JPH1139006A - 生産ライン管理装置 - Google Patents

生産ライン管理装置

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JPH1139006A
JPH1139006A JP9195566A JP19556697A JPH1139006A JP H1139006 A JPH1139006 A JP H1139006A JP 9195566 A JP9195566 A JP 9195566A JP 19556697 A JP19556697 A JP 19556697A JP H1139006 A JPH1139006 A JP H1139006A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ライン運営の効率向上を図る。 【解決手段】 情報提供手段を有する設備A1〜An
と、該設備からの情報を受け付ける集中管理手段5と、
作業者8に付随して移動し集中管理手段5からの処置指
令を受信する作業者端末9とを有する。作業者端末9
は、着信を知らせるバイブレーション機能を有する。何
れかの設備で異常が発生すると、それを集中管理手段5
で情報収集し、作業者端末9に処置指令を伝達する。す
ると作業者端末9は振動し、作業者に異常の発生を伝え
る。よって、異常が発生しているか否かの注意義務を作
業者8に課することなしに、確実に異常発生を作業者8
に認識させることができる。また、集中管理手段5は、
各設備の異常に対する処置の優先順位を決定することが
可能である。よって、作業者は作業者端末9の処置指令
に従って作業を進めるだけで、確実かつ効率的な処置を
行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ライン運営の効率
を向上させるための生産ライン管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の加工設備、搬送設備等を組み合わ
せてなる生産ラインは、いずれか1つの装置に異常が発
生しただけで、製品の生産に大きな遅れを生じ、最悪の
場合ライン全体の運転中止に追い込まれる。したがっ
て、運転中の生産ラインを常時監視下におき、異常が発
生した際には迅速な処置を行う必要がある。しかしなが
ら、多数の設備からなる製造ラインを人力のみで監視す
ることは経済的に非効率、かつ、人的ミスが生ずるおそ
れがあることから、従来よりライン管理装置を用い、少
人数の監視員(ライン作業者)によってライン全体の管
理を行っている。
【0003】図7には、従来のライン管理装置を示して
いる。生産ライン1は、複数の設備A1〜Anで構成さ
れている。そして、各設備は伝送路2を介して制御装置
3に接続されている。制御装置3は、生産ラインの何れ
の場所からも見通せる位置に固定(天井等からの釣り下
げによる設置等)された、表示板4を制御するものであ
る。表示板4は、各設備A1〜Anに異常が発生した時
に、該当する表示部分のランプが点灯するようになって
いる。そして、各装置は自らの運転状態等の最新情報を
制御装置に伝達するための情報提供手段を備えている。
よって、各装置の異常は伝送ライン2を介して制御装置
3に瞬時に伝達され、作業者はラインのどの位置にいて
も、設備に異常が発生したことを認識することができ
る。そして、設備の異常を認識した作業者は表示板4の
点灯ランプに該当する設備に向かい、異常を解消するた
めの処置を施す。また、処置済と共に表示板4のランプ
は消灯し、生産ラインが再び通常の稼動状態となったこ
とが作業者に認識される。
【0004】
【発明が解決しょうとする課題】しかしながら、上記構
成をなすライン監視装置には、次のような課題があっ
た。第1に、表示板4の視認性を高めるためには、表示
板4を可能な限り大型化し、かつ、天井釣り下げ等によ
る設置を行う必要がある。よって、設備コストの上昇が
避けられないものであった。また、ライン構成によって
は、表示板4が設備の影に隠れて作業者が直に見ること
ができないこともあり、設備異常の発見が遅れるおそれ
があった。第2に、作業者は表示板4を見ない限り異常
