JPH11353886A - 不揮発性半導体メモリ - Google Patents

不揮発性半導体メモリ

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JPH11353886A
JPH11353886A JP15450498A JP15450498A JPH11353886A JP H11353886 A JPH11353886 A JP H11353886A JP 15450498 A JP15450498 A JP 15450498A JP 15450498 A JP15450498 A JP 15450498A JP H11353886 A JPH11353886 A JP H11353886A
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徹 丹沢
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滋 渥美
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博則 番場
Seiji Yamada
誠司 山田
Seiichi Mori
誠一 森
Masao Kuriyama
正男 栗山
Nobuaki Otsuka
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    • G11C16/14Circuits for erasing electrically, e.g. erase voltage switching circuits

Abstract

(57)【要約】 【課題】同一セルアレイブロックの複数のメモリセルに
対してビット幅分の書込みビットを書き込む際、書込み
時間を短縮し、書込み電圧用昇圧回路で必要とする面積
と消費電流を抑制する。 【解決手段】同一セルアレイブロックの複数のメモリセ
ルに対してビット幅分の書込みビットを書き込み可能な
NOR型フラッシュメモリにおいて、セル選択回路によ
り同時に選択される複数のメモリセルに対して複数ビッ
トのデータを書き込む時に、書込みの進行につれて書込
みビット数を増やしていく書込み回路を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不揮発性半導体メ
モリに係り、特に電気的消去・再書込み可能な半導体メ
モリ(EEPROM)に関するもので、例えばNOR型
フラッシュメモリに使用されるものである。
【0002】
【従来の技術】浮遊ゲートおよび制御ゲートの積層ゲー
ト構造を有し、浮遊ゲートに蓄積される電子の数を変え
ることによって"0" データ、"1" データを不揮発的に記
憶するメモリセルのアレイを有するEEPROMの一例
として、一括消去可能なNOR型フラッシュメモリがあ
る。
【0003】図24(a)乃至(c)は、NOR型フラ
ッシュメモリのメモリセル単体の一例について平面パタ
ーンおよび断面構造を概略的に示しており、図24
(a)は平面パターン図、図24(b)は同図(a)中
のB-B'線に沿う断面図、図24(c)は同図(a)中の
C-C'線に沿う断面図である。
【0004】図24(a)乃至(c)において、1aは
P型半導体基板、1bは前記P型基板上に形成されたN
型ウエル、1cは前記N型ウエル上に形成されたセル領
域形成用のP型ウエルであり、このP型ウエル1c上に
セルアレイが形成されている。
【0005】2は素子分離絶縁膜、3はゲート酸化膜、
4はセルの浮遊ゲート、5はセルの制御ゲート、6は浮
遊ゲート- 制御ゲート間絶縁膜、7は層間絶縁膜、8は
ビット線、9はセルのドレイン領域(n型拡散領域)、
10はセルのソース領域(n型拡散領域、ソース線)、
11はビット線コンタクト部を示す。
【0006】上記構成のセルは、ドレイン9、ソース1
0、浮遊ゲート4および制御ゲート5を有し、浮遊ゲー
ト4に蓄えられた電荷の量を異ならせることでデータを
記憶する。
【0007】図25は、図24(a)乃至(c)に示し
たメモリセルの複数個がマトリクス状に配置されたメモ
リセルアレイの一例を示す。
【0008】各メモリセルMC00〜MCn0、MC01〜M
Cn1、…、MC0m〜MCnmは、そのゲート電極が複数の
ワード線WL0 〜WLn のうち1つのワード線に接続さ
れ、ドレイン電極が複数のビット線BL0 〜BLm のう
ち1つのビット線に接続され、ソース電極がソース線S
Lに接続されている。
【0009】NOR型フラッシュメモリには、データ書
込み/データ読み出し時に、外部との間で複数ビットの
データを同時に入出力するようにした複数ビット構成の
ものがあり、その一例としてビット幅が16の16ビッ
ト構成が知られている。
【0010】複数ビット構成のNOR型フラッシュメモ
リは、同一セルアレイブロックを複数列単位でN区分
し、データ読み出し/データ書込み時に、同じ行選択信
号によりN区分のメモリセルを選択し、列選択信号によ
りN区分のメモリセルから各1個ずつメモリセルを選択
することにより、N個のメモリセルを同時に選択するよ
うに構成される。
【0011】図26は、複数ビット構成のNOR型フラ
ッシュメモリにおけるセルアレイブロックの一部と関連
する周辺回路の一部を示している。
【0012】ビット線は例えば4本毎のグループBL1
〜BL15、…に区分され、各グループBL1 〜BL15、
…の4本のビット線の各一端側に対応して列選択トラン
ジスタCSの各一端が接続され、この4個の列選択トラ
ンジスタCSの各他端が一括されて接続され、共通ビッ
ト線となっている。そして、上記共通ビット線は、ビッ
ト線電位クランプ用トランジスタCTを介してビット線
負荷トランジスタLT、センスアンプSA、書込みトラ
ンジスタWTなどに接続されている。
【0013】なお、複数ビット構成のNOR型フラッシ
ュメモリにおいては、図25中の各ビット線BL0 〜B
L15、BL16〜BLm は、図26に示した各グループB
L1〜BL15、…の4本のビット線のうちの各1本を示
している。
【0014】一方、NOR型フラッシュメモリにおいて
は、あるメモリセルに対してデータの書き換えを行う際
に、そのセルとビット線あるいはワード線を共有する他
のセルが半選択状態になってデータ状態が変化する現象
(データ書き換え時のディスターブ)を防止するため
に、消去を行うブロック単位毎にワード線/ビット線を
切り離すように構成される。
【0015】消去を行うブロック単位は、一般的には5
12Kビットであり、例えば1Kワード線×512ビッ
ト線構成あるいは512ワード線×1Kビット線構成の
セルアレイブロックが採用される。
【0016】次に、NOR型フラッシュメモリにおける
データ書込み・読み出し・消去動作を説明する。
【0017】(1)データ書込み時にメモリセルMC00
〜MC015 が選択された場合、これらのメモリセルMC
00〜MC015 が共有する選択ワード線WL0 にはVpp
(10V程度の電圧)が印加され、その他の非選択ワー
ド線WL1 〜WLn は0Vにされる。
【0018】上記選択メモリセルMC00〜MC015 に接
続されている選択ビット線BL0 〜BL15に印加される
ビット線電圧は、書込みデータに依存するものであ
り、"0"データを書き込むビット線にはVdp(5V程度
の電圧)が印加され、"1" データを書き込むビット線に
は0Vが印加される。ソース線SLは0Vにされる。
【0019】これにより、選択メモリセルMC00〜MC
015 のうち、"0" データを書き込む選択メモリセルは、
ゲートがVpp、ドレインがVdpであり、ソースからドレ
インに移動する電子の中には高エネルギーを持つものが
あって、これがゲート方向の電界によって浮遊ゲートに
到達するものがある。こうして、浮遊ゲート中の電子の
数が相対的に少ない"1" データ状態は電子の数の相対的
に多い"0" データ状態に変わる。
【0020】ゲート・ドレイン電圧関係が上記以外であ
るメモリセル(非選択メモリセルおよび"1" データを書
き込む選択メモリセル)ではドレイン電流が流れず、メ
モリセルのデータは変わらない。
【0021】(2)データ読み出し時にメモリセルMC
00〜MC015 が選択された場合、これらのメモリセルが
共有する選択ワード線WL0 にはVcc(5V程度の電
圧)が印加され、その他の非選択ワード線WL1 〜WL
n は0Vにされる。
【0022】上記選択メモリセルMC00〜MC015 に接
続されている選択ビット線BL0 〜BL15に印加される
ビット線電圧は、ビット線電位クランプ用トランジスタ
によりVd (1V程度の電圧)に設定され、非選択のビ
ット線には0Vが印加される。ソース線SLは0Vにさ
れる。
【0023】この際、選択メモリセルMC00〜MC015
のうち、"1" データ状態のメモリセルの閾値電圧はVcc
より低く、"0" データ状態のメモリセルの閾値電圧はV
ccより高いので、"1" セルでは電流が流れ、"0" セルで
は電流が流れない。この電流に応じた電圧をセンスアン
プでセンスすることによって、"0" データと"1" データ
を読み出すことができる。
【0024】(3)データの消去(一種のデータの書き
込み)時は、選択されたセルアレイブロックに対して一
括に行われる。この場合、消去の対象となるブロックの
ソース線SLに消去電圧を印加する方法と、消去の対象
となるブロックのセルウエルに消去電圧を印加する方法
がある。
【0025】前者の消去方法は、消去の対象となるブロ
ックにおける全てのワード線を0Vあるいはそれ以下に
し、ソース線SLに高い消去電圧を印加する。これによ
り、消去対象となるブロックにおける全てのメモリセル
において、ソース領域と浮遊ゲートのオーバーラップ部
のゲート酸化膜に高電界がかかり、浮遊ゲート中の電子
はトンネリングによってソース領域に抜けるので、全て
のメモリセルのデータは"1" になる。
【0026】なお、非選択のセルアレイブロックでは、
ワード線は全て0V、ソース線SLが0Vであるので、
メモリセルのデータは消えない。
【0027】後者の消去方法は、消去の対象となるブロ
ックにおける全てのワード線を0Vにし、P型ウエルお
よびN型ウエルに高い消去電圧を印加する。これによ
り、消去対象となるブロックにおける全てのメモリセル
において、ウエルと浮遊ゲートの間のゲート酸化膜に高
電界がかかり、浮遊ゲート中の電子はウエルに抜けるの
で、全てのメモリセルのデータは"1" になる。
【0028】なお、非選択のセルアレイブロックでは、
ワード線は全て0V、ウエルが0Vであるので、メモリ
セルのデータは消えない。
【0029】ところで、上記したように電源電圧(5V
程度)より高い書込み用電圧・消去用電圧を必要とする
フラッシュメモリの使用電源を単一化して単一電源のフ
ラッシュメモリを実現するために、チップ上に書込み電
圧用昇圧回路、消去電圧用昇圧回路が設けられている。
【0030】これらの昇圧回路に所要の電流供給能力を
持たせるように実現するために必要なパターン面積とそ
の動作に伴う消費電流は、書込み・消去電圧と電源電圧
の比に依存する。
【0031】フラッシュメモリの低電圧化が要求される
一方、書込み・消去電圧が低下できない場合、昇圧回路
で必要とするパターン面積は増大し、その結果、消費電
流も増加してしまう。
【0032】しかし、従来のNOR型フラッシュメモリ
においては、書込み電圧用昇圧回路の面積と消費電流の
増大をまねいており、その理由を以下に述べる。
【0033】図27は各メモリセルMCiの書込み時間
対閾値電圧変化特性、図28は書込み時間対書込み電流
(ドレイン電流)変化特性を示している。
【0034】図27、図28の特性から分かるように、
書込み初期には、メモリセルの閾値電圧は低いのでドレ
イン電流は多い(初期値は450μA)。
【0035】従来の書込み方法は、同一セルアレイブロ
ックの複数のメモリセルに対してビット幅分の書込みビ
ットを同時に書き込むものであり、選択メモリセルの全
てに"0" データを書き込む場合には特に大きな書込み電
流が流れるので、この電流を十分に供給するために書込
み電圧用昇圧回路で必要とする面積と消費電流の増大を
まねいている。
【0036】書込み電圧用昇圧回路の面積と消費電流を
低減する方法として、例えば図29に示す書込み信号の
ように、書込みビットを2区分して書込みを単純に時分
割して行うことによって、書込み電圧用昇圧回路の面積
と消費電流を半減する方法が考えられる。
【0037】即ち、前記したようなビット幅16のNO
R型フラッシュメモリにおいて、一度に書き込むビット
数をビット幅の半分(8)に減らして書込み電圧用昇圧
回路に必要な電流供給能力を半減する方法が考えられる
が、書込み時間が倍増してしまうという問題がある。
【0038】また、従来のNOR型フラッシュメモリに
おいては、消去電圧用昇圧回路の面積と消費電流の増大
をまねいており、その理由を以下に述べる。
【0039】図30は各メモリセルMCiの消去時間対
閾値電圧変化特性、図31は消去時間対消去電流(ソー
ス電流)変化特性を示している。
【0040】図30、図31の特性から分かるように、
消去初期には、メモリセルの閾値電圧は高く、トンネル
酸化膜中の電界が高いので、バンド間トンネル電流は多
い(最大4mA)。
【0041】従来は、上記バンド間トンネリング電流を
十分に供給するために、消去電圧用の昇圧回路の供給電
流が前記バンド間トンネル電流の初期値に相当する最大
4mAとなるように、消去電圧用の昇圧回路の大きさが
決められていたので、消去電圧用昇圧回路で必要とする
面積と消費電流の増大をまねいている。
