JPH1145758A - Icカード用コネクタ - Google Patents

Icカード用コネクタ

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JPH1145758A
JPH1145758A JP9201461A JP20146197A JPH1145758A JP H1145758 A JPH1145758 A JP H1145758A JP 9201461 A JP9201461 A JP 9201461A JP 20146197 A JP20146197 A JP 20146197A JP H1145758 A JPH1145758 A JP H1145758A
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亙 小口
Hidetaka Kosho
英高 古庄
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Alps Electric Co Ltd
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    • G06K13/0806Feeding or discharging cards using an arrangement for ejection of an inserted card
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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    • G06K7/00Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
    • G06K7/0013Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by galvanic contacts, e.g. card connectors for ISO-7816 compliant smart cards or memory cards, e.g. SD card readers
    • G06K7/0047Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by galvanic contacts, e.g. card connectors for ISO-7816 compliant smart cards or memory cards, e.g. SD card readers for reading/sensing record carriers having edge contacts

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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 プッシュロッドに対する操作力を軽減しても
ICカードの排出量を大きくすることのできるICカー
ド用コネクタを提供する。 【解決手段】 多数本のピンコンタクトを設けたピンハ
ウジング10に第1、第2の支軸15,16を立設し、
第1の支軸にイジェクトレバー13を回転可能に支持す
る。フレーム11にプッシュロッド12を往復動可能に
支持し、その先端をイジェクトレバーに係合する。第2
の支軸にICカード1の押し出し用爪片14bを有する
駆動レバー14を回転可能に支持し、これに第1、第2
の係合片14c、14dを形成し、これらをイジェクト
レバーの連結孔13c,13d内に突出させる。プッシ
ュロッドの押圧操作に連動してイジェクトレバーが回転
する際、初期段階で第1の係合片を介して駆動レバーに
動力伝達し、回転の途中で動力伝達部を第2の係合片に
代えて駆動レバーを回転する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICカードを挿着
して使用される機器に装備されるICカード用コネクタ
に係り、特に、コネクタ内に挿着されているICカード
をピンコンタクトから離脱させるためのイジェクト機構
の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】ICカード用コネクタは通常、ICカー