発生がわからず、作業に集中している場合等には、作業
者による異常の発見が遅れるおそれがあった。第3に、
複数のランプが点灯した状態を作業者が発見した場合等
に、どの設備に対する処置を優先するべきかの判断がつ
かず、処置の順序を間違えるおそれがあった。
【0005】以上のごとく、従来のライン監視装置は設
備に異常が発生した時にその対処が遅れがちとなり、ラ
インの稼動率の低下を防ぐにあたり十分なものではなか
った。本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、ラインに異常が発生した時
に、作業者がより適切な処置を施すことを可能とし、以
てライン運営の効率向上を図ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明に係る手段は、情報提供手段を有する設備と、
該設備からの情報を受け付ける集中管理手段と、作業者
に付随して移動し前記集中管理手段からの処置指令を受
信する作業者端末とを有することを特徴とする。
【0007】本発明によると、各設備で生じた異常を集
中管理手段で情報収集し、作業者に付随して移動する作
業者端末に処置指令を伝達する。よって、異常が発生し
ているか否かの注意義務を作業者に課することなしに、
確実に不具合の発生を認識させることができる。
【0008】また、本発明においては、前記集中管理手
段は、設備の異常に対する処置の優先順位を決定する際
に、必要となる情報を予め登録する登録手段と、必要と
なる各設備からの情報を蓄積する蓄積手段と、該登録手
段及び蓄積手段の情報に基づき前記優先順位を決定する
処理手段とを備えることが望ましい。
【0009】この構成により、複数箇所で異常が発生し
た場合に、前記集中管理手段は、前記処理手段において
登録された情報と逐次入手される設備情報とを利用し、
各異常に対して処置を施すべき優先順位を決定する。そ
して、この優先順位に則って作業者端末に処理指令を伝
達する。また、既に決定に用いられた情報等も蓄積して
おくことにより、後の異常発生時において前記優先順位
を決定する際の判断材料に利用する。
【0010】さらに、本発明においては、前記登録手段
には、加工部品、設備構成、予め把握されている異常内
容、条件毎の処置すべき優先順位が登録され、前記蓄積
手段には、生産予定台数、生産済台数、発生する異常に
対応する指令メッセージ、異常発生時間、設備番号、異
常内容、処置の所要時間、作業者が各設備間を移動する
際の移動時間が記憶されることが望ましい。そして、こ
れら各情報に基づいて異常発生時の処置の優先順位を決
定し、作業者端末に処置命令を送る。
【0011】また本発明においては、前記作業者端末は
携帯可能であり、かつバイブレーション機能を備えるこ
とも可能である。この構成により、作業者は異常の発生
を、作業者端末のバイブレーションによって認識するこ
とができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。ここで、従来例と同一部分ま
たは相当する部分については同一符号で示し、詳しい説
明は省略する。
【0013】図1には、本発明の実施の形態に係る生産
ライン管理装置の全体図を示している。生産ライン1
は、複数の設備A1〜Anによって構成されている。こ
れら各設備は、自らの運転状態等の最新情報を、後述す
る集中管理手段5に伝達するための情報提供手段(図示
省略)を備えるものである。そして、各設備A1〜An
は、伝送路2を介して集中管理手段5に接続されてい
る。集中管理手段5としては、ディスプレー等の表示装
置を備えるパーソナルコンピュータを用いることができ
る。この集中管理手段5では、各設備からの情報を受け
付け、設備の異常に対する処置の優先順位を決定する。
また、集中管理手段5は、発振器6、アンテナ7を用い
て処置指令を作業者端末9に発信することができる。
尚、集中管理手段5については追って詳述する。さら
に、作業者8は作業者端末9を携帯し、この作業者端末
9によって集中管理手段5からの処置指令を受信する。
【0014】図2には作業者端末9を、図3には作業者
端末9の内部構成を示している。作業者端末9は、作業