【0042】この場合、消去サイズは、仕様によって5
12Kビットと決められているので、従来の一括消去方
式では必要な供給電流を下げることはできなかった。
【0043】一方、従来のNOR型フラッシュメモリに
おいて、データの書込み時に同一のセルアレイブロック
内の複数個のメモリセルを同時に選択して同時に書込む
場合、同時書込みされるセルのドレイン電流(書込み電
流)が各セルに共通のソース線SLに集まるので、同時
に書込むビット数を増やすと、共通ソース線SLの寄生
抵抗によってソース線電位が上昇し、同時書込み可能な
最大ビット数は書込み可能な臨界ソース電圧Vc によっ
て決まり、一度に書込めるビット数が制限されるという
問題があり、この点について以下に述べる。
【0044】図32は、従来のNOR型フラッシュメモ
リにおけるセルアレイブロックの一部、カラムゲート
(列選択トランジスタおよびブロック選択トランジス
タ)の一例を概略的に示す。
【0045】セルアレイブロックは、複数のメモリセル
MCが行列状に配列されている(ここでは、図示の簡略
のため、代表的に一行分のセルのみ示している)。そし
て、同一行のメモリセルの各制御ゲートに共通にワード
線WLiが接続され、同一カラムのメモリセルの各一端
に共通にビット線BLiが接続されており、換言すれ
ば、同一行あるいは同一カラムの任意の2つのメモリセ
ルはワード線またはビット線を共有している。
【0046】各ビット線には、列選択トランジスタおよ
びブロック選択トランジスタが直列に接続されており、
所定の複数本のビット線毎に各ブロック選択トランジス
タの一端に共通にデータ線DLが接続されている。
【0047】このようなNOR型フラッシュメモリにお
いて、データの読み出し/書込み/消去時には、前記セ
ルアレイブロック内のメモリセルの1個または複数個を
同時に選択する。
【0048】同時書込み対象のメモリセルは、同一のセ
ルアレイブロック内にあり、選択カラムに対応するカラ
ム選択信号およびブロック選択信号を“H”とする。
【0049】この場合、データ書込み時には同時書込み
されるセルのドレイン電流(書込み電流)が共通ソース
線SLに集まるので、同一セルアレイブロック内で同時
に書込むビット数を増やすと、共通ソース線SLの寄生
抵抗Rs によってソース線電位が上昇し、同時書込み可
能な最大ビット数は書込み可能な臨界ソース電圧Vcに
よって決まり、一度に書込めるビット数が制限される。
【0050】つまり、同時に書込むビット数が多過ぎる
と、メモリセルのソース電位が上昇し、ドレイン電流が
流れにくくなってしまい、その結果、書込み特性が悪化
してしまうからである。
【0051】また、メモリセルが形成されているP型ウ
エルの抵抗によって、書込み動作で発生するホールが流
れにくくなり、P型ウエルの電位が上昇してパンチスル
ーを引き起こしてしまうからである。
【0052】従って、書換えテストをする場合、消去は
セルアレイブロック一括で行われるのでビット当たりの
消去時間は短いが、同時に書込めるビット数の制約から
ビット当たりの書込み時間は長くなり、これに伴うテス
ト時間の増加はテストコストの上昇を招くことを意味す
る。
【0053】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
不揮発性半導体メモリは、同一セルアレイブロックの複
数のメモリセルに対してビット幅分の書込みビットを同
時に書き込む際、選択メモリセルの全てに"0" データを
書き込む場合には特に大きな書込み電流が流れるので、
この電流を十分に供給するために書込み電圧用昇圧回路
で必要とする面積と消費電流の増大をまねいてしまうと
いう問題があった。
【0054】また、従来の一括消去方式では必要な供給
電流が大きくなり、消去電圧用昇圧回路で必要とする面
積と消費電流が大きくなってしまうという問題があっ
た。
【0055】また、同時に書込めるビット数の制約から
テスト時間は長くなり、その結果、テストコストが上昇
してしまうという問題があった。
【0056】本発明は上記の問題点を解決すべくなされ
たもので、同一セルアレイブロックの複数のメモリセル
に対してビット幅分の書込みビットを書き込む際、書込
みが進行するにつれて書込みビット数を増やすように書
き込むことにより、書込み時間を短縮でき、書込み電圧
用昇圧回路で必要とする面積と消費電流を抑制し得る不
揮発性半導体メモリを提供することを目的とする。
【0057】また、本発明は、選択されたセルアレイブ
ロックを細分割してシリアルに消去することにより、一
括消去する場合のバンド間トンネル電流の初期値よりも
消去電圧用の昇圧回路の供給電流を減少させることがで
き、消去電圧用の昇圧回路で必要とする面積と消費電流
を抑制し得る不揮発性半導体メモリを提供することを目
的とする。
【0058】また、本発明は、同時に書込めるビット数
の制約を緩和でき、例えばデータ書込みテスト時間を短
縮でき、テストコストを抑制し得る不揮発性半導体メモ
リを提供することを目的とする。
【0059】
【課題を解決するための手段】第1の発明の不揮発性半
導体メモリは、複数のワード線と、複数のビット線と、
ソース線と、それぞれゲート電極、ドレイン電極、ソー
ス電極を有し、前記ゲート電極は前記複数のワード線の
うちの1つのワード線に接続され、前記ドレイン電極は
前記複数のビット線のうちの1つのビット線に接続さ
れ、前記ソース電極は前記ソース線に接続された複数の
不揮発性のメモリセルと、データの書込みに際して、前
記複数のワード線のうち任意の1つのワード線を選択す
るとともに前記複数のビット線のうちの複数グループの
各1本のビット線を同時に選択可能なセル選択回路と、
前記複数グループのビット線にそれぞれ接続されたトラ
ンジスタと、前記セル選択回路により同時に選択される
複数のメモリセルに対して複数ビットのデータを書き込
む時に、書込みの進行につれて書込みビット数を増やし
ていく書込み手段とを具備したことを特徴とする。
【0060】第2の発明の不揮発性半導体メモリは、複
数のワード線と、複数のビット線と、1つのソース線
と、それぞれゲート電極、ドレイン電極、ソース電極を
有し、前記ゲート電極は前記複数のワード線のうちの1
つのワード線に接続され、前記ドレイン電極は前記複数
のビット線のうちの1つのビット線に接続され、前記ソ
ース電極は前記1つのソース線に接続された複数の不揮
発性のメモリセルと、入力されたアドレスをプリデコー
ドするアドレスプリデコーダと、前記プリデコードされ
たプリデコード信号が入力し、前記複数のワード線のう
ち任意のワード線を選択するロウデコーダと、前記複数
のメモリセルに記憶されているデータの消去に際して、
前記ロウデコーダおよび複数のワード線をそれぞれ第1
乃至第N(≧2)のロウデコーダブロックおよび第1乃
至第Nのワード線ブロックにN分割し、前記第1乃至第
Nのワード線ブロックを個別に選択して第1乃至第Nの
消去動作に時分割してデータ消去を行う消去手段とを具
備し、前記消去手段は、前記ソース線を所定の電位に設
定し、前記第1乃至第Nのワード線ブロックのうちから
選択した選択ワード線ブロックに対応する選択ロウデコ
ーダブロック内の全てのロウデコーダを選択状態にする
ように前記プリデコード信号を選択論理にして選択ワー
ド線ブロックの全てのワード線の電位を前記ソース線電
位に対して第1の負電圧にし、かつ前記選択ロウデコー
ダブロックを除く非選択ロウデコーダブロック内の全て
のロウデコーダを非選択状態にするように前記プリデコ
ード信号を非選択論理にして前記選択ワード線ブロック
を除く非選択ワード線ブロックの全てのワード線の電位
を前記ソース線電位に対して第1の負電圧より絶対値の
小さい第2の電圧に設定することを特徴とする。
【0061】第3の発明の不揮発性半導体メモリは、複
数のワード線と、複数のビット線と、1つのソース線
と、それぞれゲート電極、ドレイン電極、ソース電極を
有し、前記ゲート電極は前記複数のワード線のうちの1
つのワード線に接続され、前記ドレイン電極は前記複数
のビット線のうちの1つのビット線に接続され、前記ソ
ース電極は前記1つのソース線に接続された複数の不揮
発性のメモリセルと、入力されたアドレスをプリデコー
ドするアドレスプリデコーダと、前記プリデコードされ
たプリデコード信号が入力し、前記複数のワード線のう
ち任意のワード線を選択するロウデコーダと、前記複数
のメモリセルに記憶されているデータの消去に際して、
前記ロウデコーダおよび複数のワード線をそれぞれ第1
乃至第N(≧2)のロウデコーダブロックおよび第1乃
至第Nのワード線ブロックにN分割し、前記第1乃至第
Nのワード線ブロックを個別に選択して第1乃至第Nの
消去動作に時分割してデータ消去を行った後、全てのワ
ード線ブロックを選択して同時にデータを消去する消去
手段とを具備し、前記消去手段は、前記第1乃至第Nの
ワード線ブロックのうちから個別に選択した選択ワード
線ブロックのデータを消去する際、前記ソース線を所定
の電位に設定し、選択ワード線ブロックに対応する選択
ロウデコーダブロック内の全てのロウデコーダを選択状
態にするように前記プリデコード信号を選択論理にして
選択ワード線ブロックの全てのワード線の電位を前記ソ
ース線電位に対して第1の負電圧にし、かつ前記選択ロ
ウデコーダブロックを除く非選択ロウデコーダブロック
内の全てのロウデコーダを非選択状態にするように前記
プリデコード信号を非選択論理にして前記選択ワード線
ブロックを除く非選択ワード線ブロックの全てのワード
線の電位を前記ソース線電位に対して第1の負電圧より
絶対値の小さい第2の電圧に設定し、前記全てのワード
線ブロックを選択して同時にデータを消去する際、前記
ソース線を所定の電位に設定したまま、全てのロウデコ
ーダブロック内の全てのロウデコーダを選択状態にする
ように前記プリデコード信号を選択論理にして全てのワ
ード線ブロックの全てのワード線の電位をソース線電位
に対して第1の負電圧に設定することを特徴とする。
【0062】第4の発明の不揮発性半導体メモリは、複
数のワード線と、複数のビット線と、複数のソース線
と、それぞれゲート電極、ドレイン電極、ソース電極を
有し、前記ゲート電極は前記複数のワード線のうちの1
つのワード線に接続され、前記ドレイン電極は前記複数
のビット線のうちの1つのビット線に接続され、前記ソ
ース電極は前記複数のソース線のうちの1つのソース線
に接続された複数の不揮発性のメモリセルと、入力され
たアドレスをプリデコードするアドレスプリデコーダ
と、前記プリデコードされたプリデコード信号が入力
し、前記複数のワード線のうち任意のワード線を選択す
るロウデコーダと、前記複数のメモリセルに記憶されて
いるデータの消去に際して、前記複数のソース線を第1
乃至第N(≧2)のソース線に分割し、前記第1乃至第
Nのソース線を個別に選択して第1乃至第Nの消去動作
に時分割してデータ消去を行う消去手段とを具備し、前
記消去手段は、全てのロウデコーダを選択状態にするよ
うに前記プリデコード信号を選択論理にして全てのワー
ド線を所定の電位に設定し、前記第1乃至第Nのソース
線のうちから個別に選択した選択ソース線の電位を前記
ワード線の電位に対して第1の正電圧にし、かつ前記選
択ソース線を除く非選択ソース線の電位を前記ワード線
の電位に対して第1の正電圧より絶対値の小さい第2の
電圧に設定することを特徴とする。
【0063】第5の発明の不揮発性半導体メモリは、複
数のワード線と、複数のビット線と、複数のソース線
と、それぞれゲート電極、ドレイン電極、ソース電極を
有し、前記ゲート電極は前記複数のワード線のうちの1
つのワード線に接続され、前記ドレイン電極は前記複数
のビット線のうちの1つのビット線に接続され、前記ソ
ース電極は前記複数のソース線のうちの1つのソース線
に接続された複数の不揮発性のメモリセルと、入力され
たアドレスをプリデコードするアドレスプリデコーダ
と、前記プリデコードされたプリデコード信号が入力
し、前記複数のワード線のうち任意のワード線を選択す
るロウデコーダと、前記複数のメモリセルに記憶されて
いるデータの消去に際して、前記複数のソース線を第1
乃至第N(≧2)のソース線に分割し、前記第1乃至第
Nのソース線を個別に選択して第1乃至第Nの消去動作
に時分割してデータ消去を行った後、全てのメモリセル
に対して同時にデータを消去する消去手段とを具備し、
前記消去手段は、前記第1乃至第Nのソース線のうちか
ら個別に選択してデータを消去する際、全てのロウデコ
ーダを選択状態にするように前記プリデコード信号を選
択論理にして全てのワード線を所定の電位に設定し、前
記第1乃至第Nのソース線のうちから個別に選択した選
択ソース線の電位を前記ワード線の電位に対して第1の
正電圧にし、かつ前記選択ソース線を除く非選択ソース
線の電位を前記ワード線の電位に対して第1の正電圧よ
り絶対値の小さい第2の電圧に設定し、前記全てのメモ
リセルに対して同時にデータを消去する際、全てのワー
ド線を所定の電位に設定したまま、全てのソース線の電
位を前記ワード線の電位に対して第1の正電圧に設定す
ることを特徴とする。
【0064】第6の発明の不揮発性半導体メモリは、複
数のワード線と、複数のビット線と、複数のソース線
と、それぞれゲート電極、ドレイン電極、ソース電極を
有し、前記ゲート電極は前記複数のワード線のうちの1
つのワード線に接続され、前記ドレイン電極は前記複数
のビット線のうちの1つのビット線に接続され、前記ソ
ース電極は前記複数のソース線のうちの1つのソース線
に接続された複数の不揮発性のメモリセルと、入力され
たアドレスをプリデコードするアドレスプリデコーダ