ド内のソケットコンタクトに接続させるための多数本の
ピンコンタクトをピンハウジングに配設してなるピンヘ
ッダ部や、挿抜時のICカードをガイドするフレーム
や、挿着状態のICカードをピンコンタクトから離脱さ
せるためのイジェクト機構部等を備えて概略構成されて
いる。また、前記イジェクト機構部は、ICカードの抜
き取り時に押圧操作されるプッシュロッドや、ピンハウ
ジングに回動自在に支持されたレバー部材等からなるも
ので、ICカードがコネクタ内に挿着されている状態で
プッシュロッドを押圧操作すると、プッシュロッドに連
動して回転するレバー部材がICカードを排出位置まで
押し出すようになっている。
【0003】このようなICカード用コネクタの従来例
として特開平9−82409号公報に開示されたものを
説明すると、図7は従来のICカード用コネクタのIC
カード挿着状態を示す底面図、図8は該ICカード用コ
ネクタのイジェクト状態を示す底面図である。
【0004】これらの図に示すICカード用コネクタ
は、ICカード1内のソケットコンタクトに接続させる
ための多数本のピンコンタクトを所定の配列でピンハウ
ジングに圧入固定してなるピンヘッダ(図示せず)と、
挿抜時のICカード1を幅方向両側からガイドする一対
の凹溝部2aを設けた平面視略コ字形のフレーム2と、
このフレーム2に取着されたイジェクトレバー3、駆動
レバー4およびプッシュロッド5等によって主に構成さ
れており、フレーム2の橋絡部2bが前記ピンヘッダの
ピンハウジング上面と対向させてある。イジェクトレバ
ー3と駆動レバー4はそれぞれ、フレーム2の橋絡部2
bに取り付けた第1の支軸6と第2の支軸7に回動自在
に支持されており、一方、ICカード1の抜き取り時に
押圧操作されるプッシュロッド5は、フレーム2の側面
の2個所に突設されている支持枠2cにより、ICカー
ド挿抜方向(図7の矢印A方向)に沿って往復移動でき
るように保持されており、これらのイジェクトレバー3
と駆動レバー4およびプッシュロッド5によってイジェ
クト機構部が構成されている。
【0005】イジェクトレバー3はその一端部にICカ
ード1を押し出すための爪片3aを有し、他端部はプッ
シュロッド5の後端部と係合しており、両端部の途中に
凹状の係合段部3bが形成されている。駆動レバー4は
プッシュロッド5に近い側の端部にICカード1を押し
出すための爪片4aを有し、他端部に凸状の係合段部4
bが形成されている。これらイジェクトレバー3と駆動
レバー4は、それぞれの係合段部3b,4bどうしを摺
動自在に嵌め合わせることにより連結されており、イジ
ェクトレバー3の回転動作に連動して駆動レバー4が逆
向きに回転するようになっている。
【0006】このように構成されたICカード用コネク
タにおいて、フレーム2のカード挿入部からICカード
1を挿入していくと、一対の凹溝部2aにガイドされな
がら前記ピンヘッダへと向かうICカード1が、イジェ
クトレバー3の爪片3aと駆動レバー4の爪片4aを押
し込みながら、自身のソケットコンタクトにピンヘッダ
のピンコンタクトを圧入させていくので、ICカード1
を所定量挿入することにより、図7に示すように、該I
Cカード1が各ピンコンタクトと確実に接続する挿着完
了状態となる。この時、ICカード1のカード挿抜面1
aに押し込まれて、イジェクトレバー3と回動レバー4
はそれぞれ第1の支軸6と第2の支軸7を回転軸として
互いに逆向きに回転し、このイジェクトレバー3の回転
に連動してプッシュロッド5は手前へ移動する。
【0007】また、こうしてコネクタ内にICカード1
が挿着されている状態でプッシュロッド5を押圧操作す
ると、このプッシュロッド5に駆動されてイジェクトレ
バー3が図7の時計回りの向きに回転し、この回転力が
係合段部3b,4bを介して駆動レバー4に伝達される
ので、駆動レバー4が図7の反時計回りの向きに回転す
る。その結果、イジェクトレバー3と駆動レバー4の爪
片3a,4aがICカード1のカード挿抜面1aの両端
部を押し込み、図8に示すようにICカード1がピンコ
ンタクトから離脱して排出位置まで押し出されるため、
手指で簡単に手前へ抜き取れるようになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した従
来のICカード用コネクタにあっては、第1の支軸6を
中心に回転するイジェクトレバー3と第2の支軸7を中
