された異
    方性導電テープを送るテープ送り手段と、前記異方性導
    電テープの幅よりも幅狭の圧着面を備え、異方性導電テ
    ープを基板に押しつけて異方性導電材を基板に貼着する
    圧着ツールと、圧着ツールを異方性導電テープに対して
    幅方向に相対的に移動させる移動手段と、基板を異方性
    導電テープに対して相対的に位置決めする基板の位置決
    め部とを備えたことを特徴とする異方性導電材の貼着装
    置。
  2. 【請求項2】異方性導電材をベーステープに積層してな
    る異方性導電テープを圧着ツールにより基板に押しつけ
    て、基板に異方性導電材の貼着部を形成する異方性導電
    材の貼着方法であって、異方性導電テープよりも幅広な
    大きさの貼着部を形成するに際し、異方性導電テープと
    同じ幅の複数の貼着部を異方性導電テープの幅方向に並
    べ合わせることを特徴とする異方性導電テープの貼着方
    法。
  3. 【請求項3】前記貼着部を重ね合せることを特徴とする
    請求項2記載の異方性導電材の貼着方法。
  4. 【請求項4】相隣る前記貼着部の間に隙間を形成するこ
    とを特徴とする請求項2記載の異方性導電材の貼着方
    法。
  5. 【請求項5】異方性導電材をベーステープに積層してな
    る異方性導電テープを圧着ツールにより基板に押しつけ
    て、基板に異方性導電材の貼着部を形成する異方性導電
    材の貼着方法であって、所望の大きさの貼着部を形成す
    るに際し、前記貼着部の幅よりも幅広の異方性導電テー
    プの異方性導電材を所望の大きさの圧着面を備えた圧着
    ツールで部分的に転写することを特徴とする異方性導電
    材の貼着方法。
  6. 【請求項6】前記圧着ツールを所望の大きさの貼着部に
    応じて交換することを特徴とする請求項5記載の異方性
    導電材の貼着方法。
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