JP2818394B2 - 集積回路記憶装置 - Google Patents

集積回路記憶装置

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JP2818394B2
JP2818394B2 JP29699995A JP29699995A JP2818394B2 JP 2818394 B2 JP2818394 B2 JP 2818394B2 JP 29699995 A JP29699995 A JP 29699995A JP 29699995 A JP29699995 A JP 29699995A JP 2818394 B2 JP2818394 B2 JP 2818394B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電圧上昇性能を有
する集積回路記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】種々の電圧で動作できる集積回路記憶装
置が製造されている。たとえば、適当なメモリチップ
は、5V±10%または3.3V±0.3Vの電源電圧
で動作できる。プログラム、消去または読出すべき単一
の不揮発性浮動ゲート・トランジスタ・メモリセルを含
む集積回路記憶装置では、ある読出し動作がセルのゲー
トに約5Vの電圧を供給する必要がある。約5Vの電圧
は、不揮発性メモリに存在している浮動ゲート・トラン
ジスタセルにおける実用最高電圧である約3Vの消去し
きい値電圧を有するセルによって、確実に検出するため
に十分なセル電流を供給するために十分である。電源電
圧が5Vである場合には、読出しに要する必要な電圧
は、電源自体から直接得ることができる。しかし、電源
電圧が公称3.3Vの場合には、求められている読出し
動作のために、4Vを越える値まで、および好ましくは
約5Vまでその電圧を高くする必要がある。これは、電
圧ブースト回路またはポンプ回路によって行うことがで
きる。電圧ブースト回路は、知られているからここでは
詳しくは説明しない。電圧ブースト回路はブースト・コ
ンデンサを含み、このブースト・コンデンサの端子間に
出力がブーストされた電圧が供給される。ブーストさせ
られるレベルは、ブースト・コンデンサの容量と、電圧
をブーストすべき電源線に接続されている容量との比に
よって決定される。この容量を減少できるとすると、そ
の比を維持して同じブーストされたレベルを与えるため
に、ブースト・コンデンサの大きさを減少できる。こう
するとチップ面積を小さくでき、電源電圧をブーストす
るために要する時間を短縮でき、電力を減少でき、かつ
回路によって発生されるチップにおけるノイズを減少で
きるという利点が得られる。
【0003】ポンプ回路も知られているから、ここでは
これ以上説明しない。簡単にいえば、ポンプ回路は,容
量結合され、ダイオードによって分離されて電圧を所要
のレベルまで逐次上昇させるいくつかの段に依存する。
それらの段は、重なり合わないクロックによって駆動さ
れる。容量減少を大きくすることは、それらの回路にと
って有利でもある。
【0004】既存のメモリアレイでは、上昇すべき電源
線は、メモリの行の全てのセルと、語線を駆動するため
の周辺回路とに接続される。したがって、電源電圧がブ
ーストさせられる時には、大きな容量が電源線に接続さ
れることになる。本発明は、それらの問題を克服するた
めに、電源電圧がブーストさせられる時に電源線に接続
される容量を減少しようとするものである。
【0005】いわゆる分割語線(DWL)アーキテクチ
ャを有するランダム・アクセス・メモリ(RAM)が知
られている。そのようなランダム・アクセス・メモリで
は、語線が独立にアドレスできる副語線に分割される。
これによって、長い語線が避けられ、それに伴う大きい
抵抗値と大きい容量とが避けられることによって記憶速
度が向上する。DWLアーキテクチャの速度の利点を利
用するために、いわゆるフラッシュメモリ、すなわち、
電気的に消去可能で、かつプログラム可能な単一浮動ゲ
ート・トランジスタセルで構成されたメモリ、にDWL
アーキテクチャを使用することが望ましい。しかし、そ
れらのメモリでは、種々の電圧レベルをセルのゲートに
供給し、副語線駆動回路を比較的簡単、したがって小型
にする際には問題が起きる。DWLアーキテクチャを用
いて速度を向上することと、求められている副語線駆動
回路が占める面積との間に、二律背反が存在することが
分かるであろう。種々の電圧をセルのゲートに供給する
ことに伴う諸問題は、ポンピングまたはブースティング
することによって電源電圧レベルを高くしなければなら
ない時には大きくなる。更に、副語線駆動回路はブース
トすべき語線の容量を増加する。
【0006】行と列に配置された複数のメモリセルを備
え、セクタの行中のセルはセクタに配置され、各セクタ
中のセルは共通のそれぞれの副ワード線に接続され、列
中のセルは共通のビット線に接続される、メモリアレイ
と、前記副ワード線にそれぞれ組合わされて、セル電圧
を組合わされている副ワード線に供給するために接続さ
れる複数の副ワード線駆動回路と、メモリ電源線に接続
されている電源電圧を前記セル電圧まで上昇させるため
の電圧上昇回路と、前記セクタの1つにおける副ワード
線の1つを選択するための行アドレッシング回路と、選
択されない1つのセクタに組合わされている副ワード線
駆動回路を前記メモリ電圧供給線から選択的に切り離す
ための制御回路と、各主ワード線は列方向の複数の副ワ
ード線駆動回路に接続される、行方向に延長する複数の
主ワード線と、前記セルのセクタにそれぞれ組合わされ
ている複数の前記副ワード線復号回路とをそなえ、前記
行アドレッシング回路は、前記複数の主ワード線の1つ
を選択するための主ワード線復号回路、および前記選択
された主ワード線に接続されている前記副ワード線駆動
回路の1つを選択するための副ワード線復号回路を有
し、各主ワード線に接続されて、列方向に延長している
前記副ワード線駆動回路が、セルの前記セクタの両側に
配置されている1つおきの副ワード線に組合わされてい
る副ワード線駆動回路に交互に重なり合ったやり方で配
置される集積回路記憶装置。
【0007】通常は、各セクタは複数の語線と、1つま
たは複数の副語線駆動回路群とを含む。
【0008】制御回路は、複数の電圧制御スイッチを備
え、各電圧制御スイッチは、副語線駆動回路の群に組合
わされて、その群中の副語線駆動回路に組合わされてい
る副語線が選択された時に、前記セル電圧を副語線駆動
回路の群に加えることが望ましい。
【0009】各電圧制御スイッチに組合わされている副
語線駆動回路が選択されない時にその電圧制御スイッチ
を開くことができるように、各電圧制御スイッチがセク
タ・イネイブル信号に応答するようにできる。
【0010】不能状態にされると、電圧制御スイッチは
副語線駆動回路の群を電源電圧に接続できる。
【0011】この集積回路記憶装置は、列方向の複数の
副語線駆動回路におのおの接続される、行方向に延長す
る複数の主語線を備えることができる。
【0012】その場合には、行アドレッシング回路は、
前記複数の主語線の1つを選択するための主語線復号回
