JP2003256624A - 作業支援装置 - Google Patents

作業支援装置

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JP2003256624A
JP2003256624A JP2002057789A JP2002057789A JP2003256624A JP 2003256624 A JP2003256624 A JP 2003256624A JP 2002057789 A JP2002057789 A JP 2002057789A JP 2002057789 A JP2002057789 A JP 2002057789A JP 2003256624 A JP2003256624 A JP 2003256624A
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JP2002057789A
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Naoki Aoyama
直樹 青山
Hiromitsu Shimakawa
博光 島川
Hiroo Kamiyo
浩夫 神余
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]

Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業遅延が発生した場合の作業効率を改善す
る。 【課題手段】 作業報告受取部15は携帯端末2から受
け取った作業開始報告と作業進捗状況を作業進捗データ
ベース13に記録し、作業計画管理部11が、作業計画
データベース12に記録されている作業計画と作業進捗
データベース13に記録されている作業進捗状況とを比
較し、作業進捗状況に遅延が生じた場合に、作業計画を
変更して作業計画データベース12に記録し、作業通知
部14が作業計画データベース12に記録されている変
更された作業計画を携帯端末2に通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はプラントや工場に
おける作業を支援する作業支援装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図5は特開平11−259119号広報
に開示された従来の作業支援装置の構成を示すブロック
図である。図において、100はホスト計算機により構
成され保守作業に関する情報を集中的に管理し、プラン
ト200の保守作業を支援する作業支援装置、300は
作業者が携帯し、作業支援装置100から保守作業に関
する情報を受信し、保守作業の進捗状況を作業支援装置
100に送信する携帯式計算機、400は作業支援装置
100と携帯式計算機300間の通信を中継、転送する
データ通信用ターミナルである。また、図5の作業支援
装置100において、101は種々の要求に対し必要な
データを取得しデータ処理を行う作業評価部、102は
保守作業計画を保存する保守予定作業保存部、103は
保守作業の進捗状況を記録する保守作業記録部、104
は保守作業の実行可能性の評価基準を管理する評価用デ
ータベース、105は保守作業に関する情報を格納し管
理する保守作業データベース、106はユーザとのイン
タフェースをなすホスト側マンマシンインタフェース、
107は携帯式計算機300と通信を行うホスト側デー
タ通信部である。
【0003】次に動作について説明する。作業者は保守
作業開始時に、データ通信用ターミナル400を介し
て、携帯式計算機300を作業支援装置100に接続し
予定の保守作業項目を送信する。作業支援装置100の
作業評価部101は、保守予定作業保存部102を参照
し、受信した保守作業項目が計画されている保守作業項
目かを確認し、また、必要に応じて、保守作業記録部1
03を参照して、その前に完了すべき保守作業が完了し
ているかを確認する。
【0004】この作業評価部101による保守作業の実
行予定の確認結果は、データ通信用ターミナル400を
介して、携帯式計算機300に送信されて作業者に通知
される。作業者は、携帯式計算機300から実行予定の
保守作業項目の作業手順、作業の注意事項を検索する
と、作業評価部101は保守作業データベース105か
ら保守作業項目の作業手順、作業の注意事項を取得して
携帯式計算機300に送信する。
【0005】受信した保守作業項目の作業手順、作業の
注意事項に基づき、作業者が所定の保守作業を行い、携
帯式計算機300によりその保守作業の進捗状況を作業
支援装置100に送信する。作業支援装置100の作業
評価部101は受信した保守作業の進捗状況を保守作業
記録部103に記録し、ホスト側マンマシンインタフェ