者が腰のベルト等に常時装着することができるように小
型化されている。また、集中管理手段5の処置指令を文
字表示することが可能な表示部10を備えている。この作
業者端末9は、アンテナ7から発信された信号を受信す
るための受信部11、受信をバイブレーションによって作
業者に知らせる振動部12、集中管理手段5の処置指令を
記憶する記憶部13を備える。
【0015】ここで、図4を参照しながら集中管理手段
5の構成についての説明をする。図4には集中管理手段
5の構成を概略的に示している。図示のごとく、集中管
理手段5は、ディスプレー14、インターフェイス(I/
F)15、コントローラ(CPU)16、複数の登録手段で
あるメモリーM1〜M4、複数の蓄積手段であるメモリ
ーM5〜M11、処理手段Pを備える。
【0016】ここで、登録手段であるメモリーM1〜M
4についての簡単な説明をする。 メモリーM1:加工部品名、設備番号、異常内
容、作業者処置中信号を予め登録する。尚、の異常
内容については、ライン設備に発生する異常の内容は予
め把握されていることから、これら異常内容を複数登録
しておく。 メモリーM2:加工している部品名、設備番号及び異常
内容毎に、処置すべき優先順位を予め登録する。 メモリーM3:設備レイアウトを予め登録する。 メモリーM4:設備をグループ分けし、それを予め登録
する。
【0017】続いて、蓄積手段であるメモリーM5〜M
11についての簡単な説明をする。 メモリーM5:生産予定台数を記憶する。 メモリーM6:生産済台数を記憶する。 メモリーM7:発生する異常毎に、作業者端末に発信す
るメッセージを複数記憶する。 メモリーM8:異常発生日時、設備番号、異常内
容を記憶する。 メモリーM9:設備番号及び異常内容毎の作業時間であ
る処置中信号(異常に対する処置を開始すると、該設備
の情報提供手段から処置中である旨を知らせる信号)
の、ONからOFFまでの時間を記憶する。 メモリーM10:設備間の移動時間(処置中信号のOFF
からONまでの時間)を記憶する。 メモリーM11:異常処置待ち設備の設備番号、異常
内容を記憶する。
【0018】また、処理手段Pは、後述する様々な判断
材料に基づき、設備異常に対する処置の順番について優
先順位の決定を行うためのプログラムを含むものであ
る。
【0019】ここで、生産ラインに異常が発生してから
処置を施すまでの流れを、図1〜図4に基づいて説明す
る。ライン1の設備A1〜Anの何れかに異常が発生す
ると、該当する設備の情報提供手段から異常を知らせる
信号(以下「異常信号」という)が自動的に出力され
る。この信号は、伝送路2を通じて集中管理手段5に伝
えられる。集中管理手段5のCPU16では、受け付けた
異常信号と、メモリーM1に登録された情報とを比較
し、異常信号を発した設備番号(A1〜Anのいずれ
か)及び異常内容の把握をする。そして、I/F15を介
してディスプレー14に異常発生状況が表示される。ま
た、メモリーM8に異常発生日時、設備番号及び異常内
容を記憶する。
【0020】同時に、CPU16は異常が発生した設備番
号及び異常内容を含む処置指令を、発振器6、アンテナ
7によって作業者端末9に発信する。作業者端末9で
は、該処理指令を受信部11で受け、直ちに振動部12のバ
イブレーションを開始し、かつ、表示部10に異常が発生
した設備番号及び異常内容を表示する。
【0021】作業者は、作業者端末9のバイブレーショ
ンを感じて、異常の発生を認識する。よって、もし他の
作業に集中しているような場合でも、確実に以上の発生
を知ることができる。この時点で、作業者は現作業を一
時中断し、作業者端末9の表示部10を見る。そして、現
作業に一区切りをつけてから異常が発生した設備に向か
う。
【0022】作業者が該当する設備に到着し、処置を開
始すると同時に、該当する設備の情報提供手段からは処
置中信号が出力される。この処置中信号は、該信号の発
信スイッチを各設備に設け、作業者がそのスイッチを操
作することによりON−OFFするものでもよく、ま
た、作業者が処置を開始する際に行う設備の操作に連動
して、自動的にON−OFFするものでもよい。そし
て、この信号は伝送路2を通じて集中管理手段5に伝え