路と、前記副語線駆動回路の群を選択するための副語線
復号回路とを備える。
【0013】各前記セクタにそれぞれ組合わされる副語
線復号回路を設けることが好ましい。
【0014】とくに有利な実施例においては、各主語線
に接続されて、列方向に延長している副語線駆動回路
を、セルの前記セクタの両側に配置されている1つおき
の副語線に組合わされている副語線駆動回路に、交互に
重なり合ったやり方で配置できる。こうすると、副語線
駆動回路のピッチが広くなり、したがって、所要の数の
副語線駆動回路を設ける際の配置問題が軽くなる。この
アーキテクチャにおいては、セルの各セクタの各側にお
ける副語線駆動回路の群に、1つの電圧制御スイッチを
組合わせることができる。このように構成することによ
って、電源線に接続される容量が一層減少する。
【0015】一実施例においては、前記電圧上昇回路
は、電圧ブースト回路と、この電圧ブースト回路と共通
メモリ電圧供給線の間に接続されたブースト・コンデン
サを備える。前記電圧ブースト回路が作動状態にある時
に、ブースト・コンデンサは前記共通メモリ電圧供給線
の電圧を電源電圧より高く上昇させる。この実施例で
は、ブースト・コンデンサはメモリアレイの幅を横切っ
て延長して、ブーストされる回路点におけるRC遅延を
最小にする。
【0016】別の実施例においては、電圧上昇回路は、
複数の電圧ブースト回路と関連するブースト・コンデン
サとを備え、セルの各セクタには、少なくとも1つの電
圧ブースト回路とブースト・コンデンサとが組合わされ
る。その場合には、各ブースト・コンデンサは、それの
電圧ブースト回路と前記セクタの副語線駆動回路の群と
の間に接続される。この実施例では、前の実施例におけ
るアレイの幅方向に延長する単一のコンデンサが、適切
な寸法に改められた複数の個々のコンデンサで置き換え
られている。制御回路は、電源電圧を前記ブースト・コ
ンデンサに接続するために動作し、それによって、選択
されたセクタの前記ブースト・コンデンサが前記セル電
圧を選択された副語線の副語線駆動回路に供給できるよ
うにする。
【0017】前の実施例においては、ブースト中に全て
の制御回路が電源線に接続されている。これは、全容量
の大きな割合を占めることがある。この別の実施例で
は、これは解消される。
【0018】各セクタのセンス回路に組合わされている
基準回路にブーストされた電源電圧を選択的に加えるた
めに、セクタスイッチとを設けることもできる。
【0019】制御スイッチとセクタスイッチを設ける
と、ブーストされた電源電圧を受けることを意図する素
子のみを電圧ブースト回路に接続し、ブーストすべき電
圧が存在する線から他の素子を切り離すことによって、
電圧ブースト回路に関連する容量を最小にできる。前記
別の実施例においては、ブーストすべき線に接続されて
いる全ての制御回路を持たないことによって、容量減少
を一層改善する。
【0020】いわゆるDWLアーキテクチャをフラッシ
ュメモリに応用した時の別の利点が、メモリのプログラ
ミング中に生ずる。その時には、語線に接続されている
全てのセルのゲートに、12Vのプログラミング電圧が
加えられる。これの効果は、消去されるセルのしきい値
電圧が高くなることである。DWLアーキテクチャで
は、副語線がセクタごとに作動させられ、したがって、
部品の寿命全体を通じてセルがストレスを受けることが
はるかに少なくなることである。非DWLアーキテクチ
ャでは、選択されないセクタでのこのストレスを解放す
るための手段を設けなければならない。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明を詳
細に説明する。
【0022】図1は、フラッシュメモリ・アレイの回路
図である。このアレイは、行と列で延長する複数のメモ
リセルで構成される。このアレイは、n本の主語線MW
L0〜MWLnを有する。各主語線は、メモリアレイの
全幅に沿って行方向に延長する。メモリアレイは、複数
のビット線も有する。このアレイは、セクタに分割され
る。各セクタは、複数のセル列を含む。各セル列は、そ
れぞれのビット線に接続される。各セクタは、p個の列
と、対応するp本のビット線とを有する。それらのビッ
ト線は、図1に示すアレイの第1のセクタSECTOR
1に対して、BL0〜BLpで示されている。副語線が
1つのセクタの幅に沿って延長し、セクタの行の全ての
セル、この場合にはp個のセル、に接続される。アレイ
を横切って延長する、セクタの数に等しい複数の副語線
がある。各語線は、同じ行の他の語線とは独立にアドレ
スできる。これは、いわゆる分割語線(DWL)アーキ
テクチャである。また、図1のアレイでは、各主語線に
はセクタのそれぞれ4つの行を構成する4本の副語線が
組合わされる。それらの語線を、図1に示す第1のセク
タSECTOR1に対してSWL1、SWL2、SWL
3およびSWL4で示す。そうすると、主語線は4個の
セルのピッチで延長する、すなわち、各主語線の間に4
個のセルで構成されたセルがある。主語線のピッチは、
本発明にとっては重要ではなく、適当な任意のピッチを
選択できる。ピッチは、記憶装置の製造に用いる方法の
限界に制約されるだけである。とくに、以下の説明から
明らかになるように、復号するという理由から、ピッチ
2、4、8、16が有利である。各主語線MWL0ない
しMWLnには、主語線ドライバ50ないし50
組合わされる。その主語線ドライバは、簡単なCMOS
論理ドライバである。これは、直接のCMOSレベルの
みを主語線にドライブする必要がある。各副語線に、そ
れぞれの副語線ドライバが組合わされる。それらの副語
線ドライバを、副語線SWL1ないしSWLnに対し
て、それぞれ52、52、52および52で示
す。各副語線ドライバ52ないし52は、それに組
合わされている主語線ドライバ50ないし50が駆
動された時に、それらの主語線ドライバから線53を介
して、CMOS論理レベル信号を受ける。各副語線ドラ
イバ52ないし52は、ゲート電圧スイッチ12か
ら線54を介して受けた共通電源電圧Vccxから、マ
ルチプレクサ(図1には示していない)を介して得たそ
れぞれのゲート電圧信号VccxswlまたはVcc
xswlも受ける。各副語線ドライバ52ないし5
は、副語線ドライバ復号回路を介して選択できる。
アレイの各セクタに、副語線復号回路56が組合わされ
る。主語線ドライバ50ないし50を、主語線復号
回路58を介して個々に起動できる。主語線復号回路5
8は、主語線アドレス60を受ける。各副語線復号回路
56は副語線アドレス62を受け、主語線アドレス60
は行アドレス64から得られる。列方向に各主語線に組
合わされた4つの副語線が存在する場合には、副語線ア
ドレスは2ビットより成る。それらの2ビットは、行ア
ドレスの最下位の2ビットである。それらの2ビット
は、2ビットバス66を介して各副語線復号回路56に
供給される。
【0023】したがって、各副語線ドライバ回路はアド
レス信号ADDを副語線復号回路56から受け、かつ主
語線MWL信号を受ける。主語線MWL信号はアレイの
幅方向に延長し、ADD信号はアレイの全幅にわたって
延長する。
【0024】アレイの各セクタに、列復号回路68が組