ース106に出力する。
【0006】また、作業支援装置100は、携帯式計算
機300から送信された保守作業項目に対して、必要に
応じてプラント200の運転状態を確認し、保守作業の
実行可能性の評価基準を管理する評価用データベース1
04を参照し、その保守作業項目の実行可能性の確認を
行い、実行可能性の確認結果を携帯式計算機300に送
信する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の作業支援装置1
00は以上のように構成されているので、保守作業デー
タベース105に基づいた作業指示と、その作業の完了
報告から進捗状況を確認することしかできず、作業遅延
や不具合が発生した場合に、動的に作業計画を変更した
り、不具合対策のための対策作業を割り込ませることが
できず、作業遅延や不具合が発生した場合の作業効率を
改善できないという課題があった。
【0008】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、発生した作業遅延や不具合に対応
して、動的に作業計画を変更したり、不具合対策のため
の対策作業を割り込ませることができ、作業遅延や不具
合が発生した場合の作業効率を改善できる作業支援装置
を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る作業支援
装置は、作業計画管理部が、作業計画データベースに記
録されている作業計画と作業進捗データベースに記録さ
れている作業進捗とを比較し、作業進捗に遅延が生じた
場合に作業計画を変更し、作業通知部が変更された作業
計画を本装置外部の作業者、作業管理者または他の計算
機システムに通知するものである。
【0010】この発明に係る作業支援装置は、作業計画
管理部が作業計画データベースに記録されている作業計
画に含まれる作業開始予定時期を確認し、作業通知部が
作業開始指示と作業計画を本装置外部に通知するもので
ある。
【0011】この発明に係る作業支援装置は、作業報告
受取部が本装置外部から作業開始を希望する作業開始要
求を受け取った場合に、作業通知部が作業開始指示と作
業計画を本装置外部に要求するものである。
【0012】この発明に係る作業支援装置は、作業計画
データベースに作業を実施するために必要な作業手順や
注意説明等の作業要領を記録し、作業報告受取部が本装
置外部から作業要領の通知要求を受け取った場合に、作
業通知部が作業要領を本装置外部に通知するものであ
る。
【0013】この発明に係る作業支援装置は、作業計画
データベースに作業対象の異常や不具合に対する対策作
業を記録し、作業報告受取部が作業対象の異常や不具合
の報告を受け取った場合に、作業計画管理部が作業計画
データベースに記録されている対策作業を参照して対策
作業計画を立案し、作業通知部が対策作業計画を本装置
外部に通知するものである。
【0014】この発明に係る作業支援装置は、作業計画
データベースに作業対象の異常や不具合に対する対策作
業を記録し、運転監視部が監視した運転状態に異常や不
具合があった場合に、作業計画管理部が作業計画データ
ベースに記録されている対策作業を参照して対策作業計
画を立案し、作業通知部が作業対策作業計画を本装置外
部に通知するものである。
【0015】この発明に係る作業支援装置はネットワー
クを介して本装置外部の携帯端末と接続されているもの
である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による作
業支援装置の構成を示すブロック図であり、図におい
て、1はホスト計算機を使用し保守点検等の作業全体を
管理する作業支援装置、2a、2bは作業者が各自保有
している携帯端末、3は作業支援装置1と携帯端末2
a、2bを接続する有線、無線または公衆回線等のネッ
トワークである。
【0017】また、図1の作業支援装置において、11
は作業計画と作業進捗を管理し、必要に応じて作業計画
を変更する作業計画管理部、12は作業計画と作業対象
の異常や不具合に対する対策作業を記録している作業計
画データベースであり、この作業計画としては、作業開
始完了予定時期、作業工程、作業内容、作業手順や注意
説明等の作業要領、担当する作業者リスト等が記録され
ている。
【0018】さらに、図1の作業支援装置1において、
携帯端末2は作業工程が完了するごとに各作業工程の完
了報告を作業報告受取部15に送信する。13は、その
完了報告に基づいた作業進捗と作業対象の異常や不具合
の報告を記録している作業進捗データベース、14は作
業計画管理部11の指示に基づき作業開始指示と作業進
捗データベース13に記録されている作業計画とを携帯
端末2に通知する作業通知部、15は携帯端末2からの