と、前記プリデコードされたプリデコード信号が入力
し、前記複数のワード線のうち任意のワード線を選択す
るロウデコーダと、前記複数のメモリセルに記憶されて
いるデータの消去に際して、前記複数のワード線を第1
乃至第M(≧2)のワード線ブロックに分割するととも
に前記複数のソース線を第1乃至第N(≧2)のソース
線に分割し、前記第1乃至第Mのワード線ブロックの個
別選択と第1乃至第Nのソース線の個別選択との組合わ
せに依存する第(1、1)乃至第(M、N)のブロック
を個別に選択して第(1、1)乃至第(M、N)の消去
動作に時分割してデータ消去を行う消去手段とを具備
し、前記消去手段は、選択ワード線ブロックに対応する
全てのロウデコーダを選択状態にするように前記プリデ
コード信号を選択論理にして選択ワード線ブロックの全
てのワード線の電位を第1の電圧に設定し、非選択ワー
ド線ブロックの全てのワード線の電位を前記第1の電圧
より高い第2の電圧に設定し、選択ソース線の電位を前
記第1の電圧より高い第3の電圧に設定し、非選択ソー
ス線の電位を前記第3の電圧より低い第4の電圧に設定
することを特徴とする。
【0065】第7の発明の不揮発性半導体メモリは、複
数のワード線と、複数のビット線と、複数のソース線
と、それぞれゲート電極、ドレイン電極、ソース電極を
有し、前記ゲート電極は前記複数のワード線のうちの1
つのワード線に接続され、前記ドレイン電極は前記複数
のビット線のうちの1つのビット線に接続され、前記ソ
ース電極は前記複数のソース線のうちの1つのソース線
に接続された複数の不揮発性のメモリセルと、入力され
たアドレスをプリデコードするアドレスプリデコーダ
と、前記プリデコードされたプリデコード信号が入力
し、前記複数のワード線のうち任意のワード線を選択す
るロウデコーダと、前記複数のメモリセルに記憶されて
いるデータの消去に際して、前記複数のワード線を第1
乃至第M(≧2)のワード線ブロックに分割するととも
に前記複数のソース線を第1乃至第N(≧2)のソース
線に分割し、前記第1乃至第Mのワード線ブロックの個
別選択と第1乃至第Nのソース線の個別選択との組合わ
せに依存する第(1、1)乃至第(M、N)のブロック
を個別に選択して第(1、1)乃至第(M、N)の消去
動作に時分割してデータ消去を行った後、全てのメモリ
セルに対して同時にデータを消去する消去手段とを具備
し、前記消去手段は、前記第(1、1)乃至第(M、
N)のブロックを個別に選択してデータを消去する際、
選択ワード線ブロックに対応する全てのロウデコーダを
選択状態にするように前記プリデコード信号を選択論理
にして選択ワード線ブロックの全てのワード線の電位を
第1の電圧に設定し、非選択ワード線ブロックの全ての
ワード線の電位を前記第1の電圧より高い第2の電圧に
設定し、選択ソース線の電位を前記第1の電圧より高い
第3の電圧に設定し、非選択ソース線の電位を前記第3
の電圧より低い第4の電圧に設定し、前記全てのメモリ
セルに対して同時にデータを消去する際、全てのワード
線の電位を前記第1の電圧に設定し、全てのソース線の
電位を前記第3の電圧に設定することを特徴とする。
【0066】第8の発明の不揮発性半導体メモリは、複
数の不揮発性のメモリセルと複数のワード線と複数のビ
ット線を備えたセルアレイブロックを複数有するメモリ
コア部と、第1のデータ書込み時には1つのセルアレイ
ブロック内の複数のメモリセルに同時にデータを書込
み、第2のデータ書込み時には複数のセルアレイブロッ
ク内の複数のメモリセルに同時にデータを書込む手段と
を具備することを特徴とする。
【0067】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
【0068】まず、NOR型フラッシュメモリにおける
データ書込みに関する本発明の特徴について説明する。
【0069】図27に示したメモリセルの書込み時間対
閾値電圧変化特性、図28に示したメモリセルの書込み
時間対書込み電流変化特性から分かるように、書込み初
期には、メモリセルの閾値電圧は低いのでドレイン電流
は多いが、書込みが進行するにつれてドレイン電流は減
っていく。また、ドレイン電流の初期値は450μA、
書込み開始から2μs後のドレイン電流は225μAで
あり、書込み開始から10μs後の閾値電圧は6.5V
("0" データ)である。
【0070】そこで、本発明の書込み方法では、データ
の書込みに際して、同時に選択される複数のメモリセル
をN(≧2)区分し、各区分のメモリセルを単位として
それぞれ第1の時間ずつシリアルに書き込む第1の書込
み期間(例えばメモリセルの書込み電流が初期値から例
えばほぼ半減するまでの時間)と2区分以上のメモリセ
ルを単位としてそれぞれ第2の時間ずつシリアルに書き
込む第2の書込み期間(好ましくは第1の時間より長い
時間)とに分けてデータを書き込むことを特徴とするも
のである。
【0071】即ち、書込みが進行するにつれて書込みビ
ット数を増やすように工夫したシーケンスにしたがって
書き込むことにより、書込み時間を短縮するものであ
る。
【0072】<第1実施例>第1実施例に係る16ビッ
ト構成のNOR型フラッシュメモリは、図24乃至図2
6を参照して前述した従来例のNOR型フラッシュメモ
リと比べて、基本的な構成は同じである。
【0073】即ち、セルアレイブロック(1個分)は図
25に示すような基本構成を有しており、データ書込み
に際して、同一セルアレイブロック中の複数のワード線
のうち任意の1つのワード線を選択するとともに複数の
ビット線のうちの複数グループの各1本のビット線を同
時に選択するためのセル選択回路(ワード線選択回路、
カラム選択回路)が設けられている。
【0074】そして、図26に示すように、セルアレイ
ブロック内の複数グループのビット線(つまり、各グル
ープの複数のビット線が共通接続された共通ビット線)
に、読み出し時ビット電位クランプ用トランジスタC
T、負荷トランジスタLT、書込みトランジスタWT、
センスアンプSAなどが接続されている。
【0075】本実施例では、前述した従来例のNOR型
フラッシュメモリと比べて、書込み制御パルス信号を生
成する回路および書込み制御方法(シーケンス)が異な
るので、この点を中心に以下に説明する。
【0076】図1は、第1実施例に係るNOR型フラッ
シュメモリの書込み制御パルス信号φ6 〜φ9 を生成す
るための動作波形の一例を示している。
【0077】図2(a)〜(d)および図3(a)〜
(c)は、図1中に示した各種信号を生成するための回
路例を示している。
【0078】図2(a)のPGM発生回路は、NAND
ゲートNA群およびインバータIV群により所定のロジ
ック回路が構成されてなり、クロック信号φ1 〜φ4 お
よび書込み信号WEに基づいてパルス幅26μsのイネ
ーブル制御信号PGMを生成する。
【0079】図2(b)のφ1 生成回路は、NANDゲ
ートNAおよびインバータIV群により所定のロジック
回路が構成されてなり、イネーブル制御信号PGMに基
づいてパルス幅2μsのクロック信号φ1 を生成する。
【0080】図2(c)のφ5 生成回路では、NAND
ゲートNA群、遅延ゲートDLおよびインバータIV群
により所定のロジック回路が構成されてなり、クロック
信号φ1 およびイネーブル制御信号PGMに基づいてパ
ルス幅24μsのクロック信号φ5 を生成する。
【0081】図2(d)のバイナリカウンタ回路は、3
段接続された分周回路DEV、NANDゲートNAおよ
びインバータIV群により所定のロジック回路が構成さ
れている。そして、イネーブル制御信号PGMの反転信
号によって各分周回路DEVをリセットし、クロック信
号φ1 、φ5 をNAND処理した信号の相補信号入力を
分周し、初段分周回路でパルス幅が4μsのクロック信
号φ2 を生成し、次段分周回路でパルス幅が8μsのク
ロック信号φ3 を生成し、最終段分周回路からクロック
信号φ4 を取り出す。
【0082】図3(a)の回路は、NANDゲートNA
群およびインバータIV群により所定のロジック回路が
構成されてなり、信号φ1 、φ3 〜φ5 に基づいて図1
に示したような所望の書込み制御パルス信号φ6 を生成
する。
【0083】図3(b)の回路は、NORゲートNR群
およびインバータIV群により所定のロジック回路が構
成されてなり、信号φ1 〜φ5 に基づいて図1に示した
ような所望の書込み制御パルス信号φ7 を生成する。
【0084】図3(c)の回路は、NANDゲートNA
群、NORゲートNRおよびインバータIV群により所
定のロジック回路が構成されてなり、信号φ1 〜φ4 に
基づいて図1に示したような所望の書込み制御パルス信
号φ8 、φ9 を生成する。
【0085】上記第1実施例のNOR型フラッシュメモ
リの書込み動作に際しては、16ビット幅のデータ書込
みに際して、メモリセルを4区分し、まず、4ビット単
位で第1の書込み期間(メモリセルの書込み電流が初期
値450μAから例えばほぼ半減するまでの時間、本例
では2μs)ずつシリアルに書き込むが、その後は、前
記4ビット単位の例えば2倍の8ビット単位で前記第1
の書込み期間より長い第2の書込み期間(第1の書込み
期間だけ書込まれたメモリセルの閾値電圧が所定値に達
するまでの時間、本例では8μs)ずつシリアルに書き
込んでいく。
【0086】ここで、書込み電圧用の昇圧回路の面積と
消費電流を低減させるために供給電流が1.8mAの昇
圧回路を使用した場合、書込み時間の合計は、1.8m
A/450μA×2μs+1.8mA/225μA×8
μs=24μsで済む。
【0087】これに対して、図29を参照して前述した
ような書込み方法にしたがって、書込みビットを4ビッ
ト単位に区分して単純に時分割して書き込むと、書込み
時間の合計は1.8mA/450μA×10μs=40
μsだけかかる。
【0088】即ち、上記第1実施例によれば、書込み電
圧用昇圧回路の面積と消費電流を低減させるとともに、
書込み時間を大幅に短縮することが可能になる。
【0089】なお、実際の書込み動作に際して、図26
中の書込みトランジスタWTを駆動するために使用され
る書込み信号は、図1中に示した書込み制御パルス信号
φ6〜φ9 と、書込みブロックを選択指定するブロック
選択信号と、書込みデータ("0" データあるいは"1" デ
ータ)との論理積をとって生成される。
【0090】即ち、上記第1実施例のNOR型フラッシ
ュメモリによれば、書込みの進行につれて書込みビット
数の分割数を減らしていく(書込みビット数を増やして
いく)ことによって、書込み電圧用の昇圧回路からの限
られた供給電流を効率良く分配し、分割数を固定してい
た従来の方法に比べて書込み時間を短縮することができ
る。
【0091】上記第1実施例を拡張して一般的に表現す
ると、複数のワード線と、複数のビット線と、ソース線
と、それぞれゲート電極、ドレイン電極、ソース電極を
有し、前記ゲート電極は前記複数のワード線のうちの1
つのワード線に接続され、前記ドレイン電極は前記複数
のビット線のうちの1つのビット線に接続され、前記ソ
ース電極は前記ソース線に接続された複数の不揮発性の
メモリセルと、データの書込みに際して、前記複数のワ
ード線のうち任意の1つのワード線を選択するとともに
前記複数のビット線のうちの複数グループの各1本のビ
ット線を同時に選択するセル選択回路と、前記複数グル
ープのビット線にそれぞれ接続された複数のトランジス
タと、前記セル選択回路により同時に選択される複数の
メモリセルに対して複数ビットのデータを書き込む時
に、書込みの進行につれて書込みビット数を増やしてい
く書込み手段とを具備することを特徴とする。
【0092】次に、NOR型フラッシュメモリにおける
データ消去に関する本発明の特徴について説明する。
【0093】図30および図31の特性では、バンド間
トンネル電流の初期値は4mAであるが、消去が進行す
るにつれてバンド間トンネル電流は減っていき、消去開
始から2ms後のバンド間トンネル電流は1mAであ
り、消去開始から10ms後の閾値電圧は3V("1" デ
ータ)である。
【0094】以下に示すデータ消去に関する各実施例の
NOR型フラッシュメモリにおけるデータ消去動作は、
消去ビット数を512Kビットに固定していた従来の方
法に比べて、消去対象ビット数を減らす、あるいは、消
去開始直後には消去ビット数を少なくし、消去の進行に
従って消去ビット数を増やしていくことにより、消去電
圧用昇圧回路の面積と消費電流を低減することを特徴と
する。
【0095】このような制御は、ロウアドレスプリデコ
ード信号の複数を同時に選択状態にすることによってロ
ウデコーダブロックを同時に選択状態にする手段を用い
て実現できる。
【0096】<第2実施例>第2実施例では、512K
ビット(64Kバイト)のビット容量を有するセルアレ
イブロックMCAのデータの消去に際して、ロウデコー
ダおよび複数のワード線をN(≧2)区分し、各区分を
シリアルに選択して消去することにより、消去電流のピ
ークを分散し、消去電圧用昇圧回路として必要な面積を
小さくするものである。
【0097】図4は、第2実施例に係るNOR型フラッ
シュメモリにおける1本のソース線を共有する1つのセ
ルアレイブロックMCAおよびそれに対応するロウデコ
ーダアレイの構成の一例を示す。
【0098】図4中のセルアレイブロックMCAは、i
x j 個のメモリセルと、i 本のビット線BL0 〜BL(i
-1) とj 本のワード線WL0 〜WL(j-1) と1本のソー
ス線SLとからなる。
【0099】ここで、i=1024、j=512、つま
り、上記セルアレイブロックMCAは512ワード線×