合わされる。その列復号回路にビット線BL0ないしB
Lpが接続される。列復号回路68は、列アドレス70
に応答してビット線BL0ないしBLpの選択したもの
を、各セクタに組合わされている複数のセンス増幅器の
おのおのに接続する。この実施例は8ビット幅メモリで
あって、各セクタに8つのセンス増幅器が組合わされ
る。したがって、列アドレス70に応答して、列復号回
路68を介してセクタから8ビット線が選択される。そ
れらのセルからのビットは、センス増幅器によって読出
されてから、8ビットデータバス23に供給される。副
語線復号回路56は、バス72上のセクタ・イネイブル
コードに応答してセクタ選択信号SWL SELECT
を発生し、その特定のセクタをイネイブル状態にする。
選択されないセクタの列復号回路68がディスエイブル
されるように、列復号回路68はセクタ選択信号SWL
SELECTに応答する。各セクタの各センス増幅器
29には、検出中に用いられる基準電流を供給する基準
回路が組合わされる。基準回路74は、セクタスイッチ
78を介して線76上の電圧Vccrに接続される。そ
のセクタスイッチ78は、セクタ選択信号SWL SE
LECTに再び応答する。容易に分かるであろうよう
に、基準回路74は、それの基準電流をそれぞれのセク
タのセンス増幅器29に供給する。アレイのセルをプロ
グラミングするために、ビット線BL0ないしBLp
を、列復号回路68を介して、各セクタのプログラム符
号化32に選択的に接続することもできる。
【0025】ゲート電圧スイッチ12からのゲート電圧
Vccx出力は、後で詳しく説明するように、複数の種
々の電圧レベルを持つことができる。とくに、セルから
データを読出すために、約5Vの電圧が線54に存在す
ることを求められる。メモリチップが5V部品である場
合には、すなわち、電源電圧が5V±10%である場合
には、電圧Vccxはその場合には電源電圧事態から得
ることができる。しかし、メモリチップが3V部品であ
る場合には、すなわち、電源電圧が3.3V±0.3V
である場合には、線54における電圧を読出しのための
約5Vのレベルにブーストさせる必要がある。これは、
電圧ブースト回路80によって行われる。この電圧ブー
スト回路は、知られているように、ブーストされた電圧
を供給するブースト・コンデンサ82を含む。電圧ブー
スト回路はこの技術で知られているから、ここではこれ
以上説明はしない。電圧ブースト回路は、3.3V±
0.3Vの電源電圧を、読出すために適切な約5Vのレ
ベルまでブーストできる。とくに適当な電圧ブースト回
路が、本願出願人の係属中の出願に記載されている。そ
の出願の内容を、参考のためにここに含める。
【0026】電圧ブースト回路80は、線84に存在す
るブースト信号BOOSTに応答して作動させられる。
【0027】線54で達成できる電圧レベルは、ブース
ト・コンデンサ54の寸法と、線54と副語線ゲート電
圧信号線Vccxswlおよび副語線自体に接続されて
いる容量、すなわち、増加すべき全容量、との比によっ
て決定される。この増加した容量を減少できるものとす
ると、ブースト・コンデンサ82の寸法を、線54にお
ける与えられた上昇ブーストレベルに対して減少でき
る。これによってチップ面積を小さくし、電圧レベルを
ブーストするために要する時間を短縮し、電力を減少
し、ブースト回路によって発生されるチップにおけるノ
イズを減少するという利点が得られる。
【0028】これは、電圧ブースト回路80が作動して
いる時に増加すべき容量が最小に保たれるように、メモ
リセルの数と線54とに接続される副語線駆動回路の数
を最少にすることによって、ここで説明する回路で達成
される。
【0029】これを行う1つの方法を、図2の回路で示
す。この図は、アレイの第1のセクタ、とくに主語線M
WL0に組合わされている4本の副語線SWL1ないし
SWL4を示す。各副語線には、p個のフラッシュメモ
リセルFC0ないしFCpが接続される。明確にするた
めに、図2では、それらの要素を副語線SWL1に対す
るもののみを示している。以下に詳しく説明するよう
に、各フラッシュメモリセルFCは、浮動ゲートトラン
ジスタを有する。各トランジスタのゲートは副語線に接
続され、それのドレインはビット線BL0ないしBLp
にそれぞれ接続され、それのソースは電源スイッチ14
から線86に供給される電圧に接続される。各セクタ
に、2つの制御スイッチまたはマルチプレクサ88a、
88b(明確にするために図1には示していない)が組
合わされる。マルチプレクサ88aは線54に存在する
電圧Vccxを受け、作動させられた時に、その電圧を
Vccxswlとして、セクタの左側の副語線ドライ
バ52と52とに供給する。マルチプレクサ88b
は線54に存在する電圧Vccxを受け、作動させられ
た時に、その電圧をVccxswlとして、セクタの
右側の副語線ドライバ52と52とに供給する。ア
レイにq個のセクタが存在するものとすると、全部で2
q個のそのような信号Vccxswlが存在することが
わかるであろう。マルチプレクサ88aと88bとは、
セクタ選択信号SWL SELECTに応答して作動さ
せられる。そのセクタ選択信号は、バス72に存在する
セクタ・イネイブルコードから復号される。セクタの左
側と右側を選択するために、2ビットバス66のビット
のいずれかを用いる。2ビットバス6は、2本のアドレ
ス線66a、66bを有する。各アドレス線は、副語線
アドレスのそれぞれのビットを伝える。第1のアドレス
線66aは、セクタの右側または左側の副語線駆動回路
の群の間で選択するために用いるビットを伝える。第2
のアドレス線66bは、第1のアドレス線66aによっ
て選択されるセクタの側における2つの副語線ドライバ
の1つの間で選択するために用いるビットを伝える。マ
ルチプレクサ88aは、線87aにおける信号SWL
SELECTを受けるために接続され、マルチプレクサ
88bも、線87bにおける信号SWL SELECT
を受けるために接続される。マルチプレクサ88aが選
択されると、マルチプレクサ88bおよびアレイの他の
マルチプレクサは、選択されないことがわかるであろ
う。これによって、セクタの左側の副語線ドライバの群
の選択のためにマルチプレクサ88aが作動されると、
マルチプレクサ88bは作動しないようにされる。アド
レス線66aが1つの状態にある時に、セクタの同じ側
の副語線ドライバが選択されるように、副語線駆動回路
は線66aと66bとにおけるアドレス信号を復号する
ために副語線駆動回路56が構成される。明確にするた
めに、副語線駆動回路56から副語線ドライバへのアド
レス線ADDは図2では省略している。
【0030】マルチプレクサ88aと88bとは、それ
らが作動させられていない時に、選択されていない副語
線の電源電圧Vccxswl、Vccxswlをチ
ップの電源電圧Vccに保つようなものである。このよ
うにして、上昇すべき回路点の容量は選択された副語線
の容量であり、VccxswlまたはVccxswl
等にかかる負荷は、副語線ドライバと線54における
負荷とに供給する(Vccx)。マルチプレクサの詳細
については、図6を参照して後で説明する。
【0031】図2に示す回路では、電圧Vccxを3.
