JPWO2016103357A1 - 作業工程管理装置及び作業工程管理システム及び作業工程管理方法及び作業工程管理プログラム - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献1に開示のシステムは、作業員が携行する携帯端末装置と保守管理装置から構成され、携帯端末装置と保守管理装置は互いに通信可能である。
保守管理装置は携帯端末装置に作業許可信号を送信し、携帯端末装置は作業許可信号を受信し、また携帯端末装置の位置を示す位置情報を定期的に保守管理装置へ送信する。
保守管理装置は携帯端末装置からの位置情報により作業進捗を把握する。
また、保守管理装置は、作業進捗に応じて、作業員の携帯端末装置へ遅延警告などを発報することで、作業工程を管理する。
特許文献2によれば、作業員の携帯端末装置は保守点検機器との接続にあたり、特許文献1の保守管理装置に該当するサーバ装置から接続許可機器情報をダウンロードする。
また、特許文献3によれば、携帯端末装置は前述のダウンロードした接続許可機器情報に基づいて保守点検機器と接続する。
サーバ装置は、携帯端末装置と保守点検機器とを接続することで、携帯端末装置と保守点検機器との接続制限を管理する。
そして、サーバ装置が、携帯端末装置からの接続問合せ時に接続許可機器情報を参照することで、携帯端末装置と保守点検機器との接続可否を判断している。
しかし、特許文献2では、接続許可機器情報の変更又は更新などの運用については明記されておらず、ネットワーク構成の変更などに応じて、人手での接続許可機器情報の修正が必要である。
接続許可機器情報の変更又は更新の運用については、特許文献3では、作業員が保守点検機器に手動で接続許可機器情報の変更内容又は更新内容を入力する。
そして、保守点検機器がサーバ装置と通信して接続許可機器情報の変更内容を又は更新内容をサーバ装置に送信して、サーバ装置の接続許可機器情報の変更又は更新を実現する。
そのため、一部の作業の遅れが組み立て作業の遅延に影響するという課題がある。
また、一部の作業の点検漏れが放置されたまま組み立て工程に進んだ場合に作業全体に手戻りが発生するという課題がある。
しかし、特許文献1、特許文献2、特許文献3の組合せによる作業工程管理システムの適用では、各作業員の保守点検作業の進捗状況に応じて、携帯端末装置と機器との接続許可を動的に更新することができないという課題がある。
接続が許可される機器である接続許可機器が示される接続許可情報を受信した後に前記接続許可機器からアクセスがあった場合に、前記接続許可機器との接続を行い、前記接続許可機器への作業を実施する携帯端末装置から、前記接続許可機器への作業の進捗状況が示される作業進捗情報を受信する作業進捗情報受信部と、
前記作業進捗情報に示される前記接続許可機器への作業の進捗状況を解析し、前記携帯端末装置に接続を許可する新たな機器を新たな接続許可機器として選択し、前記新たな接続許可機器が示される新たな接続許可情報を生成する進捗状況解析部と、
前記進捗状況解析部により生成された前記新たな接続許可情報を前記携帯端末装置に送信する接続許可情報送信部とを有する。
そして、作業工程管理装置は、新たな接続許可機器を選択し、新たな接続許可機器が示される新たな接続許可情報を携帯端末装置に送信する。
このため、本発明によれば、作業の進捗状況に応じて、携帯端末装置と機器との接続許可を動的に更新することができる。
***構成の説明***
図1は、本実施の形態に係るシステム構成例を示す。
なお、作業工程管理装置101と携帯端末装置105との組合せは、作業工程管理システム1000という。
ICカード106内には、携帯端末装置105の接続先アドレスなど携帯端末装置105と通信するための情報が記録されている。
ICカード106に記録されている、携帯端末装置105と通信するための情報を接続情報という。
後述するように、携帯端末装置105は、作業工程管理装置101から接続許可情報を受信した後に、接続許可情報で接続が許可されている機器(以下、接続許可情報で接続が許可されている機器を「接続許可機器」という)からアクセスがあった場合に、接続許可機器との接続を行い、接続許可機器への保守点検作業を実施する。