1Kビット線構成であり、それぞれ8Kバイトのビット
容量を有する8つのサブセルアレイブロックMCAB0〜
MCAB7から構成されており、各サブセルアレイブロッ
クMCAB0〜MCAB7は、1024本のビット線BL0
〜BL(i-1) と1本のソース線SLを共有する。
【0100】ロウデコーダアレイRDAは、前記8つの
サブセルアレイブロックMCAB0〜MCAB7に対応して
設けられた8つのロウデコーダブロックRDB0〜RDB7
から構成されている。
【0101】各ロウデコーダブロックRDB0〜RDB7
は、それぞれ8個のロウデコーダRDを有し、ロウデコ
ーダアレイの全体では64個のロウデコーダRDを有
し、各ロウデコーダRDは、プリデコーダ信号GAm 、
GBn 、VCGl (m= 0〜7 、n=0〜7 、l= 0-7)をデ
コードする。
【0102】図5は、図4中のロウデコーダRDの1個
分を代表的に示しており、プリデコーダ信号GAm 、G
Bn が入力するNANDゲートNAと、このNANDゲ
ートNAの出力が入力するレベルシフタLSと、このレ
ベルシフタLSの出力が入力する8個のワード線ドライ
バWLD0 〜WLD7 とを有し、ワード線ドライバ電圧
源として信号VCGl (l= 0-7)が印加される。
【0103】このロウデコーダRDにおいて、レベルシ
フタLSの初段のNMOS入力型のCMOS差動回路は
VSWノード(例えばVSW=3V)と接地ノードとの
間に接続されており、次段のPMOS入力型のCMOS
差動回路はVSWノードとVBBノード(VBB=−
7.5Vの負電圧)との間に接続されており、ワード線
ドライバWLD0 〜WLD7 は、ワード線ドライバ電圧
源(VCGl )と接地ノードとの間に接続されている。
【0104】このロウデコーダRDは、プリデコーダ信
号GAm 、GBn 、VCGl に基づいて8本のワード線
WLmnl (l= 0-7)の駆動信号を生成し、ロウデコーダ
アレイの全体では、m,n,l の組み合わせによって512
本のワード線WLmnl の駆動信号を選択的に生成するこ
とが可能である。
【0105】この場合、消去時には、後述するようにワ
ード線ドライバ電圧源信号VCGlとしてVBBが供給
され、プリデコーダ信号GAm 、GBn により選択され
た選択ロウデコーダブロックの各ロウデコーダRDの出
力電位はVBBになり、選択されなかった非選択ロウデ
コーダブロックの各ロウデコーダRDの出力電位は0V
になる。
【0106】図6(a)は、図5中のプリデコーダ信号
VCGl を生成するVCGl プリデコーダ回路の一例を
示している。
【0107】このVCGl プリデコーダ回路は、相補的
な内部ロウアドレス信号RA0 〜RA8 、/RA0 〜/
RA8 の一部であるRA0 〜RA2 、/RA0 〜/RA
2 および消去モード信号/ERAが入力するNANDゲ
ートNAと、このNANDゲートNAの出力が入力する
レベルシフタLSと、このレベルシフタLSの出力が入
力するCMOSインバータ(ドライバ)IVとを有す
る。
【0108】このVCGl プリデコーダ回路において、
レベルシフタLSは図6中のレベルシフタLSと同様で
あり、CMOSインバータIVはVSWノードとVBB
ノードとの間に接続されている。
【0109】このVCGl プリデコーダ回路は、消去モ
ード信号/ERAが非活性状態(“H”レベル)の時
(読み出し/書込み時)にはRA0 〜RA2 、/RA0
〜/RA2 をデコードしてプリデコーダ信号VCGl を
出力する。これに対して、消去モード信号/ERAが活
性状態(“L”レベル)の時にはプリデコーダ信号VC
Gl としてVBBを出力する。
【0110】図6(b)は、図5中のプリデコーダ信号
GAm を生成するためのGAm プリデコーダ回路の一例
を示している。
【0111】このGAm プリデコーダ回路は、相補的な
内部ロウアドレス信号RA3 〜RA5 、/RA3 〜/R
A5 が入力するNANDゲートNA1と、このNAND
ゲートNA1の出力および消去モード信号/ERAが入
力するNANDゲートNA2とを有する。
【0112】このGAm プリデコーダ回路は、消去モー
ド信号/ERAが非活性状態(“H”レベル)の時(読
み出し/書込み時)にはRA3 〜RA5 、/RA3 〜/
RA5 をデコードしてプリデコーダ信号GAm を出力す
る。これに対して、消去モード信号/ERAが活性状態
(“L”レベル)の時にはプリデコーダ信号GAm とし
て“H”レベルを出力する。
【0113】図6(c)は、図5中のプリデコーダ信号
GBn を生成するためのGBn プリデコーダ回路の一例
を示している。
【0114】このGBn プリデコーダ回路は、相補的な
内部ロウアドレス信号RA6 〜RA8 、/RA6 〜/R
A8 が入力するNANDゲートNA3と、このNAND
ゲートNA3の出力が入力するインバータIV1とを有
する。
【0115】このGBn プリデコーダ回路は、RA6 〜
RA8 、/RA6 〜/RA8 をデコードしてプリデコー
ダ信号GBn を出力する。この場合、消去時には、後述
するように上記信号RA6 〜RA8 、/RA6 〜/RA
8 としてチップ内部のバイナリカウンタ回路で発生され
た3ビットのバイナリ信号が供給されるので、プリデコ
ーダ信号GBn は、前記8つのロウデコーダブロックR
DB0〜RDB7を択一的に選択するためのロウデコーダブ
ロック選択信号としての機能を果たす。
【0116】図7(a)は、図6(a)、(b)中の内
部ロウアドレス信号RA0 〜RA5、/RA0 〜/RA5
を生成する回路の1個分を代表的に示している。
【0117】この回路は、アドレス信号Ai(i=0 〜5)が
二段のインバータIV2、IV3を経てRAi(i=0 〜5)
になり、さらにインバータIV4により反転されて/R
Ai(i=0 〜5)になる。
【0118】図7(b)は、図6(c)中の内部ロウア
ドレス信号RA6 〜RA8 、/RA6 〜/RA8 を生成
する回路の1個分を代表的に示している。
【0119】この回路は、アドレス信号Ai(i=6,7,8)が
一端に入力するCMOSトランスファゲートTG1と、
クロック信号ECLKi(i=6,7,8)が一端に入力するCM
OSトランスファゲートTG2と、これらの2つのトラ
ンスファゲートの各他端の一括接続ノードに接続された
インバータIV5とを有し、上記2つのトランスファゲ
ートTG1、TG2は相補的な消去モード信号ERA、
/ERAにより相補的にスイッチ制御される。
【0120】この回路は、相補的な消去モード信号ER
A、/ERAが非活性状態の時(読み出し/書込み時)
には、一方のトランスファゲートTG1がオンになり、
Aiおよびその反転信号がRAi 、/RAi となって出
力する。
【0121】これに対して、相補的な消去モード信号E
RA、/ERAが活性状態の時には、他方のトランスフ
ァゲートTG2がオンになってクロック信号ECLKi
およびその反転信号がRAi 、/RAi となって出力す
る。
【0122】図7(c)は、図7(b)中のクロック信
号ECLKi(i=6,7,8)を供給するバイナリカウンタBC
を示している。
【0123】このバイナリカウンタBCは、クロック信
号ECLK6 を分周してクロック信号信号ECLK7 、
ECLK8 を発生する。
【0124】図8は、図4に示した第2実施例のNOR
型フラッシュメモリにおけるセルアレイブロックMCA
の消去動作に係る信号波形の一例を示している。
【0125】消去モードに入ると、図6(b)のGAm
プリデコーダ回路はプリデコーダ信号GAm として
“H”レベルを出力し、図6(c)のGBn プリデコー
ダ回路は、RA6 〜RA8 、/RA6 〜/RA8 入力と
して供給される3ビットのバイナリ信号をプリデコーダ
した信号GBn (択一的に“H”レベルになる走査信
号)を出力する。したがって、プリデコーダ信号GAm
とプリデコーダした信号GBn とによって8つのロウデ
コーダブロックRDB0〜RDB7を択一的にシリアルに選
択する。
【0126】また、消去モード時には、図6(a)のV
CGl プリデコーダ回路はワード線電圧源信号VCGl
としてVBBを供給するので、各ロウデコーダブロック
RDB0〜RDB7のうちの1つの選択ロウデコーダブロッ
クの各ロウデコーダRDの出力はVBBになり、残りの
非選択のロウデコーダブロックの各ロウデコーダRDの
出力は非選択電位(0V)になる。
【0127】また、消去電圧用昇圧回路(図示せず)か
ら供給されるソース線電圧VSLは、消去動作の開始から
終了まで6.5Vにされる。この結果、サブセルアレイ
ブロックMCAB0からMCAB7までシリアルに消去され
ていく。
【0128】即ち、まず、第1のサブセルアレイブロッ
クMCAB0の全てのワード線(第1のワード線ブロッ
ク)は−7.5Vにされ、その他のサブセルアレイブロ
ックMCAB1〜MCAB7のワード線の全ては0Vにされ
る。このような動作が、第8のサブセルアレイブロック
MCAB7のワード線(第8のワード線ブロック)までシ
リアルに繰り返されて消去動作が終了する。
【0129】この場合、図31に示した消去特性から分
かるように、1つのワード線ブロックを−7.5Vにす
る時間T1 を10msにすると、全消去時間は80ms
(10ms×8)になる。
【0130】また、ソース線SLをバイアスする消去電
圧用昇圧回路の供給電流ISLの波形は、8つのサブセル
アレイブロックMCAB0〜MCAB7のシリアルな消去動
作に対応して8つのピークに分散できるので、消去電圧
用昇圧回路として必要な面積を減らすことが可能とな
る。
【0131】上記第2実施例を拡張して一般的に表現す
ると、512Kビットのセルアレイブロックのデータの
消去に際して、ロウデコーダおよび複数のワード線をそ
れぞれ第1乃至第N(≧2)のロウデコーダブロックお
よび第1乃至第Nのワード線ブロックにN分割し、前記
第1乃至第Nのワード線ブロックを個別に選択して第1
乃至第Nの消去動作に時分割してデータ消去を行う消去
手段を具備し、前記消去手段は、前記第1乃至第Nのワ
ード線ブロックのうちから選択した選択ワード線ブロッ
クに対応する選択ロウデコーダブロック内の全てのロウ
デコーダを選択状態にするようにプリデコード信号を選
択論理にして選択ワード線ブロックの全てのワード線の
電位をソース線電位に対して第1の負電圧にし、かつ前
記選択ロウデコーダブロックを除く非選択ロウデコーダ
ブロック内の全てのロウデコーダを非選択状態にするよ
うに前記プリデコード信号を非選択論理にして前記選択
ワード線ブロックを除く非選択ワード線ブロックの全て
のワード線の電位をソース線電位に対して第1の負電圧
より絶対値の小さい第2の電圧に設定することを特徴と
するものである。
【0132】<第3実施例>第3実施例は、図4乃至図
8に示した第2実施例と比べて、構成はほぼ同様である
が、消去動作に係る信号波形の印加シーケンスが異な
る。
【0133】図9は、第3実施例に係るセルアレイブロ
ックMCAの消去動作に係る信号波形の一例を示してい
る。
【0134】消去動作の前半は、サブセルアレイブロッ
クMCAB0〜MCAB7を2ブロックずつに4区分し、図
8に示した消去動作に準じて各区分をシリアルに選択す
る。この場合、選択したワード線ブロックを−10Vに
する時間を図8中のT1 (=10ms)より短いT2
(例えば2ms)とするように制御する。
【0135】そして、上記したようなシリアルな選択が
最後の区分のワード線ブロックまで進んだ後、全区分の
ワード線ブロックを選択状態、即ち、512Kビットセ
ルアレイの全てのワード線を−10Vにする。この場
合、図4の消去特性から分かるように、全ワード線を−
10Vにする時間T3 は8msでよい。
【0136】したがって、全消去時間は、2ms×4+
8ms=16msとなり、図8に示した消去動作に要す
る全消去時間80msよりも大幅に短縮される。
【0137】また、ソース線をバイアスする消去電圧用
昇圧回路の供給電流ISLの波形は、各区分のサブセルア
レイブロックのシリアルな消去動作および全区分のサブ
セルアレイブロックの消去動作に対応して5つのピーク
に分散できるので、消去電圧用昇圧回路として必要な面
積を減らすことが可能となる。
【0138】上記第3実施例を拡張して一般的に表現す
ると、512Kビットのセルアレイブロックのデータの
消去に際して、ロウデコーダおよび複数のワード線をそ
れぞれ第1乃至第N(≧2)のロウデコーダブロックお
よび第1乃至第Nのワード線ブロックにN分割し、前記
第1乃至第Nのワード線ブロックを個別に選択して第1
乃至第Nの消去動作に時分割してデータ消去を行った
後、全てのワード線ブロックに対して同時にデータを消
去する消去手段を具備し、前記消去手段は、前記第1乃
至第Nのワード線ブロックのうちから個別に選択した選
択ワード線ブロックのデータを消去する際、選択ワード
線ブロックに対応する選択ロウデコーダブロック内の全
てのロウデコーダを選択状態にするようにプリデコード
信号を選択論理にして選択ワード線ブロックの全てのワ
ード線の電位をソース線電位に対して第1の負電圧に
し、かつ前記選択ロウデコーダブロックを除く非選択ロ
ウデコーダブロック内の全てのロウデコーダを非選択状
態にするように前記プリデコード信号を非選択論理にし
て前記選択ワード線ブロックを除く非選択ワード線ブロ
ックの全てのワード線の電位をソース線電位に対して第
1の負電圧より絶対値の小さい第2の電圧に設定し、前
記全てのワード線ブロックに対して同時にデータを消去
する際、全てのロウデコーダブロック内の全てのロウデ
コーダを選択状態にするように前記プリデコード信号を