3V±0.3Vから約5Vまで上昇すべき時に、3V部
分に対して加えられる線84における信号BOOSTに
応答して、電圧ブースト回路80は作動させられる。
【0032】図1を再び参照して、電源電圧Vccxを
メモリアレイの読出しのためにブーストすることを求め
られたとすると、プログラムされたセルと消去されたセ
ルとを検出できるように、基準をバイアスするために、
選択されたセクタのセンス増幅器29に対する基準回路
74で電圧Vccrもブーストしなければならない。そ
の理由は、基準回路74における機能セルを用いて基準
を発生し、したがって、アレイ中のセルと同じ条件でバ
イアスしなければならないからである。セクタ基準スイ
ッチ76を用いて選択したセクタまでブーストさせられ
た電圧Vccrのみを供給するために、類似の原理を使
用できる。そのスイッチ76は、セクタ復号回路56か
ら得た線87a上のSWL SELECT信号に応答し
て、イネイブルされたセクタに対する基準回路74に、
電圧Vccrを選択的に接続する。これによって、ブー
ストされた電圧のみを求められている回路に供給し(選
択されていないセクタの基準回路中の基準セルに及ぼす
ストレスを減少する)、線76における容量を減少し、
ディスエイブルされたセクタは0Vに保たれ、線76か
ら実効的に切り離される。
【0033】Vccrをブーストさせるために、3V読
出しサイクル中にREAD−3V信号に応答するブース
ト短絡回路300によって、VccrはVccxに短絡
される。これについては、後で詳しく説明する。部品が
3.3Vの電源電圧で動作するように構成された、すな
わち、ブーストが求められそうである、読出しサイクル
中に、READ−3V信号はアクティブである。信号V
ccrがブーストすることを求められない時は、ブース
ト短絡回路300は不能状態にされる。
【0034】図2に示す回路には、共通電圧ブースト回
路80と共通ブースト・コンデンサ82とがある。図3
は、アレイの各セクタに組合わされた2つの電圧ブース
ト回路を有する、別の好適な回路装置を示す。図3は、
アレイの第1のセクタに対する主語線MWL0に組合わ
された4つの副語線SWL1ないしSWL4を示す、ア
レイの1つのセクタの簡単にした回路図を示す。図2に
示す回路と同様に、副語線復号回路56は、アドレス線
66a,66bおよびSECTOR ENABLE線7
2におけるアドレスビットを受ける。副語線ドライバ5
ないし52には、線54に存在するゲート電圧V
ccxから引き出されたエミッタそれぞれのゲート電圧
Vccxswl、またはVccxswlが供給され
る。セクタの左側に電圧ブースト回路92aが設けら
れ、この電圧ブースト回路にブースト・コンデンサ94
aが組合わされる。同様に、セクタの右側に電圧ブース
ト回路92bが設けられ、この電圧ブースト回路にブー
スト・コンデンサ94bが組合わされる。ゲート電圧V
ccxは、それぞれのマルチプレクサ96aと96bと
を介して副語線ドライバに選択的に加えられる。図2に
おけるように、それらのマルチプレクサ96aと96b
とは、セクタ復号回路56からセクタ選択信号SWL
SELECTを受ける。それらのマルチプレクサは、線
93a、93bにおけるREAD−3V信号も受ける。
電圧ブースト回路92a、92bを作動させるために、
BOOST信号が選択的に加えられる。任意の時刻に求
められる電圧ブースト回路が動作するように、BOOS
T信号は復号できる(図3に示していない手段で)。増
加する容量を最小にするために、READ−3V信号は
アレイの全てのマルチプレクサに共通に加えられて、ゲ
ート電圧Vccxを全ての信号Vccxswl、Vc
cxswl等から分離する。
【0035】この実施例は、容量増加中にVccx線5
4にかかる負荷が無くされるという利点を持つ。更に、
マルチプレクサ自体の抵抗値がもはや増加経路に存在し
ないために、増加時間が短縮される。増加容量は、副語
線ドライバへのVccxswl、Vccxswl
の回路点入力端子のそれぞれ1つに直結される。
【0036】マルチプレクサ96a、96bの動作につ
いては、後で図9を参照して説明する。個々の電圧ブー
スト回路および個々のブースト・コンデンサを設けるこ
とによって、各ブースト・コンデンサをはるかに小型に
できる。同様に、ブースト回路自体も小型にできる。図
2におけるのと同様に、図示を明確にするために、副語
線復号回路56から副語線ドライバ52ないし52
までのアドレス線ADDは、省いてある。
【0037】図3を参照して説明したブーストのやり方
は、所与のセクタに組合わされている基準回路74に供
給される電圧をブーストできるようにするために、更に
適合させる必要がある。図3に示すやり方は、セクタ内
の選択されたゲート電圧VccxswlとVccxs
wl等とをブーストさせるだけで、Vccxはブース
トさせられないから、図1のブースト・スイッチ回路3
00は使用できない。図3を参照して、セクタの各側に
基準スイッチ396、398が設けられる。それらのス
イッチは、ゲート電圧Vccxswl、Vccxsw
と基準回路74との間にそれぞれ接続される。セク
タがイネイブル状態にされると、ブーストされたゲート
電圧VccxswlまたはVccxswlの1つが
基準回路74に接続されるように、SWL復号回路56
の制御の下で、信号SWL SELECTによって2つ
の基準スイッチ396、398の一方が閉じられる。語
線に存在する電圧をブーストすることを求められないと
(すなわち、電源電圧Vccが5Vであると)、基準ス
イッチ396と398の一方を依然として閉じたままに
できて、ゲート電圧VccxswlまたはVccxs
wlにおけるVccレベルを基準回路74に供給す
る。
【0038】上記回路の別の利点は、副語線ドライバを
簡単な回路にできることである。副語線ドライバの回路
の例を、図4に示す。副語線ドライバは、Pチャネル引
上げトランジスタ100と、第1のnチャネル引下げト
ランジスタ102、および第2のnチャネル引下げトラ
ンジスタ104とを備えている。それらのトランジスタ
100、102、104は、副語線ドライバに供給され
るゲート電圧Vccxswlとアースのような基準電圧
Vssとの間に直列接続される。
【0039】信号Vccxswl、Vccxswl
等の任意の1つにおける12Vでのプログラミング・サ
イクル中は、第1の直列nチャネル装置と第2の直列n
チャネル装置とは、引上げ装置100のゲートが零であ
るとすると、その引上げ装置100に抗して引下げるた
めには十分強くはない。nチャネル装置はより強力に製
造できるが、そうするとより広い面積を使用することに
なり、これは望ましくない。したがって、pチャネル引