られる。集中管理手段5のCPU16では、この処置中信
号によって、作業者の現在位置すなわちどの設備に携わ
っているかということを認識する。また、受け付けた処
置中信号と、メモリーM1に登録された情報とを比較
し、処置中の設備番号及び処置内容の確認をする。そし
て、メモリーM8に、異常発生日時、異常が発生した設
備番号、異常内容を記憶し、かつ、I/F15を介してデ
ィスプレー14に処置状況を表示する。
【0023】また、CPU16では、処置中信号がONと
なってから、処置が完了して処置中信号がOFFとなる
までの時間(以下「作業時間」という)を、設備番号、
異常内容と共に、メモリーM9に記憶する指令をする。
このメモリーM9に記憶された作業時間は、設備異常に
対する処置の順番について優先順位の決定を行う際に
(後述する)、その判断材料として利用することができ
るものであり、発生した異常に処置を施す度に、記憶、
蓄積していく。
【0024】ところで、ある設備(仮に設備A1とす
る)の異常に対する処置をしているその時に、他の設備
(仮に設備A2とする)で異常が発生した場合には、集
中管理手段5から作業者端末9へとその旨が伝達され
る。そして、作業者は設備A1の処置が終わった後に設
備A2の処置へと向かうことになる。このような場合に
は、CPU16では、設備A1の処置中信号がOFFとな
ってから、設備A2の処置中信号がONとなるまでの時
間(以下「移動時間」という)をメモリーM10に記憶す
る指令を出す。このメモリーM10に記憶された移動時間
は、設備異常に対する処置の順番について優先順位の決
定を行う際に(後述する)、その判断材料として利用す
るものであり、その情報は逐次記憶、蓄積される。
【0025】本実施の形態に係る生産ライン管理装置
は、このような手順で設備に発生した異常を処置するこ
とができる。この際、作業者は如何なる場所にいても、
また、作業に集中していても新たな異常の発生を確実に
把握し、かつ、その異常がどの設備で発生しているかと
いうことも正確に知ることができる。また、本発明の実
施の形態に係る生産ライン管理装置は、複数の設備に異
常が発生しかつそれらの処置が累積しているような場
合、すなわち、処置待ち設備が複数あるような場合にお
いて、全ての処置を最も短時間で行うことができるよう
に、処置を施す設備に優先順位をつけることが可能とな
っている。
【0026】ここで、上記優先順位の決定手順について
を、図5、図6に示すフローチャートを主に参照しなが
ら説明する。 (0) ライン1の設備A1〜Anの何れかに異常が発生す
ると、該当する設備の情報提供手段から異常信号(以下
「最新の異常信号」という)が出力され、伝送路2を通
じて集中管理手段5に伝えられる。
【0027】(1) 集中管理手段5では、最新の異常信号
を受け付ける以前に、その他の設備で異常が発生してい
るか否かを、メモリーM8から検索する。そして、最新
の異常信号を受け付ける以前に異常が発生していなけれ
ば、最新の異常信号を発信した設備の処置を指令するメ
ッセージ(パターンP1)をメモリーM7から選択し
て、作業者端末9に送信する。 (2) ステップ(1) で、最新の異常信号を受け付ける以前
に異常が発生していることが確認されると、その時点で
既に処置待ちとなっている設備がある(作業者が既に何
れかの装置の処置に当たっており、さらに別の設備が処
置を待っている状態)か否かを、メモリーM11から判断
する。そして、処置待ちの設備が無いと判断されると、
最新の異常信号を発信した設備の処置指令に関するメッ
セージ(パターンP2)をメモリーM7から選択して、
作業者端末9に送信する。
【0028】(3) ステップ(2) で、処置待ちとなってい
る設備があることが確認されると、最新の異常信号が既
に設備が停止したことを知らせる「停止信号」か、若し
くはまもなく停止することを知らせる「予報信号」かを
判断する。そして、予報信号である場合には、メモリー
M11に最新の異常信号に係る設備番号、異常内容を記憶
し、異常処置待ち状態とする。また、作業者に対し、新
たに別の設備において異常が発生したことを知らせるた
め、現在処置に当たっている設備に異常が発生した時と