選択論理にして全てのワード線ブロックの全てのワード
線の電位をソース線電位に対して第1の負電圧に設定す
ることを特徴とするものである。
【0139】<第4実施例>図10は、第4実施例に係
るNOR型フラッシュメモリのセルアレイブロックMC
Aとそれに対応するロウデコーダアレイを示す。
【0140】このNOR型フラッシュメモリは、512
Kビット(64Kバイト)のビット容量を有するセルア
レイブロックMCAを、それぞれ32Kバイトのビット
容量を有する2つのサブセルアレイブロックMCAB1、
MCAB2に区分する。
【0141】各サブセルアレイブロックMCAB1、MC
AB2は、1024本のビット線BL0 〜WL(i-1) を共
有し、サブセルアレイブロックMCAB1は、256本の
ワード線WL0 〜WL(j-1) とワード線方向に沿って設
けられた1本のソース線SL1 を有し、サブセルアレイ
ブロックMCAB2は、256本のワード線WLj 〜WL
(2j-1)とワード線方向に沿って設けられた1本のソース
線SL2 を有する。
【0142】また、前記2つのサブセルアレイブロック
MCAB1、MCAB2に対応して2つのロウデコーダブロ
ックRDB1、RDB2に区分しており、各ロウデコーダブ
ロックRDB1、RDB2はそれぞれ32個のロウデコーダ
RDを有し、ロウデコーダアレイの全体では64個のロ
ウデコーダRDを有する。
【0143】図11は、図10中のセルアレイブロック
MCAの消去動作に係る信号波形の一例を示している。
【0144】消去モードに入ると、サブセルアレイブロ
ックMCAB1、MCAB2をシリアルに選択し、ソース線
SL1 、SL2 にT1 (=10ms)時間ずつバイアス
(例えば6.5V)を印加し、消去開始から終了まで全
てのワード線に−10Vを印加する。この結果、サブセ
ルアレイブロックMCAB1、MCAB2がシリアルに消去
されていく。
【0145】したがって、消去動作に要する全消去時間
は20msになり、ソース線SL1、SL2 をバイアス
する消去電圧用昇圧回路の供給電流ISLの波形は2つの
ピークに分散できるので、最大供給電流が2mAの消去
電圧用昇圧回路を用いることができ、消去電圧用昇圧回
路として必要な面積を減らすことが可能となる。
【0146】図12は、図10中の2本のソース線SL
1 、SL2 を選択するためのソースデコーダの一例を示
す回路である。
【0147】ロウアドレス信号のうちの最上位ビット信
号から生成された相補的な内部ロウアドレス信号RA8
、/RA8 は、それぞれ対応して二入力のNANDゲ
ートNA11、NA12の各一方の入力となり、ブロッ
クアドレス信号BLKADDは上記NANDゲートNA
11、NA12の各他方の入力となる。
【0148】上記NANDゲートNA11の出力は、イ
ンバータIV11、IV12により反転され、相補的な
信号としてソース線ドライバSD1に入力する。また、
前記NANDゲートNA12の出力は、インバータIV
13、IV14により反転され、相補的な信号としてソ
ース線ドライバSD2に入力する。上記ソース線ドライ
バSD1、SD2は、それぞれソース線電圧VSWノー
ドとVssノードとの間に接続されているCMOSラッチ
回路からなる。
【0149】上記ソースデコーダの動作は、消去時に、
ブロックアドレス信号BLKADDが“H”レベルにな
り、相補的な内部ロウアドレス信号RA8 、/RA8 の
いずれか一方の“H”レベルによりサブセルアレイブロ
ックMCAB1のソース線SL1 、サブセルアレイブロッ
クMCAB2のソース線SL2 のいずれか一方がソース線
電圧VSWになる。一回の消去動作中に信号RA8 、/
RA8 が反転し、ソース線SL1 、SL2 はシリアルに
選択されてソース線電圧VSWになる。
【0150】なお、ブロックアドレス信号BLKADD
は、非選択時、あるいは、消去時以外の動作中は“L”
レベルになり、2本のソース線SL1 、SL2 は0Vに
なる。
【0151】上記第4実施例を拡張して一般的に表現す
ると、512Kビットのセルアレイブロックのデータの
消去に際して、ソース線を第1乃至第N(≧2)の複数
本のソース線に分割するとともにロウデコーダおよび複
数のワード線をそれぞれ第1乃至第Nのロウデコーダブ
ロックおよび第1乃至第Nのワード線ブロックに分割
し、第1の消去動作乃至第Nの消去動作に時分割してデ
ータを消去する消去手段を具備し、前記消去手段は、全
てのワード線を所定の電位に設定し、前記第1乃至第N
のソース線のうちから個別に選択した選択ソース線の電
位を前記ワード線の電位に対して第1の正電圧にし、か
つ前記選択ソース線を除く非選択ソース線の電位を前記
ワード線の電位に対して第1の正電圧より絶対値の小さ
い第2の電圧に設定することを特徴とするものである。
【0152】<第5実施例>図13は、第5実施例に係
るNOR型フラッシュメモリのセルアレイブロックMC
Aとそれに対応するロウデコーダRDAを示す。
【0153】このNOR型フラッシュメモリは、512
Kビット(64Kバイト)のビット容量を有するセルア
レイブロックを、それぞれ32Kバイトのビット容量を
有する2つのサブセルアレイブロックMCAB1、MCA
B2に区分する。
【0154】各サブセルアレイブロックMCAB1、MC
AB2は512本のワード線WL0 〜WL(j-1) を共有
し、サブセルアレイブロックMCAB1は、256本のビ
ット線BL0 〜WL(i-1) とビット線方向に沿って設け
られた1本のソース線SL1 を有し、サブセルアレイブ
ロックMCAB2は、256本のビット線BLi 〜WL(2
i-1)とビット線方向に沿って設けられた1本のソース線
SL2 を有する。
【0155】図14は、図13中のセルアレイブロック
MCAの消去動作に係る信号波形の一例を示している。
【0156】消去モードに入ると、最初はサブセルアレ
イブロックMCAB1、MCAB2をシリアルに選択し、ソ
ース線SL1 、SL2 にT2 (<T1 )時間ずつバイア
ス(例えば6.5V)を印加し、バンド間電流が減った
後はソース線SL1 、SL2 に同時にバイアスをT3 時
間印加し、消去開始から終了まで全てのワード線に−1
0Vを印加する。
【0157】この場合、最大供給電流が2mAの消去電
圧用昇圧回路を備えている場合には、図31に示した特
性から分かるように、T2 =2ms、T3 =8msとす
ることができる。
【0158】この結果、サブセルアレイブロックMCA
B1、MCAB2の全消去時間は、2ms×2+8ms=1
2msとなり、図11に示した消去動作に要する全消去
時間20msよりも大幅に短縮される。
【0159】また、ソース線SL1 、SL2 をバイアス
する消去電圧用昇圧回路の供給電流ISLの波形は、各区
分のサブセルアレイブロックのシリアルな消去動作およ
び全区分のサブセルアレイブロックの消去動作に対応し
て3つのピークに分散できるので、消去電圧用昇圧回路
として必要な面積を減らすことが可能となる。
【0160】図15は、図13中の2本のソース線SL
1 、SL2 を選択するためのソースデコーダの一例を示
す回路である。
【0161】カラムアドレス信号のうちの最上位ビット
信号から生成された相補的な内部カラムアドレス信号C
A9 、/CA9 は、それぞれ対応して二入力のNAND
ゲートNA1、NA2の各一方の入力となり、ブロック
アドレス信号BLKADDは上記NANDゲートNA1
1、NA12の各他方の入力となる。上記NANDゲー
トNA11の出力は、インバータIV11、IV12に
より反転され、相補的な信号としてソース線ドライバS
D1に入力する。また、前記NANDゲートNA12の
出力は、インバータIV13、IV14により反転さ
れ、相補的な信号としてソース線ドライバSD2に入力
する。上記ソース線ドライバSD1、SD2は、それぞ
れソース線電圧VSWノードとVssノードとの間に接続
されているCMOSラッチ回路からなる。
【0162】上記ソースデコーダの動作は、消去時に、
ブロックアドレス信号BLKADDが“H”レベルにな
り、相補的なカラムアドレス信号CA9 、/CA9 のい
ずれか一方の“H”レベルによりサブセルアレイブロッ
クMCAB1のソース線SL1、サブセルアレイブロック
MCAB2のソース線SL2 のいずれか一方がソース線電
圧VSWになる。一回の消去動作中に信号RA8 、/R
A8 が反転し、ソース線SL1 、SL2 はシリアルに選
択されてソース線電圧VSWになる。
【0163】なお、ブロックアドレス信号BLKADD
は、非選択時、あるいは、消去時以外の動作中は“L”
レベルになり、2本のソース線SL1 、SL2 は0Vに
なる。
【0164】上記第5実施例を拡張して一般的に表現す
ると、512Kビットのセルアレイブロックのデータの
消去に際して、ソース線を第1乃至第N(≧2)の複数
本のソース線に分割し、第1乃至第Nのソース線を個別
に選択して第1乃至第Nの消去動作に時分割してデータ
消去を行った後、全てのメモリセルに対して同時にデー
タを消去する消去手段を具備し、前記消去手段は、前記
第1乃至第Nのソース線のうちから個別に選択してデー
タを消去する際、全てのロウデコーダを選択状態にする
ようにプリデコード信号を選択論理にして全てのワード
線を所定の電位に設定し、前記第1乃至第Nのソース線
のうちから個別に選択した選択ソース線の電位を前記ワ
ード線の電位に対して第1の正電圧にし、かつ前記選択
ソース線を除く非選択ソース線の電位を前記ワード線の
電位に対して第1の正電圧より絶対値の小さい第2の電
圧に設定し、前記全てのメモリセルに対して同時にデー
タを消去する際、全てのワード線を所定の電位に設定し
たまま、全てのソース線の電位を前記ワード線の電位に
対して第1の正電圧に設定することを特徴とするもので
ある。
【0165】なお、前記第4実施例では、図10に示し
たセルアレイブロック、ロウデコーダアレイにおいて図
14に示した信号波形を用いた消去動作も可能である。
【0166】また、前記第5実施例では、図13に示し
たセルアレイブロック、ロウデコーダアレイにおいて図
11に示した信号波形を用いた消去動作も可能である。
【0167】<第6実施例>図16は、第6実施例に係
るNOR型フラッシュメモリのセルアレイブロックMC
Aとそれに対応するロウデコーダアレイを示す。
【0168】このNOR型フラッシュメモリは、512
Kビット(64Kバイト)のビット容量を有するセルア
レイブロックをそれぞれ16Kバイトのビット容量を有
する4つのサブセルアレイブロックMCAB1、MCAB
2、MCAB3、MCAB4に区分する。
【0169】第1列の方向に並ぶ2個のサブセルアレイ
ブロックMCAB1、MCAB2は、256本のビット線B
L0 〜WL(i-1) と1本のソース線SL1 を共有し、第
2列の方向に並ぶ2個のサブセルアレイブロックMCA
B3、MCAB4は、256本のビット線BLi 〜WL(2i-
1)と1本のソース線SL2 を共有している。
【0170】また、第1行の方向に並ぶ2個のサブセル
アレイブロックMCAB1、MCAB3は、256本のワー
ド線WL0 〜WL(j-1) を共有し、第2行の方向に並ぶ
2個のサブセルアレイブロックMCAB2、MCAB4は、
256本のワード線WLj 〜WL(2j-1)を共有してい
る。
【0171】また、ロウデコーダアレイを、前記2つの
行のサブセルアレイブロック(MCAB1、MCAB3)、
(MCAB2、MCAB4)に対応して2つのロウデコーダ
ブロックRDB1、RDB2に区分しており、各ロウデコー
ダブロックRDB1、RDB2はそれぞれ256個のロウデ
コーダRDを有し、消去時にはブロック選択信号R0、
R1 によって選択・非選択のいずれかにされる。
【0172】図17は、図16中のセルアレイブロック
MCAの消去動作に係る信号波形の一例を示している。
【0173】消去モードに入ると、最初は第1行のサブ
セルアレイブロック(MCAB1、MCAB3)を選択して
ワード線WL0 〜WL(j-1) に−10Vを印加し、この
状態で、ソース線SL1 、SL2 をシリアルにT1 時間
ずつ選択し、選択ソース線にはバイアス(例えば6.5
V)を印加し、非選択ソース線には0Vを印加する。こ
の間、非選択ワード線WLj 〜WL(2j-1)には0Vを印
加する。
【0174】次に、第2行のサブセルアレイブロック
(MCAB2、MCAB4)を選択してワード線WLj 〜W
L(2j-1)に−10Vを印加し、この状態で、ソース線S
L1 、SL2 をシリアルにT1 時間ずつ選択し、選択ソ
ース線にはバイアス(例えば6.5V)を印加し、非選
択ソース線には0Vを印加する。この間、非選択ワード
線WL0 〜WL(j-1) には0Vを印加する。
【0175】この結果、サブセルアレイブロックMCA
B1、MCAB3、MCAB2、MCAB4がシリアルに消去さ
れていく。
【0176】したがって、消去動作に要する全消去時間
は40msになり、ソース線SL1、SL2 をバイアス
する消去電圧用昇圧回路の供給電流ISLの波形は4つの
ピークに分散できるので、最大供給電流が1mAの消去
電圧用昇圧回路を用いることができ、消去電圧用昇圧回
路として必要な面積を減らすことが可能となる。
【0177】上記第6実施例を拡張して一般的に表現す
ると、512Kビットのセルアレイブロックのデータの
消去に際して、ワード線を第1乃至第M(≧2)の複数
のワード線ブロックに分割するとともにソース線を第1
乃至第N(≧2)の複数のソース線に分割し、第1乃至
第Mのワード線ブロックの個別選択と第1乃至第Nのソ