上げトランジスタ100は、信号NOTXPUPをそれ
のゲートに受ける。その信号は、引上げ装置100の強
さを変更するように作用する。読出しのために、引上げ
トランジスタ100が完全にオンになるように信号XP
UPは0Vに保たれる。しかし、希望によっては、読出
し中にたとえば、プログラミングのために信号XPUP
Uのレベルを変更することによって引上げ装置の強さを
変更できる。この理由は、ブーストされた容量を徐々に
放電する「隠れた」経路が選択された副語線ドライバの
pチャネル・トランジスタ100に存在するためであ
る。第1のnチャネル引下げトランジスタ102は、そ
の特定の副語線ドライバを選択する副語線復号回路から
のアドレス信号ADDをそれのゲートに受ける。この信
号ADDは、CMOSレベル信号である。第2のnチャ
ネル引下げトランジスタ104は、主語線ドライバから
CMOSレベル信号をそれのゲートに受ける。このCM
OSレベル信号が、図4にはMWLで示されている。電
圧Vccxswlと基準電圧Vssとの間に直列接続さ
れているpチャネル・トランジスタ106とnチャネル
・トランジスタ108とを有するインバータが、pチャ
ネル引上げトランジスタ100と第1のnチャネル引下
げトランジスタ102との間の回路点110に、入力N
OTSWLを有する。インバータの出力は副語線自体の
SWLである。図4に示す回路では、pチャネル引上げ
トランジスタ100とインバータのpチャネル・トラン
ジスタ106とのソースが、Vccxswlに接続され
ることに気がつくであろう。このために、インバータへ
の入力回路点110がVccxswlまで引上げられ、
選択されていない副語線の副語線ドライバ内のpチャネ
ル・トランジスタ106を完全にターンオフする。さも
なければ、ブーストされた電圧は大きく低下させられ
る。
【0040】次に図5を参照して、図2に示す本発明の
第1の実施例のマルチプレクサ88a、88bについて
説明する。各マルチプレクサは、レベル変換器302
と、第1の伝送ゲート304と、第2の伝送ゲート30
6とを有する。第1の伝送ゲート304は、VccとV
ccxswlとの間に接続される。第2の伝送ゲート3
06は、VccxとVccxswlとの間に接続され
る。Vccxswlは、ここでは場合に応じてVccx
swlまたはVccxswlにできる。レベル変換
器302は、入力端子305と、第1の出力端子307
および第2の出力端子308を有する。第1の出力端子
307に生じた出力は、第1の伝送ゲート304を制御
し、第2の出力端子308に生じた出力は、第2の伝送
ゲート306を制御する。第1の伝送ゲート304は、
SWL SELECT信号を入力として受けもする。第
2の伝送ゲート308は、インバータ310によって反
転された信号SWL SELECTを入力として受けも
する。図5のマルチプレクサは、信号SWL SELE
CTが高い時に、レベル変換器302が低い信号を出力
端子308に生じ、高い信号を出力端子307に生ず
る。出力端子308に生じた低い信号は、第2の伝送ゲ
ート306に線Vccxswlを線Vccxに接続させ
る。出力端子307に生じた高い信号は、第1の伝送ゲ
ート304に線Vccxswlを線Vccから切り離さ
せる。これとは対照的に、信号SWL SELECTが
低くなると、第1の伝送ゲート304は、線Vccxs
wlを電源線Vccに接続させ、第2の伝送ゲート30
6は、線Vccxswlを線Vccxから切り離させ
る。したがって、制御スイッチが作動させられないと、
電圧Vccxswl、Vccxswl等は電源電圧
Vccに保たれる。(選択されないセクタの副語線は、
図4の副語線駆動回路によって0Vに保たれる。)図5
に対する下記の真理値表は、これを明らかに示す。
【0041】 SWL SELECT Vccxwl 0 Vcc 1 Vccx(ブースト) したがって、セクタが選択されないとすると、信号Vc
cxwlは電源電圧Vccにある。他の任意のサイクル
においては、線Vccxの電圧、たとえば、プログラム
動作中は12V、はVccxwlに多重化される。
【0042】図6は、図5のレベル変換器302のトラ
ンジスタ回路図である。同じ回路が図8に示すレベル変
換器312、314を構成し、図9に示すレベル変換器
320、322、324を構成する。しかし、図6の参
照番号は、図5で用いている参照番号に一致する。レベ
ル変換器は、第1の入力トランジスタ400と第2の入
力トランジスタ402とを有する。第1の入力トランジ
スタ400は、レベル変換器への入力信号を入力端子3
05に受け、第2の入力トランジスタ402は、レベル
変換器への入力信号がインバータ405によって反転さ
れたものを入力端子307に受ける。レベル変換器は、
第1の交差結合されたpチャネル・トランジスタ404
と、第2の交差結合されたpチャネル・トランジスタ4
06とを含む。レベル変換器からの相補出力が、各交差
結合されたトランジスタとそれのそれぞれの入力トラン
ジスタとの間の回路点から得られる。レベル変換器は、
入力端子305におけるCMOSレベル信号を出力回路
点307、308における信号のレベルに変換する。そ
れらのレベルは、レベル変換器回路に供給する電圧レベ
ルHVによって決定される。その後で、変換された信号
を用いて、非CMOSレベル電源、たとえば、Vpp
(12V)またはブーストレベル電源、によって電力を
供給される回路を制御できる。交差結合されたpチャネ
ル・トランジスタ404と406とは、安定状態で直流
電流を零にする。対称的な回路の利点は、相補的に変換
された回路レベルを提供することである。
【0043】次に、図7を参照してセクタ基準スイッチ
78の動作を説明する。この回路は、基準レベルを基準
回路へ送る。その基準レベルは、図6のレベル変換器に
おける小さい変動である。基準回路が4つあるとする
と、4つのスイッチのうちの3つが、セクタ選択信号S
WL SELECTに接続されている入力回路点902
に0Vを有し、したがって、出力回路点904における
信号HVOUTも0Vであり、そのために基準回路はデ
ィスエイブルされている。選択されたスイッチは、回路
点902にたとえば5Vを持ち、基準回路に接続されて
いるHVOUT回路点904にたとえば5Vを持ち、ま
たはブーストされる場合には、回路点902に3Vを持
ち、HVOUT回路点904にブーストされたレベル
(5V)を持つ。したがって、トランジスタ906、9
08、910、912とインバータ914で構成された
レベル変換器とを必要とする。交差結合されたpチャネ
ル・トランジスタにnチャネル・トランジスタ916、
918を並列に付加する理由は、HVからの低い電圧を
HVOUTに送るためである。これは、基準セルをプロ