なお、接続許可機器と携帯端末装置105とが「接続する」とは、接続許可機器と携帯端末装置105とが相互にセッションを確立し、セッション上でデータ送受信を行うための論理的な回線を設定することである。
接続許可機器と携帯端末装置105とが接続することで、接続許可機器のアプリケーションプログラムと携帯端末装置105のアプリケーションプログラムが相互にデータを送受信可能になる。
なお、以下では、保守点検機器102が接続許可機器であるとの前提で説明を進める。
保守点検機器102は、読取装置103と無線通信装置104に接続されている。
作業員500がICカード106を保守点検機器102の読取装置103にかざすと、保守点検機器102は、読取装置103を介してICカード106内に記録された携帯端末装置105の接続情報を取得する。
保守点検機器102は、取得した接続情報を使用して、無線通信装置104を介して携帯端末装置105にアクセスし、携帯端末装置105と接続する。
保守点検機器102との接続状態が示される情報を接続状態情報という。
また、携帯端末装置105は、作業員が携帯端末装置105を使用して実施する保守点検作業の進捗状況が示される情報を、作業工程管理装置101に送信する。
保守点検作業の進捗状況が示される情報を、作業進捗情報という。
携帯端末装置105が、作業工程管理装置101へ前述の情報を送信するタイミングは、一定時間ごとの周期送信でもよいし、接続/切断/作業項目開始/作業項目終了などのイベント発生ごとでもよい。
作業工程管理装置101は、通信部200、進捗状況解析部210、データベース207に大別される。
通信部200は、接続状態情報受信部201と作業進捗情報受信部202と接続許可情報送信部206で構成される。
接続状態情報受信部201は、携帯端末装置105が保守点検機器102と接続を開始した場合又は携帯端末装置105が保守点検機器102との接続を切断した場合に、接続の開始又は接続の切断を通知する接続状態情報を受信する。
作業進捗情報受信部202は、作業進捗情報を受信する。
例えば、作業員500が携帯端末装置105に入力した保守点検作業の進捗状況が作業進捗情報として送信される。
接続許可情報送信部206は、進捗状況解析部210により生成された新たな接続許可情報を携帯端末装置105に送信する。
接続許可条件は、例えば、接続許可機器への作業の完了である。
つまり、進捗状況解析部210は、接続許可機器への作業が完了しているか否かを判定する。
そして、接続許可機器への作業が完了している場合に、進捗状況解析部210は、携帯端末装置105に接続を許可する新たな機器を新たな接続許可機器として選択する。
そして、進捗状況解析部210は、新たな接続許可機器が示される新たな接続許可情報を生成する。
以下、進捗状況解析部210を構成する作業進捗更新部203、作業工程更新部204、接続許可情報更新部205の各々を説明する。
図3はデータベース207の構成例を示す。
作業員管理テーブル301は、作業員を管理するためのテーブルである。
作業進捗管理テーブル302は、作業の進捗状況を管理するためのテーブルである。
作業工程管理テーブル303は、作業工程ごとのステータスを管理するためのテーブルである。
作業進捗更新部203は、作業員管理テーブル301を参照して、接続状態情報又は作業進捗情報の送信元の携帯端末装置105を携行している作業員を特定する。
次に、作業進捗更新部203は、特定した作業員に割り当てられている作業を、作業進捗管理テーブル302を参照して特定する。
次に、作業進捗更新部203は、接続状態情報又は作業進捗情報を、作業進捗管理テーブル302の該当項目に書き込む。
情報の書き込みが完了した時点で、作業進捗更新部203は作業工程更新部204に作業進捗管理テーブル302の更新があったことを通知する。
作業進捗管理テーブル302は、作業単位の進捗を管理するテーブルである。
作業進捗管理テーブル302では、保守点検作業の開始から完了に至るまでの達成度がパーセンテージなどで定量的に管理される。
作業工程管理テーブル303は、作業工程単位の進捗を管理するテーブルである。
作業工程は、1つの保守点検作業又は複数の保守点検作業で構成される。
作業工程管理テーブル303は、作業工程のステータスが管理される。