作業工程ごとの完了報告による作業進捗と作業対象の異
常や不具合を受け取り作業進捗データベースに記録する
作業報告受取部である。
【0019】次に動作について説明する。図2は作業支
援装置の処理の流れを示すフローチャートである。ステ
ップST11において、作業計画管理部11は、作業計
画データベース12に記録されている作業計画の作業開
始予定時期を確認し、作業開始予定時期になっていれ
ば、ステップST12において作業通知部14は作業計
画管理部11の指示に基づき作業開始指示と作業計画デ
ータベース12に記録されている作業計画を、ネットワ
ーク3を介して作業者が保有する携帯端末2に送信す
る。
【0020】作業開始指示と作業計画を受信した作業者
が、作業計画に基づいて実際に作業を開始し、携帯端末
2からネットワーク3を介して、作業開始報告を作業支
援装置1に送信すると、ステップST13において作業
報告受取部15は携帯端末2からの作業開始報告を受信
し作業進捗データベース13に記録する。
【0021】作業者が受信した作業計画に基づいて作業
工程ごとに作業を実施し、作業工程ごとの作業を完了さ
せるたびに、携帯端末2からネットワーク3を介して作
業工程ごとの完了報告による作業進捗を作業支援装置1
に送信すると、ステップST14において作業報告受取
部15は携帯端末2からの作業工程ごとの完了報告によ
る作業進捗を受け取り作業進捗データベース13に記録
する。
【0022】ステップST15において、作業計画管理
部11は作業計画データベース12に記録されている作
業計画と作業進捗データベース13に記録されている作
業進捗を比較し、作業進捗が作業計画の作業完了予定時
期どおりであるかを確認する。
【0023】ステップST15で作業開始完了予定時期
どおりに作業が進捗しておらず、予め定めた所定の遅延
以上に作業遅延している場合には、ステップST16に
おいて作業計画管理部11は作業計画データベース12
に記録されている作業計画を、遅れを取り戻すために変
更し、変更した作業計画を作業計画データベースに記録
する。
【0024】例えば、遅延している作業工程にシーケン
シャルに続く後続の作業工程に対して、並行処理または
前倒し着工できる作業工程があれば、作業計画管理部1
1は新たに担当する作業者を特定したり、後続作業に対
して優先度を高くすることで作業計画を変更して作業計
画データベース12に記録する。このとき、作業計画管
理部11は、必要に応じて作業者の増員や機材手配の優
先も作業計画に組み入れる。
【0025】ステップST17において、作業通知部1
4が作業計画管理部11の指示に基づき、作業計画デー
タベース12に記録されている変更された作業計画をネ
ットワーク3を介して作業者が保有する携帯端末2に送
信する。
【0026】作業者が変更された作業計画に基づいて作
業工程ごとに作業を実施し、作業工程毎の作業を完了さ
せるたびに、携帯端末2からネットワーク3を介して、
作業工程ごとの完了報告を作業支援装置1に送信して、
ステップST14の処理を上記と同様に行う。
【0027】上記ステップST15で、作業開始完了予
定どおりに作業が進捗している場合には、ステップST
18において作業計画管理部11は作業計画データベー
ス12に記録されている作業計画と作業進捗データベー
ス13に記録されている作業進捗を比較して、全ての作
業工程が完了しているかを確認する。
【0028】ステップST18ですべての作業工程が完
了していない場合には、ステップST14に戻って上記
の処理を繰り返し、全ての作業工程が完了している場合
には処理を終了する。
【0029】図2に示す処理では、ステップST11で
作業計画管理部11が作業開始予定時期を確認し、作業
開始予定時期になっていればステップST12の処理を
行うことで作業支援装置1からのトリガーにより作業開
始指示と作業計画を送信しているが、ステップST11
で作業開始予定時期になる前に作業報告受取部15が携
帯端末2からの作業開始を希望する作業開始要求を受け
取って、ステップST12の処理を行うことで作業者の
都合のよいときに作業開始指示と作業計画を送信しても
よい。
【0030】また、ステップST12で作業通知部14
は、作業計画管理部11の指示に基づき、作業計画デー
タベース12に記録されている作業計画に含まれている
作業要領を携帯端末2に送信しているが、作業開始予定
時期前における作業者の事前準備が必要な場合には、作
業報告受取部15が携帯端末2からの作業要領の送付要
求を受け取り、作業通知部14が作業計画管理部11の
指示に基づき、作業計画データベースに記録されている
作業要領を携帯端末2に送信してもよい。
【0031】また、作業計画に担当の作業者が作業者リ