同様のメッセージ(パターンP3)をメモリーM7から
選択し、作業者端末9に送信する。 (4) ステップ(3) において、最新の異常信号が停止信号
であることが確認されると、最新の異常信号を発信して
いる設備が、作業者が現在処置を施している設備と同一
グループのものであるか否かを、メモリーM4から判断
する。
【0029】(5) ステップ(4) において、同一グループ
であることが確認されると、最新の異常信号に係る異常
内容が、処置待ちの設備に係る異常内容に比べて、処置
を行う優先順位が上であるか否かを、メモリーM2から
判断する(図6参照)。 (5-1) その結果、最新の異常信号に対する処置の方が優
先順位が下の場合には、メモリーM11に最新の異常信号
に係る設備番号、異常内容を記憶し、異常処置待ち状態
とする。また、作業者に対し、新たに別の設備において
異常が発生したことを知らせるため、現在処置に当たっ
ている設備の、異常発生時と同様のメッセージ(パター
ンP5)をメモリーM7から選択し、作業者端末9に送
信する。
【0030】(5-2) また、最新の異常信号に対する処置
の方が優先順位が上の場合には、最新の異常信号を発信
した設備の処置を指令するメッセージ(パターンP4)
をメモリーM7から選択して、作業者端末9に送信す
る。なお、P4を発信するタイミングとしては、次の2
つのうちから予め選択することができる。1つは、最新
の異常信号を発信した設備の設備番号、異常内容を直ち
に送信する。すなわち、作業者の現状に関係なく全ての
メッセージを送信する。もう1つは、作業者が移動中で
処置中信号が何れの設備においてもONとなっていない
場合には、まず他の設備で異常が発生した旨のメッセー
ジのみを作業者端末9に送信する。そして、作業者が処
置待ちの設備に対する処置を開始し、かつ、処置中信号
がONとなった後に、該当する設備の設備番号、異常内
容を送信する。
【0031】(6) ステップ(4) において、最新の異常信
号を発信している設備が、作業者が現在処置を施してい
る設備(もしくは処置を施すために向かっている設備)
と別グループであることが確認されると、当該別グルー
プの生産済台数が予定台数に達しているか否かを、メモ
リーM5(生産予定台数を記憶)、メモリーM6(生産
済台数を記憶)より判断する。
【0032】その結果、当該別グループの生産済台数が
予定台数に達していないときは、最新の異常信号を発信
している設備(当該別グループ)へと作業者が向かうよ
う指令するメッセージ(パターンP6)をメモリーM7
から選択し、作業者端末9に送信する。なお、作業者端
末9に指令を送信するタイミングとしては、次の2つか
ら予め選択する。1つは、直ちに最新の異常信号を発信
した設備の設備番号、異常内容を送信する。もう1つ
は、作業者が移動中で処置中信号が何れの設備において
もONとなっていない場合には、まず他の設備で異常が
発生した旨のメッセージのみを作業者端末9に送信す
る。そして、作業者が処置待ちの設備に対する処置を開
始して処置中信号がONとなった後に、作業者端末9に
対し、該当する設備の設備番号、異常内容を送信する。
【0033】(7) ステップ(6) において、最新の異常信
号を発信している設備が含まれる当該別グループの生産
済台数が、予定台数に達していると判断されると、同一
グループの処置待ち設備への移動時間と、当該別グルー
プの設備(最新の異常信号を発信している設備)への移
動時間とを、メモリーM3(設備レイアウト)、メモリ
ーM4(設備のグループ分け)に記憶された設備構成
や、メモリーM10(設備間の移動時間)の記憶内容に基
づいて比較する。
【0034】(7-1) その結果、同一グループの処置待ち
設備への移動時間が長いと判断されると、最新の異常信
号を発信する当該別グループの設備へ作業者が向かうよ
うに、メモリーM7からメッセージ(パターンP8)を
選択し、作業者端末9に送信する。この場合にも、作業
者端末9にメッセージを送信するタイミングを予め選択
することができる。タイミングの1つは、直ちに最新の
異常信号を発信した設備の設備番号、異常内容を送信す
る。もう1つは、作業者が移動中で処置中信号が何れの