作業工程更新部204は、作業進捗管理テーブル302のデータを作業工程管理テーブル303のデータに変換する。
例えば、作業工程更新部204は、携帯端末装置105と保守点検機器102との接続検知から切断検知までの過程を「作業進行中」と変換する。
また、作業工程更新部204は、携帯端末装置105と保守点検機器102との切断検知から接続検知までの過程を「待機中」と変換する。
ここでは、作業IDがAAAの作業とBBBの作業が同時に進行しており、作業AAAと作業BBBの完了を受けて作業CCCに処理が移るという例を想定する。
作業進捗管理テーブル302では、各作業の達成度合いがパーセンテージで管理されている。
工程IDが#001の作業工程は、作業AAAと作業BBBで構成される。
また、工程IDが#002の作業工程は、作業CCCで構成される。
作業工程管理テーブル303では、各作業工程のステータス(作業進行中、待機中)が管理されている。
作業工程#001を構成する作業AAAと作業BBBの両方が進行中であることから、作業工程更新部204は、作業AAAと作業BBBの進捗状況を「作業進行中」に変換する。
そして、作業工程更新部204は、作業工程管理テーブル303の作業工程#001のステータス欄に「作業進行中」を書き込む。
作業工程#002は作業工程#001の完了後に着手されるため、作業工程更新部204は、作業工程管理テーブル303の作業工程#002のステータス欄に「待機中」を書き込む。
この変換処理の結果、作業工程管理テーブル303のステータス欄の変更が必要な場合は、作業工程更新部204は該当するステータス欄の記述を更新する。
作業工程管理テーブル303の更新が完了した時点で、作業工程更新部204は接続許可情報更新部205に作業工程管理テーブル303の更新があったことを通知する。
そして、接続許可情報更新部205は、データベース207の作業進捗管理テーブル302を参照して、各作業員の携帯端末装置105ごとに、次の保守点検作業と合致する保守点検機器との接続許可情報を抽出する。
つまり、接続許可情報更新部205は、携帯端末装置105に新たな機器との接続を許可するか否かを判定し、携帯端末装置105に新たな機器との接続を許可する場合は、新たな接続許可情報を生成する。
通信部701は、具体的には、保守点検機器102から接続要求を受信する。
また、通信部701は、接続要求に対する応答を保守点検機器102に返信する。
また、通信部701は、作業工程管理装置101に、接続状態情報又は作業進捗情報を送信する。
また、通信部701は、作業工程管理装置101から、接続許可情報を受信する。
具体的には、接続判定部702は、接続要求の送信元の保守点検機器102が、接続許可情報記憶部703に記憶されている接続許可情報に示される接続許可機器に該当するか否かを判定する。
次に、本実施の形態に係る保守点検機器102、携帯端末装置105、作業工程管理装置101のそれぞれの動作例を説明する。
最初に、図8を参照して、保守点検機器102の動作例を説明する。
次に、保守点検機器102は、接続情報を用いて携帯端末装置105に接続要求を送信する(S802)。
携帯端末装置105から、接続を許可する接続許可応答を受信した場合(S803でYES)は、保守点検機器102は携帯端末装置105との接続を確立する(S804)。
一方、接続拒否応答を受信した場合(S803でNO)は、保守点検機器102は処理を終了する。
接続判定部702は、前述のように、要求元の保守点検機器102が、接続許可情報記憶部703に記憶されている接続許可情報に示される接続許可機器に該当するか否かを判定する。
一方、要求元の保守点検機器102との接続が許可されている場合(S902でYES)は、通信部701は接続許可応答を保守点検機器102に送信する(S904)。
また、通信部701は、保守点検機器102との接続を確立する(S905)。
更に、通信部701は、作業工程管理装置101に、接続状態情報を送信する。
また、携帯端末装置105の保守点検アプリケーションにより保守点検機器102の保守点検作業が行われ、通信部701は、作業工程管理装置101に作業進捗情報を送信する(S906)。
なお、以下に示す手順は、本願に係る作業工程管理方法及び作業工程管理プログラムの例に相当する。