心に回転する駆動レバー4とが係合段部3b,4bで回
転可能に連結されているので、プッシュロッド5の押し
込み量に対する駆動レバー4の回転量は第2の支軸7か
ら係合段部3b,4bまでの距離によって決定されるこ
とになる。このため、第2の支軸7から係合段部3b,
4bまでの距離を長く設定すると、それに伴って駆動レ
バー4のモーメントが大きくなり、プッシュロッド5を
軽い操作力で押し込んでもICカード1をピンコンタク
トから確実に離脱させることができるが、その反面、駆
動レバー4の回転角度が小さくなっていき、ICカード
1を十分に押し出すことができなくなる。このように、
プッシュロッド5に対する操作力を軽減することとIC
カード1の排出量を大きくすることは相反する関係にあ
るので、現状はプッシュロッド5に対する操作力の軽減
化を犠牲にし、ICカード1の排出量を優先させて第2
の支軸7から係合段部3b,4bまでの距離を設定して
おり、軽操作力でICカードの排出量を大きくことがで
きないという問題があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、プッシュロッ
ドの押圧操作に連動して回転するイジェクトレバーの回
転力を駆動レバーに伝達する際、回転の初期段階で駆動
レバーの回動支点から遠い方の係合部を介して動力伝達
し、回転の途中で駆動レバーの回動支点から近い方の係
合部を介して動力伝達することとする。このように構成
すると、プッシュロッドの押し込み操作の初期段階で、
駆動レバーの変位量は少ないが大きなモーメントを発生
するため、軽操作力にも拘らずICカードをピンコンタ
クトから確実に離脱させることができ、ICカードの離
脱後は、プッシュロッドの押し込み量に対して駆動レバ
ーが大きく変位するため、ICカードの排出量を大きく
して簡単に抜き取ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明のICカード用コネクタで
は、ICカードのソケットコンタクトに接続される多数
本のピンコンタクトが設けられたピンハウジングと、こ
のピンハウジングに一体化されたフレームに往復移動可
能に支持され、前記ICカードの抜き取り時に押圧操作
されるプッシュロッドと、前記ピンハウジングに第1の
支軸を中心として回転可能に支持され、一端部を前記プ
ッシュロッドに係合させたイジェクトレバーと、前記ピ
ンハウジングに第2の支軸を中心として回転可能に支持
され、前記ICカードを押し出すための爪部を有する駆
動レバーとを備え、前記駆動レバーに前記第2の支軸か
らの距離を異にする2つの係合部が形成され、挿着状態
にある前記ICカードを排出位置まで押し出す際に、前
記プッシュロッドの押圧操作に連動して回転する前記イ
ジェクトレバーの回転力が、前記第2の支軸から遠い方
の前記係合部を介して前記駆動レバーに伝達された後、
前記第2の支軸から近い方の前記係合部を介して前記駆
動レバーに伝達されるように構成した。
【0011】また、前記第1の支軸に前記イジェクトレ
バーとの係合部を有する第2の駆動レバーを回転可能に
支持し、前記第1の支軸からこの第2の駆動レバーの係
合部までの距離を、前記第2の支軸から前記駆動レバー
の遠い方の係合部までの距離と略同一に設定すると、大
きな力を必要とするICカードの離脱時に、2つの駆動
レバーによってICカードの離脱方向へほぼ真っ直ぐに
押し出すことができ、より確実な離脱動作を実現でき
る。
【0012】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図1は本発明の第1実施例に係るICカード用コネクタ
にICカードを挿着した状態を示す底面図、図2はイジ
ェクトレバーの底面図、図3は駆動レバーの底面図、図
4は図1のICカード用コネクタのイジェクト動作を示
す底面図、図5はプッシュロッドの押し込み量とICカ
ードの排出量の関係を示す説明図である。
【0013】本実施例に係るICカード用コネクタは、
図1に示すように、ICカード1内のソケットコンタク
トに接続させるための多数本のピンコンタクト(いずれ
も図示せず)を所定の配列で圧入固定してなるピンハウ
ジング10と、このピンハウジング10の左右両側に固
定され、挿抜時のICカード1を幅方向両側からガイド
する一対のフレーム11と、一方のフレーム11に取着
されたプッシュロッド12と、このプッシュロッド12