グラミングする、すなわち特徴付ける時に要求されるこ
とがある。
【0044】次に、図8を参照してブースト短絡回路3
00について説明する。このブースト短絡回路300
は、第1のレベル変換器312と第2のレベル変換器3
14とを有する。それらのレベル変換器の出力は、伝送
ゲート316を制御する。伝送ゲート316は、線Vc
cxと線Vccrとの間に接続される。第1のレベル変
換器312と第2のレベル変換器314とは、READ
−3V信号をインバータ317を介して反転したものを
受ける。READ−3V信号が高いと、第1のレベル変
換器312と第2のレベル変換器314とのそれぞれの
出力線318と320とにおける出力は低くなり、伝送
ゲート316に線Vccrを線Vccxに接続させる。
READ−3V信号が低いと、第1のレベル変換器31
2と第2のレベル変換器314とのそれぞれの出力線3
18と320とにおける出力は高くなり、伝送ゲート3
16によって線Vccrを線Vccxから切り離させ
る。その後で、線VccrはVccなどの他の何らかの
電源から駆動される。
【0045】次に、図9を参照して、図3の第2の実施
例のマルチプレクサ96aと96bとについて説明す
る。マルチプレクサ96aと96bとは、レベル変換器
320、322、324と、伝送ゲート326、328
とを有する。第1の伝送ゲート326は、線Vccxと
Vccxswlとの間に接続される。第2の伝送ゲート
328は、線VccとVccxswlとの間に接続され
る。第1の伝送ゲート326は、第1のレベル変換器3
20から線330を介して加えられる出力と、第2のレ
ベル変換器322から線332を介して加えられる出力
とによって制御される。第2の伝送ゲート328は、線
334を介して加えられる信号SWL SELECT
と、第3のレベル変換器324から線336を介して加
えられる出力とによって制御される。レベル変換器32
0と322とは、NANDゲート340の出力338を
入力として受ける。NANDゲート340は、線93に
おけるREAD−3V信号をインバータ339によって
反転したものと、信号SWLSELECTとを入力とし
て受ける。信号SWL SELECTが低くて、制御回
路が動作していないことを示す時は、線334における
低い信号と、レベル変換器324から線336に供給さ
れた低い信号が、伝送ゲート328によって線Vccx
swlを線Vccに接続させる。信号SWL SELE
CTが低い時は、NANDゲート340から線338に
供給される出力は高く、その高い信号は線330と33
2における信号を高くする。したがって、第1の伝送ゲ
ート326は、線Vccxswlを線Vccxから切り
離す。
【0046】信号SWL SELECTが高い時は、伝
送ゲート328は線Vccxswlを線Vccから切り
離す。したがって、線Vccxswlは線Vccxに接
続でき、または線93におけるREAD−3V信号の状
態に応じてブーストできる。その信号が高いと、線33
0と332における高い出力が伝送ゲート326に線V
ccxswlを線Vccxから切り離させて、線Vcc
xswlをブーストできるようにする。しかし、線93
におけるREAD−3V信号が低く、信号SWL SE
LECTが高いと、線330と332における低い出力
が、伝送ゲート326に線Vccxswlを線Vccx
に接続させる。
【0047】下の表は、図9に示す回路の動作を示す。
【0048】 SELECT READ−3V Vccx SWL 0 0 VCC 0 1 VCC 1 0 Vccx 1 1 (BOOST) したがって、動作は、READ 3Vがアクティブ(H
IGH)であるとすると、選択されたセクタにおいてV
ccxswlが分離されて、ブーストされる事を除き、
図5に示す動作と同じである。プログラムするというよ
うな他のサイクルでは、線Vccxにおける12Vは、
上記のようにして線Vccxswlに多重化される。
【0049】図10は、図5に示す伝送ゲート306の
トランジスタで構成した回路図である。図8に示す伝送
ゲート316と、図9に示す伝送ゲート326、328
と同じ伝送ゲート構造を用いる。図10に示す伝送ゲー
トは、第1の入力トランジスタ410と第2の入力トラ
ンジスタ412とを有する。それらのトランジスタはp
チャネル・トランジスタであって、それぞれのゲートに
入力308、304を受ける。それらの入力トランジス
タは、線Vccxと線Vccxswlの間に直列接続さ
れる。他の伝送ゲートを、場合に応じて種々の信号線の
間に接続できる。図10に示す回路は、伝送ゲート30
6のみを示す。この伝送ゲートは、相補nチャネル・ト
ランジスタ414、416も含む。それらのトランジス
タも、線Vccxと線Vccxswlとの間に直列接続
される。
【0050】この伝送ゲートの構成は、パスゲート機構
が、バルク接続部(bulk connection
s)がVccxとVccxswlに接続されている2つ
のPチャネル・トランジスタ410、412であるよう
なものである。そのために、VccxまたはVccxs
wlを放電するバルク共通回路点に電源が順バイアスす
るどのような条件もなしに、VccxとVccxswl
とを任意の2種類の電圧レベルにできる。pチャネル・
トランジスタ410、412の共通回路点を、電圧Vc
cxおよびVccxswlのうち低い方の電圧にバイア
スして、正しくバイアスするために、2つのnチャネル
・トランジスタ414、416を用いる。
【0051】最後に、図11を参照して、各フラッシュ
メモリ・セルFCの基本的な動作を説明する。各フラッ
シュメモリ・セルは、制御ゲートOGと、浮動ゲートF
Gと、ソースSと、ドレインDとを有する単一の浮動ゲ
ート・トランジスタ4を有する。浮動ゲート・トランジ
スタ4のソースGは、線10におけるARRAY GR
OUND信号に接続される。ソース電圧スイッチ14を
介して、線10をアース電圧VGNDまたは高い電圧V
ppにできる。電圧Vppはプログラミング電位(典型
的には12V)を表し、電圧VGNDは装置のアースを
表す。ソース電圧スイッチ14は、線34を介して電圧
Vppに接続され、線36を介して電圧VGNDに接続
される。浮動ゲート・トランジスタ4の制御ゲートCG
は、上記副語線復号回路および主語線復号回路(ブロッ
ク3で概略的に示されている)を介して、ゲート電圧ス
イッチ12に接続される。したがって、制御ゲートは、
電圧Vccxswlを受ける。ゲート電圧スイッチ12
は、線26における電源電圧Vccと、線24における
電圧Vppと、線22における電圧VGNDとから得る
ことができる電圧Vccxを供給する。ゲート電圧スイ
ッチ12とソース電圧スイッチ14とは線28における