ストに予め設定されているが、作業計画データベース1
2に作業を行う予定の作業者全員の作業者リストを記録
し、作業計画管理部11が作業者リストの中から作業者
を特定するようにしてもよい。
【0032】図3は作業対象に異常や不具合が発生した
場合の作業支援装置の処理の流れを示すフローチャート
である。ステップST21において、作業報告受取部1
5が携帯端末2から、作業対象の異常発生の報告や不良
ロット等の不具合の報告を受け取り作業進捗データベー
ス13に記録する。
【0033】ステップST22において作業計画管理部
11は作業進捗データベース13に記録されている異常
や不具合から、作業計画データベース12に記録されて
いる異常や不具合に対する対策作業を参照し、対策作業
計画を立案して作業計画データベース12に記録する。
ここでは、作業計画管理部11は対策作業を実施するた
めの作業開始完了予定、作業工程、作業内容、担当の作
業者を決定して対策作業計画を立案する。この場合、必
要であれば対策作業を高優先度作業として既に実施中の
作業に割り込みをかけた作業開始完了予定とする。
【0034】ステップST23において、作業通知部1
4は作業計画管理部11の指示に基づき、作業計画デー
タベース12に記録されている対策作業計画を読み出し
て携帯端末2に送信する。
【0035】作業者が実際に対策作業を実施し、携帯端
末2からネットワーク3を介して対策作業完了報告を作
業支援装置1に送信すると、ステップST24におい
て、作業報告受取部15は携帯端末2からの対策作業完
了報告を受け取り作業進捗データベース13に記録す
る。
【0036】ステップST25において、作業計画管理
部11は作業計画データベース12に記録されている対
策作業計画と作業進捗データベース13に記録されてい
る対策作業完了報告を比較し、作業対象の異常や不具合
に対する対策作業の完了を確認する。
【0037】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、作業支援装置1が、作業計画と携帯端末2から受け
取った作業進捗状況を比較して、作業進捗状況に遅延が
生じた場合に、動的に作業計画を変更して作業者に通知
して作業進捗状況を管理するので、作業進捗状況に遅延
が生じた場合の作業効率を向上させることができるとい
う効果が得られる。
【0038】また、この実施の形態1によれば、作業対
象に異常や不具合が発生した場合に、作業支援装置1は
異常や不具合を解消するために対策作業計画を立案して
作業者に通知するので、異常や不具合に対する処理を迅
速にでき、異常や不具合が生じた場合の作業効率を向上
させることができるという効果が得られる。
【0039】さらに、この実施の形態1によれば、作業
計画管理部11が作業計画データベース12に記録され
ている作業計画に含まれる作業開始予定時期を確認し、
作業通知部14が作業開始指示と作業計画を作業者に通
知することにより、作業支援装置1からタイムリーに作
業開始指示と作業計画を作業者に通知することができ
る。
【0040】さらに、この実施の形態1によれば、作業
者が作業可能となったことを意味する作業開始要求を作
業報告受取部15が受け取った場合に、作業通知部14
が作業開始指示と作業計画を作業者に通知することで、
作業者の指示待ちや作業待ちを短縮できるという効果が
得られる。
【0041】さらに、この実施の形態1によれば、作業
計画データベース12に作業を実施するために必要な作
業手順や注意説明等の作業要領を記録し、作業報告受取
部15が作業者から上記作業要領の通知要求を受け取っ
た場合に、作業通知部14が作業要領を作業者に通知す
ることにより作業者は作業開始の前に作業についての事
前準備を行うことができるという効果が得られる。
【0042】さらに、この実施の形態1によればネット
ワーク3を介して携帯端末2と接続されていることによ
り、作業支援装置1から離れた場所における作業対象の
作業効率を向上できるという効果が得られる。
【0043】実施の形態2.図4はこの発明の実施の形
態2による作業支援装置の構成を示すブロック図であ
り、図において4は保守点検の作業対象となるプラン
ト、5は保守点検の作業対象となる工場、6は作業支援
装置1とプラント4や工場5を接続するLAN(Loc
al Area Network)であり、16は作業
支援装置1に備えられ、LAN6を介してプラント4や
工場5の運転状況を監視し、異常や不具合があった場合
に作業計画管理部11に通知する運転監視部であり、そ
の他の構成は形態1の図1の示す構成と同等である。
【0044】次に動作について説明する。プラント4や
工場5の保守点検作業の場合に、異常や不具合について
は作業者からの報告だけでなく、プラント4や工場5の