によって駆動されるイジェクトレバー13および駆動レ
バー14等によって主に構成されており、これらイジェ
クトレバー13と駆動レバー14はいずれも金属板をプ
レス加工したものからなる。また、かかるICカード用
コネクタのイジェクト機構部の構成について詳述する
と、ICカード1の抜き取り時に押圧操作されるプッシ
ュロッド12は、一方のフレーム11の側面に設けられ
た図示せぬガイド突起により、ICカード挿抜方向に沿
って往復移動できるように保持されている。一方、イジ
ェクトレバー13はピンハウジング10に立設された第
1の支軸15に回動自在に支持されており、駆動レバー
14は同じくピンハウジング10に立設された第2の支
軸16に回動自在に支持されている。
【0014】図2に示すように、イジェクトレバー13
には、自身の回転軸である第1の支軸15に挿入される
丸孔13aと、この丸孔13aの反対側の端部に突出す
る係合部13bと、これら丸孔13aと係合部13bの
間に位置する複数の連結孔13c〜13fが形成されて
おり、係合部13bはプッシュロッド12の先端部に係
合されている。
【0015】図3に示すように、駆動レバー14には、
自身の回転軸である第2の支軸16に挿入される丸孔1
4aと、ICカード1を押し出すための爪片14bと、
イジェクトレバー13の連結孔13c,13d内にそれ
ぞれ突出する第1および第2の係合片14c,14dが
形成されており、爪片14bと両係合片14c,14d
とは駆動レバー14の板面に対して互いに逆方向へ略直
角に折り曲げられている。丸孔14aの中心から第1の
係合片14cまでの距離をL1とし、丸孔14aの中心
から第2の係合片14dまでの距離をL2とすると、L
1はL2よりも十分に長く設定されている。
【0016】このように構成されたICカード用コネク
タにおいて、フレーム11のカード挿入部からICカー
ド1を挿入していくと、ピンハウジング10へ向かうI
Cカード1が駆動レバー14の爪片14bを押し込みな
がら、自身のソケットコンタクトにピンハウジング10
のピンコンタクトを圧入させていくので、ICカード1
を所定量挿入することにより、図1に示すように、該I
Cカード1が各ピンコンタクトと確実に接続する挿着完
了状態となる。この時、駆動レバー14は第2の支軸1
6を回転軸として回転し、この駆動レバー14の回転が
係合片14c,14dと連結孔13c,13dの連結部
分を介してイジェクトレバー13へ伝達されるので、イ
ジェクトレバー13は第1の支軸15を回転軸として回
転し、それに連動してプッシュロッド12がフレーム1
1の手前へ移動する。
【0017】一方、こうしてコネクタ内にICカード1
が挿着されている状態でプッシュロッド12を押圧操作
すると、前進するプッシュロッド12に連動してイジェ
クトレバー13が第1の支軸15を回転軸として図1の
時計回りの方向へ回転し、このイジェクトレバー13の
回転に伴って駆動レバー14が第2の支軸16を回転軸
として図1の反時計回りの方向へ回転するので、駆動レ
バー14の爪片14bがICカード1の前面を押し込
み、ICカード1はピンコンタクトから離脱して排出位
置まで押し出される。この場合、まずイジェクトレバー
13の回転の初期段階で、図4の(a)に示すように、
イジェクトレバー13の連結孔13cの周縁が駆動レバ
ー14の第1の係合片14cに当接し、駆動レバー14
が回転軸から遠い方の第1の係合片14cを作用点とし
て回転した後、図4の(b)に示すように、連結孔13
cの周縁が第1の係合片14cから離れ、代わりに連結
孔13dの周縁が第2の係合片14dに当接するため、
駆動レバー14は回転軸から近い方の第2の係合片14
dを作用点として回転する。
【0018】すなわち、プッシュロッド12の押し込み
操作の初期段階でICカード1をピンコンタクトから離
脱させるのに大きな力を必要とするが、図5のO点から
P点までの範囲内で、駆動レバー14を回動支点から遠
い方の第1の係合片14cを作用点として回転させるこ
とにより、大きなモーメントを発生させてICカード1
をピンコンタクトから確実に離脱させることができる。
そして、ICカード1がピンコンタクトから離脱される
とその後は小さな力で押し出せることから、図5のP点
を越えてQ点に至る範囲内で、駆動レバー14を回動支
点から近い方の第2の係合片14dを作用点として回転
させることにより、その変位量を多くしてICカード1