ース線の個別選択との組合わせに依存する第(1、1)
乃至第(M、N)のブロックを個別に選択して第(1、
1)乃至第(M、N)の消去動作に時分割してデータ消
去を行う消去手段を具備し、前記消去手段は、選択ワー
ド線ブロックに対応する全てのロウデコーダを選択状態
にするようにプリデコード信号を選択論理にして選択ワ
ード線ブロックの全てのワード線を第1の電圧に設定
し、非選択ワード線ブロックの全てのワード線を前記第
1の電圧より高い第2の電圧に設定し、選択ソース線を
前記第1の電圧より高い第3の電圧に設定し、非選択ソ
ース線の電位を前記第3の電圧より低い第4の電圧に設
定することを特徴とするものである。
【0178】<第7実施例>第7実施例は、図16およ
び図17に示した第6実施例と比べて、構成はほぼ同様
であるが、消去動作に係る信号波形の印加シーケンスが
異なる。
【0179】図18は、第7実施例に係るセルアレイブ
ロックMCAの消去動作に係る信号波形の一例を示して
いる。
【0180】消去モードに入ると、最初は、図17の消
去動作と同様のシーケンスでT2 (<T1 )時間ずつソ
ース線バイアスを印加し、バンド間電流が減った後は、
終了までのT3 時間に全てのWL0 〜WL(j-1) 、WL
j 〜WL(2j-1)に−10V、全てのSL1 、SL2 にソ
ース線バイアスを印加する。
【0181】この場合、最大供給電流が1mAの消去電
圧用昇圧回路を備えている場合には、図31に示した特
性から分かるように、T2 =2ms、T3 =8msとす
ることができる。
【0182】この結果、サブセルアレイブロックMCA
B1、MCAB2の全消去時間は、2ms×4+8ms=1
6msとなり、図17に示した消去動作に要する全消去
時間40msよりも大幅に短縮される。
【0183】また、ソース線SL1 、SL2 をバイアス
する消去電圧用昇圧回路の供給電流ISLの波形は、各区
分のサブセルアレイブロックのシリアルな消去動作およ
び全区分のサブセルアレイブロックの消去動作に対応し
て5つのピークに分散できるので、消去電圧用昇圧回路
として必要な面積を減らすことが可能となる。
【0184】上記第7実施例を拡張して一般的に表現す
ると、512Kビットのセルアレイブロックのデータの
消去に際して、ワード線を第1乃至第M(≧2)の複数
のワード線ブロックに分割するとともにソース線を第1
乃至第N(≧2)の複数のソース線に分割し、前記第1
乃至第Mのワード線ブロックの個別選択と第1乃至第N
のソース線の個別選択との組合わせに依存する第(1、
1)乃至第(M、N)のブロックを個別に選択して第
(1、1)乃至第(M、N)の消去動作に時分割してデ
ータ消去を行った後、全てのメモリセルに対して同時に
データを消去する消去手段を具備し、前記消去手段は、
前記第(1、1)乃至第(M、N)のブロックを個別に
選択してデータを消去する際、選択ワード線ブロックに
対応する全てのロウデコーダを選択状態にするようにプ
リデコード信号を選択論理にして選択ワード線ブロック
の全てのワード線を第1の電圧に設定し、非選択ワード
線ブロックの全てのワード線を前記第1の電圧より高い
第2の電圧に設定し、選択ソース線を前記第1の電圧よ
り高い第3の電圧に設定し、非選択ソース線を前記第3
の電圧より低い第4の電圧に設定し、前記全てのメモリ
セルに対して同時にデータを消去する際、全てのワード
線を前記第1の電圧に設定し、全てのソース線を前記第
3の電圧に設定することを特徴とするものである。
【0185】次に、NOR型フラッシュメモリにおける
データ書込みテストに関する本発明の特徴について説明
する。
【0186】即ち、ここでは、複数のセルアレイブロッ
クを有し、通常のデータ書込み時には前記メモリセルの
1個にデータを書込む、または同一セルアレイブロック
の複数のメモリセルに同時にデータを書込むが、データ
書込みテスト時には複数のセルアレイブロックのメモリ
セルに同時にデータを書込む。
【0187】<第8実施例>図19は、第8実施例に係
るNOR型フラッシュメモリの一例を示す。
【0188】メモリコア部は、メモリセルが配列された
2つのセルアレイブロックMCAB0、MCAB1と、上記
セルアレイブロックMCA0 、MCA1 に対応して設け
られたワード線選択用のロウデコーダRD0 、RD1 、
前記セルアレイブロックMCA0 、MCA1 に対応して
設けられたビット線選択用のカラムゲートCG0 、CG
1 から構成される。
【0189】なお、セルアレイブロックMCA0 は、図
示を簡略するために、1本のワード線WL0 および1本
のビット線BL0 を代表的に示しており、セルアレイブ
ロックMCA1 は、1本のワード線WL1 および1本の
ビット線BL1 を代表的に示している。
【0190】ブロックアドレスデコーダBADは、アド
レスピンAnから入力されるブロックアドレス信号をデ
コードしてブロック選択信号BA0 、BA1 を出力する
ものである。
【0191】ウエルドライバWD0 、WD1 は、前記ブ
ロック選択信号BA0 、BA1 によって活性化制御さ
れ、セルアレイブロックMCAB0、MCAB1のP型ウエ
ル配線Well0、Well1に所要の電圧を印加するものであ
る。
【0192】ロウアドレスデコーダRADは、アドレス
ピンAnから入力されるロウアドレス信号をデコードし
て前記ロウデコーダRD0 、RD1 の活性化(イネーブ
ル)・非活性化(ディセーブル)状態を制御するための
ロウデコーダ選択信号RA0、RA1 を出力するもので
ある。
【0193】前記ロウデコーダRD0 、RD1 は、活性
化されると、ロウアドレス信号に対応して前記セルアレ
イブロックMCA0 、MCA1 の特定のワード線を駆動
するものである。
【0194】なお、前記ロウデコーダRD0 、RD1
は、前記ロウデコーダ選択信号RA0、RA1 だけでな
く、さらに前記ブロック選択信号BA0 、BA1 によっ
て活性化(イネーブル)・非活性化(ディセーブル)状
態が制御されるように構成されていてもよい。
【0195】カラムアドレスデコーダCADは、アドレ
スピンAnから入力されるカラムアドレス信号をデコー
ドして前記カラムゲートCG0 、CG1 の特定カラムの
選択・非選択を制御するためのカラム選択信号CAを出
力するものである。
【0196】上記カラムゲートCG0 、CG1 は、対応
して前記ブロック選択信号BA0 、BA1 により活性化
(イネーブル)・非活性化(ディセーブル)状態が制御
され、前記カラム選択信号CAに応じて前記セルアレイ
ブロックMCAB0、MCAB1の特定カラムのビット線を
選択するものである。
【0197】データ線DLは、前記カラムゲートCG0
、CG1 に共通に接続されており、上記カラムゲート
CG0 、CG1 を介して対応して前記セルアレイブロッ
クMCA0 、MCA1 のビット線に接続されている。
【0198】センスアンプSAは、データ読み出し時に
選択されたメモリセルからデータ線DLに読み出された
セルデータに依存した電圧をセンス増幅するものであ
る。
【0199】入出力バッファIOBは、センスアンプS
Aの出力データを入出力ピンIOから外部に出力するも
のである。
【0200】書込み負荷回路PGMLは、データ書込み
時に前記入出力ピンIOから入力された書込みデータに
よって制御され、"0" 書込み時にはデータ線DLを5V
に、"1" 書込み時にはデータ線DLを0Vにバイアスす
るものである。
【0201】コマンド制御回路CMDは、コントロール
ピンCTLおよび前記入出力ピンIOピンの入力によっ
て、書込み・消去・読み出しなどの各動作モードが指定
され、前記ロウアドレスデコーダRADおよびカラムア
ドレスデコーダCADにモード制御信号を出力するもの
である。
【0202】書込み高電圧切換回路SWは、通常の書込
み時には書込み昇圧回路WBの昇圧出力を選択し、書込
みテスト時には書込みテスト用外部端子TESTに外部
から印加される書込み高電圧を選択し、所要の内部回路
へ供給するものである。
【0203】図20は、図19中の2つのセルアレイブ
ロックMCA0 、MCA1 と、2つのカラムゲート(列
選択トランジスタおよびブロック選択トランジスタ)の
一例を概略的に示す。
【0204】ここでは、図示を簡略化するため、セルア
レイブロックMCA0 は、同一行の2個のセルと、同一
行のセルの各制御ゲートに共通に連なるワード線WL0
と、同一カラムのセルに共通に連なるビット線を代表的
に示しており、あるカラムの1個のセルにCell0 、ビッ
ト線にBL0 の符号を付している。
【0205】そして、上記セルアレイブロックMCA0
に対応するカラムゲートは、カラム選択信号Y0 、Yn
により選択される2カラム分を代表的に示しており、各
カラムはビット線に直列に列選択トランジスタCSおよ
びブロック選択信号BA0 により選択されるブロック選
択トランジスタBSが接続されている。
【0206】同様に、セルアレイブロックMCA1 は、
同一行の2個のセルと、同一行のセルの各制御ゲートに
共通に連なるワード線WL1 と、同一カラムのセルに共
通に連なるビット線を代表的に示しており、あるカラム
の1個のセルにCell1 、ビット線にBL1 の符号を付し
ている。
【0207】そして、上記セルアレイブロックMCA1
に対応するカラムゲートは、カラム選択信号Y0 、Yn
により選択される2カラム分を代表的に示しており、各
カラムはビット線に直列に列選択トランジスタCSおよ
びブロック選択信号BA1 により選択されるブロック選
択トランジスタBSが接続されている。
【0208】図21は、図19の回路における2つのロ
ウデコーダRD0 、RD1 を選択制御するために設けら
れたロウメインデコーダRMDと、2つのセルアレイブ
ロックMCA0 、MCA1 と、2つのカラムゲート(列
選択トランジスタおよびブロック選択トランジスタ)C
G0 、CG1 の一例を概略的に示す。
【0209】ここでは、図示を簡略化するため、セルア
レイブロックMCAB0は、一行、一列分のセルCell0
と、ワード線(サブワード線)のうちの1本WL0 と、
ビット線のうちの1本BL0 を代表的に示している。
【0210】カラムゲートCG0 は、上記ビット線BL
0 に直列に接続されている列選択トランジスタCSおよ
びブロック選択トランジスタBSを代表的に示してい
る。
【0211】そして、ロウデコーダRD0 は、1本のブ
ロック選択信号線(カラムゲート選択信号線)BA0
と、このブロック選択信号線BA0 と前記セルアレイブ
ロックMCA0 の各サブワード線との間にそれぞれ対応
して挿入接続されたCMOSトランスファゲート(代表
的に1個のみ示している)TGと、前記セルアレイブロ
ックMCA0 の各サブワード線と接地ノードとの間に各
対応して挿入接続されたノイズキャンセラー用のNMO
SトランジスタNTとを有する。
【0212】同様に、セルアレイブロックMCAB1は、
一行、一列分のセルCell1 と、ワード線(サブワード
線)のうちの1本WL1 と、ビット線のうちの1本BL
1 を代表的に示している。
【0213】カラムゲートCG1 は、上記ビット線BL
1 に直列に接続されている列選択トランジスタCSおよ
びブロック選択トランジスタBSを代表的に示してい
る。
【0214】そして、ロウデコーダRD1 は、1本のブ
ロック選択信号線(カラムゲート選択信号線)BA1
と、このブロック選択信号線BA1と前記セルアレイブ
ロックMCA1 の各ワード線との間にそれぞれ対応して
挿入接続されたCMOSトランスファゲート(代表的に
1個のみ示している)TGと、前記セルアレイブロック
MCAB0の各サブワード線と接地ノードとの間に各対応
して挿入接続されたノイズキャンセラー用のNMOSト
ランジスタNTとを有する。
【0215】ロウメインデコーダRMDは、2ビットの
内部ロウアドレス信号RAi、RAjをデコードし、そ
のデコード出力(相補的なロウメインデコード信号Mi
j、/Mij)により2つのセルアレイブロックMCA0
、MCA1 における各対応するサブワード線に挿入接
続されているCMOSトランスファゲートTGを選択制
御し、一方のロウメインデコード信号/Mijにより2つ
のセルアレイブロックMCA0 、MCA1 のサブワード
線に各対応して接続されたノイズキャンセラー用のNM
OSトランジスタNTを駆動制御する。
【0216】上記第8実施例のNOR型フラッシュメモ
リにおいては、データの読み出し/書込み/消去時に
は、一方のセルアレイブロックMCA0 またはMCA1
内のセルの1個または複数個を同時に選択し、書込みテ
スト時には、前記2つのセルアレイブロックMCA0 、
MCA1 内のセルの1個または複数個を同時に選択する
ように制御される。
【0217】図22は、図21の回路の動作のうち、通
常の書込み動作/書込みテスト動作に係る信号波形の一
例を示している。
【0218】第8実施例に係るNOR型フラッシュメモ
リの通常の書込み動作では、ブロックアドレス信号BA
0 、BA1 は一方が選択、他方が非選択状態に制御され
る。これにより、選択状態の一方のブロック内のセルが
選択され、非選択状態の他方のブロックのセルは全て非
選択状態にある。
【0219】即ち、通常の書込み時に、例えばセルアレ
イブロックMCA0 のセルCell0 が書込み対象のセルで
ある場合には、前記セルアレイブロックMCA0 を選択
するために、ブロック選択信号BA0 は活性状態
(“H”)になるが、他のブロック選択信号BA1 は非
活性状態(“L”)になる。
【0220】そして、前記セルCell0 のゲートを選択す
るために、ロウメインデコード信号Mijのうちでサブワ
