JP2906110B2 - カードエッジコネクタ - Google Patents

カードエッジコネクタ

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JP2906110B2
JP2906110B2 JP6020917A JP2091794A JP2906110B2 JP 2906110 B2 JP2906110 B2 JP 2906110B2 JP 6020917 A JP6020917 A JP 6020917A JP 2091794 A JP2091794 A JP 2091794A JP 2906110 B2 JP2906110 B2 JP 2906110B2
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敬一郎 鈴木
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、接続対象物としての回
路基板等のカードをそのエッジ部分で接続するようにし
たカードエッジコネクタに関し、特に、そのカードの接
続状態にロックするロック機構とカードを排出するイジ
ェクト機構とを備えたカードエッジコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カードエッジコネクタとしては、
図8に示すように、インシュレータ60のカード接続孔
61の両端側に立設されたガイド部62より内側であっ
て、図示しないカードの面に対向するように一対の係止
爪63を設け、カード接続孔61に挿入されたカードを
係止(ロック)した状態でインシュレータ60に固定す
るものがある。そして、カードのコネクタからの抜去
は、両方の係止爪63のカードに対する係止を解除して
からカードを抜き取ることにより行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来技術においては、係止爪63を引き起こしながらカー
ドをカード接続孔61から抜き取らなければならないた
め、操作性が極めて悪い。また、インシュレータ60お
よびこれに一体成型された係止爪63は例えばプラスチ
ック等の絶縁性材料で成型されており、しかも、係止爪
63がインシュレータ60に可撓性を有するような状態
で設けられているため、当該係止爪63を強く引き起こ
した場合には、根元から折れるといった事態があった。
【0004】それ故に本発明の課題は、カードの抜去時
の操作性に優れ、かつ、該抜去時にコネクタに損傷を与
えることのないカードエッジコネクタを提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、接続対
象物であるカードの端部を受け入れるカード接続孔を有
するインシュレータと、前記カード接続孔の端部におい
て前記インシュレータに枢支された回動式レバーと、前
記回動式レバーの近傍において前記インシュレータに
けたガイド溝にガイドされてカード挿抜方向でスライド
可能に装着されたスライダとを含み、前記スライダは、
前記回動式レバーに当接するフォロワー部と、前記カー
ドの挿入側端面に当接する当接部と、前記カードにその
抜去方向での係合を得るカード係合部とを有し、前記回
動式レバーは、前記フォロワー部に係合して前記スライ
ダの前記抜去方向へのスライドを阻止するスライダ係止
部と、回動時に前記フォロワー部と前記スライダ係止部
との係合を解除して前記スライダを前記抜去方向に押圧
して移動させるスライダ押圧部と、回動時に前記スライ
ダの移動に伴い前記フォロワー部と協働して前記カード
係合部と前記カードとの係合を解除し前記カードを抜去
可能にする解除部とを有することを特徴とするカードエ
ッジコネクタが得られる。
【0006】
【作用】本発明のカードエッジコネクタによると、レバ
ーをカードの抜去方向に回動するだけで、スライダに形
成されたカード係合部のカードに対する係合が解除され
ると共に、スライダを抜去方向に押圧してカードをイン
シュレータから抜去することが可能となる。
【0007】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1及び図2は、本考案の一実施例に係る
カードエッジコネクタを示す。このカードエッジコネク
タは、回動式レバー1及びスライダ3をインシュレータ
4に組み付けた構造をもつ。なお図1は回路基板等のカ
ード5を接続した状態を示し、図2はカード5を排出す