制御信号ERASEを受け、更に、ゲート電圧スイッチ
12は線30から制御信号プログラムを受ける。浮動ゲ
ート・トランジスタ4のドレインDは、ビット線BLに
接続される。そのビット線自体は、ビット線切り替え回
路31を介して、プログラム負荷30、センス増幅器2
9、または線17における浮動接続部FLOATに接続
される。
【0052】フラッシュメモリは、3つの主動作モー
ド、すなわち、プログラムモードと、消去モードと、読
出しモードとを有する。それらの各モードについては、
図1を参照して後で説明する。たとえば、プログラム検
査、などのいくつかの他の動作モードも存在することが
当業者には理解されるであろう。しかし、この説明は背
景を示すためだけであるから、それら3つのモードにつ
いてのみ説明することにする。プログラムモードは、
「0」をメモリセルまたはメモリセルの群に書込むこと
を含み、消去モードは、全てのセルが「1」を実効的に
記憶するように、「0」を記憶している任意のセルから
「0」を除去することを含み、読出しモードはセルがプ
ログラムされているか、消去されているか、すなわち、
「0」と「1」のいずれを含んでいるか、を判定するた
めに、セルを読出すことを含む。
【0053】プログラムモード中は、線24に存在する
電圧Vppを語線8を介してトランジスタ4の制御ゲー
トCGに接続するためにゲート電圧スイッチ12が構成
されるように、線30に存在する制御信号PROGRA
Mがセットされる。線28に存在する制御信号ERAS
Eがセットされないと、線36に存在する電圧VGND
をARRAY GROUND信号線10を介してトラン
ジスタ4のソースに接続するように、ソース電圧スイッ
チ14は構成される。線6のビット線が線27を介して
プログラム負荷32に接続されるように、ビット線スイ
ッチ31は構成される。プログラム負荷32は、4Vと
8Vの間の電圧がビット線6を介してトランジスタ4の
ドレインDに加えられるようなものである。トランジス
タ4に加えられるそれらの信号の結果として、浮動ゲー
トは負に充電される。負電荷は、浮動ゲートトランジス
タのしきい値電圧を高くして、そのトランジスタの導通
度を低くする。浮動ゲートに蓄積される電荷の量は、制
御信号PROGRAMがセットされている時間と、ゲー
ト端子とドレイン端子に加えられる電圧と、トランジス
タの浮動ゲートをチャネルから分離する酸化物の厚さと
を含むいくつかの要因に依存する。更に、セルがプログ
ラムされるにつれて、浮動ゲートに蓄積されている負電
荷が電界酸化物にかかる電界を小さくして、浮動ゲート
トランジスタのしきい値電圧がある限度まで飽和するよ
うに、より多くの電荷が浮動ゲートに引き付けられなく
なる点まで小さくする。このようにして、「0」がセル
に書込まれる。通常は、いくつかのプログラムパルスを
必要とする。各パルスの後に検査サイクルが続く。
【0054】消去モード中は、線22に存在する電圧V
GNDを語線8を介してトランジスタ4の制御ゲートC
Gに接続するようにゲート電圧スイッチ12が構成され
るために、かつ線34に存在する電圧VppをARRE
Y GROUND線10を介してトランジスタ4のソー
スSに接続するようにスイッチ14が構成されるため
に、ゲート電圧スイッチ12が線28に存在する制御信
号がセットされる。線17における浮動接続部FLOA
Tが浮動するように、ビット線スイッチ31はセットさ
れる。基板中のソース領域が浮動ゲートの下になるよう
に浮動ゲートトランジスタは製造されているから、浮動
ゲートに存在するどのような負電荷も減少させられる。
浮動ゲートFGから除去される負電荷の量は、プログラ
ム動作に関連して先に説明した各種の要因に依存する。
負電荷が減少すると、浮動ゲートトランジスタのしきい
値電圧が低下して、そのトランジスタの導通度を高くす
る。このようにして、セルの状態は「1」に復帰され
る。通常は、いくつかの消去パルスを必要とすることが
ある。各消去パルスの後に検査サイクルが続く。
【0055】読出しモード中は、線28に存在する制御
信号ERASEも、線30に存在する制御信号PROG
RAMもセットされないが、線21に存在するREAD
信号はセットされる。線26に存在するVcc信号は、
ソース電圧スイッチ12によって、線Vccxと語線8
を介してトランジスタ4の制御ゲートに接続される。装
置が3V部品であるとすると、電源電圧Vccが信号V
ccxから切り離され、したがって、語線8が示してい
ない手段によってVccより高くブーストされる。線3
6に存在する電圧VGNDは、ARRAY GROUN
D信号線10を介してトランジスタ4のソースに接続さ
れる。読出し動作中は、センス増幅回路内の後述する手
段によってビット線6は約1ボルトにバイアスされる。
読出し動作中は、消去されたセル(「1」がそれに記憶
されている)の伝導度は、消去のためにビット線が接続
された時に電流がセルを流れるようなものである。プロ
グラムされたセル(「0」がそれに記憶されている)で
は、セルには電流がほとんど流れない。セルを流れる
(または流れない)電流を基準電流と比較してセルの状
態を検出する。
【図面の簡単な説明】
【図1】フラッシュメモリ回路の主な要素を示すブロッ
ク図。
【図2】本発明の第1の実施例におけるアレイの1つの
セクタを示す回路図。
【図3】本発明の第2の実施例におけるアレイの1つの
セクタを示す回路図。
【図4】副語線ドライバのトランジスタで構成したもの
の回路図。
【図5】本発明の第1の実施例のための制御スイッチの
ブロック図。
【図6】図5、図8、図9の回路に使用する変換器のト
ランジスタで構成したものの回路図。
【図7】セクタ基準スイッチのトランジスタで構成した
ものの回路図。
【図8】ブースト短絡スイッチのブロック図。
【図9】本発明の第2の実施例のための制御スイッチの
ブロック図。
【図10】図5、図8、図9の回路に使用する伝送ゲー
トのトランジスタで構成したものの回路図。
【図11】フラッシュメモリ・セルの動作を示す回路
図。
【符号の説明】
1 セクタ 12 ゲート電圧スイッチ 23 データバス 29 センス増幅器 50 主語線ドライバ 52 副語線ドライバ 56 副語線復号回路 58 主語線復号回路 68 列復号回路 74 基準回路 78 セクタ基準スイッチ 80、92 電圧ブースト回路 82 ブースト・コンデンサ 88、96 マルチプレクサ 300 ブースト短絡回路 302、312、314、320、322、324 レ
ベル変換器 304、306、326 伝送ゲート 310 インバータ 396、398 基準スイッチ MWL 主語線 SWL 副語線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11C 16/06

