JP3673398B2 - Icカード用コネクタ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ICカードを挿抜して使用される機器に装備されるICカード用コネクタ装置に係り、特に、プッシュロッドの一端部に取着した操作子を押し込んでICカードを排出させるようにしたICカード用コネクタ装置の搬送中や組み付け作業中の事故防止対策に関する。
【0002】
【従来の技術】
ICカード用コネクタ装置は通常、ICカード内のソケットコンタクトに接続させるための多数本のピンコンタクトをピンハウジングに配設してなるピンヘッダ部や、挿抜時のICカードをガイドするフレームや、挿着状態のICカードをピンコンタクトから離脱させるためのイジェクト機構部等を備えて概略構成されており、ピンハウジングとフレームを一体成形品としたものも知られている。
【0003】
前記イジェクト機構部には種々の構成のものがあるが、フレームの外側面に保持されてICカード挿抜方向に沿って往復動可能なプッシュロッドと、フレームやピンハウジングに回動自在に支承されて前記プッシュロッドと係合するイジェクトレバーとを備えた構成のものが広く知られており、プッシュロッドの一端部には通常、操作子となる摘みが取り付けられている。かかる構成のイジェクト機構部は、ICカードを挿入するとイジェクトレバーが回転駆動され、その回転に連動してプッシュロッドが手前側へ押し出されるようになっており、また、ICカードが挿着されている状態で摘みを介してプッシュロッドを押し込むと、このプッシュロッドに連動して回転するイジェクトレバーが該ICカードを押圧し、手指で簡単に抜き取れる位置まで該ICカードを排出方向へ移動させられるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述したICカード用コネクタ装置は、パーソナルコンピュータ等の機器本体に組み付けるまではプッシュロッドを押し込んだ状態、つまり摘みがフレームの手前側へ大きく突出していない状態にしておくことで、搬送中や組み付け作業中に危惧される摘みやプッシュロッドの破損事故を防止している。しかしながら、プッシュロッドを押し込んでも摘みはフレームの手前側へ若干量突出しているので、搬送中にこの摘みに衝撃が加わる危険性はあり、特に、プッシュロッドが手前側へ押し出されて摘みの突出量が大きい状態のまま搬送されてしまった場合には、摘みやプッシュロッドが破損しやすいという問題点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明によるICカード用コネクタ装置は、摘みをプッシュロッドの手前側へほとんど突出させずに取り付けられるようにして、搬送中や組み付け作業中に懸念される摘みやプッシュロッドの破損事故が確実に防止できるようにするとともに、機器本体に組み付けた後に摘みをプッシュロッドに対しスライド移動できるようにしておくことで、この摘みを必要量だけ手前側へ突出させた状態でプッシュロッドに取り付けられるようにした。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明は、機器本体に装備され、ICカードを挿抜可能に支持するフレームと、このフレームに往復動可能に保持されたプッシュロッドと、このプッシュロッドの一端部に取着された操作子と、挿着状態のICカードのソケットコンタクトに接続される多数本のピンコンタクトとを備え、前記操作子を介して前記プッシュロッドを押し込むことで挿着状態のICカードが排出可能なICカード用コネクタ装置において、前記プッシュロッドに対する前記操作子の取付位置として、該プッシュロッドの手前側へ突出する該操作子の突出量が小なる第1の取付位置と、前記突出量が前記第1の取付位置の場合よりも大なる第2の取付位置とを設定し、前記第1の取付位置にある前記操作子を引っ張り操作して前記プッシュロッドに対し手前側へ所定量スライド移動可能とし、該スライド移動により該操作子が前記第2の取付位置へ移動するとともに、該プッシュロッドに対する第2の取付位置に係止されるように構成した。
【0007】