設備においてもONとなっていない場合には、まず他の
設備で異常が発生した旨のメッセージのみを作業者端末
9に送信する。そして、作業者が処置待ちの設備に対す
る処置を開始して処置中信号がONとなった後に、作業
者端末9に対し該当する設備の設備番号、異常内容を送
信する。
【0035】(7-2) また、同一グループの処置待ち設備
への移動時間が短いと判断されると、同一グループの処
置待ち設備へ作業者が向かうように、メモリーM7から
メッセージ(パターンP7)を選択し、作業者端末9に
送信する。この場合には、メモリーM11において、優先
的に処置されることとなった同一グループの処置待ち設
備の設備番号、異常内容を消去し、後回しとなった最新
の異常信号を発信する設備の設備番号、異常内容を記憶
する。この場合でも、ステップ(7-1) と同様に、作業者
端末9にメッセージを送信するタイミングを予め選択す
ることができる。
【0036】上記のごとく、各設備(A1〜An)で生
じた異常を集中管理手段5で情報収集し、かつ、複数箇
所で異常が発生した場合に、処置を施すべき優先順位を
集中管理手段5で決定して、作業者端末9にその優先順
位にしたがって処置指令を伝達する。
【0037】上記構成をなす本発明の実施の形態より得
られる作用効果は、以下の通りである。本実施の形態に
係る生産ライン管理装置は、集中管理手段5によって、
各設備で生じた異常を情報収集し、作業者8が携帯する
作業者端末9に異常発生情報を伝達する。しかも、作業
者端末9はバイブレーション機能を備えるので、常に作
業者端末9に注意を払うことなく、振動で異常の発生を
知ることができる。よって、作業者の現在位置や、作業
状況に影響されることなく、かつ、従来のように、表示
板に対する注意義務を作業者に課することなく、作業車
に確実に異常の発生を認識させることが可能となる。
【0038】また、集中管理手段は、設備の異常に対す
る処置の優先順位を決定する際に、必要な情報を予め登
録するメモリーM1〜M4と、各設備からの情報を蓄積
するメモリーM5〜M11とを備え、さらに、これらメモ
リーの情報に基づき、処理手段Pによって、設備の異常
に対する処置の優先順位を決定することが可能となって
いる。したがって、複数の設備に異常が発生しかつそれ
らの処置が累積しているような場合、すなわち、処置待
ち設備が複数あるような場合において、全ての処置を最
も短時間で行うことができるよう、作業者に最適な作業
指示をすることができる。このため、作業者は作業者端
末9のメッセージにしたがって作業を進めるだけで、確
実かつ効率的な処置を行うことができる。このことは、
作業者の負担を軽減し、作業者の技量に左右されること
なくライン運営の効率化、安定化を図ることが可能とな
る。
【0039】しかも、既に測定に用いられた情報等も蓄
積しておくことにより、後の異常発生時において前記優
先順位を決定する際の判断材料に利用することが可能と
なり、より適した優先順位の決定を行うことが可能とな
る。また、これら蓄積情報は、集中管理手段5のディス
プレー14に表示することが可能であり、いつでも異常発
生履歴として確認することができる。また、作業者端末
9は携帯可能とするために小型軽量であり、これを身に
つけることが作業者の負担になることはなく、しかも、
従来の天井釣り下げ式の表示板に比べ、設備費用を大幅
に抑えることができる。
【0040】ところで、本発明の実施の形態おける説明
では、作業者が1人である場合を想定しているが、当然
のごとく、生産ラインに2人以上の作業者を配置する場
合にも適用可能である。この場合には、各作業者に対し
てテリトリーを設定し、該テリトリー毎に上記説明と同
様のライン管理を行えばよい。
【0041】
【発明の効果】本発明はこのように構成したので、以下
のような効果を有する。本発明の請求項1に係る生産ラ
イン管理装置によると、各設備で生じた異常を集中管理
手段で情報収集し、作業者に付随して移動する作業者端
末に処置指令を伝達するので、異常が発生しているか否
かの注意義務を作業者に課することなしに、確実に不具
合の発生を認識させることができる。よって、従来の表
示板を用いる手法のように、設備異常の発生に気がつく