の排出量を確保できるようにしている。
【0019】図6は本発明の第2実施例に係るICカー
ド用コネクタの要部を示す底面図で、図1〜図5に対応
する部分には同一符号を付してある。本実施例が前述し
た第1実施例と相違する点は、第2の支軸16に回動自
在に支持された駆動レバー14(以下、これを第1の駆
動レバーという)とは別の駆動レバー17(以下、これ
を第2の駆動レバーという)を第1の支軸15に回動自
在に支持させ、これら第1および第2の駆動レバー1
4,17によってICカード1を排出するようにしたこ
とにあり、それ以外の構成は基本的に同じである。
【0020】前記第2の駆動レバー17は第1の駆動レ
バー14を180度反転させた形状で、ICカード1を
押し出すための爪片17bや第1および第2の係合片1
7c,17dが形成されている。第1の支軸15の中心
から第1および第2の係合片17c,17dまでの距離
L1,L2は第1の駆動レバー14と同じであり、L1
はL2よりも十分に長く設定されている。第1の支軸1
5には第2の駆動レバー17とイジェクトレバー13の
順に挿入され、第2の駆動レバー17の第1および第2
の係合片17c,17dはイジェクトレバー13の連結
孔13e,13fからそれぞれ突出している。ただし、
イジェクトレバー13と第2の駆動レバー17は第1の
支軸15を共通の回転軸としているため、イジェクトレ
バー13の回転角度に拘らず両係合片17c,17dは
常に対応する連結孔13e,13fと係合している。
【0021】このように構成されたICカード用コネク
タにおいて、図6の(a)に示すように、コネクタ内に
ICカード1が挿着されている状態でプッシュロッド1
2を押圧操作すると、プッシュロッド12に連動してイ
ジェクトレバー13が第1の支軸15を回転軸として回
転し、このイジェクトレバー13の回転に伴って第1の
駆動レバー14は前述した第1実施例と同様に動作され
る。また、イジェクトレバー13の回転の初期段階で、
図6の(b)に示すように、イジェクトレバー13の回
転が両連結孔13e,13fと両係合片17c,17d
の当接部分を介して第2の駆動レバー17に伝達される
ため、第2の駆動レバー17は第1の支軸15を中心に
第1の駆動レバー14とは逆方向へ回転し、第1および
第2の駆動レバー14,17のそれぞれの爪片14b,
17bがICカード1の前面を離脱方向へ押し込む。こ
の場合、両駆動レバー14,17の回転中心から第1の
係合片14c,17cまでの距離は同じ長さに設定され
ているため、両駆動レバー14,17の爪片14b,1
7bがICカード1の前面両端部を同じ力で押し込むこ
とになり、ICカード1は離脱方向へほぼ真っ直ぐに押
し出され、確実な離脱動作を実現することができる。
【0022】イジェクトレバー13がさらに回転する
と、図6の(c)に示すように、第1の駆動レバー14
は回動支点から近い方の第2の係合片14dを作用点と
して回転し、ICカード1を排出位置まで大きく押し出
すが、第2の駆動レバー17の作用点は変化しないた
め、第2の駆動レバー17の変位量は第1の駆動レバー
14に比べて少なくなり、第2の駆動レバー17の爪片
17bはICカード1の排出動作に関与しなくなる。た
だし、前述したように、ICカード1がピンコンタクト
から離脱されるとその後は小さな力で押し出せることか
ら、この間は第1の駆動レバー14の爪片14bのみで
ICカード1を押し出しても、何ら問題はない。
【0023】なお、上記各実施例では、互いに別部材か
らなるピンハウジング10と一対のフレーム11を後工
程で一体化した場合について説明したが、ピンハウジン
グ10と両フレーム11を予め一体成形しても良いこと
はいうまでもない。
【0024】
【発明の効果】本発明、以上説明したような形態で実施
され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0025】ICカードのソケットコンタクトに接続さ
れる多数本のピンコンタクトが設けられたピンハウジン
グと、このピンハウジングに一体化されたフレームに往
復移動可能に支持され、前記ICカードの抜き取り時に
押圧操作されるプッシュロッドと、前記ピンハウジング
に第1の支軸を中心として回転可能に支持され、一端部
を前記プッシュロッドに係合させたイジェクトレバー
と、前記ピンハウジングに第2の支軸を中心として回転
可能に支持され、前記ICカードを押し出すための爪部