次に、作業進捗更新部203は、作業進捗管理テーブル302を更新する(S1003)。
また、必要であれば、作業工程更新部204は、作業工程管理テーブル303を更新する(S1003)。
つまり、接続許可情報更新部205は、接続許可条件が成立しているか否かを判定する。
接続許可情報の更新が必要な場合(S1004でYES)は、接続許可情報更新部205は、新たな接続許可情報を生成し(進捗状況解析処理)、接続許可情報送信部206が新たな接続許可情報を携帯端末装置105に送信する(S1005)(接続許可情報送信処理)。
一方、接続許可情報の更新が不要な場合(S1004でNO)は、作業工程管理装置101は処理を終了する。
以上、本実施の形態によれば、作業工程管理装置101が、複数の作業員により並行して実施される保守点検作業の進捗を的確に把握することができる。
そして、作業工程管理装置101が、各作業員が保守点検作業で活用する携帯端末装置105と、保守点検作業の対象となる保守点検機器102との接続を、作業進捗に合わせて動的に変更することが可能となる。
これにより、携帯端末装置105と保守点検機器102との接続を必要最低限に抑えることでセキュリティが向上する。
また、一部の保守点検作業に不備があった場合に、作業員が、その不備に気づかず次の作業工程に進んで後々に手戻りが発生する、という事態を回避することができる。
実施の形態1では、各作業員の携帯端末装置105に、保守点検作業ごとに接続許可情報を送信することで、保守点検作業ごとの未実施項目の検出や、作業間の進捗制限定義の遵守を厳格化している。
しかし、作業員ごとの進捗にバラつきが生じやすい場合などでは、一部の作業員が他の作業員の保守点検作業の完了を待たなければならない可能性がある。
このように、一部の作業員が他の作業員の作業の完了を待つことになると、非効率である。
そこで、本実施の形態では、他の作業員により現在実施中の保守点検作業が完了するまでの残り時間を予測する。
そして、予測した残り時間で完了することができる保守点検作業を待機中の作業員に優先的に割り当てる(作業順序を入れ替える)構成を説明する。
本実施の形態では、接続許可情報更新部205は、接続許可機器(保守点検機器102)への作業が完了した際に携帯端末装置105以外の他の携帯端末装置が他の作業を実施中であるために、携帯端末装置105が接続許可機器(保守点検機器102)への作業の次に実施する予定の作業である次実施作業が開始されない場合に、他の携帯端末装置が実施中の作業が完了するまでの残り時間を予測する。
そして、接続許可情報更新部205は、予測した残り時間の間に携帯端末装置105が完了させることができる作業を抽出する。
また、接続許可情報更新部205は、次実施作業の開始前に、抽出した作業を携帯端末装置105に実施させる。
更に、接続許可情報更新部205は、抽出した作業が対象とする機器を新たな接続許可機器として選択する。
また、接続許可情報更新部205は、選択した新たな接続許可機器が示される新たな接続許可情報を生成する。
例えば、現在時刻が10:00で作業開始時間が9:00、現状の作業進捗が50%の場合、残作業時間予測部402は、作業終了時刻は11:00と予測でき、残りの作業時間は1時間と予測できる。
検索する作業は、対象の作業員が担当する予定の作業である。
作業順序入れ替え部403は、検索された作業を、現状の待ちが発生している作業と入れ替える。
また、複数の作業が検索された場合は、作業順序入れ替え部403は、優先度の高い作業を、現状の待ちが発生している作業と入れ替える。
これにより、三郎は、作業CCCの開始前に別の独立した作業DDDを完了できる。
接続許可情報更新部205は、作業工程管理テーブル303で作業DDDが作業BBBとは別の工程IDに分類されていることを確認することで、作業DDDが独立した作業であると判断する。
あるいは、これら2つの実施の形態のうち、1つを部分的に実施しても構わない。
あるいは、これら2つの実施の形態を部分的に組み合わせて実施しても構わない。
なお、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
作業工程管理装置100はコンピュータである。