のが遅れることによるライン停止時間の増加と、それに
よるライン稼働率の低下とを防止することができる。
【0042】また、本発明の請求項2に係る生産ライン
管理装置によると、複数箇所で異常が発生した場合に、
前記集中管理手段は、前記処理手段において登録された
情報と逐次入手される設備情報とを利用し、各異常に対
して処置を施すべき優先順位を決定する。また、既に決
定に用いられた情報等も蓄積しておくことにより、後の
異常発生時において前記優先順位を決定する際の判断材
料に利用することができる。よって、情報の蓄積と共に
より適した優先順位の決定を行うことが可能となる。
【0043】また、本発明の請求項3に係る生産ライン
管理装置によると、加工部品、設備構成、予め把握され
ている異常内容、条件毎の処置すべき優先順位、生産予
定台数、生産済台数、発生する異常に対応する指令メッ
セージ、異常発生時間、設備番号、異常内容、処置の所
要時間、作業者が各設備間を移動する際の移動時間の各
情報に基づき、異常発生時の処置の優先順位を決定し、
作業者端末に最適の優先順位に基づいて処置命令を送る
ことができる。よって、ライン運営の効率向上を図るこ
とが可能となる。
【0044】さらに、本発明の請求項4に係る生産ライ
ン管理装置によると、前記作業者端末は携帯可能であ
り、かつバイブレーション機能を備えることから、作業
者は異常の発生を、作業者端末のバイブレーションによ
って認識することができる。したがって、作業者の現在
位置や、作業状況に影響されることなく、かつ、従来の
ように表示板に対する注意義務を課することなく確実に
作業者に異常の発生を認識させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る生産ライン管理装置
の全体摸式図である。
【図2】図1に示す生産ライン管理装置の作業者端末を
示す摸式図である。
【図3】図2に示す作業者端末の構成を示すブロック図
である。
【図4】図1に示す生産ライン管理装置の集中管理手段
の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る生産ライン管理装置
において、複数の設備に異常が発生したときに、処置を
施す設備に優先順位をつけるための制御手順を示すフロ
ーチャートである。
【図6】図5に続く制御手順を示すフローチャートであ
る。
【図7】従来の生産ライン管理装置の該略図である。
【符号の説明】
1 生産ライン 2 伝送路 5 集中管理手段 6 発振器 7 アンテナ 8 作業者 9 作業者端末 A1〜An 設備

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報提供手段を有する設備と、該設備か
    らの情報を受け付ける集中管理手段と、作業者に付随し
    て移動し前記集中管理手段からの処置指令を受信する作
    業者端末とを有する生産ライン管理装置。
  2. 【請求項2】 前記集中管理手段は、設備の異常に対す
    る処置の優先順位を決定する際に、必要となる情報を予
    め登録する登録手段と、必要となる各設備からの情報を
    蓄積する蓄積手段と、該登録手段及び蓄積手段の情報に
    基づき前記優先順位を決定する処理手段とを備えること
    を特徴とする請求項1記載の生産ライン管理装置。
  3. 【請求項3】 前記登録手段には、加工部品、設備構
    成、予め把握されている異常内容、条件毎の処置すべき
    優先順位が登録され、前記蓄積手段には、生産予定台
    数、生産済台数、発生する異常に対応する指令メッセー
    ジ、異常発生時間、設備番号、異常内容、処置の所要時
    間、作業者が各設備間を移動する際の移動時間が記憶さ
    れることを特徴とする請求項2記載の生産ライン管理装
    置。
  4. 【請求項4】 前記作業者端末は携帯可能であり、かつ
    バイブレーション機能を備えることを特徴とする請求項
    1ないし3のいずれかに記載の生産ライン管理装置。
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