る状態を示す。回動式レバー1及びスライダ3につき、
次に図3をも参照して個別に説明する。
【0008】まず回動式レバー1は、内側に傾斜面10
を有する操作部11と、操作部11の下端側に形成され
たスライダ受け溝13と、その下方に操作部11と直角
方向に延在するスライダ押圧部15を有する。また回動
式レバー1には、スライダ受け溝13よりも下方部分の
両面側に回転軸17が突設されている。回動式レバー1
のスライダ受け溝13の溝底は、肉厚部13aと肉薄部
13bとこれらの間のテーパ部(解除部)13cとを有
している。即ち、肉厚部13aと肉薄部13bとの接続
部は肉厚部13aから肉薄部13bに漸次至るようにテ
ーパ状に形成されている。
【0009】一方、スライダ3は一対の立設部31と、
これらの立設部31を下端で連結する連結部33とを有
する。この連結部33は、図1及び図2に示したカード
5の挿入側端面に当接する当接部を構成する。立設部3
1の回動式レバー1と対向する側の先端は、回動式レバ
ー1のスライダ受け溝13の肉薄部13bを両側から挟
持した状態で肉厚部13aに係合するように曲折形成さ
れたフォロワー部35を有している。また、立設部31
には図1及び図2に示したカード5に形成された係合孔
(図6に符号51で示した)に係合する係合爪37が内
側に向けて突出するように形成されている。この係合爪
37は、立設部31の一部を舌片状に打抜き形成したも
のを曲成することによって得られている。係合爪37の
形状は、図示のものに限定されるものではなく、カード
に形成された係合孔に係合し得る形状であれば他の形状
であっても良い。
【0010】また図4をも参照して、インシュレータ4
には、図1及び図2に示したカード5の端部を受け入れ
るためのカード接続孔41が形成されている。このカー
ド接続孔41の両側の端部近傍には、回動式レバー1に
組付けられたスライダ3をガイドするガイド溝43がカ
ード接続孔41と一体的になるように形成されている。
なお図1に示すようにカード5の端部をインシュレータ
4のカード接続孔41に所定の状態に挿入すると、後文
にて説明するように、このカード5の電気的接続が得ら
れると共にこの接続状態がロックされる。
【0011】引き続き図3及び図4を参照して、回動式
レバー1及びスライダ3をインシュレータ4に組み付け
る手順について説明する。まず、図3の矢印Cで示すよ
うに、スライダ3のフォロワー部35にスライダ受け溝
13の肉薄部13bを挟持させるようにして、回動式レ
バー1に組み付ける。このとき、スライダ3の連結部3
3の下面は回動式レバー1のスライダ押圧部15に載置
された状態となっている。また、フォロワー部35の先
端は回動式レバー1の肉薄部13bに当接した状態にな
っている。
【0012】次に、図4に示すように、スライダ3を一
体的に保持した回動式レバー1を、インシュレータ4の
カード接続孔41に装着する。このとき、回転軸17は
軸孔45に嵌り込む。一方、スライダ3はガイド溝43
内にスライド可能に装着される。こうして図5に示すよ
うに回動式レバー1及びスライダ3はインシュレータ4
に装着される。なお、回動式レバー1のインシュレータ
4に対する枢支は、回動式レバー1に軸孔(図示せず)
を形成しておき、インシュレータ4の軸孔45から回動
式レバーの軸孔に向けて回転軸17を挿入することによ
って行うものであってもよい。要するに、回動式レバー
1はインシュレータ4に回動可能に枢支されるものとな
っていればよい。
【0013】図6はカード5を示した部分説明図であ
る。カード5をインシュレータ4のカード接続孔41に
挿嵌して、カード5とコネクタとが接続状態にあるとき
におけるスライダ3の係合爪37と当接する部分には、
係合孔51が形成されている。なお、図6において53
は接続パッドである。
【0014】次に、カード5を接続する場合について説
明する。カード5をスライダ3の立設部31間に挟まれ
るようにしてインシュレータ4のカード接続孔41に挿
嵌する。そして、スライダ3の係合爪37がカード5の
係合孔51に填りこむことによって、カード5が図1お
よび図7に示すようにインシュレータ4内に固定的に保
持された状態となり、接続パッド53がインシュレータ
4内の図示しないコンタクトに導通接続する。このと
き、回動式レバー1のスライダ押圧部15の上にスライ
ダ3の連結部33が載ると共に、回動式レバー1のスラ