作業工程管理装置100は、プロセッサ901、補助記憶装置902、メモリ903、通信装置904、入力インタフェース905、ディスプレイインタフェース906といったハードウェアを備える。
プロセッサ901は、信号線910を介して他のハードウェアと接続され、これら他のハードウェアを制御する。
入力インタフェース905は、入力装置907に接続されている。
ディスプレイインタフェース906は、ディスプレイ908に接続されている。
プロセッサ901は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、GPU(Graphics Processing Unit)である。
補助記憶装置902は、例えば、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive)である。
メモリ903は、例えば、RAM(Random Access Memory)である。
通信装置904は、データを受信するレシーバー9401及びデータを送信するトランスミッター9402を含む。
通信装置904は、例えば、通信チップ又はNIC(Network Interface Card)である。
入力インタフェース905は、入力装置907のケーブル911が接続されるポートである。
入力インタフェース905は、例えば、USB(Universal Serial Bus)端子である。
ディスプレイインタフェース906は、ディスプレイ908のケーブル912が接続されるポートである。
ディスプレイインタフェース906は、例えば、USB端子又はHDMI(登録商標)(High Definition Multimedia Interface)端子である。
入力装置907は、例えば、マウス、キーボード又はタッチパネルである。
ディスプレイ908は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)である。
このプログラムは、メモリ903にロードされ、プロセッサ901に読み込まれ、プロセッサ901によって実行される。
更に、補助記憶装置902には、OS(Operating System)も記憶されている。
そして、OSの少なくとも一部がメモリ903にロードされ、プロセッサ901はOSを実行しながら、「部」の機能を実現するプログラムを実行する。
図11では、1つのプロセッサ901が図示されているが、作業工程管理装置100が複数のプロセッサ901を備えていてもよい。
そして、複数のプロセッサ901が「部」の機能を実現するプログラムを連携して実行してもよい。
また、「部」の処理の結果を示す情報やデータや信号値や変数値が、メモリ903、補助記憶装置902、又は、プロセッサ901内のレジスタ又はキャッシュメモリに記憶される。
また、「部」を「回路」又は「工程」又は「手順」又は「処理」に読み替えてもよい。
「回路」及び「サーキットリー」は、プロセッサ901だけでなく、ロジックIC又はGA(Gate Array)又はASIC(Application Specific Integrated Circuit)又はFPGA(Field−Programmable Gate Array)といった他の種類の処理回路をも包含する概念である。
Claims (10)
- 接続が許可される機器である接続許可機器が示される接続許可情報を受信した後に前記接続許可機器からアクセスがあった場合に、前記接続許可機器との接続を行い、前記接続許可機器への作業を実施する携帯端末装置から、前記接続許可機器への作業の進捗状況が示される作業進捗情報を受信する作業進捗情報受信部と、
前記作業進捗情報に示される前記接続許可機器への作業の進捗状況を解析し、前記携帯端末装置に接続を許可する新たな機器を新たな接続許可機器として選択し、前記新たな接続許可機器が示される新たな接続許可情報を生成する進捗状況解析部と、
前記進捗状況解析部により生成された前記新たな接続許可情報を前記携帯端末装置に送信する接続許可情報送信部とを有する作業工程管理装置。 - 前記進捗状況解析部は、
前記作業進捗情報に示される前記接続許可機器への作業の進捗状況を解析し、前記携帯端末装置に新たな機器との接続を許可するための条件である接続許可条件が成立するか否かを判定し、前記接続許可条件が成立する場合に前記新たな接続許可機器を選択する請求項1に記載の作業工程管理装置。 - 前記進捗状況解析部は、