このような構成のICカード用コネクタ装置は、コネクタ装置を機器本体に組み付けた後、操作子をプッシュロッドに対し第1の取付位置から引っ張り操作して第2の取付位置へとスライド移動させ、この操作子を必要量だけ手前側へ突出させた状態の第2の取付位置でプッシュロッドに係止させることができるので、操作子(摘み)を第1の取付位置でプッシュロッドに取り付け、このプッシュロッドを押し込んだ状態にしておけば、この操作子を手前側へほとんど突出させることなく搬送でき、また、仮にプッシュロッドが手前側へ押し出された状態のまま搬送されてしまったとしても、プッシュロッド自体が手前側へ突出する量は僅かであり第1の取付位置にある操作子が手前側へ大きく突出することはないので、機器本体へ組み付けるまでの搬送中や組み付け作業中に懸念される操作子やプッシュロッドの破損事故を確実に防止することができ、ICカード用コネクタ装置を機器本体に装備した後でプッシュロッドに対する第1の取付位置にある操作子を手動で手前側にスライド移動させて、プッシュロッドに対する第2の取付位置に移動して第2の取付位置に係止して通常の状態の操作子として使用することができる。
【0008】
また、ICカードが未挿着でプッシュロッドが押し込まれているとき、第1の取付位置にある操作子が前記フレームの手前側へ突出しない位置に保持されるように設定しておけば、搬送中や組み付け作業中に操作子が破損する危険性が一層低減するので好ましい。その際、ICカードが挿着されるとプッシュロッドが手前側へ押し出されて、第1の取付位置にある操作子がフレームの手前側へ突出するように設定しておけば、機器本体に組み付けた後に、この操作子を第1の取付位置から第2の取付位置へ容易にスライド移動させられるので好ましい。
【0009】
なお、操作子を第1の取付位置でプッシュロッドに取り付けるための構造としては、例えば、操作子に設けた弾性片がプッシュロッドに設けた切欠き部と係合して該操作子が位置決めされるようにしておけば、操作子を簡単且つ正確にプッシュロッドに取り付けることができるとともに、該弾性片を該切欠き部から離脱させれば操作子を第2の取付位置へ容易にスライド移動させられるので、好ましい。また、この操作子を第2の取付位置でプッシュロッドに取り付けるための構造としては、例えば、操作子に設けた当接部がプッシュロッドに設けた係止部に係止されて該操作子の手前側への移動が規制されるとともに、前記弾性片が該プッシュロッドの端面に係止されて該操作子の奥側への移動が規制されるようにしておけば、構成が複雑にならず信頼性も確保できるので好ましい。
【0010】
【実施例】
実施例について図面を参照して説明すると、図1は本発明に係るICカード用コネクタ装置を機器本体に組み付けた状態を示す一部断面側面図、図2は図1に示すコネクタ装置にICカードを挿着した状態を示す一部断面平面図、図3は該コネクタ装置の組立段階で摘みをプッシュロッドに取り付ける作業手順を示す説明図、図4は該コネクタ装置を機器本体に組み付けてから摘みの取付位置を変更させる作業手順を示す説明図、図5は該コネクタ装置のフレームの内側面図、図6は該コネクタ装置のプッシュロッドの内側面図、図7は該コネクタ装置の摘みの外側面図および断面図である。
【0011】
これらの図に示すICカード用コネクタ装置は、ICカード1内のソケットコンタクト(図示せず)に接続させるための多数本のピンコンタクト(図2中にその端子部2aを示す)を所定の配列で圧入固定してなるピンハウジング2と、このピンハウジング2の左右両端に固定され、挿抜時のICカード1を幅方向両側からガイド溝3aにてガイドする一対のフレーム3と、一方のフレーム3に往復動可能に保持されたプッシュロッド4と、ピンハウジング2に軸支されたイジェクトアーム5、第1の回動アーム6および第2の回動アーム7等によって概略構成されている。
【0012】
前記ピンハウジング2には所定の間隔を存して第1の支軸8と第2の支軸9が設けられており、第1の支軸8に前記イジェクトアーム5の一端部が回動自在に支承されている。このイジェクトアーム5には連結孔5aと係合部5bが形成されており、係合部5bはフレーム3の側方へ突出している。前記第1の回動アーム6も第1の支軸8に回動自在に支承されており、この第1の回動アーム6にはICカード1を押し出すための爪片6aと、イジェクトアーム5の連結孔5a内に突出する舌片6bとが形成されている。一方、第2の回動アーム7は第2の支軸9に回動自在に支承されており、この第2の回動アーム7には、ICカード1を押し出すための爪片7aと、イジェクトアーム5の連結孔5a内に突出する舌片7bとが形成されている。
【0013】