イダ受け溝13にスライダ3のフォロワー部35が挿入
された状態になる。この結果、フォロワー部35が回動
式レバー1のスライダ受け溝13の上面13dに係合し
てスライダ3の上方へのスライドを阻止される。したが
ってカード5自体に引抜力を与えても、カード5が離脱
することはない。この時には、スライダ受け溝13の上
面13dはスライダ係止部として働く。
【0015】次に、カード5をインシュレータ4から抜
去する手順について説明する。
【0016】この場合においては、指でもって回動式レ
バー1を図2に示すように矢印Aの方向に向けて回動す
る。そうすると、回動式レバー1は回転軸17を中心に
して反時計回り方向に回動し(図示を省略した反対側の
ものにおいては時計方向回りに回動するものとなる)、
スライダ押圧部15がスライダ3の連結部33を上方に
押圧すると共に、テーパ部13cがスライダ3の立設部
31を外方に押圧する。これにより、スライダ3の上に
あるカード5が押上げられるとともに、スライダ3の立
設部31が矢印B方向に広げられ、スライダ3の係合爪
37のカード5の係合孔51に対する係合が解除され,
カード5をインシュレータ4から抜去する。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
回動式レバーを回動するだけで、カードエッジコネクタ
に挿嵌されているカードの係合(ロック)と抜去(イジ
ェクト)が同時に行われ、したがってカードの抜去作業
時における操作性が向上する。しかも、本発明によれ
ば、テコの原理を応用してカードの抜去操作を行うの
で、抜去操作に要する力が小さくて済みこの点からも操
作性が向上する。また、このように、操作性が良く、し
かも、小さな力でカードを抜去できるので、抜去時にコ
ネクタの部品を損傷させることがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るカードエッジコネクタ
にカードを接続した状態を示す部分拡大斜視図。
【図2】図1のカードエッジコネクタにおけるカードの
抜去操作を説明するための部分拡大斜視図。
【図3】図1のカードエッジコネクタの関係部品の分解
状態を示す斜視図。
【図4】図1のカードエッジコネクタの図3の関係部品
の組み付け前の状態を示す部分拡大斜視図。
【図5】図1のカードエッジコネクタを示す正面図。
【図6】図1のカードエッジコネクタに接続されるカー
ドを示す部分拡大斜視図。
【図7】図1のカードエッジコネクタにカードを接続し
た状態を示す正面図。
【図8】従来のカードエッジコネクタを示す斜視図。
【符号の説明】
1 回動式レバー 3 スライダ 4 インシュレータ 5 カード 13c テーパ部(解除部) 15 スライダ押圧部 33 連結部(当接部) 35 フォロワー部 37 係合爪(カード係合部) 41 カード接続孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01R 13/62 - 13/639 H01R 23/68

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接続対象物であるカードの端部を受け入
    れるカード接続孔を有するインシュレータと、前記カー
    ド接続孔の端部において前記インシュレータに枢支され
    た回動式レバーと、前記回動式レバーの近傍において前
    記インシュレータに設けたガイド溝にガイドされてカー
    ド挿抜方向でスライド可能に装着されたスライダとを含
    み、前記スライダは、前記回動式レバーに当接するフォ
    ロワー部と、前記カードの挿入側端面に当接する当接部
    と、前記カードにその抜去方向での係合を得るカード係
    合部とを有し、前記回動式レバーは、前記フォロワー部
    に係合して前記スライダの前記抜去方向へのスライドを
    阻止するスライダ係止部と、回動時に前記フォロワー部
    と前記スライダ係止部との係合を解除して前記スライダ
    を前記抜去方向に押圧して移動させるスライダ押圧部
    と、回動時に前記スライダの移動に伴い前記フォロワー
    部と協働して前記カード係合部と前記カードとの係合を
    解除し前記カードを抜去可能にする解除部とを有するこ
    とを特徴とするカードエッジコネクタ。
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