前記接続許可機器への作業の完了が前記接続許可条件として設定されており、
前記作業進捗情報に示される前記接続許可機器への作業の進捗状況を解析し、前記接続許可機器への作業が完了しているか否かを判定し、前記接続許可機器への作業が完了している場合に前記新たな接続許可機器を選択する請求項2に記載の作業工程管理装置。 - 前記進捗状況解析部は、
前記接続許可機器への作業が完了した際に前記携帯端末装置以外の他の携帯端末装置が他の作業を実施中であるために、前記携帯端末装置が前記接続許可機器への作業の次に実施する予定の作業である次実施作業が開始されない場合に、
前記他の携帯端末装置が実施中の作業が完了するまでの残り時間を予測し、予測した残り時間の間に前記携帯端末装置が完了させることができる作業を抽出し、前記次実施作業の開始前に、抽出した作業を前記携帯端末装置に実施させる請求項3に記載の作業工程管理装置。 - 前記進捗状況解析部は、
抽出した作業が対象とする機器を新たな接続許可機器として選択する請求項4に記載の作業工程管理装置。 - 接続が許可される機器である接続許可機器が示される接続許可情報を受信した後に前記接続許可機器からアクセスがあった場合に、前記接続許可機器との接続を行い、前記接続許可機器への作業を実施する携帯端末装置と、
前記携帯端末装置から、前記接続許可機器への作業の進捗状況が示される作業進捗情報を受信し、前記作業進捗情報に示される前記接続許可機器への作業の進捗状況を解析し、前記携帯端末装置に接続を許可する新たな機器を新たな接続許可機器として選択し、前記新たな接続許可機器が示される新たな接続許可情報を生成し、生成した前記新たな接続許可情報を前記携帯端末装置に送信する作業工程管理装置とを有する作業工程管理システム。 - 前記作業工程管理装置は、
前記作業進捗情報に示される前記接続許可機器への作業の進捗状況を解析し、前記携帯端末装置に新たな機器との接続を許可するための条件である接続許可条件が成立するか否かを判定し、前記接続許可条件が成立する場合に前記新たな接続許可機器を選択する請求項6に記載の作業工程管理システム。 - 前記携帯端末装置は、
いずれかの機器からアクセスがあった場合に、アクセス元の機器が前記接続許可情報に示される前記接続許可機器に該当するか否かを判定し、
前記アクセス元の機器が前記接続許可機器に該当する場合に、前記アクセス元の機器との接続を行う請求項6に記載の作業工程管理システム。 - 接続が許可される機器である接続許可機器が示される接続許可情報を受信した後に前記接続許可機器からアクセスがあった場合に、前記接続許可機器との接続を行い、前記接続許可機器への作業を実施する携帯端末装置から、コンピュータが、前記接続許可機器への作業の進捗状況が示される作業進捗情報を受信し、
前記コンピュータが、前記作業進捗情報に示される前記接続許可機器への作業の進捗状況を解析し、前記携帯端末装置に接続を許可する新たな機器を新たな接続許可機器として選択し、前記新たな接続許可機器が示される新たな接続許可情報を生成し、
前記コンピュータが、前記新たな接続許可情報を前記携帯端末装置に送信する作業工程管理方法。 - 接続が許可される機器である接続許可機器が示される接続許可情報を受信した後に前記接続許可機器からアクセスがあった場合に、前記接続許可機器との接続を行い、前記接続許可機器への作業を実施する携帯端末装置から、前記接続許可機器への作業の進捗状況が示される作業進捗情報を受信する作業進捗情報受信処理と、
前記作業進捗情報に示される前記接続許可機器への作業の進捗状況を解析し、前記携帯端末装置に接続を許可する新たな機器を新たな接続許可機器として選択し、前記新たな接続許可機器が示される新たな接続許可情報を生成する進捗状況解析処理と、
前記進捗状況解析処理により生成された前記新たな接続許可情報を前記携帯端末装置に送信する接続許可情報送信処理とをコンピュータに実行させる作業工程管理プログラム。
Applications Claiming Priority (1)
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