前記プッシュロッド4の手前側の端部には、操作子となる摘み10が取り付けられている。このプッシュロッド4には図6に示すように、フレーム3の一対のガイド突起3bを挿通して往復動可能に保持されるようにするための一対のガイド孔4aと、イジェクトアーム5の前記係合部5bと係合させるための一対の係合孔4bと、摘み10を深く差し込んだ状態(第1の取付位置)で取り付ける際に位置決め機能を果たす切欠き部4cと、摘み10を浅く差し込んだ状態(第2の取付位置)で取り付ける際にストッパ機能を果たす係止部4dとが形成されている。一方、摘み10には図7に示すように、プッシュロッド4が挿入される挿入路10aと、この挿入路10aの一部に入り込んでいる弾性片10bと、奥側の端部で挿入路10aに隣接している当接部10cとが形成されている。この摘み10をプッシュロッド4に取り付ける際には、まず図3A,Bに示すように、摘み10の挿入路10aに当接部10c側の端部からプッシュロッド4を挿入していく。プッシュロッド4を所定量挿入すると、図3Cに示すようにプッシュロッド4の端面4eが摘み10の弾性片10bに当接するが、この弾性片10bを図示上方へ押し上げてから再びプッシュロッド4を挿入していくと、図3D,Eに示すように、弾性片10bがプッシュロッド4の切欠き部4cに入り込むため、摘み10は位置決めされた状態でプッシュロッド4に取着される。こうして、摘み10を深く差し込んだ第1の取付位置でプッシュロッド4に取り付けると、図3Eに示すようにプッシュロッド4の手前側へ突出する摘み10の突出量はごく僅かとなる。ただし、第1の取付位置にある摘み10は手前へ引っ張って弾性片10bを切欠き部4cから離脱させることにより、図3Cに示す位置までプッシュロッド4に対しスライド移動させることができ、後述するようにこの図3Cに示す位置が摘み10の本来の取付位置(第2の取付位置)である。
【0014】
なお、プッシュロッド4は図示せぬコイルばねによりICカード排出方向(手前側)へ常時付勢された状態でフレーム3に保持されるが、プッシュロッド4の段部4fがフレーム3に位置規制された時点で同方向への移動が制限されるようになっている。
【0015】
このように構成されたICカード用コネクタ装置は、図1,2に示すようにパーソナルコンピュータ等の機器本体11内の回路基板12上に実装されるが、これまでは、機器本体11に組み付けるまでの搬送中や組み付け作業中に、手前側へ突出している摘みが衝撃を受けて破損事故を起こしやすいという難点があった。しかるに上述した本実施例のコネクタ装置では、摘み10がプッシュロッド4に対し深く差し込んだ状態で取り付けてあるので、図4Aに示すようにプッシュロッド4を押し込んだ状態にしておけば、摘み10を手前側へほとんど突出させることなく搬送や組み付け作業が行える。また、仮にプッシュロッド4が図4Bに示すように手前側へ押し出された状態のまま搬送されてしまったとしても、プッシュロッド4自体が手前側へ突出する量は僅かなので、第1の取付位置にある摘み10が手前側へ大きく突出することはない。したがって、このコネクタ装置は、機器本体11へ組み付けるまでの搬送中や組み付け作業中に懸念される摘み10やプッシュロッド4の破損事故を確実に防止することができる。
【0016】
また、このコネクタ装置は機器本体11へ組み付けた後、プッシュロッド4に対する摘み10の取付位置を変更させることにより、プッシュロッド4の良好な操作性が確保できるようになっている。すなわち、このコネクタ装置の機器本体11への組み付け作業が完了したなら、図4Aの状態で該コネクタ装置にICカード1を差し込んで挿着させることにより、図4Bに示すように、プッシュロッド4が手前側へ押し出されて摘み10が機器本体11の前面に露出するので、この摘み10を手前へ引っ張って弾性片10bを切欠き部4cから離脱させると、図4Cに示すように、当接部10cが係止部4dに当接して弾性片10bが端面4eと係合する第2の取付位置まで、摘み10をスライド移動させることができる。かかる第2の取付位置において、摘み10は、当接部10cが係止部4dに係止されて手前側への移動が規制されるとともに、弾性片10bが端面4eに係止されて奥側への移動が規制されるので、結局、プッシュロッド4に対し深く差し込んであった第1の取付位置から、プッシュロッド4に対し浅く差し込まれた状態の第2の取付位置までスライド移動して、摘み10はプッシュロッド4に位置決め保持されることになる。こうして摘み10の取付位置を図4Cに示す第2の取付位置に変更すると、摘み10はICカード1の排出時に必要なプッシュ操作が行いやすい位置まで機器本体11の前面から突出するので、良好な操作性が確保でき、この摘み10を介してプッシュロッド4を図4Dに示す位置まで押し込めば、先に挿着させてあったICカード1を排出することができる。
【0017】