を有する駆動レバーとを備え、前記駆動レバーに前記第
2の支軸からの距離を異にする2つの係合部が形成さ
れ、挿着状態にある前記ICカードを排出位置まで押し
出す際に、前記プッシュロッドの押圧操作に連動して回
転する前記イジェクトレバーの回転力が、前記第2の支
軸から遠い方の前記係合部を介して前記駆動レバーに伝
達された後、前記第2の支軸から近い方の前記係合部を
介して前記駆動レバーに伝達されるように構成すると、
プッシュロッドの押し込み操作の初期段階で、駆動レバ
ーの変位量は少ないが大きなモーメントを発生するた
め、軽操作力にも拘らずICカードをピンコンタクトか
ら確実に離脱させることができ、ICカードの離脱後
は、プッシュロッドの押し込み量に対して駆動レバーが
大きく変位するため、ICカードの排出量を大きくして
簡単に抜き取ることができる。
【0026】また、前記第1の支軸に前記イジェクトレ
バーとの係合部を有する第2の駆動レバーを回転可能に
支持し、前記第1の支軸からこの第2の駆動レバーの係
合部までの距離を、前記第2の支軸から前記駆動レバー
の遠い方の係合部までの距離と略同一に設定すると、大
きな力を必要とするICカードの離脱時に、2つの駆動
レバーによってICカードの離脱方向へほぼ真っ直ぐに
押し出すことができ、より確実な離脱動作を実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るICカード用コネク
タにICカードを挿着した状態を示す底面図である。
【図2】イジェクトレバーの底面図である。
【図3】駆動レバーの底面図である。
【図4】図1のICカード用コネクタのイジェクト動作
を示す底面図である。
【図5】プッシュロッドの押し込み量とICカードの排
出量の関係を示す説明図である。
【図6】本発明の第2実施例に係るICカード用コネク
タの要部を示す底面図である。
【図7】従来のICカード用コネクタのICカード挿着
状態を示す底面図である。
【図8】該ICカード用コネクタのイジェクト状態を示
す底面図である。
【符号の説明】
1 ICカード 10 ピンハウジング 11 フレーム 12 プッシュロッド 13 イジェクトレバー 13a 丸孔 13b 係合部 13c〜13f 連結孔 14 駆動レバー 14a 丸孔 14b 爪片 14c 第1の係合片 14d 第2の係合片 15 第1の支軸 16 第2の支軸 17 第2の駆動レバー 17b 爪片 17c 第1の係合片 17d 第2の係合片

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ICカードのソケットコンタクトに接続
    される多数本のピンコンタクトが設けられたピンハウジ
    ングと、 このピンハウジングに一体化されたフレームに往復移動
    可能に支持され、前記ICカードの抜き取り時に押圧操
    作されるプッシュロッドと、 前記ピンハウジングに第1の支軸を中心として回転可能
    に支持され、一端部を前記プッシュロッドに係合させた
    イジェクトレバーと、 前記ピンハウジングに第2の支軸を中心として回転可能
    に支持され、前記ICカードを押し出すための爪部を有
    する駆動レバーとを備え、 前記駆動レバーに前記第2の支軸からの距離を異にする
    2つの係合部が形成され、挿着状態にある前記ICカー
    ドを排出位置まで押し出す際に、前記プッシュロッドの
    押圧操作に連動して回転する前記イジェクトレバーの回
    転力が、前記第2の支軸から遠い方の前記係合部を介し
    て前記駆動レバーに伝達された後、前記第2の支軸から
    近い方の前記係合部を介して前記駆動レバーに伝達され
    るように構成したことを特徴とするICカード用コネク
    タ。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、前記第1の支
    軸に前記イジェクトレバーとの係合部を有する第2の駆
    動レバーを回転可能に支持し、前記第1の支軸からこの
    第2の駆動レバーの係合部までの距離を、前記第2の支
    軸から前記駆動レバーの遠い方の係合部までの距離と略
    同一に設定したことを特徴とするICカード用コネク
    タ。
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