運転データの異常値や警報からも得ることができる。
【0045】運転監視部16はLAN6を介してプラン
ト4や工場5の運転状況を監視し、異常や不具合があっ
た場合に作業計画管理部11に通知する。作業計画管理
部11は運転監視部16から通知された異常や不具合か
ら、作業計画データベース12に記録されている異常や
不具合に対する対策作業を参照し、対策作業計画を立案
して作業計画データベース12に記録する。作業通知部
14は作業計画管理部11の指示に基づき、作業計画デ
ータベース12に記録されている対策作業計画を読み出
して携帯端末2に送信する。
【0046】運転監視部16の監視により、プラント4
や工場5の運転状況が正常に戻っても、異常や不具合の
根本的要因が解決したとは限らないので、携帯端末2か
らの作業完了報告を以って対策完了とみなす。
【0047】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、作業支援装置1が作業者からの作業報告だけでな
く、プラント4や工場5の運転状況を監視し、異常や不
具合に対して対策作業計画を立案し、作業者に対策作業
計画を通知することにより、プラント4や工場5の運転
状況に異常や不具合が生じた場合の作業効率を向上でき
るという効果が得られる。
【0048】上記実施の形態1および実施の形態2で
は、保守点検作業について動的に作業計画を変更した
り、対策作業を割り込ませているが、保守点検作業にか
かわらず、その他の一般的な作業についても同様に動的
に作業計画を変更したり対策作業を割り込ませることが
できる。
【0049】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、作業
計画管理部が作業計画データベースに記録されている作
業計画と作業進捗データベースに記録されている作業進
捗とを比較し、作業進捗に遅延が生じた場合に作業計画
を変更し、作業通知部が変更された作業計画を本装置外
部に通知することにより、作業進捗に遅延が生じた場合
の作業効率を向上させることができるという効果があ
る。
【0050】この発明によれば、作業計画管理部が作業
計画データベースに記録されている作業計画に含まれる
作業開始予定時期を確認し、作業通知部が作業開始指示
と作業計画を本装置外部に通知することにより作業支援
装置からタイムリーに作業開始指示と作業計画を本装置
外部に通知することができるという効果がある。
【0051】この発明によれば、作業報告受取部が本装
置外部から作業開始を希望する作業開始要求を受け取っ
た場合に、作業通知部が作業開始指示と作業計画を本装
置外部に通知することにより、本装置外部の都合のよい
ときに作業開始指示と作業計画を本装置外部に通知する
ことができるという効果がある。
【0052】この発明によれば、作業計画データベース
に作業を実施するために必要な作業手順や注意説明等の
作業要領を記録し、作業報告受取部が本装置外部から上
記作業要領の通知要求を受け取った場合に、作業通知部
が作業要領を本装置外部に通知することにより、本装置
外部の作業者は作業開始の前に作業についての事前準備
を行うことができるという効果がある。
【0053】この発明によれば、作業計画データベース
に作業対象の異常や不具合に対する対策作業を記録し、
作業報告受取部が作業対象の異常や不具合の報告を受け
取った場合に、作業計画管理部が作業計画データベース
に記録されている対策作業を参照して対策作業計画を立
案し、作業通知部が対策作業計画を本装置外部に通知す
ることにより、異常や不具合が発生した場合の作業効率
を向上させることができるという効果がある。
【0054】この発明によれば、作業計画データベース
に作業対象の異常や不具合に対する対策作業を記録し、
運転監視部が監視した運転状況に異常や不具合があった
場合に作業計画管理部が作業計画データベースに記録さ
れている対策作業を参照して対策作業計画を立案し、作
業通知部が対策作業計画を本装置外部に通知することに
より、運転監視部が監視した運転状況に異常や不具合が
発生した場合の作業効率を向上できるという効果があ
る。
【0055】この発明によれば、ネットワークを介して
本装置外部の携帯端末と接続されていることにより、作
業支援装置から離れた場所における作業対象の作業効率
を向上できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による作業支援装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による作業支援装置
の処理の流れを示すフローチャートである。
【図3】 この発明の実施の形態1において作業対象に
異常や不具合が発生した場合の作業支援装置の処理の流