ード線WL0 、WL1 に対応する信号M00は“H”にな
るが、それ以外の信号Mijは“L”となる。この場合、
サブワード線WL0 は前記ブロック選択信号BA0 が
“H”であるので選択されるが、サブワード線WL1 は
前記ブロック選択信号BA1 が“L”であるので選択さ
れない。
【0221】また、前記セルCell0 のドレインを選択す
るために、カラム選択信号のうちで前記ビット線BL0
に対応する信号Y0 は活性状態(“H”)になるが、そ
れ以外の信号は非活性状態(“L”)になる。
【0222】つまり、2つのセルアレイブロックMCA
B0、MCAB1の同一カラムアドレスのビット線(本例で
はBL0 、BL1 )のうち、セルアレイブロックMCA
0 のビット線BL0 はブロック選択信号BA0 およびカ
ラム選択信号Y0 によって選択されてデータ線DLに接
続されるが、セルアレイブロックMCA1 のビット線B
L1 は選択されない。
【0223】したがって、セルアレイブロックMCA0
における選択ビット線BL0 に接続されている選択セル
Cell0 は、ドレインが書込み負荷回路PGMLによって
バイアスされ、ゲート(サブワード線WL0 )が選択さ
れているので、データを書込むことができる。
【0224】一方、書込みテスト時には、ブロック選択
信号BA0 、BA1 はそれぞれ選択状態にされ、ロウデ
コーダRD0 、RD1 はロウデコーダ選択信号RA0 、
RA1 によってそれぞれ活性化され、ロウアドレス信号
に対応してセルアレイブロックMCA0 、MCA1 の同
一行のサブワード線(本例ではWL0 、WL1 )を選択
する。
【0225】また、2つのセルアレイブロックMCA0
、MCA1 の同一カラムアドレスのビット線(本例で
はBL0 、BL1 )は、ブロック選択信号BA0 および
カラム選択信号Y0 によって選択されるとともにブロッ
ク選択信号BA1 およびカラム選択信号Y0 によって選
択され、それぞれデータ線DLに接続される。
【0226】したがって、セルアレイブロックMCA0
、MCA1 における選択ビット線BL0 、BL1 に接
続されている選択セルCell0 、Cell1 は、それぞれドレ
インが書込み負荷回路PGMLによってバイアスされ、
ゲート(サブワード線WL0 、WL1 )が選択されてい
るので、それぞれテストデータを同時に書込むことがで
きる。
【0227】この時、各アレイブロックMCAB0、MC
AB1毎に、ウエルドライバWD0 、WD1 からウエル配
線Well0、Well1(ソース線やウエル線)に0Vが供給
されているので、ソース線電位の浮きやウエル電位の浮
きの問題は生じない。
【0228】その結果、従来と比べて同時書込みが可能
なビット数を増やすことができるので、書込みテスト時
間をブロックの数に反比例して短縮できる。従って、大
容量メモリでより顕著になる書込みテスト時間の増加を
抑えることが可能となる。
【0229】図23は、上記第8実施例に係るNOR型
フラッシュメモリにおける同時書込みビット数と臨界ソ
ース線電圧Vc との関係を実線で示し、比較のために従
来のNOR型フラッシュメモリにおける同時書込みビッ
ト数と臨界ソース線電圧Vcとの関係を点線で示してい
る。
【0230】図23から分かるように、第8実施例のN
OR型フラッシュメモリによれば、同時書込みするメモ
リセルのセルアレイブロック数を複数(N)倍に拡大さ
せるので、同時に書込み可能なビット数を従来例のビッ
ト数BのN倍に増やすことができるようになり、書込み
テスト時間を短縮することができる。
【0231】また、単一ブロック中の同時書込みビット
数を増やすだけでなく、複数ブロックを同時に選択する
(この場合、ブロック選択信号BA0 、BA1 をそれぞ
れ“H”にする)ことによって、臨界ソース線電圧Vc
に達する同時書込みビット数をブロック数倍に増加させ
ることができる。
【0232】なお、第8実施例はNOR型フラッシュメ
モリを例にとって説明したが、テスト時間がより重要に
なる多値メモリやこれらの不揮発性メモリを混載するロ
ジックデバイスにも有効である。また、書込みテスト動
作に限ることなく、通常の書込み動作において複数のセ
ルアレイブロックへの同時書込みを行うことも可能にな
る。
【0233】
【発明の効果】上述したように本発明の不揮発性半導体
メモリによれば、同一セルアレイブロックの複数のメモ
リセルに対してビット幅分の書込みビットを書き込む
際、書込みが進行するにつれて書込みビット数を増やす
ように書き込むことにより、書込み時間を短縮でき、書
込み電圧用昇圧回路で必要とする面積と消費電流を抑制
することができる。
【0234】また、本発明の不揮発性半導体メモリによ
れば、選択されたセルアレイブロックを細分割してシリ
アルに消去することにより、一括消去する場合のバンド
間トンネル電流の初期値よりも消去電圧用昇圧回路の供
給電流を減少させることができ、消去電圧用の昇圧回路
で必要とする面積と消費電流を抑制することができる。
【0235】また、本発明の不揮発性半導体メモリによ
れば、同時に書込めるビット数の制約を緩和でき、例え
ばデータ書込みテスト時間を短縮でき、テストコストを
抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係るNOR型フラッシュメモリの
書込み制御パルス信号の波形の一例を示す図。
【図2】図1に示したシーケンスで書込み制御パルス信
号を生成するための書込み制御パルス生成回路の一例を
示す回路図。
【図3】図1に示したシーケンスで書込み制御パルス信
号を生成するための書込み制御パルス生成回路の一例を
示す回路図。
【図4】第2実施例に係るNOR型フラッシュメモリに
おける1つのセルアレイブロックおよびそれに対応する
ロウデコーダの構成の一例を示すブロック図。
【図5】図4中のロウデコーダブロックを構成するロウ
デコーダの1個分の一例を示す図。
【図6】図5のロウデコーダRDにプリデコード信号を
供給するためのVCGl プリデコーダ回路、GAm プリ
デコーダ回路およびGBn プリデコーダ回路の一例を示
す図。
【図7】図6中の内部ロウアドレス信号を生成する回路
の1個分、内部ロウアドレス信号を生成する回路の1個
分、それに関連するクロック信号供給用のバイナリカウ
ンタ回路を示す図。
【図8】図4に示したNOR型フラッシュメモリにおけ
るセルアレイブロックの消去動作に係る信号波形の一例
を示す図。
【図9】第3実施例に係るセルアレイブロックの消去動
作に係る信号波形の一例を示す図。
【図10】第4実施例に係るNOR型フラッシュメモリ
のセルアレイブロックとそれに対応するロウデコーダア
レイを示す図。
【図11】図10中のセルアレイブロックの消去動作に
係る信号波形の一例を示す図。
【図12】図10中の2本のソース線を選択するための
ソースデコーダの一例を示す回路図。
【図13】第5実施例に係るNOR型フラッシュメモリ
のセルアレイブロックとそれに対応するロウデコーダア
レイを示す図。
【図14】図13中のセルアレイブロックの消去動作に
係る信号波形の別の例を示す図。
【図15】図13中の2本のソース線を選択するための
ソースデコーダの一例を示す回路図。
【図16】第6実施例に係るNOR型フラッシュメモリ
のセルアレイブロックとそれに対応するロウデコーダア
レイを示す図。
【図17】図16中のセルアレイブロックの消去動作に
係る信号波形の一例を示す図。
【図18】第7実施例に係るセルアレイブロックの消去
動作に係る信号波形の一例を示す図。
【図19】第8実施例に係るNOR型フラッシュメモリ
の一例を示す図。
【図20】図19中の2つのセルアレイブロックと2つ
のカラムゲートの一例を概略的に示す回路図、
【図21】図19中のロウデコーダ、セルアレイブロッ
ク、カラムゲートの接続関係の一例を示す回路図。
【図22】図21の回路の動作のうち通常の書込み動作
/書込みテスト動作に係る信号波形の一例を示す図。
【図23】第8実施例に係るNOR型フラッシュメモリ
における同時書込みビット数と臨界ソース線電圧との関
係を示す図。
【図24】NOR型フラッシュメモリのメモリセル単体
の一例について平面パターンおよび断面構造を概略的に
示す図。
【図25】図24に示したメモリセルの複数個がマトリ
クス状に配置されたメモリセルアレイの一例を示す図。
【図26】複数ビット構成のNOR型フラッシュメモリ
におけるセルアレイブロックの一部と関連する周辺回路
の一部を示す図。
【図27】NOR型フラッシュメモリにおけるメモリセ
ルの書込み時間対閾値電圧変化特性を示す図。
【図28】NOR型フラッシュメモリにおけるメモリセ
ルの書込み時間対書込み電流(ドレイン電流)変化特性
を示す図。
【図29】書込み電圧用昇圧回路の面積と消費電流を低
減する方法として考えられる書込み信号波形の一例を示
す図。
【図30】NOR型フラッシュメモリにおけるメモリセ
ルの消去時間対閾値電圧変化特性を示す図。
【図31】NOR型フラッシュメモリにおけるメモリセ
ルの消去時間対消去電流(ソース電流)変化特性を示す
図。
【図32】従来のNOR型フラッシュメモリにおけるセ
ルアレイブロックの回路構成の一例を概略的に示す図。
【符号の説明】
BLi …ビット線、 CS…列選択トランジスタ、 CT…ビット線電位クランプ用トランジスタ、 DL…データ線、 LT…ビット線負荷トランジスタ、 SA…センスアンプ、 WT…書込みトランジスタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 誠司 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内 (72)発明者 森 誠一 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内 (72)発明者 栗山 正男 神奈川県川崎市幸区堀川町580番1号 株 式会社東芝半導体システム技術センター内 (72)発明者 大塚 伸朗 神奈川県川崎市幸区堀川町580番1号 株 式会社東芝半導体システム技術センター内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のワード線と、 複数のビット線と、 ソース線と、 それぞれゲート電極、ドレイン電極、ソース電極を有
    し、前記ゲート電極は前記複数のワード線のうちの1つ
    のワード線に接続され、前記ドレイン電極は前記複数の
    ビット線のうちの1つのビット線に接続され、前記ソー
    ス電極は前記ソース線に接続された複数の不揮発性のメ
    モリセルと、 データの書込みに際して、前記複数のワード線のうち任
    意の1つのワード線を選択するとともに前記複数のビッ
    ト線のうちの複数グループの各1本のビット線を同時に
    選択可能なセル選択回路と、 前記複数グループのビット線にそれぞれ接続されたトラ
    ンジスタと、 前記セル選択回路により同時に選択される複数のメモリ
    セルに対して複数ビットのデータを書き込む時に、書込
    みの進行につれて書込みビット数を増やしていく書込み
    手段とを具備したことを特徴とする不揮発性半導体メモ
    リ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の不揮発性半導体メモリに
    おいて、 前記書込み手段は、前記同時に選択される複数のメモリ
    セルをN(≧2)区分し、各区分のメモリセルを単位と
    してそれぞれ第1の時間ずつシリアルに書き込む第1の
    書込み期間と2区分以上のメモリセルを単位としてそれ
    ぞれ第2の時間ずつシリアルに書き込む第2の書込み期
    間との少なくとも2つの期間に分けてデータを書き込む
    ことを特徴とする不揮発性半導体メモリ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の不揮発性半導体メモリに
    おいて、 前記第2の時間が前記第1の時間よりも長いことを特徴
    とする不揮発性半導体メモリ。
  4. 【請求項4】 請求項2または3記載の不揮発性半導体
    メモリにおいて、 前記第1の書込み期間は、メモリセルの書込み電流が初
    期値から略半減するまでの時間であることを特徴とする
    不揮発性半導体メモリ。
  5. 【請求項5】 複数のワード線と、 複数のビット線と、 1つのソース線と、 それぞれゲート電極、ドレイン電極、ソース電極を有
    し、前記ゲート電極は前記複数のワード線のうちの1つ
    のワード線に接続され、前記ドレイン電極は前記複数の
    ビット線のうちの1つのビット線に接続され、前記ソー
    ス電極は前記1つのソース線に接続された複数の不揮発
    性のメモリセルと、 入力されたアドレスをプリデコードするアドレスプリデ
    コーダと、 前記プリデコードされたプリデコード信号が入力し、前
    記複数のワード線のうち任意のワード線を選択するロウ
    デコーダと、 前記複数のメモリセルに記憶されているデータの消去に
    際して、前記ロウデコーダおよび複数のワード線をそれ
    ぞれ第1乃至第N(≧2)のロウデコーダブロックおよ
    び第1乃至第Nのワード線ブロックにN分割し、前記第
    1乃至第Nのワード線ブロックを個別に選択して第1乃
    至第Nの消去動作に時分割してデータ消去を行う消去手
    段とを具備し、 前記消去手段は、前記ソース線を所定の電位に設定し、
    前記第1乃至第Nのワード線ブロックのうちから選択し