なお、本実施例では、プッシュロッド4が押し込まれている状態で第1の取付位置にある摘み10がフレーム3の手前側へ突出しない位置に保持されるように設定してあるので、搬送中や組み付け作業中に摘み10が破損する危険性が極めて少なくなっているが、第1の取付位置にある摘み10がフレーム3の手前側へ若干量突出していても差し支えない。
【0018】
次に、このコネクタ装置の使用時の動作について簡単に説明する。ICカード未挿着の状態で、ICカード1を左右一対のフレーム3のガイド溝3aに沿って挿入していくと、ピンハウジング2へ向かうICカード1が第1および第2の回動アーム6,7の爪片6a,7aを押し込みながら自身のソケットコンタクトにピンハウジング2のピンコンタクトを圧入させていき、挿着が完了した時点でICカード1は各ピンコンタクトと確実に接続された状態となる。その際、第1の回動アーム6と第2の回動アーム7はそれぞれ第1の支軸8と第2の支軸9を回転軸として互いに逆向きに回転し、これら両回動アーム6,7の回転が舌片6b,7bを介してイジェクトアーム5に伝達されるので、イジェクトアーム5が第1の支軸8を回転軸として回転してプッシュロッド4を駆動する。そして、イジェクトアーム5に駆動されたプッシュロッド4がフレーム3に沿って手前側へ移動するのに伴い、摘み10が図4Cに示す位置まで突出するようになっている。
【0019】
また、こうしてICカード1が挿着されている状態で、摘み10を介してプッシュロッド4を奥側へ押し込むと、イジェクトアーム5が先ほどとは逆向きに回転駆動されるので、その回転に連動して第1および第2の回動アーム6,7の爪片6a,7aが、ICカード1の奥側の端面の左右両端部を排出方向へほぼまっすぐに押圧し、図2に鎖線で示すように、手指でつまんで簡単に抜き取れる位置までICカード1を排出方向へ移動させられるようになっている。
【0020】
【発明の効果】
本発明によるICカード用コネクタ装置は、以上説明したような形態で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0021】
コネクタ装置を機器本体に組み付けた後、操作子をプッシュロッドに対し第1の取付位置から引っ張り操作して第2の取付位置へとスライド移動させ、この操作子を必要量だけ手前側へ突出させた状態の第2の取付位置でプッシュロッドに係止させることができるので、操作子(摘み)を第1の取付位置でプッシュロッドに取り付け、このプッシュロッドを押し込んだ状態にしておけば、この操作子を手前側へほとんど突出させることなく搬送でき、また、仮にプッシュロッドが手前側へ押し出された状態のまま搬送されてしまったとしても、プッシュロッド自体が手前側へ突出する量は僅かであり第1の取付位置にある操作子が手前側へ大きく突出することはないので、機器本体へ組み付けるまでの搬送中や組み付け作業中に懸念される操作子やプッシュロッドの破損事故を確実に防止することができ、ICカード用コネクタ装置を機器本体に装備した後でプッシュロッドに対する第1の取付位置にある操作子を手動で手前側にスライド移動させて、プッシュロッドに対する第2の取付位置に移動して第2の取付位置に係止して通常の状態の操作子として使用することができる。
【0022】
また、ICカードが未挿着でプッシュロッドが押し込まれているとき、第1の取付位置にある操作子がフレームの手前側へ突出しない位置に保持されるように設定しておけば、搬送中や組み付け作業中に操作子が破損する危険性が一層低減するので好ましい。その際、ICカードが挿着されるとプッシュロッドが手前側へ押し出されて、第1の取付位置にある操作子がフレームの手前側へ突出するように設定しておけば、機器本体に組み付けた後に、この操作子を第1の取付位置から第2の取付位置へ容易にスライド移動させられるので好ましい。
【0023】
また、操作子を第1の取付位置でプッシュロッドに取り付けるための構造として、操作子に設けた弾性片がプッシュロッドに設けた切欠き部と係合して該操作子が位置決めされるようにしておけば、操作子を簡単且つ正確にプッシュロッドに取り付けることができるとともに、該弾性片を該切欠き部から離脱させれば操作子を第2の取付位置へ容易にスライド移動させられるので、好ましい。また、この操作子を第2の取付位置でプッシュロッドに取り付けるための構造として、操作子に設けた当接部がプッシュロッドに設けた係止部に係止されて該操作子の手前側への移動が規制されるとともに、前記弾性片がプッシュロッドの端面に係止されて操作子の奥側への移動が規制されるようにしておけば、構成が複雑にならず信頼性も確保できるので好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るICカード用コネクタ装置を機器本体に組み付けた状態を示す一部断面側面図である。