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】行と列に配置された複数のメモリセルを備
    え、セクタの行中のセルはセクタに配置され、各セクタ
    中のセルは共通のそれぞれの副ワード線に接続され、列
    中のセルは共通のビット線に接続される、メモリアレイ
    と、 前記副ワード線にそれぞれ組合わされて、セル電圧を組
    合わされている副ワード線に供給するために接続される
    複数の副ワード線駆動回路と、 単一電圧ブースト回路および共通メモリー電圧供給線を
    有し、前記メモリ電圧供給線に接続されている電源電圧
    を前記セル電圧まで上昇させるための電圧上昇回路と、 前記セクタの1つにおける副ワード線の1つを選択する
    ための行アドレッシング回路と、 選択されない1つのセクタに組合わされている副ワード
    線駆動回路を前記メモリ電圧供給線から選択的に切り離
    すための制御回路と、 各主ワード線は、列方向の複数の副ワード線駆動回路に
    接続される、行方向に延長する複数の主ワード線と、 前記セルのセクタにそれぞれ組合わされている複数の前
    記副ワード線復号回路とをそなえ、 前記行アドレッシング回路は、前記複数の主ワード線の
    1つを選択するための主ワード線復号回路、および前記
    選択された主ワード線に接続されている前記副ワード線
    駆動回路の1つを選択するための副ワード線復号回路を
    有し、 各主ワード線に接続されて、列方向に延長している前記
    副ワード線駆動回路が、セルの前記セクタの両側に配置
    されている1つおきの副ワード線に組合わされている副
    ワード線駆動回路に交互に重なり合ったやり方で配置さ
    れる集積回路記憶装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の集積回路記憶装置におい
    て、 前記制御回路は、複数の電圧制御スイッチを備え、 各電圧制御スイッチは副ワード線駆動回路の群に組合わ
    されて、その群中の副ワード線駆動回路に組合わされて
    いる副ワード線が選択された時に前記セル電圧を副ワー
    ド線駆動回路の群に供給する集積回路記憶装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の集積回路記憶装置におい
    て、 各電圧制御スイッチに組合わされている副ワード線駆動
    回路が選択されない時にその電圧制御スイッチを開くこ
    とができるように、その電圧制御スイッチはセクタイネ
    イブル信号に応答する集積回路記憶装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の集積回路記憶装置におい
    て、 セルの前記セクタの各側で副ワード線駆動回路に組合わ
    された電圧制御スイッチが設けられる集積回路記憶装
    置。
  5. 【請求項5】請求項1ないし4の何れかに記載の集積回
    路記憶装置において、 前記電圧上昇回路は、電圧ブースト回路とブースト・コ
    ンデンサとを備え、 前記電圧ブースト回路が作動状態にある時に、ブースト
    ・コンデンサが前記メモリ電圧供給線の電圧を電源電圧
    より高く上昇させるように、前記電源電圧端子と前記制
    御回路の間に接続されている共通メモリ電源線と前記電
    圧ブースト回路との間に前記ブースト・コンデンサが接
    続される集積回路記憶装置。
  6. 【請求項6】請求項1ないし4の何れかに記載の集積回
    路記憶装置において、 前記電圧上昇回路は、複数の電圧ブースト回路と関連す
    るブースト・コンデンサを備え、 セルの各セクタには、少なくとも1つの電圧ブースト回
    路とブースト・コンデンサとが組合わされ、 前記ブースト・コンデンサは、それの電圧ブースト回路
    と前記セクタの副ワード線駆動回路の群の間に接続さ
    れ、 前記制御回路は、電源電圧を前記ブースト・コンデンサ
    に接続するために動作し、それによって、選択されたセ
    クタの前記ブースト・コンデンサが前記セル電圧を選択
    された副ワード線の副ワード線駆動回路に供給できるよ
    うにする集積回路記憶装置。
  7. 【請求項7】請求項1ないし6の何れかに記載の集積回
    路記憶装置において、 セルの各セクタに組合わされているビット線がそのセク
    タに対するそれぞれの列復号回路に接続され、 前記列復号回路は、セクタイネイブル信号に応答して作
    動させられる集積回路記憶装置。
  8. 【請求項8】請求項7記載の集積回路記憶装置におい
    て、 各セクタごとに複数のセンス増幅器を備え、 各セクタの列復号回路は、列アドレスに応答してセクタ
    のビット線を前記センス増幅器に接続し、 前記センス増幅器は、セクタに組合わせされている基準
    回路から基準電流を受ける集積回路記憶装置。
  9. 【請求項9】請求項8記載の集積回路記憶装置におい
    て、 上昇させられた電源電圧を前記基準回路に選択的に加え
    るために、各セクタに組合わされている複数のセクタス
    イッチを備える集積回路記憶装置。
  10. 【請求項10】請求項の1ないし8の何れかに記載の集
    積回路記憶装置において、 各副ワード線駆動回路は、 前記セル電圧と基準電圧の間に直列接続されている引上
    げ装置および引き下げ装置と、 前記引上げ装置と前記引き下げ装置の間の回路点と、 副ワード線駆動回路に組合わされている副ワード線との
    間に接続されているインバータとを備える集積回路記憶
    装置。
  11. 【請求項11】請求項10記載の集積回路記憶装置であ
    って、 前記インバータは、前記セル電圧と基準電圧の間に直列
    接続されるPチャネル駆動トランジスタとnチャネル駆
    動トランジスタを備える集積回路記憶装置。
  12. 【請求項12】請求項10または11記載の集積回路記
    憶装置において、 前記引き下げ装置と前記最初に述べた引き下げ装置の間
    に直列接続された別の引き下げ装置を備え、 前記最初に述べた引き下げ装置を、前記副ワード線アド
    レッシング回路からの選択信号に応答して制御でき、 前記別の引き下げ装置は、前記主ワード線アドレッシン
    グ回路からの主ワード線選択信号に応答する集積回路記
    憶装置。
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