    た選択ワード線ブロックに対応する選択ロウデコーダブ
    ロック内の全てのロウデコーダを選択状態にするように
    前記プリデコード信号を選択論理にして選択ワード線ブ
    ロックの全てのワード線の電位を前記ソース線電位に対
    して第1の負電圧にし、かつ前記選択ロウデコーダブロ
    ックを除く非選択ロウデコーダブロック内の全てのロウ
    デコーダを非選択状態にするように前記プリデコード信
    号を非選択論理にして前記選択ワード線ブロックを除く
    非選択ワード線ブロックの全てのワード線の電位を前記
    ソース線電位に対して第1の負電圧より絶対値の小さい
    第2の電圧に設定することを特徴とする不揮発性半導体
    メモリ。
  6. 【請求項6】 複数のワード線と、 複数のビット線と、 1つのソース線と、 それぞれゲート電極、ドレイン電極、ソース電極を有
    し、前記ゲート電極は前記複数のワード線のうちの1つ
    のワード線に接続され、前記ドレイン電極は前記複数の
    ビット線のうちの1つのビット線に接続され、前記ソー
    ス電極は前記1つのソース線に接続された複数の不揮発
    性のメモリセルと、 入力されたアドレスをプリデコードするアドレスプリデ
    コーダと、 前記プリデコードされたプリデコード信号が入力し、前
    記複数のワード線のうち任意のワード線を選択するロウ
    デコーダと、 前記複数のメモリセルに記憶されているデータの消去に
    際して、前記ロウデコーダおよび複数のワード線をそれ
    ぞれ第1乃至第N(≧2)のロウデコーダブロックおよ
    び第1乃至第Nのワード線ブロックにN分割し、前記第
    1乃至第Nのワード線ブロックを個別に選択して第1乃
    至第Nの消去動作に時分割してデータ消去を行った後、
    全てのワード線ブロックを選択して同時にデータを消去
    する消去手段とを具備し、 前記消去手段は、 前記第1乃至第Nのワード線ブロックのうちから個別に
    選択した選択ワード線ブロックのデータを消去する際、 前記ソース線を所定の電位に設定し、選択ワード線ブロ
    ックに対応する選択ロウデコーダブロック内の全てのロ
    ウデコーダを選択状態にするように前記プリデコード信
    号を選択論理にして選択ワード線ブロックの全てのワー
    ド線の電位を前記ソース線電位に対して第1の負電圧に
    し、かつ前記選択ロウデコーダブロックを除く非選択ロ
    ウデコーダブロック内の全てのロウデコーダを非選択状
    態にするように前記プリデコード信号を非選択論理にし
    て前記選択ワード線ブロックを除く非選択ワード線ブロ
    ックの全てのワード線の電位を前記ソース線電位に対し
    て第1の負電圧より絶対値の小さい第2の電圧に設定
    し、 前記全てのワード線ブロックを選択して同時にデータを
    消去する際、 前記ソース線を所定の電位に設定したまま、全てのロウ
    デコーダブロック内の全てのロウデコーダを選択状態に
    するように前記プリデコード信号を選択論理にして全て
    のワード線ブロックの全てのワード線の電位をソース線
    電位に対して第1の負電圧に設定することを特徴とする
    不揮発性半導体メモリ。
  7. 【請求項7】 複数のワード線と、 複数のビット線と、 複数のソース線と、 それぞれゲート電極、ドレイン電極、ソース電極を有
    し、前記ゲート電極は前記複数のワード線のうちの1つ
    のワード線に接続され、前記ドレイン電極は前記複数の
    ビット線のうちの1つのビット線に接続され、前記ソー
    ス電極は前記複数のソース線のうちの1つのソース線に
    接続された複数の不揮発性のメモリセルと、 入力されたアドレスをプリデコードするアドレスプリデ
    コーダと、 前記プリデコードされたプリデコード信号が入力し、前
    記複数のワード線のうち任意のワード線を選択するロウ
    デコーダと、 前記複数のメモリセルに記憶されているデータの消去に
    際して、前記複数のソース線を第1乃至第N(≧2)の
    ソース線に分割し、前記第1乃至第Nのソース線を個別
    に選択して第1乃至第Nの消去動作に時分割してデータ
    消去を行う消去手段とを具備し、 前記消去手段は、全てのロウデコーダを選択状態にする
    ように前記プリデコード信号を選択論理にして全てのワ
    ード線を所定の電位に設定し、前記第1乃至第Nのソー
    ス線のうちから個別に選択した選択ソース線の電位を前
    記ワード線の電位に対して第1の正電圧にし、かつ前記
    選択ソース線を除く非選択ソース線の電位を前記ワード
    線の電位に対して第1の正電圧より絶対値の小さい第2
    の電圧に設定することを特徴とする不揮発性半導体メモ
    リ。
  8. 【請求項8】 複数のワード線と、 複数のビット線と、 複数のソース線と、 それぞれゲート電極、ドレイン電極、ソース電極を有
    し、前記ゲート電極は前記複数のワード線のうちの1つ
    のワード線に接続され、前記ドレイン電極は前記複数の
    ビット線のうちの1つのビット線に接続され、前記ソー
    ス電極は前記複数のソース線のうちの1つのソース線に
    接続された複数の不揮発性のメモリセルと、 入力されたアドレスをプリデコードするアドレスプリデ
    コーダと、 前記プリデコードされたプリデコード信号が入力し、前
    記複数のワード線のうち任意のワード線を選択するロウ
    デコーダと、 前記複数のメモリセルに記憶されているデータの消去に
    際して、前記複数のソース線を第1乃至第N(≧2)の
    ソース線に分割し、前記第1乃至第Nのソース線を個別
    に選択して第1乃至第Nの消去動作に時分割してデータ
    消去を行った後、全てのメモリセルに対して同時にデー
    タを消去する消去手段とを具備し、 前記消去手段は、 前記第1乃至第Nのソース線のうちから個別に選択して
    データを消去する際、全てのロウデコーダを選択状態に
    するように前記プリデコード信号を選択論理にして全て
    のワード線を所定の電位に設定し、前記第1乃至第Nの
    ソース線のうちから個別に選択した選択ソース線の電位
    を前記ワード線の電位に対して第1の正電圧にし、かつ
    前記選択ソース線を除く非選択ソース線の電位を前記ワ
    ード線の電位に対して第1の正電圧より絶対値の小さい
    第2の電圧に設定し、 前記全てのメモリセルに対して同時にデータを消去する
    際、 全てのワード線を所定の電位に設定したまま、全てのソ
    ース線の電位を前記ワード線の電位に対して第1の正電
    圧に設定することを特徴とする不揮発性半導体メモリ。
  9. 【請求項9】 複数のワード線と、 複数のビット線と、 複数のソース線と、 それぞれゲート電極、ドレイン電極、ソース電極を有
    し、前記ゲート電極は前記複数のワード線のうちの1つ
    のワード線に接続され、前記ドレイン電極は前記複数の
    ビット線のうちの1つのビット線に接続され、前記ソー
    ス電極は前記複数のソース線のうちの1つのソース線に
    接続された複数の不揮発性のメモリセルと、 入力されたアドレスをプリデコードするアドレスプリデ
    コーダと、 前記プリデコードされたプリデコード信号が入力し、前
    記複数のワード線のうち任意のワード線を選択するロウ
    デコーダと、 前記複数のメモリセルに記憶されているデータの消去に
    際して、前記複数のワード線を第1乃至第M(≧2)の
    ワード線ブロックに分割するとともに前記複数のソース
    線を第1乃至第N(≧2)のソース線に分割し、前記第
    1乃至第Mのワード線ブロックの個別選択と第1乃至第
    Nのソース線の個別選択との組合わせに依存する第
    (1、1)乃至第(M、N)のブロックを個別に選択し
    て第(1、1)乃至第(M、N)の消去動作に時分割し
    てデータ消去を行う消去手段とを具備し、 前記消去手段は、 選択ワード線ブロックに対応する全てのロウデコーダを
    選択状態にするように前記プリデコード信号を選択論理
    にして選択ワード線ブロックの全てのワード線の電位を
    第1の電圧に設定し、非選択ワード線ブロックの全ての
    ワード線の電位を前記第1の電圧より高い第2の電圧に
    設定し、選択ソース線の電位を前記第1の電圧より高い
    第3の電圧に設定し、非選択ソース線の電位を前記第3
    の電圧より低い第4の電圧に設定することを特徴とする
    不揮発性半導体メモリ。
  10. 【請求項10】 複数のワード線と、 複数のビット線と、 複数のソース線と、 それぞれゲート電極、ドレイン電極、ソース電極を有
    し、前記ゲート電極は前記複数のワード線のうちの1つ
    のワード線に接続され、前記ドレイン電極は前記複数の
    ビット線のうちの1つのビット線に接続され、前記ソー
    ス電極は前記複数のソース線のうちの1つのソース線に
    接続された複数の不揮発性のメモリセルと、 入力されたアドレスをプリデコードするアドレスプリデ
    コーダと、 前記プリデコードされたプリデコード信号が入力し、前
    記複数のワード線のうち任意のワード線を選択するロウ
    デコーダと、 前記複数のメモリセルに記憶されているデータの消去に
    際して、前記複数のワード線を第1乃至第M(≧2)の
    ワード線ブロックに分割するとともに前記複数のソース
    線を第1乃至第N(≧2)のソース線に分割し、前記第
    1乃至第Mのワード線ブロックの個別選択と第1乃至第
    Nのソース線の個別選択との組合わせに依存する第
    (1、1)乃至第(M、N)のブロックを個別に選択し
    て第(1、1)乃至第(M、N)の消去動作に時分割し
    てデータ消去を行った後、全てのメモリセルに対して同
    時にデータを消去する消去手段とを具備し、 前記消去手段は、 前記第(1、1)乃至第(M、N)のブロックを個別に
    選択してデータを消去する際、選択ワード線ブロックに
    対応する全てのロウデコーダを選択状態にするように前
    記プリデコード信号を選択論理にして選択ワード線ブロ
    ックの全てのワード線の電位を第1の電圧に設定し、非
    選択ワード線ブロックの全てのワード線の電位を前記第
    1の電圧より高い第2の電圧に設定し、選択ソース線の
    電位を前記第1の電圧より高い第3の電圧に設定し、非
    選択ソース線の電位を前記第3の電圧より低い第4の電
    圧に設定し、 前記全てのメモリセルに対して同時にデータを消去する
    際、 全てのワード線を前記第1の電圧に設定し、全てのソー
    ス線の電位を前記第3の電圧に設定することを特徴とす
    る不揮発性半導体メモリ。
  11. 【請求項11】 複数の不揮発性のメモリセルと複数の
    ワード線と複数のビット線を備えたセルアレイブロック
    を複数有するメモリコア部と、 第1のデータ書込み時には1つのセルアレイブロック内
    の複数のメモリセルに同時にデータを書込み、第2のデ
    ータ書込み時には複数のセルアレイブロック内の複数の
    メモリセルに同時にデータを書込む手段とを具備するこ
    とを特徴とする不揮発性半導体メモリ。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の不揮発性半導体メモ
    リにおいて、 前記第1のデータ書込み時が通常の書き込み時であり、
    前記第2のデータ書込み時が書き込みテスト時の書き込
    み時であることをことを特徴とする不揮発性半導体メモ
    リ。
  13. 【請求項13】 複数の不揮発性のメモリセルと複数の
    ワード線と複数のビット線を備えたセルアレイブロック
    を複数有するメモリコア部と、 1つのセルアレイブロック内の複数のメモリセルについ
    て同時にデータを消去し、複数のセルアレイブロック内
    の複数のメモリセルに同時にデータを書込む手段とを具
    備することを特徴とする不揮発性半導体メモリ。
  14. 【請求項14】 請求項11乃至13のいずれか1項に
    記載の不揮発性半導体メモリにおいて、 前記ビット線は、前記セルアレイブロック内のカラムア
    ドレスを選択指定するアドレスデコード信号と前記セル
    アレイブロックを選択指定するブロック選択信号によっ
    て選択され、 前記ワード線は、前記セルアレイブロック内のロウアド
    レスを選択指定するアドレスデコード信号と前記セルア
    レイブロックを選択指定するブロック選択信号によって
    選択されることを特徴とする不揮発性半導体メモリ。
  15. 【請求項15】 請求項10乃至14のいずれか1項に
    記載の不揮発性半導体メモリにおいて、 前記各メモリセルは、ゲート電極、ドレイン電極および
    ソース電極を有し、前記ゲート電極は前記複数のワード
    線のうちの1つのワード線に接続され、前記ドレイン電
    極は前記複数のビット線のうちの1つのビット線に接続
    され、前記ソース電極はソース線に接続され、前記ドレ
    イン電極とソース電極の間に電流を流してデータを書込
    むことを特徴とする不揮発性半導体メモリ。
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