れを示すフローチャートである。
【図4】 この発明の実施の形態2による作業支援装置
の構成を示すブロック図である。
【図5】 従来の作業支援装置の構成を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1 作業支援装置、2 携帯端末、3 ネットワーク、
4 プラント、5 工場、6 LAN、11 作業計画
管理部、12 作業計画データベース、13作業進捗デ
ータベース、14 作業通知部、15 作業報告受取
部、16 運転監視部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神余 浩夫 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 3C100 AA03 AA29 AA38 AA52 BB33 CC02 CC14 5H223 AA01 CC08 DD03 DD07 DD09 EE30

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業計画を記録している作業計画データ
    ベースと、上記作業計画と作業進捗を管理する作業計画
    管理部と、上記作業計画管理部の指示に基づき作業開始
    指示と上記作業計画データベースに記録されている作業
    計画を本装置外部に通知する作業通知部と、本装置外部
    から作業開始報告と上記作業進捗を受け取る作業報告受
    取部と、上記作業報告受取部が受け取った作業開始報告
    と作業進捗を記録する作業進捗データベースとを備え、 上記作業計画管理部が、上記作業計画データベースに記
    録されている作業計画と上記作業進捗データベースに記
    録されている作業進捗とを比較し、上記作業進捗に遅延
    が生じた場合は予定されている上記作業計画を変更して
    上記作業計画データベースを更新し、上記作業通知部に
    更新された作業計画内容を本装置外部へ通知するように
    指示することを特徴とする作業支援装置。
  2. 【請求項2】 作業計画管理部が作業計画データベース
    に記録されている作業計画に含まれる作業開始予定時期
    を確認し、作業通知部が上記作業計画管理部の指示に基
    づき作業開始指示と作業計画データベースに記録されて
    いる作業計画を本装置外部に通知することを特徴とする
    請求項1記載の作業支援装置。
  3. 【請求項3】 作業報告受取部が本装置外部から作業開
    始を希望する作業開始要求を受け取った場合に、作業通
    知部が作業計画管理部の指示に基づき作業開始指示と作
    業計画データベースに記録されている作業計画を本装置
    外部に通知することを特徴とする請求項1記載の作業支
    援装置。
  4. 【請求項4】 作業計画データベースに作業を実施する
    ために必要な作業手順や注意説明等の作業要領を記録
    し、作業受取部が本装置外部から上記作業要領の通知要
    求を受け取った場合に、作業通知部が作業計画管理部の
    指示に基づき上記作業計画データベースに記録されてい
    る作業要領を本装置外部に通知することを特徴とする請
    求項1記載の作業支援装置。
  5. 【請求項5】 作業計画データベースに作業対象の異常
    や不具合に対する対策作業を記録し、作業報告受取部が
    上記作業対象の異常や不具合を受け取った場合に、作業
    計画管理部が上記作業計画データベースに記録されてい
    る対策作業を参照し、対策作業計画を立案して上記作業
    計画データベースに記録し、作業通知部が上記作業計画
    管理部の指示に基づき上記作業計画データベースに記録
    されている対策作業計画を本装置外部に通知することを
    特徴とする請求項1記載の作業支援装置。
  6. 【請求項6】 作業対象の運転状況を監視する運転監視
    部を備え、作業計画データベースに作業対象の異常や不
    具合に対する対策作業を記録し、作業計画管理部が上記
    作業計画データベースに記録されている対策作業を参照
    し、対策作業計画を立案して上記作業計画データベース
    に記録し、作業通知部が上記作業計画管理部の指示に基
    づき上記作業計画データベースに記録されている対策作
    業計画を本装置外部に通知することを特徴とする請求項
    1記載の作業支援装置。
  7. 【請求項7】 ネットワークを介して本装置外部の携帯
    端末と接続されていることを特徴とする請求項1記載の
    作業支援装置。
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