【図2】図1に示すコネクタ装置にICカードを挿着した状態を示す一部断面平面図である。
【図3】該コネクタ装置の組立段階で摘みをプッシュロッドに取り付ける作業手順を示す説明図である。
【図4】該コネクタ装置を機器本体に組み付けてから摘みの取付位置を変更させる作業手順を示す説明図である。
【図5】該コネクタ装置のフレームの内側面図である。
【図6】該コネクタ装置のプッシュロッドの内側面図である。
【図7】該コネクタ装置の摘みの外側面図および断面図である。
【符号の説明】
1 ICカード
2 ピンハウジング
3 フレーム
3a ガイド溝
3b ガイド突起
4 プッシュロッド
4c 切欠き部
4d 係止部
4e 端面
5 イジェクトアーム
6,7 回動アーム
10 摘み
10a 挿入路
10b 弾性片
10c 当接部
11 機器本体
Claims (5)
- 機器本体に装備され、ICカードを挿抜可能に支持するフレームと、このフレームに往復動可能に保持されたプッシュロッドと、このプッシュロッドの一端部に取着された操作子と、挿着状態のICカードのソケットコンタクトに接続される多数本のピンコンタクトとを備え、前記操作子を介して前記プッシュロッドを押し込むことで挿着状態のICカードが排出可能なICカード用コネクタ装置において、
前記プッシュロッドに対する前記操作子の取付位置として、該プッシュロッドの手前側へ突出する該操作子の突出量が小なる第1の取付位置と、前記突出量が前記第1の取付位置の場合よりも大なる第2の取付位置とを設定し、前記第1の取付位置にある前記操作子を引っ張り操作して前記プッシュロッドに対し手前側へ所定量スライド移動可能とし、該スライド移動により該操作子が前記第2の取付位置へ移動するとともに、該プッシュロッドに対する第2の取付位置に係止されるようにしたことを特徴とするICカード用コネクタ装置。 - ICカードが未挿着で前記プッシュロッドが押し込まれているとき、前記第1の取付位置にある前記操作子は前記フレームの手前側へ突出しない位置に保持されていることを特徴とする請求項1記載のICカード用コネクタ装置。
- ICカードが挿着されると前記プッシュロッドが手前側へ押し出されて、前記第1の取付位置にある前記操作子が前記フレームの手前側へ突出するようにしたことを特徴とする請求項2記載のICカード用コネクタ装置。
- 前記操作子が前記第1の取付位置にあるとき、該操作子に設けた弾性片が前記プッシュロッドに設けた切欠き部と係合して該操作子が位置決めされるようにしたことを特徴とする請求項1ないし3いずれかに記載のICカード用コネクタ装置。
- 前記操作子が前記第2の取付位置にあるとき、該操作子に設けた当接部が前記プッシュロッドに設けた係止部に係止されて該操作子の手前側への移動が規制されるとともに、前記弾性片が該プッシュロッドの端面に係止されて該操作子の奥側への移動が規制されるようにしたことを特徴とする請求項4記載のICカード用コネクタ装置。
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JP12902798A JP3673398B2 (ja) | 1998-05-12 | 1998-05-12 | Icカード用コネクタ装置 |
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JPH11329586A JPH11329586A (ja) | 1999-11-30 |
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Family Applications (1)
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JP (1) | JP3673398B2 (ja) |
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1998
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JPH11329586A (ja) | 1999-11-30 |
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